三津田信三のレビュー一覧

  • そこに無い家に呼ばれる

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    幽霊屋敷屋敷シリーズ第3弾!1弾から読んだ方が、衝撃度合いも大きいと思うので是非。
    シリーズ通して言えることだけど、これが小説と言うことを忘れてしまう。本当に人の報告書を覗いているようだったり、手紙を見ているようだったり。気がつくと自分の目の前にまで「恐ろしいこと」が迫っているようで、はっとさせられる。
    それでも辞められないで最後まで進んでしまう。
    まるでホラー小説の登場人物のように

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    2025年10月07日
  • 妖怪怪談

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    怪異の考察、分析も大変面白く読ませていただいたのだが、怪異にまつわる体験談も怖くて満足。「なぜかいるもの」では紛れ込んでる不可解な存在の不気味さが良かった。聞いたことのある怪異だからこそ入り込みやすい。時代は古くても雪女の話は怖さが全然伝わるから面白い。小泉八雲に関する文章も良かったなぁ。

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    2025年10月04日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    相変わらず怖いです。みみそぎの時のように、
    読んでも大丈夫か?と、
    不安を抱えながら読むことになる。
    案の定読み進めるごとに
    何となく空気が重くなって行く。
    完全にスッキリ終われるとは言えないが、
    何事も無いことを祈ります。

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    2025年10月03日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    刀城言耶は、碆霊様を祀る海と断崖に閉ざされた強羅地方を訪れた。
    村に伝わる不気味な伝承をなぞるような四件の連続殺人事件に行き合う。同行する祖父江偲と共に、今再び怪異に挑む。刀城言耶シリーズ第九弾。

    舞台設定の出来は驚異的。
    村の様子や設定が細かく描写されており、まるで本当に存在する村であるかのように錯覚させられる。特に、昔の特幽村が極貧の寒村である描写が良かった。資源も土地もいまいちな村で、蛸漁をする村人たち。どんよりと曇った低い空まで目の前に浮かぶほどで、非常に気が塞ぐ。村の大人たちのどことなく疲れた虚ろな目が、ちゃんと言われずとも分かる。丁寧な描写力こそ、三津田信三の妙であると思う。

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    2025年09月22日
  • 水魑の如き沈むもの

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    ネタバレ

    他のシリーズよりミステリー強めです!
    結末はスッキリしたハッピーエンドだった。

    結構他の作品と関係ある人物、ワードが出てきて「あっ!」となりました!
    首が伸びる女怪異や蔵の中の這いずり回る怪異はなんとなく百蛇堂、蛇棺葬に登場する怪異に似てる気がしました。ただ蛇迂郡它邑町の近くなので蛇を連想させる怪異が多めなだけかもしれませんが。

    私は関西出身なので関西弁(大阪弁)を話す祖父江偲が多く登場するのは個人的には嬉しかったです!

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    2025年09月11日
  • 怪談のテープ起こし

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    モキュメンタリー?というか筆者の手記的な方式をとっているので、しっかりと怖い。黄雨女が怖かったかな…

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    2025年09月08日
  • 犯罪乱歩幻想

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    ネタバレ

    「乱歩…!」と思って読みたい本には入れていたものの、そのままになってた作品。
    入ってる読書会で読まれてた方がいて、面白そうだ…と思って読みました。
    面白かった…!!

    収められてる作品の元ネタはウルトラQ以外既読というのもあり、楽しめました。
    ウルトラQのも面白かった。

    特に好きだったのは、「赤過ぎる部屋」「夢遊病者の手」「骸骨坊主の話」。
    赤い部屋と違ってそっちを殺すのか、や、えっこれが全て!?となったり。
    「骸骨坊主の話」は、人の噂で拡がっていくの怖いな……ビデオのダビング(リング時点)より拡散が速いし止められん、とゾッとしました。

    三津田信三先生はガチホラーというイメージなので避けて

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    2025年09月06日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    ネタバレ

    真犯人の最期の独白後の有様を見て、怪異嫌いの天弓さんはどうなった?
    果たして立ち直れたのかな?(笑)

    シリーズ、これまでの話はひととおり事件が解決した後、それでもわだかまる謎が人知の及ばない怪異であり、それに肝を冷やすという流れだったけれど、今回の真相はほぼほぼ怪異にまみれており殺人事件は実はその幕間に過ぎなかった…と。

    怖っ。

    傑作ではあったけれど、
    そろそろ本家の刀城御大にお出まし願いたい…
    如し。

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    2025年09月03日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    ホラーとしてはそんなに怖くない
    ミステリーとしてはそんなのもアリかという展開
    物語としては面白かった
    3.5評価

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    2025年09月02日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    怖いし、面白いさすが三津田さん。
    だし、謎解きのホラーであることを逆手に取ったのはゾクっとしました。

    2996冊
    今年224冊目

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    2025年08月27日
  • 怪談のテープ起こし

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    収録されていうる短編の中では『すれちがうもの」が一番好き

    作り話?それとも本当にあった話?
    本当にあった話だとしたら自分たちも、、、
    そんなじっとりとした良質な不快感を伴う読後感で、とても良きホラーだと思いました。

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    2025年08月23日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    先生譲りの多重推理というのか
    「そ、そうなんです」は笑ってしまうのでやめてほしい

    嫁首様は本当にいるのか
    いつもフワっと誤魔化されるところが嫌いになれない

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    2025年08月22日
  • 十三の呪 死相学探偵1

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    死相が見える探偵が主人公の特殊設定ミステリ。ライト文芸のホラーかと思って読むと、どんどん人が死んでいくので三津田信三を思い知らされる。シリーズ1作目で、こんなに何にもできない主人公なの、ライト文芸らしくてなくて驚く。続きも楽しみ。

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    2025年08月20日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    ネタバレ

    怪民研シリーズ第二弾。今回は長編です。非常に読みづらい登場人物達の名前から始まり、如何にもな本家と分家の関係、呪い唄や嫁首さまの存在、とオイシイ物てんこ盛りの設定でした。謎解きはちょっと無理がある気もしましたが、最後はいつもの如く怪異が残る話ですのでメインそっちかと。姿が見えないモノに追われる部分は想像するだにヒィー!!ってなります…。

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    2025年08月19日
  • 七人怪談

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    七人怪談は、7人の作家さんがテーマを与えられ、それにそった内容の怪談を書くという形式になっていた。

    澤村伊智 霊能者怪談
    加門七海 実話系怪談
    名梁和泉 異界系怪談
    菊地秀行 時代劇怪談
    霜島ケイ 民俗学怪談
    福澤徹三 会社系怪談
    三津田信三 建物系怪談

    それぞれ怖い作品であったが、どれも読みやすくあっという間に読み終えてしまった。

    霜島ケイさんの話では、主人公の行動によって最悪とも思える結果になってしまう。その後のことは書かれていないが、これから何が起こるのか想像するだけで恐ろしい。
    でも、自分が主人公の立場でも同じように考えるだろうし、対応すると思う。その当たり前の行動が取り返しのつ

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    2025年08月18日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    ことごとく民俗学の要素がでてきて、民俗学が好きな自分としてはその部分もとても面白く読めた。作者がよく取材や勉強をされたうえで、というのもとても伝わってくる。
    ラストはゾッとして、光景が眼に浮かぶようだった。実質2日で一気に読んでしまった。没入感あるので一気読みおすすめです。
    人里離れた、因習の残る村で起きる祟りのような殺人事件。俗信や呪いに翻弄される人たち。因縁のような、見えない縛りのようなもの。推理小説でありながら、民俗学知識や論理的思考どちらも出てくるところがいいですね。それでもホラー要素もちゃんと存在しているので日本の怪異が好きな人も楽しめると思います。

    自分は巳一さん、二日子さん結構

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    2025年08月11日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    ホラーとミステリーの融合、いわゆる因習村で起こった怪奇現象と事件が面白く混じり合っていて良かった。登場人物がややこしく(両家との関係や一族の女性の名前の読み方が全部同じ)覚えるのに苦労したが、ちゃんと家系図が書かれているためその都度読み直してなんとか理解した。
    犯人はなんとなーく予想はできるが、トリック自体はなるほどと理解できて面白い。あと三津田信三のホラー部分の書き方が本当に上手いので怖さもちゃんとあってよい。続きも読みたいですね。

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    2025年08月03日
  • 禍家

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     両親を事故で失った少年・棟方貢太郎が引っ越した先の家でひたひたと憑いてくる足音、人喰いが蠢く森、這い寄る首無しの化物といった怪異に遭遇しその根元を探っていくホラーで、不気味な雰囲気と襲ってくる怪異の臨場感が恐ろしく、ラストの台詞に思わずゾクッとさせられた。

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    2025年07月30日
  • 幽女の如き怨むもの

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    「刀城言耶」シリーズ“長編”第六弾。

    今回の舞台は遊郭。
    「遊郭」というと、江戸時代の吉原が思い浮かびますが、本作では昭和初期ーー戦前・戦中・戦後と三つの時代にまたがって、〈桃苑〉という廓町にある遊女屋で起こった不可解な身投げ事件を巡るお話でございます。

    第一部は、遊女・初代緋桜の日記(戦前〈金瓶梅楼〉)
    第二部は、遊郭の女将・半藤優子の語り(戦中〈梅遊記楼〉)
    第三部は、作家・佐古壮介の原稿(戦後〈梅園楼〉)
    ・・という、それぞれ異なった形式で構成されていて、いつものパターン(刀城言耶が直接現地で事件に巻き込まれる)とは毛色が異なる展開となっております。
    (※因みに第四部は「刀城言耶の解

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    2025年07月27日
  • 首無の如き祟るもの

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    刀城言耶シリーズ、初読
    ホラーとミステリーの融合が「美しい」
    同ジャンルを経験していない人にはものすごく読書感、経験値に影響を与える作品と思う

    ただ僕はこの本を読んだのが2025年
    遅すぎた
    遅すぎてもいい、ただ僕は他に経験しすぎた
    同作品の評価の高さを知っていたし、穿った読み方、擦れた入り方をしてしまい純粋に楽しめていない
    普通に読める人がただ羨ましい
    にしても、いい装丁だなあ

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    2025年07月21日