三津田信三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ無理心中で家族を失い、一守家にもらわれたヨキタカ。
淡首様。
十三夜参り。
ヨキタカ、長寿郎に届け物。
長寿郎→表紙のやつか。男だったか。。
姫女子、長寿郎の二卵性双生児。
ヨキタカ、こっそり十三夜参りで長寿郎と姫女子を追う。
長寿郎が先で姫女子が後。
高屋敷元、巡査。十三夜参りに不審者がいないか確認。
兵堂、一守家当主。
僉鳥郁子、双子の家庭教師。
明治の初め、十三夜参りの最中、一守家の跡取りの男児が井戸に落ち死亡する事故があった。
『首無し』、怪異。
13年前。
子供産まれる。双子。1人目は女の子。
1943年。
十三夜参りは、忌事。淡首様を騙すためにあえて喪服。
ヨキタカ、兵堂様が鈴江さんの腰を引き寄せているところを目撃。
富騎、兵堂の妻。長寿郎たちを産んでから病気がち。
ヨキタカ、長寿郎のあとをつける。長寿郎、足が早く、提灯の光しか見えない。
長寿郎、境内の手前にある井戸につく。
裸に。境内にはいる前に水垢離で身を清めている。顔は見えない。
誰だ、と咎められ、ヨキタカ逃げる。
姫女子の裸を見る。
首がなかった。
首無しがいなくなる。
姫女子が来る。さっきの裸の首無しは誰?
姫女子、水垢離が終わり、何かを持つ。生首? 媛神堂に入る。
栄螺堂、入口と出口は別。出るまで人とすれ違わない。
ヨキタカ、長寿郎に見つかる。
姫女子様が入られてから長寿郎様が出てこられるまてま媛神堂の扉から出入りする人はいなかった。
姫女子、どこにもいない。
井戸の中を見ようとすると。
→状況が複雑でわかりにくい。。
幻想的なところはあるが、複雑なところに幻想的な場面が挿入されても、よりふんわりしてしまう。。
-
匿名
ネタバレ 購入済みすごく面白かったです
どの作品も面白く、「この話はどう着地するのだろう」とワクワクしながら一気に読みました。ホラー初心者でしたが、怖すぎて読めないことはなく、最後まで楽しめました。
「劣化コピー」
語り手が順番に変わり、最後に最初へ戻ってくる構成が気持ちよかったです。あと呪いはどこまで広がるのか気になります、編集者と作家だけ?編集者の奥さんは無事だった??その後のことも考えるとさらに怖いです。
「しばらくゆっくり休んでください」
あの女性は、そこまでされるほど酷いことしたかなと思ってしまいました。我の強いめんどくさい人そうではあるけど、普通にいそうな人なので。
あの程度でもすぐに「研修」の対象になってしまうことが怖く、呪いの実行方法もとても印象に残りました。 -
Posted by ブクログ
小田雅久仁ねらいで検索した最新刊。小説現代のホラーシリーズであることは後で判った。そして通販で送られてきた本書を見て、その薄さに驚いた。こういうパターンは以前にもあったのだが、またもや引っ掛かってしまった。
表紙はホラーっぽい雰囲気が出ている。共著、一緒に掲載されている三津田信三は全く知らない作家。知らないのはしょうがない、ホラーについてはあまり明るくないもので。文調も平坦なので盛り上がりに欠けた。
小田雅久仁はいつのまにSF作家からホラー作家に転身したのだろうか。そうではなく、SFとホラーの二刀流なのか。寡作家なのでいまいち良く判らないところだが、前回読んだ「禍」がもの凄いインパクトを与えてくれたのは記憶に新しい。本作品には最初から不穏な空気が流れていて、導入部としては完璧な入り方だった。そして次々に主人公Mの心理状態が加速度的に不安になっていくのが手に取るように判る。それに伴い自分も恐ろしい体験をしていると錯覚するような気分になり、体温が下がる。一番盛り上がるところまで畳みかけるような言葉の力には本当に感服した。これがホラーの真の追い込み方なのか。そして、静寂。その後に後日談のパートに入ったが、これは余計だった。いや、余計と言うよりもネタばらしをする上で必要なのかもしれないが、この結末はホラーに詳しくない私にでも予測できた。興ざめとまでは言わないが、ここでスーパーアイディアが打ち込まれたら、SF卒業を認めてやってもいいよ。 -
Posted by ブクログ
とにかく怖いとよく聞く三部作シリーズの一作目。
なんか怖いの読みたくて読んでみた。
物語の主人公は、この作品を書いている三津田信三さん本人。
ある日、そんな彼の元に三間坂という編集者が訪れます。
「まったく別の二つの話なのに、どこか妙に似ている気がして仕方がない…という薄気味の悪い感覚に囚われた経験が、先生にはありませんか」
そんな会話を皮切りに、内容も時代のもバラバラの5つの怪談を聞くことになります。
「向こうから来る 母親の日記」
「異次元屋敷 少年の語り」
「幽霊物件 学生の体験」
「光子の家を訪れて 三女の原稿」
「或る狂女のこと 老人の記録」
まず始めに、この怪談一つ一つとっても、三津田さんの書く文章は、人が恐怖を感じているその瞬間の感覚を、リアルタイムで追体験できる程解像度が高い。
「この涼しさは異常ではないか。いや、涼しいというよりも、むしろ肌寒い。そのせいか、たまに鳥肌が立つ。それなのに、なぜか湿気を感じる。」
一般人ならおそらく「めっちゃ怖い」としか表せない感覚を、ここまで細部に至るまで描ける三津田信三さんはやはり変態だなと確信しました(褒め言葉)
また、話の中で起きる怪異の内容や、その体験者もバラバラで、一聞するだけではそれぞれ独立した怖い怪談です。
しかし、「幕間」で改めて怪談の内容を振り返ると、何か繋がりがあるような無いような、どうにも気持ちの悪い共通点が浮かびがってきて、読者に得体の知れない恐怖を与えてきます。
そんな中、三津田と三間坂にも、怪談話で起きていた怪異が少し顔を出してきます。
怪異が少しずつ、”怪異の方から”近づいてくる感じ。
三津田さんが、
「日常の生活では耳にしたことのない奇妙な物音が聞こえ出したら、いったん本書を閉じたほうがいいかもしれない、とここで警告しておきたい」と我々読者にアピールしてきます。
怖い怖いやめてくれ!という気持ち半分、
怖がらせてくれてありがとう!という気持ち半分。
それでいて終盤に悍ましい繋がりが一気に展開されていきます。
(繋がりがわかったところで怖さは消えない事だけを先にお伝えしておきます)
THE 怪談!
THE 家ホラー!
THE ホラーミステリー!
静かに怖い日本ホラーの雰囲気がお好きな方、
怖いだけでなくミステリー要素も欲しいという方には間違いなく刺さる一冊です! -
Posted by ブクログ
2026.06.13
霊能者、実話系、異界系、時代劇、民俗学、会社系、建物系の怪談集。それぞれ「この作家といえば」な構成で、そこも楽しみにしてた
『サワさん』がダントツで怖い。怖いというより気持ち悪い。決定的なオチがあるわけではないところは「ナニソレ怪談」かもしれないが「ヒトコワ」から派生してるところが後味悪くて好き。
民俗学怪談『魔々』は、実際にありそう。ここで本当に「思い」が解放されるとしたら「その苦しみを与えた者たち」も存分に苦しめばいいのにと、思ってしまった。
『何も無い家』実はいちばんゾッとした。家に「呼ばれた」んだな、と思った。それにしても、家の描写、間取りの説明が本当に細かく丁寧。まるで自分が玄関から入って家の中を歩いているよう。そういえばそういう怪談あったよね。ひょっとしてこのお話は「家に『呼ばれた』奇妙な話」ではないのでは...?