森見登美彦のレビュー一覧

  • 聖なる怠け者の冒険

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    森見さん3作目。今回もやっぱり京都を舞台にくだらない。しかしそのくだらなさが良い。
    キャラクター達が本当に個性豊か。全員キャラが濃い(笑)。
    「僕は人間である前に怠け者です」
    小和田くんの決めセリフ。ある意味真理を得ている。
    日常生活を送る中で変な思考のドツボにハマることがあるが、そんなとき森見さん作品はそのくだらなさで救い出してくれる。いつもお世話になってます。

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    2023年11月21日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    ネタバレ

    森見ワールド全開!
    表題の走れメロスが一番好き。なるほどこれは新釈。キレイでスバラシイ友情なんて証明してやるもんかと京都中を逃げまくる主人公、原作とは真逆の関係のままお話がきれいにまとまっていてすてき。

    他の小説とも世界が繋がっているので森見さんが好きな人は好き、入り込めない人は入り込めないのかなと思ったりした。

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    2023年10月13日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    百人一首について語った小池昌代さんの解説が、僕の感性ととても一致しており、自分の感じたことを解析もしてくれた。

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    2023年10月09日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

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    森見登美彦さんのエッセイは初めて読んだ。これを読んで小説の作風はキテレツだけど基本はしっかりしていて、頭が回るから書ける作品だと思った。500頁超える本で半分までは一気に読みあとは少しずつ読み進めた。エッセイとしても読みごたえがあり面白いし、森見さんが知れてよかった。

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    2023年05月13日
  • 四畳半王国見聞録

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    短編ストーリーが終盤徐々に繋がっていく感じ。
    四畳半メンバーとか、走れメロスメンバーとかチラホラと出てくるからキャラ知ってると尚面白いかも。

    大日本凡人會の話が、やはり1番面白いかな〜
    アホらしくて、笑

    最後の方は四畳半を見過ぎで、ゲシュタルト崩壊してくる、、

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    2023年05月12日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    ファンタジーSFといった感じの小説でした。大人びたアオヤマ君とペンギンを作り出したり出来る不思議な力を持ったお姉さんとのやりとりが、掴みどころがない様で、物事の本質を突いているような気もするけど、やっぱりよく分からなくて、不思議な気分になりました。日常を描いている中に非日常があるアンバランスさが、この物語の不思議さの基なのかも知れないと思いました。いつの日かアオヤマ君とお姉さんが再会出来る日が来るのか…いや、来てほしいと願います。

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    2025年12月21日
  • 太陽と乙女(新潮文庫)

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    本人も書いているように枕元に置いておくのに最適な1冊と言えよう。

    読んでいるとすぐに猛烈な睡魔に襲われる。そんな本である。

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    2023年04月07日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    太宰治を少し違った角度から焦点を合わせた作品。

    「黄村先生言行録」「満願」「女の決闘」「走れメロス」など

    30年ぶりに読んだ走れメロスは突っ込みどころが多かった。メロスは自分勝手極まりない、勝手に妹の結婚式の日取りを決めるし、走って帰る時もわざわざバーベキューかなんかしてるところを横切るし、王様はいい王様になった感じやけどそれま惨たらしいことしているのにとも思う。
    ただこの短さと時代設定になんとなくうやむやにされてしまう。
    つまり、恥ずかしいけど感動する。
    この作品はまたタイトル勝ちなところがある。
    倒置法的に動詞を前に持ってきて主人公の名前を持ってくるのは「桐島部活やめるってよ」くらいま

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    2023年03月27日
  • 四畳半王国見聞録

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    森見登美彦の四畳半シリーズ
    今回は短編集だが数学氏や阿呆神、水玉ブリーフなど共通のモチーフがある
    どなたかのレビューにもあったが「蝸牛の角」が「熱帯」につながるか
    「大日本凡人會」が面白かった

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    2023年02月07日
  • 美女と竹林

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    女子の会話という物は、ほぼ妄想で展開していくものだと思うし、私自身も妄想癖がある方だと思う。でも、森見作品を読んでいると、いつも私の妄想なんて可愛いもんだと感心させられる。この作品は妄想エッセイ。はっきり言わせてもらうと中味はない。なのに、こんなに惹きつけられるのは、どうしてなんだろう。

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    2023年02月04日
  • 美女と竹林

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    「これからは竹林の時代であるな!」
    どうしてそうなった。
    なにがすごいって、「竹林に入って竹をきった」だけしかしていないのに1冊のエッセイになって、それで人を最後まで笑わせてくるところだと思う。竹林の時代だと思うのもすごいんだけど。

    この本の内容を圧縮して言うと、著者が竹林に分け入り、基本的に大変だという趣旨のことをブチブチ言いながら微量の竹を切り、肉か何か食べる感じだ。その日々の合間にスルリと妄想が入り込む。このスルリと入ってくる妄想が、うっかり暑い日に昼寝した時の夢くらいアクが強い。アクの強い妄想と過去の風景と竹林がグルグル回るようで、読書しながら酩酊するような思いをする森見さんの文章が

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    2022年09月23日
  • 四畳半王国見聞録

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    愛すべき阿呆の短編集。

    今までの森見作品の人物がそこかしこに登場しているので、それらを読んでから本作を読むのを推奨。

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    2022年09月14日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    作家が翻訳した作品について、テクニックや翻訳きた際の感想などを書いた本。
    てっきり作品によって翻訳された作品がたくさん読めると思っていたのですが、おそらく講演会があった際の対談した内容がそのまま本になったような形です。
    作家さんの言葉でここが好き、難しいなど書かれていてそれはそれで面白かった。

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    2022年08月13日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    森見さんの、太宰治傑作集。
    太宰治は中学の時に読んだ「走れメロス」と「人間失格」ぐらいしか馴染みがなかったので、印象がかなり変わった。
    特に気に入ったのは「畜犬談」、読み終わった後に太宰治のことがちょっと好きになっているから、ずるいと思う。
    最初の「失敗園」→「カチカチ山」→「貨幣」ぐらいまで「これは森見さんが書いたのでは?」と思ってしまうぐらい、文体もその雰囲気もよく似ていた。
    読みやすいもので読者を釣って、「ロマネスク」あたりで太宰治の世界に引き摺り込んで、「黄村先生言行録」あたりから深い沼に沈まされる感じ。
    100年程前の文章だから、読み難い所もあるし、時代錯誤で「ん?」と思う所もあった

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    2022年07月31日
  • 四畳半王国見聞録

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    長く糸が伸ばされたと思ったら、急激に巻き戻されるヨーヨーのような小説。
    ズームイン・ズームアウトが映画的で、映像映えしそう。
    その緩急についていけず、なかなか読み進められなかった。
    狭い世界をここまで拡張できるのは、さすが森見さんだなと思った。

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    2022年07月31日
  • 四畳半王国見聞録

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    モリミンは最強の文才で最高に阿呆な物語を書く。それが良い。特に大日本凡人會編が良かった。しかし!!僕は夜は短しや神話体系の方が好きだ。

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    2022年07月30日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    くだらなくてちょうどいい オーディブルにて

    真面目な話を聞き飽きたのでライトなものを聴きたくて選択

    すごくどうでもいい話で面白かった

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    2025年12月12日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    下鴨家の息子たちそれぞれの恋愛模様も進展があり、楽しく読めた。平成ぽんぽこたぬき合戦をイメージしていつも読む。

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    2022年07月19日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    ネタバレ

    古事記 712年 天武天皇の命により  池澤夏樹
     神様の血縁関係
     歴史 神話 伝説 系譜 歌謡
     なる=勝手に生まれてきたもの
     ヤマトタケル 弱いものへの共感

    日本霊異記 平安初期 日本最古の仏教説話集 伊藤比呂美
     ブロークンな漢文
     性を書く博愛主義
     くながひ=杭を交える、つっかえる(婚、愛婚) とつぐ=戸を継ぐ(交通)
     
    竹取物語 平安前期  森見登美彦
     かぐや姫が地球に来た理由は不明  
     帝さえも拒否し、世の中のルールをすべて拒否して帰っていく

    宇治拾遺物語 鎌倉初期  町田康
     原曲を再現するのではなくカバー曲、メロディーもムードも変えない
     原文から聞こえてくる音

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    2022年08月18日
  • 四畳半王国見聞録

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     無意味かつ阿呆な行動の応酬に嫌気が差してくること請け合い。ナンセンスと言われればそれまでだが、本書はデフォルト阿呆大学生の面白さを上手く昇華できていないと思う。結局三浦さんが目撃した水玉ブリーフ男は誰で(阿呆神だろうが)何をしていたのか、など消化不良のしょうもない謎が多く残る。『大日本凡人會』の数学氏と無名君がお気に入り。あと三浦さんのバカンス(ぐうたら)満喫っぷりが素敵。

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    2022年07月03日