恒川光太郎のレビュー一覧

  • 白昼夢の森の少女

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    やっぱり恒川さんの小説大好き‼︎
    この世界観がたまんないのよね。
    幻想的で不思議な世界だけど、もしかしたら本当に存在してるのかもっ!と思ってしまうのよね。

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    2024年06月26日
  • 白昼夢の森の少女

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    読み進めていくうちに不思議な感覚で異界にどんどん浸っていく。面白いのであっという間。怖くもあり、幻想的であり、不思議な世界観が広がっていてこれぞ恒川ワールド!

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    2024年05月19日
  • 猫ミス!

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    どの作家・作品も、作り込まれていて面白かった。
    芦沢央さんの『春の作り方』。電車の中で読んでたんだけど、泣きそうになった。
    最後は、そにしけんじさんのマンガに、笑わせて貰った。

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    2024年03月25日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    どの話も面白い。
    発想が奇想天外で、ワクワクする。
    タイトルの箱庭の巡礼者たちに始まり、
    箱に入り込んだ人達の冒険物語にゾクゾクする。
    銀時計の話しや接着剤の話も、ちょっと怖い未来の話しも面白い。
    毎度ながら恒川さんの発想にとても感心させられる。

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    2024年01月29日
  • 金色機械

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    長年積読になっていた一冊をやっと…。これまでに読んだ恒川作品とはちょっと異なる読み味で、夜市×スター・ウォーズ?みたいな世界観。スケール大きく、ミステリー要素もあり、エンタメ性の高い時代ファンタジー。章毎に年代と視点が切り替わり、それぞれが次第に繋がっていく展開にハマった。物語の核をなす「テキモミカタモ、イズレハマジリアイ…」。金色様の含蓄ある言葉が印象に残った。

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    2024年01月14日
  • 雷の季節の終わりに

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    和風ダークファンタジーな世界観、中盤以降どんどん引き込まれいく。世界観にどっぷりハマり、一気読み。面白かった。

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    2024年01月05日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    小林泰三さんと宮部みゆきさんは、このアンソロジーでなく読んでいたのですが、改めて、う! (ーー;)

    岩井志麻子さんは日本らしい、湿気たっぷりのホラーで、やはりうまいですよね。

    去年から読みはじめて、ようやく完読。
    ことしは去年よりも読みたい本がたくさんあるので、出だしは順調でうれしいかも。

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    2024年01月02日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    この作者の本は2冊目。
    なんでもありの不思議な話し、ゆるく繋がる短編集。
    続けて読むと食傷気味になるけど、たまに読むと新鮮で良いかも。

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    2023年12月29日
  • スタープレイヤー

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    恒川光太郎はホラーミステリーの印象だったけど、今回読んでみた異色(?)のファンタジー小説
    構成が練られていて章ごとの緩急があり、とても読み応えがありました

    異なる世界で10の願いを与えられた人
    利己的な生活から様々な人に出会い次第に利他的な自由を手に入れていく
    最後には多くを語らず締めるのがまた何とも良いですね

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    2023年12月22日
  • 雷の季節の終わりに

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    前作『夜市』の流れを汲むホラーとファンタジーの融合に加えて、冒険小説の要素も取り入れられ、そこに新たな可能性が見受けられます。

    風霊鳥、闇番、鬼衆などのネーミングセンスも秀逸で、冬と春の間にある短い季節「雷季」の設定も含めて、想像力を掻き立てられる独自の世界観には心惹かれるものがありました。

    物語が終わっても続きが気になる作品は数多くありますが、この作品もその一つで、いつかこの登場人物たちにまた会いたい、そんな気持ちになってしまいます。

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    2023年11月18日
  • スタープレイヤー

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    異世界転生モノのようでいて微妙に違う異色のファンタジー。ひとつの願いにめちゃくちゃ細かく条件設定が出来るってのはなかなか斬新。主人公達はやらないけど、俺ならスーパーパワーを身につけるかなあと思ってたらラストにそんなやつ出てきた。誰の仕業とかなんのためにとか全くまともに説明されないのも潔い。コピーだってのはGANTZを思い出したな。

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    2023年11月12日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    とーっても不思議な話が詰まった作品。THE 恒川光太郎って感じ。ファンタジーだと思うんだけど、今の世界を風刺してるのが面白い。短編集だと思ってたけど、どこかでちょっとずつ繋がってる。

    『箱のなかの王国』 はじめは現実逃避したい人が箱のなかの王国が見れるのかな?と思った。箱の中に旅立った絵影久美の勇気と度胸、私も見習いたい。今世界で起こっている戦争。この戦争を国境の外から傍観してる各国の人々、が頭に浮かんだ。王国での出来事は、今現実に起こっている事だと感じた。

    『スズとギンタの銀時計』 姉のスズと弟のギンタの絆がいいな。タイムスリップ(未来にしか行けない)が出来る銀時計を使って、どんな困難も

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    2023年11月01日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    毎回感じることだけど、恒川さんは本当に凄い作家さん。毎回違う作品を生み出す。
    「また同じか…」がない。
    そして、新作を出す度に「これが最高傑作だ」と思う。最高傑作が毎回上書きされていくってなかなかない。

    恒川作品は現実ではない世界の物語が主。アニメで言う異世界ものに近い。今回はマルチバース(多元世界)ファンタジー。
    でも、アニメと違って非現実と現実のバランスが絶妙でファンタジー過ぎないのが良いところ。

    今回の作品は異世界・多元世界に何千年もの時間軸が加わって、全てが繋がっているという設定で規模が大きい。
    小説の入り口は現代の普通の世界なのに、どんどん話が大きくなっていく。
    個人の話であるの

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    2023年10月14日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    ネタバレ

    23/9/27〜10/9

    『箱のなかの王国』
    安房直子さんの『ハンカチの上の花畑』みたい

    おじいさんどうなったんだろう

    『スズとギンタの銀時計』
    スズ逞しいな

    『短時間接着剤』
    面白い使い道

    『洞察者』
    カレー屋さんの彼にポテチ誘うところが面白かった

    『ナチュラロイド』
    シグマにぞっとした

    『円環の夜叉』
    え?ミライの子孫?

    『物語の断片』
    吸血鬼とミライの旅いいね
    静物荒野がよかった

    ファンレターと最果てから未知へがつながってたのかぁ


    不思議なお話の連続だけど、結局長い長い世界のお話だったのかな

    表紙がかわいくて好き
    吸血鬼が手を引かれているのがかわいい

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    2023年10月10日
  • 雷の季節の終わりに

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    ネタバレ

    後半からぐんぐん面白くなって引き込まれていくストーリーが良かった。ファンタジーと現実が混じり合い、この先どうなっていくのだろうと思った断片が繋がっていくのが面白かった。
    隠のなかは平和だというが、異端が強制的に排除されていくような場所が平和なわけがない。隠は、私の知っている世界とはまた別の閉鎖的な残酷さに満ちていて、そのなかで次第に逞しくなっていく主人公・賢也が心強かった。
    一度はトバムネキに奪われた人生だが、人々の助けもあり最終的には自分の力で取り戻したことに救いを感じた。同じく、家を出る選択肢しかなかった茜に、立ち上がる強い気持ちがあることにも。
    いつかは大人にならなきゃいけない、自ら選ん

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    2023年09月18日
  • 金色機械

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    登場人物それぞれの人生を描きながらそれらがひとつの物語に収斂されている秀作。
    お初の恒川さんでしたがとっても楽しい読書でした。時折覗く金色さまの天然さがいいアクセントになっていました。

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    2023年09月04日
  • 真夜中のたずねびと(新潮文庫)

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    途中で読むのが辛くなってくるような、生々しい人の悪意や業。
    特に、殺人事件の加害者家族に降りかかる周囲の悪意が、もう嫌らしくてしんどい。

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    2023年07月31日
  • 竜が最後に帰る場所

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    よく分からない世界へ連れていってくれる作家という印象の恒川さん。幻想的でありながらも現実的でもある読み口は独特でやはり他では例を見ない人だと実感。面白かったのは「夜行の冬」と「鸚鵡幻想曲」前者は百鬼夜行のテイストにリセットものをくっつけた感じでこの人の得意とする恐ろし系物語。怖さと幻想さのバランスが絶妙で良かった。後者は発想が素晴らしい奇妙な作品。星新一さんらしさはあるがそこからもうひとひねり加えている所に凄さがある。これがめちゃくちゃに面白い。奇妙なので面白いとしかいえないのがもったいないくらい面白い。

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    2023年07月21日
  • 怪と幽 vol.013 2023年5月

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    織守きょうやさんの「そこにはいない」が特に好きでした。
    両思いなので末永く暮らして欲しいなと思いました。

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    2023年07月13日
  • 猫ミス!

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    猫を題材にした物語を8人の作家が持ち寄った短編集。

    個人的に猫好きじゃし作家の1人が芦沢央だったから手に取った。心温まる話や胸糞悪い話や切ない話など、それぞれの作家の個性が滲み出て、どの物語も読みやすくて面白かった!

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    2023年06月24日