三津田信三のレビュー一覧

  • 魔偶の如き齎すもの

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    ネタバレ

    刀城言耶シリーズ 短編。

    どれも推理小説デミステリーしてて満足するし、このシリーズでずっと登場する編者の祖父江しのとの出会いが描かれていて物語としても面白かった。

    星5にしなかったのは、短編集なので全体の印象が薄くなってというか、読み切ったという満足感に欠るので4つにした。

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    2023年05月12日
  • 逢魔宿り

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    5つのホラー短編集。最終話で、それまでの4話が緩ーくつながっていますが、そこはどうでもいいかな。『予告画』は絵に描いたことが現実になる不思議な少年の話。でも最後の種明かしが、少しトリッキーで、正直ちょっとわかりづらかったです。際立って良かったのは『よびにくるもの』祖母からある旧家に香典を届けてくるよう頼まれた主人公。家の人にも一切挨拶などせずに、届けるだけですぐ帰ってくるようにとのこと。しかし、ついつい家の人の頼みを聞いたことが、恐怖の始まり。旧家の雰囲気や出来事。その後始まった事件に、得体の知れない怖さがありました。これを読むだけでも、価値がありました^_^

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    2023年05月01日
  • 犯罪乱歩幻想

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    江戸川乱歩の小説は題名だけ知っていて、内容とかほぼ知らない私。
    そもそもトリビュートって何だろう?っていう無知さで、ホラー系が読みたいのと表紙のイラストに惹かれて読み始めた。

    内容は面白かった、江戸川乱歩の小説を読みたくなった。
    どうしても過去の文豪って難しそうで、とっつきにくいイメージがあって手が伸びなかったけど、この本がきっかけくれた。
    『赤過ぎる部屋』と『魔鏡と旅する男』が好き。
    読み進めてゾクゾクする感じと、自分で考える余韻が好き。
    あとは、自分にも何か危ないことを奇想してしまう時があると感じた。
    やってはいけないけど、もしそれが起こったらっていう想像をしてしまう、カリギュラ現象みた

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    2023年04月24日
  • 逢魔宿り

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    ネタバレ

    しまった、澤村伊智と続けて読むんじゃなかった。頭の中で話が混在してしまうじゃあないか。どちらも擬態語が怖いんです。ざっざっざっとか、ぺた、とか。もうやめて(笑)。

    5話独立した「モキュメンタリー」かと思ったら、5話目で全話をまとめてかかられたうえに、三津田信三の著作の中で私が最もおののいた「入らずの森」まで出てきたよ、と思ったらそれは宇佐美まことでしたね。あれは『ついてくるもの』の中の短編「八幡藪知らず」でした。

    嗚呼、どうしてホラー苦手なのにこんなに読んでしまうのか。インターフォン怖いがな。で、これ、モキュメンタリーですよね!? 実話ではないことを祈る。

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    2023年04月12日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    刀城言耶シリーズ第二弾。
    今回も内容はホラーとミステリーの融合作品ではありますが、密室空間における人間消失トリックがメインになっておりミステリー要素がやや強いです。
    最初の段階で密室トリックを予測できてましたが、迷想探偵である刀城言耶の叙述トリック?(実際は違います)によって自分自身も迷想の渦に巻き込まれてしまいました。
    結末を一言で言うならば「凶」、自分で予測していたことなのに真相を知ると余計に鳥肌が立つ作品でした。
    ただ、自分が読み飛ばしたのか分かりませんが、密室空間に置かれていたある「モノ」の消失の謎が残りモヤモヤしています(笑)。

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    2023年04月12日
  • 逢魔宿り

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    ネタバレ

    『逢魔宿り』とは言い得て妙のホラー短編集。
    基本パターンは今まで通りだが、読む度に新しい恐怖を味わわせてくれるから素晴らしい。
    個人的な最恐は、七緒の祖母と老野生家の因縁が気になって仕方ない「よびにくるもの」。老野生家訪問時の様子も自分が経験しているような臨場感と生々しさで終始トリハダ。
    7歳の息子と歳が近い男の子が主役の「お籠りの家」と子どもの絵がテーマの「予告絵」も落ち着かない怖さだった。
    「お籠もりの家」のおばあさんはどうなったんだろう…後を引く謎がまたいっそう自分を三津田氏ホラーの虜にさせる。

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    2023年04月07日
  • 逢魔宿り

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    ネタバレ

     最後の『遭魔宿り』でぞっ(-"-;A ...アセアセ

     ホラーはこうであってほしいという私の欲望は満たされましたので、満足です。
     面白かったですし♪

     家の構造。続く怪異がねぇ、民俗学ぽくてたまらなかったです。

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    2023年03月31日
  • 怪談のテープ起こし

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    死人のテープ起こし
    留守番の夜
    集まった四人
    屍と寝るな
    黄雨女
    すれちがうもの

    メタ好きにはたまらないメタホラー

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    2023年03月27日
  • 怪談のテープ起こし

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    ネタバレ

    「大好きな作家がいて、新作を読みたいと願うのなら、何冊に一回は単行本を購入して応援することが大切です」

    この終盤の文が刺さったのでこれからはなるべく単行本も買うようにしたいと思います

    「死人のテープおこし」
    自殺する間際の肉声を集めた"死人のテープおこし"なんて神も仏も信じなさそうな人でも罰当たりだわ〜と言われそうな企画をしようとしたら案の定…な話。自殺実況テープが淡々としながらも徐々に不可解な"何か"を感じていくのが怖い

    「留守番の夜」
    叔母の部屋に死んだはずの叔母が神としてて居続けているのか、義理の息子の光史(ん?格子…?)は叔母に操られてるの

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    2023年03月07日
  • 黒面の狐

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    満州の地の最高学府、建国大学を出自としながら敗戦のショックにより地方を放浪する物理波矢多。九州にて炭鉱夫になる道を選んだ彼の前に現れた合里光範。自身と重なる部分の多い合里を中心に物理は炭鉱内での交友を深めていく。しかし鉱山内での爆破事故を契機に炭鉱夫たちは恐怖に見舞われる。事故と同時に行われた密室殺人、そこには炭鉱関係者のおそれる黒い狐のお面の人物がいたという・・・。

     元々刀城言耶シリーズの一作として考案されたということで事件解決への流れは非常に似ている。終盤の三転四転する推理のインパクトは抜群です。そして終戦の時代背景と炭鉱という社会をミステリー内に取り入れた歴史ミステリとしても非常に興

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    2023年03月02日
  • 密室の如き籠るもの

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    刀城言耶シリーズ短編集第1弾!

    いや〜刀城言耶シリーズ好きにはたまらないだろっ! 四の五の言わずに読むぞーᐠ(°Д° )ᐟヨイショットー!!!!

    〜あらすじ〜

    旧家の猪丸(いまり)家に現れた記憶のない謎の女・葦子(よしこ)は、開かずの間だった蔵座敷(くらざしき)で“狐狗狸(こっくり)さん”を始める。だが、そこは当主・岩男(いわお)の前妻たちが死んだ場所だった。刀城言耶(とうじょうげんや)が訪れた日も“狐狗狸さん”が行なわれるが、密室と化した蔵座敷の中で血の惨劇が起こる。表題作他、全4編を収録した“刀城言耶”シリーズ第1短編集

    ふっふっ……たまらない!たまらない!
    全4編とも読み応えがあ

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    2023年02月19日
  • 怪談のテープ起こし

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    著者初読み本でしたので、何も考えずに読みましたがすごく好みでした。
    連作短篇?のような、ちょっと違うけど、短いお話を主人公たる著者目線で紡いでいく形。
    中にはあまり好みじゃないお話もあるけど、どちらかと言うと全ての話に関わる事で現実に及ぶ怪異がメインになってくるので、幕間のお話がとても面白く感じました。
    こういった形のホラーは小野不由美 著作の残穢に近いのかな?
    読み手にも怪異のおすそ分け、大変好みでした。

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    2023年02月16日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    サンプルとしてとても良い試み

    今まで読んだことのない作家の作風、特に文体を知るのには、とても良い試みである。サンプルなのでミステリーに必須の伏線関係、特にオチの部分のどんでん返し は当然入っていないので評価できないが、文章そのものが読みやすいか文体が気に入るか の評価はできる。三津田信三 さんが苦手だ と言うのはよくわかった。

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    2023年02月05日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    刀城言耶シリーズ第4弾!!

    山魔に会いに田舎に泊まろう!行ってきます!!

    行くぞーᐠ(°Д° )ᐟヨイショットー!!!!

    〜あらすじ〜

    忌み山で続発する無気味な謎の現象、正体不明の山魔、奇っ怪な一軒家からの人間消失。刀城言耶に送られてきた原稿には、山村の風習初戸(はど)の“成人参り”で、恐るべき禁忌の地に迷い込んだ人物の怪異と恐怖の体験が綴られていた。「本格ミステリ・ベスト10」二〇〇九年版第一位に輝く「刀城言耶」シリーズ第四長編。(講談社文庫)


    “忌み山”を夜歩くと“山魔(やまんま)”が出る
    山中の怪屋からの一家消失、童唄に纏わる連続見立て殺人。
    『首無』に並び立つ“刀城言耶(

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    2023年01月19日
  • 怪談のテープ起こし

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    三津田作品、初読みでしたが意外と相性が良いかも。6篇からなる短編プラス編集者との裏話的なエピソードからなるホラー作品ですが、実話なのかフィクションなのか曖昧なところが巧みで興味が惹きつけられました。

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    2022年12月20日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    ネタバレ

    刀城言耶シリーズ第2弾。前作とは打って変わって孤島を舞台にしたクローズドサークル、とあらすじを読む限りそんなイメージでしたが、中盤から推理が始まったりと一筋縄ではいかない展開が続いて面白かったです。推理をしては否定してを繰り返すスタイルは好きです。途中の洞窟に入る場面は江戸川乱歩の「孤島の鬼」を思い出しました。オチは無理があるなあと思いましたが、人間関係がすっきりしている分前作よりも読みやすかったです。

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    2022年12月04日
  • 禍家

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    ネタバレ

    怪現象のところは、あまり良い印象じゃないけど、展開やサスペンスめいた感じは好きだ。小久保のおじいちゃんも、ギャップがいい。

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    2022年11月22日
  • 魔邸

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    いつもの三津田先生のゾクゾクする怖さは控えめだった分、ミステリとしては満足できる内容。確かに最後の1行まで気は抜けない。

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    2022年11月08日
  • 魔偶の如き齎すもの

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    シリーズの第3短編集。劈頭を飾る「妖服の如き切るもの」の凶器のトリックが面白かった。
    作中の早い段階から真相は読者の前にぶら下がっているが、それがあまりにも日常的な光景なのでことさら注意を引くことなくさらりと読み飛ばしてしまう。トリックそのものもユニークだし、その隠し方もうまい。
    その他の作品もどれも凝ったもので、コストパフォーマンスは高め。
    ただし、文庫版の表紙はまじまじと見てしまうと、ある作品の真相に気づいてしまう可能性があるので注意が必要か。

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    2022年09月19日
  • 子狐たちの災園

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    ネタバレ

    光文社文庫のも読んだのだけれど、加筆修正と図面付きということで購入。
    時間が経っていて犯人が誰だったか忘れていたため新しい気持ちで再読できた。
    子供の施設という閉鎖された世界での話はとても好物。
    6歳でこんなにしっかりした子供が…?と思ったけど、ちゃんと理由もあるんだね。
    最後の終わり方がまたホラーだった。

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    2022年09月19日