三津田信三のレビュー一覧

  • 四隅の魔 死相学探偵2

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     死相学探偵シリーズ第二弾。今回も「死相」というホラー的超常現象と、現実的謎解きミステリのブレンド具合が絶妙です。ぞくぞくさせられる雰囲気も健在。ミスリードにも、ミスリードだと予想しつつも引っかかりました。そして、謎の解明でやや笑えてしまうような見事な解釈も作品の雰囲気には調和してますね。一歩間違うとギャグなのに……。
    「四隅の魔」の儀式ってのは、よく聞く怪談にあるネタで単純なものだと思っていましたが。これを読んでかなり恐ろしく思えてきました。こんなの、本式にやりたくないなあ。
    個人的な感想として、今作の主人公は「僕」だと思いました(笑)。だって表紙では主役も張ってますし。可愛すぎるぞ僕にゃん

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    2014年05月22日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    2009/9/13 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2012/12/25~12/29

    三津田信三さんのホラー短編集。これは、怖い。レベの高い作品が目白押し。
    最後の短編には、死相学探偵シリーズの弦矢俊一郎も登場する。このシリーズ、読むか読まないか迷っていたが、面白そうなので読むことにしよう。

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    2012年12月29日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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    四隅の魔は怪談としては確かに問答無用で怖い上にかなり現実的だ。そしてそのためになんか出た。探偵さんは中盤くらいに面倒そうに出てきて大雑把にこなしていく。しかしアレよ犯人てそういう場に潜り込むの怖くないんですかね。復讐はホラーより怖いっていうかやっぱり人間が一番的なオチでいいんですかね。なんぼアレでもこのシチュエーションに素で混じるの嫌じゃね?

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    2009年10月07日
  • 七人の鬼ごっこ

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    家族がいない時間にじっくり一気読み。
    後ろが気になったりちょっとした物音にドキッとしながら読みました。
    これはオカルトな展開なのか、人間が犯人なのか最後まで分からずに主人公の推理に振り回され何度も「え?この人?」と踊らされました。
    達磨って結局どんなものだったんだろう。奉るものというよりは呪物っぽいけど…。

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    2026年05月22日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    ネタバレ

    ここ数ヶ月また読書出来ないムーブだったので、これも簡単な感想で。
    年代の異なる様々な怪談を集めていたら、じつはある土地にまつわる怪異だったことがわかる。それが三津田さんと怪談仲間の三間坂さんにも影響し始めて、これはマズいと思った三津田さんがこれ以上深掘るのは止めようと三間坂さんを止める。
    こういう現実(読者側)に障る(ように思わせる)ホラー小説って三津田さんが第一人者なのだろうか?彼の作品を読むと背筋、芦花公園、澤村伊智……彼らの作品の型を確立したような気がしてならない。

    続く二冊読むかどうか迷ってる。その前に積読本がたくさんあり過ぎる(汗。

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    2026年05月22日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    どうしても入ってこない短編もありましたが、自分は断然ラストの「オンリー・ユー」にやられ、背筋がひんやりとして読み終わりました。

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    2026年05月14日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    家シリーズ2作目。
    色々な事故物件をつなげて1つの家屋にした「烏合邸」での怪現象の記録。烏合邸を建てた人物がわざわざ人を集めてそこに住まわせて、そこでの体験を記録させたとのこと。

    前半の2つの記録が怖かった。白い屋敷という作家志望者の手記が作家志望とのことで、情景が伝わってきて特に怖かった。

    烏合邸の存在や川谷妻華はかなり気味が悪いが、前作の方がおもしろかった気がする。

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    2026年05月11日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    〈呪い〉がテーマのアンソロジー。
    〈呪い〉と聞くと丑の刻参りが思い浮かぶが、土地に憑く穢れだったり、交換日記に込められた怨念だったりとその形は様々。
    いつもの三津田さん節が効いた「壱本樹様」のじとっと湿った旧家の雰囲気は格別。
    背筋さんの「劣化コピー」もどんどん視点を変えてループしたラストに全てが一気に繋がる気持ち良さと怖さが怪感。
    芦花公園さんの「しばらくゆっくり休んでください」は、こんな呪いの形があったのか!と斬新で驚いたなぁ。宗教めいた社員研修の穏やかな時間にすっかり油断した挙げ句の真相の炸裂に思考停止w

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    2026年05月10日
  • 魔邸

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    しばらく叔父の別荘で暮らすことになった主人公。しかしその別荘は神隠し曰く付きの森のそばに立っていた。
    いつもの三津田作品。ホラー、ミステリ、どちらに着地するのか楽しめる展開。サクッと読めるが刀城言耶シリーズと比較するとボリューム少なめに感じた。

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    2026年05月06日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    呪いって不条理ですよね、というのを改めて感じた一冊。
    いやそれは逃げられないやん、と諦めて「その時」が来るのを待つしかない、という絶望感がすきなので、なかなかに好きなお話が揃っておりました。

    上條さんの作品、件の方が事故で一年眠っている間に呪いが広がり……と読めるけど、その事故がそもそも呪いによるものだったんだろうなぁ、と思いました。
    となると何があろうとこうなることは確定だったので、やはり呪いは不条理ですよね。

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    2026年05月05日
  • 密室の如き籠るもの

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    ネタバレ

    刀城言耶シリーズの短編三編と中編一編。怪奇現象の謎を解く。とても、面白く読めました。ひとつ、スッキリしないのは赤い箱の中身はどういうことだったのか。

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    2026年05月04日
  • 作者不詳 ミステリ作家の読む本 上

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    読み始めてしまったら最後、そこに収録されている物語の謎を解くまで怪異に襲われ、最終的には皆行方不明になってしまうといういわくつきのミステリ同人誌「迷宮草紙」その謎解きに三津田信三と親友の飛鳥信一郎が挑む。

    ノベルス版で読んだのが8年前(そんな前か!?と驚く)改めて文庫版で再読。
    一冊の本に「迷宮草紙」というひとりアンソロジー挟まっているという豪華仕様が嬉しい。内容はあんまり覚えてなかったけど、書庫で逃げまどうシーンが非常に怖かったので印象に残っている。
    下巻に続く。

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    2026年05月03日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    民俗・怪異・殺人事件と私の好きなものが題材であるが、初めに書こう、犬が死ぬ。
    柴犬が!死ぬ(泣
    それほど細かい描写ではないから読んで後悔レベルではないものの、犬死んだー!!と声が出た
    鳥も死ぬ。

    以下ネタバレ
    著者の本は初めてなのだが、こちらはシリーズ2作目であり、他の代表作シリーズのスピンオフ的な本だった。
    謎解きパートでは二転三転、振り回されると警部が言っていたがまさにそれ。面白かったものの、そんなことある〜??(特に入れ替わり部分)
    あと、ところどころの怪異は結局なんだったの?やっぱそこはホラー小説なのか。
    そしてラストに四郎が語った嫁首様との遭遇譚は書いてないから想像するしかない…

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    2026年04月28日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    新名智の作品に懐かしさ爆発!
    ゲームブック、懐かしい〜!
    昔大好きだった。
    新感覚という人は若いんだな…
    芦花公園、別の意味で懐かしい笑
    ニビルにアヌンナキ…
    母を思い出します。

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    2026年04月27日
  • 呪いの☒☒

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    2026.04.23

    呪いって「強い負の思い」だと思ってて。正の思いは愛着、負の思いは執着になり、念になり、呪いになる。だから呪いは「対象物にとどまる」と。

    でも。

    この本の中の呪いは「伝わる」。あっさりと、でも確実にじわじわと「広がる」。穢れや悪意から呪いの念が広まっては手の施しようがない。救われないという後味の悪さは、この本では存分に味わえる。

    上條さんの穢れのお話は「え」と思う広まり方。あってたまるかと思いつつ、正直、「念」に加担して「いいぞもっとやれ」とも思ったりして。

    背筋さんと芦花公園さんのお話は、読み終わってすぐもう1周した。どこに呪いの元凶が?と思い、それが頭で整理が

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    2026年04月27日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    ライトめな怖いお話でした。個人的には光文社文庫から出てる異形コレクションの方が好き。怖い話がそんなに・・・という方には優しめでいいのではないかと。
    最後の芦花公園さんの短編はメールの文面が読みにくかった。

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    2026年04月25日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」から始まる短編集。同じ1文からこんなに沢山のエピソードが生まれるのか、とこのシリーズはいつも思う。軽く読める1冊。

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    2026年04月25日
  • 七人の鬼ごっこ

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    「だーれまさんがこーろーした」
    生命の電話にかかってきた一本の電話から、
    忌まわしい過去が広がって行く。
    人生が上手く回らず30年前の友人が始めた
    友達ゲームが友人たちを死に陥れて行く。
    ホラーミステリー作家の速水は、
    誰の仕業か暴くために過去の土地へ向かう。
    土地の権力者、宗教上の仕業か?
    ホラーとミステリーは上手く融合できるのか?
    多少物足りなさが残ったが、
    三津田信三の作品の
    読んでいる最中の背中のザワザワは感じられた。

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    2026年04月21日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    さすがの作家陣すぎて総じてコワおもしろい!呪いがテーマってのもいい。〝呪いは明るく輝いて〟と〝ほらあな〟が好みなんだけれど、どの作品も良きなんで読むタイミングで刺さる作品結構変わりそー。是非とも再読したい。

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    2026年04月18日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    色々な作家の作品が読めてお得アンソロジーだった。
    やはり函が一番怖かったかな。家ホラーとして短い中にも要素がぎゅっと詰まってた感じで面白かった。

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    2026年04月17日