三津田信三のレビュー一覧

  • 密室の如き籠るもの

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    短編集だが、長編と同様のホラー的雰囲気と緻密なミステリー。
    特に表題作は、シリーズ特有のどんでん返しの連続があった。

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    2013年06月30日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    おお、なんちゅー結末。完全に虚を突かれた。
    怪しげ要素満杯な人々で、見事騙された。

    背景はともかく、犯人は登場人物のうちの誰?
    って単純な流れなんだけど、仕掛けバッチリ
    話のテンポやよしでグイグイ引きこまれた。

    間違いなく面白いっす。

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    2013年04月02日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    今回は猟奇連続殺人事件が発生しての犯人探しで
    オカルト的要素である動機にスポットが当てられているので
    ホラー要素は低いです。っていうかミステリ要素が強い。
    「六蠱(むこ)」という呪術を行う為に女性が襲われるんだけど
    最後に犯人当てをする俊一郎は、人間嫌いで電車に乗るのも
    恐れるくらいなのに、視死の解説となると饒舌になり、
    曲矢やその上司を驚愕させてしまう。
    まるでビブリオ古書店の栞子さんのようです。
    黒術師の正体が明かされてないから続くんですよね?
    期待して待ちましょ。

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    2013年01月25日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    パンチ力があるわけじゃないんだけど、ジワジワと気づいたら包囲されてるような怖さ。読み返したくない。でもそこが三津田作品の魅力。

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    2013年01月14日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    成人参りの彼と共に忌み山をさすらい、幼い彼と共に祭壇に隠れて自分も怪異を体感した気分。
    ラストも地味に怖い。
    複雑怪奇な謎をどう解くのかワクワクするんだけど、謎が解けても憑かれた怖さを落とせないのがこのシリーズのおもしろさ。二転三転の推理の落ち着き先には毎回感心してしまう。

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    2013年01月28日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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    死相学探偵第二弾、こちらも面白かった。もう少し、弦矢探偵の活躍のシーンが多ければもっと良かったかな。

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    2012年04月01日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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    前作同様話のテンポに引っ張られて、一気読み。
    内容的には?ってなったり、なんとなーく終わりが見えるものの、
    全体的に面白うございました。
    主人公の凡人さにイライラがつのる。

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    2012年02月17日
  • 首無の如き祟るもの

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    ネタバレ

    すごい大作、傑作。
    切ない余韻も残る。

    再読しました。
    因習村の跡取り問題でこじれて…みたいなところで起こる惨劇、作中作スタイル。
    「首のない死体」がいくつも出てくる。
    どうやってこの広げた風呂敷を畳むんだろうと思ったら、「たった一つの要素」でちりばめられた謎が全部溶けてしまう。すごい!
    謎ときターンの気持ちよさといったら。
    読み終わってすぐ再読しました。
    あれもこれも伏線だった。
    じっくり読み返すとお話の全貌がまったく違うものに見えてくる。スルメのような本です。
    いいから最後まで読むのです!

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    2025年07月07日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香。
    転校生の目童たかりは、謎めいた美少女だった。
    学校を休んだ彼女に届け物をしに、少年が訪れた家の奥―そこには、あまりにも禍々しい何かが横たわっていた…(表題作)。
    合わせ鏡が作り出す無限に続く映像世界。
    その魔力に取り憑かれた男を襲う怪異とは(「合わせ鏡の地獄」)。
    書下ろし掌編を含む、悪夢のような傑作十二編。

    どれもこれも背筋がゾッとする作品。


    中でも「よなかのでんわ」、「怪奇写真作家」は特に後味が
    悪い作品。夜中に読むのはオススメしない・・・。

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    2011年03月26日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    おいおい本当にするのか?という殺人を犯す犯人。
    不気味なんだけど、俊一郎と曲矢と僕にゃんの醸し出す和やかな雰囲気が実に好きである。

    次巻ではどんな敵が出てくるのだろうか。

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    2010年08月08日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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     死相学探偵シリーズ第二弾。今回も「死相」というホラー的超常現象と、現実的謎解きミステリのブレンド具合が絶妙です。ぞくぞくさせられる雰囲気も健在。ミスリードにも、ミスリードだと予想しつつも引っかかりました。そして、謎の解明でやや笑えてしまうような見事な解釈も作品の雰囲気には調和してますね。一歩間違うとギャグなのに……。
    「四隅の魔」の儀式ってのは、よく聞く怪談にあるネタで単純なものだと思っていましたが。これを読んでかなり恐ろしく思えてきました。こんなの、本式にやりたくないなあ。
    個人的な感想として、今作の主人公は「僕」だと思いました(笑)。だって表紙では主役も張ってますし。可愛すぎるぞ僕にゃん!

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    2014年05月22日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    2009/9/13 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2012/12/25~12/29

    三津田信三さんのホラー短編集。これは、怖い。レベの高い作品が目白押し。
    最後の短編には、死相学探偵シリーズの弦矢俊一郎も登場する。このシリーズ、読むか読まないか迷っていたが、面白そうなので読むことにしよう。

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    2012年12月29日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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    四隅の魔は怪談としては確かに問答無用で怖い上にかなり現実的だ。そしてそのためになんか出た。探偵さんは中盤くらいに面倒そうに出てきて大雑把にこなしていく。しかしアレよ犯人てそういう場に潜り込むの怖くないんですかね。復讐はホラーより怖いっていうかやっぱり人間が一番的なオチでいいんですかね。なんぼアレでもこのシチュエーションに素で混じるの嫌じゃね?

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    2009年10月07日
  • 逃げられない ホラー傑作選

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    ホラー傑作選。8つのストーリーで構成されている。作品すべて、初めて読む作家さんの作品だった。作風が全然違うので、新しい世界に飛び込んだ感じで新鮮だった。特に面白かったのは、夢枕獏さんの「鬼走り」、三津田信三さんの「ドールハウスの怪」、澤村伊智さんの「えれんとわたしの最後の事件」牧野修さんの「おもひで女」、読んでいて世にも奇妙な物語を思い出した。明日から3連休!どっぷり本に浸れるなー。

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    2026年10月09日
  • 呪いの☒☒

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    ホラー短編集。
    澤村伊智さんの「ほらあな」
    なんだか日常で自分も巻き込まれそうなシチュエーションがよい。最後にぞわーっと背中が涼しくなった。背筋さんの「劣化コピー」も面白かった。
    変になってきている人を書くのが本当にうまい作家さんだと思う。

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    2026年10月07日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    ネタバレ

    えっ!?これは結局なんだったのかしら、というお話が多くて個人的には肌に合わない感覚はありました。
    赫眼は王道って感じがして怖かったんですけど、赫眼以外は本当によく分からないお話が多くて…恐らく私の理解力が足りないのです。赫眼は悪くない。
    またいつかリベンジしたい小説です、悔しい〜

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    2026年10月05日
  • 七人怪談 第二夜

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    7人の作家によるホラーアンソロジー第二弾。
    編者の三津田信三が、それぞれのテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を書いて下さい」とお願いして出来上がった一冊。
    澤村伊智「メタ系怪談」
    川奈まり子「実話系怪談」
    芦花公園「子供の怪談」
    菊池秀行「不条理怪談」
    立原透耶「中華系怪談」
    白井智之「鬼畜系怪談」
    三津田信三「民俗学怪談」

    高波被害を受けた地域にあった母校の小学校から同窓会のお知らせが届く、芦花公園「またみんなで集まろうねという話」が不気味で好みでした。立原透耶「中華系怪談」は中国や台湾の人から聞いた実話系怪談でテーマかぶっててちょっと残念。白井智之「ロダエネケワルA」は怪談ではないけど、作者らしい胸糞強烈さで異彩を放ってました。
    「自分が最も怖いと思う怪談を書いて下さい」っていうテーマのハードルが高すぎるけど、編者リクエストテーマの書き下ろしアンソロは豪華で面白いので第三夜も期待してます。

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    2026年10月04日
  • のぞきめ

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    現在と過去をめぐる"のぞきめ"の正体とは。

    始まりは貸別荘でバイトする4人の大学生。管理人いわく近づいてはならない滝、廃村に好奇心から立ち寄り、徐々に、見られることに怯え始める。
    続いては、時は遡り、廃村がまだ村として機能していた頃。のぞきめはここから始まった。

    最後の作中作の作者の解釈は納得できました。ところがそうなると、大学生たちはどういうことだったのか釈然としません。
    物語全体的には因習村ですが読みやすく、ホラーも怖すぎず面白く読めました。

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    2026年10月03日
  • 囁く逆婿 怪民研に於ける記録と推理

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    怪民研のシリーズ3冊目。
    今回は冥婚の儀式に参加することになった主人公。亡くなった娘の絵と、昔付き合っていた男の生き人形の祝言の広間で、家人は皆殺しにされて。
    とそこまでは大変面白い、田舎の一族、因縁のある他家、歪な昔から続くという儀式やルールの数々、首がどんどん閉まっていく、徐々に熱くなるビーカーとカエルの話を思い出す。
    情報を整理するパートと推理パートが駆け足すぎて、放り出されたような印象さえある。前作の似非進化論もそうだけれど、この作者のミステリーらしくない動機の取り合わせが、別シリーズとしての面白さを出しているのかもしれない。

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    2026年10月03日
  • 囁く逆婿 怪民研に於ける記録と推理

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    ネタバレ

    怪異民俗学研究室のシリーズ三弾。
    田舎の旧家でいわくありげ儀式に出席することになって、それでそこでは過去に雪の密室みたいなので人が死んでたり、旧家のごちゃごちゃとした人間関係があったりして・・といういつもの三津田節。テンションが上がらざるを得ない。
    そしてこれからいろいろな人間模様がありそうな旧家の人たちの描写があったと思ったら・・・いきなり全員死んでるという。序盤で。この辺りは「いつもの」でありながら飽きさせないベテラン作家の腕を感じました。
    ただ残念ながらそこがピークだったかも。真相がちょっと・・・謎解き部分が駆け足なのはいつものことですが、えらくあっさりとこじんまりと終わってしまった印象。

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    2026年09月28日