森見登美彦のレビュー一覧

  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    最初は情景描写が難しくて入り込めない印象もありましたが、読み進めるうちになかなか埋まらないなりに距離がどんどん近づいていく様子にワクワクしながらページをめくるようになっていました。
    女の子の描写がとても可愛いらしいのも素敵でした。

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    2026年07月29日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    四畳半シリーズから遡って、代表作と言ってもいいのでしょう本作を手に取ってみました。初期作品ながら森見登美彦節はすでに完成されている感があり、ちょっとしたエピソードが後々そう繋がるのねとか、仕掛けが楽しい。そして基本はハッピーエンド。読んでてそして読み終わって楽しみしかないので、中学生からとわしどし読んでていただきたい。

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    2026年07月28日
  • 四畳半神話大系

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    舞台化がきっかけで出会った作品。普段読まないジャンルなので、1話目はうーんなかなか入り込めない…と思っていたけど、2話目に入ってなるほど!という感覚があった。あくまで私の主観ですが、どの道を選んでも楽しいんだと思わせてくれる、前向きな気持ちになれるので好きです。読み終わるのが惜しかった!

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    2026年07月26日
  • 竹取物語

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    ネタバレ

    映画『かぐや姫の物語』→星新一訳→岩波文庫で原文を読むという変遷から約10年。モリミーが現代語訳をしたので購入。正直、モリミーらしさはあまり感じられなかったが、あとがきを読むと、古語と現代語の橋渡しをする言葉選びにかなり苦労したみたい。「残酷な美女」「阿呆な男たちが右往左往する」物語……確かにモリミーの小説だな~(笑) 天皇に連なると思われる石作皇子のエピソードが手抜きだと看破するのは、さすが小説家、さすがモリミー!

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    2026年07月25日
  • わたしの名店

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    作者名のラインナップの、朝井リョウ目当てで手に取った。安定の、早稲田学生ライフの片鱗が伝わるクオリティ。
    でもどの文章も、地方民の自分が読んで「あー、観光目的じゃなくこの本に出てくる料理目的でそのお店行ってみたい!」と思える店+料理紹介で、軽い気持ちで手に取って想像以上の満足度が味わえる一冊だった。

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    2026年07月19日
  • 熱帯

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    ネタバレ

    すごい作品。
    特に序盤から中盤にかけての面白さは群を抜いていて、文体を含めて森見さんのベストに推したいぐらいの勢いがあった。
    ゆえに、終盤の展開の重さは、少し残念。
    とは言え、すごい作品であることに変わりはない。

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    2026年07月16日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    不屈の名作のパロディ版。

    京都大学の、少し変わった学生たちが登場。

    京都を舞台に名作の名残を引っ提げて駆け回る!

    走れメロスや山月記は授業で習ったのでうっすらと覚えていた。

    走れメロスの、冒頭とかの文章の感じや、
    山月記の虎となった主人公との掛け合いのシーンなどは、見事に原作の影も残しつつ現代風にパロディにしてあり、原作も読み直してみたくなった。

    全部の原作をしっかり知っていれば絶対もっと楽しく読める‼️

    でも原作を知らなくても、京大生のドタバタ劇として面白くサクッと読めると思う。

    そして、一つ一つ独立した短編だが、辻村深月さんやCLAMPさんみたいに、登場人物がリンクしているの

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    2026年07月15日
  • 夜行

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    小学生の時に途中で読んだままだったのを、もう一度読み返しました。
    小学生の時に読んだ印象は、この話が夢を見ているような曖昧さをもって感じられたのでした。しかし今となって読んでみるとこのお話の、少々逆説的かもしれませんが、そのはっきりとした夜の世界を感じ取りました。人を夜の世界へと運ぶ「夜行」と、鬼たちが列を連ねる「夜行」という二つの言葉が重なり合ったこの物語は、作者のユニークな発想を感じさせるには十分でした。
    一つの意味を発展させることも面白いことですが、そこにまた別の意味を加え、組み合わせることで、発想に奥行きが生まれてさらに面白くなるということをこの本はよく示しているように感じました。物語

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    2026年07月12日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    森見登美彦が書く少年、可愛すぎて悶えた!
    かなり理論的で大人びた少年の背伸びした様子がとても愛らしく描かれていて微笑ましかった。

    古風な森見登美彦らしい表現抑えめだったけど、比喩表現がいちいちすばらしくて、細部まで愛らしさたっぷり!一言一句まで堪能させてくれる森見登美彦作品はすばらしいです!

    ファンタジーでありながら理論的に現象を紐解いていくアプローチがなかなか斬新で、理系のわたしは非常にワクワク!ファンタジーでここまで解を求めるの面白い。
    前半はスロースタートでなかなか話に入り込めなかったけど、終わりがとっても好きだったので、評価をあげました。みんな愛らしくて、素敵な話だった。

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    2026年07月09日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    温泉すきすき人間として表紙買い
    挿絵がかわいくてすき

    ひさしぶりに湯船に浸かりたいな〜
    温泉にも行きたいな〜
    あ〜いじわるな本〜

    ↓すき↓
    「モモと夏の香り」
    「回復の泉」
    「無力」
    「バスボムがなくても」

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    2026年07月08日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    おんもろかった!!!!!
    桜の森の満開の下と走れメロスがおもしろかった。
    走るなメロスにしたくなる内容!

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    2026年07月04日
  • 四畳半神話大系

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    初森見登美彦。
    文体は、「私」の語り口調がやや古風かつ知的。

    「私」は理想とする「薔薇色のキャンパスライフ」とはかけ離れた大学生活を過ごしているものの、小津や明石さんなど、周りには個性的で魅力的な人間が溢れていて、傍から見ればかなり恵まれている。
    実際の人間関係もそうなんだろうと思った。

    現実の人間関係に悩み、理想と現実の狭間で揺れて、大きさに差はあれほとんどの人が持っているだろう自尊心を守ることに毎日必死。

    「それでもいい。どっしり構えていろ」という樋口師匠の言葉に、読者の私も救われた。弟子入りしたい。

    真の孤独を味わって、現実を受け入れるようになる主人公の成長物語でした。

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    2026年07月03日
  • 有頂天家族

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    脚本家上田誠さんの解説が秀逸でした。

    上司の薦めで読んだのですが、小説に現実逃避とカタルシスを求める私にはあまり合わず…読み終えるのにすごく時間がかかりました。
    色とりどりのエピソード、ツッコミどころがあまりにも多過ぎてお腹いっぱいです。

    私も矢三郎のように悟りたい。

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    2026年06月27日
  • 竹取物語

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    森見さんの超訳かと思ったら真面目に現代語訳されていて、物足りないかもしれないと思ったが、やはり森見登美彦!テンポよく現代語訳されていてとても読みやすい。そして現代語訳した際の講義やあとがきもしっかり読み応えがありとても良かった。

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    2026年06月26日
  • 有頂天家族

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    最初は、なかなかページが進まなくて困った。途中から、森見登美彦節に慣れてきたのかストーリーが流れ始めたのかスムーズに読めた。この世は楽しむためにある、と悟っている(?)タヌキたちが、化けたりケンカしたり、天狗のじいさんを介護(!?)したり、京都のタヌキの頭領を誰にするかで政治的駆け引きしたり、というエンターテイメント小説。
    解説の上田誠さんの文を読んで深く頷いた。そう、ストーリーの核は何かと余分だと思うところを削ぎ落とすと本当に面白くなくなるのだ。割愛されそうになる些末なエピソードこそが妙な煌めきを持っている。

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    2026年06月21日
  • 四畳半神話大系

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    -「成就した恋ほど語るに値しないものはない。」-

     以前テレビで、スターウォーズを制作順ではなくエピソード順に鑑賞したらどうなるのか、という企画を見ました。実験台となった芸人は「フォース」「ジェダイ」などの特殊な用語に疑問を抱いたり、エピソード4のルークをみて親心のようなものを抱いたりと、それはそれで面白そうでしたが、制作順に見ると得られる感動が損なわれてしまっている印象もありました。

     先日投稿した森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』の書評では、同作者の『四畳半神話大系』を刊行順的に先に読むことを強くおすすめすること、そして今私自身がそのアニメを見ていることについて書きました。もはやこの記事

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    2026年06月21日
  • 四畳半神話大系

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    ネタバレ

    『四畳半神話大系』は、とても新鮮な読書体験だった。

    まず印象に残ったのは、独特な言い回しと世界観である。現実と幻想の境界が曖昧で、どこか夢を見ているようだが、京都ならどこか納得できてしまうのは不思議だ。

    四つの章は繰り返し構造になっている。
    気付いた時は率直に面白い試みだと思った。同じような文章や出来事が何度も現れる一方で、そのたびに少しずつ違う部分が見えてくる。その差異を探しながら読む楽しさがあった。

    一方で、四章目だけは異なった雰囲気を感じた。
    これまでの章とは違い、主人公が世界の歪みに巻き込まれ、不安定で不穏な雰囲気が漂っていた。
    しかし、繰り返し構造や過去を語るモノローグ、「八十

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    2026年06月17日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    笑い、笑い、笑い、ちょっとときめき、笑い
    みたいな感じ 終始言葉使いがおもしろくて愉快って言葉がぴったりなお話 京都が舞台で知ってる地名がたくさん出てきたので、下鴨幽山荘探しに行ってみようかな

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    2026年06月19日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    世の中には解決しない方がよい問題ってのもあるんだなあと。雨上がりのような爽やかで少し切ない物語。
    お姉さんが四畳半蔓延る古都の夜を歯抜と名前を変えて魍魎跋扈してくれていることを願うばかりだ。

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    2026年06月14日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ファンタジー色と独特でユーモラスな文体に溢れる森見登美彦ワールドが楽しめる作品。小学生らしくない個性的な価値観と世界観を持つ小学4年生のアオヤマ君と不思議なお姉さんが織りなす、とても不思議な出来事とちょっと切ない物語。自分が小学4年生の時を思わず思い返してしまった。

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    2026年06月07日