恒川光太郎のレビュー一覧

  • ジャガー・ワールド

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    2026.8 カニバリズムだったり内臓や心臓えぐたっり、グロい表現も多かったけれど長い刻と歴史の流れを感じさせる冒険ファンタジーとして楽しめました。儀式はインディジョーンズの魔宮の伝説を思い出した。

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    2026年08月27日
  • 夜市

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    妖怪や怪異などが好きなわたしのための本かしら?とおもうほど、世界観が好みで大変良かった。
    期間限定で表紙をキューライス氏が手掛け、とても好きな作品とSNSで言っていたこともあり期待値高く読んだのだが、期待を裏切らない結末に思わずにっこり。(笑うような話ではないのだが)

    どちらの話ももっと読みたい!と多少の物足りなさも感じたが、なんでも腹八分目が良いというし、このくらいが1番おいしく読めるのだろう。

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    2026年08月22日
  • 夜市

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    ホラー大賞を取った「夜市」と本作に収録されている「風の古道」が収録されている
    解説でもあったが夜市と風の古道はホラーというより幻想ファンタジーという感じの作風で進み全然怖くなかったどちらかというと神や妖怪の類の話だ
    内容はどちらも好みなのだがどちらの方が好きかというと風の古道の方だろう
    でも夜市も風の古道もどんな話と聞かれると答えづらい
    内容が説明しづらい物語なのだ
    だが一度物語を読み始めるとあっという間に読み終わる読みやすさと物語への没入感がよかった
    風の古道のオチでも書いてあったがこれは成長の物語ではない
    ただ現実と神の間の世界に迷い込んでしまった人間の物語にすぎない

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    2026年08月22日
  • スタープレイヤー

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    自分だったら10個何に使うかな、と思って読んでいた。
    きっと自分だけの欲望のために使うんじゃないかなと思う。
    ※ネタバレあり※

    主人公みたいに人のために使えるのかなぁと疑問に思った。
    途中に出てきた女性のように、逆ハーレムみたいなことをしだすんじゃないかなとも思った。

    マキオという存在の大きさと、きちんとマキオを大切にしようとする主人公に好感をもてた。
    結局彼女はこの世界に留まることを選んだけど、
    あ、もとの世界に戻って終わりじゃないんだ、とびっくりした。冷静に考えれば消えるだけだからそうなんだけど。
    解説を読んでこの話が伝えたかった、自由になること、ということがテーマ(自由であろうとするほど制約がかかる)であることがわかった。

    ファンタジーも現実も同様のことが起こる、ということに、なんだか悲しさというか、現実をつきつけられたというか、
    結局どこにいてもコミュニティや社会はあるし、
    人付き合いや人間関係の難しさから逃げられないんだなと思った。

    フルムメアの存在が結局なんなのか深く触れられなかったことも、ファンタジーであるということを考えにくくするためによなったと思う。もしもう少し書かれていたら、作り話チックになってしまうなと

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    2026年08月22日
  • 夜市

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    ホラーと言われるとちょっと違う気がする…。というのが読んでいての正直な感覚。どちらかというとファンタジーというか、細田守作品とかに近い気もする。主人公がどこか不思議な場所に…という展開だがその場所で不思議で少し息を呑むようなことに発展する。
    個人的には好きな作品である、ただしホラーとしてはおさすめはしない。

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    2026年08月18日
  • ジャガー・ワールド

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    何年間の話なのか分からないけど、長〜い、一つの国が滅びるまでのお話でした。長かった〜。
    人がポンポン出てきてポンポン死んでく。かなりアッサリしてて、感情移入する間もなかったな。ファスト・ザマが死んだ時は不覚にも泣きましたし、ドラコが人間らしくなっていく様も、感動しました。その他の人間は、浅ましいというか悪い意味で人間味に溢れていて、レリィの目指す世界がいかに実現性ないかを示していて、悲しかった。大志を抱く人間と、それを担ぎ上げる人間のビジョンの違い、よくある話だなあと思っちゃって、そういう意味では期待はずれだけど、この長さを上手くまとめる技量に⭐︎4です。

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    2026年08月18日
  • 夜市

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    高校生の頃始めて読んだ。
    計2回読んだ気がする。

    弟がいるから、なんか主人公と同じ目線で見れて、弟のことを大事にしないとなと思った記憶がある。

    母もこの本を読み、「あんたこんなことしないでよw」と言われた。

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    2026年08月17日
  • ジャガー・ワールド

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    分厚いので読んでも読んでも終わりが見えない。
    読み終わったときの感想は内容とか面白かったよりも

    おわったー!!

    だった。

    アステカ文明とかあの辺が好きなら読んで損はない。
    面白いくらいしか得もない。
    本当に読み進めていけてるのか自信もなくなる。

    群像劇ではあるので間が空くと分からなくなると思うので二、三日で読んだ方がいい。
    無理。

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    2026年08月15日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    不思議なファンタジー短編集でした。
    色々な世界(時代?)で進むストーリーが、他の作品にもずっと繋がっていて、作者はどうやってこんなイメージを創り上げるのか…
    SF的な側面もわかりやすい表現で書かれていて、恒川光太郎さんのすごいところだと思いました。

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    2026年08月10日
  • 金色機械

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    江戸時代を舞台にした、相手の殺意やはかりごとを察知する能力を持つ男熊悟朗、手をかざすと人を殺すことができる女性遥香、そして月から来たとされてますが、出所不明の謎のロボット金色様の数奇な運命を辿っていくお話。
    主人公は、遥香と金色様とになるのかな?熊悟朗は狂言回し的なポジションかも。

    江戸時代にロボット?という内容で、これまたぶっ飛んだ設定だなと思いましたが、普通に時代小説としてすんなり読めて、読後改めてすごいなぁと思いました。
    何でしたら、上記の登場人物のSFチックな設定なしでも十分話としては成立すると思うし(多少の修正は必要ですが)、面白い話になったと思います。
    短編が時系列ばらばらで続き、終盤でばらばらだった話を、視点(主人公)を変え、再度なぞり話を補完してくれる感じの展開で読みやすかった。

    が、これ読む前に、同じ恒川作品の「箱庭の巡礼者」読んじゃったから、スケール感ではちょっと見劣りしちゃいました。本作を先に読んでいたら、壮大な話だったと満足していたと思います。読む順番って大事ですね。
    同じ作者の本全作制覇しようと思ったら、発表順に読むべきなのかな・・と作品の感想とは全然違いますが、気付かされた一冊でした。

    ・・・しかし、他の方も感想で書かれましたが、金色様の外観、映画「スターウォーズ」のあれの姿でしたイメージできなかった(笑)


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    2026年08月10日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    ネタバレ

    おおきさのことな小さな環がいくつも散らばっている読後感。エマノンや火の鳥のように時代を超えて環は、重なり離れるを繰り返す。不思議な世界観に嵌る気持ちがわかる。

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    2026年08月08日
  • それはそれはよく燃えた

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    読後感の詰め合わせのような1冊。
    多くの作家によるショートショートのため、1本1本が短く読みやすいのはもちろん、普段読まないジャンルにも出会える。ひとつ読み終わったときに爽快な気分になるものもあれば、ザワッとしたり、苦く残ったりもするのが良い。
    そして短いからこそ、好きな気分も苦手な気分もサラッと通り過ぎていくのがまた良い。

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    2026年08月08日
  • 月夜の島渡り

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    南の島が地元です。『化物園』でもちょろっと琉球の話は出てきたけど、これは全部が沖縄・琉球の話でなんか嬉しかった!方言とか会話のイントネーションとか言葉のニュアンスがリアルで、おお〜沖縄だ…となんかしみじみしてしまった。そんな郷愁を文章から感じつつも、簡単に『異界』の姿も想像できるところが面白い。日本もアメリカも琉球もごちゃ混ぜになっているあの土地ならではの異文化というか独特の不思議さに、ホラーというか不気味さというか奇妙さを織り交ぜて見せてくれるみたいな。確かにホラーとの親和性は高いのかもしれないな〜

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    2026年08月08日
  • 竜が最後に帰る場所

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    夜行の冬
    地獄先生ぬ~べ~の話にあった
    七人ミサキみたいに逢ってしまったが最後
    列に取り込まれてバットエンド...
    のような話とはまったく違って驚きました。
    時間軸を股に掛けて歩き続ける。
    止まってしまったら...
    想像できない展開で好みでした。

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    2026年09月18日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    SF?ファンタジー?な短編集。
    恒川さんの作品を読むのは4作目なのですが、読むたびに「すごい」が更新される作家さん。
    発想と展開が本当に面白い。
    正直、物語のはじまりはいつも少し読みにくいのですが…(どこに連れていかれるのか全然予想がつかず、なんの話なんだろう…と思ってしまう)、いつしか物語に引き込まれ、心地よく物語に酔えるんですよね。この読み心地の気持ち良さはなんなんだろう…まるで魔法のようだなぁと思いながら読んでいました。

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    2026年07月31日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    服部まゆみ「雛」目当てで読み始めたけど全部じっとりとした怖さのある良いホラーだった。
    「骨」はちゃんと死に行くための儀式的なものなのかな。
    「正月女」田舎の嫌な男女関係が見えて気持ち悪い。ホラー展開でよかった。
    「或はぐれ者の死」他人は薄情。ここまでならなきゃ見つけてもらえない者がいるのか。
    「雛」執着と人形のじっとりとした話。期待したよりも不気味で嬉しかった。

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    2026年07月22日
  • ヘブンメイカー

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    最近流行りのなろう系ではあるけれども、異世界の中に測りしれないスケールが存在する事を実感した。SFでもファンタジーでも、異世界の中の世界の果てのなさを感じる作品は良作と感じる。この感じを個人的に旅のラゴス感と言っているのだけど、この本は世界の広さだけではなく、時間感覚にも何だか旅のラゴス感があった。

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    2026年07月18日
  • 幽民奇聞

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    この国にはかつて 「キ」と呼ばれる妖の様な集団が存在した。
    「キ」とはいったい何者なのか?
    歴史の陰でひっそりと生き続けてきた「キ」について、民俗学者の鶯谷玄也が その痕跡をたどる連作短編の物語。

    ✎︎____________

    昔版、都市伝説のような感じ?
    文明開化と共に滅びてしまった「キ」という謎の集団。
    「キ」について書かれた日記や、時代を遡って「キ」であった人物の語る話など、章ごとに徐々に「キ」の正体にせまる。
    そして最後は巡り巡ってそうくるのか〜な展開。
    恒川さん独特の もの哀しさ漂う感じがたまらなく好き◎
    面白かった〜!



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    2026年07月09日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    一つの世界…というよりは幾つもの世界なんだけど、ストーリーとして大きな枠組みの中の連作短編集。
    日常から異世界に迷い込む様は好きな恒川節なのだ。
    1話めが1番好きだったけど、
    思い返してみればどの話も世界は一緒なのに時代も人も違えば関わるものや人で随分違う物語が展開されていくのは人生にも近しいかもね。

    解説読んで知ったけど先生はプログレ好きなんだ。
    どうりで好みが合うはずだわ。

    本作読み終わるのに3ヶ月かかった。
    転職したてで忙しかったからやっと読み切れて良かった。
    もっと本読みて〜

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    2026年07月09日
  • 幽民奇聞

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    恒川ワールドはどうしてこんなに良いのか。
    言葉で説明することが難しいけど 独特な、なんか雰囲気がとてもある文章を書かれる。
    結局 キ ってなんやねん、はっきり言ってくれよと言いたくなるところもあるけど、これでいいんだと思うし、これだから恒川さんはいいんだと思う。
    夜市からずっと好きな人

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    2026年07月05日