恒川光太郎のレビュー一覧

  • ジャガー・ワールド

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    何年間の話なのか分からないけど、長〜い、一つの国が滅びるまでのお話でした。長かった〜。
    人がポンポン出てきてポンポン死んでく。かなりアッサリしてて、感情移入する間もなかったな。ファスト・ザマが死んだ時は不覚にも泣きましたし、ドラコが人間らしくなっていく様も、感動しました。その他の人間は、浅ましいというか悪い意味で人間味に溢れていて、レリィの目指す世界がいかに実現性ないかを示していて、悲しかった。大志を抱く人間と、それを担ぎ上げる人間のビジョンの違い、よくある話だなあと思っちゃって、そういう意味では期待はずれだけど、この長さを上手くまとめる技量に⭐︎4です。

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    2026年08月18日
  • 夜市

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    高校生の頃始めて読んだ。
    計2回読んだ気がする。

    弟がいるから、なんか主人公と同じ目線で見れて、弟のことを大事にしないとなと思った記憶がある。

    母もこの本を読み、「あんたこんなことしないでよw」と言われた。

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    2026年08月17日
  • ジャガー・ワールド

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    分厚いので読んでも読んでも終わりが見えない。
    読み終わったときの感想は内容とか面白かったよりも

    おわったー!!

    だった。

    アステカ文明とかあの辺が好きなら読んで損はない。
    面白いくらいしか得もない。
    本当に読み進めていけてるのか自信もなくなる。

    群像劇ではあるので間が空くと分からなくなると思うので二、三日で読んだ方がいい。
    無理。

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    2026年08月15日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    不思議なファンタジー短編集でした。
    色々な世界(時代?)で進むストーリーが、他の作品にもずっと繋がっていて、作者はどうやってこんなイメージを創り上げるのか…
    SF的な側面もわかりやすい表現で書かれていて、恒川光太郎さんのすごいところだと思いました。

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    2026年08月10日
  • 金色機械

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    江戸時代を舞台にした、相手の殺意やはかりごとを察知する能力を持つ男熊悟朗、手をかざすと人を殺すことができる女性遥香、そして月から来たとされてますが、出所不明の謎のロボット金色様の数奇な運命を辿っていくお話。
    主人公は、遥香と金色様とになるのかな?熊悟朗は狂言回し的なポジションかも。

    江戸時代にロボット?という内容で、これまたぶっ飛んだ設定だなと思いましたが、普通に時代小説としてすんなり読めて、読後改めてすごいなぁと思いました。
    何でしたら、上記の登場人物のSFチックな設定なしでも十分話としては成立すると思うし(多少の修正は必要ですが)、面白い話になったと思います。
    短編が時系列ばらばらで続き、終盤でばらばらだった話を、視点(主人公)を変え、再度なぞり話を補完してくれる感じの展開で読みやすかった。

    が、これ読む前に、同じ恒川作品の「箱庭の巡礼者」読んじゃったから、スケール感ではちょっと見劣りしちゃいました。本作を先に読んでいたら、壮大な話だったと満足していたと思います。読む順番って大事ですね。
    同じ作者の本全作制覇しようと思ったら、発表順に読むべきなのかな・・と作品の感想とは全然違いますが、気付かされた一冊でした。

    ・・・しかし、他の方も感想で書かれましたが、金色様の外観、映画「スターウォーズ」のあれの姿でしたイメージできなかった(笑)


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    2026年08月10日
  • 夜市

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    ホラー作品と言われたら疑問符を浮かべる人も
    いるかもしれない。
    でも、個人的にはこういう不思議な物語好き。

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    2026年08月09日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    ネタバレ

    おおきさのことな小さな環がいくつも散らばっている読後感。エマノンや火の鳥のように時代を超えて環は、重なり離れるを繰り返す。不思議な世界観に嵌る気持ちがわかる。

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    2026年08月08日
  • それはそれはよく燃えた

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    読後感の詰め合わせのような1冊。
    多くの作家によるショートショートのため、1本1本が短く読みやすいのはもちろん、普段読まないジャンルにも出会える。ひとつ読み終わったときに爽快な気分になるものもあれば、ザワッとしたり、苦く残ったりもするのが良い。
    そして短いからこそ、好きな気分も苦手な気分もサラッと通り過ぎていくのがまた良い。

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    2026年08月08日
  • 夜市

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    面白かった。
    大好きな漫画家キューライスさんとのコラボカバーがきっかけで購入。

    人間の世界とは別の世界。
    ごく稀に、人間が足を踏み込んでしまう。
    そんな世界の物語。

    ホラーではあるものの、ファンタジー要素もあり、サクッと読めるけど、どっぷり余韻が残る。

    「風の古道」の最後の一節が良かった。

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    2026年08月08日
  • 月夜の島渡り

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    南の島が地元です。『化物園』でもちょろっと琉球の話は出てきたけど、これは全部が沖縄・琉球の話でなんか嬉しかった!方言とか会話のイントネーションとか言葉のニュアンスがリアルで、おお〜沖縄だ…となんかしみじみしてしまった。そんな郷愁を文章から感じつつも、簡単に『異界』の姿も想像できるところが面白い。日本もアメリカも琉球もごちゃ混ぜになっているあの土地ならではの異文化というか独特の不思議さに、ホラーというか不気味さというか奇妙さを織り交ぜて見せてくれるみたいな。確かにホラーとの親和性は高いのかもしれないな〜

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    2026年08月08日
  • 竜が最後に帰る場所

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    夜行の冬
    地獄先生ぬ~べ~の話にあった
    七人ミサキみたいに逢ってしまったが最後
    列に取り込まれてバットエンド...
    のような話とはまったく違って驚きました。
    時間軸を股に掛けて歩き続ける。
    止まってしまったら...
    想像できない展開で好みでした。

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    2026年09月18日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    SF?ファンタジー?な短編集。
    恒川さんの作品を読むのは4作目なのですが、読むたびに「すごい」が更新される作家さん。
    発想と展開が本当に面白い。
    正直、物語のはじまりはいつも少し読みにくいのですが…(どこに連れていかれるのか全然予想がつかず、なんの話なんだろう…と思ってしまう)、いつしか物語に引き込まれ、心地よく物語に酔えるんですよね。この読み心地の気持ち良さはなんなんだろう…まるで魔法のようだなぁと思いながら読んでいました。

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    2026年07月31日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    服部まゆみ「雛」目当てで読み始めたけど全部じっとりとした怖さのある良いホラーだった。
    「骨」はちゃんと死に行くための儀式的なものなのかな。
    「正月女」田舎の嫌な男女関係が見えて気持ち悪い。ホラー展開でよかった。
    「或はぐれ者の死」他人は薄情。ここまでならなきゃ見つけてもらえない者がいるのか。
    「雛」執着と人形のじっとりとした話。期待したよりも不気味で嬉しかった。

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    2026年07月22日
  • ヘブンメイカー

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    最近流行りのなろう系ではあるけれども、異世界の中に測りしれないスケールが存在する事を実感した。SFでもファンタジーでも、異世界の中の世界の果てのなさを感じる作品は良作と感じる。この感じを個人的に旅のラゴス感と言っているのだけど、この本は世界の広さだけではなく、時間感覚にも何だか旅のラゴス感があった。

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    2026年07月18日
  • 幽民奇聞

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    この国にはかつて 「キ」と呼ばれる妖の様な集団が存在した。
    「キ」とはいったい何者なのか?
    歴史の陰でひっそりと生き続けてきた「キ」について、民俗学者の鶯谷玄也が その痕跡をたどる連作短編の物語。

    ✎︎____________

    昔版、都市伝説のような感じ?
    文明開化と共に滅びてしまった「キ」という謎の集団。
    「キ」について書かれた日記や、時代を遡って「キ」であった人物の語る話など、章ごとに徐々に「キ」の正体にせまる。
    そして最後は巡り巡ってそうくるのか〜な展開。
    恒川さん独特の もの哀しさ漂う感じがたまらなく好き◎
    面白かった〜!



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    2026年07月09日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    一つの世界…というよりは幾つもの世界なんだけど、ストーリーとして大きな枠組みの中の連作短編集。
    日常から異世界に迷い込む様は好きな恒川節なのだ。
    1話めが1番好きだったけど、
    思い返してみればどの話も世界は一緒なのに時代も人も違えば関わるものや人で随分違う物語が展開されていくのは人生にも近しいかもね。

    解説読んで知ったけど先生はプログレ好きなんだ。
    どうりで好みが合うはずだわ。

    本作読み終わるのに3ヶ月かかった。
    転職したてで忙しかったからやっと読み切れて良かった。
    もっと本読みて〜

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    2026年07月09日
  • 幽民奇聞

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    恒川ワールドはどうしてこんなに良いのか。
    言葉で説明することが難しいけど 独特な、なんか雰囲気がとてもある文章を書かれる。
    結局 キ ってなんやねん、はっきり言ってくれよと言いたくなるところもあるけど、これでいいんだと思うし、これだから恒川さんはいいんだと思う。
    夜市からずっと好きな人

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    2026年07月05日
  • 幽民奇聞

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    ネタバレ

    幽民奇聞

    「鬼婆図探訪」、「夢狒々考」、「最後のキ」、「すすき野原の先で」の中編・短編集です。
    物語は日本の古代から続く”キ”という集団の流れとして語られます。
    恒川氏の小説は陰惨でありながら、後味が悪くないところが好きです。
    今回の物語も、実際にあったかもしれない物語としてすっと入っていくことができました。
    世の中が情報的に均一になっている今、情報の揺らぎから現れる”キ”のような不可思議が物語の中だけしか生き残れないのが少し寂しい気がします。(陰謀論なども同種の情報の揺らぎなのかもしれませんが、竹蔵はそちらの方にはあまり関心が向きません。)ほの暗い中で不可思議なことに怖れる感覚も、大切な気がします。そんな気持ちにさせてくれる物語をこれからも是非読ませてもらいたいと思います。

    竹蔵

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    2026年07月02日
  • 滅びの園

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    今まで読んだことのない世界観でした。第1章で脱落しかけたものの、第2章から急激に目が離せない展開に。

    地球外生物プーニーが世界中に出現。増殖して人類存続を脅かす恐怖、大気圏上の未知なるものとの決死の戦い、SF小説が好きな方にはお勧めの一冊です。

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    2026年06月30日
  • 無貌の神

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    神様や天狗・神獣等、世にも不思議な物語集。ファンタジー系は考察の幅が広くて頭が楽しい
    内容で好きなのは「青天狗の乱」と「カイムルとラートリー」

    設定が好きで続きも欲しいと思ったのが「死神と旅する女」
    死神の設定素晴らしかった(っ'ヮ'c)

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    2026年06月28日