恒川光太郎のレビュー一覧

  • スタープレイヤー

    Posted by ブクログ

    少しの制約はあるが、ほぼ全てのどんな願いでも、10個だけ叶えられる力を得たら?
    異世界に飛ばされて、そんな力を得た人の話。
    ラストがとても良かった。

    0
    2024年09月21日
  • 秋の牢獄

    Posted by ブクログ

    『秋の牢獄』『神家没落』『幻は夜に成長する』の3作品が収録されていて、特に『神家没落』が好きでした。

    恒川光太郎さんはどの作品も着想が面白いというか、独特のルールを設けられた世界が魅力的なのですが、『神家没落』の移動式の家は、わたしも一度住んでみたいと思いました。

    主食がマンゴー芋と美味しい水でよければ自給自足で暮らせるし、何より人間関係に悩む事なく生きられるのがいいなぁと思いました。
    寂しくなる時もあるかもしれませんが、たまに迷い込んできた人とお話しできればそれで良いかな、と
    d( ̄  ̄)

    0
    2024年09月10日
  • 無貌の神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】無貌の神/青天狗の乱/死神と旅する女/十二月の悪魔/廃墟団地の風人/カイムルとラートリー

    「無謀の神」顔のない神がいる村。時折、赤い橋を渡ってよそ者が来る。橋を渡って向こう側へ帰ることができるのは、ある条件を満たさなかった者だけ。ホラー。
    「青天狗の乱」流人島を舞台とした時代もの。
    「死神と旅する女」死神にさらわれた無垢で空っぽの少女・フジ。約束を果たして戻り、二児の母となった彼女の元に再び死神が現れる。世界線が分かれる話で好み。
    「十二月の悪魔」記憶を失いつつある老人のアイデンティティ・クライシス。近未来小説、か。考えると怖い。
    「廃墟団地の風人」空からおちたゴーストと転校して

    0
    2024年09月08日
  • 滅びの園

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鈴上誠一は自分の事しか考えておらず嫌いだったが、もしあのような現実ともいえる生活、妻子との幸せな日々を送っていたら、自分は核を破壊する行動に出れただろうか。
    たぶんそれはNoで、8年もそのような生活を送っていたらどちらが現実かと言われたら現在の妻子のいる生活が現実の世界にしか見えない。
    情も妻子の方に湧くし、地球の事は考えはするが行動には移せず誠一と同じことをしそうだ。

    自分がどう生きるかが大切だな。

    0
    2024年09月01日
  • 白昼夢の森の少女

    Posted by ブクログ

    ほんと和風幻想小説の中だったらこの作者の右に出るものはいねえだろとなる
    今回も川ぎしで水の粒を浴びているような爽やかさを感じた良かったんだ

    0
    2024年08月08日
  • 月夜の島渡り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全てのお話が、胡弓の調べで紡がれるでーじ上等の「弥勒節」みたいでとてもよかった。
    恒川さんの物語は昔話みたいだし、異界がすぐ隣にある世界だけれど、この作品集は舞台が沖縄というのもあり、更に異界とこちらが共存しているなと感じました。それが住む人たちにとってあたり前なのも。
    そして、沖縄を描くには沖縄戦を描かないわけにはいかない、というところも誠実です。沖縄が経てきた悲しみから沖縄戦を外すことはできません。

    「月夜の夢の、帰り道」「私はフーイー」がよかった。やり直すきっかけだったり、道を切り開いたり。
    「ニョラ穴」「夜のパーラー」は真逆で、それも怖かったです。

    0
    2024年06月15日
  • 白昼夢の森の少女

    Posted by ブクログ

    読み進めていくうちに不思議な感覚で異界にどんどん浸っていく。面白いのであっという間。怖くもあり、幻想的であり、不思議な世界観が広がっていてこれぞ恒川ワールド!

    0
    2024年05月19日
  • 猫ミス!

    Posted by ブクログ

    どの作家・作品も、作り込まれていて面白かった。
    芦沢央さんの『春の作り方』。電車の中で読んでたんだけど、泣きそうになった。
    最後は、そにしけんじさんのマンガに、笑わせて貰った。

    0
    2024年03月25日
  • 秋の牢獄

    Posted by ブクログ

    ホラーというかファンタジーというか、ドカンととんでもないオチで驚かされるというよりしみじみ、おぉ…となる感じでした
    面白かった!

    0
    2024年03月17日
  • 秋の牢獄

    Posted by ブクログ

    恒川光太郎のホラー短編。無限とも思える時間に囚われる物語。特に「秋の牢獄」は秀逸。未来のない人間の空虚がにじみ出る。ノスタルジックなところも好き。

    0
    2024年03月10日
  • 滅びの園

    Posted by ブクログ

    結末まで読むと、帯に書かれている「わたしの絶望は誰かの希望」(うろ覚え)というアオリの意味が良くわかった。
    あらすじは地球側の目線で書かれているので主人公は聖子なのかと思ったが、主人公はいない、または登場人物全員が主人公なのだろうか。ともかくあらすじを考えた人に拍手。

    0
    2024年02月10日
  • 箱庭の巡礼者たち

    Posted by ブクログ

    どの話も面白い。
    発想が奇想天外で、ワクワクする。
    タイトルの箱庭の巡礼者たちに始まり、
    箱に入り込んだ人達の冒険物語にゾクゾクする。
    銀時計の話しや接着剤の話も、ちょっと怖い未来の話しも面白い。
    毎度ながら恒川さんの発想にとても感心させられる。

    0
    2024年01月29日
  • 滅びの園

    Posted by ブクログ

    感想の前にひと言。

    「不意に手にとり購入したけど、読んでたらすでに読んでたことに気がつく。」

    うっかりというか、間抜けでした…。

    まあこんな間抜けなわたしですが、こういう本とのずれた出会いも、読後の心境が過去と違うという発見(過去より成長してたらいいなぁ)があったのでこれもアリだったと思いたい笑。

    長々と個人事情をすみません。
    感想は本当に簡潔に。

    『自分ならばどうしたら正解なのかわからなかった、正解なんてなさそう…』

    人を狂わし異物に変化させる、突如として地上に現れた「プーニー」。

    ことの発端で一章の主人公、鈴上誠一。
    二章の相川聖子。
    三章、野夏旋。
    四章が大鹿理剣。

    未曾

    0
    2024年01月18日
  • 金色機械

    Posted by ブクログ

    長年積読になっていた一冊をやっと…。これまでに読んだ恒川作品とはちょっと異なる読み味で、夜市×スター・ウォーズ?みたいな世界観。スケール大きく、ミステリー要素もあり、エンタメ性の高い時代ファンタジー。章毎に年代と視点が切り替わり、それぞれが次第に繋がっていく展開にハマった。物語の核をなす「テキモミカタモ、イズレハマジリアイ…」。金色様の含蓄ある言葉が印象に残った。

    0
    2024年01月14日
  • 雷の季節の終わりに

    Posted by ブクログ

    和風ダークファンタジーな世界観、中盤以降どんどん引き込まれいく。世界観にどっぷりハマり、一気読み。面白かった。

    0
    2024年01月05日
  • 月夜の島渡り

    Posted by ブクログ

    幻想的で仄暗い恒川さんの世界。
    沖縄が舞台の短編集。
    独特な文化が育まれてきた地と不可思議な物語が好相性。

    0
    2024年01月05日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小林泰三さんと宮部みゆきさんは、このアンソロジーでなく読んでいたのですが、改めて、う! (ーー;)

    岩井志麻子さんは日本らしい、湿気たっぷりのホラーで、やはりうまいですよね。

    去年から読みはじめて、ようやく完読。
    ことしは去年よりも読みたい本がたくさんあるので、出だしは順調でうれしいかも。

    0
    2024年01月02日
  • 箱庭の巡礼者たち

    Posted by ブクログ

    この作者の本は2冊目。
    なんでもありの不思議な話し、ゆるく繋がる短編集。
    続けて読むと食傷気味になるけど、たまに読むと新鮮で良いかも。

    0
    2023年12月29日
  • スタープレイヤー

    Posted by ブクログ

    恒川光太郎はホラーミステリーの印象だったけど、今回読んでみた異色(?)のファンタジー小説
    構成が練られていて章ごとの緩急があり、とても読み応えがありました

    異なる世界で10の願いを与えられた人
    利己的な生活から様々な人に出会い次第に利他的な自由を手に入れていく
    最後には多くを語らず締めるのがまた何とも良いですね

    0
    2023年12月22日
  • 秋の牢獄

    Posted by ブクログ

    『竜が最後〜』に続き、恒川作品四作目。表題作。同じ日が何度も繰り返すというホラー作品。私だったら……まず職場のムカつく奴を○すわ。あとは——これ以上は書けませんわ。外道過ぎて…。アナタならどう過ごしますか。とても人間性が見える作品で良かったです笑

    0
    2023年12月17日