三津田信三のレビュー一覧

  • 幽女の如き怨むもの

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    ネタバレ

    戦前から戦後にかけての遊郭が舞台となるミステリーで、日記やインタビュー形式で物語が進んでいく。本来の謎の部分だけでなく当時の遊女の暮らしの部分にグッと引き込まれる。
    今回はあまりグロくなく、切ない真相だった。

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    2021年03月21日
  • 死相学探偵最後の事件

    購入済み

    最後なの??

    十三の呪から8作目で最後の事件。。孤島で1人ずつ死んでいく、アガサ・クリスティみたいだなと思いつつ読み進めました。黒術師の呪いってこんなに強力だったっけ?と思いましたが、今までは第三者を介してだったからかなと。。黒術師の正体が判明!んーなるほどねーと言う感じ。終り方が曖昧で今ひとつスッキリしなかったです。皆さん無事ってコトですよね?僕にゃんも。うーんまだ続いてほしかったです。

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    2021年02月27日
  • 忌物堂鬼談

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    どの話もゾッとするくらい恐ろしくて、それでいて各話に仕掛けも施されていてとても楽しめました。新書版を積んでいたのが勿体なかったな。
    お気に入りは『霊吸い』。忌物の状態を想像したらなぜか背筋が冷たくなりました。あと、最終夜のベタなお祓い展開が好きです。
    シリーズになりそうなので続きが楽しみです。

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    2021年02月23日
  • 魔邸

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    ネタバレ

    家シリーズは他を読んでないのでわからないけど、今回は豪華な別荘がでてくる割に、恐怖の核がじゃじゃ森のほうにあるためあまり家がメインな感じはしなかった。
    一番怖かったのが、優真が過去二回異界にまぎれこんだ時の話。
    メインの部分よりその話のほうが怖くて記憶に残った。
    この辺の話は突っ込んでえがかれるのかと思ったけどそんなことはなくて、投げっぱなしな部分もちょこちょこある気がして気になった。
    とはいえ、結果的にはミステリ調のホラーで面白かった。
    小さな違和感や勘違いを後から回収してくるのはさすがだなぁと。
    途中何度もエッていうポイントはあるけど、最後の最後で一番エッ!?!?ってなれる。
    二度読みまで

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    2021年02月09日
  • 忌物堂鬼談

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    著者の得意な複数のエピソードが実は共通する怪異で。。。という構造ではなく、複数のエピソードそれぞれが主人公を襲った怪異の伏線になっているというのが非常にうまく効いている。砂歩きについてのどんでん返しも秀逸。普段は回収のための伏線やどんでん返しのためのどんでん返しといった必然性の乏しいギミックは好まないのだが、実在したのかしなかったのかわからない美麗の住職が語る怪異のそれぞれが完成度が高く、本筋に絡みつく構造がスリリングであるのため、肯定的に受け入れることができた。というか、それぞれの短編について語ることが主人公に対するセラピーの役割を果たしており、主人公が我に帰るきっかけになっているので、その

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    2021年01月06日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    現実世界と怪異が交わってしまう三津田信三の「怖い家」シリーズ。「本当の筈はないけれど、でももしかしたら」と思わせるのが本当にうまい。黒い家の真相が分かったときは鳥肌が立った。
    ただ空間認識能力がないので、文章で家の間取りを説明されるとこんがらがってしまうのが難点…

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    2020年12月22日
  • のぞきめ

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    とっってもよかった。
    読んでいるあいだ、「残穢」や「黒祠の島」や「ずうのめ人形」を思い出したりしていた。

    四十澤先生から色々聞き出せたら、そういう展開だったらスッキリするのにな!と思ってしまったけど、謎が残った方が想像力が働くし、怖さの余韻にひたれるよね。

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    2020年12月04日
  • 誰かの家

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    表題作がすごくすき!臨場感とドキドキが半端じゃないです。三津田作品まだまだ初心者だけど怖い家の話はぜんぶ素晴らしいです。

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    2020年11月25日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    「家シリーズ」と銘打たれた作品群の第2作品目。曰く付きの家を継ぎ接ぎしながら1軒の『家』に作り上げたという、なんとも言えない建造物の話から始まる怪異譚。
    「烏合邸」と名付けられたその建造物が実在していたのか、していなかったのか…。
    読んでいくうちになんとも言えない不気味さが這い上がってくる。
    疑問や謎は次々と浮かび上がってくるが、それに対しての明確な答えは与えられていない。もしかしたら「烏合邸」は今もまだどこかに存在していて、怪異は続いているのかも知れない。そんな気にさせられる。
    夜中に読むのは……オススメしない。

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    2020年11月19日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    読みやすくさらさらと進んでしまうけどスリリング!解説込みで面白い!
    黒のパートが一番不気味で想像力をかきたてられるので好きかな。

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    2020年11月10日
  • 忌物堂鬼談

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    後ろ向きに立つ人間って、怖い。
    例えば、エレベーターの壁に向かって立つ人間。
    夜、ふと顔をあげると前方の電信柱の下にこちらに背を向けて立つ人間。
    真夜中に目覚めると、部屋の隅に壁を向いて立つ見知らぬ人間。
    顔が見えないから、どんな表情をしているのか、そもそも顔があるのか。顔がハッキリ見える幽霊よりも怖い。

    そんな後ろ向きに立つ人間が、夜な夜な一歩一歩、自分の部屋に近づいてきたら、目の前にいたら。

    いわく付きの物語を持つ“忌物”を収集する通称“遺仏寺”に、得たいの知れない何かに追われて助けを求めてきた中学生の由羽希は、住職の天空に、彼女の身に起こった恐ろしい出来事を調べる代償として、毎夕、寺

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    2020年11月07日
  • 忌物堂鬼談

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    真っ赤な装丁が雰囲気抜群。5話の中だと一口告げが1番好き、なんだかよく分からん怪異とだんだん頭が壊れてく様は絶品。

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    2020年11月01日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    三津田さん初期の短編集。『そこに無い家に呼ばれる』で言及されていた「よなかのでんわ」が気になって購入。まだきちんと読み比べられていないのですが、両者の類似点がいまいち分からず。そのうち比べてみよう。
    お気に入りは「見下ろす家」です。

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    2020年10月20日
  • 凶鳥の如き忌むもの

    ネタバレ 購入済み

    好き

    このシリーズの中では評価がわかれる作品ですが、私は好きでした。トリックもえ!とはなりますが、まぁ単純ではありますし。登場人物も少なく舞台もわかりやすいので。雰囲気もしっかりいつもの感じですし、楽しめました。

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    2020年10月17日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    ネタバレ

    その少女を決して家に招き入れてはいけない。彼女は魔性の物なのだから。一度読んだ本を再読。朧気に覚えていた恐怖感よみがえった。タイトルになっている話より私は「怪奇写真作家」、「後ろ小路の町家」の方が私は恐ろしかった。

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    2020年09月22日
  • のぞきめ

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    誰かに、覗かれている気がする。開いた扉の隙間から、棚と棚の間から。誰かが私を、見ている気がする。正体の知れぬ憑き物「のぞきめ」がもたらす怪異。のぞきめの真相は徐々に明らかになるが、円満終了とはならない。閉鎖的な村の、異常な雰囲気に胃が凭れた。この小説は序章と終章を除くと「覗き屋敷の怪」「終い屋敷の凶」の二つに分かれている。私が特に怖いと感じたのは前者。何者か分からないものに遭遇し、追われ、祟られ最終的には何人か無残にも、という展開に息を呑んだ。 舞台となっている時代が現代だったのも要因かもしれない。

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    2020年09月21日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    ネタバレ

    ヤバい…ヤバい…話が進むごとに恐怖が強くなっていくのだが、ページをめくる手が止まらない。
    何らかの事件が起きた家の各部位を寄せ集めてできた「烏合邸」。そこでの背筋がゾクゾクする奇妙で恐ろしい体験の数々。のっけから『黒い部屋』で先制パンチ。だんだんおかしくなっていく母ちゃんの日記にトリハダ。息子どこ行っちゃった?次章で明かされた『黒い部屋』の状態を普通に受け入れていた母親の感覚に絶句。
    『赤い医院』の得体の知れない何かに包囲されていく臨場感に心臓バクバク。
    このスッキリしない終わりはまだまだ続く怪異を予感させる。

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    2020年07月09日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    ネタバレ

    どこまでが本当で、どこからが創作か、わからない所が面白かったですね。
    読んだ人がどう受け取るのか、というところでしょう。
    しかし、読み終えて、台所へ行ったらテーブルの上に位牌が並んでたのには、ゾッ! としてしまった。お盆でお墓に立てる塔婆をお願いする葉書を書いて欲しい父が、勝手にやったことだったんですが、もう

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    2020年06月26日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    相変わらずの膨大な伏線、迷走推理に心躍る。怖さはシリーズ中でも控えめだけど、また別種の「怖さ」が楽しめる。

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    2020年06月06日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    これも多重解決なのかな。タイトルの字、初めて見た。いずれ滅び行く運命の村だったのだと思う。貧しさが全ての元凶と言える。年頃の女の子が消えるというのは貧しさの象徴だもの。哀しい祭り。刀城言哉はそういう伝説や祭りに引き寄せられる体質なのかな。寿ぐ系の祭りにはあまり出会わないよね。

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    2020年04月18日