三津田信三のレビュー一覧
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小田雅久仁ねらいで検索した最新刊。小説現代のホラーシリーズであることは後で判った。そして通販で送られてきた本書を見て、その薄さに驚いた。こういうパターンは以前にもあったのだが、またもや引っ掛かってしまった。
表紙はホラーっぽい雰囲気が出ている。共著、一緒に掲載されている三津田信三は全く知らない作家。知らないのはしょうがない、ホラーについてはあまり明るくないもので。文調も平坦なので盛り上がりに欠けた。
小田雅久仁はいつのまにSF作家からホラー作家に転身したのだろうか。そうではなく、SFとホラーの二刀流なのか。寡作家なのでいまいち良く判らないところだが、前回読んだ「禍」がもの凄いインパクトを与 -
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とにかく怖いとよく聞く三部作シリーズの一作目。
なんか怖いの読みたくて読んでみた。
物語の主人公は、この作品を書いている三津田信三さん本人。
ある日、そんな彼の元に三間坂という編集者が訪れます。
「まったく別の二つの話なのに、どこか妙に似ている気がして仕方がない…という薄気味の悪い感覚に囚われた経験が、先生にはありませんか」
そんな会話を皮切りに、内容も時代のもバラバラの5つの怪談を聞くことになります。
「向こうから来る 母親の日記」
「異次元屋敷 少年の語り」
「幽霊物件 学生の体験」
「光子の家を訪れて 三女の原稿」
「或る狂女のこと 老人の記録」
まず始めに、この怪談一つ一つとっても、 -
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2026.06.13
霊能者、実話系、異界系、時代劇、民俗学、会社系、建物系の怪談集。それぞれ「この作家といえば」な構成で、そこも楽しみにしてた
『サワさん』がダントツで怖い。怖いというより気持ち悪い。決定的なオチがあるわけではないところは「ナニソレ怪談」かもしれないが「ヒトコワ」から派生してるところが後味悪くて好き。
民俗学怪談『魔々』は、実際にありそう。ここで本当に「思い」が解放されるとしたら「その苦しみを与えた者たち」も存分に苦しめばいいのにと、思ってしまった。
『何も無い家』実はいちばんゾッとした。家に「呼ばれた」んだな、と思った。それにしても、家の描写、間取りの説明が本当に細 -
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ネタバレ因習村ホラーミステリーを読みたくて。
少々分厚い本で、前半のキャラ紹介&関係と村の設定などが長かったのだけど、事件が起きてからは次々に謎が深まり、ハラハラして楽しかった。
最終的な犯人は思った通りだったが、それに至るまでの過程も丁寧で全ての疑問や仮説を徹底検証して排除していくタイプ。それがホラーという、超常現象で済まさない現実的トリックで爽快感もあった。
で、結局「うかのみたま」ってやばい薬だったのかな?
一点だけ、カバーイラストが苦手でブックカバーかけてしまってごめんなさい。ホラー好きだけど警戒色がとても苦手で。読み終わった今はどうやって本棚に飾ろうか考えている。 -
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ネタバレ本格2000年代クォータリーベスト本格ランキング 2位
このミス08年5位
ミステリが読みたい08年3位
「新本格」ミステリマストリード30冊
単年度ではなく本格ミステリ史に残る一冊ということでしょう。
首無し死体がいくつ出てきたんだっけ。5,6個?
首無し死体の場合はその死体が誰か分からないようにするか、頭に犯人を指し示す何かが残っているので残せないということが多いです。それをはずして新しい意味をもたす新機軸もなくはないですが、ここではオーソドックスに前者。
それが(ネタバレになりますが)もともとA(男)さんがBさん(女)に、Bさん(女)がAさん(男)になりますしていたので、 -
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本書は「覗き屋敷の怪」「終い屋敷の凶」の2部構成です。舞台は関西地方のとある集落。時代を違えた同じ集落が舞台です。
読み終えて、ものすごく怖いわけではありませんが、不気味な雰囲気が漂っており、なんだかリアリティもあってなかなかに楽しめました。
本書の解説にもあるとおり、「怪談とミステリの絶妙な融合」でした。
プロローグにおいて忠告があります。
怪談奇談を求めた段階で、その人には責任があり、自ら怪異を招いている。その怪異に対する責任が本人にはあると。
なので、覚悟を持って本書を読んでください。
幸い私には怪異は起こりませんでしたが、モフモフした「のぞきめ」にいつも見られてはいます。
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ネタバレ刀城言耶シリーズの短編集。
長編ももちろん面白いけど短編もほど良いボリュームでサクッと読みやすい。
「迷家の如き動くもの」が1番好きかな。
山魔の時もそうだけど、山に纏わる怪異譚て何かそそられるものがあってとても興味深い✨
「首切の如き裂くもの」もホラー感強めで面白かったけどトリックに少々無理があるのでは…犯行時にちょうど良くカラスいないと無理じゃん^^;
「隙魔の如き覗くもの」個人的にお話の印象はちょっと薄めだけど、隙間が開いてる状態が怖くて落ち着かないっていう感覚はすごく共感できる…閉めたくなるよね…
「密室の如き籠るもの」狐狗狸さんというめちゃくちゃそそられるものがテーマな割にはあんまり