三津田信三のレビュー一覧

  • 凶宅

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    ネタバレ

    怪異の正体が明らかになったり退治できたりはしないスッキリしないホラー
    理不尽感強め
    何の罪もないのに子どもの目の前で家族が亡くなる展開が苦手な人は避けたほうが良いと思う

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    2024年08月31日
  • 首無の如き祟るもの

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    一族の後継者争い、呪い、首無し連続殺人が複雑に絡まり読み応えがあった。
    ホラー的な要素はありつつ、基本的に犯人探しをしているためしっかりミステリーとして読めた。
    解決編は見事。
    畳み掛けるようにどんでん返しにつぐどんでん返しが個人的にめっちゃ良かった。

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    2024年08月16日
  • スラッシャー 廃園の殺人

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    ネタバレ

    スラッシャーものを始めとしたホラー愛溢れた作品。
    これらの映画はあまり好きではないのだが、見てみたらおもしろいのか?見方によるのか?なんて考えながら読んだ。作家の三津田先生が好きなので世界観をもっと知りたい気持ちもあるかも。
    描写はかなりグロテスクで読むのが精いっぱい。映像だったらかなりトラウマになりそう。
    でもしっかりミステリ要素や最後につながる伏線がちりばめられてて、予想ができていた部分もあったけどそれも織り込み済みで完成度がとても高い。メタ系は苦手意識があったけどちゃんと考えれば理解できるものでよかった。完成度の割に評価が低いとも感じた。

    二次文庫用の要素(付録)もあってこちらを買って

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    2024年08月12日
  • 怪談のテープ起こし

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     カセットやMDに録音された体験談から浮かび上がる6つの怪異譚と、それらが書籍化されるまでの経緯を綴った裏話的なエピソードを合わせた短編集で、それぞれの怪談の不気味さと怖さも去ることながら、その後の担当編集とのやり取りも恐ろしく感じた。

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    2024年08月12日
  • 七人の鬼ごっこ

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    子供の頃に達磨神社で遊んでいたメンバーが、大人になってから順番に殺害されていく。
    読んでいくうちに、殺される理由が見えてくるが、子供の頃なら仕方ないのではって思ってしまった。
    結末はモヤモヤした感じで、続編があるのでは?と匂わせる部分がある。
    続編出たら読む・・・かもしれない。

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    2024年08月09日
  • 七人の鬼ごっこ

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    「だれまさんが殺した」という不気味なフレーズに怖さとゾワゾワ感が増し、犯人は意外な人物だったが、お堂の中の達磨が本当に人間の仕業だけなのか疑問に持たせる結末・・・。童謡と昔の遊びを結びつけているのも不気味で怖い。

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    2024年08月07日
  • 密室の如き籠るもの

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    このシリーズも大好き!短編集でした。
    短いながらもらしい話で読み応え抜群でした!
    金田一シリーズとか好きな人も好きかもですね。

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    2024年07月28日
  • 生霊の如き重るもの

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     刀城言耶が学生時代の時に遭遇した怪異としか思えない事件をお得意の一人多重推理で解決していく短編集で、怪異を論理的に解くのは勿論、ラストでゾクッとする終わり方も最高だった。それにしても阿武隈川烏は友達か知人にいたら面倒くさい人だなぁ。

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    2024年07月10日
  • 首無の如き祟るもの

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    こちらの作家さんの作品、少しは読んでおこうと、こちらと「のぞきめ」を読みました。
    「のぞきめ」は楽しめなかったので、だからというわけではありませんがこちらに破格の4をつけてみちゃいました。
    私の大好きな「アホアホ本格ミステリ」でした。ホラー要素もまあまあ好きです。

    それにしてもこの作者さんの文体のB級ライター臭はただごとではありません。臭みを抜けないのか、抜く気がないのか、どっちかもわかりません。

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    2024年06月28日
  • 子狐たちの災園

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    最後のページでゾクっとした。
    ホラー&ミステリーの三津田信三さん、クローズドサークルっぽい作品。
    不思議な稲荷の社で遊ぶ少女から始まり、子どもを集める不思議な園に舞台が移る。気味の悪い大人の住人たち、優しいけれどちょっと不思議な美女、正気を少し失いかけてる老婆。謎の儀式が行われて過去に人が死んだことのある建物。そして暗い森。
    舞台装置はもう完璧。
    途中、謎解きの行動をしてる最中の説明が冗長かな?と思った。読むのに時間がかかった。
    あの人とあの人のことは途中で何となく想像がついたが、ラスト、まさかそっちが!?とびっくりさせられたので、良しとしよう。
    こういう話はけっこう好き。

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    2024年06月27日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    刀城言耶シリーズ第四弾。
    終盤、犯人が入れ替わる。辿り着いた真犯人、その顔を刀城言耶が把握していなかったことに違和感。読み直したところ、確かにそんな描写が。このシリーズ、これに限らず些細な描写が地味に終盤に効いてくることが多いです。犯人が入れ替わるように事件に対して色んな見方ができるのは、なんだか怪異に対するスタンスみたい。
    相変わらず楽しめたので次もまた読もうと思います。

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    2024年06月23日
  • 十二の贄 死相学探偵5

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    序盤の恐怖心と戦う心理描写は読んでいてゾクゾクしたし、玉川大師の地下道を思い出してめっちゃ怖くなりました。
    シリーズの中でこの作品もお気に入りの1冊です。

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    2024年06月14日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    シリーズの中で一番はまった作品です。
    いっき読みしてしまうぐらい面白かった!
    そして、ある意味、私が犯人を当てられたのもこの作品だけ!笑

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    2024年06月14日
  • 逢魔宿り

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    さすがの語り部、良質なホラーである。じんわりと、しみチョコのような怖さが精神に浸透してくる。

    日本の土着的な背景を持つ、しめったような土臭いようなカビ臭いような雰囲気がほんと堪らない。出会いは「のぞきめ」だったと思うけど、一貫して作者の持つ文体の雰囲気が変わってない。

    定期的に読みたくなる三津田ワールド。多作ゆえまだまだ課題図書があるのは良きかな。次は何を読もうかなー。

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    2024年06月07日
  • 犯罪乱歩幻想

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     『D坂の殺人事件』や『赤い部屋』といった江戸川乱歩御大の作品や『リング』『ウルトラQ』のトリビュートがコンセプトである作品で、それぞれの世界観を踏襲しつつも三津田信三先生特有のぎょっとするようなラストが魅力的だった。そのまま読んでも面白いが、江戸川乱歩作品や『リング』をあらかじめ読んでおくことでまた違った面白さも出てくるとも感じた。

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    2024年06月07日
  • 忌名の如き贄るもの

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    戦後間もない関西地方の村で起きた奇妙な殺人事件をテーマにした物語だが、特殊な読み方の語句が頻出する.尼耳(あまがみ)家、銀鏡(しろみ)家、虫絰(むしくびり)村、河皎(かわしろ)家等々.この村では7歳、14歳、21歳の子供に忌名(いな)の儀礼を執り行う風習があり、尼耳季千子(いちこ)が14歳の儀礼中に仮死状態になったことが話の発端となる.作家の刀城言耶がその事件の真相を探るべく村に出向くが、季千子と結婚を考えている発条福太も同行する.言耶が当所の警察と情報交換して真相を探る場面が楽しめた.さらに季千子の父 太市の隠し子 市糸郎が儀礼中に殺害され問題が複雑になっていく.19名の関係者が尼耳家の座敷

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    2024年06月05日
  • 逢魔宿り

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     結界が張られた山奥の家で七つの規則を守り「おこもり」をした少年の奇妙な体験談の『お籠りの家』、大人しい少年の描いた絵が暗示する事故に纏わる『予告画』、ある装幀家が雨の日に出会った老人と少女、少女の父親と思われる男性から奇妙な体験談を聞かされ恐ろしい推測が浮かび上がる表題作の『逢魔宿り』という、どの作品も「作者が他人から聞いた体験談を基に小説化したもの」であることが示されるも、まるで現実に起こった出来事ではないか、という徐々に忍び寄る恐怖が常に感じられて恐ろしく感じつつも面白かった。

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    2024年06月05日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    「刀城言耶」シリーズ第四弾。

    怪奇小説家・刀城言耶の元に編集部付で原稿が送られてきます。
    それには、とある山村にある“集落の「成人参り」という儀式に臨んだ集落の地主、郷木家の四男・靖美が、迷い込んだ”忌み山”で遭遇した様々な怪異と、山中の奇怪な一軒家にいた家族がまるっと消えてしまったという不可思議な体験が綴られていました。
    これらの謎を解明すべく、件の山村を訪れた言耶ですが・・。

    まず思ったのが、 前三作に比べて読みやすくなっているな・・ということです。
    お陰で話が入ってきやすく、内容に没頭できたせいか、個人的には評判の良いシリーズ三作目の『首無の如き祟るもの』より本作の方が面白く読めまし

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    2024年06月02日
  • 密室の如き籠るもの

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    『水魑』に続き、三津田作品六作目。刀城言耶シリーズ、第一短編集。帯に騙されたせいで刊行順に読めなかった…。
    「首切」。言耶と偲の掛け合いがもっと見たい(笑)
    「迷家」。短いながらもちゃんとしたホラーでミステリィしてました。
    「隙魔」。身近な「隙間」を題材に、とても怖いが引き込まれる世界観でこの中では一番好き。
    「密室」。皆が知っている(よね?)狐狗狸さん、赤箱・・など、気になる単語に心躍る(ホラーものにこの表現はアレですが…笑)世界観は流石。真相にはなんとも言えぬ読後感あり。

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    2024年06月01日
  • 密室の如き籠るもの

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     刀城言耶シリーズ第5弾。本作は3つの短編+1つの中編からなる短編集になっており、消えた凶器、突如家が消える謎、知り得ないことを知ってしまう隙間に纏わる殺人事件、そして狐狗狸さんが発端の密室殺人事件等、いつも通り一人多重解決の方針で推理する刀城言耶のキャラは勿論、本格ミステリーに怪異を落とし込む独自の作風が面白かった。

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    2024年05月18日