三津田信三のレビュー一覧

  • 七人怪談

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    ホラー小説アンソロジー。

    特に面白かったのは、澤村伊智さんのサヤさん。
    霊能者ものの変化球。

    それから、霜島ケイさんの魔々。
    こっちはわかりやすく怖かった。

    福澤徹三さんの会社奇譚。
    有名百貨店Sの経営破綻の裏話を含む実話怪談。
    ある意味こういうのが一番怖い。
    ところどころ伏せ字の意味がないし。笑

    夏にふさわしい短編集でした。

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    2026年08月10日
  • それはそれはよく燃えた

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    読後感の詰め合わせのような1冊。
    多くの作家によるショートショートのため、1本1本が短く読みやすいのはもちろん、普段読まないジャンルにも出会える。ひとつ読み終わったときに爽快な気分になるものもあれば、ザワッとしたり、苦く残ったりもするのが良い。
    そして短いからこそ、好きな気分も苦手な気分もサラッと通り過ぎていくのがまた良い。

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    2026年08月08日
  • 怪談のテープ起こし

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    短編は実話っぽくておもしろかった。
    間の編集の裏話は難しいと感じてたけど、終幕の内容がよりリアルさに拍車をかけてた。
    モキュメンタリー系のホラーは何冊か読んだけど1番「本当っぽいな」っておもった。
    いや、どこかまでは実話なんだろうな、どこだろうって感じ。

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    2026年08月02日
  • 首無の如き祟るもの 1巻

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    ネタバレ

    無理心中で家族を失い、一守家にもらわれたヨキタカ。

    淡首様。
    十三夜参り。

    ヨキタカ、長寿郎に届け物。
    長寿郎→表紙のやつか。男だったか。。

    姫女子、長寿郎の二卵性双生児。

    ヨキタカ、こっそり十三夜参りで長寿郎と姫女子を追う。

    長寿郎が先で姫女子が後。

    高屋敷元、巡査。十三夜参りに不審者がいないか確認。

    兵堂、一守家当主。

    僉鳥郁子、双子の家庭教師。

    明治の初め、十三夜参りの最中、一守家の跡取りの男児が井戸に落ち死亡する事故があった。

    『首無し』、怪異。

    13年前。
    子供産まれる。双子。1人目は女の子。

    1943年。

    十三夜参りは、忌事。淡首様を騙すためにあえて喪服。


    ヨキタカ、兵堂様が鈴江さんの腰を引き寄せているところを目撃。

    富騎、兵堂の妻。長寿郎たちを産んでから病気がち。

    ヨキタカ、長寿郎のあとをつける。長寿郎、足が早く、提灯の光しか見えない。

    長寿郎、境内の手前にある井戸につく。
    裸に。境内にはいる前に水垢離で身を清めている。顔は見えない。

    誰だ、と咎められ、ヨキタカ逃げる。

    姫女子の裸を見る。
    首がなかった。

    首無しがいなくなる。

    姫女子が来る。さっきの裸の首無しは誰?

    姫女子、水垢離が終わり、何かを持つ。生首? 媛神堂に入る。

    栄螺堂、入口と出口は別。出るまで人とすれ違わない。

    ヨキタカ、長寿郎に見つかる。

    姫女子様が入られてから長寿郎様が出てこられるまてま媛神堂の扉から出入りする人はいなかった。
    姫女子、どこにもいない。

    井戸の中を見ようとすると。

    →状況が複雑でわかりにくい。。
    幻想的なところはあるが、複雑なところに幻想的な場面が挿入されても、よりふんわりしてしまう。。

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    2026年07月30日
  • 囁く逆婿 怪民研に於ける記録と推理

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    いわゆる連続殺人が起こる村での怪奇と論理というより事件は少ないが死人が多い。
    その前に丁寧に描写されたことが謎解きに昇華される様はさすが

    3290冊
    今年189冊目

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    2026年07月30日
  • 七人怪談

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    全ておもしろかった!と言いたいところですが、いろんな作風があるので、正直自分の中では当たり外れがありました。でもそこは短編なので、ハズレがあったとしても、次はどんな怖さを体験させてくれるのだろうというワクワク感を感じて読むことができました!良かったのは「サヤさん」と「魔々」

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    2026年07月26日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    面白かった
    残穢や近畿地方のある場所についてのようなモキュメンタリーで、作中の話に共通点があり、それについて追っていく話

    一つ一つの話が怖いのはもちろんだが、共通点を見つけていく面白さがある

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    2026年07月23日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    ホラー作品には珍しくしっかりしたストーリーと構成でした。
    ホラー作品は突拍子も無いことを起こせばいいと思ってそうな本が多いかな、この本はちゃんとしてる。
    ちゃんと怖いし、ちゃんとストーリーもある。

    この作家の別のホラー作品があればまた読みたいです。

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    2026年07月22日
  • 呪いの☒☒

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    すごく面白かったです

    どの作品も面白く、「この話はどう着地するのだろう」とワクワクしながら一気に読みました。ホラー初心者でしたが、怖すぎて読めないことはなく、最後まで楽しめました。

    「劣化コピー」
    語り手が順番に変わり、最後に最初へ戻ってくる構成が気持ちよかったです。あと呪いはどこまで広がるのか気になります、編集者と作家だけ?編集者の奥さんは無事だった??その後のことも考えるとさらに怖いです。

    「しばらくゆっくり休んでください」
    あの女性は、そこまでされるほど酷いことしたかなと思ってしまいました。我の強いめんどくさい人そうではあるけど、普通にいそうな人なので。
    あの程度でもすぐに「研修」の対象になってしまうことが怖く、呪いの実行方法もとても印象に残りました。

    #ダーク

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    2026年07月20日
  • 最恐ホラー 深夜の残業

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    小田雅久仁ねらいで検索した最新刊。小説現代のホラーシリーズであることは後で判った。そして通販で送られてきた本書を見て、その薄さに驚いた。こういうパターンは以前にもあったのだが、またもや引っ掛かってしまった。

    表紙はホラーっぽい雰囲気が出ている。共著、一緒に掲載されている三津田信三は全く知らない作家。知らないのはしょうがない、ホラーについてはあまり明るくないもので。文調も平坦なので盛り上がりに欠けた。

    小田雅久仁はいつのまにSF作家からホラー作家に転身したのだろうか。そうではなく、SFとホラーの二刀流なのか。寡作家なのでいまいち良く判らないところだが、前回読んだ「禍」がもの凄いインパクトを与えてくれたのは記憶に新しい。本作品には最初から不穏な空気が流れていて、導入部としては完璧な入り方だった。そして次々に主人公Mの心理状態が加速度的に不安になっていくのが手に取るように判る。それに伴い自分も恐ろしい体験をしていると錯覚するような気分になり、体温が下がる。一番盛り上がるところまで畳みかけるような言葉の力には本当に感服した。これがホラーの真の追い込み方なのか。そして、静寂。その後に後日談のパートに入ったが、これは余計だった。いや、余計と言うよりもネタばらしをする上で必要なのかもしれないが、この結末はホラーに詳しくない私にでも予測できた。興ざめとまでは言わないが、ここでスーパーアイディアが打ち込まれたら、SF卒業を認めてやってもいいよ。

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    2026年07月16日
  • 呪いの☒☒

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    半分くらい面白く読めた。いろんな作家の作品が読めるのは良い。良かったのは背筋さんと「をんごく」作者の短編。期待していた上條さんのはイマイチでがっかり。

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    2026年07月13日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    ネタバレ

    ぜんぜんオチが読めなかった。かなりショッキングなオチだったけど好き。
    このシリーズ、まじもので既にハマってたけどさらにハマった!
    終始おどろおどろしい雰囲気なのに、全身油でヌルヌルになって関節を外して穴から脱出した〜みたいな推理を平気で披露してくるのがギャグぽくて笑えてしまった。
    ミステリーなんだけど冒険ものっぽい描写も多くてそこも楽しめた。
    鞆の浦に最近旅行行ったこともあって、何となく雰囲気を重ねて読んでいました。

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    2026年07月08日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    とにかく怖いとよく聞く三部作シリーズの一作目。
    なんか怖いの読みたくて読んでみた。
    物語の主人公は、この作品を書いている三津田信三さん本人。
    ある日、そんな彼の元に三間坂という編集者が訪れます。
    「まったく別の二つの話なのに、どこか妙に似ている気がして仕方がない…という薄気味の悪い感覚に囚われた経験が、先生にはありませんか」
    そんな会話を皮切りに、内容も時代のもバラバラの5つの怪談を聞くことになります。
    「向こうから来る 母親の日記」
    「異次元屋敷 少年の語り」
    「幽霊物件 学生の体験」
    「光子の家を訪れて 三女の原稿」
    「或る狂女のこと 老人の記録」

    まず始めに、この怪談一つ一つとっても、三津田さんの書く文章は、人が恐怖を感じているその瞬間の感覚を、リアルタイムで追体験できる程解像度が高い。
    「この涼しさは異常ではないか。いや、涼しいというよりも、むしろ肌寒い。そのせいか、たまに鳥肌が立つ。それなのに、なぜか湿気を感じる。」
    一般人ならおそらく「めっちゃ怖い」としか表せない感覚を、ここまで細部に至るまで描ける三津田信三さんはやはり変態だなと確信しました(褒め言葉)

    また、話の中で起きる怪異の内容や、その体験者もバラバラで、一聞するだけではそれぞれ独立した怖い怪談です。
    しかし、「幕間」で改めて怪談の内容を振り返ると、何か繋がりがあるような無いような、どうにも気持ちの悪い共通点が浮かびがってきて、読者に得体の知れない恐怖を与えてきます。
    そんな中、三津田と三間坂にも、怪談話で起きていた怪異が少し顔を出してきます。
    怪異が少しずつ、”怪異の方から”近づいてくる感じ。
    三津田さんが、
    「日常の生活では耳にしたことのない奇妙な物音が聞こえ出したら、いったん本書を閉じたほうがいいかもしれない、とここで警告しておきたい」と我々読者にアピールしてきます。
    怖い怖いやめてくれ!という気持ち半分、
    怖がらせてくれてありがとう!という気持ち半分。
    それでいて終盤に悍ましい繋がりが一気に展開されていきます。
    (繋がりがわかったところで怖さは消えない事だけを先にお伝えしておきます)

    THE 怪談!
    THE 家ホラー!
    THE ホラーミステリー!
    静かに怖い日本ホラーの雰囲気がお好きな方、
    怖いだけでなくミステリー要素も欲しいという方には間違いなく刺さる一冊です!

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    2026年07月07日
  • 七人怪談

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    7人の作家さんそれぞれに違ったテーマで怖い話を依頼した書下ろしアンソロジー。
    個人的に豪華メンバー。
    始めて知るお名前の方がいたり、名前は知っているけど読んだことがない作家さんもいて初読みで来て良かった。
    民俗学系のお話が好きなので『魔々』が一番好き。

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    2026年07月04日
  • 呪いの☒☒

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    作家毎に個性がありどの作品も楽しく読めましたが、私の読解力が乏しく最後の話だけは理解できませんでした。

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    2026年07月03日
  • 呪いの☒☒

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    作家陣を見た瞬間、絶対買うと決めて読んだ本。期待通り!
    『壱本樹様』(三津田信三)が一番好きだった!
    インタビュー形式というか、登場人物がこちらに話をしているような形式の書き方が特に好きなのもあるかもしれないが。

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    2026年06月30日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    皿来家の嫁入りの手伝いに来た愛。そこで起こる連続殺人事件と奇怪な事件。
    最初の登場人物の設定覚えるのに苦労した…
    ホラーとか怪異がもう少しどっぷり来るかと思ったけど、天弓が現れてからの怒涛の推理と、不可能に思える状況を解決に導く最終章は面白かった!
    ホラーの中でちゃんとミステリとしてまとまってるのが好き。

    これシリーズものと知らずに読んだので、「歩く亡者」も読まねば。

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    2026年06月26日
  • 七人怪談

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    2026.06.13

    霊能者、実話系、異界系、時代劇、民俗学、会社系、建物系の怪談集。それぞれ「この作家といえば」な構成で、そこも楽しみにしてた

    『サワさん』がダントツで怖い。怖いというより気持ち悪い。決定的なオチがあるわけではないところは「ナニソレ怪談」かもしれないが「ヒトコワ」から派生してるところが後味悪くて好き。

    民俗学怪談『魔々』は、実際にありそう。ここで本当に「思い」が解放されるとしたら「その苦しみを与えた者たち」も存分に苦しめばいいのにと、思ってしまった。

    『何も無い家』実はいちばんゾッとした。家に「呼ばれた」んだな、と思った。それにしても、家の描写、間取りの説明が本当に細かく丁寧。まるで自分が玄関から入って家の中を歩いているよう。そういえばそういう怪談あったよね。ひょっとしてこのお話は「家に『呼ばれた』奇妙な話」ではないのでは...?

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    2026年06月13日
  • 呪いの☒☒

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    作家陣が最高にいい。ホラーって新しいことが怖さの全てなんじゃないかって最近思うんですけど、令和ホラーを牽引する方ばかりのハズレなしアンソロジーだと思います。

    「呪いは明るく輝いて」「壱本樹様」はクラッシックだけど、文章力でぐいぐい読ませてくるし「呪いの交換日記」は平成女児に刺さったし「ほらあな」はシンプルに怖い。1番タイトル回収した感じ。
    「しばらくゆっくり休んでください」はラストがちょっと肩透かしだったけど、他者への無自覚な加害性が自身への呪いとなる感じは良かった。

    久々にホラーを読んだ!という満足感を得られました。オススメです。

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    2026年06月07日
  • 七人怪談

    ネタバレ 購入済み

    人のイメージというのは乱暴

    あれこれイメージするっていうのは乱暴です。未成年がイライラして、あれこれイメージすると、余計危険。その作り話がホラー…。世間に知られて、噂がひとり歩きして、ますますホラー…。そんな乱暴なイメージ、つくっちゃいけない!。でも、世の中には、ifというものがあり、ifを探らねば謎が解けない場合も…。ホラーってのは、警察的な鍛練かも…。

    #ダーク #ドロドロ #怖い

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    2026年06月06日