三津田信三のレビュー一覧

  • 忌館 ホラー作家の棲む家

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    この作者の作品は、初めて読みました。
    刀城言耶シリーズの作者ということは知っていましたが、とりあえずデビュー作からということで、本作品に目を通してみました。

    現実と作中作の事件及び、過去の事件とが入り混じり、正直頭のなかで整理しきれませんでした。舞台の関係性が理解できれば、もう少し面白さが増したのかなと思います。

    作中作での出来事が、現実世界にも反映されたり?と、ホラー感は、しっかり味わえました。

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    2017年04月15日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    久し振りの「刀城言耶」シリーズ。
    作品の雰囲気を忘れかけていたが、序章「忌み山の一夜」から「気味の悪さ」は全開。一気に引き込まれる。
    山里に伝わる古い習わし、旧家同士の確執、忌み山に住む山魔。そして謎の一家消失事件、童歌に見立てた連続殺人。
    横溝作品を思わせる禍々しさと世界観をしっかり堪能できた。
    トリックの真相や真犯人はかなり強引さを感じたが、ラストもしっかり「不気味」でした。

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    2017年01月21日
  • 八獄の界 死相学探偵6

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    黒術師を崇拝する者を集めたバスツアーに潜入した俊一郎。参加者全員に死相が視えている。結界のなかに閉じ込められた彼らを何ものかが襲う。
    *論理で詰められる部分とホラー部分のバランスがいいと思う。

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    2017年01月02日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    死相学探偵シリーズ第3弾。今回は複数の女性から、それぞれ好みのパーツを集め、理想の女性を完成させる呪術・六蠱の軀。
    1作目、2作目に比べるとオカルト色は薄めで、どちらかと言うと現実的な恐さ。
    有力な手掛かりが出ないままで、次巻に続くのかなと思ってたら、ラスト30ページで怒涛の謎解きショー。段々それらしくなってる俊一郎の探偵ぶりに、子どもを見守ってる親のような気持ちになってしまった。
    1作目から名前だけの存在だった黒術師が徐々に実体を伴ってきて、身近に迫ってきてる感じ。さて、次作ではどんな形で出てくるか。

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    2016年11月30日
  • 十二の贄 死相学探偵5

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    なんとも言えない。
    弥勒教についても結局なんだったのか釈然とせずもやもや。
    また無駄なシーンも多く感じる。
    正直ライトが売りな死相学探偵シリーズだけれど、おばあちゃんとのやり取りが長すぎ進みが遅すぎてイライラしてしまう。
    これから解決に向かって!というときに冗談が挟まれると今はそれどころではない!と思ってしまい……。
    メリハリをつけてもらいたい。
    曲矢の妹の亜弓もしたたかそうだが引っかき回していくタイプのおキャラクターで苦手。
    ふと思ったけれど曲矢の下の名前って何なのだろうか。
    特に出てなかった気がする。
    妹ちゃんが、亜弓で、「矢」と「弓」になってるのもなんとなく引っかかる。
    ただの言葉遊びな

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    2016年11月26日
  • 八獄の界 死相学探偵6

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    シリーズ第六弾。黒術師の崇拝者を集めたバスツアーで起こる連続殺人事件。結界の中に閉じ込められた9名は無事に脱出できるのか。

    お互い素性の知れない関係、行き先不明の謎のツアー、一人ずつ殺されていく状況…と『そして誰もいなくなった』風の演出で既に涎が。ホラー文庫なので、人外による襲撃をかいくぐりつつ、結界の中にはこのメンバーしかいないという状況から、誰が犯人なのか?という互いの腹の探り合いが繰り広げられるのが楽しいです。

    シリーズ前作が、ちょっと駆け足でのストーリー進行だったので物足りなかったのですが、今作はぐいぐい引き込まれてたっぷり楽しませて貰いました。
    いかんせん、黒術師の得体が知れない

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    2016年11月26日
  • 蛇棺葬

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    形容しがたい恐ろしさ。
    とにかく不気味で、暗闇が物凄く怖くなりました。
    自分が今いる場所の湿度が少し上がる感じ。

    こんな葬儀は勘弁してほしいなぁ。絶対にやりたくない。
    何よりマーモウドンって一体なんなの。
    正体がわからない恐怖。
    続く『百蛇堂』も読んでみます。

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    2016年10月18日
  • 忌館 ホラー作家の棲む家

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    自ら小説も書く編集者が、怪奇幻想小説の同人誌から執筆依頼を受け、雰囲気のある環境を探していたところ、偶然竹やぶと住宅に隠されたような洋館を見つけ、そこに住むことになる。

    著者自身の不思議体験談?風なのかな。そこに同人誌へ連載する小説が挟まれてる。

    とりあえず登場人物がみんな勘が鋭くて察しが良すぎる(不動産屋除く)。
    ろくに話もしないうちから怪しんだり、察して勝手に話してくれたり。超能力者だらけか!と思う。

    あと気になったのが、小説のファンで「漠然とした地名を頼りに探したら偶然」会えたと言ってる女性が手土産に大量の手作り菓子とコーヒー豆を持参してるという…こいつも超能力者か!

    意味のない

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    2016年07月15日
  • 生霊の如き重るもの

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    三津田信三はやはり長編向きか。
    短編だと持ち味の怪談を十分に語る
    には頁が足りない。
    ミステリとしてもガツンとやってくれる
    作品は無く、楽しめはしたが
    物足りなさが目立った。

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    2017年01月25日
  • 水魑の如き沈むもの

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    このミスベスト10、2011年版7位。
    この人の読むの3冊目。ホラー感満載の本格推理。京極さんぽいけどもう少し粗削りというか稚拙というか。途中の展開とかドキドキして、そんなに悪くないんだけど、いつも終盤が好きになれない。主人公の探偵さんが推理の過程を公開しながら解決していくんだけど、全て矛盾なく説明できたと思ったら、そのすぐ後、それを否定する事実(目撃証言とか)が判明して、それじゃ別の人が犯人だとかいうのが繰り返されるのが特徴。やっぱそこがいまいちなんですわ。どんでん返しの大安売りで、ほとんど誰を犯人にしてもストーリーが成立しちゃう感じがするのが、余詰めだらけの詰将棋みたいで美しくない。ちゃん

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    2016年06月28日
  • 蛇棺葬

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    謎解きは恐らく百蛇堂へ持ち越されるのでしょうから、ミステリとしての評価は出来ませんが、怪奇小説としての厭らしさは十分伝わってきます。少年の目を通して語られる奇々怪々な出来事は、身に迫るような恐怖を感じ、流石です。

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    2016年06月08日
  • 十二の贄 死相学探偵5

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    亡くなった資産家の不可解な遺言状によって起こる遺産相続騒動。
    黄道十二宮に基づく財産分与やら、血の繋がらない13人の相続人やら、故人が生前に凝っていた呪術やら宗教やら設定はてんこ盛りだけどさらっと読み終えた。

    前半の『肝試し』イベントはさすが三津田先生というべき怖さ。
    終盤はページが足りるのか心配になったけどあっさりまとまっちゃった感。
    良くも悪くもライトな感じのシリーズですよね。

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    2016年06月06日
  • 十二の贄 死相学探偵5

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    奇妙な遺言状を残して亡くなった大面幸子の、血の繋がらない13人の家族

    莫大な遺産を巡る連続殺人事件
    星座の位置によるアスペクト

    僕にゃんはみんなの癒し
    いつの間にやら人見知り克服

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    2016年05月08日
  • 蛇棺葬

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    いつもの三津田信三ホラー。レトロ和ホラーな世界観は好きなんだけど、硬く乾いた文体や妙に具体的な怪異のせいで、あまり怖くない点は相変わらず。

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    2016年04月27日
  • 作者不詳 ミステリ作家の読む本 (上)

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    読むと怪奇に襲われる本。
    それを読んでしまった三津田。

    ミステリとホラーが融合された様な一冊。
    小説の中の小説を読むと言う、何とも不思議な本。
    イラストや構想が凝っているなぁと言う印象。
    これは面白い。

    メビウスの輪みたいに、どこまでが表で、どこからか裏なのか一瞬分からなくなる。
    下巻へ続きます。

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    2016年04月13日
  • 十二の贄 死相学探偵5

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    死相学探偵シリーズ第5弾
    知らぬ間に出てたので購入。

    いや〜読みやすいですね。

    元々、作者の作品は(個人的にはですが)どれもスラスラ読めるのですが、このシリーズは読みやすさが特に顕著のように思います。

    まあ、それだけ薄口ということでもあるのですが…たまにはこういうのも良いんじゃないでしょうか。

    で中身なんですが、個人的にはいつも通り楽しめました。
    シリーズで一番面白かったんじゃないかな…いや、他の作品の内容は忘れてるしな…

    何にしろ、いつもの死相学探偵シリーズなら脱力してしまうのが最後のミステリとしてのネタの部分なんですが、そこが今回はある程度工夫されてて、(どこかで見たことがあるネ

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    2016年03月22日
  • 忌館 ホラー作家の棲む家

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    あまりホラーに手をつけないのですが、結構イッキ読みでした。ミステリー仕立ての部分と書評的な部分、解説に至るまでも ?と思わせる楽しさがありました。

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    2016年03月22日
  • 忌館 ホラー作家の棲む家

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    ホラー小説。
    前半は普通に読めるんだけど、半分過ぎたあたりから様子がおかしくなり、残り1/3あたりから怖くて一気読みしないと気になって仕方がなくなる。
    でも、謎が解決するわけじゃないので、最後まで不気味なまま。

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    2016年02月13日
  • 密室の如き籠るもの

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    刀城言耶シリーズの短編集。

    このシリーズは前半で延々と
    地方に残る奇妙な風習や
    その地方の社会システム、
    人間模様を怪異譚を交えながら描き、
    事件の重要な伏線を
    サラリと幾重にも張り巡らせる。
    こうして物語の雰囲気を
    しっかり作り上げてから
    ようやく凄惨な事件が起こり、展開し、
    名物のどんでん返しが繰り返される
    謎解きが始まる形をとる。

    雰囲気のある物語はいつも通り楽しめが、
    ミステリとしては従来ほど重厚さ、
    緻密さを感じられなかったのは
    短編形式なので仕方ないところだろうか。

    「密室の如き〜」は短編という制約の中でも
    長編並みの高い完成度で素晴らしかった。

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    2017年01月25日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    タイトルに気になる作品の多い作家さんでしたが今回初読みのためライトテイストから入りました。が、ちともの足りず。シリーズ物なので楽しみつつ次回は長編にも触手を伸ばしてみようと思います。

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    2016年01月02日