恒川光太郎のレビュー一覧

  • 滅びの園

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    ネタバレ

    色々な人の視点で進んでいき、それぞれの思う正しさに共感でき、「正しい」とは何なのだろうと考えさせられる。終わりが悲しい。

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    2023年10月12日
  • 無貌の神

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    恒川さんは2冊目。短編集ということもあり読みやすかったです。少し不思議で少しぬるりとした感触の物語の中でカイムルとラートーリーのお話はもっと長く読みたいなと感じたお話でした。

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    2023年09月24日
  • 真夜中のたずねびと(新潮文庫)

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    他の方も書かれてるように、
    恒川さんの作品の中ではファンタジー要素は少なく、
    現実的な話が多かった。
    よくある話ではないだろうけど、
    実際にありそうな話

    しかし連作というにはあんまり繋がりも感じられず、
    セパで書いてもよかったのでは?という感じもある

    相変わらず読みやすくサクサク進んだ
    明け方まで寝れなかったし残り少しだったので
    夜中に読み切った

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    2023年09月04日
  • 雷の季節の終わりに

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    独特の世界観へ引き込まれる面白さ。ホラー作家と言ってもホラーさは感じられない透き通る水の濁ったような話。他の作品も読んでみたい

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    2023年09月02日
  • 猫ミス!

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    黒猫ナイトの冒険が良かったかな。
    作家さんによってけっこうテイストが変わって、飽きることなく読めちゃう。

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    2023年08月07日
  • 月夜の島渡り

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    ネタバレ

    沖縄舞台の短編7編。沖縄だけど明るいリゾート地じゃなく、現実と虚構と歴史と狂気が混ざったパワースポットっぽい感じ。

    ・よかった編
    「私はフーイー」
    「100万回生きたねこ」みたいだなぁと思いながら読む。何のためにと問われても答えられない転生。ねこは愛を得て終わりにできたけど、フーイーは島に人が生き続ける限り流転を繰り返すのかなーそれもまた大変だと。でもその背に翼が生えても、自由じゃなく故郷を求めて一直線なのが眩しくて切ない。

    「幻灯電車」
    「生きているから生きている。その時が来るまで生きている。」何のために、と考えていた昔の方がまだ希望があったんだと思わせる諦念が痛い。奪われ歯向かい、得て

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    2023年07月16日
  • 白昼夢の森の少女

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    ネタバレ

    表題作も良かったけど、特にお気に入りなのは「銀の船」。
    特殊な世界のルールを作るのが上手いよなぁ。独自のゲームもやりたくなってしまう。
    神様の気まぐれでたまに客に紛れてるくだりが良かった。オチも好き。

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    2023年07月10日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    正に恒川ワールド炸裂って感じ。
    近年の作品は今一だっかがこれは久しぶりに面白かった。

    欲を言えば
    ・最初は凄く面白く物語に引き込まれたが段々少し風呂敷を広げ過ぎたのかまとまりが無くなってきた。
    ・いつものことだが、設定の説明と言うかゲームのルール説明の様な箇所が余りにも多すぎて気がそがれてしまう。
    それとなく物語の中に忍ばせられないものか。

    全体的には面白く読ませてもらった。

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    2023年05月27日
  • 真夜中のたずねびと(新潮文庫)

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    各ストーリーの登場人物同誌の関係性が薄めの連作短編集。

    単行本発売時の「好書好日」のインタビューでも語られているが、これまでの恒川作品の最大の特徴といえば、幻想、ホラーファンタジー。デビュー作「夜市」から続く安定のスタイルを今作品は敢えて角度を変えて現実を描いている。(エッセンスとして多少 非現実的な要素は含まれている。)

    どこにでもいるような普通に生きている人間が、ある日突然何かのキッカケで生活が反転するかもしれない可能性。各主人公が背負う重たく影を持つ現実と、再生へ向かう心理描写がどこかキッパリと清々しく、その対比が絶妙なバランスで読みやすかった。

    とはいえ、個人的にはやっぱり従来の

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    2023年05月25日
  • 真夜中のたずねびと(新潮文庫)

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    夜市は忘れられない名作であったことから、久しぶりに著者の本を手に取った。
    ここのところ似たような本ばかり手にして貪るように読んでしまったので、新しいものは得られなかったけれど、その勢いで久しぶりに著者の本を読めてよかった。

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    2023年05月20日
  • 真夜中のたずねびと(新潮文庫)

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    これまでに読んだ恒川作品とは一味違ってファンタジー要素が希薄。ダークな雰囲気はそのまま、現実世界を舞台にしたミステリー風の連作はどれもサスペンスフルな展開で、著者の新境地を感じさせた。

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    2023年05月04日
  • 無貌の神

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    じんわりと不気味さがあるが不快ではない、不思議な感じが良かった 全話面白かった 特に神様の話と死神と少女の話は面白かった

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    2023年04月20日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    恒川さんの作品は、発想が全てのような所があるのでそれが陳腐と感じてしまうとねえ、ということで最後は流し読みになってしまいました。

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    2023年03月28日
  • 秋の牢獄

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    ネタバレ

    【収録作品】秋の牢獄/神家没落/幻は夜に成長する

    いずれも「囚われた」人の話。
    「秋の牢獄」は、同じ一日を繰り返す。何をしても目覚めると同じ日。主人公たちは現象は理解するが、解決策はない。まさにホラー。
    「神家没落」は、移動する「家」から出られない。こちらは主人公がルールに従って出る方法がある。
    「幻は…」は、主人公が力を蓄えれば出られそう。

    「秋の牢獄」と「神家」は、人によっては救いかもしれないと思えてしまうのがまたホラー。

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    2023年02月18日
  • スタープレイヤー

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    異世界へ転移し、どんな願い事も10個叶えてくれるスタープレイヤーに選ばれた主人公。

    なろう小説みたいな設定だけど、一般小説だけあって無双するわけでもなくある程度しっかりとした世界観で面白かった。

    ただ数ヶ月後には内容忘れてそう。
    とある部分を読んで、この小説が令和より前に発売されていることを確認して驚いた。偶然だけど凄い。

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    2022年12月28日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫ベストセレクションのアンソロジー。
    小松左京の「骨」は既読でしたが、久々に読んでも怖いと思った。震災の後の大洪水というくだりが東日本の震災のことを書いてるようで、それが1972年に書かれていたというところにまた戦慄。
    坂東眞砂子「正月女」何かのアンソロジーで読んだか、それとも同じような別の話だったか…ホラーというよりイヤミス的な面白さだった。
    小林泰三「人獣細工」のラストが一番おぞましかった。
    これは角川ホラーセレクションの第二弾らしい。
    第一弾「再生」の方も読みたい。

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    2022年11月20日
  • 竜が最後に帰る場所

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    前作南の子供が、個人的に低評価になってしまったので、期待して閲覧。

    夜行の冬、鸚鵡幻想曲はそれぞれ一冊で読みたいくらい面白かった。

    特に夜行は、行く先々でのエピソードを連作短編集で作ってほしい。

    それくらい設定が良かった。

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    2022年11月19日
  • 竜が最後に帰る場所

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    ファンタジーだけど自分が知らないだけで実際にはあることなのかもしれない。そんな短編集。とてもきれいな文章で読みやすく、きつい内容のものもあるのに穏やかで水彩画のようだと思いました。

    風を放つ
    比較的日常に近いところでのファンタジー。マミさんがなんだか本当に存在しているのかわからないふんわりした妖精のような感じなのと読後感もなんだかふんわり。

    迷走のオルネラ
    DVが物語の中心なのでやや手に汗握る展開からスコーンと静かな蒼い月に意識を持っていかれる。最後は春の暖かな空気にまた持っていかれるがラストは考えさせられる。

    夜行の冬
    絵画的でもありホラー的でもあり。冬の美しさとグロテスクな闇とパラレ

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    2022年11月08日
  • スタープレイヤー

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    路上で一等くじを引き当てたバツイチ無職の夕月は、突然異世界に飛ばされてしまう。10の願いを叶える「スタープレイヤー」になった彼女は、次第に争いに巻き込まれ…
    神のような力を手に入れたとき、人は正しい選択ができるだろうか?
    主人公が完全な善人ではなく過去の業や一時の情に引きずられるところも、嫌だなと思いつつもこういう所がいい意味で普通っぽいんだろうな。
    よくある転生モノとはちょっと違う雰囲気。

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    2022年11月03日
  • 異神千夜

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    相変わらず読みやすい事この上ない。
    集中するとサクサク行ける。

    鼬にも似た金色の獣にまつわる話。
    鎌倉時代から現代までを巡るテーマに沿った4作。
    特に連作短編というほどでもない。
    どれも好きだけど、一番好きなのはラストかな。

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    2022年10月27日