恒川光太郎のレビュー一覧

  • 月夜の島渡り

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    沖縄を舞台にしたファンタジーホラー短編集。情緒がたまらない。夢と現の境目の曖昧さを柔らかい筆でなぞる、大変色気のある作品集でした。沖縄の島っていう舞台がまた良いと思ったら、恒川先生沖縄ご在住なんですね!不思議な夢をみて目が覚めたときのような気持ちになりました。

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    2020年01月15日
  • ヘブンメイカー

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    日本の普通の日常から、場面は滑らかに幻想空間へ。
    願いがいくらでも膨らませられるという壮大な設定の中で、どんな世界を構築するのか。
    とても面白かった。
    亀パートは少しきつかったけど。

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    2019年09月28日
  • ヘブンメイカー

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    とてつもない心地よい疲れ…
    長旅を終えた感覚

    前作のスタープレイヤーで触れられたヘブンにまつわる
    壮大な内容だった
    寓話的であり、かと思えば地に足のついた泥臭さもあり
    それでもひたすらに楽園を目指すような
    夢のような話だった





    ふとネタバレなぼやきがひとつだけ





    華屋の死亡保険はどうなったんだろうか…
    一応機能は生きてはいるはずだけど
    どう使われたのか気になるところ
    第3の人生を歩んだのかな

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    2018年01月04日
  • 猫ミス!

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    新井素子さんと小松エメルさん目当てで買いましたが、どなたも面白くて買ってよかった!
    ただ、推理を期待する方は物足りないかもです。「猫どろぼう猫」「オッドアイ」の風味が味わい深く好みでした。

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    2017年11月03日
  • 南の子供が夜いくところ

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    相変わらず恒川さんの幻想的な世界観には惚れ惚れ。全7編の短編で、全て同じ『トロンバス島』という奇妙な島での物語。どの短編も少ない文章の中に1人の、あるいは街や村の人生や歴史が詰まっていて、1冊で沢山の経験をしてきたような錯覚になりました。文体から漂う独特の不穏感がとても好き。

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    2016年01月07日
  • 南の子供が夜いくところ

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    一家心中しようとしていた家族
    その息子タカシが一人の女性に
    助けられ、連れて行かれた島
    #トロンバス島 で
    繰り広げられる短編7作品
    .
    .
    それぞれ違う人物からの
    違う時代違う視点の
    話だけど、どこかで繋がっている
    .
    小さな島の
    長い旅の終わりを飾る
    ”夜の果樹園”は
    読んでいて、ハッ!とする
    そうか。私は瓜畑を渡るのを
    やめてしまったのかもしれないと。
    少しウルっと来るくらい
    心に刺さるものがありました。
    .
    有り得ないような
    有り得るような
    そのキワどいラインで
    進む話は
    妙に現実的で
    説得力がある
    やっぱり恒川光太郎 さん
    好きっす。

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    2015年09月26日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    「男ってね、一生懸命、恰好つけているけど、徹底的に挑発すると、最後は爆発しちゃうのよ。本質的に馬鹿なのね。」

    著者の描き出す、少し不気味で不思議でなつかしいような幻想の世界が大好き。なんだけど
    ↑こんなフレーズまであるなんて。どびっくり。
    博多が舞台の御話は歴史と織り交ぜてあり(どこまで真実かわかんないんだけど)
    今後こういった歴史小説の分野も読んでみたいと思った!

    とにかく今回もはずれなし。

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    2015年09月01日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 1

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    終始、レン兄と蘇芳のイチャコラっぷりに目が洗われるどころか腐り落ちる勢いでした。
    神とか妖怪とかそういう世界観が大好きなのでとても面白かったです。
    蛇に怯えてガクブルしてる蘇芳さんがほんと可愛くて…やばいです。
    ともすれば、目を抉られたレン兄にペロって…ペロって…なんのサービスですか。
    レン兄は2回ほど目を抉られてますが、その都度超絶可愛いんですけど。
    2回目なんか体が縮んじゃって蘇芳にぎゅって…
    結局、蘇芳がなんでレンについてんのかの理由は語られませんでしたが、、レン兄が可愛くてしょうが無かったという解釈でいいですか。

    これが打ち切りだなんて悲しすぎます。
    もっと長い期間ゆっくりとこの世界

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    2010年06月23日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 5

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    ヤンサンが休刊しちゃったので
    ほんとに続刊出てくれるのかしらん?と
    いささか不安だったのですが
    しっかり出ましたね♪
    でも今回はこの作品の元になった『風の古道』が
    載っているので
    本編は大して進んでません。
    6巻は09年2月発売予定だそうです。
    ああ待ち遠しい・・・

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    2009年10月04日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 4

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    この巻でとうとうレンが古道から出ます!
    その際の変化が・・・変化が・・・!
    でもって蘇芳の態度の変化も気になるところ

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    2009年10月04日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 2

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    古道。
    そこは神々が渡り、
    妖怪たちが住まう道。
    心を残した死者が通り、
    生ある者を脅かす場所―― 
    次世代気鋭作家コラボで描く、
    幻想ジャパネスク・ホラー!!

    ▼第3話/呼祭(4〜8)
    ▼呼祭拾遺/〜鳴神
    ▼第4話/ 黒沼御前(1〜5)

    ●主な登場人物/
    レン(妖怪たちに「母親殺し」と恐れられる謎の少年)、
    蘇芳(犬神。普段は若い男の姿をしている)
    ●あらすじ/
    雪恵を追って古道を彷徨ううち、
    かまきり女の宿に迷い込んでしまった聡と菜摘。
    女は、自分の子供を産む力をつけるため聡を喰おうとする。
    蘇芳が助けに駆けつけるが、
    宿には結界が張られ手が出せないでいた。
    そんな絶体絶命の中で…!?

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    2009年10月04日
  • まつろはぬもの~鬼の渡る古道~ 1

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    古道。
    そこは神々が渡り、
    妖怪たちが住まう道。
    心を残した死者が通り、
    生ある者を脅かす場所―― 
    次世代気鋭作家コラボで描く、
    幻想ジャパネスク・ホラー!!

    ▼第1〜3話/魄を喰らう肉(1〜3)
    ▼第4〜6話/隠し神(1〜3)
    ▼第7〜9/呼祭(1〜3)
    ●主な登場人物/
    レン(妖怪たちに「母親殺し」と恐れられる謎の少年)、
    蘇芳(犬神。普段は若い男の姿をしている)
    ●あらすじ/
    5年前に亡くした兄・数久の代わりに医者を志す女子高生・百合は、
    この頃、数久の夢を頻繁に見るようになっていた。
    そんなある朝、百合は祖母に「数久に会ってもついていってはいけない」と
    謎めいた忠告をされる。
    その

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    2009年10月04日
  • 無貌の神

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    前作、前々作がこれまでの著者とは異なるアプローチの作品であったため、今作がどの様なものになっているのかがこれまで以上に気になり続けて読み始めた。

    今作は正に恒川ワールド全開という短編集だったが、これまでの作品よりも寂寥感、喪失感が高めの作品が多かった。(良い意味で)

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    2026年05月08日
  • 夜市

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    もっと早く読んでおけばよかった…
    ホラーなんだけど、現実と異界の狭間に迷い込んでしまうような、神隠し的な怖さ。切なさと郷愁、夏の空気。
    表題作も「夏の古道」もめちゃくちゃよいです。
    中高生にすすめたいなー。

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    2026年05月07日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    不思議な世界観の話。
    短編のようだけど、どこかで繋がりがある。
    SFファンタジー。

    もし、自分の生きている世界が小さい箱庭で、
    誰かが見守っている世界だったとしたら面白いなと思った。

    ナチュラロイドと夜叉の話はぶっ飛びすぎていて、あまり楽しめなかったけど、その他の話は設定が面白く良かった。

    ●箱のなかの王国
    ●スズとギンタの銀時計
    ●短時間接着剤
    ●洞察者
    ●ナチュラロイド
    ●円環の夜叉

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    2026年05月07日
  • 幽民奇聞

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    あんまり時代小説を読まないから、読み方や意味を理解するのが難しい部分もあったけど、面白かった!
    狒々や天狗と妖怪ファンタジーワールドかと思いきや、意外とありそうと思わされる世界。
    これ文章でも面白かったけど絵で見てみたい。
    「キ」絶対かっこいいよ…
    二本松少年隊の歴史は知らなかったから、勉強になったし、読んでてしんどかったけど、知れてよかった。

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    2026年05月07日
  • 夜市

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    表題作「夜市」が恒川さんのデビュー作。

    正直、「夜市」自体はホラーの文脈に
    エンタメの要素を入れ込んだところに新しさはあったように思うけれど、
    エンタメに親しんだ人ならあまり意外性は感じられないんじゃないかと思った。

    それよりももう一つ収録されていた「風の古道」がおもしろかった。
    「夜市」と構成としては似通った部分があるのだけれど、
    平坦にも映る道程から突然来る驚きに見事にやられた。
    とても鮮烈な読書体験だった。

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    2026年05月06日
  • 幽民奇聞

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    「キ」というものを調べている。—— 最初は怪談的な昔話的な小説かと、京極夏彦氏を思い出す感じの入りで、暢気に読んでいたら途中から深くなって、止められなくなって一気に読んでしまった。

    久しぶりに恒川さんを読んだけど、やっぱり凄い作家さんだと改めて思う。
    現実離れしているのに、人の業とか人情とか、現実より真実で、普段忘れている心のどこかの部分に作用して何故か苦しくて切なくて胃がグーッと締め付けられる。
    この感覚は何と言うのだろう。
    恒川さんの作品を読んだ時にだけ沸き起こる感情がある。

    本当に素晴らしい、唯一無二の作家さんだと思う。

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    2026年05月04日
  • 幽民奇聞

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    ネタバレ

    幽民。狒狒。キ。
    鶯谷玄也。鬼婆。伊豆。松吉。カシワ。矢銀。お館様。敵討。オオフネ学校。
    民俗学。山の民。キの館。明治になって消えゆく文化、民。カヨ。母。
    男を殺してるときと、伊豆学校にいたときはいくらかましだったよ

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    2026年04月30日
  • 雷の季節の終わりに

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    恒川さん独特の世界観。
    和風ダークファンタジーといった印象。全くの異世界だけの話しではなく、現実世界と異世界の境界の描き方が好み。

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    2026年04月29日