恒川光太郎のレビュー一覧
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古道。
そこは神々が渡り、
妖怪たちが住まう道。
心を残した死者が通り、
生ある者を脅かす場所――
次世代気鋭作家コラボで描く、
幻想ジャパネスク・ホラー!!
▼第3話/呼祭(4〜8)
▼呼祭拾遺/〜鳴神
▼第4話/ 黒沼御前(1〜5)
●主な登場人物/
レン(妖怪たちに「母親殺し」と恐れられる謎の少年)、
蘇芳(犬神。普段は若い男の姿をしている)
●あらすじ/
雪恵を追って古道を彷徨ううち、
かまきり女の宿に迷い込んでしまった聡と菜摘。
女は、自分の子供を産む力をつけるため聡を喰おうとする。
蘇芳が助けに駆けつけるが、
宿には結界が張られ手が出せないでいた。
そんな絶体絶命の中で…!? -
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古道。
そこは神々が渡り、
妖怪たちが住まう道。
心を残した死者が通り、
生ある者を脅かす場所――
次世代気鋭作家コラボで描く、
幻想ジャパネスク・ホラー!!
▼第1〜3話/魄を喰らう肉(1〜3)
▼第4〜6話/隠し神(1〜3)
▼第7〜9/呼祭(1〜3)
●主な登場人物/
レン(妖怪たちに「母親殺し」と恐れられる謎の少年)、
蘇芳(犬神。普段は若い男の姿をしている)
●あらすじ/
5年前に亡くした兄・数久の代わりに医者を志す女子高生・百合は、
この頃、数久の夢を頻繁に見るようになっていた。
そんなある朝、百合は祖母に「数久に会ってもついていってはいけない」と
謎めいた忠告をされる。
その -
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恒川さんの短編集です。
これまで本に収まらず埋もれていた作品と
アンソロジーに収録された作品をまとめたもの。
読み始めて、いつもの古民家ホラーだけでないなあ、ばらけているなあ、
と思っていましたが、そんな一冊なのです。
読み終えて 作者あとがきの作品解説を読みましたら、短編一作づつの背景が見えまして面白くなりました。
「古入道きたりて」
『和菓子のアンソロジー』2014
夏に夜独りだけの時見ることができる山のような巨人、から始まる民話のような幻想のようなお話だったのですが、まさか和菓子の方とは。
「焼け野原のコンティニュー」
『オール讀物』2014 現代作家が描く戦争小説 パニックSF
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鬼か幽霊か…幕末から明治にかけ、歴史の舞台裏で封印されてきた「キ」の存在を描く伝奇小説 #幽民奇聞
■あらすじ
時は明治も終わりの頃、民俗学を研究している若き学者の鶯谷玄也。彼は明治の中頃までは確かに存在した集団「キ」の存在を調査していた。それは鬼か幽霊か、そして彼はなぜ追い続けるのか… 歴史の闇に生きる「キ」の痕跡を追う連作集。
■きっと読みたくなるレビュー
幕末から明治、人々が窮屈な生活を送っている時代の人々… 歴史の舞台裏で封印されてきた「キ」の存在を描く伝奇小説です。
若き民俗学者の鶯谷玄也が「キ」について取材を進めていく中、その時代を生き抜いた人々の話を聞くうち「キ」の正体が徐 -
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「鬼婆図探訪」「夢狒々考」「最後のキ」「すすき野原の先で」の4編。最後の一編は全体のエピローグとして添えられた数ページの掌編のため、実質は3編構成といえます。ダークファンタジーというよりは「伝奇小説」という言葉がしっくりくる、江戸末期から明治にかけての物語です。
これぞ恒川光太郎、まさに面目躍如といったところでしょう。
物語の軸となるのは「キ」と呼ばれる謎の集団。短編タイトルにある鬼婆や猩々(しょうじょう)、さらには少女の姿をした御屋形様など、この世ならぬ者たちが山中の隠れ里に住んでいるだけでなく、この集団にはごく普通の人間も属しており、街中にアジトを構えるなど、人知れず社会に根を張っているの