三津田信三のレビュー一覧
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主人公三田および親友飛鳥信一郎は同人誌「迷宮草子」を入手し様々な怪異に襲われる。その怪異は各作品の謎を解かなければ止むことがない。そして読めば読むほど二人はのめりこんでいき、怪異のスケールも上がっていく……。
本作品は上巻に当たる。「迷宮草子」は全7話からなり、この上巻ではそのうち4話までが収録されている。作中作の構成といっても良いのだろうか。また各話は全く違った謎が提示してあり、推理する過程も論理的でよんでいて楽しめるだろう。ホラーとミステリーの融合とのことだが、それほどホラーを感じず、むしろミステリーとしての側面が強いように思った。 -
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赫眼
表題作&カバーイラスト
転校生の謎めいた女の子の家にいた禍々しいなにか…
怪奇写真作家
雑誌編集者が怪奇写真作家の自宅を訪ねる…
怪談奇談・四題
(一)旧家の祟り
数百年も続く旧家の七代末までの祟り
見下ろす家
新築されたというのに、いつまで経っても人が住む気配の無い崖の上の立派な洋風住宅
僕は、あの家が僕を見下ろしていると感じていた。
怪しい家を調べようと少年達が中へ入る…
怪談奇談・四題
(二)原因
ある日を境に悪い出来事の続くK
そのはじまりの日の出来事とは…
よなかのでんわ
5年前、仲間5人で酒の勢い行った廃墟と化した墓場から掛けているという電話
ほんまはな、お前をこっ -
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おどろおどろしい雰囲気の得意な作家が、
おどろおどろしく書いたホラー短編集。
一言で言うと大満足です。
元々はホラーミステリの作家さんですが、
いわゆる和製ホラーのうす暗さをテンポ良く書ける方なので映画を見る様にさくさくびくびくドキドキできます。
学校の怪談系や本当にあった~系が好きな方は絶対好きだと思われます。
ところで作中作への言及で作者御本人は金田一シリーズと著作を一見似ているが異なるものとされている事を知りちょっと反省。
確かに民俗学的なアプローチの仕方は三津田氏の方が現代的なのですが…読み込みが足らんかな??
ともあれ冬の夜をさらに寒くなりたい方にオススメの一冊。
私は怖くて電 -
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朱雀の化物:リヨコの山奥の別荘〈岩壁荘〉で起きるそして誰もいなくなったストーリー。女リーダーのリヨコのミヨへの仕打ちの酷さと、昔Yという酷いイジメをしていた女性が受けていた蓑虫というイジメの内容もゾワゾワ。翌朝登場人物全員を殺した朱雀の化物の正体は…上手いこと放たれた叙述の世界が堪能できる。
時計塔の謎:網膜に病を抱える千砂が高台から落ちて死ぬ。僕が捜査するも事故でも自殺でも殺人でもない…はたして真相は。時間と方角を読み解くミステリ。驚きはないが読みやすい一編。
首の館:『迷宮草子』刊行にまつわる話。作者たちが狗鼻の館に集められる。こちらもそしてだれもいなくなったストーリー。朱雀の化物とは叙述 -
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ネタバレ大学生の瞳星愛が、友人である唄子の頼みで、彼女の実家で行われる婚礼に参加することになる。
辺鄙な村での風変わりな習慣、村民が恐れる嫁首様の呪い、本家と分家の確執、気味の悪い死体、ホラーとミステリーがてんこ盛りの一冊である。
村にとっては部外者の愛が、嫁首様を祀る迷宮社、山の中で、すご〜く怖い目に遭ってる。読んでいるこちらもコワイ。刀城言耶の助手、天弓馬人が登場するのは終盤も終盤なので、愛はそれまで、分家の四郎と協力しながら謎を解こうとする。この四郎、語尾に必ず「け」がつく、かわいい喋り方をするし、愛とのコンビもいい感じだったのに‥ラストはちょっとショックだった。
ミステリーに関しては、ま