三津田信三のレビュー一覧

  • 厭魅の如き憑くもの

    Posted by ブクログ

    三津田さん初作品! ボロい民宿で一人旅しながら読んでいたのもあって、田舎の因習ホラーの雰囲気を存分に味わえた。 ただ刀城言耶がゆるキャラなので思っていたよりも怖くはなかったかも笑 民俗学ミステリーは大好きなのでハマりました。 このままシリーズ制覇したい!

    0
    2026年06月28日
  • のぞきめ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三津田信三の作品、特に主人公が一人称の『僕』や「私」としか記されないホラー作品は、著者の経歴と絡めた創作なのか実話なのかが曖昧な書き出しからスタートすることが多い。そのなかでも本書は『忌館』や「刀城言耶シリーズ」に『異形コレクション』シリーズのような著者が実際に執筆し刊行されている書籍名が並び、虚実ないまぜの、いよいよ現実との区別がつかない書き出しとなっている。

    この『序章』は本作の導入なのだが、『のぞきめ』に『僕』がすぐに飛びつかず、怪異譚を知ってからも文章として公表することを躊躇するなど行ったり来たりの心理を(くどくならない程度に)繰り返すことで、上手く本編への興味をつなぎながら物語の概

    0
    2026年06月25日
  • 作者不詳 ミステリ作家の読む本 下

    Posted by ブクログ

    読み始めたら最後、行方不明になってしまう「誰も最後まで読めない同人誌」を読まされながらかつ、作者と同じ名前の登場人物の目線で話が進むからこその不気味な没入感がとても惹き込まれた。
    普段あまりホラーを読まないが、ミステリーが加わることで先が気になり、恐怖からくる早くしなければという焦燥感でイッキ読みしてしまった。

    0
    2026年06月24日
  • のぞきめ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私が三津田信三先生を知るきっかけになった1冊。
    ずっと手元にあると思っていたのだが、先日本棚を確認したところ所有していないと気がついたので購入し再読した。
    ホラーから現実味のある考察に移行するのがとてもおもしろく、私が科学的に紐解けるホラーが好きになった理由の一つにこの本があると改めて認識できた。
    最後に読んだのは10年ほど前になるので内容は朧気になっていたのだが、葬列の後ろを無邪気に付いていく女の子、というイメージがこの作品にはずっとあり、終い屋敷の話の中でそのシーンが出てきたときは懐かしいものに再開できたようで嬉しかった。

    子供の頃はこの小説が実際の話を物語風にした物だとずっと思っていた

    0
    2026年06月14日
  • 呪いの☒☒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「呪いは明るく輝いて」 コロナのときを思い出した

    「呪いの交換日記」 王道だった

    「ほらあな」 ラストで一気に怖くなった

    「劣化コピー」 二度読みした

    「壱本樹様」 女は怖い

    「しばらくゆっくり休んでください」 自業自得か

    「ほらあな」が一番怖かった。

    0
    2026年06月08日
  • 呪いの☒☒

    Posted by ブクログ

    こんな本を生み出してくれてありがとうございますと全方位に行脚したい気持ちになりました。
    気になっているけど自分には難しいのではと思っていた作家の方も連なっていたので新しいホラーの扉を開くきっかけになりました。

    0
    2026年06月06日
  • 呪いの☒☒

    Posted by ブクログ

    上條先生のお話を目当てに手を取った本でしたが、作家ごとに呪いの個性?が光っていて、すべてのお話がとてもおもしろかったです!!
    なかでも、わたしは三津田先生のお話がとても怖かったです…。
    短編なので、ホラー初心者の方にも読みやすく、オススメしたい本です!ぜひ!

    0
    2026年05月25日
  • 首無の如き祟るもの

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ3作目にして最高傑作!!
    首切り殺人というギミックをこれでもかと活かした作品ですごく楽しめた!
    解決編のスピード感は圧巻だし最後の締め方もこのシリーズらしくて良き!

    0
    2026年05月24日
  • 忌館 ホラー作家の棲む家

    Posted by ブクログ

    作家って凄いとまた思った。
    真実味を読者に与える為に乱歩や様々な作品を
    散りばめて、解説する。
    そこに嘘を潜ませる。
    作品内の本が読んでみたいと探し始めたら、
    その作家の勝ちである。
    どこまでが本当なのか?
    罠だらけで、そこかしこで恐怖を抱きながら、
    罠にどっぷりハマってしまう。
    まんまとハマりながら、三津田ワールドを楽しみ、
    恐怖の罠に浸かった。
    本当に人形荘はあるのだろうか?
    今では、道も坂も整備されている様だが、
    作品中の場所は存在する。
    あなたは、この罠から退け出せるのだろうか?

    0
    2026年05月19日
  • 忌名の如き贄るもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     生名鳴地方に伝わる「忌名の儀礼」、儀式の最中に起こった村の有力者・尼耳家の跡継ぎ殺害事件、目撃された異形のもの"角目"など本作もホラーミステリーの面白さと持ち前の多重解決の鮮やかさに魅了されながら、終盤で明かされる真相が過去イチの衝撃だった。特にラスト一行の怖さ…

    0
    2026年05月14日
  • 呪いの☒☒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芦花公園さんのお話が良かったです。
    少し前に色々あった、その一件を目にしてたから、この作家さんのお話は読まないでおこうって思ってました。
    でも良かった、背筋さんや他の作家さんのお話もなんとも言えない気持ちになってそれはそれでほんとに良かったけど、芦花公園さんのお話はその中でも異色で。

    主人公の日記(だと思う)の合間に、過去の社内チャット、上司や他部署からのネットでの注意喚起のような文章が入るという形式。
    だから混乱しそうにもなるけど、そういう体裁だからこそ、この主人公の今に至った経緯が徐々に露わになってきて、いたたまれなくなりました(泣)
    人によったら自業自得じゃないって主人公のことそう思う

    0
    2026年05月06日
  • 妖怪怪談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三津田信三さんの小説ということなので、「ホラー」に分類したが、「民俗学」分類に登録したいくらいの作品。短編の冒頭にその妖怪の三津田さん自身の解釈と民俗学の面からの妖怪や怪異に対する解説がでてくるのだが、河童の解説のところで、建築物を作るときに使役した人形が河童の由来と言われている説に触れたとき、私は小松和彦先生が責任編集した「怪異の民俗学シリーズ」の「河童」を思いだしたのだが、最後の参考文献で同書籍はもちろん、他3つ同じシリーズが挙げられていてあのすごくピンときた感覚は間違いなかったことを確認した。
    短編ながらその話も怪異の話としては十分ば量で、世界に入り込むことができた。世界観としては「白女

    0
    2026年04月12日
  • みみそぎ

    Posted by ブクログ

    めっちゃ怖い!でも厭な怖さはあっても嫌な怖さじゃない。題名から想像するようなグロい怖さでもない。シンプルに話が怖い。描写が怖いです。
    なのでみんなに勧めたいところですが、最後の方は、今までの作品とのリンクが大きいので、それができません。

    0
    2026年04月06日
  • 忌名の如き贄るもの

    Posted by ブクログ

    あちこちで紹介されているような有名な「どんでん返し小説」は、その多くが、どんでん返しのための作品になっています。
    対してこの作品は、どんでん返し含めて、しっかりと血が通っています。もしかしたら作者はどんでん返しありきで書きすすめたのかもしれません。そうだとしても、しっかりと厚みを持たされたストーリーと文書の上手さにより、どんでん返し部分も悪目立ちすることなく溶け込んでいます。
    本当に良質なミステリというのは、こういう作品のことを言うのだと思います。

    0
    2026年03月27日
  • 魔偶の如き齎すもの

    Posted by ブクログ

    著者の代表シリーズである刀城言耶シリーズの短編集。ミステリとホラーのバランスがとても良く、シリーズ未読で長編に躊躇する方にもおすすめしたいところなのですが、とある理由により、先に発刊された作品を一つでも多く読んでおいた方が楽しめるようになっています。
    またシリーズの特徴である、探偵役自らが周りや読者を巻き込むように2転3転させる推理や、余韻に残る怖さもしっかり楽しめます。

    0
    2026年03月16日
  • 怪談のテープ起こし

    Posted by ブクログ

    既に以前からフェイクドキュメンタリーやモキュメンタリー的な手法を小説にて行っておられた三津田先生。今作も素晴らしかったです。他のシリーズも読みたくなりますねぇ。

    0
    2026年03月12日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

    Posted by ブクログ

    久しぶりの三津田信三。

    怪奇とミステリーの塩梅がちょうど良い。

    主役の愛ちゃんのキャラも良く、コメディの要素も楽しめました。

    ラストの天弓の推理もテンポが良く、オススメです。

    0
    2026年03月11日
  • 碆霊の如き祀るもの

    Posted by ブクログ

    シリーズ9作目にきて初心に戻ったような作品。刀城言耶シリーズの特徴を色濃く残しながらも、怪異、ミステリ、その他のバランスがとても良いです。登場人物の数や舞台の広さも絶妙で読み進めやすく、地図もありイメージもしやすいです。
    今作も癖のある登場人物もいますが、その人たちと関わる時間は短く、そういった意味でも読み進めるのにストレスがありません。
    それほどページ数が少ないわけではないのですが、最初にその土地で過去に起こった三つの怪談話から入り、さらに主人公一行が現地に着くまでのほのぼのパートもあるため、結構サラッと読めてしまいます。
    長編ミステリでありがちな、何ページもウンチクが書かれたりもしていない

    0
    2026年03月04日
  • 九孔の罠 死相学探偵7

    Posted by ブクログ

    いわゆる死相が見える探偵シリーズの作品ですが、普通にラスト二重に騙された。
    ミステリとしていうよりそれを使い、ミステリ的に騙すのはさすがだ。
    普通に良かった。

    3153冊
    今年52冊目

    0
    2026年03月02日
  • 歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理

    Posted by ブクログ

    抜群に面白かった。ゾワゾワっとくる怖さがありつつ、ミステリとしての面白さが損なわれないばかりか増しているように感じられる。

    0
    2026年03月01日