森見登美彦のレビュー一覧
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「夜は短し歩けよ乙女」が好きで何度も読んだ。この本は同じ作者ということで手に取った。
この本には、上記作品の人物やお店が登場する。彼らの人生の続きを覗き見ているようで、読んでいてワクワクした。
本の内容自体は、前半までつまらないなと思っていた。時々言い回しにクスッとすることはあったけど。
あの時こうしていたら、という「もし」の世界が、同じ「私」の視点で何度か描かれる。
3度目にもなると、またこの展開か…と途中で飽きてしまったが、最後に全ての伏線を華麗に回収して着地するのは見事だった。
読み終わって思うのは、あの独特な世界観が好きで、私もその世界の住民になりたいということ。
あと、樋口師 -
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登場人物の発話表現にとっても森見登美彦らしさを感じた、読みやすい古典新訳!
このシリーズがそもそも古典に気軽に触れるいい橋渡しになっててとても意義ある試み。
原文が読めればいいだろうけど、時代が移ろい言葉も文章表現も変遷を辿る中、やはりその時代にあった表現に新訳することで、初心者にとってのハードルが下がる。ましてや有名な作家が訳してるなら尚更。
女性(かぐや姫)を中心とした色恋沙汰で、かつコミカルな要素もあるならまさしく森見登美彦一択!
解説でどんなところに注意しながら訳していったのかもわかるし、何よりイメージしやすかった。
他のシリーズも読みたいなぁ。 -
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ネタバレ「楽しい!」をめちゃめちゃに詰め込んだかのような世界観。致死量のユーモアを浴びた。
真面目にアホするのっていいなあ。一番楽しいよなあ。
第一章は色んな場所へ飲み歩きに行く話だった。
詭弁踊り参加するのはワロた。
先輩が李白のズボン剥がしの被害にあってたのもワロた。
第一章でぐっと引き込まれた感がある。私もこんな愉快な一夜を過ごしてみたい。
第三章の学園祭もたくさん人が登場して楽しかった。
「ごはん原理主義者VSパン食連合」
「一目惚れした女性に会えるまでパンツをかえないと心に決め、下半身が病気になってしまった番長」
アホや。この大学絶対タテカンあるやろ。
局員たちが偏屈王を追っている時エロ -
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ネタバレ森見さんの作品を初めて読んだ。
「正体が分かりそうで、最後まで分からない」ところが魅力的だった。
読み始めたとき、怖いというより、まず「懐かしい」と感じた。
物語に出てくる古い家や薄暗い部屋の描写は、子どもの頃に行った両親の実家や親戚の家を思い出した。
昔の田舎の家はどこか似た造りをしていて、トイレは家の端の暗いところにあるから怖く感じたし、雨の日には床や木のサッシが湿気を含んで色濃くなり、雨音が響いていつもより寂しい雰囲気に感じた。
大人になった今なら、暗くてよく見えないから怖かったのだとか、人は暗闇で不安になりやすいのだとか、いくらでも怖く感じる理由をつけられる。
でも子どもの頃に感じて -
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ネタバレめちゃくちゃ面白かったです。
人生初めて?読後ロスになりました。
そのくらい没入してました。
地肌で感じるような感情表現や、
主人公の人間味、
絶妙にすれ違うリアリティ。
それらが没入感を増していたのかなと思います。
肝心の世界観もとても良かったです。
まずキャラクターが愛おしい、、。
主人公、ヒロインはもちろん、
羽貫さんの大人っぽさ、
樋口さんのミステリアスな感じ。
魅力的なキャラクターが多かったです。
次にワードセンスが可愛かった!
「おともだちパンチ」
「なむなむ!」
蒟蒻におともだちパンチをしたの組み合わせが可愛すぎる。
大本命の話の内容は、ウブな感じで可愛く、
それでい -
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『恋文の技術』刊行15周年記念の文庫新版。
書き下ろしの短編が別冊付録として付いてきた
お得な一冊。
やっと読むことができました( ´θ`)
書簡体小説なのですが、主人公守田くんから
回りの愛すべき阿呆な人々へ宛てた書簡が永遠に続く・・・?
春・夏・秋に起こる事件?出来事が繰り返し
文通という形式で語られます。
しかも、返信は掲載ないので想像するしかない
けど、そこは森見登美彦さん、お上手です。
守田くんの未熟な自意識が面白く、
読者がおいおい!ってつっこみたくなること
数知れず。
守田ワールド炸裂しまくります。
ストーリーはありますが
ほとんど、「◯っ◯い」についてのオハナシです。
「お -
Posted by ブクログ
ペンギンが海から陸へ上がる時に決まって同じルートを辿ること=ペンギン・ハイウェイ
突然街にペンギンが現れて、研究熱心な主人公が謎に迫っていくが、大好きなお姉さんには不思議な力があり、それが事件とどう関わっていくのか…
世の中には解かなくても良い問題がある。主人公にとってこの研究がそうなのではないか、でも同時に解かなくてはならない問題でもあった。
研究が進むに連れてその可能性に薄々気づいていくけど、問題が一つに繋がっていく時その最後の数ページがあまりにも切なくて、終わって欲しくないと思った。
とても不思議な体験をした夏休みを、まるで一緒に過ごしていたかのような気持ちにさせてくれる作品でした。
結