三津田信三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ刀城言耶シリーズ10冊目。短編だと3冊目なのかな。
いつも通り三津田先生は面白い、安定している。
刀城言耶…というより三津田先生は『合理性を突き詰めた上で、それでも残る不可思議こそが怪異』というスタンスなんだろうな。物理波失多シリーズとかもそんな感じだし。
「妖服」とか「魔偶」とかってのは、一応創作……で良いのだよね?三津田先生の民俗学的説得力がありすぎて、フツーに信じちゃいそうになるんだけども。
個人的には「巫死」がトリックも含めてお気に入り。刀城言耶シリーズは割りとこの手のトリック多いんだけど、やっぱり騙されてしまうあたり僕も学習しねぇなぁ、とかなんとか。
「巫死」で家の5人+不二夫で -
Posted by ブクログ
なんだこのぶっ飛んだ儀式はww…………(T^T)
〜あらすじ〜
水神を祀る四つの村。奇怪な雨乞いの儀式。湖上の密室殺人。神男たちは次々と……奈良の山奥、波美地方の"水魑様"を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。ホラーとミステリの見事な融合。シリーズ集大成と言える第10回本格ミステリ大賞に輝く第五長編。
刀城言耶シリーズ第6弾!!
今回のシリーズ!いつもと様子がちゃう……
いつもなら禍々しさを突っ走ってく言耶ワールド
しかし今回は……めちゃ笑えるー -
Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズ第5弾!
今回もしてやられたぁ〜!!
しかし!全く悔しくない、衝撃のラストです!!
(≧∇≦)
え〜、こちら、フレンドと推理バトルの課題本としました。
めっちゃじっくり読みました!
何度も何度も読み返しました!
満を持しての犯人当ての結果は…(-∀-`; )
…まぁ、当たらんよね笑笑
刀城言耶に全く歯が立たず!でしたぁ。
今回は奈良の山奥の湖で起こった殺人事件なのですが、この沈深湖には『水魑様』という神がいるそうです。
晴天が続くと水不足となり、田んぼが枯れてしまうので、増儀と言われる雨乞いの儀式を行います。
(逆に降りすぎたら、減儀の儀式を行う。)
-
Posted by ブクログ
ネタバレ忌物(≒いわゆる特級呪物)をめぐるミステリ色濃いめのホラー連作短編集。現在進行形で怪異に苛まれる主人公の憑き物おとしを主軸に、独立した(もちろん最終話への伏線も仕組まれた)3つの短編怪談話が展開される。
「砂歩き」
とりあえず舞台設定と状況を説明しつつ、主人公が謎足跡&奇声に襲われる。情報を小出しにしてくるので、もしかしてシックス・センス的構造か…と疑ってしまうが、その正体は最終話でしっかり明かされ、杞憂に終わる。
「後ろ立ち」
古びたアパートを舞台に、一日毎に怪異が近づいてくる、という既視感のある設定だが、伏線の張り方(ノックの位置が低い!) があまりに巧妙&終盤に明らかになる光景 -
Posted by ブクログ
ちょっ……
怖すぎ((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ
久しぶりに背筋がゾワッとしました…
ーーーーーーーーーー
ホラーミステリー作家の先生が、昔知った怪異譚。
ある経緯で手に入れた民俗学者の古い大学ノート。
偶然にも同じ地が原因で起きている奇怪な現象を知ってしまった「僕」にも、
作品を読んでいる「あなた」にも、
何かと目が合っても……
………と、警告は『序章』でされています。
ーーーーーーーーーー
いや、怖いよ。
私、この手の怪談が1番怖い。
なんせ「1番怖いホラー映画は?」と聞かれると、
「本当にあった呪いのビデオシリーズ」って答える程「何か起こっても知ら -
Posted by ブクログ
すごい…!!
こんな方法、思いつきます!?
盲点をついたトリックにびっくり(゚ロ゚)
先入観という言葉を恨む。
刀城言耶シリーズ 第4弾!
忌み山と呼ばれる初戸の三山にある集落に、昔から伝わる成人参り。
「乎山」(かなやま)と呼ばれる忌み山に迷い込み、恐ろしい体験をしたという原稿が刀城言耶の目に入る。
祖父江偲の願いもあり、現地に赴くことに。
そして、恐ろしい連続殺人に巻き込まれる…。
見どころは何と言っても「人間消失」の謎!
この発想はホントすごい。
「えっ?!」ってなりました(°д°)
言耶は毎度少しずつ推理を披露していくのですが、
「警部をはじめ両刑事が、思わず息を呑んだのが -
Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズ 十冊目。
『密室の如き籠るもの』『生霊の如き重るもの』に続く短編集三冊目です。
短編と言えど、侮れない怖さ…(´ºωº`)
今回はどちらかと言うと「奇妙さ」の方がしっくりくるかも…。
刀城言耶シリーズ、裏切りません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【妖服の如き切るもの】
坂の上下に分かれている砂村家で殺人事件が起こる。志津子が見た、軍の外套が突如電信柱に現れる「妖服」の奇妙な話と、犯人の行方は。
驚くべきトリックをやってのけてます。
「日本軍の外套が襲ってくる」怪談話という所がまた恐怖を仰ぎます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【巫死の如き甦るもの -
Posted by ブクログ
すごく好き。
文句なしです。
私の好みが凝縮されてます(*´ω`*)
刀城言耶シリーズ第二弾!
瀬戸内海に浮かぶ鳥坏島。
この島にある鵺敷神社の祭壇で、18年ぶりに「鳥人の儀」が行われる。
その神事に参加する事ができた刀城言耶。
儀式の最中に、巫女の朱音が姿を消してしまう。
拝殿は崖の上に存在し、扉は言耶が見張り、密室状態であった。
『厭魅の如き憑くもの』の時の感想と被るかもしれませんが、
ホラー
時代背景が昭和初期
宗教
不気味な言い伝え
密室状態
美しい巫女
そして、ミステリーである。
これはシリーズ全部貫かれるのかなぁ(*´﹃`*)
もう外れませんよ。
幽霊のような禍々しい怖さ -
Posted by ブクログ
「黒面の狐」「白魔の塔」の間になる物語。敗戦直後の闇市を舞台にしたミステリ。
足を踏み入れた者が迷ってしまう「赤迷路」に出現する怪人「赫衣」。かつて起こったという米兵ジャックによる猟奇殺人。不穏な噂をなぞるかのように起こった凄惨な殺人と、その後も赤迷路の中を跳梁する怪人の影。この時代独特の重苦しさを背負っているせいもあって、実に陰鬱で禍々しい雰囲気がたっぷりです。このような時代があったのだということが、現代の人にはなかなか信じられないかもしれません。
密室殺人の謎、路地で消えた怪人の謎等いろいろと謎解きのポイントはありそうに思えますが。しかし一番の謎は動機だったのか……これもまた、現代ではなか -
Posted by ブクログ
日本・香港・台湾の作家によるホラーミステリのリレー小説。箸を使ったおまじないの「おはしさま」。それはただの都市伝説なのか、それとも呪いなのか。なんともおぞましく恐ろしい作品、と思って戦々恐々の心地で読み始めましたが。
まず「おはしさま」。これは文句なく怖いです。嫌です。いや、好きなんだけど。一番短いのに一番恐ろしさは強烈。さすが三津田さんです。
続く「珊瑚の骨」は、切ない青春小説のような読み心地だし。「呪網の魚」は都市伝説を用いたミステリ。「鰐の夢」では今までのあれやこれやが繋がってきた感があって、たしかにこれで完結してもよい気がしました。ならば続く最終章でこれはいったいどのように着地するのだ