恒川光太郎のレビュー一覧

  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 1

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    2008-11(20-28)
    『夜市』が原作のコミックス。
    原作の世界観が気に入ったので、コミックスも読んでみました。
    確かに夜市なんだけれど、別のお話っぽいかなぁ。
    いいところで終わってしまったので、2巻も読みたいな。

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    2009年10月07日
  • 異神千夜

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    この世のもので無い存在の描写に違和感が無いから、スーッと物語の中に入っていける。他では読めないような独特の世界観が面白い。

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    2026年09月11日
  • 白昼夢の森の少女

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    ネタバレ

    白昼夢の森の少女

    古入道きたりて、焼け野原コンティニュー、白日夢の森の少女、銀の船、海辺の別荘で、オレンジボール、傀儡の路地、平成最後のおとしあな、布団窟、夕闇地蔵の10篇からなる短編集です。
    あとがきにあるように書かれた時期も長さも異なるものを集めたものなので、恒川氏の作風の移り変わりも感じることができる反面。統一感というか恒川氏ならではという感じがしなかったのが残念です。
    特に、夜市にはじまる初期の作品群のこの世でありそうでなさそうな独特の世界観が好きだったのですが、最近はスタープレイヤーに代表される人の欲望の織りなす冒険譚的なものが多く、ちょっと寂しい感じです。
    この中では傀儡の路地や

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    2026年09月05日
  • 幽民奇聞

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    【内容】民俗学者の鶯谷玄也は〈キ〉という一団に興味を抱き各地を訪ねる。それは日本に古くから棲む特殊な闇の存在。明治中頃までいたと思われる。鬼のことか隠れキリシタンのことか樵のことか。狒々も仲間だったり敵討ちの手助けをしたり乞われて悪を断ったりする仕事人的な面も。《わしらは風の如く揺蕩う。生まれた土地に属する者ではない。》p.57。矢銀《居場所と契約の一つだ。》p.206。
    【感想】『狒々日記』を全編読みたくなった。著者が書いてくれないかなあ…/なんとなく京極夏彦さんの『鵼の碑』を思い出した。

    ■〈キ〉についての簡単な単語集

    【葵】鬼娘。金星とともに旅をした。
    【秋姫】老婆。盲目。予言者。自

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    2026年09月03日
  • 雷の季節の終わりに

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    すぐそこにあるようで、どこか遠い場所のお話のような、不思議な世界観が魅力の作品です。因習や生死をテーマにした、ダークなファンタジーが楽しめます。

    隠れ里の内側に住む人と外側に住む人、それぞれの視点や心情が丁寧に描かれていて、知れば知るほど引き込まれました。

    ハラハラドキドキして一気に読み進めるというよりも、「こういう世界があるんだな」とじっくり噛みしめながら、落ち着いてページをめくるような感覚で読める一冊です。

    恒川光太郎さんの作品にはこうした独特の空気感を持つものが多く、その中でも本作は比較的読みやすい印象を受けました。

    ダークな要素はありつつも、必要以上に心を抉られすぎない絶妙なバ

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    2026年08月31日
  • 夜市

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    妖のお話し好きな友達から借りた本。
    私は妖はともかく、幽霊のようなホラー話は不得意。
    軽い気持ちで借りた後でよくよく見たら『角川ホラー文庫』とあるではないですか。しかもホラー小説大賞…ゾワッ。

    でも、
    『そんなに怖くないよ』
    という言葉を信じて読んでみれば確かに霊的な怖さはなかったので今更ながらよかったです。笑

    この本は
    『夜市』と『風の古道』の2篇収録されていました。

    『夜市』はホラーのような怖さはないけれど『入ったら出られない』というのは別の意味でとても怖いです。

    『風の古道』も同じように入ったらなかなか出られない…というのは共通かもしれないけれど、不思議と怖くはなくて日本の昔話で

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    2026年08月26日
  • 白昼夢の森の少女

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    世にも奇妙な物語系の不思議ホラー短編集。
    あとがきより、さまざまな媒体でテーマ依頼を受けた作品を集めたもので長さも雰囲気もまちまち。

    1番怖かったのは腹話術の人形に言われたことを本人に意思に関係なく絶対に実行してしまうというお話「傀儡の路地」自分でコントロールが効かなくなることはもちろん恐怖だが、その被害にあった人たちで対抗しようとして、主人公に訪れる結末が恐ろしかったです。

    ほか印象に残っているのは表題作「白昼夢の森の少女」
    植物に“食われた”少女、ひいては街のお話。
    あとは、一度乗り込むと場所も時間も飛び越えて旅をし続ける「銀の船」19歳まで限定で停泊している姿を見ることができるが、1

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    2026年08月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    書き出しは同じなのに作家さんによって全く異なるストーリーなのでおもしろかった。
    新たに知った作家さんもいたので、他の作品も読んでみたい。

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    2026年08月24日
  • それはそれはよく燃えた

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    全てのストーリーの書き出しが「それはそれはよく燃えた」から始まるという一冊で、短い作品なので寝る前や移動中にさくさく読めるのが楽しかった!

    いろんな作家さんが名を連ねているが、特に米澤穂信先生の作品が、ラスト「え!?」となってオススメ!

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    2026年08月23日
  • 幽民奇聞

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    『キ』と呼ばれる民族のルーツを辿る連作短編集。
    民俗学ホラーという分野なのかなこれは。本当にこういう人たちが存在したかもしれないと思うとワクワクしますね。
    日本で戦争が普通にあった時代に生きてた人たちってほんとにすごい。怖すぎる。
    秋姫とタキの話好きだった。

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    2026年08月20日
  • それはそれはよく燃えた

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    同じ書き出しという括りでも、さぞかしバラエティがあるのだろうと思いきや、案外自ずとアプローチは似てくるものだなと思う
    それなりには楽しめた

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    2026年08月16日
  • 夜市

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    ネタバレ

    良い所と悪いところがそれぞれある。
    良いところはちゃんとミステリーというかどんでん返し、その人がその人だったんだみたいなつながりがあるのがすごいなぁって思う。すべての要素がちゃんと全部つながってるのが技術力高いなぁって思う。
    悪いところがストーリーの展開がゆったりだからすごく眠くなるし、伏線回収が綺麗って言うところがあんまり伝わってこないというかびっくりしないで話が進んでいく感じがした。なんでかって言うとわかんないけどこのストーリーの緻密さが普通に読んでると、素晴らしさが伝わらないのがもったいないなぁと思った。

    詳しく説明していきたい。
    1つ目の夜市
    夏祭りの風景と、奇怪さがロマンチックに書

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    2026年08月12日
  • ジャガー・ワールド

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    ⭐2に近い3

    文章的には読みやすくスラスラ読める。
    残念なのがキャラの特徴と言うか軽い雰囲気を出すために「しま~す」のように「~」を用いるから、作品が一気に軽い雰囲気なって興醒めするところがボツボツある
    600ページとページ数が多く、これを読み応えがあると受けるか、ダラダラ続く文章と捉えらか好みがハッキリと分かれる作品だと思う

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    2026年08月09日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    ホラー短編集ということで手に取ったけど、前半のお話は思っていたようなホラーではなかった。

    シュマシラはしっかり怖くて面白かった。
    タイトルになっている、7つのカップは、ちょっとうるっとくるお話でこういう話も好きだった。

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    2026年08月09日
  • 夜市

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    ホラーなのか?ホラーだとすれば1番怖いのは人間。
    人間の欲望が渦巻く夜市。探したら私も出会えるかな?弟の気持ちや境遇を考えると胸くそではあるものの、普通に感動した。

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    2026年08月04日
  • 幽民奇聞

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    面白かった。構成と展開がしっかりしているので、妖かしの世界と現実世界が絡む明治前あたりの設定がしっくりきた。ただ読みやすさを重視してか、言葉が現代になっている点は違和感を感じる部分はそれなりに出て来た。顕著だったのが、ありがとう、という言葉。これはさすがに無いかと。そこは、恩に着る、とかその手の言葉でしょうよと。

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    2026年08月03日
  • スタープレイヤー

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    2026/7/4

    「スタープレイヤー」恒川光太郎

    異世界に飛ばされて、10の願いを叶えてもらえるスタープレイヤーに選ばれた主人公のお話。

    凡人の私には、何でも願いが叶えられますとか言われても、ありきたりでちっぽけな願いしか思い浮かばないだろう。笑
    まさにRPGゲームのような世界で、どうなるのかワクワクしながら読んだ。
    続編?もあるみたいなので、いつか読んでみたいな。

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    2026年07月12日
  • 夜市

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    キューライスさんの表紙が欲しくて、
    普段なら買わないジャンルを読んでみたら、
    まー、面白いこと面白いこと。

    『夜市』も引き込まれて面白かったが、
    それ以上に『風の古道』がよかった。
    子どもの頃に一度しか行けなかった道や、
    そこで出会った人や、
    その感覚を思い出されて、
    心象風景が鮮やかに浮かび上がった。

    ホラー映画やドラマが好きなので、
    今度からは小説も読もう。

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    2026年07月09日
  • 真夜中のたずねびと(新潮文庫)

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    解説で書かれている通り5%くらいのファンタジーが散りばめられたリアル路線の連作短編集。

    連作短編集は著者の十八番だが、ここまでリアル寄りな作品は珍しく、また5つの短編全てに複数話登場する人物がおり、しっかりとした繋がりを持たせている点も珍しい。

    これも解説者の方の言丸パクリだが、5%のファンタジーを加えることでこれだけの奥行きと余韻を物語に与えられるところが著者の魅力だと思う。

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    2026年07月09日
  • ジャガー・ワールド

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    「何かに迷ったときは、自分の心に従って、掟と教えを忘れないで」
    登場人物名とどことどこが対立しているのか、途中からこんがらがってしまい、いまいち話に入り込むことができなかった。

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    2026年07月10日