恒川光太郎のレビュー一覧
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大好きな恒川さん作品!!こ、こわーー!!!!こわい!!!!ちょっとメタバース的な?緩やかに繋がっている世界線の人たちの話で、それぞれ短編なんだけど、さまよえる絵描きが、森へっていう話がこわすぎた。『…かもしれませんね』みたいな余韻あると、読み手がどう捉えるかで幽霊系ともサスペンス系ともとれて恐怖のジャンルが変わるのがやばい(語彙力)し、どれだとしても結局怖い。夜に読むな、トイレ行けなくなる。それと、見たらいけないものがそこにありそうな予感とか緊張感を描くのがうますぎる。まじで。でもこういうこわさを表現する作家がわたしはほんとうに好きです!!!!
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Posted by ブクログ
ネタバレマヤ文明やアステカ王国を下敷きにした、架空の古代文明の物語。
家族を殺され、儀式の生贄にされそうななった少年、スレイが主人公。運良く助け出され、数奇な人生を歩んでいくことになる。
600ページ以上あり、あまりの分厚さに怯んでしまう。が、面白くてサクサク読める。
スレイは、状況に応じて柔軟に事に対処できる能力があり、飄々と、たくましく生きていく様がとても良い。
他の登場人物も魅力的だ。エルテカ国の横暴な王、謎めいた神官、スレイの親の仇ですら、悪いだけではない、様々な側面を見せてくれる。皆が、それぞれの思想、正義で動いているから、勧善懲悪ではなく、混沌としていて面白い。
話し言葉が今風なのも -
Posted by ブクログ
ネタバレジャガー・ワールド
マヤ文明をモデルにした、その文明や国々の興亡を巡る大河小説です。総ページ632ですが、大きな物語の展開や登場人物たちの冒険でわくわくしながら一気に読み切りました。
マヤ文明にはなかったキリスト教のような半生贄と友愛を説く宗教をからませることで、恒川氏の人類観や世界観も垣間見ることができます。そして、多くの登場人物がそれぞれの生を全うする様子から、生きるということはどういうことか?や文字は人々に便利さをもたらしたが、それは本当に人が生きる上でプラスになっているのか?などの問をつきつけてきます。
竹蔵は、数奇な運命にもまれながら最高神官を経て王にまでなるフォスト・ザマと、軍神 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恒川光太郎によるマヤ文明ワールド。
ただただ面白い。同作者の「金色機械」のマヤ版みたいな印象を持ちましたが、あちらに比べていろいろ伏線というかお話が絡みあうみたいな感じもそれほどはしなかったしコメディっぽさも皆無ではあったけど、それでもなお面白い。マヤ文明に対する興味深さがあり、そして圧倒的な読み応え。星5以外つけようもない。
もともと独特な異世界感が持ち味の作家さんだと思っていましたが、マヤという実際に存在した世界に対してもその持ち味は健在。このボリュームのある一冊にして「読み終わるのがもったいない」と思わせる傑作でした。
個人的にはフォスト・ザマの最期が・・哀しくもしびれました・・・ -
Posted by ブクログ
タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。
ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。
でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。
クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい
私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷