三津田信三のレビュー一覧

  • 密室の如き籠るもの

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    刀城言耶シリーズの短編集。
    短編三話と中編一話=計四話が収録されております。

    連続首切り事件の現場となった路地で起こる怪異と、新たに発生した首切り事件の謎・・(第一話「首切の如き裂くもの」)
    峠から見えるはずの家が消失したり出現したりするのは?さらに山中に出没する“迷家”の怪とは・・(第二話「迷家の如き動くもの」)
    隙間の向こうに見えてしまう“隙魔”という魔物の怪と学校の校長殺害の謎・・(第三話「隙魔の如き覗くもの」)
    猪丸家に突然現れた謎の女、葦子。当主・岩男の後妻となった彼女は開かずの間だった蔵座敷で“狐狗狸さん”を始めるようになりますが、やがてその蔵座敷で惨劇が・・(第四話で表題作「密

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    2024年10月27日
  • 七人の鬼ごっこ

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    何となく書店で手に取った、言い方は失礼になってしまいますが、特に何も期待していなかった1冊です。
    が、わりと最初の方からのめり込んでページを捲る手が止まりませんでした。
    各章のボリュームが少なく、また時系列に沿ってストーリーが進んでいき、過去の出来事もしっかり今の視点で過去を振り返ってる文章だったため、読みやすかったんだと思います。
    続編もあるようなので、こちらはしっかり期待して待ちたいと思います。

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    2024年10月18日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    ネタバレ

    ミステリーと不可思議の匙加減が絶妙で、これまでのシリーズの中で一番楽しく読めた。作者の文体が読みやすくなったのもある。推理の思考も明瞭完結になり、ラストの落ちるようで落ちないオチも余韻を残して良きかな。

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    2024年10月10日
  • 怪談のテープ起こし

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    怖い ドキュメンタリーっぽいのがリアルでした。カセットテープが良い味を出していると思う。モノクロのイメージがわいて余計に怖かった

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    2024年09月30日
  • 七人の鬼ごっこ

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    だぁーれまさんがぁ、こぉーろしたぁ

    この不気味なフレーズ
    だるま、神社、幼い頃の遊び

    一人、二人、三人……
    一人多い??
    あれは誰?

    七人目は誰なのか?

    次々起こる事件。

    とても興味のひかれるフレーズや構成で
    不気味なホラー要素もあり、
    でもちゃんと現実として解決していくミステリー。

    すごくおもしろかった!

    達磨にはまだまだ謎があるように思う。
    達磨の中身が気になる…

    続編も読みたい!

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    2024年09月22日
  • 忌館 ホラー作家の棲む家

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    三津田信三氏の本は『厭魅の如き憑くもの』と『首無の如き祟るもの』の刀城言耶シリーズしか読んだ事なかったのだけどこちらも面白かったなー。ミステリとホラーの融合だけどこちらはホラー寄り。色々な蘊蓄も面白い。小説と現実が交差していくどこまでが現実でどこまでが小説なのかわからなくなっていくような独特な感じ。たま、らんよね。

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    2024年09月05日
  • 凶宅

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    ネタバレ

    怪異の正体が明らかになったり退治できたりはしないスッキリしないホラー
    理不尽感強め
    何の罪もないのに子どもの目の前で家族が亡くなる展開が苦手な人は避けたほうが良いと思う

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    2024年08月31日
  • 首無の如き祟るもの

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    一族の後継者争い、呪い、首無し連続殺人が複雑に絡まり読み応えがあった。
    ホラー的な要素はありつつ、基本的に犯人探しをしているためしっかりミステリーとして読めた。
    解決編は見事。
    畳み掛けるようにどんでん返しにつぐどんでん返しが個人的にめっちゃ良かった。

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    2024年08月16日
  • スラッシャー 廃園の殺人

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    ネタバレ

    スラッシャーものを始めとしたホラー愛溢れた作品。
    これらの映画はあまり好きではないのだが、見てみたらおもしろいのか?見方によるのか?なんて考えながら読んだ。作家の三津田先生が好きなので世界観をもっと知りたい気持ちもあるかも。
    描写はかなりグロテスクで読むのが精いっぱい。映像だったらかなりトラウマになりそう。
    でもしっかりミステリ要素や最後につながる伏線がちりばめられてて、予想ができていた部分もあったけどそれも織り込み済みで完成度がとても高い。メタ系は苦手意識があったけどちゃんと考えれば理解できるものでよかった。完成度の割に評価が低いとも感じた。

    二次文庫用の要素(付録)もあってこちらを買って

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    2024年08月12日
  • 怪談のテープ起こし

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     カセットやMDに録音された体験談から浮かび上がる6つの怪異譚と、それらが書籍化されるまでの経緯を綴った裏話的なエピソードを合わせた短編集で、それぞれの怪談の不気味さと怖さも去ることながら、その後の担当編集とのやり取りも恐ろしく感じた。

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    2024年08月12日
  • 七人の鬼ごっこ

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    子供の頃に達磨神社で遊んでいたメンバーが、大人になってから順番に殺害されていく。
    読んでいくうちに、殺される理由が見えてくるが、子供の頃なら仕方ないのではって思ってしまった。
    結末はモヤモヤした感じで、続編があるのでは?と匂わせる部分がある。
    続編出たら読む・・・かもしれない。

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    2024年08月09日
  • 七人の鬼ごっこ

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    「だれまさんが殺した」という不気味なフレーズに怖さとゾワゾワ感が増し、犯人は意外な人物だったが、お堂の中の達磨が本当に人間の仕業だけなのか疑問に持たせる結末・・・。童謡と昔の遊びを結びつけているのも不気味で怖い。

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    2024年08月07日
  • 密室の如き籠るもの

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    このシリーズも大好き!短編集でした。
    短いながらもらしい話で読み応え抜群でした!
    金田一シリーズとか好きな人も好きかもですね。

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    2024年07月28日
  • 生霊の如き重るもの

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     刀城言耶が学生時代の時に遭遇した怪異としか思えない事件をお得意の一人多重推理で解決していく短編集で、怪異を論理的に解くのは勿論、ラストでゾクッとする終わり方も最高だった。それにしても阿武隈川烏は友達か知人にいたら面倒くさい人だなぁ。

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    2024年07月10日
  • 首無の如き祟るもの

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    こちらの作家さんの作品、少しは読んでおこうと、こちらと「のぞきめ」を読みました。
    「のぞきめ」は楽しめなかったので、だからというわけではありませんがこちらに破格の4をつけてみちゃいました。
    私の大好きな「アホアホ本格ミステリ」でした。ホラー要素もまあまあ好きです。

    それにしてもこの作者さんの文体のB級ライター臭はただごとではありません。臭みを抜けないのか、抜く気がないのか、どっちかもわかりません。

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    2024年06月28日
  • 子狐たちの災園

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    最後のページでゾクっとした。
    ホラー&ミステリーの三津田信三さん、クローズドサークルっぽい作品。
    不思議な稲荷の社で遊ぶ少女から始まり、子どもを集める不思議な園に舞台が移る。気味の悪い大人の住人たち、優しいけれどちょっと不思議な美女、正気を少し失いかけてる老婆。謎の儀式が行われて過去に人が死んだことのある建物。そして暗い森。
    舞台装置はもう完璧。
    途中、謎解きの行動をしてる最中の説明が冗長かな?と思った。読むのに時間がかかった。
    あの人とあの人のことは途中で何となく想像がついたが、ラスト、まさかそっちが!?とびっくりさせられたので、良しとしよう。
    こういう話はけっこう好き。

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    2024年06月27日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    刀城言耶シリーズ第四弾。
    終盤、犯人が入れ替わる。辿り着いた真犯人、その顔を刀城言耶が把握していなかったことに違和感。読み直したところ、確かにそんな描写が。このシリーズ、これに限らず些細な描写が地味に終盤に効いてくることが多いです。犯人が入れ替わるように事件に対して色んな見方ができるのは、なんだか怪異に対するスタンスみたい。
    相変わらず楽しめたので次もまた読もうと思います。

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    2024年06月23日
  • 十二の贄 死相学探偵5

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    序盤の恐怖心と戦う心理描写は読んでいてゾクゾクしたし、玉川大師の地下道を思い出してめっちゃ怖くなりました。
    シリーズの中でこの作品もお気に入りの1冊です。

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    2024年06月14日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    シリーズの中で一番はまった作品です。
    いっき読みしてしまうぐらい面白かった!
    そして、ある意味、私が犯人を当てられたのもこの作品だけ!笑

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    2024年06月14日
  • 逢魔宿り

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    さすがの語り部、良質なホラーである。じんわりと、しみチョコのような怖さが精神に浸透してくる。

    日本の土着的な背景を持つ、しめったような土臭いようなカビ臭いような雰囲気がほんと堪らない。出会いは「のぞきめ」だったと思うけど、一貫して作者の持つ文体の雰囲気が変わってない。

    定期的に読みたくなる三津田ワールド。多作ゆえまだまだ課題図書があるのは良きかな。次は何を読もうかなー。

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    2024年06月07日