三津田信三のレビュー一覧

  • 凶鳥の如き忌むもの

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    すごく好き。
    文句なしです。
    私の好みが凝縮されてます(*´ω`*)

    刀城言耶シリーズ第二弾!
    瀬戸内海に浮かぶ鳥坏島。
    この島にある鵺敷神社の祭壇で、18年ぶりに「鳥人の儀」が行われる。
    その神事に参加する事ができた刀城言耶。
    儀式の最中に、巫女の朱音が姿を消してしまう。
    拝殿は崖の上に存在し、扉は言耶が見張り、密室状態であった。

    『厭魅の如き憑くもの』の時の感想と被るかもしれませんが、

    ホラー
    時代背景が昭和初期
    宗教
    不気味な言い伝え
    密室状態
    美しい巫女
    そして、ミステリーである。

    これはシリーズ全部貫かれるのかなぁ(*´﹃`*)
    もう外れませんよ。

    幽霊のような禍々しい怖さ

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    2022年04月24日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    このシリーズは、第1の殺人が始まってからの展開が非常におもしろいです。現場が脳内に広がり、次はどうなる?次はどうなる?と、読みふけってしまいます。そして最後の謎解きで、全てのフラグが回収されます。ホラーなのか、サスペンスなのか、どっち?と、怖さを残してくれる終わり方も好きです。

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    2022年04月21日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    シリーズ2作目。孤島で起きた儀式と、消えていく人々。この度は、警察が介入することなく、主人公が事件解き明かし、幕を下ろしました。でも、最後の最後に、これはただの事件では無かった可能性。。匂わせてくれる作者様に脱帽です。ハラハラ、ドキドキを、ありがとうございます!

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    2022年03月24日
  • 赫衣の闇

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    「黒面の狐」「白魔の塔」の間になる物語。敗戦直後の闇市を舞台にしたミステリ。
    足を踏み入れた者が迷ってしまう「赤迷路」に出現する怪人「赫衣」。かつて起こったという米兵ジャックによる猟奇殺人。不穏な噂をなぞるかのように起こった凄惨な殺人と、その後も赤迷路の中を跳梁する怪人の影。この時代独特の重苦しさを背負っているせいもあって、実に陰鬱で禍々しい雰囲気がたっぷりです。このような時代があったのだということが、現代の人にはなかなか信じられないかもしれません。
    密室殺人の謎、路地で消えた怪人の謎等いろいろと謎解きのポイントはありそうに思えますが。しかし一番の謎は動機だったのか……これもまた、現代ではなか

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    2022年03月08日
  • 赫衣の闇

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    時系列的には白魔の塔の前日譚にあたるのかな?
    犯人やトリックは予想したものでは全くなかった。
    そういうところよりも戦後すぐの日本の状況が事細かに描かれていてそちらの方が興味深かった。

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    2022年02月26日
  • のぞきめ

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    自分が現場に入り込んだような、臨場感を味わいました。言葉の選び方も好き。構成も、とても引き込まれる面白さ。

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    2022年02月26日
  • おはしさま 連鎖する怪談

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    日本・香港・台湾の作家によるホラーミステリのリレー小説。箸を使ったおまじないの「おはしさま」。それはただの都市伝説なのか、それとも呪いなのか。なんともおぞましく恐ろしい作品、と思って戦々恐々の心地で読み始めましたが。
    まず「おはしさま」。これは文句なく怖いです。嫌です。いや、好きなんだけど。一番短いのに一番恐ろしさは強烈。さすが三津田さんです。
    続く「珊瑚の骨」は、切ない青春小説のような読み心地だし。「呪網の魚」は都市伝説を用いたミステリ。「鰐の夢」では今までのあれやこれやが繋がってきた感があって、たしかにこれで完結してもよい気がしました。ならば続く最終章でこれはいったいどのように着地するのだ

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    2022年01月29日
  • 赫衣の闇

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    ネタバレ

    戦後の闇市
    都市伝説?妖怪?
    民俗学を波矢多が学び始める!

    個人的には赫衣をもっと掘り下げて欲しかった。
    犯人は刀城言耶シリーズのように何度もどんでん返しはない。
    あっという間だった。。

    まさか容疑者がそのまま犯人だったなんて。
    私はずっとアケミが犯人だと思っていた。

    被害者が妊婦ってのも読んでて腹が痛くなる思い…

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    2022年01月19日
  • 白魔の塔

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    ネタバレ

    物理シリーズ第2弾。前回は炭鉱での殺人事件でしたので、今回は灯台を舞台にしたクローズドサークルになるのかな、なんて思っていましたが思いっきり裏切られました。解説にもありましたが、全体の半分くらいが灯台に辿り着けずに迷い続けているという大胆な構成。ようやく辿り着いたかと思えば回想が始まって、気づいた時には灯台を去っているという、一体何を読んでいたのかと思ってしまう作品でした。それでもきちんと灯台の知識も盛り込まれていて、一連の怪異に対する解釈もされているので満足でした。
    これで何となくこのシリーズの方向性がわかりましたので、第3弾も早く読もうと思います。

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    2022年01月09日
  • おはしさま 連鎖する怪談

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    日本・台湾・香港のリレー小説がいい感じにカオスです。共通するテーマを盛り込みながら各国の作家さんが趣向を凝らし、驚愕のラストへ・・・

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    2021年12月29日
  • おはしさま 連鎖する怪談

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    三津田信三さんの不穏なホラー短編『おはしさま』を皮切りに、四名の台湾・香港作家が共演するリレー小説(競作っぽい)。独立した複数の物語が、後半の作品では繋がりが整理され謎が解け、そして、ミステリ、ホラー、SFまで含んだエンタメに発展する。怖さという意味では、最初の三津田信三さんの『おはしさま』がピークになってしまっていますが、一つの怪談から発想して発展させる各作者の手腕は見事。
    自分的には2021年に読んだ中で一番のヒット。内容も面白いし、アジア作家のホラーや幻想小説をもっと読みたいという欲求を引き出してくれて、世界が広がった感覚がありました。
    リレー小説としても面白いし、五作ともそれぞれ独立

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    2021年12月19日
  • 水魑の如き沈むもの

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    雰囲気が大好き

    このシリーズは、閉ざされた村の独特な雰囲気が大好きです。怪奇の描写もすごくゾッとして、展開も早いので夢中で読みました!

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    2021年11月21日
  • 犯罪乱歩幻想

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    単行本からの再読。まえがきが書き下ろされていました。「骸骨坊主の話」が大好きなので、手軽に読める文庫化されて本当に良かったです。前振り、本編、オチ、とどこを取っても完璧で、何回読んでも飽きないです。
    単行本は寝る前にちまちま読んでいたのでいまいち全体像が掴めませんでしたが、今回一気読みしたおかげで「G坂の殺人事件」が面白いと感じました。

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    2021年10月24日
  • のぞきめ

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    怖い。怖い。怖い。しばらく隙間が見れなかった。どんどんのぞきめの事がわかっていくのが恐ろしく、また好奇心をくすぐられた。

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    2021年08月27日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    これもまた面白かった~。待望のシリーズ最新作。大きな流れとしての展開はシリーズ共通だし、怪奇譚に絡んだ事件というのもいつも通りなんだけど、それにしてもこのワクワクドキドキ感は半端ない。小難しい書籍を読んでいるように一瞬錯覚させられる、難読の地名や人名のオンパレードも、今更ながら癖になる味わい。本作は、導入に当たる地方の怪談がかなり長い尺で語られることが一つの特徴だけど、以降、探偵登場で幕を開ける事件と、見事に絡み合わせられていく求心力が凄い。改めて素晴らしいシリーズです。

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    2021年06月23日
  • 死相学探偵最後の事件

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    なんてこった……本当に最後だった。終わってしまった~。……のだけれど、ここから「十三の呪」に戻って無限ループしてみたくなりました。何から何まで、旺盛すぎるファンサービスてんこ盛り。というよりファンにとってはたぶん、一部の謎がとても簡単なのですが(でもあの罠には引っかかってしまったかもしれない)。細部に関してはあいまいなところもあるのでこれまたじっくりと読み返したい気分です。あと、気になる地名がいっぱい出てくるところも。他の作品関連ですよねえ。
    孤島に仕掛けられた黒術師の罠。次々増える被害者と仕掛けられた謎と、そして黒術師の正体。もうあまりに盛りだくさんな内容にどきどきしっぱなし。そんな中でもお

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    2021年02月14日
  • 死相学探偵最後の事件

    購入済み

    サービス精神溢れる一冊

    「最後の事件」だけあってか、レギュラーは勿論、
    意外なゲスト的キャラクターも多く登場し、特に
    主な舞台となる孤島に行くまでも中々楽しい。
    個人的にある人物の扱いは思わず爆笑してし
    まった。

    一転、事件が本格的に動いてからはぐいぐい物語
    に引き込まれ、犯人の正体まで一気に読み進めて
    しまうくらい面白かった。

    最後といわず、短編等でも良いから続いてほしい
    シリーズ。

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    2021年02月06日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    特殊な状況下で起こる人間消失。舞台設定が少し複雑で難しいので、もう少し図解があっても良かったかも。ただ謎解きに至る過程での考察などとても面白かった。読み終わったとき結末の意外性に呆気に取られてしまった。すごく面白かった。

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    2021年01月13日
  • 誰かの家

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    作者が自分の体験や他人から聞いた怪談話を小説に直して読者に提供しているという構成の小説。最初の話はそうでもないな?とも思ったが、順を追うごとに、三津田信三ワールドが炸裂した。すぐ後ろに恐ろしいものが立っている。得体の知れない何かが家の中にいる。この作者が書くそういう類いの話はとにかく怖い。怖くて読むのを躊躇うが、何が待ち受けているのか分からないとなお怖い。そういう感情が、作中に出てくる人物の「振り返りたくないが、正体が分からないのは嫌」という心理とリンクして、よりリアルな恐怖を味わった。

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    2020年09月21日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    ハードカバー版からの再読です。
    詳細をほとんど覚えていなかったのでまた改めて楽しめました。烏合邸のエピソードの怖さもさることながら、幕間で描かれるエピソードがそれ以上に恐ろしく、怪異がすぐそこまで迫ってきているかのような臨場感がありました。

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    2020年09月06日