三津田信三のレビュー一覧

  • 白魔の塔

    Posted by ブクログ

    単行本でも読みましたが、文庫本では、ある元灯台守の話が特典でついているので購入。
    ミステリーだけど、ホラーの世界をしっかり味わうことができる作品。もちろん、謎解きが終わっても。
    解説の松江松恋さんの「目次から読者に騙りかける」という言葉で、最後にまた目次を見返した。
    ずっと不安がよぎる中読み進む感じ、こわかった。

    0
    2023年09月02日
  • のぞきめ

    Posted by ブクログ

    個人的・夏のホラー強化月間。氏の著作なら何でも良いんだけど、今回は、BRUTUSホラー特集でも取り上げられていた本作をチョイス。さすがのリアリティ&恐怖感。連作中編集というか、共通の舞台に纏わる中編2作を収録。本作については、刀城シリーズに共通する合理的謎解きもあって、でも霊的なものはやっぱり確実に存在していて、っていうそのあたりのバランスが絶妙。

    0
    2023年08月28日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

    Posted by ブクログ

    シリーズ1は未読のため
    なかなか死相学探偵が出てこない?
    登場人物たちの名前が独特?
    と思いながら読み進めたのだけど、
    怪異の発端となる「四隅の間の儀式」が始まって一気に物語に引き込まれた。
    ひた、ひた…とか、した、した…とか、音の表現が怖くて震えながらも、続きが気になって読んでしまう。
    中盤、いよいよ探偵が登場してからは
    謎解きの展開に、これまた続きが気になって仕方ない。
    シリーズ途中から読んでも充分楽しめました。

    0
    2023年08月25日
  • 十三の呪 死相学探偵1

    Posted by ブクログ

    実はライトノベル的な感じかと敬遠していたが、とても面白く一気読みしてしまいました。
    ネタとしてはホラーなんだけど、ちゃんと謎解き要素があって、ヒントも散りばめられている。でも怪異はそれとしてちゃんと肯定された状態のまま、というところが斬新で面白い。
    主人公の弦矢俊一郎のぶっきらぼうさ、不器用さにやきもきしながらも、苦労しながらもがく一生懸命さを感じ取って応援したくなる気持ちになってしまった。
    怪異の内容は描写が生々しくて気持ち悪い気持ちにさせてくれる。

    0
    2023年08月20日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    一篇一篇を読み終わる度に、さすがだ、とニンマリしてしまった。皆さん、特にこのメンバーに依頼をした三津田さん、お見事としか言いようがありません。

    0
    2023年08月20日
  • そこに無い家に呼ばれる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回もホラーを堪能させていただきました♪

    読んでいる間に何も増えなかったし、何もなくならなかったので安心ですね。
    幽霊屋敷ものにこうした描き方をされると更地を歩くのが嫌になるかもですねぇ。

    でも、最終巻まで楽しませていただきましたので、次は別な仕掛けで楽しませていただきたいです(*^^*)

    0
    2023年08月20日
  • のぞきめ

    Posted by ブクログ

    中盤若干だれましたが、全体的にしっかり怖いし読み応えありました。
    最後の回答編は蛇足と感じる方もいるかも(私は好き)

    0
    2023年08月19日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    一人目、澤村伊智「サヤさん」でやられました。他の人も面白かったけど、個人的にはこれがいちばん面白かった。

    0
    2023年08月14日
  • そこに無い家に呼ばれる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々にホラー小説を読んだというのもあって、一気に読んでしまった。
    冒頭はやたら他作品のタイトルとあらすじが紹介され、興味がそそられる作品もあったのでメモしたものの、紹介される作品数が多すぎてちょっとくど過ぎると思った。
    いざ始まってみれば、新社会人の報告は面白かった。そして幕間では、この表紙は顔が1つと目が3つだが???とよくわからなかったり、この本はシリーズ3作目らしいので(1作・2作目未読)、前作らの比較の話など、読み飛ばす箇所もありつつ。
    3つの話を経て、それぞれの関連性を検討してみると時系列になっており、全て繋がっていると判明する。そこらの考察がミステリーっぽい。

    しかし、個人的には

    0
    2023年08月16日
  • 厭魅の如き憑くもの

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ一作目。
    怪奇ホラーとミステリの良いところを組み合わせた、一度に二度おいしい作品。
    前半は憑き物や山神、厭魅などといった怪異が全面に押し出され、殺人事件が起きた以降は本格ミステリになっていくのだけど、ホラーの面白さとミステリの面白さがどちらも全く負けてなく、丁度良く融合されており、楽しめました。
    そして最後に明かされる真相は圧巻の一言!
    今までの全ての描写が伏線と言っても過言では無く、ラストで明かされる怒涛の伏線回収は凄いとしか言えない(ただそのせいでちと文章が読みづらかったり、状況を文面から把握しづらかったりするのが玉に瑕)
    三津田信三さんの書籍はホラー全振りの作品しか読んだ

    0
    2023年08月12日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    大好きな三津田信三さんのホラーと、三津田さんの選ぶ作家さんとテーマで編集者としての三津田さんも楽しめるという、ファンには嬉しい企画の本です。
    静かな夜、自室で読むのにぴったり。
    勘違いかな、でも変や感じがするな、という日常の中に潜む怪異を感じることができました。
    「何も無い家」の、肌触りまで気持ちのわるさを感じられる空気感、さすがです。

    0
    2023年08月12日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    澤村伊智 霊能者怪談
    投稿文から浮かび上がる霊能者。面白かった。さすが。
    ヒトコワではないが、ダメだと思いながらもずるずる先延ばしたり、無視したりする心理がめちゃくちゃわかる。

    加門七海 実話系怪談
    実話かフィクションか。実際に足を運んで写真をとって、写真が変化する。怖かった。

    名梁和泉 異界系怪談
    燃頭はフィクションだったが、子供達の想像力や願いによって実在化するのが良いし、黄泉というのも良いが、戻ったところで、っていうラストも良い。

    菊地秀行 時代劇怪談
    淡々と場が映り話が進んでいく。まあまあ。

    霜島ケイ 民俗学怪談
    住もうとした家がおかしいのは嫌だなあ。猿かもという思い込み、思い

    0
    2023年08月09日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ


    三津田信三の元にホラー界屈指の作家6人が
    集まり、各々、テーマ別の怪談を描く……(; ´⊙Д⊙)ゾワッ

    バラエティーに飛んだ7作品でした!
    個人的に面白かったのが、

    『サヤさん』澤村伊智
    新居に越してきた家族に起こる祟り
    そしてあの!霊能者が現る!!

    いや〜まさかねあの人が出るとわ笑笑
    内容もぼきわんが来るみたいな感じで面白かった!!

    『燃頭のいた町』名梁和泉
    ひょろひょろな長身にフラフラな足取り
    見たものを震え上がらせるという亡者
    その名も……燃頭!

    サイレントヒルの様な話だった
    燃頭が追っかけてくるーーー!
    いや〜中々面白かったぁ〜('▽')ヨカッタ

    0
    2023年07月29日
  • 怪談のテープ起こし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作者が集めてきた怪談のテープ起こしという体で書かれる一話完結の連作小説。

    実際に作者が聞いたものをテープ起こししたと思わせる書き方が現実と創作の境界線をあやふやにするような恐怖感があった。

    個人的には「集まった四人」「屍と寝るな」が好きな雰囲気だった。
    怪異の発生した理由があやふやなまま終わるのは如何なものかという問いかけとミステリなら許されないがホラーだからこそ許される、という答えが印象に残った。
    水という共通点はどちらかといえば確かに無理やりな気もしたけど。

    0
    2023年07月26日
  • 子狐たちの災園

    Posted by ブクログ

    ここここここここここええええええええええ!!!!!!

    ホラゲーをプレイしてるみたいだった。

    祭園にひきとられ、ともに暮らすことになる子供たちから肝試しの洗礼。それぞれの生い立ちの謎。徐々に明かされていって本当に「ひぃい」だった。気分は夜廻りだったなぁ…

    0
    2023年07月15日
  • 厭魅の如き憑くもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    巫女の家系がみんな「サギリ」という名前なことに最初は混乱したが、漢字の違いで人物像が頭に入ってきた頃から物語もぐんぐん面白くなってきた。特殊な状況下にある舞台・神々櫛村や因縁を持った地主の旧家、人々の信仰が混ざり合って起こる悲しい事件ではあるが、読んでいてワクワクが止まらない。
    京極夏彦の百鬼夜行シリーズと横溝正史の金田一耕助シリーズがチラチラ頭によぎる。ミステリーとホラーの匙加減がちょうど良く、最後まで飽きずに読み進められた。
    事件の話はとても不気味だったが、小話的に挟まれるみんなの恐怖体験が息を潜める恐ろしさだった。それと棺の中に生きた子どもがいると判明するシーン。
    終盤の主人公の推理は真

    0
    2023年06月23日
  • 厭魅の如き憑くもの

    Posted by ブクログ

    ホラーとミステリを掛け合わせた作品。類似するものとして、京極夏彦作品が思い浮かべられる。両作品の違いを楽しむのも一興かもしれない。

    ・内容について
    主人公含めた複数の視点から描かれる、世界観や登場人物たちの心情、そして、事件の有り様が読んでいて、引き込まれる。
    ホラーで怖いはずなのに、なぜか離れられない。そんな怖いもの見たさが、この作品にはあると感じた。

    しかし、1つ苦労したのは、舞台となる地形や登場人物の家系図の把握。これらを1回で理解するのは難しく、何度も単行本冒頭に添えられていた地図と家系図を見返す必要があった。

    0
    2023年06月20日
  • 怪談のテープ起こし

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さんでしたが最初の表題作から一気に引き込まれました。
    現実と虚構のどちらとも取れるメタホラーで、個人的に好みにピンズドでした。
    説明出来なくて意味不明な得体の知れない怪異って最高

    0
    2023年06月01日
  • 犯罪乱歩幻想

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今読んでる

    子どもの頃好きだったな〜江戸川乱歩……
    と思って購入〜

    三津田信三さんの小説は前に何か読んでた気がする。
    角川ホラー文庫から出てるってことはミステリじゃなくてホラーメインなのかな?

    トリビュート
    尊敬の印,賛辞,贈り物

    トリビュート作品
    あこがれの存在であったりするアーティストに対しての敬意を表す作品

    オマージュ作品とはいえ江戸川乱歩を久しぶりに読んでる感覚になった

    『赤過ぎる部屋』
    当たり前っちゃ当たり前だけどラストの完成度は江戸川乱歩の赤い部屋の方が綺麗だった。
    内容は赤過ぎる部屋のほうが完成度に拘らない、それこそ猟奇趣味の会員同士らしいオチだった。

    確率の犯

    0
    2023年05月27日
  • 生霊の如き重るもの

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第2弾短編集!

    今回は刀城言耶の学生時代!!
    若かりし頃の刀城言耶!そして阿武隈川烏((≖֊≖)
    このシリーズの短編はやっぱり読みやすく
    どれも面白い!!ꉂ(ˊᗜˋ*)
    そして今回は阿武隈川烏先輩の癖強い人柄が
    ものすごーーーく!強調されていて
    僕も刀城言耶と同意見!絶対に一緒に旅行には行きたくないwww
    そのぐらい印象深かったですwww

    本編は5話収録されており
    どれもホラー要素は弱めだけど
    ミステリーはとても良かった〜( * ॑˘ ॑* )
    個人的に1番面白かった作品は〜
    タイトルにもなっている
    『生霊の如き重なるもの』がオススメです!
    あとホラー要素が強い…と言って

    0
    2023年05月17日