森見登美彦のレビュー一覧

  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    最近は実用本ばかり買っていたので、たまには文学でもと楽天ブックスのバーゲン本から選んでみた。池澤夏樹が編んだ文学全集のことは知ってはいたが、その関連の書籍とは予想外だった。声優の池澤春菜の父上であることも知っているが、何事にもチャレンジャーであるところが好きな作家さんだ。 

    とは書きつつも、まだその作品は1冊も読んだことがない。これは、その一冊目?

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    2026年05月21日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    現実と空想の世界が滑らかに繋がっていて、日常に潜むファンタジーを違和感なく味わえた。
    それにしても、文章の質量が多いというか…世界観も、キャラクターの人間性も、細かくさまざま書かれているので、流して読むことができない!
    主人公達の恋路も、もどかしくてもどかしくて、おそるおそる読みました。

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    2026年05月19日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    相変わらず交差する話がうまくて面白かった。
    ハラハラするし冒険してる。
    ただ、シャーロックホームズの概要をそんなにしらんきもっとシリーズ見てみようと思った。

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    2026年05月17日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    理屈っぽいけど純粋な小4の少年アオヤマ君と、中性的でミステリアスなお姉さんが主人公。突然ペンギンの群れが出現する不思議な現象「ペンギン・ハイウェイ」や、森の奥で見つけた謎の球体〈海〉の調査を通し、アオヤマ君が成長していく姿を描くSF冒険譚。SFというよりはファンタジー要素強め。
    途中の〈海〉の描写が自分の空間認識能力が無さすぎが問題なのか、なかなか映像としてうまくイメージ出来なくて、読むのに時間がかかったから先にアニメを見たらよかったのかも、、、^^;
    だけど、最後はウルっときた。
    研究は、知識が増えるというだけではなくでお父さんの言うように傷つくことでもあるけど、だけど確実にアオヤマ君を成長

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    2026年05月15日
  • 熱帯

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    自分が今何を読んでるのか?
    全然わからなくなったり、なんとか理解が追いついたと思ったら状況が変わったり…
    頭も体力も使う本だった。読み甲斐はある。
    ピースを組み立てながら読むのが好きな人には向いてるかも!
    と、同時にそういう人こそうまく内容に丸め込まれて余計混乱したりたりもするのかも?

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    2026年05月12日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    私の知識不足で全ての作品をオリジナルと比較できたわけではないんだけど、それでもすごく読み応えがあって感動した。文体を見るだけでも、原作に対するリスペクトと愛がひしひしと伝わってきて、こうやって物語は後世に受け継がれていくのかなと感じた。
    とはいえ、森見登美彦アレンジが強すぎて、原型を留めてない箇所もあるというか、もう別作品であることは間違いない。だが、それがよかった。
    個人的には桜の森の満開の下が一番お気に入り。私の好みが安吾なのかもしれない。暗い青春も好きだったし。
    とにかく森見登美彦作品を読み漁りたくなった。そして京都に行きたい。なんなら高校からやり直して京大行きたい。

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    2026年05月07日
  • 四畳半神話大系

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    主人公がちょっと苦手なタイプで、80ページをこえるまでは読みにくかったです。
    パラレルワールドストーリーもので話全体は面白い。
    アニメ化もしてたはず、観てみようと思いました。

    (一応再読です。高校生の頃に読んだことがありました。主人公が苦手、については当時母に話していたそうです。同じようなことを言ってたわよと言われました笑)

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    2026年05月06日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    前半はシャーロックホームズへの森見登美彦なりのオマージュかと思われたが、後半の入れ子構造は『熱帯』にも通じてページをめくる手を進めてくれた。
    多分、こんなハッピーエンドを読みたいな、という著者の願望もあり、それを実際に出来てしまう森見登美彦も素晴らしい。

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    2026年05月06日
  • 熱帯

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    独特の世界観を残しながらも、基礎としてる作品が違うので夜は短しや四畳半とはまた違った印象を覚えた。
    釈然としない終わりかたで謎を残したままだが、考える余地も別段ないように感じた。不思議な感覚を味わえる本だなぁと思った。
    裏町は水没するように影を落としていく。という一節が気に入った。千夜一夜物語を読んでから本作を読んだ方がもっとわかりやすくなるのかなと思ったりもした。

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    2026年05月03日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    森見登美彦さんらしい作品でした。
    休みを有意義なものにしたいのは、みんなそう思うでしょうが、なかなか実行しなかったりもするもの。怠け者の主人公が、結果的に休みを有意義なものにしていましたが、本人は望んでいないんだろうな。
    人間である前に怠け者。ダメに聞こえて、なんだか言ってみたくなるセリフです。

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    2026年05月02日
  • 四畳半神話大系

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    audibleにて。

    森見さんの作品はこれで5作目。
    1番最初に読んだ「夜は短し歩けよ乙女」では かなり苦戦したんだよな〜。
    こちらもそういう雰囲気がプンプンしてたので どうかな?と思いつつ、、

    最初はなかなか取っつきにくくて やっぱりか〜と思ったけど、2章目の途中くらいで仕組みが分かりだした頃には文体にも慣れて それなりに面白くなった。

    薔薇色のキャンパスライフを夢見る、京大3回生の「私」。
    だけど、現実は悪友や 風変わりな先輩に振り回され、何も実益もない2年間を過ごしてしまった。
    もしもういちど、1回生に戻れるならば、、サークルを別のものにしていれば、、
    タラレバを実現した4つのパラ

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    2026年05月02日
  • わたしの名店

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    テーマごとにお気に入りの店ととっておきの一皿、それにまつわるエピソードがまとめられた1冊。
    大好きな作家の澤村伊智が寄稿しているというので読んだ。澤村伊智、なかなかエッセイなどは書かないので……。
    タイトルの通り、書き手がこよなく愛する料理のことを書いているのと、そうに至ったエピソードがあり、読んでいて楽しかったし料理の描写がおいしそう。お腹すく。
    前後で読んでいた本がわりと重めだったからいい息抜きになった

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    2026年04月29日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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     前に読んだ同じ森見登美彦の「四畳半タイムマシンブルース」における「四畳半神話大系」と「サマータイムマシン・ブルース」の悪魔合体もヤバかったが、へっぽこな青春と名作文学の悪魔合体も相当ヤバかった。

     5編の内、坂口安吾「桜の森の満開の下」と森鴎外「百物語」は未読だが、それ以外は読んだことがあったため、原典の芯を捉えた換骨奪胎の見事さに舌を巻いた。

     李徴が、多襄丸たちが、メロスが、阿呆な大学生に転生を果たすとこんなにも破廉恥な青春を謳歌し始めるのか。抱腹絶倒なんだけど、ちょっぴり切なかったりもして⋯

     独特な世界観の中で、原典の魅力を損なわずパロディして、青春の阿呆さと儚さを心に染み渡ら

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    2026年04月23日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    ネタバレ

    下鴨幽水荘に住む大学生の私は、仲間たちとモラトリアム真っ只中。
    ひょんな事からタイムマシンを手に入れた彼らの2日間に渡るどたばた劇。その発端は、クーラーの故障から賑やかに始まって…。

    後半に行くほど良い!
    登場人物がちょっと地味なのか、中盤過ぎても顔のイメージがつかない人がいる。更に、これはいけないそれはダメと、未来を変えない為に奔走するシーンが続く。把握しきれない登場人物が、状況整理を要求してきているという状況は、私には少々難易度が高く、半ば飽きてきていた。
    それが、終盤に差し掛かって幽水荘の犬が庭から100年前に落としたエアコンのリモコンを掘り出す。このシーンが実に馬鹿馬鹿しくてくだらな

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    2026年04月21日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    映画『サマータイムマシンブルース』の大ファンの私には最高のコラボ。
    ただでさえ面白い原作が、森見さんの濃厚キャラクターと、いい意味で暑苦しい世界観が加わってさらに良さが増した感じでした!
    『四畳半神話大系』でも出てきたセリフにクスリとさせられたり、京都の様子を想像したり、楽しい作品です。

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    2026年04月18日
  • 四畳半王国見聞録

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    次々とよくわからないことが起きていってるけどそれがそれぞれつながっているという森見登美彦ワールド全開の一冊。ただ、他の作品よりもよくわからない度がダントツだったので4

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    2026年04月15日
  • 恋文の技術 新版

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    拝啓。

    桜は散り、ナガミヒナゲシは咲き乱れ、百花繚乱の季節に、ひとりジョイフルに引き籠もるこの頃、如何お過ごしでしょうか。

    『恋文の技術』刊行15周年を記念して2024年11月5日に発行されたポプラ文庫新版であります。書影には出てないようですが、高松美咲さんが記念版のカバーを描いています。彼女が漫画「スキップとローファー」で、石川県能登半島珠洲市を一部舞台にしているために起用されたのだと推察致します。さすがプロ!登場人物たちを見事に創造しております。

    後輩、先輩、友人、教え子、妹に手紙を書きまくる主人公守田一郎くんは、唯一片想い彼女にはラブレターが書けないのです。理系ヘタレらしく、シワシ

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    2026年04月15日
  • 四畳半神話大系

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    遅ればせながら、森見登美彦作品を初めて読んだ。面白かった!
    並行世界モノの四編。
    文体も登場人物のキャラクターもよかったが、
    とにかく構成がすばらしい。
    第二話以降は、次々に起こる突拍子もない出来事に
    「どのように収束していくのだろう」というワクワク感をもって読み進めた。

    また、万城目学作品と世界観が似ているようにも感じた(京都文学?)。

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    2026年04月12日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    いつもの森見登美彦氏の小説でした。安心感ある。
    全部の原典を知ってるわけじゃないけど楽しめたし、原典も読みたいと思えた。それこそ新釈、アンソロジー的な作品の価値であろう。

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    2026年04月10日
  • 四畳半神話大系

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    言い回しや表現が独特で、これが良いという人と読みにくいという人で分かれそう。
    大学生でのサークル選びは人生の分岐点といっても過言ではないだろう。この作品はそれについて十分に教えてくれる。
    ただ、どのサークルに入ったとしても、どういった道に進んだとしても、今いる友人、会うべき重要な人、自分の人生のレギュラーというのは変わらないのかもしれない。
    そう考えると、今いる環境に今一度感謝をせねばならない。

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    2026年04月08日