三津田信三のレビュー一覧
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なんだこのぶっ飛んだ儀式はww…………(T^T)
〜あらすじ〜
水神を祀る四つの村。奇怪な雨乞いの儀式。湖上の密室殺人。神男たちは次々と……奈良の山奥、波美地方の"水魑様"を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。ホラーとミステリの見事な融合。シリーズ集大成と言える第10回本格ミステリ大賞に輝く第五長編。
刀城言耶シリーズ第6弾!!
今回のシリーズ!いつもと様子がちゃう……
いつもなら禍々しさを突っ走ってく言耶ワールド
しかし今回は……めちゃ笑えるー -
Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズ第5弾!
今回もしてやられたぁ〜!!
しかし!全く悔しくない、衝撃のラストです!!
(≧∇≦)
え〜、こちら、フレンドと推理バトルの課題本としました。
めっちゃじっくり読みました!
何度も何度も読み返しました!
満を持しての犯人当ての結果は…(-∀-`; )
…まぁ、当たらんよね笑笑
刀城言耶に全く歯が立たず!でしたぁ。
今回は奈良の山奥の湖で起こった殺人事件なのですが、この沈深湖には『水魑様』という神がいるそうです。
晴天が続くと水不足となり、田んぼが枯れてしまうので、増儀と言われる雨乞いの儀式を行います。
(逆に降りすぎたら、減儀の儀式を行う。)
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Posted by ブクログ
ネタバレ忌物(≒いわゆる特級呪物)をめぐるミステリ色濃いめのホラー連作短編集。現在進行形で怪異に苛まれる主人公の憑き物おとしを主軸に、独立した(もちろん最終話への伏線も仕組まれた)3つの短編怪談話が展開される。
「砂歩き」
とりあえず舞台設定と状況を説明しつつ、主人公が謎足跡&奇声に襲われる。情報を小出しにしてくるので、もしかしてシックス・センス的構造か…と疑ってしまうが、その正体は最終話でしっかり明かされ、杞憂に終わる。
「後ろ立ち」
古びたアパートを舞台に、一日毎に怪異が近づいてくる、という既視感のある設定だが、伏線の張り方(ノックの位置が低い!) があまりに巧妙&終盤に明らかになる光景