三津田信三のレビュー一覧
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ネタバレ「大好きな作家がいて、新作を読みたいと願うのなら、何冊に一回は単行本を購入して応援することが大切です」
この終盤の文が刺さったのでこれからはなるべく単行本も買うようにしたいと思います
「死人のテープおこし」
自殺する間際の肉声を集めた"死人のテープおこし"なんて神も仏も信じなさそうな人でも罰当たりだわ〜と言われそうな企画をしようとしたら案の定…な話。自殺実況テープが淡々としながらも徐々に不可解な"何か"を感じていくのが怖い
「留守番の夜」
叔母の部屋に死んだはずの叔母が神としてて居続けているのか、義理の息子の光史(ん?格子…?)は叔母に操られてるの -
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満州の地の最高学府、建国大学を出自としながら敗戦のショックにより地方を放浪する物理波矢多。九州にて炭鉱夫になる道を選んだ彼の前に現れた合里光範。自身と重なる部分の多い合里を中心に物理は炭鉱内での交友を深めていく。しかし鉱山内での爆破事故を契機に炭鉱夫たちは恐怖に見舞われる。事故と同時に行われた密室殺人、そこには炭鉱関係者のおそれる黒い狐のお面の人物がいたという・・・。
元々刀城言耶シリーズの一作として考案されたということで事件解決への流れは非常に似ている。終盤の三転四転する推理のインパクトは抜群です。そして終戦の時代背景と炭鉱という社会をミステリー内に取り入れた歴史ミステリとしても非常に興 -
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刀城言耶シリーズ短編集第1弾!
いや〜刀城言耶シリーズ好きにはたまらないだろっ! 四の五の言わずに読むぞーᐠ(°Д° )ᐟヨイショットー!!!!
〜あらすじ〜
旧家の猪丸(いまり)家に現れた記憶のない謎の女・葦子(よしこ)は、開かずの間だった蔵座敷(くらざしき)で“狐狗狸(こっくり)さん”を始める。だが、そこは当主・岩男(いわお)の前妻たちが死んだ場所だった。刀城言耶(とうじょうげんや)が訪れた日も“狐狗狸さん”が行なわれるが、密室と化した蔵座敷の中で血の惨劇が起こる。表題作他、全4編を収録した“刀城言耶”シリーズ第1短編集
ふっふっ……たまらない!たまらない!
全4編とも読み応えがあ -
購入済み
サンプルとしてとても良い試み
今まで読んだことのない作家の作風、特に文体を知るのには、とても良い試みである。サンプルなのでミステリーに必須の伏線関係、特にオチの部分のどんでん返し は当然入っていないので評価できないが、文章そのものが読みやすいか文体が気に入るか の評価はできる。三津田信三 さんが苦手だ と言うのはよくわかった。
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刀城言耶シリーズ第4弾!!
山魔に会いに田舎に泊まろう!行ってきます!!
行くぞーᐠ(°Д° )ᐟヨイショットー!!!!
〜あらすじ〜
忌み山で続発する無気味な謎の現象、正体不明の山魔、奇っ怪な一軒家からの人間消失。刀城言耶に送られてきた原稿には、山村の風習初戸(はど)の“成人参り”で、恐るべき禁忌の地に迷い込んだ人物の怪異と恐怖の体験が綴られていた。「本格ミステリ・ベスト10」二〇〇九年版第一位に輝く「刀城言耶」シリーズ第四長編。(講談社文庫)
“忌み山”を夜歩くと“山魔(やまんま)”が出る
山中の怪屋からの一家消失、童唄に纏わる連続見立て殺人。
『首無』に並び立つ“刀城言耶( -
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トリックは非常に大胆だった!ホラーとミステリーの融合が絶妙でした。ひとつ残念なのは後半の推理やり直しはくどかった。ありとあらゆる論理的になりたつ推理をさせたかった、のでしょうか。それがなければ星は5つにしたと思います。第1作、2作目を読んで、これらは読みにくかったというか地形を活かしたものが多く、物語に入り込みにくかったけれども、今作は流れも良く読みやすかった。また、主人公のキャラも安定したように感じました。ただ、一般受けするようなライトさは出たけど、土俗感とホラーさは多少薄まった感じもしなくはない。最高傑作といわれる3作目を間違って飛ばしてしまったので、読んでみようと思ってます。