恒川光太郎のレビュー一覧

  • 猫ミス!

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    新井素子さんと小松エメルさん目当てで買いましたが、どなたも面白くて買ってよかった!
    ただ、推理を期待する方は物足りないかもです。「猫どろぼう猫」「オッドアイ」の風味が味わい深く好みでした。

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    2017年11月03日
  • 南の子供が夜いくところ

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    相変わらず恒川さんの幻想的な世界観には惚れ惚れ。全7編の短編で、全て同じ『トロンバス島』という奇妙な島での物語。どの短編も少ない文章の中に1人の、あるいは街や村の人生や歴史が詰まっていて、1冊で沢山の経験をしてきたような錯覚になりました。文体から漂う独特の不穏感がとても好き。

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    2016年01月07日
  • 南の子供が夜いくところ

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    一家心中しようとしていた家族
    その息子タカシが一人の女性に
    助けられ、連れて行かれた島
    #トロンバス島 で
    繰り広げられる短編7作品
    .
    .
    それぞれ違う人物からの
    違う時代違う視点の
    話だけど、どこかで繋がっている
    .
    小さな島の
    長い旅の終わりを飾る
    ”夜の果樹園”は
    読んでいて、ハッ!とする
    そうか。私は瓜畑を渡るのを
    やめてしまったのかもしれないと。
    少しウルっと来るくらい
    心に刺さるものがありました。
    .
    有り得ないような
    有り得るような
    そのキワどいラインで
    進む話は
    妙に現実的で
    説得力がある
    やっぱり恒川光太郎 さん
    好きっす。

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    2015年09月26日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    「男ってね、一生懸命、恰好つけているけど、徹底的に挑発すると、最後は爆発しちゃうのよ。本質的に馬鹿なのね。」

    著者の描き出す、少し不気味で不思議でなつかしいような幻想の世界が大好き。なんだけど
    ↑こんなフレーズまであるなんて。どびっくり。
    博多が舞台の御話は歴史と織り交ぜてあり(どこまで真実かわかんないんだけど)
    今後こういった歴史小説の分野も読んでみたいと思った!

    とにかく今回もはずれなし。

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    2015年09月01日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 1

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    終始、レン兄と蘇芳のイチャコラっぷりに目が洗われるどころか腐り落ちる勢いでした。
    神とか妖怪とかそういう世界観が大好きなのでとても面白かったです。
    蛇に怯えてガクブルしてる蘇芳さんがほんと可愛くて…やばいです。
    ともすれば、目を抉られたレン兄にペロって…ペロって…なんのサービスですか。
    レン兄は2回ほど目を抉られてますが、その都度超絶可愛いんですけど。
    2回目なんか体が縮んじゃって蘇芳にぎゅって…
    結局、蘇芳がなんでレンについてんのかの理由は語られませんでしたが、、レン兄が可愛くてしょうが無かったという解釈でいいですか。

    これが打ち切りだなんて悲しすぎます。
    もっと長い期間ゆっくりとこの世界

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    2010年06月23日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 5

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    ヤンサンが休刊しちゃったので
    ほんとに続刊出てくれるのかしらん?と
    いささか不安だったのですが
    しっかり出ましたね♪
    でも今回はこの作品の元になった『風の古道』が
    載っているので
    本編は大して進んでません。
    6巻は09年2月発売予定だそうです。
    ああ待ち遠しい・・・

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    2009年10月04日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 4

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    この巻でとうとうレンが古道から出ます!
    その際の変化が・・・変化が・・・!
    でもって蘇芳の態度の変化も気になるところ

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    2009年10月04日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 2

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    古道。
    そこは神々が渡り、
    妖怪たちが住まう道。
    心を残した死者が通り、
    生ある者を脅かす場所―― 
    次世代気鋭作家コラボで描く、
    幻想ジャパネスク・ホラー!!

    ▼第3話/呼祭(4〜8)
    ▼呼祭拾遺/〜鳴神
    ▼第4話/ 黒沼御前(1〜5)

    ●主な登場人物/
    レン(妖怪たちに「母親殺し」と恐れられる謎の少年)、
    蘇芳(犬神。普段は若い男の姿をしている)
    ●あらすじ/
    雪恵を追って古道を彷徨ううち、
    かまきり女の宿に迷い込んでしまった聡と菜摘。
    女は、自分の子供を産む力をつけるため聡を喰おうとする。
    蘇芳が助けに駆けつけるが、
    宿には結界が張られ手が出せないでいた。
    そんな絶体絶命の中で…!?

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    2009年10月04日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 1

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    古道。
    そこは神々が渡り、
    妖怪たちが住まう道。
    心を残した死者が通り、
    生ある者を脅かす場所―― 
    次世代気鋭作家コラボで描く、
    幻想ジャパネスク・ホラー!!

    ▼第1〜3話/魄を喰らう肉(1〜3)
    ▼第4〜6話/隠し神(1〜3)
    ▼第7〜9/呼祭(1〜3)
    ●主な登場人物/
    レン(妖怪たちに「母親殺し」と恐れられる謎の少年)、
    蘇芳(犬神。普段は若い男の姿をしている)
    ●あらすじ/
    5年前に亡くした兄・数久の代わりに医者を志す女子高生・百合は、
    この頃、数久の夢を頻繁に見るようになっていた。
    そんなある朝、百合は祖母に「数久に会ってもついていってはいけない」と
    謎めいた忠告をされる。
    その

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    2009年10月04日
  • 夜市

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    この本、夜に一人で読むとちょっと不思議な気分になる。

    一応ホラーらしいのだが、読んでみると全然違う。夜の闇に浮かぶ古い提灯のような、静かで美しい幻想の物語だった。
    普通のホラーみたいなぞっとする怖さはまるでなく、ただただ情景が心に染みて、ふっと息が止まる瞬間が何度もあった。

    「夜市」と「風の古道」の二編は、どちらも言葉の織りなす空気が不思議で、読み進めているうちに現実と夢の境目が溶けていくような気がする。
    派手な仕掛けはないのに、なぜか胸の奥に重いものが残る。

    生きることの業のようなものを、静かに、でも確かに感じさせられた。うまく説明できないけれど、ただ美しいだけではない、切ない余韻があ

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    2026年06月14日
  • 幽民奇聞

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    ネタバレ

    最近スタープレイヤーとか読んで、それはそれでよかったんだけど、やっぱこれだよな〜
    不思議で、どこか郷愁にかられるような。
    キという忍者みたいな謎の存在についてさまざまな角度から語られていく。
    人物が少しずつリンクしているのもよい
    はじまりから巡り巡って最後にまた鶯谷にかえっていく。奇縁だね
    しかしまさか、キの1人、カヨの子が鶯谷だったとはねえ。自分のルーツを探す旅だったのかな
    結局御屋形様とはなんだったのか?

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    2026年06月12日
  • ヘブンメイカー

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    スタープレイヤーⅡことヘブンメイカー。

    スタープレイヤーでもちょこっと言及されたある街にまつわるお話。前作は少しずつ世界が広がっていく感じだったけど、今作は世界の広さを感じさせる。多種多様な人や国との出会いがあり、感情の動きがあり、それらが織りなすこの世界の歴史が感じられて面白かった。
    願いの叶え方も工夫したものが多くみられて、そんなことも出来るのか!のオンパレード。改めてチート。

    終盤、前作とリンクするところに胸が熱くなりました。

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    2026年06月10日
  • スタープレイヤー

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    面白かった!

    願い叶える系の能力ではかなり条件が緩いというか、これが1つの願いで出来るのかという面白さもあり、段々世界と人脈が広がっていくRPG的な面白さもあり、ワクワクしながら読んでました。

    不幸な方向に行きがちなストーリーだし、途中そんな匂いもしていたけど、意外と主人公が人間的に成長した感もあって爽やかな読後感だった。

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    2026年06月08日
  • スタープレイヤー

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    旅をしている気分になれる話だった。
    筒井康隆さんの「旅のラゴス」を読んでいるような気分になり異世界を楽しむ話でとてもよい時間を過ごした気分になった。

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    2026年06月08日
  • 夜市

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    ネタバレ

    これがデビュー作か。
    凄いな。
    この前、1番新しいジャガーワールドを読んでからの、ずっと積読してたこのデビュー作。
    夜市、めっちゃ面白い。2番目のも面白いけど、夜市!
    パラレルワールドかー。小学生のとき「やかんねこ」を夢中で読んでたな。
    弟は本当にいた世界にまた存在したのかな………。私はいま何が凄く1番欲しいかなって考えたけど、何もなかった(⁠・ั⁠ω⁠・ั⁠)

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    2026年06月06日
  • 化物園

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    ネタバレ

    ケシヨウと呼ばれる、遥か昔から地球にいる怪異とも妖とも宇宙人ともつかない存在と、人間との関わりを描いた短編連作。
    ケシヨウは周囲から悪意あるものとして恐れられているが、どの作品でも結局、人間の中に潜む化物の方がはるかに恐ろしいということが浮かび上がってくる。時代は違えど、人間こそが本当の「化物」の心を持っている——というテーマが静かに、しかし強く胸に残る。
    どれも読みやすく、情景が目に浮かぶような美しい表現が素晴らしい。
    短編ながら余韻が深く、恒川さんらしい儚さと鋭さが詰まった一冊だった。
    本当に大好きな作家さん!

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    2026年06月03日
  • 雷の季節の終わりに

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    ネタバレ

    せっかくねーちゃんと再会できたのにねーちゃんまた弟を置いてくのか...現実世界で賢也が暮らしていく手立てなんてないこと知ってるくせに
    まぁ絶縁されたら賢也は隠には帰れない、ねーちゃんもねーちゃんで現実世界に居場所なんてない
    わかっちゃいるけど結構あっさりしてんだなーって
    この子は私が守らなければみたいなこと言うてたくせに...

    トガムネキの末路が悲惨だー確かに悪いことしてきたけど永遠に苦しみ続けるの地獄だなーこわいなー

    相変わらず独特な世界観と現実世界のすぐ側にある異世界みたいなテーマがやっぱり面白かった

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    2026年06月03日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた

    この書き出しで始まるまったく展開の違う物語。それは炎なのか、炎上なのか、どの作品も最後には驚くようなオチが待っていて趣向が凝らされていた。
    寝る前にサクッと読んでいったけど、内容がすごく濃いわけではないからいい読み方だったかもしれない。

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    2026年05月30日
  • 月夜の島渡り

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    日本昔話のようにずっと語り継がれていくようなお話ばかりだった。
    静かで温かいんだけど、薄暗くて怖い、不思議な気持ちになる。

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    2026年05月28日
  • 南の子供が夜いくところ

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    恒川光太郎の作品の中では、あまり目立っていない気がするが、かなり良作だと思う。大きな仕掛けのない地味なお話が多い印象だけど、逆にそこがよかったのかも。お気に入りは「まどろみのティユルさん」です。

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    2026年05月27日