森見登美彦のレビュー一覧

  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    原作が大好きです。
    この作品は原作のイメージをうまくマンガに出来ていると思います。なかなか素晴らしい。

    ただ、原作を読んだ人にしかわからない独特の雰囲気があるので、初見の人にはその辺のニュアンスがどこまで伝わっているのか…?

    巻末の森見先生のコメントも素晴らしいかったです。

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    2016年01月03日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    長らく積んであった、森見登美彦による太宰治傑作選。

    これまで太宰治は教科書の「走れメロス」と「人間失格」しか読んだことがなかった。読んだとは言っても、「人間失格」なんて本当に読んだかどうか思い出せなくて、一応読んでみて、端から端まで読み終わって、「そうそうそういう終わり方だった。うん、やっぱ前にも読んだなこれ」と思うくらい、要するに「読んだ」と宣言するのがはばかられるくらい、まるで身についていなかった。

    実はその「人間失格」の再読を、この本とほぼ平行して行った。そっちは森見登美彦とは無関係の、真面目な作品集だ。
    (もちろん森見登美彦が不真面目な仕事をしているという意味ではない)

    そして、

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    2015年10月03日
  • ペンギン・ハイウェイ

    購入済み

    淡い初恋物語

    独特の文体で定評のある森見氏ですが、今回も炸裂してます。
    少年とおっぱいの大きなお姉さんとのちょっと不思議な物語。藤子F不二雄氏のSF短編集を思い起こさせるような、素敵なお話です。

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    2015年09月01日
  • 夜は短し歩けよ乙女

    購入済み

    文章でしか伝わらない面白さ

    本作品は漫画化もされているようですが、文章でしか伝わらない面白さもあります。
    古風でモダンな京都を舞台に繰り広げられる、古典的で斬新な恋愛喜劇。
    古都京都に巣食う天狗やら古本の神様やら風邪の神様やらを巻き込みつつ、主人公は意中の乙女を射止めるべくがむしゃらに無駄な努力を重ね、遂には地に足が着かずに京都の冬空へ飛び立ちます。
    恋愛街道全力逆走の彼に微笑むのは、恋の神か笑いの神か?

    猥褻で爽やかな五ツ星の現代浪漫譚です。

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    2014年09月22日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    太宰に深く興味を持つようになったきっかけである傑作選です。もともと森見さんの小説と勘違いしてしまい購入したことがきっかけでした。人間失格と走れメロスしか読んだことのなかった私にとって、この傑作選におさめられている太宰のユーモアに富んだ作品たちを読むことができたのはとても幸いなことでした。

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    2014年08月31日
  • 夜は短し歩けよ乙女

    Posted by 読むコレ

    はぁ、と寂寥感の詰まった溜息をひとつ。
    読了後に感じるこの感覚こそ、自分にとっての嘘偽りない良書との出会いの証なのでしょう。

    あんなにも大騒ぎして遊んだ友人達が帰宅し、ポツンと残されて見回した自分の部屋が広く感じられた様な。
    夏休みの帰省先から帰る車中の様な。

    この本が何故面白かったなど後から考えればいい事。
    まずはソファに深々と体を沈め、この気怠げな余韻を味わう所から始めようと思います。

    とはいえ感想を少し。
    とにかく楽しい本。
    文章が、構成が、人物が、読み手を楽しませようと一生懸命な一冊。
    素晴らしい出会いに感謝です。

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    2014年04月05日
  • 有頂天家族

    購入済み

    アニメより

    たまたま見たアニメより、原作を探し出し読み始めたら
    面白くて一気に読み終わってしまいました。
    電子書籍では当本のみでしたが、続編があればぜひ読みたいです。

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    2013年07月23日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    原作が好きだったので購入。キャラクターがたいへん可愛らしくてこちらも大好きになりました。
    漫画オリジナルの話もあり楽しめました。

    ラストシーンが綺麗です。
    (全5巻)

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    2013年03月15日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    太宰のアンソロジー色んな観点からたっくさん出てるけど、はじめての人に何か一冊、と言われたらこの本をあげたいなあ。愉快だから。

    解説も笑っちゃた、佐渡とか。いいなあ。

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    2018年03月18日
  • 奇想と微笑~太宰治傑作選~

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    太宰作品の素晴らしさはもちろんのこと、森見さんがそれぞれの作品をひとつひとつ、大事にしていることで読者としてより愛着が湧いた。

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    2013年02月11日
  • 有頂天家族

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    京都を舞台に狸たちが天狗と人間どもに翻弄されつつ繰り広げる頭目争いのお話。天狗は天狗なれどもうぬぼれが強く我が儘で、狸は根が暢気で単純で阿呆で、人間はずるくちゃっかりしてしたたか。狸鍋にされて人間に喰われてしまうかという実は恐ろしい話なのに、狸たちの狸柄に救われ楽しく愉快に読めます。下鴨家の家族愛が麗しく、読後感はとても穏やか。シェイクスピア劇のテーマのような兄弟同士の権力争いや仇敵同士の二世の恋愛や普遍的なテーマが散りばめられていてとてもよく出来たお話でした。大変面白かったです。

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    2025年12月08日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    可愛らしいこと、愛らしいこと!
    原作には無いオリジナルストーリーも入っていて、実に読みごたえがありました。
    巻末には森見先生のコメントも載っています。

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    2009年10月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第三集

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    早く続きが見たーい(笑)パンツ男!待っていました〜!あはは

    2008.9.27了

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    2009年10月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第二集

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    乙女と阿呆、全開!オリジナルの放つ作品効果…抜群ではないだろうか。原作共々大好き!

    2008.9.7了

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    2009年10月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    乙女可愛〜い!羽貫さん大好き!原作は随分前に読んだので、是非再読したい。

    2008.9.6了

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    2009年10月04日
  • 夜は短し歩けよ乙女 第一集

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    20080510/
    原作の大ファンだったので見つけたとき小躍りしました。小説とまた違うアップテンポでしたが、原作の素敵なところを残しつつ漫画ならではの要素もあって楽しかったです。
    乙女と羽貫さんと樋口さん、自分の中のイメージと結構違いました。
    乙女がめちゃくちゃチャーミング。樋口さん好き。
    李白翁は私的にもっといい人なイメージが。
    オリジナルの話も小説のイメージに近いと思いました。三話はちょっと普通すぎだなぁと思ったけど。
    2集とか出たら即購入したい。

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    2009年10月04日
  • 四畳半神話大系

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    ネタバレ

    不思議な印象を受ける小説です。どのサークルを選択するかということが主人公の運命の分岐点となり、それぞれの選択によって異なった運命が待ち受けています。しかし異なった選択でも、共通して起こる出来事もあり、起こるべきことはどんな選択をしたとしても、必ず起こるのだと思わされました。

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    2025年12月21日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    裏表紙のあらすじ紹介に「キュートでポップな恋愛ファンタジー」と書いてあったので、読む前は小説でポップとはどういうことか⁇と疑問に思っていました。
    読んでみた結果、この内容を表すには「ポップ」という単語がしっくりくるな〜と思いました‼︎黒髪の乙女と先輩のオモチロイすれ違い感がとっても可愛らしく思えます笑

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    2025年12月21日
  • 恋文の技術 新版

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    書簡体小説。森見登美彦節が炸裂してたけど、今までで1番するする読めた。さすがに森見登美彦作品に慣れてきたのかも。
    守田一郎1人が書いた手紙で文通相手の返事はまったく書かれてないのに、起きている出来事やキャラクターの人物造形が立体的に思い浮かぶから不思議だ。
    恋文の技術と言いながら、結局手紙では告白しないところが芸術点高くて好き。
    ずっとくだらないけど、このくだらない日々がずっと続け!と思わずにはいられなかった。

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    2025年12月17日
  • 四畳半神話大系

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    作者の作品を読むのはこれが初めて。独特な言葉の言い回しが素敵で、いつか、自分でも使ってみたくて途中から逐一メモを取って読んでしまった。知らなかったが、アニメもあるみたいなので今度みてみよう。

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    2025年12月15日