三津田信三のレビュー一覧

  • 碆霊の如き祀るもの

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    最後がホラー要素のあるミステリーですが、全般的に読みやすい一作です。ただ、若干のこじつけ感はありました。
    推理パートまでの面白さは、刀城言耶シリーズの方では上位かなと個人的に思います。怪談も物語の中に書かれており、それだけでも楽しめます。

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    2025年04月23日
  • 怪談のテープ起こし

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    なぜ雨の日に読んでしまったのか…
    短編集だが幕間の書き下ろしがモキュメンタリーっぽくもあり、のめり込むというより飲み込まれる感じの良質ホラー。

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    2025年04月20日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    内藤了の家ホラーが段違いで恐ろしかった。芦花公園の河童の話もここ最近の世相を反映したホラーという点で面白い。小池真理子の最後の作品は、アンソロジーの最後にふさわしい切なさがあってよかった。

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    2025年04月20日
  • のぞきめ

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    すっかりハマっている三津田信三作品。
    今回も面白かった。ホラーミステリー大好物。
    今作はミステリーよりもホラー強め。
    謎解きに納得はしていない。でもホラーは訳がわからなければわからないほど怖いのでOK。

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    2025年04月20日
  • 禍家

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    ネタバレ

    両親を喪い、祖母と新しい町に引っ越した主人公が次々に怪異に襲われる。怪異の原因とは、なぜ主人公が狙われるのか?

    主人公の少年がタフだけど、ちゃんと恐怖心も好奇心もあるからすごいハラハラした。
    怪異の迫り来る様子とか臨場感凄くて怖さもあり良かった。

    初手からボーイミーツガールで孤独な戦いとかじゃなくてまだ安心感あったけどそれすらも布石だった…?

    怪異が家族と分かっても割り切れないよね。

    謎の意味深発言爺がまさかの巻き込まれ被害者で、しっかり情報と警告くれるとは。

    真相知るとよく引っ越してきたね!?!狭いアパートでも良かったくない??としかも思わん笑笑

    地味に兄弟姉妹がそれぞれ結婚した

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    2025年04月13日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    ネタバレ

    怪談自体はとても怖い&面白いで大満足。
    最後の考察パートは合う合わないがある。
    完全にオチが欲しい人には向かないかもしれないがこれはこれでリアルでいい。

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    2025年04月03日
  • 六人の笛吹き鬼

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    三津田さんらしい、ホラーテイストでジワジワ来る怖さがありながらミステリとしての解決がちゃんとあり、満足出来る作品でした。

    2861冊
    今年89冊目

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    2025年03月31日
  • 魔邸

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    ネタバレ

    優しく楽しい叔父とその彼女と共に奥白庄の別荘に滞在することになる優真。
    不気味な足音と自分たち以外のナニかの気配、神隠しが頻発するじゃじゃ森。
    ナニかの正体にも驚いたけど優真の置かれた状態や叔父の本性の方が驚いたし怖い。
    応接間で寝ていたはずの叔父が冷たい目で優真を見ていたのは予想外の連発と疲労で思わず本性が出たのかしら。

    じゃじゃ森の大きな木の洞の中での出来事は閉所恐怖症にはたまらん事態。
    洞の奥の道に取り残された人のことを考えると心臓がギュッとしてしまった。
    そして最後の優真の発言...。
    人怖に地味な嫌ミスでした

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    2025年03月28日
  • 凶宅

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    ネタバレ

    なにこの不幸を煮詰めたような話。

    百々山、辰巳家...蛇棺葬と百蛇堂と関わりがある場所が出てきたし

    お山を切り拓いてしまった以上、どうすることもできないからあの家に住む家族を村八分にしようなんてことをする住民が怖い。

    大人が全く頼りにならなかった
    幸平が頼もしいし、親族が向かえに来るまで保護者として動いてくれた幸平母もまともな大人だった。

    香月希美も早い段階から山のナニかにのまれてしまったんだな...アパートから離れれば元に戻るのか戻らないのか

    逃げた先で羊のハネタが出てきたから戻らないし逃げられないのかも

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    2025年03月28日
  • 禍家

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    ネタバレ

    両親を失った貢太郎が引っ越した家は町で幽霊屋敷と言われる家だった。
    和室から蛇のように伸びる老人の腕、キッチンの頭を切断され四つん這いで迫ってくる女性、浴室で泣き喚く赤ん坊、寝室で首がバックリ切れ血を流しゴボゴボと吐血する男。
    その幽霊の正体はかなり悲しい。

    過去は過去だけど、それでもこの家に貢太郎を住まわせるのはかなり酷なのではないかと思ってしまう。

    最後の1人が死ぬまで諦めない上総家が狂ってる。
    今後の貢太郎の家族構成によっては惨劇が繰り返されるのか。
    最初の方で貢太郎に失礼な態度をとった老婦人の正体にもゾクリ

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    2025年03月28日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    ネタバレ

    人間じゃないのに、人間社会に混ざって認知されてる怪異って恐ろしい。
    目童たかりの家に横たわる禍々しいモノはなんだったんだろうか、怪異本体?

    合わせ鏡の地獄を読んで、私も幼い頃祖母の三面鏡で合わせ鏡して遊んでいたことを思い出す。
    自分がいっぱい映るのが楽しかったけど、いっぱいいた私の内1人くらいは何か別のモノだったかもしれない。

    死相学探偵の短編も載ってて、ますます死相学探偵シリーズを集めたくなった

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    2025年03月28日
  • そこに無い家に呼ばれる

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    ネタバレ

    いつも記録を無造作に放っておいたお祖父さんがまとめてしかも自作とはいえ封印までしてるのにそれをあっさり開封してしまう三間坂さんよ。
    あるはずのない家をみてそれに魅入られた新社会人の男性、あるはずのない家を探していたのに自分にだけ見えない家に執着する女性、精神科の先生による箱庭療法の手記。
    そして繋がりがないはずの「どこの家にも」と「わざと忌み家を」との不気味な繋がり。

    煮え切らない、かつ含みのある態度を取りながらこの本の刊行に至った三津田先生。
    不気味な話に不気味な企み、いったい我々は何に巻き込まれているのか

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    2025年03月28日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    ネタバレ

    三津田信三と三間坂秋蔵が再び怪異に迫る。
    事故物件を寄せ集めて造った家とか発想がぶっ飛んでる

    黒い部屋に住んだ親子の日記と白い屋敷に住んだ作家志望の男の手記、赤い医院の探索の様子を収めた女子大生のボイスレコーダー、青い邸宅にカメラや録音機等の機材を使い霊の姿を捉えようとした超心理学の記録

    読み進める度に怪異と謎の女が近付いてくる恐怖

    黒い部屋が1番入所条件が厳しい気がする
    そもそも焼け焦げや焼け落ちた状態を認識しないってどういうこと..周りの人に避けられたのは常にどこかに煤が付いていたり、焦げ臭かったのかな

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    2025年03月28日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    ネタバレ

    パッと読んだ感じ似ていないのに、何故か似ている気がするという「向こうから来る」「異次元屋敷」2話。
    似ている気がするを追求していく内に更に3話、妙に似ている話がみつかる
    キヨちゃん、屋根で踊る老婆、怪音、消える子ども、格子、割れ女、狂女
    これがどう繋がっていくのかドキドキしながら読み進めた

    ジワジワと不気味さが迫ってくるような本だった
    三間坂さんは何があって深追いするのをやめたんだろう

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    2025年03月28日
  • 六人の笛吹き鬼

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    公園で「笛吹き鬼」をしてあそぶ6人の少女。その最中に突如として神隠しのように一人が消える。そしてその後もまた一人。

    いやおもしろかったです。いつもながらホラーとミステリの割合というか塩梅が絶妙です。明らかにオカルトめいた部分はなんだかんだ説明がついて、ほんのちょっと残されるホラー要素。いいですね。まあミステリ部分の真相がちょっと「そんなにうまくいくか?」と思わなくもなかったですが、そこは筆致の力みたいなものでカバーできていたような。

    でもこれ前作的なものがあったんですね。読んでいて気付いた。そっち読んでなかったー。別に話につながりがあるわけでもないようなので楽しみに読みたいと思います。

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    2025年03月18日
  • 魔偶の如き齎すもの

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    昔と比べると恐さも推理のトリックも少し鈍って来てると思うのは僕だけか?
    それでも、十二分に面白いとは思う。安心して読めるよ。

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    2025年03月17日
  • 怪談のテープ起こし

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    以前読んだ「現代ホラー小説傑作集」に掲載されていた「集まった四人」が面白かったので、それが元々掲載されていた短編集を購入。
    怪談らしい怪談が6篇連なっており、単行本版で追加されたという序章、幕間、終章も含めて、お得な気分になった。ホラーとミステリーの融合的なのが得意な作家さんらしいので、他の作品も読んでみたくなる一冊でした。

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    2025年03月01日
  • 七人の鬼ごっこ

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    一つ一つの要素が上手く組み上げられ物語として綺麗に構築されているホラーミステリ小説。同作家の他作品(刀条言弥シリーズ)を読む前の入門書的なイメージを抱いた。というのも、作家お得意のどんでん返しが控えめだし意外性も少ない、そしてホラー要素やオカルト知識も控えめだからである。刀条言弥シリーズ好きからしたら物足りなく感じはするが、ホラーミステリ作家として有名なこの作家の作品を味わってみたい初心者には是非オススメしたい。評価は4にしてるが、正直3.5くらい。

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    2025年02月23日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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     刀城言耶シリーズの2作目。妖怪的な雰囲気は京極さん要素があるのですが、金田一の雰囲気が多めな小説。刀城言耶が色々な可能性を考えて理論を展開していく様子が面白く、それでも怪異としか思えないものもあるので、そういうのが好きな人にはおすすめです。

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    2025年02月14日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    ホラー要素強くてちょっと怖い笑
    でもミステリーでもあるから楽しめる。
    こういうおどろおどろしい民族の風習みたいなの好きだから個人的には面白かった。
    けど意外とすんなり解決に持っていかないのはびっくりした。解決してない謎も気になる。

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    2025年02月14日