恒川光太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
一家心中しようとしていた家族
その息子タカシが一人の女性に
助けられ、連れて行かれた島
#トロンバス島 で
繰り広げられる短編7作品
.
.
それぞれ違う人物からの
違う時代違う視点の
話だけど、どこかで繋がっている
.
小さな島の
長い旅の終わりを飾る
”夜の果樹園”は
読んでいて、ハッ!とする
そうか。私は瓜畑を渡るのを
やめてしまったのかもしれないと。
少しウルっと来るくらい
心に刺さるものがありました。
.
有り得ないような
有り得るような
そのキワどいラインで
進む話は
妙に現実的で
説得力がある
やっぱり恒川光太郎 さん
好きっす。 -
-
Posted by ブクログ
終始、レン兄と蘇芳のイチャコラっぷりに目が洗われるどころか腐り落ちる勢いでした。
神とか妖怪とかそういう世界観が大好きなのでとても面白かったです。
蛇に怯えてガクブルしてる蘇芳さんがほんと可愛くて…やばいです。
ともすれば、目を抉られたレン兄にペロって…ペロって…なんのサービスですか。
レン兄は2回ほど目を抉られてますが、その都度超絶可愛いんですけど。
2回目なんか体が縮んじゃって蘇芳にぎゅって…
結局、蘇芳がなんでレンについてんのかの理由は語られませんでしたが、、レン兄が可愛くてしょうが無かったという解釈でいいですか。
これが打ち切りだなんて悲しすぎます。
もっと長い期間ゆっくりとこの世界 -
Posted by ブクログ
古道。
そこは神々が渡り、
妖怪たちが住まう道。
心を残した死者が通り、
生ある者を脅かす場所――
次世代気鋭作家コラボで描く、
幻想ジャパネスク・ホラー!!
▼第3話/呼祭(4〜8)
▼呼祭拾遺/〜鳴神
▼第4話/ 黒沼御前(1〜5)
●主な登場人物/
レン(妖怪たちに「母親殺し」と恐れられる謎の少年)、
蘇芳(犬神。普段は若い男の姿をしている)
●あらすじ/
雪恵を追って古道を彷徨ううち、
かまきり女の宿に迷い込んでしまった聡と菜摘。
女は、自分の子供を産む力をつけるため聡を喰おうとする。
蘇芳が助けに駆けつけるが、
宿には結界が張られ手が出せないでいた。
そんな絶体絶命の中で…!? -
Posted by ブクログ
古道。
そこは神々が渡り、
妖怪たちが住まう道。
心を残した死者が通り、
生ある者を脅かす場所――
次世代気鋭作家コラボで描く、
幻想ジャパネスク・ホラー!!
▼第1〜3話/魄を喰らう肉(1〜3)
▼第4〜6話/隠し神(1〜3)
▼第7〜9/呼祭(1〜3)
●主な登場人物/
レン(妖怪たちに「母親殺し」と恐れられる謎の少年)、
蘇芳(犬神。普段は若い男の姿をしている)
●あらすじ/
5年前に亡くした兄・数久の代わりに医者を志す女子高生・百合は、
この頃、数久の夢を頻繁に見るようになっていた。
そんなある朝、百合は祖母に「数久に会ってもついていってはいけない」と
謎めいた忠告をされる。
その -
Posted by ブクログ
★ 4.5
恒川光太郎さんの前作「幽民奇聞」が面白かったので読んでみた。
これまた物語に引き込まれて行く感じ!
箱庭で始まった世界が次第にSFの世界に入っていく。
「箱のなかの王国」
「吸血鬼の旅立ち」
「スズとギンタの銀時計」
「静寂平原」
「短時間接着剤」
「海田才一朗の朝」
「ファンレター」
「ナチュラロイド」
「円環の夜叉」
「最果てから未知へ」
これら一つ一つも面白く、異次元の空間にも移動する。
もうわくわくし通し。
「円環の夜叉」に入って、ちょっと満腹感があって、他の本にう・わ・き(。♡‿♡。)
で、続きを読んだけど、このSF的な物語がなんと繋がっていく!
『す -
Posted by ブクログ
民俗学者の青年が興味を持った、「キ」をあらわしたという鬼婆の絵画。彼はその非現実的な存在に強い興味を抱いていた。
そして今やだれも知らないその絵を描いた画家自身の幼少期の記憶から綴られてゆく、鬼婆や狒々といったかたちで伝承されながら、ひっそりと歴史の裏側に存在していた「キ」の存亡を描いた短編集。
淡々とした筆運びで人の酷さと温かさを両面で描きつつ、人か人ならざる者かのはざまである「キ」という存在を徐々に浮き上がらせていく手業はさすがの巧さ。血なまぐささの中に抒情的な風情を携えた語りは、上質な大人向けの童話のようなノスタルジーを備えていて、心地よく物語世界に浸れました。とても良かったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ⚫︎夜市
偶然迷い込んだ夜市で兄は欲しい能力を手に入れるために幼い弟を売った。なんともモヤモヤする出だしだったが、最後の結末は良かった。よかったのかな、でも少なくとも兄弟が最終的にお互いにとって最善と思える選択をしたという点において救いを感じた。
⚫︎風の古道
興味深いのは、古道を行き交う人間ならざるもの(神様、鬼などの異形)がまるで風景かのようにシンプルに描写され、あくまで古道から元の世界へ戻ろうとする者、古道で生まれ古道でしか生きれない人間に焦点が当てられている。ホラーやオカルトになりすぎず、少年時代の古い冒険が、瑞々しさや切なさを伴って朧げな記憶のアルバムのひとコマとして再生される。人 -
Posted by ブクログ
恒川さんの短編集です。
これまで本に収まらず埋もれていた作品と
アンソロジーに収録された作品をまとめたもの。
読み始めて、いつもの古民家ホラーだけでないなあ、ばらけているなあ、
と思っていましたが、そんな一冊なのです。
読み終えて 作者あとがきの作品解説を読みましたら、短編一作づつの背景が見えまして面白くなりました。
「古入道きたりて」
『和菓子のアンソロジー』2014
夏に夜独りだけの時見ることができる山のような巨人、から始まる民話のような幻想のようなお話だったのですが、まさか和菓子の方とは。
「焼け野原のコンティニュー」
『オール讀物』2014 現代作家が描く戦争小説 パニックSF