森見登美彦のレビュー一覧

  • 夜行

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    全てが気持ちよく解決しないことにリアリティを感じた。バッドエンドではないが決してハッピーエンドではない後味の悪さがこの小説への没入感を深めているのだと思った。自分も夜行に魅せられて「抜け出せない夜の中にいる」そんな気持ちになる小説だった。

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    2026年06月28日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    研究熱心な小学生男子こと・アオヤマ君の、楽しくも切ない話だった。夢を見ているような感覚で読んだ。序盤は何となくスローペースで読んでいたけど(本の内容のせいではなく、単純に私が読書の時間をあまり作らなかったせい)、途中からハマって最後のページまでかなりマッハで読み進めました。ペンギン達がかわいい。主人公のアオヤマ君は大人びていて理屈屋だが不思議と生意気感は無い。むしろ可愛げがある。アオヤマ君、またお姉さんに再会できるといいね。

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    2026年06月27日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    すごく非日常的なお話でした
    日常的なことを綴ってはいるのだけども、お姉さん通じて、色んなことが分かってきて、非日常的なことが起こったりすることが少しづつ分かってくる、そんなストーリーでした
    主人公は小学生なのだけど、小学生にしてはませた子供です。
    お父さんを尊敬しており、父との考えを吸収して、大人びた考えをする子供
    冷静沈着ってこの事を言うのでしょうね。

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    2026年06月27日
  • 恋文の技術 新版

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    一方の手紙から、愛おしき阿呆達の情景がもくもく浮かんだ楽しい小説でした。
    手紙とは素晴らしいですね。私が手紙を書いたのは何年前でしょうか。何十年前?

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    2026年06月21日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    唐突に訪れる、森見登美彦の文章を読みたくなる衝動…。
    ボキャブラリーが豊かで豪華で、新しい語彙を知れる楽しさと、こんなにもありありと情景を描き出せる日本語があるのか、っていう驚き。
    解説にもあったけど、内容自体は別にドラマチックではない。ほんのり切ない、冴えない京大生の自分語り。たまらん。四畳半シリーズ読み直さなきゃなあ。

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    2026年06月15日
  • 四畳半神話大系

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    どんな感想を持ち得るか、なかなか難しいが、
    今まで経験したことがない不思議な感じだった。
    でも、楽しい体験ができたことは、間違いない。

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    2026年06月12日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    ●17-26.05.23
    森見登美彦『有頂天家族 二代目の帰朝』
    やはり、数ある森見作品の中で、この『有頂天家族』のシリーズが一番好きだ。
    毛深くも愛おしい狸たちが繰り広げる世界は、とても可愛らしく、とても阿呆らしい。それでいて、展開は突飛もなくて躍動感に満ちあふれていて、ページをめくるたびにその愛おしさに胸がぎゅっと掴まれる。この愛すべき毛深き者たちの物語が、これからどう転がっていくのか。
    今はもう、ただただ、まだ見ぬ続編の到来が待ち遠しくて仕方がない。

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    2026年06月05日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    ペンギンハイウェイを辿っていけば、もう一度お姉さんに会える。これは仮説ではなく信念である。

    アオヤマくんには、どうかそのままでいてほしいと思ってしまった。

    好きな物語になりました。

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    2026年06月05日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    自身の大学生時代を振り返ると、主人公にシンパシーを感じずにはいられない。何もせずモテると思っていた浅はかな自分。自分が正しいと思い、周りが間違っていると思っていた。
    もう50を過ぎたが、やってることはこの頃とさほど変わってない

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    2026年06月04日
  • きつねのはなし

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    京都を舞台とした独特の不思議な雰囲気がとても私好み。霊なのか物の怪なのかよく分からないナニかが最後までわからないけど、そのせいでより物語に引き込まれる。何度も読み返しては世界観に浸っています。

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    2026年06月02日
  • 有頂天家族 二代目の帰朝

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    先が気になって読んじゃう本もあれば、真相が知りたくて読んじゃう本もある。でも、この本のように一文、一文にいちいち楽しい気持ちにさせられる本はなかなかない。主人公がたぬきである物語に、50前の私がこんなのも幸せな気分にさせてもらえるとは思いもしなかった。

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    2026年05月28日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    概ね二日間のみを行き来しながら繰り広げられる大いなる阿呆騒ぎ。本当にこんなことでいいのか、といった疑問は強引に捩じ伏せられ、いつの間にか大団円へと着地している。わちゃわちゃしていて大変愉快だった。

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    2026年05月26日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    笑った、笑った!
    誰もが知っている太宰の名作のリメイク(?)
    信頼しないことが信頼していることになる。
    こんな友情も良いですね。

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    2026年05月25日
  • ペンギン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    面白かった!夏休みの大冒険!ペンギンよちよち描写が可愛い。爽やかでまさに夏。面白かった!
    お姉さんどこ行っちゃったんだー…。一緒に海に行ってほしかった…

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    2026年05月22日
  • 有頂天家族

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    狸一家と天狗、美女半天狗のお話。
    狸一家の三男坊目線で巻き起こる日常は、不思議な世界で騒がしい。
    大騒動がありながらも、いつも守るべき、守りたい、守ってくれる家族の有様に心が温まる作品。

    曲者で、真っ直ぐで、愛らしい登場人物たちに夢中!
    大騒動中の天狗の左手に吹き出してしまった〜〜〜
    そして、森見さんの擬音語が大好き。

    京都の地を理解していたら数倍楽しめるんだろうなぁ。

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    2026年05月22日
  • 四畳半神話大系

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    面白かった…!
    いちいちクスッと笑ってしまう文章が面白くてあっという間に読み終えてしまった。登場人物もみんな愛らしい。

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    2026年05月21日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    もう一回四畳半見れていい
    明石さん好き
    ちょいズレるけど、映画見に行った時にみんなクスクス笑ってて内容の面白さもあるけどここにいる人みんな森見登美彦さんの作品好きできてる人いっぱいなんだ嬉しいなぁって気持ちで映画見たのを思い出した

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    2026年05月20日
  • 四畳半神話大系

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    ネタバレ

    ファンタジーと現実の塩梅が本当にいい好き
    京大生になりたいし、猫らーめん食べたいよ
    私もいつの日かあんな黒髪の乙女になりてーです

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    2026年05月20日
  • 有頂天家族

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    天晴れ!

    天狗、阿呆の狸、人間、天狗のような人間、人間のような狸、人間らしい人間…

    私の住む街にも、天狗も狸も人間も住んでいるのだろうな。

    何はともあれ、とても面白い小説だったからとても良い小説なのだ!

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    2026年05月13日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    ネタバレ

     やはり森見氏の作風は私に合っていると感じます。
     デビュー作。エッセイなどでも「どうして一つの作品にまとまったのかわからない」と述べられてましたが、確かに荒削りな要素は多分に感じました。湯島だとか、そもそも居なくても困らない気がするようなキャラクターや描写もありますが、森見氏の大学時代を文章に落とし込んだものだと考えると感慨深いものがあります。
     終盤の水尾さんについて記す段落、お別れの後の段落があまりにも好きで、涙してしまいました。
     「しばらくうんうん頑張ってみたが、せめて今日ぐらいは自分に酔わせてくれと思って私は泣いた。」この一文に、私が森見文学が好きな理由が詰まっていると言えます。偏

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    2026年05月13日