森見登美彦のレビュー一覧

  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

    0
    2025年08月22日
  • 熱帯

    Posted by ブクログ

    森見登美彦さんらしい、SF作品でした。一つの本から始まり、そこから自然とつながる新しい物語にのめり込んでいきました。時間軸、登場人物など複数の事象がより複雑に絡み合って不思議な世界観です。

    0
    2025年08月19日
  • 夜行

    Posted by ブクログ

    森見登美彦さんの作品らしいと感じる一方、感じ方が違う作品でもありました。怪談の要素もありながら、パラレルワールドの世界観もあり。個性的な作品です。

    0
    2025年08月15日
  • 熱帯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    去年とあるチャットアプリにて紹介?された本。
    読み終えるまでにかなり時間を費やした。
    つまらなかったわけではない。ゆっくりなのだ。

    途中から現実と空想の区別がつかなくなり振り回される感覚が楽しかった。時代も変わるし。

    結局何だったんだろ熱帯。
    思い出せない本、最後まで読めない本。
    本についての本っておもしろい設定だよね。

    0
    2025年08月09日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大学生の青春小説。ページ数も短くあっさり読み終えました。主人公の日記形式になっており、フレーズ一つひとつが面白かった。また終わり方がハッピーエンドというよりは切ない感じだったことから、これもまた青春だという気持ちになりました。

    0
    2025年08月06日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    著名人の心に残る数々のお店や、極上の一品の物語。どれも美味しそうで行ってみたいけれど、場所が伏せてあったり、行けそうにない場所だったりで、まぁたぶん行くことはないだろうけれども、やっぱり食べてみたい!そう思わせてくれる本だ。

    0
    2025年08月06日
  • 有頂天家族

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2008年本屋大賞
    森見作品を手に取るのは何作目だろう?
    森見ファンタジーワールド全開。

    主人公は京都のに暮らすタヌキで下鴨家兄弟三男「矢三郎」。モットーは「面白く生きる」。亡き父「総一郎」は狸界の頭領「偽右衛門」と呼ばれた名狸だったが人間たちの「金曜倶楽部」によって狸鍋にされてしまった。その衝撃的な死を発端に、物語は動き出す。
    父の死を受け、次期偽右衛門を目指す長男「矢一郎」と奇人肌の弟たち。それぞれが父から受け継いだ力や誇りを胸に、狸・天狗・人間が入り混じる京都で日々の珍騒動。天狗の大先生「赤玉先生」の世話や、美しくも妖しい金曜倶楽部女史「弁天」との交流、そして夷川家の「金閣」「銀閣」と

    0
    2025年08月18日
  • ペンギン・ハイウェイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学生のアオヤマくんとお姉さんを巡る不思議な体験の物語。解釈が追いついてないが、おそらくパラレルワールド的な思考の物語で、〈海〉と呼ばれる時空の裂け目的なものを修復するためになんやかんやあってお姉さんが消失…みたいな感じ。

    ませた小学生の語り口で進むこの物語は児童書的な側面がありながらわりと小難しいことを言ってたり。
    でも、森見登美彦の新たな一面を見せられつつも、期待してるのはこう言う感じじゃ無いんだよな〜、もっとふざけてほしいなあってのが本音。「四畳半神話大系」にも「夜行」にも似つかぬ新領域。

    0
    2025年07月13日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    一気読みしようと思ったが、そういった読み物ではなかった。
    少しずつ、少しずつ読んでいき、少しずつ森見さんのことを知った気になれた。(エッセイはあくまでフィクションだそうですので。)
    小説から感じられる森見さんの作家像は、アイデアが溢れてしょうがなくさぞスラスラと書きまくっているのだろうと思っていたが、真逆。

    0
    2025年07月13日
  • 宵山万華鏡

    Posted by ブクログ

    森見さんのホラーはよくわからない不思議現象が起こり、そしてそれがあまり説明されない。
    なんだろう、こういうことだろうか、どういうことだろうか、と考えながら読み進むのが、楽しい。裏を返すと、説明されたい人には不向きと言える。
    結局、人間は自分の想像力が一番恐ろしいと思う。

    0
    2025年07月13日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    思いのほか、かぐや姫の影が薄く、むしろ求婚する5人の求婚者の方が主役のようで、かぐや姫に手玉にとられる様子が滑稽で哀愁があってとてもよい。
    自分の中にあったのは絵本の「かぐや姫」が古典の「竹取物語」に上書き・バージョンアップした感じ。

    0
    2025年07月06日
  • 熱帯

    Posted by ブクログ

    読みたくてずっと積ん読にしていた本。
    やっとこ読みました。

    森見作品は結構読んでて、やっぱりあの少しふざけた森見節が大きな魅力のひとつだと思う。
    ところがどっこい、この『熱帯』はその森見節が鳴りを潜めている。
    『夜行』とかもそうだったなぁと思いつつ、それはそれで期待。

    内容は詳しく書かないけど、というか簡潔に書くのが難しい笑
    一言で言うなら不思議。
    初めて知ったけど、「入れ子構造」という書き方がされていて誰かの語りの中でまた違う誰かが語り始め、さらにその中でまた誰かが…というマトリョーシカ形式。
    少し混乱するところもあったけど面白い形式だなぁと。

    ただいろんな世界線が混じり合っていて謎や

    0
    2025年07月01日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    翁がある日、光る竹の中に見つけた可愛らしい小さな人。やがて絶世の美女に成長したかぐや姫は、言い寄る求婚者たちに無理難題を課す。恋に破れ去る男たち、そして、「その日」は近づく――千年以上も前に書かれ、読み継がれてきた異世界譚を、竹林に並々ならぬ思いを寄せる作家・森見登美彦が現代語訳した必読の一冊!

    森見さんだなあという擬音語や表現が楽しい。意訳している部分とかが後の解説で語られていて、こんなところに注目したのか、とか、5人の求婚者の特徴みたいなのが面白い。『竹取物語』は正直昔話として定着しすぎていて今更面白さを感じたりしたことはなかったけれど、こうやって新訳でたくさんの人に届くって素敵なことだ

    0
    2025年06月21日
  • 恋文の技術 新版

    Posted by ブクログ

    とにかく笑えると噂を聞いていたので
    お初の森見登美彦さん作品はこれにしたかった。

    書簡体小説で文章が小難しいのかなぁなんて思っていたけどそんなことはなく、バラエティに富んでいて、ユーモアの溢れる文章で飽きることがない。
    守田一郎目線の手紙だけでこれほどまでに登場人物の性格を表現し、また物語の情景が目に浮かぶとは…
    構成や巧みな表現、森見さんの技術には感服!
    やはりなんといっても”守田一郎”のどこか憎めない滑稽さがポイントなのだろう。
    毎度違う、宛名と署名の書き方。これには幾度となく笑いがこみあげた。

    とは言え、なんだかんだ言っても
    文通武者修行で培った技術の成果
    集大成となる最後の伊吹さん

    0
    2025年06月16日
  • ペンギン・ハイウェイ

    Posted by ブクログ

    2011年本屋大賞

    ご存じ『夜は短し歩けよ乙女』の森見登美彦作品。
    四畳半神話神話シリーズに続き森見作品を手に取った。

    私の廻りにはいなかった、将来名を残す天才は子供のころはこんな感じなんだろうなと思わせる主人公のアオヤマくんと、歯科助手の不思議なお姉さんとの物語。

    アニメ映画化されているようだ。機会があれば見て見てみようかな。

    色々研究熱心な主人公の街にペンギンの大群が現れる。嗚呼、森見ファンタジーの真骨頂。
    このペンギンは何?どこから現れたのか?研究し明らかにする主人公なのであった。

    研究熱心な主人公が地頭の良いパパから習い実践している問題解決のための3つのアプローチ。
    1. 問

    0
    2025年06月22日
  • 宵山万華鏡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    京都の実際の街並みを想像しながら読むとリアリティがあって、よりゾクゾクする。
    宵山をテーマにしたホラー。
    森見さんらしい、京都と摩訶不思議を織り交ぜた感じ。
    いつもと違うなと思うのは、各短編を読み進めるごとに、宵山の真相がわかっていくこと。若干ミステリーチックな感じが珍しいなあと思った。 

    -----ネタバレ------
    姉妹妹:宵山さんに連れ去られかける
    藤田くん:乙川くんに宵山様に処刑されるドッキリを仕掛けられる
    小長井くん:乙川くんのドッキリの助っ人バイトとして奮闘
    河野画伯:昔、娘が宵山様に連れ去られる
    ある宵山の日娘を万華鏡で見てから自分も宵山の日から抜け出せなくなる
    →娘と宵山様

    0
    2025年06月09日
  • きつねのはなし

    Posted by ブクログ

    森見登美彦さんの京都を舞台にした怪談短編集。それぞれがどこかつながるような伏線も散りばめられている。余韻を残した独特の読後感になる佳作。

    0
    2025年06月01日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    さすが!森見節が絶妙に効いていて、古典文学とは思えないくらい情景が目に浮かんで、リズミカルに読むことができた。かぐや姫、翁、求婚者の男たち、帝それぞれが最高にキャラ立ちしていて面白おかしさ増し増しだった。

    0
    2025年05月24日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    森見登美彦さんの現代語訳『竹取物語』。

    私の中で『竹取物語』って古典というよりは、おとぎ話や絵本の『かぐや姫』なのですよね。
    だからきちんと古典として『竹取物語』を読んだのは、国語の古典の授業以来かもしれません。

    森見さんらしくユーモラスに描かれていて読みやすいのではないでしょうか。

    0
    2025年05月19日
  • 宵山万華鏡

    Posted by ブクログ

    #宵山万華鏡
    #森見登美彦

    森見作品には、四畳半シリーズに代表される「愛すべき阿呆らしさ」の作品群と、「夜行」、「熱帯」等のホラー風味をまとう作品群がある。本作はどちらかといえば後者の方か。しかし両者に通底しているのは、京都という街の「異界」性。京都の夜の闇に潜むものへの畏怖が横たわっている。宵山の絢爛な混沌を楽しんでほしい。

    #読書好きな人と繋がりたい

    0
    2025年05月18日