森見登美彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
置いてかれそうで置いてかれない世界観。
読んでる感覚としては千と千尋のような物。情景や展開が凄い突飛なので何度か混乱した。
1人の視点を後輩の女の子、もう一人を男の先輩にする。そうすると、まず後輩が特殊な世界観に平然と順応している。それにより読者も「なにそれ?」っていう気持ちが「主人公が言うならそうなんだろうな」に変わる。そして読者の視点。つまり比較的に現実寄りな視点を持つ先輩の視点で見ることで、「なるほど」に変わってしまう。現実から幻想に変える手段として良い例だと思います!
ユーモアもあるんですけど、丁度通りかかったユーモアさんを捕まえて、落とし込んだような。そんな印象を受ける。そ -
Posted by ブクログ
ネタバレ非常に面白かった。
森見登美彦は雰囲気を作るのが本当に上手い。
自分と同年代の人に紹介できる作品ではない。というか、この作品を本当の意味で楽しめる年齢の人は非常に少ないのではないかと思う。
大前提として、主人公が小学生であること、登場人物の文化は小学校のそれであり、一方で、物語は抽象的で、知識や経験も求められること。
小学生が読むには難しい、中学生は精神的に小学校文化を嫌い、高校生以降になると想像力の固定化や小学校文化の忘失で、楽しめない。
小学生で主人公並に賢い、中学校の比較的早い段階でこの本を読む、大人になっても本当の意味での想像力を保ちつつ、抽象的な事柄への理解力を使用する、の3パターン -
Posted by ブクログ
面白かったですwww
ただしこれは森見作品に耐性のある方でないと
訳がわからんwwwって結果になる可能性大です。
さらに元の作品を多少なりとも・・・
せめてあらすじだけでも頭に入れておくほうが尚よろしい。
でないと森見作品に慣れてる人でも意味わからんwww
ってなります。
そして最後まで意味わからんwww
となりながらなんか面白かったという謎の読後感に襲われます。
・自意識のこじれ
・変な理屈
・どうでもいい寄り道
みたいなもんで構成されてて、
そして東大ではない、関関同立でも絶対ない。
京大だから成り立つ不思議な世界です。
特に重たいシリアスな物を読んだ後におすすめです。
どうぞ -
Posted by ブクログ
森見登美彦さんの奇っ怪で難解な、でも面白い表現が前面に出ている甘酸っぱく、もどかしい″青春″物語であると思った。話としてはとても荒唐無稽のように思えるが、登場人物の独特な言い回しや京大生(おそらく)という属性が何故か妙な説得力を帯びて見れる作品であった。小説というよりどこかRPGゲームのストーリーのようであると感じた。特に最終盤の李白への風邪の治療が印象的である。また合間合間での人物の伏線回収の仕方もRPGぽい。主人公2人の視点を切り替えながら、その二人の間を人物が行ったり来たりする。非常に斬新で面白い。しかも2人は第三者視点で語っている。おそらく喫茶店で語り合った2人は、やがて結ばれその道程
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Posted by ブクログ
ネタバレ初森見登美彦。だいぶ身構えてたけど想像より読みやすいかも
途中からやめられなくなって一気読みしてしまった
短編で読みやすいところから少しずつ怪しげな世界に連れてかれるのが気持ち良い
宵山劇場の金魚鉾の電飾とか、天狗と狸が出てくる感じとかとても有頂天家族。アニメしかみたことなかったけど、有頂天家族の小説もチャレンジしてみたいなあ
・頭の天窓を開く
・つくづく自分に満足しているという感じ
乙川のヘンテコだけど不気味さがない感じ好きだな
て思ってたのに後半ちゃんと不気味になってくるのなんでやねん笑
・伝統が台無しになっちゃったことこそものぐるほしけれ。笑
・俺はたいへんワガママだが、己のワガママ