三津田信三のレビュー一覧

  • 十三の呪 死相学探偵1

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    ホラーな事件をホラーな視点から謎解きするミステリー。
    三津田氏の刀城言耶シリーズとくらべるとだいぶ読みやすい軽さ(いい意味で)

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    2015年12月03日
  • 蛇棺葬

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    田舎の旧家に残る古い因習と不気味な因縁。かつて家出した父に連れられてその旧家で暮らすことになった幼い主人公にふりかかる不気味なできごとと、大人になってから義母の葬儀を執り行う主人公が味わう恐怖。

    いろいろな怪異が起こるけども最後まで正体のわからないモヤモヤした感じがいい。
    密室から消えた父親の身に起こったのはホラーなのかミステリーなのか…続く百蛇堂で解き明かされるのか気になる。

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    2015年12月03日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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    死相学探偵シリーズ第2弾。
    とある大学の怪談会サークルが行なった悪魔召喚?降霊術?の儀式。その最中に、メンバーの一人が突然死。その後、他のメンバーも次々に亡くなっていく。その死の謎に、死相学探偵・弦矢俊一郎が挑む。

    刀城言耶シリーズほどの禍々しさはないけれど、時代設定が違うから仕方ないのかな。でも、特に前半、四隅の間の参加者の心理状態とか、黒い女の出現とか、十分恐いし楽しめる。
    ただ半分を過ぎても主人公は出て来ず、あれ?と思ってたら、後半急ピッチで話が展開。あっという間に解決しちゃった感じ。もうちょっと弦矢さんの活躍が見たかった気もする。

    前作にも出てきた所轄の刑事・曲矢との掛け合いも面白

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    2018年05月28日
  • 十二の贄 死相学探偵5

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    僕にゃんマジ天使!!! …それはさておき(笑)毎度呪術的な仕掛けで事件が起こるこのシリーズ。今回は十二なのでコレですかーなるほどー。(詳細については読むべし読むべし)
    タイトルの通り、十二人の生贄候補が出てくるため、登場人物が多くてどうなることかと思いましたが、思いの外スッキリまとめてきたのは流石。(最初はちょっと混乱したけどね)
    今回、どっちかというとミステリー寄りでホラー的な要素少な目。遺産相続にまつわる歪な一族の設定とか、事件の原因となる呪術の仕掛けとか、影の存在とか、散りばめられたネタ諸々、かなり魅力的だったんだけど、なんだか所々駆け足な感じが否めなかったのは残念w(真面目に話を膨らま

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    2015年11月26日
  • 作者不詳 ミステリ作家の読む本 (下)

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    一つ一つの短編の出来は良いと思う。ただ、最後のオチというか、大団円がどうにも納得できない。そもそも、なぜ、本を読むと、怪異に巻き込まれるのか。そこが、はっきりせず、すっきりしない。その点では、上巻の方が楽しめた。

    メタフィクションを理解しないと、本書は楽しめないのかな。

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    2015年11月03日
  • 水魑の如き沈むもの

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    刀城言耶シリーズ最長編で最も面白いと評判が高く、本格ミステリ大賞を受賞した作品。・・・ということでとても期待していました。好きなシリーズだけに大変楽しみでした。
    が、あれれ。
    実際に蓋を開けてみると、どうも勝手が違う。たしかに面白いしよく出来ているとも思うけど、どこか薄い。どこかライト感覚なのです。読みやすいけど中毒性はない、といえばいいのか。
    自分なりに理由を考えてみた。

    ※以下、ネタバレはしませんが小説の内容に若干触れています※

    1、「厭魅」「首無」「山魔」にあるような圧倒的な怖さ=ホラー要素が薄い。常識ではあり得ない設定ともっとあり得ない人物造形にもかかわらず(笑)、そういう世界が世

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    2015年09月09日
  • 幽女の如き怨むもの

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    ネタバレ

    今回は珍しく舞台が山村じゃなくとある遊廓。
    前半はホラー色が強く、人為的な要素が加わる余地を探りながらどこまでが怪異なのか、どこからが事件なのか考えつつもサクサク読めた。

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    2015年08月31日
  • 百蛇堂〈怪談作家の語る話〉

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    ホラー作家三部作のラスト。
    前作がまるまる体験談としての続編。さすがに「ここから読んでも楽しめますよ」とはとても言えない。

    前作からは結構刊行の間が空いてるので「評判が良かったから続編書きました」みたいなものかと思ってたんですが一応きちんと伏線なんかも回収されて・・・まあ前作もそうでしたが「ミステリよりのホラー」という感じなのでなにからなにまで全部綺麗に真相が!というわけもないんですが・・・
    なんとなーくラストは予想できたので意外ということもありませんでしたが、(ホラーとして)予定調和的な終わり方でよかったと思います。さらなる続編はまず期待できないでしょうけどw

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    2015年08月25日
  • 蛇棺葬

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    刀城言耶シリーズがホラーよりのミステリならこっちはミステリよりのホラーというか。過去から続く因習が・・・といういつもの風俗ミステリっぽい雰囲気がもうなにより大好物で楽しく読めました。
    なんかこう・・・いろいろと気になるところがそのまんまな部分があって「どうなんだろう?」と思ったんですが3部作ということなので次作でいろいろ明らかになるのだろうか?でもホラーだからなんでもかんでも「真相は!」ということにはならないだろうけども。

    でも百々山に登った子供たちのその後とか結構気になるんですけども・・・

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    2015年08月24日
  • 十三の呪 死相学探偵1

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    表紙が気になり購入。三津田信三作品と言われなければ分からない位(勿論悪い意味ではなく)軽い文章で吃驚した。すらすら読みやすかった。

    謎解きはあっさりし過ぎてとちょっとだけ拍子抜け。刀城言耶シリーズをしっているから余計に物足りなく思えてしまったかもしれない。
    結末も「それで良いの?」と腑に落ちなかった。
    それでも、今後どんな事件があるのか?と先が気になった。シリーズ1作目としてはまあまあだったと思う。

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    2015年08月22日
  • 幽女の如き怨むもの

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    大筋のトリックはなんとなくよめた。
    さらにどんでん返しがあることを期待したが、特に大きな変化は無し。
    思ってた通りの解決編で、騙される快感が少なかった。

    最後はシリーズおなじみの怪談調の締めくくり。

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    2015年08月03日
  • 幽女の如き怨むもの

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    刀城言耶シリーズ第六長編。

    今回はミステリというよりもホラー寄りな感じがした。
    そのわりには、ホラー小説みたいに怖いってほどではなかったから怖がりの私には読みやすかった。

    当時の遊女の人たちは想像していたよりとてつもなく心身共に辛かったんだなぁと思うと読んでてこっちも辛かった。
    それにしても刀城言耶が630ページ過ぎないと出てこないというのには驚いた。
    ちょっといくらなんでも遊女についてが長かったかなぁという気がしないでもなかったな…興味深かったし読みやすかったから苦痛というわけではなかったけども。

    最後はシリーズならではの怪異が残ってモヤっとする感じ。

    ★3.5…かな

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    2015年07月04日
  • 赫眼(あかまなこ)

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     同じホラーでも文章の上手な作家さんは、当然のように脅かすツボを心得ている。ユーチューブで怪談話を見るのだが、上手い人になると「脅かす前の普段(普通)があっての怪異があっての、気づくのが一歩遅れてから肌に泡がたつ」ていうのが、私的にはよろしい(笑 この著者は文章が上手い。

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    2015年06月23日
  • 百蛇堂〈怪談作家の語る話〉

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    単純なホラーではないことは確か.真相に迫っていると思いきや恐怖のどん底に叩き込まれ・・・.ホラー好きは本書を手に取ることをおススメします.そして本書を読む前には必ず前作の「蛇棺葬」を読んでからです.
    以下あらすじ(背表紙より)
    作家兼編集者の三津田信三が紹介された男、龍巳美乃歩が語ったのは、旧家、百巳家での迫真の実話怪談だった。数日後、送られてきた原稿を読んだ三津田と周囲の人々を、怪現象が襲い始める。もうひとつの怪異長編『蛇棺葬』から繋がる謎と怪異が小説の内と外で膨れあがるホラー&ミステリ長編。全面改稿版。

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    2015年05月31日
  • 十三の呪 死相学探偵1

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    死相学と言うことで、今まで読んだことない感じで、新鮮で面白かったかな。
    ただ、会話形式の部分が二人ならまだしも、複数人で来ると、どれが誰の発言か少し悩む。
    内容は、死者が多数でて、登場人物が少なくなる中で、結果が少し見えてしまうのが、残念かな。とりあえず、もう一巻、続編をてにしてみよう。

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    2015年05月17日
  • 蛇棺葬

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    身の毛のよだつ恐怖ではないが,得体の知れない不気味さに引き込まれてしまう.なにより,この後に続く続編の序章にすぎないという気がする.すべての謎は解明されるのだろうか,それとも新たな謎が生まれるのか.早く続きが読みたくなりました.
    以下あらすじ(背表紙より)

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    2015年05月02日
  • シェルター 終末の殺人

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    核シェルターに閉じ込められた人間が一人、また一人と死んでいく典型的なクローズド・サークルもの。密室もてんこ盛りでプロセスは非常に面白かったものの、結末はこれまでの議論は何だったのと思える終わり方だったので満足出来ませんでした。
    また、密室トリックも図説が必要な機械トリックばかりでややこしく微妙でした。
    途中で繰り広げられるミステリー映画談義はとても面白かったです。

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    2015年04月01日
  • 赫眼(あかまなこ)

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    奇談短編集。百物語をしているような気分にされられた。恐ろしいほどの禍々しさはなく、薄い霧が漂うかのような不気味さを感じた。

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    2015年03月09日
  • シェルター 終末の殺人

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    ネタバレ

    「外部が放射能で汚染されている」という、クローズドにも程があるやろ〜!とミステリファンなら胸熱になること請け合いの舞台設定。

    そんな究極の状況下で発生する連続殺人。彼等をここに導いた人物の事件への介在を示唆しながらも、絶望的な事実がそれを否定する…(胸熱)。

    そして、遂には物語の語り手までもが死亡した!と思わせておいて実は…なトリックは、使い古された物ではあるのですが、そこは三津田先生です。見せ方がとてもスマート。説明がましくないのよね…めっちゃ説明してるけど…←

    そして、最後に明らかになる衝撃の真相。
    想像するだに恐ろしい犯行状況に、ページをめくる指の先が冷たくなりました。

    何より恐

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    2015年02月16日
  • 忌館 ホラー作家の棲む家

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    刀城シリーズと比べるとホラーの方に比重が置かれたシリーズのようです。
    メタ構造とホラーの相性は良いようで、(作中の)現実を侵食していく恐怖は、読んでいるこちらまで背後が気になるようなリアリティでした。
    刀城シリーズのような重厚な謎解きはありませんが、これも作者の顔なのでしょう。
    続く『作者不詳』も近いうちに読みたいと思います。

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    2015年02月04日