三津田信三のレビュー一覧

  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    豪華作家陣によるホラーのアンソロジージー。
    宮部さんの作品は、初期の頃を彷彿とさせるもので、なんだかとても嬉しくなりました。
    そして、もっと嬉しかったのは新名さんの作品。ロールプレイング的な小説はすごく久しぶりに読んだ。子供の頃、すごくワクワクしながら読んだのを思い出した。しかし、普通に読み進めるとたどり着かない章があるのは、何を意図したのだろう。

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    2025年06月22日
  • 七人の鬼ごっこ

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     六人で遊んだ記憶に突如現れる不可思議な七人目の存在、旧友達を狙った連続殺人、謎の七人目=犯人である『鬼』の正体に電話越しに聞こえる子供の声という不気味さと謎が合わさったホラーミステリーで、ホラー要素が控えめな反面緻密に練られた犯行と意外性抜群の犯人、悲しい動機などミステリーの面白さが詰まっていた。

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    2025年06月20日
  • 九孔の罠 死相学探偵7

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    死相探偵 弦矢俊一郎シリーズ
    超能力者の子供たちを集めて研究する機関。
    子供たちを含め9人が狙われている。
    今回は新垣も祖母の手も借りられず、
    曲矢刑事もいつもとは違う中、
    俊一郎は一人の心細さを噛み締めながら
    戦いに挑む。
    果たして、この事件を止めることは出来るのか?
    カラクリは何処に?黒衣の女は誰なのか?

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    2025年06月15日
  • 八獄の界 死相学探偵6

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    不死探偵 弦矢俊一郎シリーズ色んなホラー映画の話しを交えながら、謎解きをしていく、
    現実離れした結界の中の話しで、
    自分たち以外の人が消え、
    ありえないことが起こり続け、
    足場の悪い山を上ったり、
    2階の窓から家に入ったり、
    俊一郎が珍しくアクティブに動き、
    人とコミュニケーションをとっている成長ぶりも
    また面白い。途中猫娘のトイレシーンはとてもドキドキした。三津田作品には、やはり、ドキドキを期待してしまう。これは、現実離れした内容だったので、期待通りに楽しかった。

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    2025年06月10日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    若い女性の美しいパーツだけが狙われ、殺害されて行く、連続殺人事件。死相探偵シリーズ。パーツだけ狙う犯人は、理想の女性を呪術で作ろうとしている。最大の敵黒術師の仕業か?警察も極秘機関として、黒術師を追う専門機関を設置して動き始める。
    俊一郎に協力を仰ぎ事件の解決に乗り出すが、術殺人では法的に逮捕できない。解決策は見つかるのか?

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    2025年06月06日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    「首無」から読んだけど、どこから読んでも平気そうなシリーズ1作目。
    首無の雰囲気が好きならきっと好き。
    ミステリー的な解決はちょっとこじつけがすぎるかなあと思ったけど、大終盤の畳み掛けは面白かった。次も読む〜

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    2025年06月05日
  • 怪談のテープ起こし

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    ネタバレ

    雨の日に読めたのがまたタイミング良かった。
    超常現象による力技みたいなホラーじゃない方が個人的に好きなので、一定の温度感のまま淡々と綴られていてしっかり怖くて面白かったのがとても鮮やかだったと思う。現実と作品の境界が曖昧な話も好き。
    左側からしか聴こえないってことは正面にはでってことかと思っているけれど。意味も通るし...。

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    2025年06月04日
  • 逢魔宿り

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     2020年、単行本として刊行。
     初めて読む作家さんかもしれない。
     ホラー短篇集だが、読んでいくと、語り手の「私」はいつも三津田信三さん本人らしく、作家が誰かの話を聞いて、仮名に直して書き綴ったという体裁を取る。作者三津田信三さんは自分と同じくらいの歳かと思ったが、Wikiによると7つ上の1962(昭和37)年生まれとのこと。
     ホラーミステリという、両者融合の書き手として知られているようだが、本書でも確かに謎解きらしいものが一つはあった。が、ほとんどの作品は、霊的現象の背景にこれこれこういう怨念が原因としてあって、結果、こうなった、という、一般のホラーにもあるような解明は無く、ただ、それ

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    2025年05月28日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーの多様性と作家の個性を堪能できる上質なアンソロジー。ただし、期待値次第で評価が分かれるかもしれない。
    宮部や小池の情感、三津田や内藤の伝統、新名や芦花公園の斬新さがバランスよく共存し、1冊で幅広い恐怖体験が味わえた。

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    2025年05月27日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    有名作家が執筆したホラーアンソロジー。不思議な話、怖くない話もある。
    個人的に好きなのは三津田信三さんと小池真理子さんの話。
    三津田さんの話は想像するだけで怖くゾッとした。似ているかもしれない、って序盤で言われてる「竈の中の顔」を読んでみたいなと思った。
    小池さんのはほんわかする話から一変して困惑したまま終わるのが良かった。

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    2025年05月04日
  • 首無の如き祟るもの

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    舞台は奥多摩の因習村。首無の伝承多きこの村で、三家が水面下で一族の首長争いを繰り広げる最中、その跡継ぎの伝統儀礼において次々と起こる不可解な首無殺人事件を綴った物語。
    ミステリ読者の、あわよくば自ら先に謎を解いて仕舞おうという生半可な心意気は、直ちに何ら機能を果たさぬまま、敢無く崩れ去ってしまうだろう。500頁に亘り繰り広げられる超次元的な事件の様相は、最早そうした合理的解釈を受け付けないと見える程に高度に複雑で、犯人どころか、殺害の動機、方法、殺害現場に残された不可解な状況に隠された意図、そのどれもが全く不明のまま、我々はただ事件の状況を整理し物語に追従するのに精一杯にならざるを得ない。そし

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    2025年04月29日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    普通に怖いのにじわじわくる怖さもあって
    本当やめてほしいって読みながら思うのに,
    最後まで読んでしまった。
    考察の部分はちょっと退屈だったけど,これが大事なんだとも思う

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    2025年04月25日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    最後がホラー要素のあるミステリーですが、全般的に読みやすい一作です。ただ、若干のこじつけ感はありました。
    推理パートまでの面白さは、刀城言耶シリーズの方では上位かなと個人的に思います。怪談も物語の中に書かれており、それだけでも楽しめます。

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    2025年04月23日
  • 怪談のテープ起こし

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    なぜ雨の日に読んでしまったのか…
    短編集だが幕間の書き下ろしがモキュメンタリーっぽくもあり、のめり込むというより飲み込まれる感じの良質ホラー。

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    2025年04月20日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    内藤了の家ホラーが段違いで恐ろしかった。芦花公園の河童の話もここ最近の世相を反映したホラーという点で面白い。小池真理子の最後の作品は、アンソロジーの最後にふさわしい切なさがあってよかった。

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    2025年04月20日
  • のぞきめ

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    すっかりハマっている三津田信三作品。
    今回も面白かった。ホラーミステリー大好物。
    今作はミステリーよりもホラー強め。
    謎解きに納得はしていない。でもホラーは訳がわからなければわからないほど怖いのでOK。

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    2025年04月20日
  • 禍家

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    ネタバレ

    両親を喪い、祖母と新しい町に引っ越した主人公が次々に怪異に襲われる。怪異の原因とは、なぜ主人公が狙われるのか?

    主人公の少年がタフだけど、ちゃんと恐怖心も好奇心もあるからすごいハラハラした。
    怪異の迫り来る様子とか臨場感凄くて怖さもあり良かった。

    初手からボーイミーツガールで孤独な戦いとかじゃなくてまだ安心感あったけどそれすらも布石だった…?

    怪異が家族と分かっても割り切れないよね。

    謎の意味深発言爺がまさかの巻き込まれ被害者で、しっかり情報と警告くれるとは。

    真相知るとよく引っ越してきたね!?!狭いアパートでも良かったくない??としかも思わん笑笑

    地味に兄弟姉妹がそれぞれ結婚した

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    2025年04月13日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    ネタバレ

    怪談自体はとても怖い&面白いで大満足。
    最後の考察パートは合う合わないがある。
    完全にオチが欲しい人には向かないかもしれないがこれはこれでリアルでいい。

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    2025年04月03日
  • 六人の笛吹き鬼

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    三津田さんらしい、ホラーテイストでジワジワ来る怖さがありながらミステリとしての解決がちゃんとあり、満足出来る作品でした。

    2861冊
    今年89冊目

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    2025年03月31日
  • 魔邸

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    ネタバレ

    優しく楽しい叔父とその彼女と共に奥白庄の別荘に滞在することになる優真。
    不気味な足音と自分たち以外のナニかの気配、神隠しが頻発するじゃじゃ森。
    ナニかの正体にも驚いたけど優真の置かれた状態や叔父の本性の方が驚いたし怖い。
    応接間で寝ていたはずの叔父が冷たい目で優真を見ていたのは予想外の連発と疲労で思わず本性が出たのかしら。

    じゃじゃ森の大きな木の洞の中での出来事は閉所恐怖症にはたまらん事態。
    洞の奥の道に取り残された人のことを考えると心臓がギュッとしてしまった。
    そして最後の優真の発言...。
    人怖に地味な嫌ミスでした

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    2025年03月28日