【感想・ネタバレ】十二の贄 死相学探偵5のレビュー

あらすじ

中学生の悠馬は、莫大な資産を持つ大面グループの総帥・幸子に引き取られた。7人の異母兄弟と5人の叔父・叔母との同居生活は平和に営まれたが、幸子が死亡し、不可解な遺言状が見つかって状況は一変する。遺産相続人13人の生死によって、遺産の取り分が増減するというのだ。しかも早速、事件は起きた。依頼を受けた俊一郎は死相を手掛かりに解決を目指すが、次々と犠牲者が出てしまい――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

死相学探偵シリーズ。大好きなシリーズなのになかなか読み終わりませんでした。そのわけは、冒頭のアレがあまりに怖すぎたから! いくら巨額の遺産が入るからといっても、あれは嫌だー!!!
黄道十二宮殺人事件、ミステリとしてはかなり魅力的な要素です。でもやっぱり普通の殺人ではなく、黒術師の絡む呪術。ミステリとしてもホラーとしても文句なし。ちなみに私、天秤座ですが。あの死相は唯一コントみたいで嫌だなあ、と思いました(笑)。
怖いし犯人の狙いも分からないし、じわじわと嫌な雰囲気がいっぱいの作品なのですが。俊一郎と愛染様の漫才や曲矢兄妹の存在がほどよい笑いと安らぎを与えてくれる印象でした。そしてやっぱり僕にゃんが! ほっこりさせてくれますねえ。

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2016年03月31日

Posted by ブクログ

序盤の恐怖心と戦う心理描写は読んでいてゾクゾクしたし、玉川大師の地下道を思い出してめっちゃ怖くなりました。
シリーズの中でこの作品もお気に入りの1冊です。

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2024年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このオチはどうなんだ?
悠真目線がたくさん出てきたので犯人とは思わなかった。
そして、最後にドドッと死亡で驚いた

このシリーズを追い続けるうちに、呪術に興味出てきて本買っちゃったよ。
あと、ホーンテッドマンションも観に行っちゃった。

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

相変わらず僕にゃんがいい味出してます(笑)
冒頭の導入部に較べて、解決部分にページを割いていないのが、残念な気がしました…
次回作に期待します!

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2019年12月05日

Posted by ブクログ

シリーズ物とは知らずに途中から読んでしまった。
「死相」が見える探偵が、呪術で人を殺す能力を得た犯人を推理するストーリーのようだ。
普通の刺殺や絞殺ではないため、ハウダニットは難しいだろうが、今回は叙述トリック気味のフーダニットだった。
 前半の中学生が怪異に追われる描写はとても怖かったが、その正体についての解明はなし。
 ミステリー要素はしっかり楽しめた。

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2019年08月26日

Posted by ブクログ

なんとも言えない。
弥勒教についても結局なんだったのか釈然とせずもやもや。
また無駄なシーンも多く感じる。
正直ライトが売りな死相学探偵シリーズだけれど、おばあちゃんとのやり取りが長すぎ進みが遅すぎてイライラしてしまう。
これから解決に向かって!というときに冗談が挟まれると今はそれどころではない!と思ってしまい……。
メリハリをつけてもらいたい。
曲矢の妹の亜弓もしたたかそうだが引っかき回していくタイプのおキャラクターで苦手。
ふと思ったけれど曲矢の下の名前って何なのだろうか。
特に出てなかった気がする。
妹ちゃんが、亜弓で、「矢」と「弓」になってるのもなんとなく引っかかる。
ただの言葉遊びなのだろうか。

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2016年11月26日

Posted by ブクログ

亡くなった資産家の不可解な遺言状によって起こる遺産相続騒動。
黄道十二宮に基づく財産分与やら、血の繋がらない13人の相続人やら、故人が生前に凝っていた呪術やら宗教やら設定はてんこ盛りだけどさらっと読み終えた。

前半の『肝試し』イベントはさすが三津田先生というべき怖さ。
終盤はページが足りるのか心配になったけどあっさりまとまっちゃった感。
良くも悪くもライトな感じのシリーズですよね。

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2016年06月06日

Posted by ブクログ

奇妙な遺言状を残して亡くなった大面幸子の、血の繋がらない13人の家族

莫大な遺産を巡る連続殺人事件
星座の位置によるアスペクト

僕にゃんはみんなの癒し
いつの間にやら人見知り克服

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2016年05月08日

Posted by ブクログ

死相学探偵シリーズ第5弾
知らぬ間に出てたので購入。

いや〜読みやすいですね。

元々、作者の作品は(個人的にはですが)どれもスラスラ読めるのですが、このシリーズは読みやすさが特に顕著のように思います。

まあ、それだけ薄口ということでもあるのですが…たまにはこういうのも良いんじゃないでしょうか。

で中身なんですが、個人的にはいつも通り楽しめました。
シリーズで一番面白かったんじゃないかな…いや、他の作品の内容は忘れてるしな…

何にしろ、いつもの死相学探偵シリーズなら脱力してしまうのが最後のミステリとしてのネタの部分なんですが、そこが今回はある程度工夫されてて、(どこかで見たことがあるネタではありますが)良かったと思います。

にしても、主人公が飼っている猫の名前、いつか叙述トリックで利用されるんじゃないかと思ってるんですが…なかなか来ませんね〜

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2016年03月22日

Posted by ブクログ

僕にゃんマジ天使!!! …それはさておき(笑)毎度呪術的な仕掛けで事件が起こるこのシリーズ。今回は十二なのでコレですかーなるほどー。(詳細については読むべし読むべし)
タイトルの通り、十二人の生贄候補が出てくるため、登場人物が多くてどうなることかと思いましたが、思いの外スッキリまとめてきたのは流石。(最初はちょっと混乱したけどね)
今回、どっちかというとミステリー寄りでホラー的な要素少な目。遺産相続にまつわる歪な一族の設定とか、事件の原因となる呪術の仕掛けとか、影の存在とか、散りばめられたネタ諸々、かなり魅力的だったんだけど、なんだか所々駆け足な感じが否めなかったのは残念w(真面目に話を膨らませると大変なボリュームになりえる感じはするので、しょうがないっちゃしょうがないかー)
サクッと読み終っちゃったので面白かったんだけどね、ちょっと物足りない。次に期待。

ところで、あの妹さんと俊一郎の組み合わせで行くのかと思いきや、作者があの曲矢刑事と俊一郎の組み合わせをぶっ込んでくるとは……侮れぬ……。

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2015年11月26日

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