三津田信三のレビュー一覧
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ネタバレスラッシャーものを始めとしたホラー愛溢れた作品。
これらの映画はあまり好きではないのだが、見てみたらおもしろいのか?見方によるのか?なんて考えながら読んだ。作家の三津田先生が好きなので世界観をもっと知りたい気持ちもあるかも。
描写はかなりグロテスクで読むのが精いっぱい。映像だったらかなりトラウマになりそう。
でもしっかりミステリ要素や最後につながる伏線がちりばめられてて、予想ができていた部分もあったけどそれも織り込み済みで完成度がとても高い。メタ系は苦手意識があったけどちゃんと考えれば理解できるものでよかった。完成度の割に評価が低いとも感じた。
二次文庫用の要素(付録)もあってこちらを買って -
Posted by ブクログ
最後のページでゾクっとした。
ホラー&ミステリーの三津田信三さん、クローズドサークルっぽい作品。
不思議な稲荷の社で遊ぶ少女から始まり、子どもを集める不思議な園に舞台が移る。気味の悪い大人の住人たち、優しいけれどちょっと不思議な美女、正気を少し失いかけてる老婆。謎の儀式が行われて過去に人が死んだことのある建物。そして暗い森。
舞台装置はもう完璧。
途中、謎解きの行動をしてる最中の説明が冗長かな?と思った。読むのに時間がかかった。
あの人とあの人のことは途中で何となく想像がついたが、ラスト、まさかそっちが!?とびっくりさせられたので、良しとしよう。
こういう話はけっこう好き。
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戦後間もない関西地方の村で起きた奇妙な殺人事件をテーマにした物語だが、特殊な読み方の語句が頻出する.尼耳(あまがみ)家、銀鏡(しろみ)家、虫絰(むしくびり)村、河皎(かわしろ)家等々.この村では7歳、14歳、21歳の子供に忌名(いな)の儀礼を執り行う風習があり、尼耳季千子(いちこ)が14歳の儀礼中に仮死状態になったことが話の発端となる.作家の刀城言耶がその事件の真相を探るべく村に出向くが、季千子と結婚を考えている発条福太も同行する.言耶が当所の警察と情報交換して真相を探る場面が楽しめた.さらに季千子の父 太市の隠し子 市糸郎が儀礼中に殺害され問題が複雑になっていく.19名の関係者が尼耳家の座敷
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「刀城言耶」シリーズ第四弾。
怪奇小説家・刀城言耶の元に編集部付で原稿が送られてきます。
それには、とある山村にある“集落の「成人参り」という儀式に臨んだ集落の地主、郷木家の四男・靖美が、迷い込んだ”忌み山”で遭遇した様々な怪異と、山中の奇怪な一軒家にいた家族がまるっと消えてしまったという不可思議な体験が綴られていました。
これらの謎を解明すべく、件の山村を訪れた言耶ですが・・。
まず思ったのが、 前三作に比べて読みやすくなっているな・・ということです。
お陰で話が入ってきやすく、内容に没頭できたせいか、個人的には評判の良いシリーズ三作目の『首無の如き祟るもの』より本作の方が面白く読めまし