恒川光太郎のレビュー一覧

  • 金色機械

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    結構なボリュームでしたが、スラスラ読めるので面白かったです。
    前半よりかは後半が色々今までの話が繋がってきて、面白く感じます。
    昔の時代の義理人情を感じられたような気がします。

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    2026年05月26日
  • 幽民奇聞

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    最後のキの章のみ読み応えあった。こうした魑魅魍魎の世界も文明の発達により廃れて行くのは仕方ないとは言え僅かでも灯火が絶えない事を祈る。

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    2026年05月24日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた。
    から始まる25の短編が入ったオムニバス。

    吉原幻鏡・高田崇史
    怪物どもの棲家・島田荘司
    回答・神林長平
    マザー・ジン・古泉迦十
    失われた史料、的外れな再建・市塔承
    消えない炎・我孫子武丸
    比翼・河村拓哉
    全滅館の殺人・似鳥鶏

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    2026年05月24日
  • ヘブンメイカー

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    前作『スタープレイヤー』よりも個人的には好みだった。時間が経ってるから、続編には期待できないかもしれないけれど、少ししか語られていない要素も多いから、シリーズ化してほしいなあ。

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    2026年05月24日
  • 無貌の神

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    夜市から入りその独創的な世界観にハマって作者に興味を持ち、2作目としてこの作品をセレクト
    夜市の時はあまり感じなかったが、今回の作品は説明を省いて読者に補ってもらうスタンスの作品が多々あり急な場面転換に困惑したりもしたが読む上ではさほど影響はなかった
    死神と旅する少女、カイムルとラートリーは分かりやすかったし特に好きだった
    洒落怖とか好きな人に本当に刺さる世界観の作品作る方だと思う
    2作目もハズレがなかったのでこの著者の作品はこれから追っていきたい

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    2026年05月21日
  • スタープレイヤー

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    ネタバレ

    異世界転生の「新しい形」を見た。

    路上で、全身真っ白な男から提示されたクジを引き、1等の「???」を引き当てた主人公・斉藤夕月(34歳・無職)。眩い光に包まれて目が覚めると、見知らぬ異世界に飛ばされていたという、なんとも脈絡のないスタートを切る。

    異世界ものにありがちな「目の前にメニュー画面が開く」といったシステムはあるものの、ここで与えられるのは戦闘スキルなどではなく、「制約はあるが、何でも10個の願いを叶えられる権利」だった。

    この世界では、別の世界からやってきてこの権利を持つ者を「スタープレイヤー」と呼び、願いの残数を「スターが10個残っている」と表現する。

    この「願い(スター)

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    2026年05月23日
  • 秋の牢獄

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    ネタバレ

    「秋の牢獄」
    久しぶりに、読みましたが、恒川ワールド全開の作品でした。大学生の藍は、11月7日を何回も繰り返すリプレイヤーになりますが、そのリプレイヤーは何人もいました。妻に浮気されている犬飼や、藍に転機をもたらすことになる隆一など、色々な人と出会います。最初は、リプレイヤー同士で会ったり、一緒に遊んだりしていましたが、北風伯爵という異形の存在がリプレイヤーを飲み込んでいくという事実を知ります。1人1人藍の側から、リプレイヤーは消えていきますが、大学の知人である由利江が新しくリプレイヤーになったように、リプレイヤーは、更新されていきます。オチとしては、藍が北風伯爵に飲み込まれていく形で、終わっ

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    2026年05月20日
  • 夜市

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    サクッと読めた。
    ホラー小説と書いてあるけど怪異などのホラー要素がある切ない系の話だった。
    夜市と風の古道の2作品が掲載されていて、特に風の古道が私は好きだった。
    子どもの方が不思議な道とか物とか見つけやすそうだな。
    夜市も設定が面白くて、主人公の弟がよく頑張ったと思った。

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    2026年05月19日
  • ジャガー・ワールド

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    面白かった。
    分厚いのに重さを感じさせない読みごたえあるのにスルスル読める。
    すぐにだれがだれかわからなくなるので、自分の記憶力に困った

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    2026年05月18日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    「物語の断片」と題された掌編がそれぞれの短編につながりを与えていて、非常に完成度の高い作品群となっていると感じた。

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    2026年05月17日
  • 滅びの園

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    自分の大好きな著者の作品に共通する世界観にSFという新たなエッセンスが加えられた傑作!

    想念世界の鈴上誠一、ディストピア化した現実世界の主だった登場人物たち。良い意味でそのどちらにも感情移入し切れない絶妙なバランスがSF作品の持つ魅力を更に高めていると感じた。

    終盤誠一に投げかけられた「何故あなただったんだと思いますか?」という質問に誠一は「考えたことはないし、これからも考えないでしょう」と答えたわけですが、恒川光太郎ワールドに囚われている自分は

    誠一は実はこれまでの著者の作品の登場人物たちの様に不思議な力を実は持っていた。

    その力がこの世の全てに絶望して頭の中で糸が切れたその瞬間に自

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    2026年05月15日
  • 夜市

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    ホラーというひと括りじゃなく、どこか切ない人間愛も描かれていて怖いだけではない作品。
    ふとしたことで人間の世界とはかけ離れた場所に迷い込み、出られなくなる。
    ホラーを読んで感傷的な、切ない気持ちにになるのは初めてでした。

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    2026年05月14日
  • 夜市

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    ネタバレ

    ホラーとしてはそこまで怖くは無いものの普段読書をしない私でも一日で読み切れた程読みやすく、入り込みやすい内容でした。

    一つを選べば他の風景を見ることは叶わない。
    私は永遠の迷子のごとく独り歩いている。

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    2026年05月13日
  • 無貌の神

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    前作、前々作がこれまでの著者とは異なるアプローチの作品であったため、今作がどの様なものになっているのかがこれまで以上に気になり続けて読み始めた。

    今作は正に恒川ワールド全開という短編集だったが、これまでの作品よりも寂寥感、喪失感が高めの作品が多かった。(良い意味で)

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    2026年05月08日
  • 夜市

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    もっと早く読んでおけばよかった…
    ホラーなんだけど、現実と異界の狭間に迷い込んでしまうような、神隠し的な怖さ。切なさと郷愁、夏の空気。
    表題作も「夏の古道」もめちゃくちゃよいです。
    中高生にすすめたいなー。

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    2026年05月07日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    不思議な世界観の話。
    短編のようだけど、どこかで繋がりがある。
    SFファンタジー。

    もし、自分の生きている世界が小さい箱庭で、
    誰かが見守っている世界だったとしたら面白いなと思った。

    ナチュラロイドと夜叉の話はぶっ飛びすぎていて、あまり楽しめなかったけど、その他の話は設定が面白く良かった。

    ●箱のなかの王国
    ●スズとギンタの銀時計
    ●短時間接着剤
    ●洞察者
    ●ナチュラロイド
    ●円環の夜叉

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    2026年05月07日
  • 幽民奇聞

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    あんまり時代小説を読まないから、読み方や意味を理解するのが難しい部分もあったけど、面白かった!
    狒々や天狗と妖怪ファンタジーワールドかと思いきや、意外とありそうと思わされる世界。
    これ文章でも面白かったけど絵で見てみたい。
    「キ」絶対かっこいいよ…
    二本松少年隊の歴史は知らなかったから、勉強になったし、読んでてしんどかったけど、知れてよかった。

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    2026年05月07日
  • 夜市

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    表題作「夜市」が恒川さんのデビュー作。

    正直、「夜市」自体はホラーの文脈に
    エンタメの要素を入れ込んだところに新しさはあったように思うけれど、
    エンタメに親しんだ人ならあまり意外性は感じられないんじゃないかと思った。

    それよりももう一つ収録されていた「風の古道」がおもしろかった。
    「夜市」と構成としては似通った部分があるのだけれど、
    平坦にも映る道程から突然来る驚きに見事にやられた。
    とても鮮烈な読書体験だった。

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    2026年05月06日
  • 幽民奇聞

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    「キ」というものを調べている。—— 最初は怪談的な昔話的な小説かと、京極夏彦氏を思い出す感じの入りで、暢気に読んでいたら途中から深くなって、止められなくなって一気に読んでしまった。

    久しぶりに恒川さんを読んだけど、やっぱり凄い作家さんだと改めて思う。
    現実離れしているのに、人の業とか人情とか、現実より真実で、普段忘れている心のどこかの部分に作用して何故か苦しくて切なくて胃がグーッと締め付けられる。
    この感覚は何と言うのだろう。
    恒川さんの作品を読んだ時にだけ沸き起こる感情がある。

    本当に素晴らしい、唯一無二の作家さんだと思う。

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    2026年05月04日
  • 幽民奇聞

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    ネタバレ

    幽民。狒狒。キ。
    鶯谷玄也。鬼婆。伊豆。松吉。カシワ。矢銀。お館様。敵討。オオフネ学校。
    民俗学。山の民。キの館。明治になって消えゆく文化、民。カヨ。母。
    男を殺してるときと、伊豆学校にいたときはいくらかましだったよ

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    2026年04月30日