恒川光太郎のレビュー一覧

  • それはそれはよく燃えた

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    作品紹介・あらすじ

    書物、人形、恋ごころ。人の噂も燃え盛る。炎ゆらめく25編!
    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第六弾!

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第6弾とのこと。第1~5弾までは未読。とりあえず最新作から読んでみようと思い手に取った。
    最初の一文は必ず「それはそれはよく燃えた」で

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    2026年01月02日
  • 夜市

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    ネタバレ

    ホラー耐性エケチャンでも読めるホラーとしておすすめいただいて読んだ!
    ホラーというより幻想小説っぽくて読みやすかった。表題よりは「風の古道」の方が好きだったけど、どっちも和風ファンタジーっぽくて読める読める〜と思ってたら全然オチ辛くてわたし意外とハピエンを求めるタイプだったんだなと知った。たまたまだけど夏に読んだのは正解だった。

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    2026年05月05日
  • スタープレイヤー

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    ☆2.5 女性なろう系、ただしファンタジー
     何でも願ひを叶へられる――ただし10個まで。
     ファンタジーの皮をかぶってゐるものの、はじめから有利な条件で無双する、異世界チートものと設定が変らないやうにも思へる。

     主人公は最初、その願ひを私利私欲のために費やしてしまふが、むしろ読み味はそこではない。読者がストーリー上の架空世界の地図をえがいて楽しむのが本筋だらう。

     なんとなれば、作者の恒川光太郎がはじめてファンタジーにあたり、自由に空想したのをそのまま書いたやうな、都合の良さが見え隠れしてゐる。さういぢわるして言ふこともできる。幽とかフルムメアとかね。
     ちなみに恒川さんは村上春樹の『

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    2025年12月30日
  • 夜市

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    「表」と「裏」、二つの世界の境界線に立つような、摩訶不思議な読書体験でした。
    特筆すべきは、夜市という異界を支配する「独自のルール」の存在感です。それは単なる設定ではなく、登場人物たちの人生を容赦なく変えてしまう、絶対的な世界の理。一度足を踏み入れたら、何かを差し出さなければ戻れないという「対価」の論理が、物語に心地よい緊張感を与えています。幻想的でありながら、どこか数学的な冷徹さも感じさせる、唯一無二の世界観に魅了されました。

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    2026年03月22日
  • 金色機械

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    日本推理作家協会賞受賞作ということで、ミステリーだとばかり思ってたら、結局SF時代小説?といった肩透かしが少々。

    物語の構成や文章力は申し分ないのだけど、ページの間から常に「孤独と絶望」立ち登っているかのようで、やるせない。

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    2025年12月19日
  • 滅びの園

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    SFってそんなに読まないんだけど、結構楽しかった。
    プーニーがもし地球に降り立ったら私はどういう立場の人間になるのだろう?耐性が低すぎてあっという間に死ぬのか、耐性が高くて人助けをしていくのか、それともその世界に飲み込まれるのか…。

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    2025年10月31日
  • スタープレイヤー

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    あまり読んでこなかったファンタジーだけど、こちらは読みやすかった。

    もしも自分だったら、どんな願い事をするだろう…

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    2025年10月27日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    もう一冊の方と比べると直接的怖さが少なめだった。ちょっとネット怪談的なものもあったりだけど子供にはちょうどいいのかな。

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    2025年09月28日
  • 秋の牢獄

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    ホラーというよりファンタジー。
    読みやすくあっという間に読み終わったけれど、感情移入や共感はあまりできなくて、怖さもあまり感じないので、ホラー苦手という人にもおすすめ。
    ファンタジー要素があるからこそ、やっぱり一番怖いのは人間なのだなと思った。

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    2025年09月20日
  • 白昼夢の森の少女

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    (星2.5)読み返す価値があるなと思ったのは「焼け野原コンテニュー」「白昼夢の森の少女」「 夕闇地蔵」 くらい。最近恒川光太郎が全然面白くなくて懐疑の目を向けているので、1度「夜市」「草祭」を読み返して本当に自分が恒川光太郎が好きなのか、自分の感覚が学生時代と変わってしまったのか、恒川光太郎の作風が変わってしまったのか確かめる必要があるなと思っている。(化物園を読んだのですが面白かったです)

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    2025年09月08日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    あわわわゎ…。福音館が出したこわい話だから、どんな感じ?と読んだけど。恩田陸の学級日誌で終わる怖さよ!

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    2025年08月18日
  • 白昼夢の森の少女

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    恒川光太郎さんの本を読むのは2冊目。
    どことなく不思議で独特な世界観のホラー短編集。
    世にも奇妙な物語のをなんとなく連想させるような雰囲気。

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    2025年08月10日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    ネタバレ

    【収録作品】
    田中啓文 「象の眠る山」
    木犀あこ 「とりかえっこ」
    田中哲弥 「誕生日のお祝い」 
    黒木あるじ 「おぼえているかい?」 
    恒川光太郎 「能面男」
    牧野修 「爪に関するいやな話」
    篠たまき 「骨もよう」
    我孫子武丸 「猫屋敷に気をつけて」
    恩田陸 「六年一組の学級日誌」

    全作品書き下ろしのホラー。
    「六年一組の…」は起きてほしくないけれど、すごくありそうな近未来。

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    2025年08月08日
  • 無貌の神

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    ダーク寄り、余韻はあっさりめの恒川ワールド短編集。

    「死神と旅する女」は、読んだことがある作品でした。刀を手に幻のような旅と、殺し。好きだったやつです。どこで読んだんだろう…アンソロジーかな…
    「十二月の悪魔」が、主人公も読者も突き放すようなストーリーで新鮮でした。
    「カイムルとラートリー」は、短い中に人の一生の儚さを感じる、恒川先生らしいなと思う作品。ずっと味わっていたい。
    それにしてもラートリーが片思いしていた相手に別れを告げるシーン、そこら辺の少女漫画(例えです)の100倍切なくって、悶えた。あの短い台詞で彼女の長年の生活や心の内を想像できてしまう…すごい…恋というより、自分の中の柔ら

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    2025年08月07日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    もう一冊ほどのノスタルジックな感じはなかった。それでも子供の時に読んだ怪談を彷彿とさせるところがパラパラとあり楽しめた。3.6

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    2025年07月01日
  • ヘブンメイカー

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    個人的には前作の方が好きでしたが、それでも今作のスケールアップした物語は冒険心をくすぐられっ放しでした
    そして、より人間らしい醜さ・愚かさを感じました
    前作の登場人物も出てくるので、やはり読む順番は刊行順に読む方がより楽しめるはずです

    この謎の世界の続編を読んでみたい!

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    2025年06月27日
  • 化物園

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    人間の心の闇を描いた7編。〝まともな人〟はほとんど登場してこない。血生臭い話からファンタジーっぽいものまで、時代も場所も様々な恒川ワールド全開の短編集。幼い悪意が身の破滅を招く「十字路の蛇」が個人的には最恐。

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    2025年06月09日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    角川ホラー文庫ベストセレクションの第二弾。今回も8名の作家の8作品だった。特に印象に残ったのは以下の3作品。
    「骨」小松左京
    なにかに突き動かされるように庭を掘り続ける主人公の姿が最後に悲しみを誘った。何かを思い出しかけているという描写がよかった。
    「或るはぐれ者の死」平山夢明
    こんなにも悲しい話だとは思わなかった。自分だけでも死者を埋葬しようとしたその清らかな心は悪意に踏み躙られる。
    「人獣細工」小林泰三
    この作品が最も衝撃だった。自分と父の秘密を探らずにはいられない、そのはやる気持ちが痛いほど伝わってくる。凄まじいラストだった。

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    2025年05月23日
  • 南の子供が夜いくところ

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    南国の島で繰り広げられる世にも奇妙な話が7つ収録されておりましたが、いずれも話にのめり込む事が出来ず、よく分からないまま終わってしまった感じがありました。

    わたしはカタカナの名前を覚えるのが苦手なので、タカシとユナ以外あまり把握できていなかったせいもありますが…。

    ユナは120年も生きているみたいですが、一体何歳まで生きられるのでしょうか?
    わたしも死ぬまでにやりたい事や、読み切れない本がいっぱいあると思うので、あの白い果実を食べて長生きしたいです( ˘• ₃ • )ズルイ

    そう言えばこの本を読んで初めて知ったのですが、カニって人肉を食べるんですね(゚ω゚)
    そしてタコはカニを食べるの

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    2025年05月20日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ホラー。短編集。
    SFっぽさもある、恒川光太郎「死神と旅する女」と、著者らしいグロさが窺える、小林泰三「お祖父ちゃんの絵」が好み。
    近年、角川ホラー文庫のアンソロジーが何冊も出ているようなので、異形コレクションと合わせて、こちらの読破も目指したい。

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    2025年05月03日