恒川光太郎のレビュー一覧

  • 夜市

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    ほんのりホラーの不思議な話。初めて読むタイプの本でした。
    すごくよかったから色んな人にオススメしたいのに、この本の魅力を伝える語彙力が私にはない…
    まぁ読んでもらわないと分からないので、とりあえずみんな読んで!!

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    2026年07月09日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    一つの世界…というよりは幾つもの世界なんだけど、ストーリーとして大きな枠組みの中の連作短編集。
    日常から異世界に迷い込む様は好きな恒川節なのだ。
    1話めが1番好きだったけど、
    思い返してみればどの話も世界は一緒なのに時代も人も違えば関わるものや人で随分違う物語が展開されていくのは人生にも近しいかもね。

    解説読んで知ったけど先生はプログレ好きなんだ。
    どうりで好みが合うはずだわ。

    本作読み終わるのに3ヶ月かかった。
    転職したてで忙しかったからやっと読み切れて良かった。
    もっと本読みて〜

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    2026年07月09日
  • 夜市

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     収録作の「夜市」と「風の古道」は、前後はわからないが、どちらかがどちらかの焼き直しのようで、期待外れに思った。しかし、解説にもあったように、平易であることにより無駄のない洗練された筆致は読者をやる気にさせるものに感じた。

    結構ファンタジー強めで、ホラーが薄いのでホラーということで読むのをためらうのはもったいないと思います。

    内容というよりも、文章の書き方からくる雰囲気がなんだかじわじわきて良い。

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    2026年07月08日
  • 夜市

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    ホラーというより幻想小説に近いな、幻想小説はちょっと苦手かもと思ったけど、読み進めていくうちに払拭されるぐらい幻想とホラーと現実が交互に出てくる。とにかく文章が巧みで、情緒的でノスタルジックなんだけど、過度にディテールを書き込まないので想像に委ねられてる部分が幻想小説までいかない部分なのかも?とおもった

    これは成長の物語ではない。
    何も終わりはしないし、変化も、克服もしない。

    この文が本当に良かった

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    2026年07月05日
  • 幽民奇聞

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    恒川ワールドはどうしてこんなに良いのか。
    言葉で説明することが難しいけど 独特な、なんか雰囲気がとてもある文章を書かれる。
    結局 キ ってなんやねん、はっきり言ってくれよと言いたくなるところもあるけど、これでいいんだと思うし、これだから恒川さんはいいんだと思う。
    夜市からずっと好きな人

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    2026年07月05日
  • 夜市

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    ホラーは興味はあるけど眠れなくなりそうなので敬遠している
    ただこの夜市や風の古道は妖しい雰囲気の中に登場人物のキャラクターが十二分に発揮されていていつまでも物語に浸っていたい感覚になる
    初めて読んだ作家さんであるが他の作品も読んでみたいと思った

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    2026年07月03日
  • 幽民奇聞

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    ネタバレ

    幽民奇聞

    「鬼婆図探訪」、「夢狒々考」、「最後のキ」、「すすき野原の先で」の中編・短編集です。
    物語は日本の古代から続く”キ”という集団の流れとして語られます。
    恒川氏の小説は陰惨でありながら、後味が悪くないところが好きです。
    今回の物語も、実際にあったかもしれない物語としてすっと入っていくことができました。
    世の中が情報的に均一になっている今、情報の揺らぎから現れる”キ”のような不可思議が物語の中だけしか生き残れないのが少し寂しい気がします。(陰謀論なども同種の情報の揺らぎなのかもしれませんが、竹蔵はそちらの方にはあまり関心が向きません。)ほの暗い中で不可思議なことに怖れる感覚も、大切な気

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    2026年07月02日
  • 夜市

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    子どもの頃、帰り道で「この角を曲がったら、知らない世界へ行けるんじゃないか」と想像したことはありませんか。

    大人になると、そんな空想はいつの間にか忘れてしまいます。でも『夜市』は、その感覚を静かによみがえらせてくれる物語でした。

    舞台は、森の奥に現れた不思議な市場「夜市」。そこでは欲しいものは何でも手に入ります。ただし、その代償はあまりにも残酷です。主人公・裕司は幼い頃、ある大切なものと引き換えに才能を手に入れました。そして二十歳になった彼は、その過去を取り戻すため、再び夜市を訪れます。

    この作品の魅力は、怖さよりも空気感にあります。異形の者たちが歩き回る市場なのに、なぜか懐かしい。夕暮

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    2026年06月30日
  • 滅びの園

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    今まで読んだことのない世界観でした。第1章で脱落しかけたものの、第2章から急激に目が離せない展開に。

    地球外生物プーニーが世界中に出現。増殖して人類存続を脅かす恐怖、大気圏上の未知なるものとの決死の戦い、SF小説が好きな方にはお勧めの一冊です。

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    2026年06月30日
  • 無貌の神

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    神様や天狗・神獣等、世にも不思議な物語集。ファンタジー系は考察の幅が広くて頭が楽しい
    内容で好きなのは「青天狗の乱」と「カイムルとラートリー」

    設定が好きで続きも欲しいと思ったのが「死神と旅する女」
    死神の設定素晴らしかった(っ'ヮ'c)

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    2026年06月28日
  • 幽民奇聞

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    このタイプの物語といえば恒川氏の大得意分野でしょう。謎の集団「キ」と「狒々」にまつわる短編でそれぞれつながっているというお馴染みの構成です。文章を追っていくことでこの世界に入り浸ることができますが、結局、謎は解けないままです。解けてしまっては面白さが半減しそうです。次作にも期待します。

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    2026年06月27日
  • 夜市

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    異世界と過去と現在が上手にスリリングに結びついて読む手が止まらなかった!
    夜市然り古道然り自分で自分の運命を選ばなければ生きられない状況が何度も出てくるが、それは異世界に迷い込んだ人間だけの話ではない。こうやって日常を過ごす中でだって沢山の選択をし続けて、私達はいつだって片方を選べばもう片方には戻れなくなってるのだ。と気付かされる1冊。

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    2026年06月25日
  • 夜市

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    この本、夜に一人で読むとちょっと不思議な気分になる。

    一応ホラーらしいのだが、読んでみると全然違う。夜の闇に浮かぶ古い提灯のような、静かで美しい幻想の物語だった。
    普通のホラーみたいなぞっとする怖さはまるでなく、ただただ情景が心に染みて、ふっと息が止まる瞬間が何度もあった。

    「夜市」と「風の古道」の二編は、どちらも言葉の織りなす空気が不思議で、読み進めているうちに現実と夢の境目が溶けていくような気がする。
    派手な仕掛けはないのに、なぜか胸の奥に重いものが残る。

    生きることの業のようなものを、静かに、でも確かに感じさせられた。うまく説明できないけれど、ただ美しいだけではない、切ない余韻があ

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    2026年06月14日
  • 幽民奇聞

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    ネタバレ

    最近スタープレイヤーとか読んで、それはそれでよかったんだけど、やっぱこれだよな〜
    不思議で、どこか郷愁にかられるような。
    キという忍者みたいな謎の存在についてさまざまな角度から語られていく。
    人物が少しずつリンクしているのもよい
    はじまりから巡り巡って最後にまた鶯谷にかえっていく。奇縁だね
    しかしまさか、キの1人、カヨの子が鶯谷だったとはねえ。自分のルーツを探す旅だったのかな
    結局御屋形様とはなんだったのか?

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    2026年06月12日
  • ヘブンメイカー

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    スタープレイヤーⅡことヘブンメイカー。

    スタープレイヤーでもちょこっと言及されたある街にまつわるお話。前作は少しずつ世界が広がっていく感じだったけど、今作は世界の広さを感じさせる。多種多様な人や国との出会いがあり、感情の動きがあり、それらが織りなすこの世界の歴史が感じられて面白かった。
    願いの叶え方も工夫したものが多くみられて、そんなことも出来るのか!のオンパレード。改めてチート。

    終盤、前作とリンクするところに胸が熱くなりました。

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    2026年06月10日
  • スタープレイヤー

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    面白かった!

    願い叶える系の能力ではかなり条件が緩いというか、これが1つの願いで出来るのかという面白さもあり、段々世界と人脈が広がっていくRPG的な面白さもあり、ワクワクしながら読んでました。

    不幸な方向に行きがちなストーリーだし、途中そんな匂いもしていたけど、意外と主人公が人間的に成長した感もあって爽やかな読後感だった。

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    2026年06月08日
  • スタープレイヤー

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    旅をしている気分になれる話だった。
    筒井康隆さんの「旅のラゴス」を読んでいるような気分になり異世界を楽しむ話でとてもよい時間を過ごした気分になった。

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    2026年06月08日
  • 夜市

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    ネタバレ

    これがデビュー作か。
    凄いな。
    この前、1番新しいジャガーワールドを読んでからの、ずっと積読してたこのデビュー作。
    夜市、めっちゃ面白い。2番目のも面白いけど、夜市!
    パラレルワールドかー。小学生のとき「やかんねこ」を夢中で読んでたな。
    弟は本当にいた世界にまた存在したのかな………。私はいま何が凄く1番欲しいかなって考えたけど、何もなかった(⁠・ั⁠ω⁠・ั⁠)

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    2026年06月06日
  • 化物園

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    ネタバレ

    ケシヨウと呼ばれる、遥か昔から地球にいる怪異とも妖とも宇宙人ともつかない存在と、人間との関わりを描いた短編連作。
    ケシヨウは周囲から悪意あるものとして恐れられているが、どの作品でも結局、人間の中に潜む化物の方がはるかに恐ろしいということが浮かび上がってくる。時代は違えど、人間こそが本当の「化物」の心を持っている——というテーマが静かに、しかし強く胸に残る。
    どれも読みやすく、情景が目に浮かぶような美しい表現が素晴らしい。
    短編ながら余韻が深く、恒川さんらしい儚さと鋭さが詰まった一冊だった。
    本当に大好きな作家さん!

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    2026年06月03日
  • 雷の季節の終わりに

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    ネタバレ

    せっかくねーちゃんと再会できたのにねーちゃんまた弟を置いてくのか...現実世界で賢也が暮らしていく手立てなんてないこと知ってるくせに
    まぁ絶縁されたら賢也は隠には帰れない、ねーちゃんもねーちゃんで現実世界に居場所なんてない
    わかっちゃいるけど結構あっさりしてんだなーって
    この子は私が守らなければみたいなこと言うてたくせに...

    トガムネキの末路が悲惨だー確かに悪いことしてきたけど永遠に苦しみ続けるの地獄だなーこわいなー

    相変わらず独特な世界観と現実世界のすぐ側にある異世界みたいなテーマがやっぱり面白かった

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    2026年06月03日