三津田信三のレビュー一覧

  • 妖怪怪談

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    ネタバレ

    【収録作品】
    なぜかいるもの
    獺渕の記憶
    白女
    簔着て笠着て来るものは
    やがて神隠し

    最終話のタイトルに納得。
    やっぱりホラーは怖い。

    0
    2026年01月12日
  • のぞきめ

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    第一部は「覗き屋敷の怪」、
    第二部は「終い屋敷の怪」。

    本作は、日本に古くからある伝承や禁忌を融合させた怪異譚であり、著者があたかもこの怪異を記録していくかのようなモキュメンタリータッチの作品と言えるのではと思う。

    タイトルがあまりにもストレートなため、
    実在する民俗伝承がそのまま下敷きになっているのではないかと思い、調べてみたが、
    「のぞきめ」という固有の伝承が存在するわけではなかった。

    そこにあるのは、
    日本における「覗き」という行為の禁忌、
    視線そのものがもたらす恐怖、
    見てはならないものを見てしまうことへの畏れといった要素を古い村の怪談とミステリー的構造を加えてのホラー。

    20

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    2026年01月05日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    宮部みゆき/新名智/芦花公園/内藤了/三津田信三/小池真理子   

    角川ホラー文庫30周年を記念する豪華作家陣によるホラーアンソロジー。
    以前読んだ「潰える」と比べるとホラーとしての面白さはあまり感じなかった。
    内藤さんはいちばんの得意分野ともいえそうな建築×ホラー。
    芦花公園さん、三津田信三さんは名前だけはずっと知っていて、はじめて作品に触れることができた。
    新名さんの作品は挑戦作としてはおもしろかったけれど、ホラーアンソロジーに載せるものなのかは疑問。

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    2026年01月04日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」
    からはじまる25編
    いろんな方の燃えるがありおもしろい
    他にも同じ一文から始めるシリーズがあるみたいなので読んでみたい

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    2026年01月03日
  • それはそれはよく燃えた

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    『黒猫を飼い始めた』
    『嘘をついたのは、初めてだった』
    『これが最後の仕事になる』
    『だから捨ててと言ったのに』
    『新しい法律ができた』に続くシリーズ第六弾。

    会員制読書クラブ「メフィストリーダーズクラブ」のSS企画の作品を加筆修正したもの。

    今回のお題は「それはそれはよく燃えた」の1行から始まる物語。

    1行目は同じでもその後の展開は千差万別だが、今回は特に不穏な作品が多かった。

    印象に残ったのは
    「家族を守るためだった/宮西真冬」
    「燃えろ恋ごころ/米澤穂信」
    「やなやつを燃やす遊び/黒澤いづみ」
    「ファンの鑑/秋吉理香子」

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    2026年01月01日
  • それはそれはよく燃えた

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    作品紹介・あらすじ

    書物、人形、恋ごころ。人の噂も燃え盛る。炎ゆらめく25編!
    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第六弾!

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第6弾とのこと。第1~5弾までは未読。とりあえず最新作から読んでみようと思い手に取った。
    最初の一文は必ず「それはそれはよく燃えた」で

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    2026年01月02日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    Youtubeのショートで読んだことを後悔とあったので、怖いもの見たさで購入。

    今流行っているモンキュメンタリーの走りは、三津田氏だったのかと思った。全く別々の話が実は全てつながっているという話。
    読み始めてすぐに残穢に似ていると思った。

    全体的に思っていたほどの怖さはなかった。
    学生の体験が1番怖く、学生の頃に読んでいれば体験者と同様にアパートに帰りたくなっていただろうと思う。
    表紙が1番気味が悪く怖い。

    解説が大島てるだった。

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    2025年12月25日
  • 首無の如き祟るもの

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    ネタバレ

    面白かったですね(笑)最初は入り込むまでは大変でしたが(笑)最終的には夢中で読んでしまいました(笑)挫折しなくて良かった(笑)もう少しスッキリした感じで終わらせてくれたらもっと良かったかな。今まで読んだ三津田作品の中では1番良かった。

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    2025年12月18日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    厭魅の如き憑くもの
    読み方 まじもの の ごとき つくもの

    探偵 刀城言耶(とうじょう げんや)シリーズの第1作。
    因習×ミステリ×ホラーは相性が良い。世界観説明のためとはいえ前半の語り口があまりにも難解なので、⭐︎3評価。
    最高傑作の『首無の如き祟るもの』への助走と考えればそれもまた良し

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    2025年12月06日
  • 密室の如き籠るもの

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    ネタバレ

    短編三つと中編一つの構成でサクサク読める。
    前半三つはかなりライトな読み心地で、最後の表題作はこれぞ、というおどろおどろしさや不気味さがあった。
    ところで結局赤箱ってなんなん?そこの謎をもう少し深掘りして欲しかったな〜。

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    2025年12月04日
  • 六人の笛吹き鬼

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    ネタバレ

    前作「七人の鬼ごっこ」の続編。ただし、まだ続きがあるような内容というか、いろいろ伏線を残したまま中途半端に終わった感じだった。前作同様、垂麻家の達磨信仰の謎はそのまま残ったままだし、京子の母親の存在も謎だし、砂渡奈永の娘の貴奈子は行方不明のままだし、一番引っかかったのはラジオ小母さんの娘の件。三十三年前に行方不明になった娘の仁美が人知れず2階で生息していたのは何故。いろいろと中途半端に終わった感があるので、是非とも垂麻家の達磨信仰の謎を速水と聖衣子で解決してほしい。そのためにもシリーズ化希望。

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    2025年11月24日
  • 十三の呪 死相学探偵1

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    主人公は「死相が見える」というだけで怪異と戦う異能も天才的な推理能力もなくて、そういう分かりやすいスキルに頼らずしっかり調査してロジカルに霊を祓うことを試みたりする展開がこの手のシリーズとしては新鮮。

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    2025年11月24日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    ネタバレ

    今回は忌み山が舞台。山ってどこか厳かでありながら得体の知れないところもあり、怖さが増幅。ます最初の手記は読んでてめちゃくちゃ怖かった〜。
    ラストが個人的に微妙かな。。いとこのお兄さんそんなに悪いことしてないのに、なんか可哀想だなぁ、と。。

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    2025年11月23日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    ネタバレ

    面白かったけれど、これをミステリーとして、どのように評価すれば良いのか、ちょっと迷う。ことに、「おわりに」への評価が分かれ目な気がする。

    あまり予備知識がなかったので、前半、ミステリーと言うより、ホラーだな、と思いつつ、かなり手こずった。トリックを楽しみたいミステリー好きには、少し評価が落ちるかもしれない。
    世界観(というか、この村の構造や家系図、「カカシ様」への信仰など)は大変に作り込まれていて、それには魅せられるが、逆に、そういった僻地の閉鎖されたムラだから、信仰と畏怖があるから、長い歴史と入り組んだ縁組なども含んだ時代性に少し依存しているようにも感じられる。
    ホラーだと思えば、面白かっ

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    2025年11月18日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    三間坂という編集者と出会い、同じ怪談好きとして意気投合する作者の三津田。その縁で、彼の実家の蔵から発見されたものを始めとする、「家」に関するいくつかの記述を読むことになる。
    だが、その五つの幽霊屋敷に関する話は、人物、時代、内容などはバラバラのはずなのに、奇妙な共通点があり……。


    三津田信三さんの『幽霊屋敷シリーズ』の第一弾。
    物件に関する怪異の書籍や資料を読みながら、そこに関わる謎を解き明かしていくスタイルとなります。
    現実の作者さんの著書や作業進捗のような話が挟まるのが虚構と現実の境界をあいまいにしていて、実話怪談のような、モキュメンタリーぽいような雰囲気です。

    5つの話はどれもそれ

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    2025年11月18日
  • みみそぎ

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    メタのメタな怪談ミステリー。
    怖いし面白い。だけどね…語り部が変わるたびに字体が変わるのが読みづらすぎて…何度投げ捨てそうになったか。
    演出としてはわかるんだけど同じ頁で字体が変わるのは老眼虐めなのよ。せっかく面白いのにそこが残念だった。

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    2025年11月17日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーやミステリーで有名な6人の短編集。
    書き下ろし短編集ということもありそれぞれの特色が出ており始めて読む著書の作品も読むことができてお得な一冊だと思う。
    ただ、ホラー好きの方には若干ホラー要素は少なめな気がする。

    私自身のおすすめは新名智さんと小池真理子さんの作品。
    新名さんは本にしては珍しく読んでいくとゲームのような選択肢があり読者側に物語を選択させるという斬新なものであった。選択肢を変えれば何通りもの物語もある為、再読しても面白いと思う。ファンタジーかと思いきやしっかりオチもあり。
    小池さんは主人公が少し訳ありでそちらに目を向けすぎて全然真相に気づけなかった。最後は少し謎が残るが、主

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    2025年11月17日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    評価の分かれる作品らしく、確かにあまりにダイナミックな結末を読むとさもありなん。「そんなの現実的にありかよ」ともなるし、結末の衝撃にただただ驚かされる楽しさもある。個人的にはびっくりが勝ったかな。
    一作目と比べると登場人物が少ないのと、民俗学パートが簡潔で読みやすさもあるけど、その代わり現場の状況を頭の中で把握するのが難しかった、、立体図欲しい。

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    2025年11月16日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    堕ちる

    内藤了さんの作品はいつも怖い。他の方も怖いと言えば怖いですが、、読み慣れてないせいか途中で読むのをやめてしまった物もありました。

    #怖い

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    2025年11月12日
  • 歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理

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    謎解きにかなり無理があるよな。
    特に、第三話の動機が尋常じゃないよね。

    誰でも一度位は経験が有ると思うけど、胃の痛みで食べた物を全て吐き出しても、まだ気持ち悪くて最後に胃液を吐いた事が、あの胃液はもの凄く苦いものだからな。

    まだ、人肉を食う方が分かる気がするけど。

    恐さの点でも以前のような心底恐いと思わせる描写が、あまりなく唯一、第五話目で松の木シーンは久し振りに、三津田さんの真骨頂って思わせる恐怖が描かれていたと思うけど、他の作品は殆ど怖さが無いよな。

    逆立ちもトリックとしては説得力が無いと思うけどな。

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    2025年11月12日