三津田信三のレビュー一覧
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ネタバレメモ
「死霊の~」
四家の構造の由来が最低でなんか笑ってしまった。
勝手に歩く下駄の真相は妥当なところ。
お父上との絡み!
「天魔の~」
誰が魔物だったかという話し。
子供が犠牲になる話しはやるせないわね。
阿武隈川先輩の暴走が緊張緩和の役割をしている……煽るのがうまい。
「屍蝋の~」
みんなが大好きな屍蝋。
「生霊の~」
田舎のお家騒動×復員兵×なりすまし。
依頼者が怪しいパターン、好き。
「顔無の~」
阿武隈川の怖れられかたが妖怪で笑うし事実なんだろうなというのも笑える。
恐怖の余韻は四編のなかで一番。
非日常の高揚と心細さがありありと想像できてよい。
言耶の含みが気になるじゃな -
Posted by ブクログ
ネタバレ――扉を閉ざした。
という一文から始まる、クローズド・サークルで次々と首つり死体が見つかる連続殺人事件。
この作品はクローズド・サークルの場所が一番の特徴で、なんと核シェルターの中である。
シェルターを見学に来た作家三津田信三が、核爆発か何かが起きたためにシェルターに入るところから物語が始まる。
なお、シェルターに入る原因となった謎の閃光や、警戒音を出す線量計の原因は最後まで明かされない。そのため、実際に核戦争が起きたのかは作品中ではわからない。
しかし、外気の高濃度の放射線を計量しているのは事実なので、主人公と閉じ込められたメンバーは誰一人積極的に外に出ようとはしないため、クローズ -
Posted by ブクログ
死相学探偵シリーズ第2弾。
前半は主人公の登場なしで大学生たちが四角い部屋の角から角へ暗闇の中でバトン方式で移動していくという一種の儀式を行う様子がメインの話。
その儀式で死んだ人を呼び出してしまったかのような現象が起こり、参加していた一人がショック死してしまう。
その後 部長も事故により死んでしまう。
部員が主人公の探偵 弦矢俊一に相談しこの一連の事件を解決し本来死んでしまうはずだった人達を救う。
かなりホラーな物語だが、最後は筋道の通った解決となる。
それでも怪奇現象としか思えない事象が残るという、理屈だけでは説明の出来ないところも残した。