森見登美彦のレビュー一覧

  • 夜は短し歩けよ乙女

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    最近宮島美奈さんの「成瀬は世界を駆け抜ける」を読み、この本にまつわるエピソードがたくさん出ていたので、10年振りくらいに再読した。当時は万城目学さんの「鴨川ホルモー」と同じ感じなのかな、と思いつつ読み進めたことを思い出した。自分が住んでいる街がこのような面白いファンタジーの舞台になっていて、実感を伴って読むことができるのはラッキーだと思う。

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    2026年01月27日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    映像化された方を先に観てて、本の方も気になったので。
    不思議な世界観、空気感が伝わってくる面白い文体でかなり好きだった。
    アニメのイメージが先にあったので、キャラなんかはそのまま想像したけど、先にこっちを読んでたらどんなイメージをしてたか気になるので先に読んでおけば良かった、とも思った。
    森見登美彦さんの本は多分初めて読んだけど、ペンギンハイウェイも四畳半神話大系も映像化された方はすごく好きだったから、それらも読んでみたいな。

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    2026年01月24日
  • 恋文の技術 新版

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    15年以上前の完全書簡体小説。
    時代背景に違和感の不安は、すぐに取り除けた、というか忘れたぐらいどっぷり森さんワールドへ没入。
    大学〜院生の時期を今しかできないことを、たっぷり時間をかけて楽しんでいる主人公守田一郎。なんて贅沢な。羨ましいぐらい。
    人生の在り方に迷い、人の考えや行動に惑わされ、でも前向きな気持ちは本来持ち合わせているから今の自分しかできないことはなんだ?と考えた結果の文通。
    嘘と本音を交えながら自分から親しい人達にどんどん書いて送る。すると、どんどん返ってくる、返ってくる前に書いて送る、相手もそうする‥ヤギさん状態である。

    手紙を書くことは、頭の中を整理し理論立てて表現しなけ

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    2026年01月22日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    京大出身の著者が、京都の街と京大と思しきキャンパスを舞台に、黒髪の乙女と彼女に想いを寄せる先輩の一人称語りを交互に入れ替えシンクロさせながら、個性溢れるキャラクター達を交え、ファンタジー色も帯びユーモラスに展開されるストーリー。旧帝大時代を思わせる語り口調がいい味を出している。第一章での伏線回収的な登場人物の登場のさせ方がとても痛快。心温まるハッピーエンドはとてもほっこりする。
    「成瀬は都を駆け抜ける」の中で登場していたのをきっかけに読んでみたが、成瀬はこの黒髪の乙女をモデルに書かれたのではないかと思ってしまう。

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    2026年01月20日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    森見先生初読み。

    最初は独特の文体にびっくりしてドロップアウトしようか悩みましたが一章が終わる頃にはどんどん世界観に引き込まれて気づいたら夢中で読んでいました。
    ファンタジーでシュールな世界観、それに負けないくらい濃くて愛おしい登場人物たち。読んでいる間自分も彼らと過ごしているようでとても楽しかった。

    またいつか読み返したいお気に入りの本になりました。

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    2026年01月20日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    面白い!森見さん初読みでしたが言い回しや世界観が独特でとても新鮮でした。内容としては、とある問題を解決する為に、突如現れるタイムマシンを使って今日と昨日を行き来するというだけ、と言ってしまえばそれまでなのですが、その中に色々な要素(キャラの個性や人間関係、恋の行方など)が散りばめられれてて、エンタメ性が高い作品だと思います。割と短めで簡潔なのも良かった。シリーズもの?だったのかどうかも知らずに、成瀬の影響もあり、まずは本作を手にしてみましたわけですが、とても楽しめる作品に出会えたと思います。他の作品も読んでみたいと思います!

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    2026年01月21日
  • 四畳半神話大系

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    面白い!痛快、爽快、愉快の3拍子揃ったちょっぴりおかしなSFファンタジー。京都で大学生活送りたくなりますね(私はかつて京都の大学生でした)。主人公の語り口がまた理屈っぽくて軽妙で少し文語調なところが良い。

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    2026年01月19日
  • 有頂天家族

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    狸のお話だったんですね!タイトルからは全く想像できませんでした。しかも天狗や弁天まで出てきました‥‥と、ここまで書いても全くネタバレ以前のさわり部分だというこの小説のイカれっぷり。

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    2026年01月18日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    二人の行動や思考交差する様子が面白かった。

    程よくファンタジーな世界観だったけど、学生の考え方とかにリアリティがあって面白かった。

    第一章の夜の街の騒々しい人や街の雰囲気が好きだった。

    文章に難しい単語が多い割に話はエンタメ性が強くて、独特な作品だと感じた。

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    2026年01月17日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    森見登美彦さんが描くシャーロック・ホームズ、すごく素敵でした。ヴィクトリア朝京都、京都という名のロンドンという設定が魅力的すぎて
    物語も暖かく、少し心がキュッとなるシーンがあるけれど不思議でかわいいお話でした、良かった

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    2026年01月16日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    成瀬シリーズの最新刊からこちらへ。
    読者諸君、安心してほしい、おもろいぞ。

    森見登美彦氏の独特な書き方言い回し、最高におもろいやないかい。天才と馬鹿は紙一重と言うけれど、まさに体現してる著作。どこまでアホな学生生活をファンタジーと共に最高に笑わせくれたのであります。

    主人公が恋焦がれる、黒髪ショートの乙女に私のロマンチックエンジンも興奮した雄牛の如く荒れ狂い、忘れてた、とうに通り過ぎて記憶からも消し飛びそうな青春時代をもう一度どうにか!いまいち覚えてないけど!あの卑猥でエロチックな学生生活を!特に経験してないけど!と神様に祈りたくなる作品でした。

    次は四畳半神話かなぁー。ガチっと心掴まれ

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    2026年01月14日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    大学時代にいた所の地名がいっぱい出てきて嬉しい。
    男の主人公の方がちょっと卑屈で粘着質な感じして、共感性羞恥で挫折しそうやったけど、独特の言い回しとか世界観がおもろくて結局最後まで読んでしまった。ハッピーエンドで良かったね、って感じ。

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    2026年01月13日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    独特な言い回しと軽快なテンポが印象的で、読み進めるうちに、現実と幻想の境目が自然と曖昧になっていく。
    虚実混交の世界観にはどこか浮遊感があり、物語に「没入する」というより、言葉に運ばれていく感覚に近かった。

    登場人物はいずれも奇天烈で魅力的。
    彼らの間を行ったり来たりしながら、終始楽しんで読むことができた。
    恋愛ファンタジーはこれまであまり読んでこなかったが、構えずに読めて、素直に面白いと感じられる一冊だった。

    読後には、不思議と気分が軽くなるような余韻が残る。

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    2026年01月12日
  • 四畳半神話大系

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    「成駆」を読んで森見登美彦さんの作品が読みたくなり、手に取った。

    大学生の「私」が、さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

    序盤はイマイチ進まず…( 'ᵕ' ; )
    中盤あたりから、段々面白さが分かってきて、終盤あたりはページを捲る手が止まらなかった。

    こんな構成の作品、初めて読んだかも。
    「私」の些細な選択肢の違いが、彼に全然違う人生をもたらしていく。
    世界線によって人物の相関図や「私」との関わりが微妙に違う。
    でも、登場人物たちの本質は変わらない。
    そして、どんなルートを辿ったとしても、変わらないこともある。

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    2026年01月12日
  • 有頂天家族

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    会社の尊敬する先輩に頂いた本。

    下鴨神社に暮らす狸の家族、そして、天狗と人間。京都の街の情景を思い浮かべながら、果たして、この物語はどこへ向かってゆくのだろうと、不思議な気持ちで読み進めました。

    いろいろな事が起きるのだけど、結局は、みんな同じ「阿呆の血」が流れる、そんな兄弟の有難さと、

    “とりあえずみんなが生きており、とりあえず楽しければよいだろう”

    という台詞に集約される気がします。
    ただ、ただ面白かった。


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    2026年01月10日
  • 恋文の技術 新版

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    手紙、文通!今時それか?
    でも、おもしろい。さすが森見氏(本人も登場)、個性的な登場人物たちも、うまくかみ合っている。楽しく拝読しました。

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    2026年01月09日
  • 有頂天家族

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    可愛い。登場人物(登場狸?)たち一匹一匹、一人一人がとてつもなく真剣でいて阿呆らしい。
    ホワホワ感満載!と思えば、「父は鍋に突き落とされた」という事実がいきなりバイオレンスでぎょっとしたり。
    主人公は狸だし、天狗も出てくるし、現実世界とは全く違うのに、要所要所でこんなに熱い気持ちになるんだと思いました。
    総じて変わったファンタジーを読みました。

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    2026年01月06日
  • 熱帯

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    部屋の中の部屋。物語の中の物語。箱の中の箱。いま自分はどの層にいるのか分からなくなる。ナンコメノハコ?この本を読みながらふとうたた寝をする。夢を見た。確かにその世界に生きていたように思うが自信はない。夢を見る前と後で私たちは同じ世界を生きているのか?自信はない。語られる=読まれることで物語が動き出す。そのなかの人物は読まれた回数だけ生を賜う。彼らは彼らであったことを知っている?分からない。私たちはあることないことを繋げて、ひとつの物語にする。それはちょうど星座みたいに。この物語は終わらない。終わることができない。ないがある?

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    2026年01月06日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    とにかく森見登美彦さんの描く京都が大好きなのです。ホームズのイメージは映画のロバート・ダウニー・Jrでした。京都の雰囲気とシャーロックホームズが見事にマッチしていました!私たち読者が小説の中に入り込むように、本の中の登場人物たちがさらに入り込んでしまった(ロンドン)、本の中のワトソンが書いた小説がこの本。頭が混乱してこれ以上はパンクしそうなのでこの辺で。不思議な体験をしました。京都のホームズはまた読みたい。

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    2026年01月05日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    なんたるや、このファンタジーと恋愛の壮絶で見事な掛け合い。

    何よりも特筆すべきは、この読者への見事なまでの投げかけと黒髪の乙女、先輩の見事な掛け合い。
    あまりにも空想であるにも関わらず、我々がそれは現実そのものと勘違いするほどの描写は、まさに先輩が最も得意とした妄想と現実の継ぎ接ぎそのものだったのかもしれません。

    大学生の恋、これほどまでに拗らせているものか?とふと思いながらも、こうした恋ほど愛おしく、尊いものはないのだと再認させられます。ある意味でそっくりである意味で不器用すぎる2人は“御都合主義"によって実を結ばれます。そんなのありかよ、となるはずにも関わらず、我々は我々でそ

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    2026年01月03日