恒川光太郎のレビュー一覧

  • 猫ミス!

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    突出したのはないけど、味わいは全く異なり、読みやすさは全て共通する好印象なアンソロジーでした。

    今年の登録100冊目のはず。
    別に目標数とかはないけれど、区切りの良いところまで届いて意味理由なくちょっと嬉しい気分(笑)

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    2019年11月24日
  • 雷の季節の終わりに

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    壮大な世界観の割には、お話は一つの筋の中で長いけれども細く閉じている印象。
    メインの話だけでなく、途中の何気ない描写がもっと欲しくなる。

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    2019年08月15日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    異神千夜 元寇が物語の舞台となる話、このネタで長編一本で読みたいなぁと思ってしまうのは私だけでしょうか?

    風天孔参り そんな孔が有るのなら私もその孔の向こう側へ行ってみたい。登場人物達から少しだけ人間の嫌な部分を見せられた。

    森の神、夢に帰る いくつかの話がうまく重なり合っている!これぞ常川光太郎といえる良作!

    金色の獣、彼方に向かう 表題作、不思議な獣と少年の出会い 猫の墓掘り 鼬行者など不思議なワードに境界があやふやとなる。

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    2018年12月24日
  • 異神千夜

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    元寇の時代に日本に流れこんで来た鼬の様な妖怪が、短編集ながら形を変えて生き続けていたのかなと思わせられた。
    ここはどこの世界?現実なのか幻なのか?
    恒川さんの世界観が相変わらず面白いが、ちょっと不気味でもあった。

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    2018年10月15日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    金色の鼬にまつわる話。山の外れにあるレストランの店主が山を巡り歩くグループと出会う「風天孔参り」が一番好き。

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    2018年08月16日
  • 異神千夜

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    怖かったけど、一話の蒙古の残虐さが嫌で仕方なかった。
    この作品も改題して、新しく出した本なのねー。
    読んだことなかったからいいけど、こーゆーのやめてほしい本当に。

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    2018年06月17日
  • 南の子供が夜いくところ

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    南の島を舞台にした不思議な連作短編。それぞれ主人公は違うけれど、呪術師ユナと日本人の少年タカシでゆるくつながっている。

    魔法なのか、呪術なのか、はたまた夢か幻か。南の島の明るいイメージと一見似つかわしくない幻想的な世界が広がる。

    どれも恒川さんらしい美しい文章で綴られているけれど、幼い日のユナを描いた「紫焔樹の島」と植物のように半分地中に埋まっている元海賊の男が過去を回想する「まどろみのティユルさん」が特に好み。

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    2018年05月21日
  • 猫ミス!

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    バラエティ豊かな執筆陣による、ネコをめぐるアンソロジー。新井素子「黒猫ナイトの冒険」、秋吉理香子「呪い」など物語全7編と、そにしけんじのマンガを収録。

    ねこ絡みの短編集。恒川光太郎、長岡弘樹の作品は作者らしさが出ていた。他の作品はテイストがやや甘過ぎるものなどもあったけれども、総じてそこそこ楽しめた。
    (Ⅽ)

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    2018年01月28日
  • 猫ミス!

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    猫目線、人目線といろんなジャンルの作品が収められてて、楽しめました。個人的には最後の漫画にほっこり(^^)。

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    2018年01月03日
  • 南の子供が夜いくところ

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    南の子供が夜いくところ:一家心中しようとしていた家族の子供タカシが、両親と別れて南の島の教授の家で暮らすことになる。

    紫焔樹の島:タカシを一家心中から救ったユナの幼き日の物語

    十字路のピンクの廟:タカシのクラスメイト達の話、ピンクの廟には謎の像が祀られている。その成り立ちを探る

    雲の眠る海:ペライアという島国の興亡を描く物語酋長の甥のシシデマウさんが主人公!

    タコ漁師:息子が死んでタコ漁師になった男の話ヤニューという妖異も登場する

    まどろみのティユルさん:元海賊のティユルさんは首だけが土から出ている!?

    夜の果樹園:タカシの父親がタカシに会うためバスに乗ったら不思議な場所に迷い込む

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    2017年10月29日
  • 走る?

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    未読の作家のたくさんつまったオムニバス。それぞれの作家の傾向と実力の片鱗がうかかわれて楽しい読書だった。
    走るということは苦しいけど楽しい。そんなテーマに集まった作家たちの目の付け所がみどころか。

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    2017年09月15日
  • 走る?

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    Number Doに連載されていた
    「走る」をテーマにしたアンソロジー

    ある意味読書の対極にあるものが題材ということで、
    なかなかおもしろい切り口だなと思い。

    14本の短編のうち、良かったのベスト3は
    「パン、買ってこい」 中田永一
    「ベランダと道路」 柴崎友香
    「リスタート」 恒川光太郎
    ですね。結局はどれも気持ちよく走ってる感じだったから!

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    2017年08月20日
  • 走る?

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    「走る」をテーマに14人の作家が競作。
    日々のランニングのモチベーションが上がるような疾走感あふれる作品が収録してあるのかと思いつつ手に取りましたが、そこは実力派の先生方。凡人の思い通りにはいきません。思わず膝を打ち、唸ってしまうような「走る」小説が並び、裏切られました(喜)

    14本どれもが個性的で、未知の作家さんとの出会いも。もちろん、苦手な話もありましたが、それも出会いです。
    お気に入りは「パン、買ってこい」(中田永一)、「桜の並木の満開の下」(遠藤徹)、「誰にだって言いぶんはある」(桜井鈴茂)


    人生の半分は現実ではないと彼は思う。
    なぜならば精神が摂取するものの半分以上が、現実では

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    2017年08月16日
  • 月夜の島渡り

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    沖縄が舞台の異界譚

    どの物語も楽しめた。
    沖縄の持つ神秘的で奇怪な雰囲気を上手く表現してて、「沖縄ってこういう不思議なところがあるかも」と読みながら実感させられた。
    似たようなシリーズがあればまた読みたい。

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    2017年08月06日
  • 金色機械

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    ここで「おすすめ文庫王国」のエンターテインメント部門1位のこの本に取り掛かる。
    廓の大旦那・熊悟朗を遊女になりたいという娘・遥香が訪ねてきた場面から始まる物語は、最初は掴みどころ無く、装丁の地味な印象も相俟って、こうしたお薦めがなければなかなか手に取りそうもない。
    二人の生い立ちが語られる前半はファンタジーと聞いていてもあまりそれらしい匂いもなく進み、時代を行き来しながら描かれる物語は二人の生い立ちからどんどん離れて一体どのように話が展開するのだろうと思わせるが、関係が分からないままでも、次々と出てくる新たな登場人物とそれに付随して繰り広げられるエピソードはまるで大河ドラマの趣で興を逸らさぬ。

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    2017年02月04日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    毎度の恒川ワールド。
    掲載順と発表順は違うようだけど、
    時空を超えてゆるくつながる世界。
    でも今回はそれがかなりピンポイントで、
    言葉だけが短編をまたいでいるようにも感じた。

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    2016年06月23日
  • 南の子供が夜いくところ

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    南の島を舞台にした連作短編集。恒川作品は好きだが、これはイマイチだった。
    南の島にあまり思い入れがないので、最初の方はあまり話に入れなかった。だが、最後の三編は楽しく読めた。オンがルーツという登場人物がいて、おっ!と嬉しくなった。
    フルーツ頭の話で、人間でないものになればまたそのものの苦労があるという話は、金持ちの飼い猫っていいな、と思っていた私への戒めかもしれない。

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    2016年05月24日
  • 月夜の島渡り

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    これはいい!恒川流琉球怪異譚は面白い!前回読んだ『南の子供…』は外国の架空の島という設定で個人的に違和感を覚えちょっとしっくりこなかったが、今回の沖縄を舞台にした物語は非常に楽しめた。沖縄の歴史的な背景や風土・風習に現実と異世界が絶妙にマッチし独特な世界観を醸し出している。人間の奥底に眠る残虐性は異世界でも現実でもいつ目覚めるか分からない怖さをこの作品は皮膚感覚として残してくれた。美ら海の切ない波音がいつまでも心に響く。

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    2016年05月04日
  • 月夜の島渡り

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    沖縄の話。こういう、現実に近い異世界を描くのが上手だな、と。沖縄という舞台もそれに合っているし。

    でも、なにか残るかと言ったら、その時間を楽しく過せる、くらいかな。
    短編だしね。

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    2016年02月28日
  • 南の子供が夜いくところ

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    ホラー文庫というから、覚悟して読んだらあれあれ?ファンタジー??むしろ、世にも奇妙な物語向きな幻想小説といった不思議な話。
    南の島、感覚的には南太平洋の島国あたり?を舞台にした、南国特有の生温さや空気感のある話。借金取りから逃げるために夜逃げ同然に島に来たというのが唯一現代日本とつながるところかな。

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    2015年07月18日