森見登美彦のレビュー一覧

  • 四畳半神話大系

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    面白かったーーーーーーー!
    不思議な作品だった。
    これみたいにパラレルワールド的話は、他にも沢山あるけれど、どれもロジック的な脳汁が出るドーパミン系の作品が多かったように思える。それは、平行世界には現世界と決定的に違う改変が行なわれているからだと思う。この時この選択肢を取ったから、ゆくゆくはこんな最悪な世界に、、!的な。
    そういう意味では今作は全くそんなことはなく、自堕落な学生生活を送る主人公が入学時にどの選択を取っていたにせよ未来はさほど変わってはいない。
    斬新だなと思った。
    というか、残酷だなあと思った。
    どのように動いたにせよ、運命論的に人生の結末は決まっている。2本目に樋口が「人の人生

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    2026年06月06日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    初めての森見登美彦さん
    独特な言い回しに戸惑いながらも読み進めるうちにユニークな表現に笑ってしまう自分が居た

    終盤は人が町から居なくなる程の風邪が大流行し、状況がコロナと重なり過ぎて少々怖くなった

    アジカンも中村さんの絵も好きで原画まで見に行ったのになぜ今まで読んでこなかったのか…
    次の森見作品は何にしようか楽しみ

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    2026年06月07日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    有名作品のパロディ的短編小説集。
    表題の「走れメロス」だけでも読むべき!


    -----藪の中
    人の認識には結構相違があるのかもしれないと思う。自分の中に解釈としての物語が生まれる。

    -----走れメロス
    あらすじの期待など優に超えた。
    友のあり方に一石を投じる、ズギャーンと響く言葉があった。

    著者の「夜は短し〜」のネタというか設定も自然に応用されていてファンには嬉しい内容。
    (「四畳半〜」は未読のため不明)

    原典を読む時は、これを横に置いて読んでみたい。

    「山月記」「走れメロス」は大体の内容を知っていた自分からすると「藪の中」は原典を知らなくても面白かった。他二つは、よくわからなかっ

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    2026年06月01日
  • 有頂天家族

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    面白おかしく進んでいく物語、
    芯がないけどストーリーはあって、
    感想なんて書けない気がする。

    家族の物語だから、父の偉大さ、母を思う気持ち、
    兄弟の助け合い、家族の大切さが語られるが、ごった煮のような入り混じった面白さであり、好きな箇所を好きなだけ面白がったらいいと思う。

    合わない人には合わない。
    なんだってそうでしょ。僕は好きだ、それでいい。
    面白ければそれでいいよな。

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    2026年05月30日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    まだ読んでる途中。
    言い回し的に古い時代背景なのかな?と思ってたらまさかの現代!

    内容はリアルなんだけど、そのギャップがなかなか癖になって面白い。

    舞台は京都。実在する知ってるお店も出てきたり。

    まさかの下ネタ展開なのも斬新…
    昔の京都を知ってる人に喋ってたら、団体客に入ってお酒飲んでる人が本当にいたというの衝撃だった笑

    細かいところだけど、だるまが転がってくる伏線回収も良かった。
    ロマンチック•エンジン、なむなむ、オモチロイとか言葉がかわいい笑

    ずっと何言ってんねんとツッコミたくなる作品。

    学園祭、鼻毛が1メートル伸びた男性が仕事も恋人も失って転落していくドキュメンタリー気になり

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    2026年06月01日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ


    めっちゃ面白いね?
    一気に読んじゃった。
    どんでん返しからのどんでん返しって帯に書いてる小説ってあるけど予想出来ちゃって面白くない小説よくあるけど。これこそどんでん返し小説じゃない?

    違和感を感じながら読み進めて、京都が嘘だったのかと騙されて、ちょっと興醒めしてからのロンドンの話も面白くて、京都が嘘でもいいかと思ったところで京都世界に戻ってくる。

    結局どっちが真実の世界か、何が本当か正直分からないけど。
    みんなが幸せになれる方がいいんだから。ロンドンが偽物で京都が真実。これで良かったんだな。

    まさかファンタジー?SF?な内容だと思ってなかったから、途中からぐんぐん引き込まれて本当に一気

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    2026年05月26日
  • 熱帯

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    読み終える前になくなってしまって誰も読み終えたことがない謎の本をめぐる冒険。『はてしない物語』のように、話の面白さに惹き込まれているうちに物語の境界線があいまいになっていく。それで私は今誰の視点で読めばいいんだっけ?という瞬間がページが進むと増えていく。再読するなら、時間をかけずに一気に読みなさい!私!!

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    2026年05月22日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    最近は実用本ばかり買っていたので、たまには文学でもと楽天ブックスのバーゲン本から選んでみた。池澤夏樹が編んだ文学全集のことは知ってはいたが、その関連の書籍とは予想外だった。声優の池澤春菜の父上であることも知っているが、何事にもチャレンジャーであるところが好きな作家さんだ。 

    とは書きつつも、まだその作品は1冊も読んだことがない。これは、その一冊目?

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    2026年05月21日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    現実と空想の世界が滑らかに繋がっていて、日常に潜むファンタジーを違和感なく味わえた。
    それにしても、文章の質量が多いというか…世界観も、キャラクターの人間性も、細かくさまざま書かれているので、流して読むことができない!
    主人公達の恋路も、もどかしくてもどかしくて、おそるおそる読みました。

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    2026年05月19日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    相変わらず交差する話がうまくて面白かった。
    ハラハラするし冒険してる。
    ただ、シャーロックホームズの概要をそんなにしらんきもっとシリーズ見てみようと思った。

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    2026年05月17日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    理屈っぽいけど純粋な小4の少年アオヤマ君と、中性的でミステリアスなお姉さんが主人公。突然ペンギンの群れが出現する不思議な現象「ペンギン・ハイウェイ」や、森の奥で見つけた謎の球体〈海〉の調査を通し、アオヤマ君が成長していく姿を描くSF冒険譚。SFというよりはファンタジー要素強め。
    途中の〈海〉の描写が自分の空間認識能力が無さすぎが問題なのか、なかなか映像としてうまくイメージ出来なくて、読むのに時間がかかったから先にアニメを見たらよかったのかも、、、^^;
    だけど、最後はウルっときた。
    研究は、知識が増えるというだけではなくでお父さんの言うように傷つくことでもあるけど、だけど確実にアオヤマ君を成長

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    2026年05月15日
  • 熱帯

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    自分が今何を読んでるのか?
    全然わからなくなったり、なんとか理解が追いついたと思ったら状況が変わったり…
    頭も体力も使う本だった。読み甲斐はある。
    ピースを組み立てながら読むのが好きな人には向いてるかも!
    と、同時にそういう人こそうまく内容に丸め込まれて余計混乱したりたりもするのかも?

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    2026年05月12日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    素敵な黒髪の乙女が我が目の前に現れてくれまいかと、時計台を眺める御都合主義者(私)を誰か殴ってください。おともだちパンチ★★

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    2026年05月12日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    面白かった。言い回しは独特でクセがあり、ファンタジー×コメディなので合わない人がいるのも納得できる。
    感想としては、ひたすら主人公が可愛い。(先輩も可愛い)小説版オタクほいほいだな、と思うくらいには可愛らしかった。

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    2026年05月10日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    「黒髪の乙女」と「先輩」がそれぞれが体験した事や思いを語る。

    春の先斗町の夜で
    夏の古本市で
    秋の学園祭で
    冬の風邪が蔓延する京の町で

    「黒髪の乙女」は好奇心の赴くままに。
    「先輩」は恋する黒髪の乙女に「ナカメ作戦」を決行し、外堀を埋めるために。
    (ナるべく カのじょの メにとまる作戦)

    黒髪の乙女の天真爛漫さが可愛い。
    先輩の若気の至がいじらしい。
    ちょっと独特な文章が、京都の町と空気感を浮き立たせているようでした。

    そして、登場人物は癖があったり、どうしょうもなかったりするけれど、それぞれの考えがあって、みんなが一様に愛おしい。

    京都の夜、不思議で少し温かいドタバタ騒ぎにお酒片手

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    2026年05月10日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    私の知識不足で全ての作品をオリジナルと比較できたわけではないんだけど、それでもすごく読み応えがあって感動した。文体を見るだけでも、原作に対するリスペクトと愛がひしひしと伝わってきて、こうやって物語は後世に受け継がれていくのかなと感じた。
    とはいえ、森見登美彦アレンジが強すぎて、原型を留めてない箇所もあるというか、もう別作品であることは間違いない。だが、それがよかった。
    個人的には桜の森の満開の下が一番お気に入り。私の好みが安吾なのかもしれない。暗い青春も好きだったし。
    とにかく森見登美彦作品を読み漁りたくなった。そして京都に行きたい。なんなら高校からやり直して京大行きたい。

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    2026年05月07日
  • 四畳半神話大系

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    主人公がちょっと苦手なタイプで、80ページをこえるまでは読みにくかったです。
    パラレルワールドストーリーもので話全体は面白い。
    アニメ化もしてたはず、観てみようと思いました。

    (一応再読です。高校生の頃に読んだことがありました。主人公が苦手、については当時母に話していたそうです。同じようなことを言ってたわよと言われました笑)

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    2026年05月06日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    前半はシャーロックホームズへの森見登美彦なりのオマージュかと思われたが、後半の入れ子構造は『熱帯』にも通じてページをめくる手を進めてくれた。
    多分、こんなハッピーエンドを読みたいな、という著者の願望もあり、それを実際に出来てしまう森見登美彦も素晴らしい。

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    2026年05月06日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    可愛い表紙のイラストと題名に惹かれて読んでみました。
    独特でしたね〜(笑)。これが森見ワールド!
    古風な文章はクスッと笑える部分が多く、物語にどんどん引き込まれました。面白かったです。

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    2026年05月05日
  • 熱帯

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    独特の世界観を残しながらも、基礎としてる作品が違うので夜は短しや四畳半とはまた違った印象を覚えた。
    釈然としない終わりかたで謎を残したままだが、考える余地も別段ないように感じた。不思議な感覚を味わえる本だなぁと思った。
    裏町は水没するように影を落としていく。という一節が気に入った。千夜一夜物語を読んでから本作を読んだ方がもっとわかりやすくなるのかなと思ったりもした。

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    2026年05月03日