三津田信三のレビュー一覧

  • 六人の笛吹き鬼

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    前作「七人の鬼ごっこ」の続編。ただし、まだ続きがあるような内容というか、いろいろ伏線を残したまま中途半端に終わった感じだった。前作同様、垂麻家の達磨信仰の謎はそのまま残ったままだし、京子の母親の存在も謎だし、砂渡奈永の娘の貴奈子は行方不明のままだし、一番引っかかったのはラジオ小母さんの娘の件。三十三年前に行方不明になった娘の仁美が人知れず2階で生息していたのは何故。いろいろと中途半端に終わった感があるので、是非とも垂麻家の達磨信仰の謎を速水と聖衣子で解決してほしい。そのためにもシリーズ化希望。

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    2025年11月24日
  • 十三の呪 死相学探偵1

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    主人公は「死相が見える」というだけで怪異と戦う異能も天才的な推理能力もなくて、そういう分かりやすいスキルに頼らずしっかり調査してロジカルに霊を祓うことを試みたりする展開がこの手のシリーズとしては新鮮。

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    2025年11月24日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    今回は忌み山が舞台。山ってどこか厳かでありながら得体の知れないところもあり、怖さが増幅。ます最初の手記は読んでてめちゃくちゃ怖かった〜。
    ラストが個人的に微妙かな。。いとこのお兄さんそんなに悪いことしてないのに、なんか可哀想だなぁ、と。。

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    2025年11月23日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    面白かったけれど、これをミステリーとして、どのように評価すれば良いのか、ちょっと迷う。ことに、「おわりに」への評価が分かれ目な気がする。

    あまり予備知識がなかったので、前半、ミステリーと言うより、ホラーだな、と思いつつ、かなり手こずった。トリックを楽しみたいミステリー好きには、少し評価が落ちるかもしれない。
    世界観(というか、この村の構造や家系図、「カカシ様」への信仰など)は大変に作り込まれていて、それには魅せられるが、逆に、そういった僻地の閉鎖されたムラだから、信仰と畏怖があるから、長い歴史と入り組んだ縁組なども含んだ時代性に少し依存しているようにも感じられる。
    ホラーだと思えば、面白かっ

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    2025年11月18日
  • どこの家にも怖いものはいる

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    三間坂という編集者と出会い、同じ怪談好きとして意気投合する作者の三津田。その縁で、彼の実家の蔵から発見されたものを始めとする、「家」に関するいくつかの記述を読むことになる。
    だが、その五つの幽霊屋敷に関する話は、人物、時代、内容などはバラバラのはずなのに、奇妙な共通点があり……。


    三津田信三さんの『幽霊屋敷シリーズ』の第一弾。
    物件に関する怪異の書籍や資料を読みながら、そこに関わる謎を解き明かしていくスタイルとなります。
    現実の作者さんの著書や作業進捗のような話が挟まるのが虚構と現実の境界をあいまいにしていて、実話怪談のような、モキュメンタリーぽいような雰囲気です。

    5つの話はどれもそれ

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    2025年11月18日
  • みみそぎ

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    メタのメタな怪談ミステリー。
    怖いし面白い。だけどね…語り部が変わるたびに字体が変わるのが読みづらすぎて…何度投げ捨てそうになったか。
    演出としてはわかるんだけど同じ頁で字体が変わるのは老眼虐めなのよ。せっかく面白いのにそこが残念だった。

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    2025年11月17日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーやミステリーで有名な6人の短編集。
    書き下ろし短編集ということもありそれぞれの特色が出ており始めて読む著書の作品も読むことができてお得な一冊だと思う。
    ただ、ホラー好きの方には若干ホラー要素は少なめな気がする。

    私自身のおすすめは新名智さんと小池真理子さんの作品。
    新名さんは本にしては珍しく読んでいくとゲームのような選択肢があり読者側に物語を選択させるという斬新なものであった。選択肢を変えれば何通りもの物語もある為、再読しても面白いと思う。ファンタジーかと思いきやしっかりオチもあり。
    小池さんは主人公が少し訳ありでそちらに目を向けすぎて全然真相に気づけなかった。最後は少し謎が残るが、主

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    2025年11月17日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    評価の分かれる作品らしく、確かにあまりにダイナミックな結末を読むとさもありなん。「そんなの現実的にありかよ」ともなるし、結末の衝撃にただただ驚かされる楽しさもある。個人的にはびっくりが勝ったかな。
    一作目と比べると登場人物が少ないのと、民俗学パートが簡潔で読みやすさもあるけど、その代わり現場の状況を頭の中で把握するのが難しかった、、立体図欲しい。

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    2025年11月16日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    堕ちる

    内藤了さんの作品はいつも怖い。他の方も怖いと言えば怖いですが、、読み慣れてないせいか途中で読むのをやめてしまった物もありました。

    #怖い

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    2025年11月12日
  • 歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理

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    謎解きにかなり無理があるよな。
    特に、第三話の動機が尋常じゃないよね。

    誰でも一度位は経験が有ると思うけど、胃の痛みで食べた物を全て吐き出しても、まだ気持ち悪くて最後に胃液を吐いた事が、あの胃液はもの凄く苦いものだからな。

    まだ、人肉を食う方が分かる気がするけど。

    恐さの点でも以前のような心底恐いと思わせる描写が、あまりなく唯一、第五話目で松の木シーンは久し振りに、三津田さんの真骨頂って思わせる恐怖が描かれていたと思うけど、他の作品は殆ど怖さが無いよな。

    逆立ちもトリックとしては説得力が無いと思うけどな。

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    2025年11月12日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    うーん、怖かった〜
    昭和の田舎の因習村の閉塞感に怪異のおどろおどろしさも加わってまさにホラー×ミステリという感じ。なんとなく雰囲気は横溝正史に近い感じかな。
    ただホラーは苦手でも、それが後からロジックで解説されると割と読める。
    しかし、結局お兄さんの神隠しの謎ってどうなったん?

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    2025年11月11日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    ネタバレ

    タイトルに異議があります。全然寿いでない!呪う〜とか伸びる〜とかにしろよ。
    愛の大学の友人とはいうがこの村だと結婚イコール退学させられていそうで心配だ。でも新郎死んじゃったし籍は入れてなかったみたいだから戻れるかな?
    迷宮の中で何かが愛に近づいてくるところはなかなか怖くて良かった。

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    2025年11月09日
  • 妖怪怪談

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    妖怪の考察のあとに体験談が続く。直感的に怖いと思った場所には近づいちゃだめ。八雲の怪談の考察も興味深かった。

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    2025年11月06日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第2弾。
    第1弾と第3弾は読んだので、読み残してた1冊。

    以下印象的だった作品。
    新名智「竜狩人に祝福を」
    ドラゴンに支配された世界でドラゴンを倒すために旅立つ主人公。
    ゲームブック形式は無条件にわくわくしてしまう。通常ルートで進むとたどり着かないページが点在していてそこを読むと主人公の背景が徐々にわかってくるんだけど、そのページが結構ぶつ切りになっていて、どうせならゲームブックの中に組み込まれて自然にたどり着くようになってたらさらによかったのになぁと思った。

    内藤了「函」
    突然一等地のお屋敷を相続することになった主人公。売

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    2025年10月30日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    ネタバレ

    ホラー風味のミステリ。

    嫁入りのしきたりが面倒くさく、なかなか頭に入ってこない。ホラー風味に惑わされたのも大きいかな。

    「彼」の祖父母の話、として読むとキャラの違和感がひどいので、切りはなしたほうがよさそう。
    それにしても愛が莫迦みたいだし、実際にずいぶんバカにした扱いをされているのは釈然としない。
    いったいどこから彼らが後のキャラに変じるのかを知りたいが、そこまで書いてくれるのかな。

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    2025年10月18日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    ネタバレ

    怪民研のシリーズ。
    怪異を下敷きにした風習からの民俗学ホラーミステリ。相変わらずのいい雰囲気。。。なんですが。雰囲気はいいんですがミステリ部分がちょっといまいちだったかな。特に最初と最後の事件が。落ちてきた銃弾で銃殺と思わしきことになるもんなんでしょうかね?疑問です。捻じれた首についても鮮やかな真相を期待していたんですが・・・

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    2025年10月17日
  • 逢魔宿り

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    『怪談のテープ起こし』がおもしろかったらこっちも。
    かなり読みづらい!とくに家族構成を説明するフレーズが、珍しく何回もその一文を読み直しても理解できなかった。
    それ以外にもちょこちょこ、普通の、本当に普通のホラーやミステリー小説を難なく読める感覚からすると、なんでだよな文章が多い。
    あと作者が主人公のお話は楽しいのだけど、ここまで本筋とは関係ない自分の作品の話をしまくるのはどうなのと思った。
    「これを執筆してる時にこんな縁があってこの話が〜」を言いたいだけなのに、"これを執筆"の部分が豊かすぎる笑
    語り手の主人公が作者風で、縁や偶然やそれでは片付けられないものの繋がりにリア

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    2025年10月12日
  • 怪談のテープ起こし

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    やっぱ作者が主人公タイプはリアル感あって楽しいのよ。あと隙間時間で本読むから短編は短編はだからこそ集中できるし話も思い出せてサクサク進む。
    初めてこの作者の本を読んだけど、なかなかにおもしろかったです

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    2025年10月12日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    怪民研シリーズ。
    大学生の瞳星愛が、友人である皿来唄子の婚礼に参加するのだが、「嫁首様」なる屋敷神の祟りを避けるため、儀礼に様々な呪いを施しているのに驚く。
    婚礼の最中に起きた当主の奇怪な死体を発見してから次々と起こる不可解な謎と立て続けに起きた殺人。
    怪異の仕業か、巧妙な見立て殺人か?
    愛は、怪民研の名探偵・刀城言耶の助手の天弓馬人に手紙を送り続け、力を借りる。

    真相が解明するまで二転三転するが、唄から読み解く謎解きはなかなか難解だった。
    伝承は怪異だからこそ後引く怖さがある。




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    2025年10月06日
  • 首無の如き祟るもの

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    ホラーってオススメされたけどホラーじゃなくてちゃんとミステリーだった。主人は犯人じゃないですよ、と念押しされながら読み進め、途中から書き手の変わったその人が犯人であるなんてアリですか!?盲点ですね。一回やったら終わりのなんじゃこりゃネタがミステリーはありますが、これもまたそのひとつでした。メタ視点と言いますか、作者周りの話をやけにするなぁを伏線だと気づいてしまいたかったぜ…。
    双子の入れ違いのあとの一体誰が最初に死んだのか、のところはえ!?結局誰が死んだん!?!と何回も読み直してしまいましたよ。しかもえーそういうことぉ…?となんとなく理解して進めるとまぁ犯人は別の人なんですけどね!を2回ほどや

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    2025年10月05日