恒川光太郎のレビュー一覧

  • 夜市

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    好きな小説は?ときかれたらこの本を言おう、と思うほど刺さった。蟲師が好きな人は好きな気がする。
    すっきり解決しようという話ではない。
    人がどうこうできるわけではない怪異、現象みたいなものがただあって、それに触れてどうするのか、どうなるのか。みたいな話だった。
    どうしようもなさと、夢のような余韻の読後感が大好き。

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    2026年08月02日
  • ジャガー・ワールド

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    鰐戦士というワードに萌える人にお勧め。冒険ファンタジー。

    古代南米の文化や歴史はよくわからないけど、面白くてめくるページがとまらない。わくわくしながら読めた。

    恒川さんの作品が初見だったのでの他の本も読んでみたくなった。

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    2026年07月30日
  • 夜市

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    なんでも手に入れられる夜市に迷い込んだら、あなたは何を買いますか?

    身長、年齢、愛情、才能、不治の病の薬…どんな物でも自分が手に入れたいと思うものがこの夜市では手に入る…
    でも逆に夜市で自分の本当に欲しいものを買わなければ夜市から出ることはできない。

    この小説は「夜市」と「風の古道」の2つのストーリーが楽しめる小説です。

    ホラー小説ですが、どちらも息の詰まるホラーではなく、人間の未熟さや愚かさ、醜さなど考えさせられる場面や、幻想的で綺麗に感じる場面もある小説でした!

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    2026年07月26日
  • 夜市

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    めちゃくちゃおもしろかった。
    特に古道は夜市とは違って、不気味なところはあるがなんとなく温かさもあり、慣れてしまえばきっと居心地が良いんだろうなと思わせてくれるような情景が広がっていました。

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    2026年07月23日
  • 幽民奇聞

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    恒川光太郎さんの新作、連作短編集。
    「キ」という存在を軸に、民俗学的な要素を織り交ぜた恒川ワールド全開の作品。
    安定の面白さで、続きが気になって2日で一気読みしてしまった。
    今年は『ジャガーワールド』も素晴らしかったのに、またしても心の奥に切なさと温かさを静かに残してくれる作品を書けるなんて、本当に素晴らしい作家さんだと思う。
    民俗学の香りと幻想的な物語が混ざり合った独特の味わいが、恒川さんらしい魅力全開で大満足の一冊だった。

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    2026年07月22日
  • 夜市

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    幻想的な世界観と空気感がとても好きだった。現実と異界の境界が曖昧で、「どこかに本当にありそう」と思わせる雰囲気が心地よい。 特に心に残ったのは『風の古道』。 何もかも綺麗に解決しないこと、奇跡で帳尻を合わせないこと、それでも登場人物がそれぞれの人生を受け入れて前へ進いていくこと。その静かな余韻がとても好きだった。 レンの潔さというか、どうにもならないことを受け入れる強さにも惹かれた。悲しい物語なのに、不思議と読後感は澄んでいて、「綺麗な話だったな」と思えた。 幻想的な空気に浸りたい夜に読みたい一冊。

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    2026年07月18日
  • 白昼夢の森の少女

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    束の間でもあり永遠でもある楽園、まさに白昼夢。
    一話読み終わるごとに、楽しかった気がする夢から目覚めた時、記憶から夢の微細な残り香を辿ろうとする時の感覚になる。思い出せそうで思い出せない時のあれ。現実と幻のぬるやかな境界線で感じるあたたかな鳥肌が心地よかった
    特に好きだったのは『銀の船』、永遠ほど寂しくて恐ろしくてそれと同時に惹かれるものはない。銀の船乗りたいなー、。夢は現実と表裏一体で、現実が残酷で厳しいものであればあるほど夢は輝いて見えると思う。どの話も綺麗なだけの夢ではなくて現実との深い溝があってこそうつくしいなと感じた。

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    2026年07月17日
  • ジャガー・ワールド

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    600ページを超える長編。マヤ文明がモデル。とはいえ私はマヤ文明が分からないが読めるのは登場人物の口調がフランクだからか。(賛否両論あると思う) 内容は非常に重厚、奴隷や食人、宗教や身分制度。それにより争い戦争が起きる。夜市とは方向性が違う現実的な話で新たな一面を見れた。

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    2026年07月15日
  • 夜市

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    ホラーだと身構えていましたが、怖いというよりは、不思議な異世界の夜の市場に迷い込んだようなファンタジー感があってワクワクしました。恒川さんの描く独特な世界観や文章の雰囲気がすごく好きで、どんどん先が気になって一気に読んでしまいました。

    でも、物語が進むにつれてまさかの展開になり、本当にびっくり。

    特にラストの、もう元の世界には戻れないんだと突きつけられるような終わり方は、すごく辛くて胸の奥がゾワゾワとしました。読み終わった後も、あの夜市の空気感がずっと頭から離れません。
    向こう側の世界にめっちゃ行ってみたいめっちゃ気になるが、絶対に行かない。帰ってこれないと嫌だから。

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    2026年07月05日
  • 幽民奇聞

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    「キ」
    不思議な妖と思われる集団の話
    多分、存在を知られてはいないけどきっとどこかにいるだろう者
    興味深く物語に没入してました

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    2026年07月05日
  • 幽民奇聞

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    恒川さんの得意とするファンタジーとリアルが融合したおはなし。
    人物や時代がたびたび切り替わってストーリーが進んでいくが、ストーリー間に緩い繋がりがあって、終盤で「キ」にまつわる一つの大きな物語として完成したのは思わずため息が出た。

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    2026年07月04日
  • 滅びの園

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    しばらくぼうっと空を見上げてしまった。

    残酷なディストピアなのに、こんなに美しく描けるのは恒川先生の文章力なのだろう。

    「わたしの絶望は、誰かの希望。」という言葉の重みが突き刺さる傑作。

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    2026年07月03日
  • 夜市

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    ネタバレ

    2つの物語が描かれている。
    1つ目は夜市。
    2人の人間が夜市に行く話。
    そこには昔、お兄さんが夜市から出るために弟を人攫いに売った。何年か後、お兄さんは大金を持って弟を買いなおそうとした。
    だが、弟は売られた後、逃走し、若さを売り、お爺さんになっていた。そのおじいさんが、夜市を案内してくれた人だった。

    2つめは古道というところに小学生2人の男の子が入り、出るまでにとある古道で産まれたため、一生、古道から出られない少年と出会う。
    色々あって、小学生の1人が死んだ。
    結果は生き残った小学生は家に帰り、死んだもう一人の小学生は生き返らせることができず、
    幽霊として古道の先に歩いて行った。



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    2026年07月01日
  • 夜市

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    約170ページで、2つのお話が書かれています。読みやすいボリュームでした。
    どちらのお話も、うすーく繋がっているような表現がありました。

    この2編のお話の読後感は、どちらも切ないです。決してバッドエンドではないんですが、手放しでは喜べない終わり方でした。

    独特の世界観があります。その場の風景や主人公たちの心情を表す表現がそうさせているように感じました。また、「学校蝙蝠」や「永久追放者」、「人攫い」などのネーミングセンスがそうさせているようにも感じました。
    この本はホラー小説を薦める文脈の記事かなにかで見つけて読んだのですが、ホラーというよりファンタジーのような印象を受けました。

    この著者

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    2026年07月01日
  • ジャガー・ワールド

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    ネタバレ

    最後の数行で一気に物語からフレームアウトしていく感覚がたまらなかった。キャラたちが時の流れにのみ込まれていく感じ。

    お気に入りはシベリア。アニメとかになってたら絶対カッコいいはず。強くて頭が良くてダンディなおじさんって感じ?

    レイラに関しては途中で去っちゃってマジでここで辞めるんかいってビックリした。中途半端すぎ。

    王様と小人の話とかもっと読みたかったなぁ。

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    2026年06月29日
  • 滅びの園

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    ほぼ一気読み
    結末への感想は、解説の通りでした
    緊張感がないってレビューあったけどそれもらしさなのでは?

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    2026年06月27日
  • 夜市

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    ネタバレ

    私にはあまりホラー感は感じられなかった。幻想的な異世界に迷い込んだというイメージ。
    2編とも迷い込んだ世界でどう判断し行動するか、ハラハラさせられた。
    筆者の言いたいことは『風の古道』最後の五行にあるのだろう。
    人は皆「際限のない迷路のただなか」にいるのかもしれない。
    そして何か定めのようなものには抗えないのだろう。

    余談だが、表紙の金魚はなんだ?金魚すくいの話が出てくると思っていたのだが笑。

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    2026年06月27日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    子供向けなんですけど、じっくり読み進めていくうちにめちゃくちゃ怖いです…(笑)
    子供達だけじゃなく、大人の皆さんにも読んでほしい1冊です。

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    2026年06月11日
  • 月夜の島渡り

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    ベッドからはみ出た足ひっこめた。

    怖くておもしろかった。この方の小説多分相性いい、この一冊からハマった

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    2026年06月08日
  • 夜市

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    今年読んだ中で1番の小説!
    夏目友人帳が好きな人にはハマると思う。
    レンがとても魅力的。
    孤独と共に生きる姿が哀しいけれどかっこいい。

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    2026年06月08日