恒川光太郎のレビュー一覧

  • 金色の獣、彼方に向かう

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    不思議な力を持つ存在をテーマにした4本の作品集。

    ホラー感は期待の半分くらいでしたが、さらっと読めて楽しめました

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    2014年11月15日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 6

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    なんとなく輪郭は綺麗に纏まって出来ていたと思う。
    ただ、個人的に一番気になっていた、やまひめの心がどうにも掴みきれずに終わってしまったため、それが悲しい。

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    2014年07月02日
  • 南の子供が夜いくところ

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    傑作『夜市』から続いてきた異郷を舞台にした作品群から一転。伝説、民話、神話、怪談という民族心理に根付いた寓話を一つの舞台で語られる短編集として構成、展開しようとした恒川光太郎の意欲作。
    絶望の淵からの再生と復活をテーマに7つの話が語られてゆく。表題の『南の子供が夜いくところ』は、この短編集のプロローグ的な話であり、主人公のタカシ少年と大呪術師ユナが南洋に浮かぶトロンバス島との関わり合いと、この島にまつわる奇談で読者を現代、過去、異界へ縦横無尽に駆け巡る異世界へと誘う構成と飽きることなく一気に読ませる「技」は見事。日本人の深層心理にある「南国望郷論」に基づくユートピア「トロンバス」。大自然の不思

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    2015年11月04日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 6

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    風の古道の世界観を引き継ぎながらの新しい世界観が新鮮で良かったです。伏線の消化をしきらないままヤングサンデーの休刊に伴い打ち切り…それでも大まかなストーリーを一冊に纏めて一応の完結とした手腕は凄いと思います。

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    2011年09月13日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 6

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    完結!
    ヤングサンデー休刊ということで・・・休刊にならなかったらもっと続いていたんだろうなー
    惜しい作品です。

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    2010年10月03日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 1

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    2008-11(20-28)
    『夜市』が原作のコミックス。
    原作の世界観が気に入ったので、コミックスも読んでみました。
    確かに夜市なんだけれど、別のお話っぽいかなぁ。
    いいところで終わってしまったので、2巻も読みたいな。

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    2009年10月07日
  • 竜が最後に帰る場所

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    ネタバレ

    全体的に読み手に委ねる結末が多かった。綺麗さっぱり終わるよりも、余韻が残るように感じられた。

    『迷走のオルネラ』
    冒頭のくだりから場面が変わって、最後にどうまとまるのかなと思ってたら、話がどんどん展開されてそれでもちゃんと着地しててすごい。

    『夜行の冬』
    並行世界を渡り歩くという物語。どことなく和風ファンタジー?ホラー?な雰囲気が好みだった。最後は縮毛の娘と一緒になる世界線という解釈でいいのかな

    『ゴロンド』
    最初はこの生き物は何だろうと思ったけど、竜だったのか!と途中で気づいた。タイトルでもある「竜が最後に帰る場所」っていう言葉も出てきて、腑に落ちた。最後の解釈については、何が正解なん

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    2026年06月13日
  • 夜市

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    不気味さと爽やかさが混じり合った、他では味わえない雰囲気のホラーだった。
    収録されている短編2つとも、どこか懐かしいような空気感がする。描写は丁寧だけど簡潔でくどくない語り口なのも好き。
    話の進みは緩やかながら、予想外の方向に二転三転するので、気づいたら一気読みしていた。

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    2026年06月13日
  • 白昼夢の森の少女

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    著者のオハコである連作短編集ではなく
    これまでに別々のテーマで書き上げた作品が集まった短編集。作者自身の体験が描かれた珍しい作品もある。

    巻末には他者の解説ではなく作者自らが各短編の経緯や解説をしているのも新鮮だった。

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    2026年06月12日
  • 夜市

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    ネタバレ

    甘い羊羹食った後に苦いお茶をいただいた気分。
    もちろん古道がお茶ね。

    短く、簡潔で必要以上に語らない印象。構成、会話、結末もシンプル。
    ファンタジーを描写しつつ設定にホラーに盛り込んだ感じがする。
    唯一無二だったであろう描写は今ではシンプルかもしれん......でも登場人物の描写の引き出しの多さには驚いたな、それでさえ必要以上に書かないから「あぁ、いい描写だな」でひたすら楽しい。

    まあやっぱり書き出しはインパクトありますね。序盤からファンタジーをぶちかましてきた!って感じ。読者がファンタジーの脳に切り替えやすい。

    結末は予想できないなぁ。夜市も古道も復讐劇が織り込まれてたね。あと、頼りに

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    2026年06月08日
  • 夜市

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    ほぼ初めてのホラー作品でしたが、どちらかというとファンタジーよりな感じがしました。
    怖いのは苦手ですがこちらはさらっと読めてホラー初心者にはとても向いていると思います。
    イヤミスっぽさのある夜市と、あたたかみのある古道どちらにも違った良さがあってページ数的には少ないのに読みごえたがありました。
    これがデビュー作とのことで、他の作品も気になります。

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    2026年06月08日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    読み終えるのに時間がかかってしまった。
    短編だが内容は繋がっている。「ナチュラロイド」は世界観が気に入ったし、「ファンレター」は胸が熱くなる。短編それぞれでも楽しめる内容。
    常川さんの本はいつもそう感じるのだが、謎が多いがあえて説明しすぎないところがよい。謎は謎のまま。

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    2026年06月07日
  • それはそれはよく燃えた

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    最初の一行が「それはそれはよく燃えた」から始まる25のストーリー。短編集はあまり好まないのですが読みたい作家さんがいたので手に取りました。好みや読みやすい読みにくいはあるものの全体的に面白く読めました。「ともしびの花」「ファンの鑑」「比翼」「全滅館の殺人」が印象に残った好きな作品です。

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    2026年06月06日
  • それはそれはよく燃えた

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    積読チャンネルにてオススメされていたので手に取った1冊。

    星新一のショートショートクラスの短編集となっており、かなり手に取りやすい一冊。
    数多の作家の方の作品に触れることができるのが良い点である一方、かなりの短編なので人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれない。

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    2026年06月05日
  • 幽民奇聞

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    自分にはあんまり刺さらなかったかも…
    何かよくわからない「キ」という存在についての話。最後まで曖昧なものとして描かれるのがスッキリしなかった…。いや、得体の知れない存在した記録もないようなものだからそういう終わり方になってるのは納得ではあるけども…
    そういう存在が今でもいるかもとか考えるのはロマンだけどね

    自分は、本筋の中で、昔話をずっと語られるのが苦手なのかも…第1章とかずっとそれで、あんまり感情移入もできなくて気持ちが入らなかった
    原田マハのリボルバーでも同じ気持ちになったな…

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    2026年05月30日
  • ジャガー・ワールド

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    ネタバレ

    3.6
    なんか、POPなスパルタとアステカ文明とカニバリズムを混ぜたような物語。
    ただ、主人公は誰なんだって感じがしたし、急に誰かの話になって、え、誰の話?となる。
    最後は、わー!こんな最後でこの後どうなるん!ってなったけど国の終わりがみれたし面白かった。

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    2026年05月30日
  • ジャガー・ワールド

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    ある意味〈現代〉の物語でした。
    何千年も変わらない人類は、今後も変わらないでしょう。
    〈彼らは再び現れ、出会い、愛しあい、殺しあう〉

    どうすればいいのでしょうか。
    〈世界は変わらぬ。世界は変わらぬが、おまえはおまえの世界を変えようと、もがき、あがき、生きろ〉

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    2026年05月24日
  • スタープレイヤー

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    悪くはない、決して悪くはないのだが、恒川光太郎作品の中では凡庸か。続編で本作の物語がどの程度補完されるか次第な気がする。

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    2026年05月18日
  • 幽民奇聞

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    久しぶりに(私が思う)恒川さんらしい作品。

    かつていた『キ』と呼ばれる人々の痕跡を探す、学者・鶯谷玄也。
    新政府軍との闘いで敗れた二本松藩の少年部隊の生き残り・松野滝次郎。
    二人の物語が描かれる中で、『キ』の姿に迫っていく。

    『キ』とは何なのかという問いかけから始まる物語だが、結局のところ『キ』が何なのか、正確に言い表す言葉は見つからないままだった。
    だがそこが良いのだろうと思うし、定義してしまうような存在ではないのだろうとも思う。

    最初は裏の仕事を請け負う闇の集団かと思ったが、誰でも入れるわけでもないらしく、『御屋形様』に認められなければならない。
    狒々のような人ではない存在の話も出て

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    2026年05月16日
  • 雷の季節の終わりに

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    夜市、風の古道がとても自分好みの作品だったので手に取った2作目。個人的には夜市よりもホラー色が薄めで、異世界の空気感を楽しむダークファンタジーというような感じで、夜市の方が後味を引きずる感じがありましたね。異世界の中でも人間同士の恨み合いや生死はこの世界と平等に存在しているところが妙にリアルで、隣にこの世界があるかもと想像させる手腕はさすがです。恒川作品は悪いやつの因果応報を見届けられるのがスッキリして好きです。笑

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    2026年05月13日