森見登美彦のレビュー一覧
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森見登美彦訳『竹取物語』
川上弘美訳『伊勢物語』
中島京子訳『堤中納言物語』
堀江敏幸訳『土左日記』
江國香織訳『更級日記』
こんな、宝石の詰め合わせがあって良いのか⁈
発刊を待ちわびていたし、読むのもドキドキ。
それぞれに訳者の持ち味があって、とにかくすごい。
きちんと全文収録されているのも、嬉しい。
中でも、川上弘美の『伊勢物語』は鳥肌モノ。
歌物語の真骨頂というか、とにかく、和歌の訳し方が素敵すぎる。
言葉の数を少なくしながらも、今の感覚を添えてくれて、色っぽいし切なくなりました。
お気に入りは二段。
起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめ暮らしつ
起きるでも -
Posted by ブクログ
長らく積んであった、森見登美彦による太宰治傑作選。
これまで太宰治は教科書の「走れメロス」と「人間失格」しか読んだことがなかった。読んだとは言っても、「人間失格」なんて本当に読んだかどうか思い出せなくて、一応読んでみて、端から端まで読み終わって、「そうそうそういう終わり方だった。うん、やっぱ前にも読んだなこれ」と思うくらい、要するに「読んだ」と宣言するのがはばかられるくらい、まるで身についていなかった。
実はその「人間失格」の再読を、この本とほぼ平行して行った。そっちは森見登美彦とは無関係の、真面目な作品集だ。
(もちろん森見登美彦が不真面目な仕事をしているという意味ではない)
そして、 -
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淡い初恋物語
独特の文体で定評のある森見氏ですが、今回も炸裂してます。
少年とおっぱいの大きなお姉さんとのちょっと不思議な物語。藤子F不二雄氏のSF短編集を思い起こさせるような、素敵なお話です。 -
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文章でしか伝わらない面白さ
本作品は漫画化もされているようですが、文章でしか伝わらない面白さもあります。
古風でモダンな京都を舞台に繰り広げられる、古典的で斬新な恋愛喜劇。
古都京都に巣食う天狗やら古本の神様やら風邪の神様やらを巻き込みつつ、主人公は意中の乙女を射止めるべくがむしゃらに無駄な努力を重ね、遂には地に足が着かずに京都の冬空へ飛び立ちます。
恋愛街道全力逆走の彼に微笑むのは、恋の神か笑いの神か?
猥褻で爽やかな五ツ星の現代浪漫譚です。 -
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アニメより
たまたま見たアニメより、原作を探し出し読み始めたら
面白くて一気に読み終わってしまいました。
電子書籍では当本のみでしたが、続編があればぜひ読みたいです。