恒川光太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは見事、名作。世界観としては恒川光太郎作品においてさほど新しいとは感じなかったが、構成が素晴らしい。
物語全体は、歴史物とまではいかないが、長い年月を含んだ壮大なストーリーである。これを複数の人物の視点から(時系列でなく)描き、そのどれもを主役級に厚く描写している。どのストーリーも面白いが、こちらの移入度が高まったところで、複数のストーリーが繋がりを見せるので、また一段と興奮が増す。
時代設定やホラーファンタジー的な要素も相まって、京極夏彦作品と共通するものも感じた。時代小説は苦手で読まないが、そういった人でも問題なく楽しめるのでは。 -
Posted by ブクログ
一家心中しようとしていた家族
その息子タカシが一人の女性に
助けられ、連れて行かれた島
#トロンバス島 で
繰り広げられる短編7作品
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それぞれ違う人物からの
違う時代違う視点の
話だけど、どこかで繋がっている
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小さな島の
長い旅の終わりを飾る
”夜の果樹園”は
読んでいて、ハッ!とする
そうか。私は瓜畑を渡るのを
やめてしまったのかもしれないと。
少しウルっと来るくらい
心に刺さるものがありました。
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有り得ないような
有り得るような
そのキワどいラインで
進む話は
妙に現実的で
説得力がある
やっぱり恒川光太郎 さん
好きっす。 -
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Posted by ブクログ
終始、レン兄と蘇芳のイチャコラっぷりに目が洗われるどころか腐り落ちる勢いでした。
神とか妖怪とかそういう世界観が大好きなのでとても面白かったです。
蛇に怯えてガクブルしてる蘇芳さんがほんと可愛くて…やばいです。
ともすれば、目を抉られたレン兄にペロって…ペロって…なんのサービスですか。
レン兄は2回ほど目を抉られてますが、その都度超絶可愛いんですけど。
2回目なんか体が縮んじゃって蘇芳にぎゅって…
結局、蘇芳がなんでレンについてんのかの理由は語られませんでしたが、、レン兄が可愛くてしょうが無かったという解釈でいいですか。
これが打ち切りだなんて悲しすぎます。
もっと長い期間ゆっくりとこの世界