三津田信三のレビュー一覧

  • 碆霊の如き祀るもの

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    導入の怪談話が読み応えがあり、それで一作品になりそう。本編はホラー感なくサスペンス要素のみな感じで、ホラー嫌いなくせに少しあっさりに感じた。
    とはいえ、過去の怪談と現在の事件が見事にリンクしていて、どの話にも無駄がない感がすごい。

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    2024年01月14日
  • 碆霊の如き祀るもの

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    ネタバレ

    4つの怪談にはぞわぞわとしつつ、ようやく始まった本編では廃道での偲のわがままぶりにイラッとしつつ(笑)、第一の被害者が現れたときには待ちかねたという気持ちになっていた。
    怪談とリンクする連続殺人事件。その裏には村の伝承そして村の秘密が……?
    試行錯誤する言耶の推理は楽しいが、ひとつひとつがおぞましい。
    秘密を抱える村の不気味さが最高潮に達するラスト。

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    2024年01月07日
  • 忌名の如き贄るもの

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    一見、シリーズ中では地味な謎。しかし、最終盤に怒涛のどんでん返し。ホラー要素も満点で、楽しめた。
    ホラー要素を残しすぎるとミステリーとして成り立たなく、シリーズの中でもそういう作品はあるが、本作はその辺りのバランスが絶妙。
    地方特有の悲しい業を事件の背景に感じる。

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    2024年01月05日
  • 怪談のテープ起こし

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    デジタルではなく、テープってところがいいよねー。
    怖い話が無性に読みたくなって買った作品。
    でも、これは本で読むより、映像で観る方が良さそう。実写化してないのかな?

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    2024年01月05日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    所々詳細に過ぎる説明や、著者のドヤ顔が浮かぶ解決篇などあまり肌に合わない。オチもイマイチ納得できないが、怪異が迫り来る恐怖描写はさすが。

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    2024年01月07日
  • 凶宅

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    怪異についてはほぼ真相はわからず。すっきり解決していない部分とラストの1文とが相まって、いい感じに気持ち悪さが残ります。

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    2023年12月30日
  • 凶鳥の如き忌むもの

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    戦後すぐ位の田舎の方であれば、こんな狂信的な宗教家や、祟りなどへの強い怖れがあったんだろうな〜、と1作目より現実っぽさがあった。
    ちょっとやるせなさみたいな感じが残った。

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    2023年12月18日
  • 六蠱の躯 死相学探偵3

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    女性の身体ばかり連続殺人犯。彼の目的は果たして。
    悪くはないのだけれど、今ひとつ衝撃が薄い。テンポよくサクサクと進むのはいいけれど、衝撃が今ひとつ薄い。確かにトリックは「おっ」と思わせてはくれるものの、そこまで響かなかった。

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    2023年11月28日
  • 四隅の魔 死相学探偵2

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    ある大学の学生寮、そこの怪談サークルが内部で起きた殺人事件の真相とは。
    今回もなかなかの出来栄えだった。前作に比べるとホラー度数よりもミステリ度数高めである。

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    2023年11月09日
  • 水魑の如き沈むもの

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    やはりこのシリーズは俺には難しすぎる。最後らへんの仮説の定立と否定、論理のどんでん返し、みたいなあたりはとくに理解がおよばない。
    とはいえ謎解きそのものの理屈はそんなに難しくなかったので一応理解できたのでよかった。
    怪異や怖い存在の描き方は本当に不気味で恐ろしく、さすがだなあという感じ。儀式も怖いしその由来も怖い。夜に一人で読んでいると普通に怖くなる。たまらない筆致。

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    2023年10月18日
  • 水魑の如き沈むもの

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    ネタバレ

    祖父江さんと阿武隈川さんのキャラがどうにもこのお話のテイストと合わないので、この二人はいらない気がしてしまう。すいません、先生…… それで欲しい4つから一つ消しました。

    今回は特にお話の登場人物のキャラが立ってたし、習わしに対して盲目的狂信的な人物の描き方が良かった!言耶が推理を何度も組み直すのはシリーズ定番なのでこれは多分別に真相あんだろうなと思ったけど。ハッピーエンドでよかった。神々櫛とさぎり、にはびっくりしたけど。ここで絡めてくるのかと。正一少年はどうなったんだろうなあ。どこかで生きてるのだろうか。

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    2023年10月15日
  • 子狐たちの災園

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    読み始めて、何となく似たような作品を読んだような気がしていて、気になって最後のページを見ると「加筆修正して改題して角川から出版したもの」との事。
    成程、既視感が有るわけだ。こういうの良く有るけど、せめて裏表紙にでも書いておいて欲しかったな~。
    まぁ、結末は忘れていたからよかったけど、騙された気分で話にのめり込めなかった。
    あ~損した。

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    2023年09月20日
  • 厭魅の如き憑くもの

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    ネタバレ

    【購入本】三津田 信三先生の本を読むのはこれが初。“ホラー小説”と銘打ってあるものの、そこまでの怖さは感じなかった。想像力不足か?(笑) まぁ、刀城言耶の二転三転する解説に目が回ったのは確かである。小霧といい、カカシ様といい、まだ不明瞭な点はあるものの、十分楽しめる作品であったと思う。次作以降は....自分の気が持つようなら、トライしてみるつもりだ。

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    2023年09月10日
  • 山魔の如き嗤うもの

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    三津田信三2作目。
    刀城言耶シリーズの四作目。
    首無よりおもしろかった。
    相変わらず話はおもしろくなかったけど、犯人の動機になるほどねーと思ってしまったので笑
    犯人自体は自分もだけど1番みんな予想してそう。
    トリックはやっぱりほとんど全部おもしろくなかった。自分だったら気づくのにと思っちゃったりするし。
    最後の20ページくらいの話の終わらせ方、演出がよかった。

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    2023年08月15日
  • そこに無い家に呼ばれる

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    ネタバレ

    “家の幽霊”って聞いてもパッと怖さを実感できないけど、それが意思を持っているとなると途端に恐ろしさがムクムク。
    三つの“家”の記録のうち「新社会人の報告」からは、ターゲットを何とかして家の中に呼ぼう呼ぼうとする家の不気味な意思が感じとれて背筋が寒くなる。
    一息つける幕間の編集者の三間坂さんと三津田先生の会話も、どんどん怪異の核心に迫っていく会話の中で前作の後日譚や烏合邸の『黒い部屋』との繋がりが急に明かされたりするから油断できないなぁ。
    ラストの仕掛けは心臓に悪いwもしかして減るのはこちらの寿命なのか!?

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    2023年08月07日
  • 怪談のテープ起こし

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    初めての三津田作品。各話で完結しているものの序章、幕間、終章によって1冊のホラー作品になっている。フィクションなのか実話なのかどちらとも捉えられる書き筋でラスト1行にぞっとした。なかなか面白い、もしかしたら起こりうるかもなホラー。

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    2023年08月05日
  • のぞきめ

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    田舎のヤバイ村系。
    物語自体は大変面白いと思うがが、何故かあまり入り込めず、リアリティを感じられなかったのが残念。。

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    2023年07月29日
  • ついてくるもの

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    個人的には「祝儀絵」と「八幡の藪知らず」が好き。昔の田舎の話とか有りそうな気がするとこが面白いのかな?

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    2023年07月20日
  • 死相学探偵最後の事件

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    呪術は全てを凌駕する。科学的な根拠なんて微塵にもなし。
    昔、車田正美「リングにかけろ」と言う漫画があったけど「ギャラクテカ・マグナム」の一言で相手が空を舞ってたけど、あれと同じだよな。
    でも、面白ければなんでも良いよね。

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    2023年07月01日
  • 九孔の罠 死相学探偵7

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    ともかく三津田さんの作品は下手な実話怪談より、よっぽど怖いのが魅力、そして何重にも重ねられた謎解きが面白い。
    その特徴は刀城言耶シリーズが最高なんだけど、この死相学探偵は、そのライト版だと思う。
    でも、四隅の魔なんかは、三津田さんの真骨頂の作品で恐かったな~。
    それに比べると、この作品は軽くて物足りない。
    だからこそ、軽くてサクサクと読めるのが良いところ。

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    2023年07月01日