森見登美彦のレビュー一覧

  • 有頂天家族

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    京都を舞台に狸たちが天狗と人間どもに翻弄されつつ繰り広げる頭目争いのお話。天狗は天狗なれどもうぬぼれが強く我が儘で、狸は根が暢気で単純で阿呆で、人間はずるくちゃっかりしてしたたか。狸鍋にされて人間に喰われてしまうかという実は恐ろしい話なのに、狸たちの狸柄に救われ楽しく愉快に読めます。下鴨家の家族愛が麗しく、読後感はとても穏やか。シェイクスピア劇のテーマのような兄弟同士の権力争いや仇敵同士の二世の恋愛や普遍的なテーマが散りばめられていてとてもよく出来たお話でした。大変面白かったです。

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    2025年12月08日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    可愛らしいこと、愛らしいこと!
    原作には無いオリジナルストーリーも入っていて、実に読みごたえがありました。
    巻末には森見先生のコメントも載っています。

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    2009年10月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第三集

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    早く続きが見たーい(笑)パンツ男!待っていました〜!あはは

    2008.9.27了

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    2009年10月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第二集

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    乙女と阿呆、全開!オリジナルの放つ作品効果…抜群ではないだろうか。原作共々大好き!

    2008.9.7了

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    2009年10月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    乙女可愛〜い!羽貫さん大好き!原作は随分前に読んだので、是非再読したい。

    2008.9.6了

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    2009年10月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    20080510/
    原作の大ファンだったので見つけたとき小躍りしました。小説とまた違うアップテンポでしたが、原作の素敵なところを残しつつ漫画ならではの要素もあって楽しかったです。
    乙女と羽貫さんと樋口さん、自分の中のイメージと結構違いました。
    乙女がめちゃくちゃチャーミング。樋口さん好き。
    李白翁は私的にもっといい人なイメージが。
    オリジナルの話も小説のイメージに近いと思いました。三話はちょっと普通すぎだなぁと思ったけど。
    2集とか出たら即購入したい。

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    2009年10月04日
  • きつねのはなし

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    京都を舞台にした4つの短編からなる話
    お互いの話がつながっているような、いないような
    森見ワールドが楽しめる作品

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    2026年09月10日
  • 四畳半神話大系

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    アニメを途中まで観たので読んでみた。黒髪の乙女に並々ならぬこだわりを感じるわ、くだらなすぎてわらうわで面白かった。

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    2026年09月09日
  • 四畳半神話大系

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    主人公だけじゃなくて読者も明石さんすきになる
    普段冷たい感じなのにかわいいもの好きやったり、蛾嫌いなの女の子でかわいい

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    2026年09月06日
  • 四畳半神話大系

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    わけわからん世界にわけわからん人々が蠢く森見ワールド。
    さらに4つの並行世界が描かれて、繰り返しに朦朧としてくる過程で、その世界や登場人物のキャラクターが自分の中に馴染んでくる。
    最終話で感じた達成感というか解放感というか、これは何なんだろう。

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    2026年09月06日
  • 夜行

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    ネタバレ

    「鞍馬の火祭」の夜に英語サークルで一緒だった長谷川さんが忽然と姿を消す。

    それから10年後「鞍馬の火祭」の見物のため、英会話スクールの仲間たちが集合する。

    祭りの前に、メンバーの一人である大橋は、長谷川さんとよく似た女性を見かけ跡を追って「柳画廊」というギャラリーに入る。そこには岸田道生という画家による銅版画「夜行 -鞍馬-」が飾られていた。
    宿で仲間にその事を話すと、全員が「夜行」について心当たりがあることが分かり、彼らはそれぞれ「夜行」にまつわる旅先での出来事を語り始める。

    尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡、そして鞍馬。
    一人一人が語るそれぞれの場所の話は、不思議で怖くて、どこまでも夜が濃

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    2026年09月06日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    ネタバレ

    単行本が出た時に買ったような気がするが、発掘できなかったので文庫版を購入。
    シャーロック・ホームズの二次創作は数あれど、本作の舞台はヴィクトリア朝京都というモリミー全開の設定。世界一有名な例の住所は寺町通221Bとなっており、金魚の「ワトソン」登場で早くも爆笑しながら楽しんだ。
    第4章までの非探偵小説的事件をどう収束させるのか興味津々だったけれど、実はワトソンがロンドンで書いていた小説の中の出来事でありました、と第5章で明かされた。と思いきや、本当は女王幼ごころの君であるヴィクトリア女王に、バスチアン役のワトソンが物語を捧げるネバーエンディングストーリーだったようで、まるで狸に化かされたような

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    2026年09月06日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    夜は短し歩けよ乙女に続き2作目の森見登美彦作品。
    新着図書に置いてあり気になったので借りた。
    表紙の色味好きー!単行本の表紙もいいね!そいや、角川つばさ文庫にもあるんだ!と思ってその感想ちらっと見たら、、注釈とかあって大人でも勉強になるとのこと。そっちも読んでみたいな!

    夜は短し歩けよ乙女より、こっちの方が読みやすかった。時代もより現代に近くなってるからか!?京大の典型的な男子学生たちが1人の女の子を取り巻くみたいな感じが森見登美彦の作風なのね!
    解説を読んで確かに!と思ったのは、タイムマシンモノって一人称になりやすいのに、これは客観視してみんなでわちゃわちゃしてるのがいい!

    上田誠さんの

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    2026年09月04日
  • シャーロック・ホームズの凱旋

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    はじめは森見節が薄いかな?と思ったけど、読み進むにつれて森見ワールドが加速
    行き着く先はどこなのか分からないまま、グルングルンと2転3転4転…振り回され続ける。入れ子構造?合わせ鏡?のような世界
    結局一体何だったのか、解らないまま。でも、そこがいい

    とくに5章が好き!!それまでと様相がまるっと変わる。ホームズとワトソンの関係性が好きな人にはたまらないんじゃないかな

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    2026年09月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    初めは読むのに苦戦したが、読み進めていくうちに物語を読むだけじゃなく、学ぶことも多くあった。

    彼と彼女視点でコロコロと話の流れが変わっていくのでテンポが早く面白かった。

    何より彼女の天然さや物怖じしない姿がすごく素敵でした。
    甘酸っぱい恋愛小説でした。

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    2026年09月01日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    何人もの作家さんが書いたお風呂にまつわるお話し。短編で読みやすいほとんど小説だった〜エッセイが2,3個とかだった少なかったなぁ...でも小説も面白い!いろんな作者さんのお風呂の世界を味わえて読書バイキング気分♪(?)

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    2026年08月30日
  • 聖なる怠け者の冒険

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    怠け者の主人公小和田くんが、ぽんぽこ仮面の騒動に巻き込まれて、貴重な貴重な土曜日に大冒険することになった話。


    「充実した土曜日の朝は、熱い珈琲とタマゴサンドウィッチから始まる」
    素敵なフレーズだ、間違いない!と思いながら、私は土曜の朝現在(もう11:38)、ソファに横たわりながら本作をだらだら読んでいる。充実した土曜日とは言い難い、ぐうたらした始まりである。
    来週の土曜日こそ近くの喫茶店に行って充実した休日の始まりを迎えたい。

    こんな風に本作では貴重な休日の初日である土曜日をいかに過ごしたいかが、それぞれの登場人物視点で語られる。ぐうたらな主人公は所長とも恩田先輩とも違って、何にもせず怠

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    2026年08月22日
  • 熱帯

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    パラレルワールドのような世界が複数登場し、かつ物語は同じようなエピソードが何度もぐるぐる回るという、四畳半シリーズ以来久しぶりの本格的森見ワールド。その本筋は千一夜物語の謎を解くストーリーなのか。
    読者に混乱を与えつつ、面白いのかそうでないのかよく分からないところをどう評価すべきか迷うところですが、ファンとしては星4つにしよう。

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    2026年08月21日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    森見登美彦の処女作。今の作風のエッセンスを感じつつも、かなり純文学的な要素を感じる。叡山列車に乗っているシーンと太陽の塔のシーンはこれまで読んできた本の中でも1、2を争うくらい綺麗な文章で大好きになった

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    2026年08月21日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    阿保の血の騒ぐまま気の向くまま生きる狸になりたい。
    鍋の具材にはなりたくないけど。

    人間としての生活にうんざりしたら、全てを忘れて、京都に行って狸として生きてみるのも一考かもしれない。

    有頂天家族を読むと、まずは京都の町を歩いてみたくなる。そして、鹿ではなく狸を探して、すれ違う人の後姿に尻尾が生えてないか見てしまうかもしれない。

    人間と天狗と人に化けて暮らす狸が一緒に生活するそんな世界観は好きだし、言葉のセンスもものすごく好きなんだけど、いかんせん文字が多くてなかなかページが進まないのが玉に瑕。

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    2026年08月19日