三津田信三のレビュー一覧
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1.登場人物
籬帖之真(マセジョウノシン)…29歳、俳優
平島玲子(ヒラジマレイコ)…27歳、女優
粕谷恵利香(カスヤエリカ)…18歳、グラビアアイドル
城納莓(ジョウナンマイ)…20歳、大学2年生
騎嶋豪(キジマゴウ)…33歳、映画制作会社営業課長
東男英夫(アズマオトコヒデオ)…46歳、映画制作会社企画部長
2.物語の始まり
拷問室に閉じ込められた大学生青年と高校生少女。
少女は壁にバンザイの姿で両手をつながれ、膝を折った状態で座らされていた。青年は両手と両足を縛られて、台の上に磔にされていた。
何とか抜け出した少女。青年を助けようと台に縛られた紐を解いた瞬間、罠が作動。四方から刃が出て -
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詳細が不明な曰く付きの秘儀が十八年ぶりに行われると聞いた刀城言弥が立会人として参加すると、厳重に閉ざされた拝殿の中で巫女が消失する。その後同じ立会人が一人、また一人と姿を消していき…と、密室からの人間消失といった本格ミステリにはお馴染みのテーマだが、その枠組みが宗教的・秘儀的な要素に彩られて描かれる
まさにと言った具合の推理の細やかさで、登場人物たちと同じ心境で推理に参加しながら読み進めていくことが出来た
その直前の描写から謎解きにかけての内容はどんでん返しの数々で、驚くほかなかった
作中張り巡らされた伏線があっという間に回収されて妖しげな雰囲気も残しつつ謎が解決されていくのが楽しかった!
探 -
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舞台は、世間から隔絶され、未だ悪霊や生霊・神といった不思議と人間が共存する山奥の村。そういった不思議を時代錯誤としてその文化の廃止を目論む勢力が謀を巡らす中、それを嘲るように次々と発生する密室状態での不可解な怪死事件。村を訪れた全く余所者の物書きを言わば探偵役に据え、事件の解決と村の歴史を紐解く物語。物語全体に帯びる禍々しい雰囲気が、我々読者を現実の世界から不思議と恐怖の世界に引きずり込む。終盤の所謂探偵役解説パートでは、話が錯綜し結論が二転も三転もして、読者はそれに為す術なく振り回される。その挙句に待っていた真犯人は想像だにし得ない驚嘆すべき人物だった。そこから思い返すと、物語の要所要所に、
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青木さんのレビューを見て購入を決意したものの
大型書店やネットにも売っていなくて諦めかけたが、
少し離れたところにある本屋で無事ゲットしました。
一見、無関係に思える家にまつわる怪談。
しかし起こる事象や怪異に共通点があり、
その謎に迫っていくストーリー。
読むと障りがあるタイプらしいのですが、
自分も読んでる最中に割りとデカめに
バンッと鳴って飛び上がりました。
暖房つけたてなので家鳴りだと思うことにします(笑)
だってこれモキュメンタリー・・・だもんね・・・?
小さい頃なので記憶はないが怪奇現象がある家に
住んだことがあるのを思い出した。
普通の住宅街にある賃貸の戸建てで
もちろ -
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刀城言耶シリーズの短編集。
短編三話と中編一話=計四話が収録されております。
連続首切り事件の現場となった路地で起こる怪異と、新たに発生した首切り事件の謎・・(第一話「首切の如き裂くもの」)
峠から見えるはずの家が消失したり出現したりするのは?さらに山中に出没する“迷家”の怪とは・・(第二話「迷家の如き動くもの」)
隙間の向こうに見えてしまう“隙魔”という魔物の怪と学校の校長殺害の謎・・(第三話「隙魔の如き覗くもの」)
猪丸家に突然現れた謎の女、葦子。当主・岩男の後妻となった彼女は開かずの間だった蔵座敷で“狐狗狸さん”を始めるようになりますが、やがてその蔵座敷で惨劇が・・(第四話で表題作「密