三津田信三のレビュー一覧

  • 生霊の如き重るもの

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    ネタバレ

    刀城言耶シリーズの短編集第二弾。
    言耶の学生時代で、まだ探偵・小説家として活躍する前の話。
    タイトルの『生霊〜』は田舎の旧家に伝わるドッペルゲンガーのような伝承にまつわる事件。
    表題作の他に事件現場に残された足跡により現場が密室化するものが二作、密室状態の現場から人が消失するものが二作。

    言耶が成り行きから探偵のような役割を果たすが、名探偵の父のことに触れられるのを露骨に嫌がるのがまだ青いなあ。
    そして阿武隈川烏の存在感(笑)

    終盤で推理が二転三転するのはお決まりといえるが、そのせいであらゆる可能性を排除してもどうしても残る怪異が余計恐ろしく感じる…

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    2014年08月28日
  • 五骨の刃 死相学探偵4

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    死相学探偵シリーズ。やっぱり萌えるぞ僕にゃん……そしてこんな特技があっただなんて! なんとも素晴らしい化け猫(笑)です。
    今回の事件もいかにもホラー仕立て。だけど被害者をつなぐミッシングリンクなど、ミステリ要素もしっかり健在。第一の事件と第二の事件、それぞれに恐ろしさはあるのだけれど。やはり明らかになった真相のあの部分の方があまりに酷い……。
    俊一郎の死相学探偵としての「限界」や、黒術師との因縁などなど、まだまだ気になる要素が盛りだくさんです。続編が気になるなあ。

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    2014年05月25日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    怖い。
    この一言に尽きます。
    ホラー好きの三津田先生によるホラー短編集です。
    表題作の『赫眼』や『よなかのでんわ』『後ろ小路の町家』がとても怖かったです。
    また最後には私の好きな死相学探偵シリーズの短編が収録されています。
    この話には冒頭の『赫眼』のあの子と思しき子がチラリ…w

    ホラー好きの方には是非オススメしたい本です!

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    2013年12月11日
  • 密室の如き籠るもの

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    ネタバレ

    「刀城言耶」シリーズの短編集。
    内容は、短編3偏と、短めの長編と言っても良いであろう中編?が1編。
    どれも面白い。ハズレ無し。
    特に、全体の約半分を占めている「密室の如き籠るもの」が良い。その中の結構な部分を割いて語られる探偵小説における密室の分類は、かなり読みごたえあり。しかもそれだけ力を入れたにも関わらず、真相はその分類とは別の物にしてあっさり捨て石にしてしまうあたりがなんとも凄い。

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    2015年02月16日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    怖い話には惹かれるが、読んだ後トイレやお風呂が怖くなる人は電灯をつけて
    昼間に読みましょう。
    怖い話には惹かれるし、読んだあともひょっとしたら怖い体験に自分も出会えたらなー、
    といったタイプの向こう見ずな人は、深夜に枕元の電気スタンドだけで読みましょう。
    寝返りを打とうと反対側を向いた瞬間に、この表紙の女の子が笑って
    あなたを覗き込んでいるかもしれませんよ。

    そんな無駄話はさておいて、本当に買ってよかったホラー本の一つでした。
    読む端からゾクゾクとしたものが背筋を駆け上がります。
    背後や頭上が妙に気になり、物語がおぞましい展開を見せるたび、
    顔を引きつらせ、身体をこわばらせて、それでもページ

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    2013年05月16日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    俊一郎が、探偵らしい探偵でした。
    死相も使いますが、普通に推理と言うか、曲矢もレギュラーです。
    生きた人間が犯人だと分かっているからか、怖さは薄かったですが、やっぱり追われてる雰囲気だけは怖いです。
    俊一郎がどんどん社会に馴染んで来ている様です。そして、新垣との関係。早く続きが読みたいですっ!

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    2013年03月23日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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    面白いですが、楽しくはなかったです。
    前巻よりも怖かった…
    何かに追いかけられるのって、正体が分かっていても、分からなくても、人でも人で無くても怖いです。
    俊一郎のおかげで、だいぶ怖さが軽減されるとはいえ、ホラーでした。
    僕が可愛いです。僕にゃん。次巻が楽しみです。

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    2013年03月22日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    赫眼
    表題作&カバーイラスト
    転校生の謎めいた女の子の家にいた禍々しいなにか…

    怪奇写真作家
    雑誌編集者が怪奇写真作家の自宅を訪ねる…

    怪談奇談・四題
    (一)旧家の祟り
    数百年も続く旧家の七代末までの祟り

    見下ろす家
    新築されたというのに、いつまで経っても人が住む気配の無い崖の上の立派な洋風住宅
    僕は、あの家が僕を見下ろしていると感じていた。
    怪しい家を調べようと少年達が中へ入る…

    怪談奇談・四題
    (二)原因
    ある日を境に悪い出来事の続くK
    そのはじまりの日の出来事とは…

    よなかのでんわ
    5年前、仲間5人で酒の勢い行った廃墟と化した墓場から掛けているという電話
    ほんまはな、お前をこっ

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    2012年02月25日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    短編集
    これは怖かった・・・この方の短編としては私はトップクラス。
    タグですが、サイモン・マースデンは作中に出てくる写真家さんです
    是非、こちらも楽しむべきw

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    2011年08月20日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    こんなホラーを待っていた!!!
    どの作品も後味が悪く非常にゾクゾクできる物でした。
    特に京都が舞台の作品がお勧めです。

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    2011年07月02日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    ネタバレ

    2011/5/13 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2022/10/8〜10/14

    本格ミステリ・ベスト10の2009年度No.1に輝いた刀城言耶シリーズ第4長編。忌み山の1軒家で続発する謎と麓の村で起こる童謡になぞらえた見立て連続殺人。最後のどんでん返しにつぐ、どんでん返しは見事。

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    2022年10月14日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    こいつはおもしろかった。
    旅行用にと購入した一冊。
    旅先で読みとさらに恐怖が増す・・・・・
    灰蛾男の恐怖なんて温泉にぴったり。 「ほうっ」
    「ほうっ」「ほうっ」この描写がたまらない。
    赤眼は最高だった。巻末最後の死相探偵の短編なんか
    ぞくぞくしたよ~。

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    2011年02月19日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    おどろおどろしい雰囲気の得意な作家が、
    おどろおどろしく書いたホラー短編集。

    一言で言うと大満足です。
    元々はホラーミステリの作家さんですが、
    いわゆる和製ホラーのうす暗さをテンポ良く書ける方なので映画を見る様にさくさくびくびくドキドキできます。
    学校の怪談系や本当にあった~系が好きな方は絶対好きだと思われます。

    ところで作中作への言及で作者御本人は金田一シリーズと著作を一見似ているが異なるものとされている事を知りちょっと反省。
    確かに民俗学的なアプローチの仕方は三津田氏の方が現代的なのですが…読み込みが足らんかな??

    ともあれ冬の夜をさらに寒くなりたい方にオススメの一冊。
    私は怖くて電

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    2011年02月04日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    死相学探偵シリーズ。あらすじを読めば分かるとおり、「占星術殺人事件」のようなモチーフの物語です。恐るべき狂気のホラーながら、本質はしっかりと犯人探しのミステリ。ラストの怒涛の推理には完全にやられました。ミステリ好きにもホラー好きにもお薦め。
    キャラ小説としても読みどころが多いなあ。ばあちゃんとの掛け合いとか(愛染様最強!)。曲矢刑事の意外な性質とか(可愛いじゃないですか)。しかしなんといってもやっぱり僕があまりに可愛いのです。懐かれたい……!

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    2010年04月29日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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    面白かった。
    こういう作品大好きです。
    そして何よりも「僕」が可愛いこと可愛いこと。
    もう一つ 婆ちゃん最高。

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    2009年10月04日
  • 七人怪談

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    7人の作家さんそれぞれに違ったテーマで怖い話を依頼した書下ろしアンソロジー。
    個人的に豪華メンバー。
    始めて知るお名前の方がいたり、名前は知っているけど読んだことがない作家さんもいて初読みで来て良かった。
    民俗学系のお話が好きなので『魔々』が一番好き。

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    2026年07月04日
  • 呪いの☒☒

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    作家毎に個性がありどの作品も楽しく読めましたが、私の読解力が乏しく最後の話だけは理解できませんでした。

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    2026年07月03日
  • 呪いの☒☒

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    作家陣を見た瞬間、絶対買うと決めて読んだ本。期待通り!
    『壱本樹様』(三津田信三)が一番好きだった!
    インタビュー形式というか、登場人物がこちらに話をしているような形式の書き方が特に好きなのもあるかもしれないが。

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    2026年06月30日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    皿来家の嫁入りの手伝いに来た愛。そこで起こる連続殺人事件と奇怪な事件。
    最初の登場人物の設定覚えるのに苦労した…
    ホラーとか怪異がもう少しどっぷり来るかと思ったけど、天弓が現れてからの怒涛の推理と、不可能に思える状況を解決に導く最終章は面白かった!
    ホラーの中でちゃんとミステリとしてまとまってるのが好き。

    これシリーズものと知らずに読んだので、「歩く亡者」も読まねば。

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    2026年06月26日
  • 七人怪談

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    2026.06.13

    霊能者、実話系、異界系、時代劇、民俗学、会社系、建物系の怪談集。それぞれ「この作家といえば」な構成で、そこも楽しみにしてた

    『サワさん』がダントツで怖い。怖いというより気持ち悪い。決定的なオチがあるわけではないところは「ナニソレ怪談」かもしれないが「ヒトコワ」から派生してるところが後味悪くて好き。

    民俗学怪談『魔々』は、実際にありそう。ここで本当に「思い」が解放されるとしたら「その苦しみを与えた者たち」も存分に苦しめばいいのにと、思ってしまった。

    『何も無い家』実はいちばんゾッとした。家に「呼ばれた」んだな、と思った。それにしても、家の描写、間取りの説明が本当に細

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    2026年06月13日