三津田信三のレビュー一覧

  • のぞきめ

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    2人の時代の違う人物が遭遇した怪異談。
    1章はリゾートアルバイトに訪れた大学生が禁忌を犯して廃村に立ち入った事から怪異に遭遇。
    2章ではまだ廃村に人が住んでいた頃、何が起こったか語られる。
    読んでて違和感を感じたらすぐ本を閉じて、という警告が怖い…

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    2024年08月02日
  • スラッシャー 廃園の殺人

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    ホラーというかなんというか...
    いや、ホラーとして書いたんでしょうけど
    どっちかというとアクション作品みたいなノリですね
    ホラーとして読むとがっかりすると思います
    殺人シーンはかなり残虐だけど
    全然気持ち悪くも怖くもない
    ただかなりテンポ良く読めるので
    残酷シーン苦手な人もスラスラ読めそうな気がする
    作者自身も楽しんで書いたと言っていますが
    ノリノリ感が伝わってきます
    私も楽しく読めました

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    2024年07月24日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    ホラーミステリー
    終戦後の因習に閉ざされた山村のせいか、金田一耕助の世界観…。
    種明かしではフーンとなったけれど、文章からはあまり感じられず。
    土着の民俗学的な観点から見た話は興味深かった。
    作者が2001年から活動と知り、昭和の雰囲気を文章化する筆力に脱帽。21世紀に、この世界観に浸れるのは驚嘆。

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    2024年07月21日
  • 子狐たちの災園

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    読みやすかったし、全体的にストーリーは良かったと思います。ただそれにしても聡明な子だとは分かっていても奈津江ちゃんが6歳にして大人すぎる頭脳なので少し非現実的に感じ、共感はしにくかったです。

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    2024年07月13日
  • 怪談のテープ起こし

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    ネタバレ

    読んだのは、4月の中頃。
    「そんな面倒くさいオバケいるかーっ!」のオンパレードで大笑いしてしまった反面、ついつい一気読みしてしまったこともあってw
    ま、それなりに面白かったのかな?(^^ゞ

    何年か前に、この著者のお雛さまの表紙の本を読んだことがあったけど、“怖さ”を楽しむのなら、あっち方がいいかもしれない。
    もっとも、それも好みかなぁー。
    個人的には、あっちの本にあった、八幡の藪知らずの話とあと一つ、ルームシェアの話だったか?、それとも近所の子どもの話だったか?の展開に、急にゾワッとくる場面があって、そこがよかったんよね。
    ぶっちゃけ、三津田信三、前より全然上手くなったじゃん!って感心しちゃった記憶がある。←何なんだ、そのミョーな上から目線はw
    ただ、こっちは、じわじわくる怖さを感じる人が多いのかもしれない。
    著者はそれを狙って書いているのかな?とも思ったけど、最初にも書いたように、どれも「そんな面倒くさいオバケいるかーっ!」なお話なのでw
    怖さを感じるより、ツッコミいれる方が先立ってしまうんだよね(^^ゞ

    この著者の文章の特徴として、言い訳めいた屁理屈が多いっていうのは相変わらずなんだけど、ただ、最初の頃にあった、何かというと“禍々しい”という表現を使うのがなくなったのはよかった。
    だってさ。最初に読んだ短編集なんて、全部の話に“禍々しい”という表現が出てくるんだもん。
    ていうか、確かその頃って、怪談業界全般に“禍々”ブームだったからw
    話のどこかに“禍々しい”って言葉がないと、読者が「“禍々しい”という表現が使わていれない怪談は怪談じゃない!」と怒り出すみたいなことがあったのかな?←あるか!(^^ゞ
    そんな“禍々しい”だけど、解説者がやっぱりそれを使っていて。
    ホラーや怪談好きって、どれだけ“禍々しい”という言葉が好きなんだろ?と、かなり呆れたw
    (ていうか、解説者の「怪奇幻想ライター」て、どういう仕事なんだ!?)


    お話は6つ。
    2話毎に、この本の主人公である「僕(疑似著者?)」と編集者との間であった(ということになっている?w)、この本の元となる体験者のテープを聞くことで起こった怪異のエピソードが入っていて。
    それがあることで、これらのお話がさも本当のことであるように演出されている、
    ……のか?(爆)

    1話目、「死人のテープ起こし」は、イマイチよくわからない話。
    たぶん、自ら死を選んだ人がそれをする前に心境や状況を語ったテープの内容には共通点があって。
    著者(この本を書いたという設定の著者)がそれらのテープおこしを依頼した、クセの強いライターも結局……、
    という話なんだと思う。

    そういえば、水木しげるのエッセイだか何だかに、子どもの頃に聞いた「首くくり鬼」という話があって。
    要は、自殺というのは、人が「首くくり鬼」にとり憑かれることで起こる。
    「首くくり鬼」にとり憑かれた人は何の反応を示さない等、周りの者が注意していればわかるから。頬をつよく叩いたりして正気に戻してやれば、「首くくり鬼」はその人から離れ、自殺から免れるという話し(言い伝え)だったと思う。
    ま、「首くくり鬼」というモノが存在するのかはともかく。
    学生時代の友人が自殺した時の経緯をその家族から聞くかぎり、人というのは何かの拍子に自らを死に至らしめる行動を選んでしまう…、つまり、突発的に自ら死を選んでしまう精神異常を起こすことがあるものなんじゃないかな?と思うこともあって。
    自分は、水木しげるのその話の方が納得できるかな?

    2話目、「留守番の夜」は、大学のサークルのOGに紹介された、“泊まり込みだけど、楽で割のいいバイト”が実は…、
    みたいな話。
    まぁ、最近流行りの投資詐欺に限らず、世の中には楽して儲かる話は絶対ないわけで。
    当然、このお話の主人公も、恐怖の一夜に遭遇することになる。
    このお話が存在するのは、もちろん主人公が怪異から逃れられたからなのだが。←これってネタバレ?w
    にも関わらず、バイト代は最初に聞いていた10倍の額を貰えたって、なんだよ、この主人公、ボロ儲けすぎだろー!って(爆)←かなりネタバレか?w

    だってさ。
    楽とはいえ、一晩拘束されるわけだから、仮に夜の8時〜朝の8時として、それで割がいいっていったら、バイト代は絶対1万円以上のはずだよね?
    その10倍だよ。
    おいしすぎだろー(^^)/
    ていうか、そのOGって、結局ナニモノで。
    気前のいいバイト先の主とはどういう関係だったんだ!?

    留守番といえば、子どもの頃、親が外出しているのをいいことに、雨戸を締めて部屋を真っ暗にして友だちと怪談してた時。
    そのちょっと前に交通事故で亡くなった上級生がその現場に出るという話をしていたら、階下から親が帰ってきた物音がしたので。
    これはヤバイ!と、慌てて雨戸を開けたんだけど親は帰ってなかったなんてことがあった。
    自分も友だちも、確かに玄関が開いた音がしたし。廊下を歩いている音も聞いたのに不思議だった。

    3話目、「集まった4人」は怪談やホラーというよりは、プチ・イヤミスwみたいなお話。←捉え方は人それぞれだからw
    主人公はバイトの先輩の誘いでハイキングに行くことになるんだけど、その先輩はドタキャン。
    主人公は待ち合わせの駅で会った初対面の3人とハイキングに行くことになる。
    紅一点の女の子が気になる主人公は、クセモノ性格の男がその子にちょっかい出さないかとやきもきw
    もう一人のぬぼーっとした、正体不明系の男にはイライラ。
    登っていくにしたがって、クセモノ系の男はしんどくて、ヒーハー、ヒーハー、わがまま言い出すし。
    ぬぼークンは、その山をやたらと解説し始める。
    そんな難儀なハイキングwの最中、このハイキングの企画者である無責任なバイトの先輩が4人に用意しておいたお土産が見つかって。
    紅一点嬢とクセモノ系クンは、そのお土産に大喜び。
    でも、主人公はそのお土産が、なぁ〜んか気持ち悪い。
    しかも、メンバーは4人のはずなのに、お土産は3つ。
    ぬぼークンは、自分はいらないと言って、主人公に残りのお土産を取るよう勧めてくる。
    その後、主人公はそのお土産を……、
    みたいな話。

    お話が終わった後。
    この本の主人公である「僕(疑似著者?)」は、参加者の一人の名前の文字構成に、それは「山瘴(さんしょう)」をもじったものだと推理するんけど、その凝り具合に、思わず、「そんな面倒臭いオバケいるかーっ!」って大笑いw
    これ、誰か落語で演ってほしいぞ(^^)/

    ていうか、「山瘴」っていう言葉は本当にあるのかな?
    ネットで検索してみても出てこないだけど!?
    ま、山瘴って言葉が本当にあるのかはともかくw
    山を歩いていると、ふいに怖さを感じたりすることは確かにある。
    それは、濃い霧や深い森林の中、あるいはあまりに大きすぎる空間に気持ちが圧倒されてしまうことで感じるんだと思うんだけど、それを「山瘴」、つまり、山の瘴気にあてられたからだとする考え方は面白いと思った。
    たとえば、長時間の登りでエネルギー不足に陥る低血糖を、昔の人が「ヒダル神に憑かれた」と言い伝えることで、「弁当を一口分残しておく」と戒めたように。
    濃いガスにずっと包まれた中をずっと歩いていて得も言われぬ不安に襲われた時は、それは「山瘴」にあてられたのだから、とりあえず落ち着ける場所を探して休憩すること、みたいに自分なりのルールを作っておくことはアリだと思う。

    4話目、「屍と寝るな」は、この本の主人公である「僕(疑似著者?)」が同窓会で数十年ぶりに会ったクラスメイトだった女性から聞いた話。
    その女性の母親が入院した同室にお爺さんが入ってくる。
    そのお爺さんはしきりと独り喋りをするのだが、女性はその内容が気になってくる。
    どうやら、子どもの頃の体験を語っているようなんだけど、それが奇妙な内容で。
    それは、そのお爺さんが10歳〜14、5歳くらいの体験らしいのだが、少年だった彼は会ったことのない親戚の葬儀に家族を代表して一人で参列することに。
    そこには“電車”を乗り継いで行くんだけど、少年はその車内で高齢のお爺さんと出会う。
    そのお爺さんは、まるで少年の心を読んでいるかのように、少年が一人で親戚の葬儀に参列すること等、次から次へとブツブツつぶやく。
    少年が気味悪く思っていると、お爺さんは昔話を始める。
    一連のそれらの話に、この本の主人公である「僕(疑似著者?)」は違和感を覚える。
    “けいたい”という言葉をはじめ、そのお爺さんが子どもの頃であったなら汽車と言うはずなのに“電車”と言っていたこととか。
    お爺さんのその話って、もしかしたら、その人が子どもの頃の話ではないのみならず、それを一人喋りしていた(女性の母親と)同じ病室のお爺さんの正体ももしかしたら……、
    みたいなお話。
    ちなみに、これも「そんな面倒くさいオバケいるかーっ!」なオチ(^^ゞ
    前に、北海道の支笏湖の名称のいわれを「死の骨の湖」だとか言っていた某実話怪談作家がいたんだけど。
    1000歩譲って「死の骨の湖」だとしても、「死の骨」じゃ言葉として意味なさないじゃんって思うんだけど、そんな感じのオチw

    電車怪談というと、個人的には「2355」の怪談だ。
    「2355(二ーサンゴーゴー)」と言うと、今はEテレの番組になってしまったが、昔は新宿23:55発の松本経由長野行きの鈍行列車のことだった。
    「2355」は途中某駅で、確か1時間以上停まっているんだけど、その駅から乗ってくるんだか、その前の駅、あるいはその前の前の駅から乗ってきてその駅で降りるんだか忘れてしまったけど、とにかく若い女の幽霊が車内に現れるという話を聞いたことがある。
    なんでも、黒いウールのコートを着たまま車内の席にじっと座っているということなんだけど。
    その若い女の幽霊って、夏もその格好で現れたんだろうか?
    「2355」は何度も乗ったけど、見たことはないなぁー(^^ゞ

    5話目、「黄雨女」は怪談の定番、雨の日にたたずんでいる女の話。
    この本の主人公である「僕(疑似著者?)」が編集者時代に、ある女性の占い師から聞いた話で。
    その女性が大学生だった頃、つき合っていた彼氏がある雨の日、全身真っ黄っ黄の女性に遭遇する。
    ある時、その全身真っ黄っ黄の女性の顔をまともに見てしまった彼氏は……、
    みたいなお話。

    雨の日に現れる女の怪談(雨の日に現れる男の怪談というのは聞いたことがないのは性差別?w)というと、自分の住んでいる隣の町の某公園にもあるし。
    知り合いの親父さんが台風の最中、家に帰ろうと車を走らせていたら、傘も差さずにびしょ濡れになっている女性を見て。
    この豪雨じゃ難儀だろう乗せてあげて、その女性の言う所におくってあげたら、後ろのシートにいなかったというド定番の怪談も聞いたことがある。
    どちらも「雨女」と呼ばれているのが面白い。

    5話目、「すれちがうもの」は、子どもの頃読んだ偕成社のこわい話シリーズの『世界のこわい話』にあった「エミリーの赤い手袋」みたいなお話。
    …と思ったのは自分だけか?(爆)
    (ま、怪談の解釈は人それぞれだからw)

    社会人になって、一人暮らしを始めた主人公の女性が、ドアの前にあったあることでいつもより家を出るのが遅くなる。
    家を出た時間が遅くなったことで、毎朝駅までの道で出会う人といつもより手前で会っていると、遮断器が降りた踏切で待つことになる。
    踏切の向こうに全身が黒っぽい印象の人がいて。
    最初は違和感だったのが、嫌な感じに変わる。
    主人公は、その黒っぽい人(というかナニカ)は毎朝すれ違うことに寒気を覚えるようになっていく。
    そして、その黒っぽいナニカはついに……、
    みたいなお話。

    個人的には、黒っぽいナニカという話の本筋よりも、主人公が毎朝決まった時間に家を出ることで、駅までの道のりの中、この人はどこですれ違って、あの人はあそこですれ違うという風に認識しているところが、すごく面白かった。
    お話に出てくる説明からすると、主人公が住んでいるマンション?、アパート?はおそらく山手線のターミナル駅から伸びる私鉄の、それも都心に近い場所なのだろう。
    そういう所だと、そこに通勤してくる人もいるだろうから、主人公のように毎朝決まった時間に家を出ていれば、この人はあの角ですれ違って、あの人はコンビニの前ですれ違う、みたいに認識していることは確かにあるんだろう。
    ちなみに、自分の場合は、朝、同じ方向に行く人はいてもすれ違う人はほとんどいないので、そんなことは考えたこともない。
    ていうか、そもそも、家を毎朝決まった時間に出ないからなぁー(^^ゞ
    ただ、毎朝、この人はここで、あの人はあそこですれ違うと記憶しているって、なぁ〜んか著者っぽいって気がしちゃってw
    著者ならではのお話のような気がしちゃうかなぁーって書いたら、それは言わない約束でしょ、と怒られるのか?(^_^;)
    もっとも、それを言ったら、「エミリーの赤い手袋」みたいと書いた時点で「それってネタバレだろ!」と怒られるのかもしれないw
    (ただ、「エミリーの赤い手袋」の展開は実話怪談の定番でもあるよねw)

    すれ違うのが朝というお話は珍しいと思った。
    すれ違う怪談といったら、やっぱり夜が定番だ。
    知り合いが、残業で最終電車で帰ってきた時、向こうから若い女性が歩いてくるのを見て。
    最初、駅前のコンビニにでも行くのかな?と思ったらしいんだけど、その女性はこれから会社に行くみたいなパリッとしたスーツ姿であることに違和感を覚えて。
    何者なんだろ?と思いつつも、じろじろ見るわけにもいかず。
    女性の靴のあのコツコツという音を感じつつ。近づいてくるその女性の方はあえて顔を背けるように、でも、チロチロ横目で見ていたらしい。
    でも、すれ違った瞬間、それが背の高い太った中年男であることに、「えっ!」と驚いて。
    横に後退るように体をそっちに向けたら、その一瞬、まるでコマ送りのように何十人っていういろいろな人がすれ違っていったのを見たんだと。
    我に返った時、それは最初に見たスーツ姿の若い女性の後ろ姿で。
    知り合いの7、8メートルくらい向こうをコツコツと足音をたてて、駅に向かって歩いていたらしい。
    そういえば、自分も学生の頃、真冬の北風が強く吹く夜中のバイト帰りに、白いネグリジェみたいな服で裸足で歩いている女性を見たことがあったっけ。
    もっとも、それはすれ違ったのではなく、その女性が歩いている横を自転車で通り過ぎたんだけどさ。
    その時は変だともなんとも思わなかったんだけど、後になって思い返してみると、すごく不思議だ。
    個人的には、怪談はそんな風にさらりとあっさりしている方が好きだし。
    何気に怖いように思うんだけどな(・・;)

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    2024年07月02日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    地図の挿絵が無かったせいか、村の位置関係がいまいちよくわからず。。
    想像力を働かせて読まないといけません。

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    2024年06月28日
  • スラッシャー 廃園の殺人

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    わかるよ、書いてる本人最高に楽しかったんでしょうね。
    ご本人がハマってきた古典ホラーのオマージュ満載で。
    民俗系と違って楽しんで書いてるのがよく分かります。

    その分読者は肩透かし。
    ホラーというより作者の笑顔が思い浮かぶ。

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    2024年06月14日
  • 死相学探偵最後の事件

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    角川ホラー文庫にはまって、二子玉の本屋さんでとりあえず買ってみた、死相学探偵シリーズ!
    全8巻読み進めるうちに作品の世界観にすっぽりとはまってしまい、毎巻楽しみに読んでいました。
    結果、何故か私は最終巻で窓の外にドサッと放り出された感じっ笑
    シリーズがここまで面白くて楽しませていただいただけに、最後の最後でぽかーんっとなりました笑

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    2024年06月06日
  • そこに無い家に呼ばれる

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    まず初めにこの本は幽霊屋敷3部作の最終話のようだ。(自分も知らずに購入したが…)
    序盤で作者から説明があるように、この話から読み始めても問題ない内容になっている点は安心してほしいが、シリーズを通しての伏線もあるようなので、折角なら「どこの家にも怖いものはいる」から読まれることをお勧めしたい。

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    2024年05月19日
  • そこに無い家に呼ばれる

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    ネタバレ

    モキュメントは映画でも大好物です。
    故に、すごく楽しめました。
    作中では
    「前2作を読んでいなくても〜」
    と、ありますが
    絶対、前2作読んでた方が
    楽しめたなぁと後悔です。

    同系統で言えば
    芦沢央先生の
    「火のないところに煙は」が
    単作で読みやすかったかなと。

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    2024年05月18日
  • 逢魔宿り

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    ネタバレ

    そこまで怖くないがちゃんとホラー。
    とくに【よびにくるもの】は、徐々に迫ってくる怖さがあってぞっとした。
    久々にホラーを読んだのでドキドキしている。

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    2024年04月26日
  • スラッシャー 廃園の殺人

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    なんてグロいんだっっっw
    残虐な殺人シーンを楽しむためのホラー小説でした。
    グロ苦手な人にはお勧めできませんw
    拷問シーンがエグいw w
    でもグロいだけではなくてミステリー要素もあり、終盤はそう来たか!と驚きました。
    ラストの余韻も良かったです。
    読み応えもあるし面白かったし楽しんで読むことができました。

    私はグロ耐性もあるし普段からホラー映画を嗜むので楽しめましたが、ホラーもグロも苦手な人は読まない方がいいかもw
    ホラーと言っても心霊現象系ではなく、ちゃんと生きている人間の殺人鬼に追い回される系のお話です。

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    2024年03月24日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    どれも読みやすく面白かったです!
    怖かったのは小池真理子「山荘奇譚」かなあ。細長い地下室にボロ切れだけ画鋲で留まってる光景、不気味すぎる。

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    2024年03月19日
  • 誰かの家

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    ネタバレ

    三津田信三の怪談の短編集。
    怪談は本来短いもの(背景やその後が不明なことが怖さにつながる)であると思うので、こういう形の短編集と相性が良いように思う。

    解説では本作について「幽霊屋敷」を強調しているが、私はそう思わない。これまでの三津田の作品の印象に引きずられすぎだと思う。
    確かに建物の中の話は多いが、怪談の構造的に「閉鎖空間」で事が起こるというものが多くなるだけではないか、と思う。
    自由な空間で逃げても追いかけてくるという話も怖いが、すぐには逃げられない場所での怪異や、「逃げ出せた」とホッとした後に追いかけてくる方が心理的な効果が高いように思える。”枠”のなかで起きていた(と思っていた)現象が外に溢れてくるのは、現象の質に変化が生じたことになり、恐怖が引き立つ。

    短編集などでは、各話の配置、順番が大事(ソコに編者の腕が光る)だと読んだことがあるが、本作は最初の2つの話でそれを感じたように思う。
    最初の話は登場人物の語りであったが、2つ目の話は著者が自分で語っているテイストになっている。
    1つ目と2つ目で文章がガラリと変わるのだ。
    自分の印象に強く残っていることもあるが、この変化で『首無しの如き〜』の入れ替わりトリックを思い出しながら、作者の物書きとしての力量を見せつけられたように思う。


    刀城言耶シリーズとは別の作品を読んで、三津田作品の評価をしたいと思ったが、これも大当たりで、今後は迷うことなく買い続けて良いと思った。
    作中に「怖いもの」について、「合理的なミステリーも不条理なホラーも」という言葉が出てくるが、三津田はそのどちらに軸足を持って行ってもしっかりと書ける(ホラー風味のミステリーでも、ミステリーもどきのホラーでもない)真の意味でのハイブリッドであろうと思う。
    そして、私はその文中の言葉にハッとさせられた感じがする。ホラーにおいても無理のない合理的な思考をすることで、事の不条理さが浮き彫りとなり、ホラーを際立たせているのでは無いかと感じた。

    そして、私が三津田作品が好きな理由が明確にわかった気がした。
    ホラー作品で嫌いなのは理性的な行動をせずに状況を悪化させるバカなキャラクターの存在だ。バカな行動も、その心理に共感できるならば許容できるのだが、イライラさせられる作品ではその描写がたいしたことが無い。言ってしまえば作者の力量不足だ。作者の力量がたいしたことが無いので、無理矢理な行動でホラー的な展開に持って行こうとすると感じる。
    三津田作品ではこうしたイライラを感じない。そして怖い、気味が悪い。それが良いのだ。

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    2024年03月04日
  • 禍家

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    ネタバレ

    【2024年38冊目】
    再読です。怪異と人間の怖さがミックスしたお話。初めて読んだ時は、怖いという感想しか思い浮かべませんでしたが、時間を置いて読んでみると、可哀想よりも「理不尽すぎる」という思いを強く抱きました。あと、主人公のメンタル強すぎる。発狂しててもおかしくない状況で、すごい立ち向かうじゃん…

    あとこれ…一番怖いのは、おばあちゃんじゃないのだろうか…住める?身内が惨劇に見舞われた家だぞ…?無理だろ。結構稼いでるのよって言うくらいなら、小さくてもいいから他のとこ住もうよ。いくら幽霊とか信じないタイプだとしても、そういう問題じゃないだろ

    そして終わり方…ストーカー並にしつこいじゃん!!めでたしめでたしさせない…!!

    映像にするとめちゃくちゃ怖そうだなと思いました。

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    2024年02月16日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    ネタバレ

    ホラー小説のような前半の時点では、非常にワクワクしながら読み進めた。
    が、結末はしっくりこなかったかな。。。

    確かに、神の視点の記述、といった点は面白い(とはいえ、難易度高すぎ)が、
    諸々の舞台装置※が「作り物感」ありすぎて、ややチープな映画を観ているような感覚になった。
    ※村の入り組んだ構造、過去の言い伝え、等

    特に、和尚が急に蛇だなんだと語り始めたときには、ややシラケてしまいました。

    あとは、とにかく長い。。。

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    2024年02月15日
  • 凶宅

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    ネタバレ

    怖かった。ホラー小説。
    ちょっと現実離れしているけれど、次から次へと奇怪なことが起こり、テンポ良く、妙に引き込まれた。
    結局妖怪の正体が何だったのかスッキリしなかったところはあるが、家族に妖怪が憑依し最後には自殺してしまうという展開にゾッとした。

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    2024年01月28日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    ネタバレ

    密室トリックをあれこれ検討していく過程が、ちょっと分かりづらかった。
    最後の推理ももう一段階あるのかなと思っていたら終わってしまって、うーん、という感じ。
    つまらないわけではないけど、前作ほどの衝撃はなかった。

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    2024年01月23日
  • 魔邸

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    ネタバレ

    怖がりのくせして好奇心に負けて読んでしまうホラー小説。三津田信三作品は特にお気に入りです。これまで読んだ中で私がいちばんビビった三津田作品は、『ついてくるもの』に収録されている「八幡藪知らず」でした。

    母親が再婚し、継父の海外赴任でひとり日本に残されることになった少年が預けられたのは、神隠しが噂される森近くの屋敷。

    「森」というだけで八幡の藪を思い出して背筋がぞわっとしたものの、追いかけられる怖さはあっちのほうが上。単なるホラーではなくて、幽霊も出るけどミステリー。

    最後の一文でものすごい嫌ミスになりました(泣)。

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    2024年01月19日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    【2024年10冊目】
    ホラー小説のアンソロジー!1作目から怖くて、「どうしよう寝れない怖い」となりましたが、いろんな作家さんのホラー小説が味わえて、結果オーライでした!

    1番怖かったのは、やはり「浮遊する水」でしょうか。「仄暗い水の底から」も拝読したことがあるので、多分読んでるはずなんですが、当然のように覚えてなくて、恐怖再来でした。今でもCM覚えてます、蛇口から髪の毛出てくるやつ。あれようお茶の間に向けて流してたな。

    「猿祈願」もぎょっとする話で、あんまり想像しないようにして読みました。因果応報なのだろうか、でも子どもに罪はないのに…。

    「影牢」はさすがの宮部みゆきさん!といった文体と、ただでは済まさないぞという結末が素晴らしかったです。本当に何読んでも外れない方ですね。

    読んだことのない作家さんの話も読めて楽しかったです。でも、怖かったんで話の内容はなるべく記憶から消すようにしたいと思います!

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    2024年01月18日