三津田信三のレビュー一覧

  • 犯罪乱歩幻想

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    単行本からの再読。まえがきが書き下ろされていました。「骸骨坊主の話」が大好きなので、手軽に読める文庫化されて本当に良かったです。前振り、本編、オチ、とどこを取っても完璧で、何回読んでも飽きないです。
    単行本は寝る前にちまちま読んでいたのでいまいち全体像が掴めませんでしたが、今回一気読みしたおかげで「G坂の殺人事件」が面白いと感じました。

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    2021年10月24日
  • のぞきめ

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    怖い。怖い。怖い。しばらく隙間が見れなかった。どんどんのぞきめの事がわかっていくのが恐ろしく、また好奇心をくすぐられた。

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    2021年08月27日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    これもまた面白かった~。待望のシリーズ最新作。大きな流れとしての展開はシリーズ共通だし、怪奇譚に絡んだ事件というのもいつも通りなんだけど、それにしてもこのワクワクドキドキ感は半端ない。小難しい書籍を読んでいるように一瞬錯覚させられる、難読の地名や人名のオンパレードも、今更ながら癖になる味わい。本作は、導入に当たる地方の怪談がかなり長い尺で語られることが一つの特徴だけど、以降、探偵登場で幕を開ける事件と、見事に絡み合わせられていく求心力が凄い。改めて素晴らしいシリーズです。

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    2021年06月23日
  • 作者不詳 ミステリ作家の読む本 (下)

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    ネタバレ

    岩壁荘の話が出てきて「魔邸にでてきたやつだ!!
    」と興奮した。

    とっても怖くて面白かった!ミステリ要素はわくわくするし、ホラー要素では思わず声がでちゃったり。

    三津田さん達主人公が古本を購入したところから、怪異に巻き込まれていくのだけど、最終的にわたしが巻き込まれてしまう。
    これから、どうしよう。

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    2021年05月13日
  • 死相学探偵最後の事件

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    なんてこった……本当に最後だった。終わってしまった~。……のだけれど、ここから「十三の呪」に戻って無限ループしてみたくなりました。何から何まで、旺盛すぎるファンサービスてんこ盛り。というよりファンにとってはたぶん、一部の謎がとても簡単なのですが(でもあの罠には引っかかってしまったかもしれない)。細部に関してはあいまいなところもあるのでこれまたじっくりと読み返したい気分です。あと、気になる地名がいっぱい出てくるところも。他の作品関連ですよねえ。
    孤島に仕掛けられた黒術師の罠。次々増える被害者と仕掛けられた謎と、そして黒術師の正体。もうあまりに盛りだくさんな内容にどきどきしっぱなし。そんな中でもお

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    2021年02月14日
  • 死相学探偵最後の事件

    購入済み

    サービス精神溢れる一冊

    「最後の事件」だけあってか、レギュラーは勿論、
    意外なゲスト的キャラクターも多く登場し、特に
    主な舞台となる孤島に行くまでも中々楽しい。
    個人的にある人物の扱いは思わず爆笑してし
    まった。

    一転、事件が本格的に動いてからはぐいぐい物語
    に引き込まれ、犯人の正体まで一気に読み進めて
    しまうくらい面白かった。

    最後といわず、短編等でも良いから続いてほしい
    シリーズ。

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    2021年02月06日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    特殊な状況下で起こる人間消失。舞台設定が少し複雑で難しいので、もう少し図解があっても良かったかも。ただ謎解きに至る過程での考察などとても面白かった。読み終わったとき結末の意外性に呆気に取られてしまった。すごく面白かった。

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    2021年01月13日
  • 誰かの家

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    作者が自分の体験や他人から聞いた怪談話を小説に直して読者に提供しているという構成の小説。最初の話はそうでもないな?とも思ったが、順を追うごとに、三津田信三ワールドが炸裂した。すぐ後ろに恐ろしいものが立っている。得体の知れない何かが家の中にいる。この作者が書くそういう類いの話はとにかく怖い。怖くて読むのを躊躇うが、何が待ち受けているのか分からないとなお怖い。そういう感情が、作中に出てくる人物の「振り返りたくないが、正体が分からないのは嫌」という心理とリンクして、よりリアルな恐怖を味わった。

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    2020年09月21日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    ハードカバー版からの再読です。
    詳細をほとんど覚えていなかったのでまた改めて楽しめました。烏合邸のエピソードの怖さもさることながら、幕間で描かれるエピソードがそれ以上に恐ろしく、怪異がすぐそこまで迫ってきているかのような臨場感がありました。

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    2020年09月06日
  • のぞきめ

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    人が怨みを生み、怨みが人を狂わす。

    禁じられた峠、闇より纏い付く視線、腹の捩れた死体、鳴り響く鈴音…呪いの村を巡る2つの怪異譚が紡ぐ恐怖の真相に迫る!

    震える程の怖さだけでなく、人と人の繋がりの有り難さも身に沁みる。脆弱で残酷な、人間の怪談。

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    2020年09月03日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    ネタバレ

    『めちゃすごい事故物件を集めて、それをひとつに建てかえたら、最恐の幽霊屋敷が出来んじゃん!!』
    ホラー好きなら1度は妄想することを、本気でやった人が、自分が住むのではなく、個々の部屋に赤の他人を住まわせて、何が起こるか実験したその記録、の行間に潜む恐ろしい謎を解いていく主人公たちの周りで起きる不可解な出来事。
    個人的にいちばんゾッとしたのは、明らかにおかしい部屋(こんな所に住むことは精神的にも“物理的”にも不可能だと一目見て誰でも思う部屋)に、何事もなく暮らす、むしろ心配する人たちを排除しようとする母子の心理状態。

    アメリカの映画に似たような設定の『ホーンテッド・サイト』というホラー映画があ

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    2020年08月09日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    ネタバレ

    全て著者自身の実体験である感じで書かれている短編集。どこまで本当なのか分からないんだけど、最初と最後のお話が繋がった時の鳥肌!
    別の「電話」をテーマにしたアンソロジーに入ってためちゃくちゃ怖い奴が収録されてて、それも読み返せて良かった。

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    2020年07月29日
  • 密室の如き籠るもの

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    そろそろ怪談が望ましい、暑い夏に近づいて参りました。そんな背景もあり、本シリーズに手が伸びた。本作は、3短編+1中編から成るもの。シリーズ中の短編集を読むのは初めてだったけど、下手に引っ張ると冗長に思えるであろう題材が選ばれていて、短編である必然性が感じられる。引き締めてある分、怪奇のまま残される部分も多い、っていう見方も出来るけど。とにかく、間違いのない高水準で、やはりこのシリーズは素晴らしいな、と思わされた次第。

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    2020年05月27日
  • 百蛇堂〈怪談作家の語る話〉

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    前作の蛇棺葬が、実はある作家の実体験を元にして書かれたものであったという前提で、それを出版したい編集者の話が今作。主人公が作者と同じ名前なので、恐怖がじわじわと現実世界に染み出して来るような恐ろしさがあり、更に暴かれた真相にも驚愕という、満点のイヤミス!忌山とか山岳信仰とか憑物筋とか、そのへんが好きな人にはめちゃくちゃハマるはず。

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    2020年04月03日
  • 九孔の罠 死相学探偵7

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    死相学探偵シリーズ。ダークマター研究所でのリストラ連続殺人を阻止すべく、呪術「九孔の穴」に立ち向かう俊一郎。しかしその努力もむなしく目の前で倒れる犠牲者。新恒警部の不在もそこはかとなく不安をかきたてる中、犯人が誰なのかを突き止め呪術を止めることはできるのか……という緊迫感溢れ、恐怖にも満ちた展開だったのですが。
    解決編、犯人のツッコミが面白すぎる!
    そして、最終的になんか犯人がちょっと可哀想になってしまったのは私だけなのでしょうか。まあたしかに犯人として力不足すぎたけれど(犯人が分かった瞬間正直ちょっとがっかりしたしー)。みんなしてよってたかって……何もそこまで言わんでも、という気分になってき

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    2020年03月16日
  • 黒面の狐

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    けっこうな厚さで読めるかなと心配しましたが、話が面白く作品に惹き込まれてサクサクと読めてしまい、流石だと思いました。特に炭坑関係の話は読んでいてかなり勉強になりました。きちんと調べて書かれている文章は安心して読めます。
    すでに続編も刊行されているみたいですので早く読みたいと思いました。

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    2020年02月24日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

    購入済み

    第二作ではあるけども……

    シリーズ二作目だけど、これから初めて
    読む人にはあえてここから読むことを進
    めたい。

    一作目では読んでいてもどかしいというか、
    書き手が作品を文体を模索しているような
    気がして、それがノイズになってしまった
    感があった。

    そういう意味で、これはうまい仕切り直し
    になっていると感じた。
    ここで登場人物に慣れた上で第一作に挑む
    のがオススメ

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    2020年02月09日
  • ついてくるもの

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    廃屋から人形を持ち帰ってしまった私の身の上に次々と起こる恐怖体験。取り憑かれるホラー短編集。読んでいくと、どこまでが現実なのかわからなくなってしまい、ゾクゾクさせられる。

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    2020年01月16日
  • 生霊の如き重るもの

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    一応推理してみるけど、自分の推理は途中でそれは違いますって探偵に言われちゃうやつなんだよなあ。
    ホラーとミステリーの融合。両方ちょうどいい感じ

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    2019年12月23日
  • 八獄の界 死相学探偵6

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    三津田さんのどの作品も好きですが、この本は特に好きです。しかし、この本のメインのホラー要素よりも、最後にさらっと出てくるもののほうが怖い気がします。夜に一人で読むのはあまりお勧めできませんが、私は、読んでいて凄く楽しかったです。

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    2019年09月27日