三津田信三のレビュー一覧

  • 碆霊の如き祀るもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読むのが遅い自分にしては、短期間で読んでしましました。続きが気になってとまらなくなってしまったのでした(^^;)。
    最初の4つの怪談がそれぞれ怖く興味深いものでした。その怪談が全体の約4分の1を占めます。その後、刀城言耶が登場。怪談の舞台で、怪談になぞらえたような殺人事件がおきます。そしてその殺人がすべて密室(不可能犯罪)です。トリックに少し無理がある感じはしましたが、そこは小説ですから。大変おもしろかったです。
    最後はなんとも不思議な終わり方でした。

    0
    2023年09月21日
  • わざと忌み家を建てて棲む

    Posted by ブクログ

    煽りがヤバすぎるよ……。

    怖すぎて朝まで放置したぁぁっ(༎ຶ⌑༎ຶ)



    幽霊屋敷シリーズ第2弾!

    前作『どこの家にも怖いものはいる』もめちゃめちゃ怖かったですが、今回は輪をかけて怖い……((((;゚Д゚))))

    曰く付きの物件をひとつに纏めるって…ヤバすぎ。

    その名も【烏合邸】

    ーーーーー

    烏合とは烏の集まりを表す言葉だが、その集散がばらばらで纒まりがないことから、ただ寄り集まっただけで何の規律もない群衆や軍勢を、烏合の衆という。烏合邸の成り立ちを考えれば、これほど相応しい命名もないだろう。(本文より)

    ーーーーー


    施工主は、何らかの検証の為にそれらの家に人を住まわせ、記

    0
    2023年09月20日
  • わざと忌み家を建てて棲む

    Posted by ブクログ


    ヤバい!ヤバいぞ!マジでヤバいぞ!(•́ω•̀;≡;•́ω•̀)アタフタ
    なんやこれ!!((((;゜Д゜)))
    こんなヤバいヤツ世に出していいのかい?(笑)

    今回の頭三会が迎え撃つ幽霊屋敷は……
    筋金入りの猟奇者(怪異好き)の金持ちジジイが
    全く別々の事故物件の家屋を繋げて一つに立て直しそれぞれの部屋に被験者に住まわせた。記録が見つかる…
    記録は合わせて三つ、黒い部屋、白い屋敷、
    赤い病院、青い邸宅。
    どれもゾッとする様な部屋ばかりでしたが…

    しかし!真の恐怖はここにあらず!!
    今回は頭三会はかなりの実害に遭っていました。
    それがマジで怖ぇ〜ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
    前作と同様に一旦

    0
    2023年09月10日
  • 逢魔宿り

    Posted by ブクログ

    単行本からの再読。
    「某施設の夜警」と「よびにくるもの」が不気味で好きです。
    本書と同時に『みみそぎ』も読んでいたのですが、ノートの記録と「よびにくるもの」との似た描写に、どっちの物語を読んでいるのか分からなくなりそうになりました。
    「怪談のテープ起こし」のような単行本からの追記も期待しましたがそのままでした。

    0
    2023年08月19日
  • 密室の如き籠るもの

    Posted by ブクログ

    そうきたか〜(〃'艸'〃)!!
    乱歩のトリックの説を用いて細かく推理。
    そして真相は……すごすぎる…‎߹ㅁ‎߹)♡



    刀城言耶シリーズ短編集第1弾!

    【首切の如き裂くもの】

    元侯爵家の令嬢が、喉を裂かれて殺される事件が発生。
    行き止まりの路地突き当たりには、氏神様が祀られている祠がある以外は、何もない場所だった—。

    ちょ……これすごいよ。
    このトリック解けたら拍手!(๑•∀•๑)!


    【迷家の如き動くもの】

    毒消し売りの少女が峠を越えた所で見かけた奇妙な家。
    しかし、もう1人の少女は、見ていないと言う。
    家が動いている?
    すると、山で出会った商売人の男に「マヨ

    0
    2023年07月30日
  • 逢魔宿り

    Posted by ブクログ

    怖かった~
    怖いのに読む手を止められず。
    雨降り夜に家人が出掛けた家で1人読んで、後悔した 苦笑
    最近になって三津田信三を知って、作品を何作か立て続けに読んだけど、読んだ中ではこれが一番面白かった!

    0
    2023年07月27日
  • 幽女の如き怨むもの

    Posted by ブクログ

    身を売られた花魁の哀しい運命(T-T)
    さすが三津田作品。意外な真相、お見事です!



    花魁は華やかな世界で接客をするお仕事。
    13歳の少女には、憧れの世界だった。

    緋桜という源氏名をもらい、花魁となった16歳の桜子は、過酷な現実に失望する。

    正直、前半は読むのが辛かったです( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

    下働きは辛く、多額の借金に逃げ場がありません。
    かと言って足抜けは重罪で、下手をすると追い借金を科されます。

    戦前・戦中・戦後と、名前を変えて営業する遊郭で、『緋桜』という同じ源氏名を持った3人の遊女が絡む、怪死事件。

    時代を跨ぎ、戦時の遊郭の様子がとても詳しくわかります。

    特に

    0
    2023年07月23日
  • 魔偶の如き齎すもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    刀城言耶シリーズ10冊目。短編だと3冊目なのかな。
    いつも通り三津田先生は面白い、安定している。

    刀城言耶…というより三津田先生は『合理性を突き詰めた上で、それでも残る不可思議こそが怪異』というスタンスなんだろうな。物理波失多シリーズとかもそんな感じだし。
    「妖服」とか「魔偶」とかってのは、一応創作……で良いのだよね?三津田先生の民俗学的説得力がありすぎて、フツーに信じちゃいそうになるんだけども。

    個人的には「巫死」がトリックも含めてお気に入り。刀城言耶シリーズは割りとこの手のトリック多いんだけど、やっぱり騙されてしまうあたり僕も学習しねぇなぁ、とかなんとか。
    「巫死」で家の5人+不二夫で

    0
    2023年07月10日
  • 山魔の如き嗤うもの

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第四弾。
    山村の風習の成人参りでの怪異と恐怖の体験を聞きつけ忌み山に訪れた言耶だったが、不可解な連続殺人事件に巻き込まれる。真相は如何に。
    シリーズを順番に読んできていますが、今回のが冒頭から1番おどろおどろしい作品でした。
    内容に関しては情報量が多くて整理するのが大変です。
    解決編では毎度の如く言耶の迷走推理が披露されどれも説得力があるが、いや違うんかい!っと突っ込みたくなる気分にさせられます。
    真相は、頭の片隅にあったことではありましたが経緯は思いつかなかったです。
    次は短編1に進みます。

    0
    2023年06月12日
  • 幽女の如き怨むもの

    Posted by ブクログ

    このシリーズは必ず購読しているのに、どうしてこれだけ見逃してしまっていたのか謎だが、一気に読み終えた。ほぼぶっ通しで6時間くらい。あぁ、やっぱりいい。記憶を消して初めから読み直したいくらい。同じシリーズの他の作品とは少し違ったホラーテイスト?味があった。こういったホラー系のものが苦手な人はこの作品から読んだらすんなり読めるんじゃないかな、っと思った。全くおどろおどろしい感じや、いわゆるホラーものを読んでいる時のようなぞくぞくするような怖さは全然感じなかった。
    まぁ、遊郭や遊女ものが好きなので、かなりはまった。

    0
    2023年06月09日
  • 水魑の如き沈むもの

    Posted by ブクログ

    なんだこのぶっ飛んだ儀式はww…………(T^T)

    〜あらすじ〜
    水神を祀る四つの村。奇怪な雨乞いの儀式。湖上の密室殺人。神男たちは次々と……奈良の山奥、波美地方の"水魑様"を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。ホラーとミステリの見事な融合。シリーズ集大成と言える第10回本格ミステリ大賞に輝く第五長編。

    刀城言耶シリーズ第6弾!!
    今回のシリーズ!いつもと様子がちゃう……
    いつもなら禍々しさを突っ走ってく言耶ワールド
    しかし今回は……めちゃ笑えるー

    0
    2023年03月03日
  • 水魑の如き沈むもの

    Posted by ブクログ


    刀城言耶シリーズ第5弾!

    今回もしてやられたぁ〜!!

    しかし!全く悔しくない、衝撃のラストです!!
    (≧∇≦)



    え〜、こちら、フレンドと推理バトルの課題本としました。

    めっちゃじっくり読みました!
    何度も何度も読み返しました!

    満を持しての犯人当ての結果は…(-∀-`; )

    …まぁ、当たらんよね笑笑


    刀城言耶に全く歯が立たず!でしたぁ。

    今回は奈良の山奥の湖で起こった殺人事件なのですが、この沈深湖には『水魑様』という神がいるそうです。

    晴天が続くと水不足となり、田んぼが枯れてしまうので、増儀と言われる雨乞いの儀式を行います。
    (逆に降りすぎたら、減儀の儀式を行う。)

    0
    2023年03月02日
  • 忌物堂鬼談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    忌物(≒いわゆる特級呪物)をめぐるミステリ色濃いめのホラー連作短編集。現在進行形で怪異に苛まれる主人公の憑き物おとしを主軸に、独立した(もちろん最終話への伏線も仕組まれた)3つの短編怪談話が展開される。

    「砂歩き」
     とりあえず舞台設定と状況を説明しつつ、主人公が謎足跡&奇声に襲われる。情報を小出しにしてくるので、もしかしてシックス・センス的構造か…と疑ってしまうが、その正体は最終話でしっかり明かされ、杞憂に終わる。

    「後ろ立ち」
     古びたアパートを舞台に、一日毎に怪異が近づいてくる、という既視感のある設定だが、伏線の張り方(ノックの位置が低い!) があまりに巧妙&終盤に明らかになる光景

    0
    2023年01月18日
  • 幽女の如き怨むもの

    Posted by ブクログ

    花魁テーマは大好き。
    ミステリ絡まなくても楽しく読める。
    多分、多くの人が犯人の見当はつくと思う。
    そう考えさせないようにする描写が、少し無理があるような。

    0
    2023年01月16日
  • 白魔の塔

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    年末年始はホラーミステリー…と、読み始め…
    怖い
    曰くの森を彷徨う主人公…すでに怖い
    彷徨いつつも見つけた家は…(・・;)
    現れた幼さを残す女性と老婆のやり取りに、ほんわかしたり震えたり…
    灯台の歴史や知識が身につくこの一冊
    もちろん、灯台にまつわる怪談話もあり
    私的にはオススメ

    0
    2023年01月01日
  • わざと忌み家を建てて棲む

    Posted by ブクログ

    わざと忌み家を建てて棲む
    #三津田信三
    家シリーズ第二弾、曰の建物に纏わる違う方が書き起こした日記形式などの体験談をいくつかとそれに関する考察を(それに関わる事で自身に忍び寄る怪異と共に)著者が記していく作品。

    それぞれの体験談もリアルで興味深く、更に所謂「読んだら呪われる」系読者巻き込み型の肝試し感覚の一冊でした!ゾクゾクしたいこの季節にぜひ!

    0
    2022年08月27日
  • のぞきめ

    Posted by ブクログ

    ちょっ……
    怖すぎ((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ

    久しぶりに背筋がゾワッとしました…

    ーーーーーーーーーー

    ホラーミステリー作家の先生が、昔知った怪異譚。
    ある経緯で手に入れた民俗学者の古い大学ノート。
    偶然にも同じ地が原因で起きている奇怪な現象を知ってしまった「僕」にも、
    作品を読んでいる「あなた」にも、
    何かと目が合っても……
    ………と、警告は『序章』でされています。

    ーーーーーーーーーー

    いや、怖いよ。
    私、この手の怪談が1番怖い。

    なんせ「1番怖いホラー映画は?」と聞かれると、
    「本当にあった呪いのビデオシリーズ」って答える程「何か起こっても知ら

    0
    2022年07月11日
  • 山魔の如き嗤うもの

    Posted by ブクログ

    すごい…!!
    こんな方法、思いつきます!?

    盲点をついたトリックにびっくり(゚ロ゚)
    先入観という言葉を恨む。

    刀城言耶シリーズ 第4弾!

    忌み山と呼ばれる初戸の三山にある集落に、昔から伝わる成人参り。
    「乎山」(かなやま)と呼ばれる忌み山に迷い込み、恐ろしい体験をしたという原稿が刀城言耶の目に入る。
    祖父江偲の願いもあり、現地に赴くことに。
    そして、恐ろしい連続殺人に巻き込まれる…。

    見どころは何と言っても「人間消失」の謎!

    この発想はホントすごい。
    「えっ?!」ってなりました(°д°)

    言耶は毎度少しずつ推理を披露していくのですが、
    「警部をはじめ両刑事が、思わず息を呑んだのが

    0
    2022年07月04日
  • 魔偶の如き齎すもの

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ 十冊目。
    『密室の如き籠るもの』『生霊の如き重るもの』に続く短編集三冊目です。

    短編と言えど、侮れない怖さ…(´ºωº`)
    今回はどちらかと言うと「奇妙さ」の方がしっくりくるかも…。
    刀城言耶シリーズ、裏切りません。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    【妖服の如き切るもの】
    坂の上下に分かれている砂村家で殺人事件が起こる。志津子が見た、軍の外套が突如電信柱に現れる「妖服」の奇妙な話と、犯人の行方は。

    驚くべきトリックをやってのけてます。
    「日本軍の外套が襲ってくる」怪談話という所がまた恐怖を仰ぎます。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    【巫死の如き甦るもの

    0
    2022年06月17日
  • 忌物堂鬼談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三津田先生の新シリーズ。
    由羽希を襲う怪異。幼い頃、遊んでいた遺仏寺に助けを求めに。
    天空坊主と由羽希の、恐ろしながらも弾む会話は読んでいて楽しい。
    黒猫の「黒猫先生」も良き存在。
    いくつかの忌物にまつわる話、そして、由羽希を襲う怪異の正体。

    0
    2022年06月07日