三津田信三のレビュー一覧

  • 子狐たちの災園

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    読み始めて、何となく似たような作品を読んだような気がしていて、気になって最後のページを見ると「加筆修正して改題して角川から出版したもの」との事。
    成程、既視感が有るわけだ。こういうの良く有るけど、せめて裏表紙にでも書いておいて欲しかったな~。
    まぁ、結末は忘れていたからよかったけど、騙された気分で話にのめり込めなかった。
    あ~損した。

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    2023年09月20日
  • 首無の如き祟るもの

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    確かに推理が二転三転し、最後にどんでん返しという形ではあるが、首なし死体が続くということでどうしても先が読めてしまった。
    井戸や風呂場で首なしと遭遇する場面の描写はゾッとしたし、ホラーとしては良かった。
    作中、事件を振り返ることが何度もあってなかなか話が先に進まず、読むのに時間がかかった。
    各キャラクターは個性があり面白かった。

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    2023年09月17日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    ネタバレ

    【購入本】三津田 信三先生の本を読むのはこれが初。“ホラー小説”と銘打ってあるものの、そこまでの怖さは感じなかった。想像力不足か?(笑) まぁ、刀城言耶の二転三転する解説に目が回ったのは確かである。小霧といい、カカシ様といい、まだ不明瞭な点はあるものの、十分楽しめる作品であったと思う。次作以降は....自分の気が持つようなら、トライしてみるつもりだ。

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    2023年09月10日
  • 七人怪談

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    7人の作家によるホラーアンソロジー。
    編者の三津田信三が、それぞれのテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を書いて下さい」とお願いして出来上がった一冊。
    澤村伊智「霊能者怪談」
    加門七海「実話系怪談」
    名梁和泉「異界系怪談」
    菊地秀行「時代劇怪談」
    霜島ケイ「民俗学怪談」
    福澤徹三「社会系怪談」
    三津田信三「建物系怪談」
    霜島ケイ「魔々」と名梁和泉「燃頭のいた町」が面白かった。
    「魔々」田舎の古い家に一時的に住むことになった主人公が夜な夜な天井や壁からの異音に悩まされ、リフォーム業者に調べてもらうと、塗りつぶされた壁の向こうに階段があり、屋根裏には白い布が被さった神棚が…怪しさ満点。民俗学怪談好き

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    2023年08月25日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    三津田信三2作目。
    刀城言耶シリーズの四作目。
    首無よりおもしろかった。
    相変わらず話はおもしろくなかったけど、犯人の動機になるほどねーと思ってしまったので笑
    犯人自体は自分もだけど1番みんな予想してそう。
    トリックはやっぱりほとんど全部おもしろくなかった。自分だったら気づくのにと思っちゃったりするし。
    最後の20ページくらいの話の終わらせ方、演出がよかった。

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    2023年08月15日
  • そこに無い家に呼ばれる

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    ネタバレ

    “家の幽霊”って聞いてもパッと怖さを実感できないけど、それが意思を持っているとなると途端に恐ろしさがムクムク。
    三つの“家”の記録のうち「新社会人の報告」からは、ターゲットを何とかして家の中に呼ぼう呼ぼうとする家の不気味な意思が感じとれて背筋が寒くなる。
    一息つける幕間の編集者の三間坂さんと三津田先生の会話も、どんどん怪異の核心に迫っていく会話の中で前作の後日譚や烏合邸の『黒い部屋』との繋がりが急に明かされたりするから油断できないなぁ。
    ラストの仕掛けは心臓に悪いwもしかして減るのはこちらの寿命なのか!?

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    2023年08月07日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    金田一耕助シリーズと似ている小説を探して読み出した。ホラー要素が強いミステリー?怪異が実在する場合ミステリーは成立するのか?

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    2023年08月05日
  • 怪談のテープ起こし

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    初めての三津田作品。各話で完結しているものの序章、幕間、終章によって1冊のホラー作品になっている。フィクションなのか実話なのかどちらとも捉えられる書き筋でラスト1行にぞっとした。なかなか面白い、もしかしたら起こりうるかもなホラー。

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    2023年08月05日
  • のぞきめ

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    田舎のヤバイ村系。
    物語自体は大変面白いと思うがが、何故かあまり入り込めず、リアリティを感じられなかったのが残念。。

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    2023年07月29日
  • ついてくるもの

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    個人的には「祝儀絵」と「八幡の藪知らず」が好き。昔の田舎の話とか有りそうな気がするとこが面白いのかな?

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    2023年07月20日
  • 七人怪談

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    「サヤさん/澤村伊智」
    「貝田川/加門七海」
    「燃頭のいた町/名梁和泉」
    「旅の武士/菊地秀行」
    「魔々/霜島ケイ」
    「会社奇譚/福澤徹三」
    「何も無い家/三津田信三」
    七話収録の短編集。

    七人の作家が、霊能者・実話系・異界系・時代劇・民俗学・会社系・建物系の七つのテーマを題材に描いた書下ろし作品。

    澤村さん目当てで手にしたが、やはり一番面白かった。

    タイトルの『サヤさん』からそそられる。
    雑誌に投稿されたエピソードで構成されているが、『体験・報告』と明記されているのがミソ。
    実際に起こり得そうで震える。

    熱帯夜にオススメの一冊。

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    2023年07月14日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    恐怖も藝術も全ては解釈次第。
    私は自らの脳をもっともっと練磨し、多種多様な解釈を実現したい。ただ、そうしていつか手に入れた脳と暮らせるのはあとどのくらいなのか。
    時が惜しい。

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    2023年07月06日
  • 死相学探偵最後の事件

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    呪術は全てを凌駕する。科学的な根拠なんて微塵にもなし。
    昔、車田正美「リングにかけろ」と言う漫画があったけど「ギャラクテカ・マグナム」の一言で相手が空を舞ってたけど、あれと同じだよな。
    でも、面白ければなんでも良いよね。

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    2023年07月01日
  • 九孔の罠 死相学探偵7

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    ともかく三津田さんの作品は下手な実話怪談より、よっぽど怖いのが魅力、そして何重にも重ねられた謎解きが面白い。
    その特徴は刀城言耶シリーズが最高なんだけど、この死相学探偵は、そのライト版だと思う。
    でも、四隅の魔なんかは、三津田さんの真骨頂の作品で恐かったな~。
    それに比べると、この作品は軽くて物足りない。
    だからこそ、軽くてサクサクと読めるのが良いところ。

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    2023年07月01日
  • 逢魔宿り

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    手堅く、間違い無く面白いが、三津田さんの作風と言うか
    怖がらせ方に慣れてしまった。
    初めて、三津田さんの作品を読み始めた頃の怖さを感じなくなってきたな(涙)

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    2023年06月16日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    【短評】
    決して悪くはないのだが、過去作と比較すると物足りない印象。
    まず、冒頭に「碆霊様(はえだまさま)」に纏わる四つの怪談を配置する構成は、導入として効果的だったと思う。碆霊信仰の得体の知れない薄気味悪さは本作の雰囲気作りに一役買っていたし、強羅地方の地理を頭に入れるという点でも奏功していた。刀城言耶シリーズは登場人物や地理を把握するのに苦労する(苦痛、ではない)ので、こうした工夫はありがたかった。一方で、各話の恐怖度がイマイチであり、良くも悪くも「触り」になってしまったのは残念。ただし「蛇道の怪」は良かった。”段々振り返っている”という趣向はさすが三津田信三と唸らされた。
    導入部のお陰が

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    2023年05月28日
  • わざと忌み家を建てて棲む

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    オチが少し期待はずれだったかな。前作に比べると、うーん……

    ただ、幕間(二)を読んでいた時、震えた。
    この本を積読している間同じようにインターホンが鳴らされたのにモニターに誰も映っていなかった経験があったからだ。諸事情あり自宅に置いてある本は読めない状態で届いてしまったため、現在は自宅から離れた場所でこちらで買った2冊目を読んでいる。
    今思えばインターホンの真横のキッチンにこの作品を置いていた。
    あの本が今でも自宅にいると思うと……

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    2023年05月20日
  • 逢魔宿り

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    4つの短編と、それをつなげるような5つ目のお話。
    どのお話もワクワクするくらいゾクッとできて良かった。
    個人的に一見関係の無い話が繋がるという展開が好きなのでとても楽しめた。

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    2023年05月14日
  • のぞきめ

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    ネタバレ

    のぞきめの容姿が詳しく描写されてないのが気になってたが、実は生きてる人間でしたってえええ⁈
    大変ミステリー色の強い作品でしたね。逆に映画見てみたくなった。CMみたいな絶叫シーンどこにあった?

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    2023年05月14日
  • 魔偶の如き齎すもの

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    ネタバレ

    それほど怖くなく、今回はミステリ要素のほうが強めだった。怪異の体験者の話の一部を、本人の見間違いや勘違いということでおさめている部分もあり、完全に解明しきらないのがこのシリーズの魅力。
    【魔偶の如き齎すもの】では、祖父江成り変わりトリックを読者が楽しめるように、祖父江のキャラを十分読者に知ってもらった上で執筆したという刀城言耶の粋な計らいがおもしろかった。

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    2023年05月10日