恒川光太郎のレビュー一覧
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ネタバレある日、くじ引きで一等賞を当てた主人公。異世界に飛ばされて10の願いを叶えられるスタープレイヤーとして生きていくことが描かれたファンタジー小説。
すごく読みやすくて読む手が止まりませんでした!
世界観もとっても好きでした☺︎
主人公がスターの使い道について悩む姿が描かれていて、いざ10の願いを叶えるとなると難しいなと思った
スタープレイヤーは地球に帰ることを願うとどうなるんだろうか、すでに地球にはもう1人の自分がいるから今の自分が消えてしまうのではないか、と言う疑問はどうなったんだろう…?もっと広がった世界について知りたいなと思った
でも、続編があるみたいだから、この世界がもっと詳しく -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作『スタープレイヤー』は個人的にはあまり好きではなかったのですが、今作の口コミが良かったのと、マキオがまた出てくるみたいなので読んでみました。
読後の感想としては、面白かったです!
交互に展開する2つの物語が徐々に交わっていき、先が気になって読み進む手が止まりませんでした。
最後の締めくくりも綺麗で、個人的には納得のいく終わり方でした。
後半の人種間での争いはあまり好きではありませんでしたが、まさかカインクロウがソリア人の女の子に生まれ変わるとは…!サージイッキ様の発想には驚きました(゚ω゚)
続編が出るとしたら、今度はフルムメアが主人公とかですかね…?
楽しみに待ってます(๑•̀ - -
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Posted by ブクログ
「家が呼ぶ」に大興奮して以来、すこしずつ朝宮運河さん編纂のアンソロジーを買い集めている。今作も大興奮!
✂-----以下ネタバレです-----✂
はじめに収録されたタイトルドンピシャの「恐怖」は、短くもラストにドキッとする極上の作品。最初からこの作品…もう期待しかないが、続くは小松左京「骨」。じっくり掘り進められた恐ろしく壮大な情景が、蘇る記憶とともに一気に駆け抜ける大迫力に感動…。
「夏休みのケイカク」「正月女」は現代の割と身近な景色を思い浮かべつつ読み進めていたけど、オチに違ったカラーのダークさがあり面白い。
今回すごく好きだった「ニョラ穴」は、SFチックな作風。日本のこ -
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Posted by ブクログ
恒川さんの不思議な小説が好きで、文庫が出たら買うようにしてる。
しばらく目につく所に置いていつでも読めるようにしていたのだけど、読書から少し遠ざかっていて放っていた。
東京に行く時鞄にいれて、3泊のあいだに読むことができた。
恒川さんのお話は不思議で繊細で優しい世界観があって、ほかのSF小説にない穏やかな気持ちで読めるのがいい。
そしてやりきれない、答えがでないもやもやしたものが残る。けれど、それも心地よく感じるから不思議。
滅びの園は何人もの目線で描かれていて、それぞれの正解があってそれぞれが信念をもっている。
それでいいんだろうな。お互いのことなんて理解なんてしなくていいんじゃないかな -
Posted by ブクログ
現代ホラー小説傑作集。これまた全部再読なのだけれど、傑作揃いというほかのないセレクションです。
かるかやシリーズの「芙蓉忌」、実はシリーズ他の作品に較べると印象が薄かったのですが。再読してみると、なかなかに怖いしひっそりとした切なさも感じる名作でした。なによりこのアンソロジーがこの一編で幕を開け、そしてラストが「七つのカップ」で優しく終わるという構成も素敵なのですよね(ラスト一歩手前が「あまぞわい」でとことんどんよりしたあとだというのもまた)。
小林泰三さんの「お祖父ちゃんの絵」をセレクトするというのもまたなんとも。これ、最初に読んでいるうちは「お祖母ちゃんの絵」の間違いじゃないの? って思う