三津田信三のレビュー一覧

  • わざと忌み家を建てて棲む

    ヤバい!ヤバいぞ!マジでヤバいぞ!(•́ω•̀;≡;•́ω•̀)アタフタ
    なんやこれ!!((((;゜Д゜)))
    こんなヤバいヤツ世に出していいのかい?(笑)

    今回の頭三会が迎え撃つ幽霊屋敷は……
    筋金入りの猟奇者(怪異好き)の金持ちジジイが
    全く別々の事故物件の家屋を繋げて一つに立て直しそれぞれ...続きを読む
  • どこの家にも怖いものはいる

    流石!期待を裏切らない!三津田信三先生〜
    安定の怖さと面白さを叩き出してくる〜

    何かとおすすめホラー小説で出てくる
    幽霊屋敷シリーズの第一作の本作…うむ!
    ヤバい!!めちゃ面白い!!

    某県に住まい方は…マジどんまいです!笑笑

    本作の著者、三津田信三先生の元に河漢社の
    三間坂秋蔵がある三つの怪...続きを読む
  • どこの家にも怖いものはいる
    べらぼうに怖い……(༎ຶ⌑༎ຶ)

    『のぞきめ』の時もそうだったけど、三津田作品は私の恐怖ツボ付いてくる…((((;゜Д゜)))



    『幽霊屋敷シリーズ』1作目!

    三間坂という編集者と意気投合し、頭三会という飲み会をしながら怪異譚に花を咲かせる『私』こと三津田信三。

    三間坂が『私』に見せた3つ...続きを読む
  • 七人怪談
    このアンソロジーを一言で表すなら、「とても怖い」。とにかく怖い描写や不気味な描写が多い。
    澤村伊智『サヤさん』ある霊能者に出会った小学生の話。前半の怪異に襲われる不気味さ、不条理さと、後半の物語の真相、謎の残るラスト。どれをとっても怖い。『予言の島』を事前に読んでおくとなお良い。
    加門七海『貝田川』...続きを読む
  • どこの家にも怖いものはいる
    三津田信三の「家」シリーズの第1巻

    怪異妖怪オカルト好きなのに今の今までなぜか読んだことがなく、タイトル買いで初めて三津田ワールドに足を突っ込んだのがこの作品。
    まぁ面白い面白い、一見関係なさそうな怖い物語の中から見える微かな違和感や繋がりが最終的に一本の線に繋がるっていう構造が非常に好み。そして...続きを読む
  • 首無の如き祟るもの
    いい意味で踊らされた。最後まで気が抜けない作品。
    ミステリとホラーを組み合わせた作品で、ここまで夢中になるなんて思ってなかった。

    ホラーが苦手な人がいるかもしれないが、それでもミステリ好きなら読んでおけといえる。
  • みみそぎ
    目次を読んで「幽霊屋敷」シリーズの新作か、と思いましたがよく見たら出版社が違いました。序章で物語に惹き込まれる感覚は相変わらずで、現実と空想の境界線が曖昧なまま続くノートの記録は圧巻でした。始めは何を読んでいるのか全く不明で不安感が凄まじかったのです。しかし、3人4人と語り手が増えていくにつれて構造...続きを読む
  • 逢魔宿り
    単行本からの再読。
    「某施設の夜警」と「よびにくるもの」が不気味で好きです。
    本書と同時に『みみそぎ』も読んでいたのですが、ノートの記録と「よびにくるもの」との似た描写に、どっちの物語を読んでいるのか分からなくなりそうになりました。
    「怪談のテープ起こし」のような単行本からの追記も期待しましたがその...続きを読む
  • 七人怪談
    面白かった。澤村さんの短編がお目当てだったけれど、どの作品にも背筋がヒヤッとさせられた。最近民俗学と絡めた小説が好きなので、霜島さんの作品は思わぬ収穫だった。
  • 首無の如き祟るもの
    今まで読んだミステリの中で一二を争う面白さだった。特にラストの怒涛の解決編は別格。流石はベストオブベスト。
    インパクトの強い表紙とは裏腹にホラー要素はそこまで多くなかったが、ホラー展開のおかげで退屈になりがちな序中盤も楽しく読めたので有難かった。ホラー苦手な人にもおすすめ。
  • 密室の如き籠るもの
    そうきたか〜(〃'艸'〃)!!
    乱歩のトリックの説を用いて細かく推理。
    そして真相は……すごすぎる…‎߹ㅁ‎߹)♡



    刀城言耶シリーズ短編集第1弾!

    【首切の如き裂くもの】

    元侯爵家の令嬢が、喉を裂かれて殺される事件が発生。
    行き止まりの路地突き当たりには、氏神様が祀られている祠がある以外は...続きを読む
  • 逢魔宿り
    怖かった~
    怖いのに読む手を止められず。
    雨降り夜に家人が出掛けた家で1人読んで、後悔した 苦笑
    最近になって三津田信三を知って、作品を何作か立て続けに読んだけど、読んだ中ではこれが一番面白かった!
  • 幽女の如き怨むもの
    身を売られた花魁の哀しい運命(T-T)
    さすが三津田作品。意外な真相、お見事です!



    花魁は華やかな世界で接客をするお仕事。
    13歳の少女には、憧れの世界だった。

    緋桜という源氏名をもらい、花魁となった16歳の桜子は、過酷な現実に失望する。

    正直、前半は読むのが辛かったです( ´•̥̥̥ω•...続きを読む
  • 歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理
    ★5 幼き頃、亡者道といわれる道で「何か」とすれ違った不気味な体験… 完成度鬼高のホラーミステリー

    ■あらすじ
    大学生である主人公瞳星愛は、刀城言耶という作家が講師を務める「怪異民俗学研究室」を訪ねる。その研究室には、備品整理を任されていた作家志望の天弓馬人いた。愛は彼に、幼い頃の島で「亡者」を見...続きを読む
  • 魔偶の如き齎すもの
    刀城言耶シリーズ10冊目。短編だと3冊目なのかな。
    いつも通り三津田先生は面白い、安定している。

    刀城言耶…というより三津田先生は『合理性を突き詰めた上で、それでも残る不可思議こそが怪異』というスタンスなんだろうな。物理波失多シリーズとかもそんな感じだし。
    「妖服」とか「魔偶」とかってのは、一応創...続きを読む
  • 歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理
    なんてことだ。
    三津田信三先生の作品、他のシリーズまで手を出さなくてはあかんくなってしまった!
    死相学探偵とか刀城言耶とか!
    好きなのは実話怪談ベースで三津田信三先生自身が登場される作品なんですが、『歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理』もけっこう面白かったので続きがあるなら読みたい。
    漢字は相変わら...続きを読む
  • ついてくるもの
    短編集で7編になってるが、どれも恐る恐る徐々に怖くなっていくようだった。怪談話が苦手な人は読まないほうが良いと思った。なんせ実話のようなリアルさがあり、また、タイトルにもなっている1編の『ついてくるもの』は、最後の締めが怖すぎる。古本屋で見つけたのだけど、表紙もめちゃくちゃ怖そうで、買うのに勇気がい...続きを読む
  • 魔偶の如き齎すもの
    刀城言耶シリーズ第三短編集。表題作『魔偶の如き齎すもの』が一番面白かった。これまで刀城言耶シリーズを読んできた読者は、この展開に驚くだろう。巧妙なトリックと伏線回収に驚嘆。
  • 歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理
    怖がりで、怪異になんとか論理的な解釈をしようと試みる探偵役とワトソン役の女の子のやり取りがテンポよく面白かった。
    続編に期待したいけど、綺麗に落ちがついてたから難しいかな。
    探偵役の性格のおかげでそう怖くもなく読めたが、「腹を裂く…」の犯行理由は考えてみると結構ゾッとする。
  • 歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理
    今作品も怖かった〜面白かった〜

    じわりじわりと恐怖がせまってきて、不安と不可解がまぜこぜになる場面が全ての話にあるからね。
    特に第三話が好み。
    最終話のラストは…つながってたの〜と得した感じもいいね。

    シリーズ化してほしい。

    ぜひ〜