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座敷童、河童、雪女、鬼、神隠し――誰もが知る伝承にまつわる五つの怪異譚。それは、常識を遥かに超えた、おぞましい現実だった。一度でもそれに関わってしまったが最後、決して逃れることはできない。本書で語られる体験談は、あなたを民俗伝承の底知れぬ闇へと引きずり込む。知ってはいけない、見てはいけない。だが、もう読む前のあなたには戻れない――。伝承は警告する。決して深入りしてはならない領域があると。
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Posted by ブクログ
座敷童子、河童、雪女、鬼、神隠し‥日本に昔から伝わる、誰もが知っているであろう怪異。
著者の三津田さんが、各章で様々な資料や文献を元にした考察を披露し、その後に、人から聞いた体験談としての怪談が語られる。前半の考察は、知らなかった事もたくさんあり、特に小泉八雲に関することは、今まで表面的な事しか知らなかったんだなと興味深く読めた。
怪談はどれも怖かったけど、一押しはと聞かれたら‥河童と鬼で悩むけど‥鬼かな。サスペンス要素が濃いめで、ドキドキしながら読んだ。
そして、最終章は神隠し。これだけ妖怪ではなく、事象。それまでに語られた4つの怪談の"その後"が、まとめて披露された後、怪異に"触れた"者たちの神隠しにつながっていく。
怪異に"触れた"のは、怪談の登場人物はもちろんだが、著者自身や、読んだ私たちは??
そして、「あなたは、どういう気持ちになるだろうか」と、読者に問いかけて、コワイ思いをさせる。こういう終わり方、嫌いではない。
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