三津田信三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ちょっ……
怖すぎ((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ
久しぶりに背筋がゾワッとしました…
ーーーーーーーーーー
ホラーミステリー作家の先生が、昔知った怪異譚。
ある経緯で手に入れた民俗学者の古い大学ノート。
偶然にも同じ地が原因で起きている奇怪な現象を知ってしまった「僕」にも、
作品を読んでいる「あなた」にも、
何かと目が合っても……
………と、警告は『序章』でされています。
ーーーーーーーーーー
いや、怖いよ。
私、この手の怪談が1番怖い。
なんせ「1番怖いホラー映画は?」と聞かれると、
「本当にあった呪いのビデオシリーズ」って答える程「何か起こっても知ら -
Posted by ブクログ
すごい…!!
こんな方法、思いつきます!?
盲点をついたトリックにびっくり(゚ロ゚)
先入観という言葉を恨む。
刀城言耶シリーズ 第4弾!
忌み山と呼ばれる初戸の三山にある集落に、昔から伝わる成人参り。
「乎山」(かなやま)と呼ばれる忌み山に迷い込み、恐ろしい体験をしたという原稿が刀城言耶の目に入る。
祖父江偲の願いもあり、現地に赴くことに。
そして、恐ろしい連続殺人に巻き込まれる…。
見どころは何と言っても「人間消失」の謎!
この発想はホントすごい。
「えっ?!」ってなりました(°д°)
言耶は毎度少しずつ推理を披露していくのですが、
「警部をはじめ両刑事が、思わず息を呑んだのが -
Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズ 十冊目。
『密室の如き籠るもの』『生霊の如き重るもの』に続く短編集三冊目です。
短編と言えど、侮れない怖さ…(´ºωº`)
今回はどちらかと言うと「奇妙さ」の方がしっくりくるかも…。
刀城言耶シリーズ、裏切りません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【妖服の如き切るもの】
坂の上下に分かれている砂村家で殺人事件が起こる。志津子が見た、軍の外套が突如電信柱に現れる「妖服」の奇妙な話と、犯人の行方は。
驚くべきトリックをやってのけてます。
「日本軍の外套が襲ってくる」怪談話という所がまた恐怖を仰ぎます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【巫死の如き甦るもの -
Posted by ブクログ
すごく好き。
文句なしです。
私の好みが凝縮されてます(*´ω`*)
刀城言耶シリーズ第二弾!
瀬戸内海に浮かぶ鳥坏島。
この島にある鵺敷神社の祭壇で、18年ぶりに「鳥人の儀」が行われる。
その神事に参加する事ができた刀城言耶。
儀式の最中に、巫女の朱音が姿を消してしまう。
拝殿は崖の上に存在し、扉は言耶が見張り、密室状態であった。
『厭魅の如き憑くもの』の時の感想と被るかもしれませんが、
ホラー
時代背景が昭和初期
宗教
不気味な言い伝え
密室状態
美しい巫女
そして、ミステリーである。
これはシリーズ全部貫かれるのかなぁ(*´﹃`*)
もう外れませんよ。
幽霊のような禍々しい怖さ -
Posted by ブクログ
「黒面の狐」「白魔の塔」の間になる物語。敗戦直後の闇市を舞台にしたミステリ。
足を踏み入れた者が迷ってしまう「赤迷路」に出現する怪人「赫衣」。かつて起こったという米兵ジャックによる猟奇殺人。不穏な噂をなぞるかのように起こった凄惨な殺人と、その後も赤迷路の中を跳梁する怪人の影。この時代独特の重苦しさを背負っているせいもあって、実に陰鬱で禍々しい雰囲気がたっぷりです。このような時代があったのだということが、現代の人にはなかなか信じられないかもしれません。
密室殺人の謎、路地で消えた怪人の謎等いろいろと謎解きのポイントはありそうに思えますが。しかし一番の謎は動機だったのか……これもまた、現代ではなか -
Posted by ブクログ
日本・香港・台湾の作家によるホラーミステリのリレー小説。箸を使ったおまじないの「おはしさま」。それはただの都市伝説なのか、それとも呪いなのか。なんともおぞましく恐ろしい作品、と思って戦々恐々の心地で読み始めましたが。
まず「おはしさま」。これは文句なく怖いです。嫌です。いや、好きなんだけど。一番短いのに一番恐ろしさは強烈。さすが三津田さんです。
続く「珊瑚の骨」は、切ない青春小説のような読み心地だし。「呪網の魚」は都市伝説を用いたミステリ。「鰐の夢」では今までのあれやこれやが繋がってきた感があって、たしかにこれで完結してもよい気がしました。ならば続く最終章でこれはいったいどのように着地するのだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ物理シリーズ第2弾。前回は炭鉱での殺人事件でしたので、今回は灯台を舞台にしたクローズドサークルになるのかな、なんて思っていましたが思いっきり裏切られました。解説にもありましたが、全体の半分くらいが灯台に辿り着けずに迷い続けているという大胆な構成。ようやく辿り着いたかと思えば回想が始まって、気づいた時には灯台を去っているという、一体何を読んでいたのかと思ってしまう作品でした。それでもきちんと灯台の知識も盛り込まれていて、一連の怪異に対する解釈もされているので満足でした。
これで何となくこのシリーズの方向性がわかりましたので、第3弾も早く読もうと思います。 -
Posted by ブクログ
三津田信三さんの不穏なホラー短編『おはしさま』を皮切りに、四名の台湾・香港作家が共演するリレー小説(競作っぽい)。独立した複数の物語が、後半の作品では繋がりが整理され謎が解け、そして、ミステリ、ホラー、SFまで含んだエンタメに発展する。怖さという意味では、最初の三津田信三さんの『おはしさま』がピークになってしまっていますが、一つの怪談から発想して発展させる各作者の手腕は見事。
自分的には2021年に読んだ中で一番のヒット。内容も面白いし、アジア作家のホラーや幻想小説をもっと読みたいという欲求を引き出してくれて、世界が広がった感覚がありました。
リレー小説としても面白いし、五作ともそれぞれ独立