三津田信三のレビュー一覧
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ネタバレしまった、澤村伊智と続けて読むんじゃなかった。頭の中で話が混在してしまうじゃあないか。どちらも擬態語が怖いんです。ざっざっざっとか、ぺた、とか。もうやめて(笑)。
5話独立した「モキュメンタリー」かと思ったら、5話目で全話をまとめてかかられたうえに、三津田信三の著作の中で私が最もおののいた「入らずの森」まで出てきたよ、と思ったらそれは宇佐美まことでしたね。あれは『ついてくるもの』の中の短編「八幡藪知らず」でした。
嗚呼、どうしてホラー苦手なのにこんなに読んでしまうのか。インターフォン怖いがな。で、これ、モキュメンタリーですよね!? 実話ではないことを祈る。 -
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刀城言耶シリーズ第二弾。
今回も内容はホラーとミステリーの融合作品ではありますが、密室空間における人間消失トリックがメインになっておりミステリー要素がやや強いです。
最初の段階で密室トリックを予測できてましたが、迷想探偵である刀城言耶の叙述トリック?(実際は違います)によって自分自身も迷想の渦に巻き込まれてしまいました。
結末を一言で言うならば「凶」、自分で予測していたことなのに真相を知ると余計に鳥肌が立つ作品でした。
ただ、自分が読み飛ばしたのか分かりませんが、密室空間に置かれていたある「モノ」の消失の謎が残りモヤモヤしています(笑)。 -
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満州の地の最高学府、建国大学を出自としながら敗戦のショックにより地方を放浪する物理波矢多。九州にて炭鉱夫になる道を選んだ彼の前に現れた合里光範。自身と重なる部分の多い合里を中心に物理は炭鉱内での交友を深めていく。しかし鉱山内での爆破事故を契機に炭鉱夫たちは恐怖に見舞われる。事故と同時に行われた密室殺人、そこには炭鉱関係者のおそれる黒い狐のお面の人物がいたという・・・。
元々刀城言耶シリーズの一作として考案されたということで事件解決への流れは非常に似ている。終盤の三転四転する推理のインパクトは抜群です。そして終戦の時代背景と炭鉱という社会をミステリー内に取り入れた歴史ミステリとしても非常に興 -
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刀城言耶シリーズ短編集第1弾!
いや〜刀城言耶シリーズ好きにはたまらないだろっ! 四の五の言わずに読むぞーᐠ(°Д° )ᐟヨイショットー!!!!
〜あらすじ〜
旧家の猪丸(いまり)家に現れた記憶のない謎の女・葦子(よしこ)は、開かずの間だった蔵座敷(くらざしき)で“狐狗狸(こっくり)さん”を始める。だが、そこは当主・岩男(いわお)の前妻たちが死んだ場所だった。刀城言耶(とうじょうげんや)が訪れた日も“狐狗狸さん”が行なわれるが、密室と化した蔵座敷の中で血の惨劇が起こる。表題作他、全4編を収録した“刀城言耶”シリーズ第1短編集
ふっふっ……たまらない!たまらない!
全4編とも読み応えがあ -
購入済み
サンプルとしてとても良い試み
今まで読んだことのない作家の作風、特に文体を知るのには、とても良い試みである。サンプルなのでミステリーに必須の伏線関係、特にオチの部分のどんでん返し は当然入っていないので評価できないが、文章そのものが読みやすいか文体が気に入るか の評価はできる。三津田信三 さんが苦手だ と言うのはよくわかった。
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刀城言耶シリーズ第4弾!!
山魔に会いに田舎に泊まろう!行ってきます!!
行くぞーᐠ(°Д° )ᐟヨイショットー!!!!
〜あらすじ〜
忌み山で続発する無気味な謎の現象、正体不明の山魔、奇っ怪な一軒家からの人間消失。刀城言耶に送られてきた原稿には、山村の風習初戸(はど)の“成人参り”で、恐るべき禁忌の地に迷い込んだ人物の怪異と恐怖の体験が綴られていた。「本格ミステリ・ベスト10」二〇〇九年版第一位に輝く「刀城言耶」シリーズ第四長編。(講談社文庫)
“忌み山”を夜歩くと“山魔(やまんま)”が出る
山中の怪屋からの一家消失、童唄に纏わる連続見立て殺人。
『首無』に並び立つ“刀城言耶( -
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トリックは非常に大胆だった!ホラーとミステリーの融合が絶妙でした。ひとつ残念なのは後半の推理やり直しはくどかった。ありとあらゆる論理的になりたつ推理をさせたかった、のでしょうか。それがなければ星は5つにしたと思います。第1作、2作目を読んで、これらは読みにくかったというか地形を活かしたものが多く、物語に入り込みにくかったけれども、今作は流れも良く読みやすかった。また、主人公のキャラも安定したように感じました。ただ、一般受けするようなライトさは出たけど、土俗感とホラーさは多少薄まった感じもしなくはない。最高傑作といわれる3作目を間違って飛ばしてしまったので、読んでみようと思ってます。