恒川光太郎のレビュー一覧

  • 箱庭の巡礼者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    箱のなかの王国
     物語の断片1 吸血鬼の旅立ち
    スズとギンタの銀時計
     物語の断片2 静物平原
    短時間接着剤
     物語の断片3 海田才一郎の朝
    洞察者
     物語の断片4 ファンレター
    ナチュラロイド
    円環の夜叉
     物語の断片5 最果てから未知へ

    世界が緩くつながり、くり返す。
    永遠とはなんだろう。世界とはなんだろう。
    気が遠くなるような物語。

    0
    2026年04月25日
  • それはそれはよく燃えた

    Posted by ブクログ

    「それはそれはよく燃えた」から始まる短編集。同じ1文からこんなに沢山のエピソードが生まれるのか、とこのシリーズはいつも思う。軽く読める1冊。

    0
    2026年04月25日
  • 幽民奇聞

    Posted by ブクログ

    縁がある人とは、必ずどこかで会うことになっているのかもしれない。そう思っていれば、これから出会う人とも楽しく過ごせそう。

    0
    2026年04月20日
  • 幽民奇聞

    Posted by ブクログ

    鬼なのか、物の怪か、山の民か、謎の組織なのか?
    古来から日本に徘徊する「キ」をめぐる不思議な物語。天狗や、狒狒も相まって、異世界と現生が絡まりあう、お得意の恒川ワールド!
    日本ならではの、というか恒川光太郎ならではのジメジメ、ざわっとしたミステリー。
    民俗学の本を読んでいるような感じさえした。
    イッキ読み。

    0
    2026年04月07日
  • 夜市

    Posted by ブクログ

    現実と異世界が入り混じったホラーで、なんだか昔話を読んでいる様な気分でした!
    2つの短編集でしたが、どちらも先が気になる展開ですぐに読み終わりました。

    0
    2026年04月02日
  • 夜市

    Posted by ブクログ

    ホラー文庫だけど、おどろおどろしいホラーというわけではなく、この世界の裏側にあるような異世界に迷い込むお話2篇。ファンタジーよりかも。

    事象そのものよりも、それによって表面化される心情の揺らぎが少し怖い。同じ立場ならどうなるのか、色々考えちゃいます。



    0
    2026年03月30日
  • ジャガー・ワールド

    Posted by ブクログ

    アステカ文明、マヤ文明と世界不思議発見を観た時しか思いを寄せていなかったものがテーマになっていたので、素直にワクワクしながら読めました。
    反面、登場人物が多いのか、それぞれの物語が浅く感じられたのが少し残念。

    0
    2026年03月22日
  • 化物園

    Posted by ブクログ

    垣川さんの作品は3.4作(アンソロジーを入れたら5.6作品ほどか)読んでいる。
    「夜市」はとても好きだった。
    今作はあまり好きではなかった。
    もっとオカルト色を期待してしまっていたせいか、ファンタジー色が強くて苦戦。
    作品がつまらないという訳ではなく、自分がSFホラーが苦手になってしまったのだと思う。
    それは今だけかもしれないが。
    また何年か寝かせて思い出したら読んでみようと思う。

    0
    2026年03月20日
  • 月夜の島渡り

    Posted by ブクログ

    これまでの著者の作品で南国が舞台になることは何度かあったが、今作の舞台は著者が移住した「沖縄」ということでファンとしてはついにきたかという感じでした笑

    日本国内でも独特な歴史背景や文化、時間と風の流れを持つ沖縄の今と昔に著者の魔法がかかったような作品でした。

    0
    2026年03月18日
  • 南の子供が夜いくところ

    Posted by ブクログ

    南の島を舞台に、時を超えて緩やかに繋がる七つの不思議な物語。

    南の島の長閑さや異国情緒と、幻想的な雰囲気の調和が、これまでとは違った新たな魅力になっていると思います。

    全体的にファンタジーの要素が強い印象ですが、端々から感じる不気味さが、それぞれの物語の妖しさを際立たせているようでした。

    0
    2026年03月14日
  • それはそれはよく燃えた

    Posted by ブクログ

    メフィストに掲載されている短編集。冒頭はすべて、それはそれはよく燃えた…で始まる。アンソロジーは、どうしても好みの作品と、それほどでも…な作品が出てきちゃうよねー。

    で、やっぱり穂信が別格で好き。可愛らしい恋の炎が燃えた話しだと思ったのに…ね?そうそう、そうだよねーって。
    歌野晶午の作品もよかった。葉桜…早く読まなくちゃ。

    0
    2026年03月13日
  • それはそれはよく燃えた

    Posted by ブクログ

    いろんなものが燃えてたなぁ笑
    「比翼」はなかなかショッキングだったけど、一緒に棺に入れるんじゃダメだったかいな…私ならそうしてる…

    皆川博子節はさすが

    ただ短編はやっぱちょっとアッサリしてて好みじゃないかもー

    0
    2026年03月12日
  • ジャガー・ワールド

    Posted by ブクログ

    古代マヤ、インカ、アステカ的な世界を舞台にしたファンタジー。怪物とか魔法使いとかは出てこないので、仮想の世界でありながら、幅広く受け入れ易い設定となっていると思う。
    複数のメイン登場人物がいるので、後半ちょっと散漫になった感はあるけど、会話が多めなので、600ページ超えの分厚さに関わらず、サラッと読めてしまう。

    0
    2026年03月11日
  • ジャガー・ワールド

    Posted by ブクログ

    マヤ文明の物語を読むのは初めてで新鮮でした。現代とは違う当時の価値観や考え方が色濃く伝わってきて面白い。

    群像劇のように物語が進んでいく。スレイが主人公か?と思っていたけど、最後まで読んだ印象ではフォストザマの生き様が一番グッときたかな。逃げたくても簡単には逃げられない、責任を果たそうとする姿が現代にも繋がって共感。

    鈍器本でしたが、読みやすかったです。実のところ、逆にアッサリ目に感じてしまいました。もう少し、誰かに的を絞ってじっくり描写してくれる方が好みだったかも。

    0
    2026年03月08日
  • ジャガー・ワールド

    Posted by ブクログ

    マヤ文明をモデルにした冒険ファンタジー。一つの大きな国が周辺諸国の反乱によって、少しずつ滅びていく様子が描かれる。
    マヤ文明と聞いても具体的な雰囲気があまり想像できず、物語に入っていけるのか若干心配だったが、登場人物たちの口調が軽く、そこら辺にいそうな感じでしゃべっているのでさらっと読めた。
    戦争してるので血生臭い描写が多いのだが、宗教儀式である生贄のシーンは生きたまま心臓を取り出したり、『石仮面』とか出てきちゃいそうだな(こっちはアステカ文明だったか)と思いながら読んでいた。
    腐敗した政治や形骸化した慣習に対して疑問を抱き、それを覆すために戦うという普遍的なテーマは結構好きで、これまで読んで

    0
    2026年03月08日
  • 箱庭の巡礼者たち

    Posted by ブクログ

    最初は物語が繋がっているような繋がっていないような、登場人物も時代も全然違う短編が続きます。
    え?なんの話が始まったんだ?と戸惑うのですが、読み進めるにつれて徐々に前の話で登場した人物や世界が繋がっていき、えー!ここであれと繋がるんだ!という驚きと喜びが増していきます。
    読み返し必須。
    異世界ものでも転生ものでもない、もっと壮大な時間軸と世界観の話。

    恒川さんの作品は「夜市」「ジャガーワルド」に続いて3作目ですが、2作にくらべるとちょっと世界観に入り込みにくかった。

    0
    2026年03月07日
  • 竜が最後に帰る場所

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全てに共通してるのは解釈の自由を残す終わり方

    全部ある程度思考の余地があって面白かったけど、1番迷宮のオルネラが好きだった
    生い立ちからはありえないほどに主人公が合理的に公平に物事を観察及び断罪してた
    ただそれは感情が乏しいから機械的にできたことではなくて、内なる暴力性に、義父と重なってしまうこと、元カノに釘を刺されたこと、義父の本妻の娘の漫画に感化されたこと、などなどと人との繋がりと記憶を元に抗った末の合理的判断だった
    なによりも自分の経験と重なるからか、義父が母を殺したあと、主人公が屋根の上でのシーンが印象に残っている
    まだ暑い炎天下、義父の叫び声と競うような蝉の声に凪いでいる風
    日常

    0
    2026年03月06日
  • 夜市

    Posted by ブクログ

    ホラーとファンタジーの融合作品。
    夜市と聞くと賑やかで見物客でごった返したイメージで読み始めたけど、そこはまったく逆の世界観であった。一度踏み入れたら何かを買わないと元の世界には戻れないルール。自分の欲のために大切なものを手放したことはとても大きい。そしてその大切な物を取り返すには...。
    伏線もきちんと回収された幻想的な世界観読むことができた。

    0
    2026年03月05日
  • 幽民奇聞

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (良)不気味な世界に迷い込んでしまいました。キについて調べる民族学者が主人公。キとの出会い、鬼婆に助けられた少年、狒々の日記、キの学校、キとしての役割、人と人ならざるもの、昔から続く裏稼業、人助け、仇討ち、何でも屋。主人公がたどり着いた人たちは。鬼婆や狒々は出会いたくないが実は優しい。感想が上手く書けないが怪しい雰囲気を楽しめました。

    0
    2026年02月25日
  • 滅びの園

    Posted by ブクログ

    ある日サラリーマンの鈴上誠一は不思議な世界に迷い込む。魔女や魔法使いがいるけども平和な世界に。過去の現実のことは朧気になっていた。
    一方現実の地球では謎のプーニーという生き物が全てを食いつくそうとしていた。
    なんともいえない読後感。因果応報だなあと思った。

    0
    2026年02月24日