恒川光太郎のレビュー一覧

  • スタープレイヤー

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    異世界に行って10個の願いを叶えられるというお話。手放しで全て叶えられるわけではなく、いろいろと条件はあるというのが設定としてあり、確かになと思いながら読みました。
    もし私がスタープレイヤーになったら?なんて考えたり。ぜったいぜったいくだらないことしかしないんだろうな(笑)

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    2026年02月01日
  • 白昼夢の森の少女

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    夜市の恒川光太郎さんの作品
    夜市が好きならば間違いなく楽しめる
    独特な恐ろしくも美しい様々な世界観の中で
    少し不思議で少しゾッとするような物語が展開される
    色々な種類の話が長さもバラバラで詰まった短編集なので
    一つ一つ新鮮に楽しめました

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    2026年01月30日
  • ジャガー・ワールド

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    ファンタジーというより、ほぼ古代文明。古代から見れば近代文明は魔法だし、逆は野蛮に見えるもの。

    でも面白い
    スタープレイヤーよりずっと好きだな。
    恒川さんでは特に無貌の神が好きだけど、未来より古の方が親近感あるし
    国取り合戦にアナログな肉弾戦戦闘アクションが新鮮。

    支配階級の奢りに対して
    自分の中のドス黒い部分が
    遺伝子レベルで残虐な末路にスカッとする

    残虐な表現はあれど、悪と正義は恒川さんらしさそのままに。群像劇で登場人物は多くも分かりやすく整理されて
    凄く読みやすく、ページはさほど黒くないし見た目よりサクッと読めました。

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    2026年01月30日
  • 秋の牢獄

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    ネタバレ

    透き通るようなきれいな文学。不思議で幻想的ですが、悪く言うと盛り上がりもオチもありません。
    個人的にはあまり好きなタイプの小説ではないのですが……この作品はなんか好きです。

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    2026年01月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    全ての作品が「それはそれはよく燃えた。」という1文から始まる。
    25名の作家からなるアンソロジー。

    その中でも
    市塔 承さん(2025年のメフィスト賞受賞、まだ作品は未発売)を知れただけでも、この本を買う価値があったと思う。

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    2026年01月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」の1文から始まる数多の短編。燃えたのは物質であり概念であり、「燃やす」という人間ならではの行いは唯一つには留まらないのだのと認識させられた。
    黄金の森の神様とレヴナントが印象深かった
    皆川博子の作品は大御所流石の表現力

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    2026年01月23日
  • ジャガー・ワールド

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    最も愛する現代作家の一人恒川光太郎氏の新作。お得意の幻想譚ではなく、これはマヤ文明の中の一王国の滅亡の様を描く一大叙事詩であり、戦士たち、預言者たち、為政者たちの群像劇。大作歴史小説の味わい。これ、マヤやアステカの知識があればもっと楽しめたのであろうな。もちろん知識が無くてもこの豊饒な物語は十分楽しめる。恒川氏の凄いとところは、一人の人物人生の歩みを描いている部分。読む側としては具体的で生き生きしたイメージを喚起されつつ読み進め、その長い年月をともに歩んだつもりになって頁を戻ると、それがほんの二、三頁だったりするところ。よくぞこんな短い紙幅で豊かな時の流れを描くものだ。同じ物語をたとえば北方謙

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    2026年01月21日
  • 竜が最後に帰る場所

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    今回もとても楽しめた!

    お気に入りは「夜行の冬」と「鸚鵡幻想曲」ですね。
    2作品とも著者の得意とする"仄かな恐怖"がこれまでの短編の中でも強めの作品だと思います。

    逆にタイトルの出典にもなっている「ゴロンド」は割とあっさり終わったなという印象でした。

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    2026年01月14日
  • ジャガー・ワールド

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    エルテカ王国の崩壊に関わる、それぞれの志、それぞれの運命を重厚に描く物語
    よって複数人の視点を通して展開されます

    個人的には天界の少年レリイの行く末が気になりますが、物語的には敢えてぼかすことに意味があるのかもしれませんね
    この余韻もまた恒川ワールドの真骨頂でしょうか

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    2026年01月12日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    今回読んだ短編集で初めて読んだのは「子どもを沈める」、「死神と旅する女」、「お祖父ちゃんの絵」、「七つのカップ」だった。どれもそれぞれ違う種類の怪談でバリエーション豊か。楽しめました。個人的に好きなのはシュマシラ、死神と旅する女、七つのカップです。最後の七つのカップはどこかほっこりして、でもどこか不思議に感じる話でした。良かったです。

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    2026年01月07日
  • 夜市

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    初めての角川ホラー文庫。展開を予想できてしまう場面がちょくちょくありました。文章が美しくホラーというよりはファンタジーのような要素を強く感じました。恒川さんの他作品も読んでみたいと思います。

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    2026年01月05日
  • 夜市

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    ネタバレ

    途中から何となく、これ◯◯だなって分かってしまう箇所があったけど、文章が読みやすくて情景を想像しながら読む事が出来た。ハッピーエンドにならないのは、やはり弟を売ってしまった事をなかった事には出来ないし、兄として責任を取りたかったのかなと思った。クレープの話の下りで、もしかして兄は弟の事を気づいたのかな?ラストは、その後を読者に想像させるような感じがとても良い。
    弟は、その後実家に帰ったのか?いずみは、夜市に再び行く日があるのか?が気になる。

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    2026年01月03日
  • 南の子供が夜いくところ

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    今作は初の海外の離島が舞台。
    その魅惑の島へ時代や時空を超えてやってくる人々の物語がこれまでの作品同様、うっすらと繋がっていく心地良さがあった。

    南の島へ行きたくなったなぁ…

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    2026年01月03日
  • ジャガー・ワールド

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    とても引き込まれた。
    人間が繰り返してきた争いの歴史の一つを読んでいるようだった。
    そして、胸にグサグサとくるものがあった。

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    2026年01月02日
  • 夜市

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    友達と2泊3日の旅行に出かけた時、2日目の夜眠る際に「あぁ、この楽しい小旅行ももう終わりか」と感じる時がある。楽しい時間はまだ続くにもかかわらず、残りの時間の短さを自覚し、寂しい気持ちになる。

    おもしろい小説でも同じ事が言える。読んでいて楽しいのだが、残りのページが少なくなるにつれ寂しさを覚える。恒川光太郎さんの作品では特に強い。どちらかというと暗、陰なテーマであるのにも関わらず、受け取る印象は「安心感」だったり「穏やかさ」だったりと真逆であり、不思議な雰囲気を醸し出していて心地よい。区切りがはっきりしている1個1個の話を読み終える度に、もっとこの世界に浸っていたいと強い欲望を覚える。読めば

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    2025年12月31日
  • ジャガー・ワールド

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    本作の舞台はマヤ文明
    紀元前1000年頃から16世紀頃までメキシコを中心に実在していた謎多き文明

    そこを舞台に、「エルテカ」という架空のひとつの王国が滅びゆくさまがこの「鈍器本」には描かれている


    その重さ577g


    分厚くてもちにくいし、そこそこ重たい
    私は左手で本を持って読むが、長時間読んでいるとさすがに左手が疲れてくる

    エルテカが滅びるのが先か、私の左手が滅びるのが先かまさに我慢比べの読書だ


    そう思った矢先、『ジャガー・ワールド』はやりやがった!

    生贄屋敷から逃れた少年
    最強無敵の怪力戦士
    謎に包まれた最高神官
    反生贄思想を語る赤いマントの少年など、作中にさまざまなキャラク

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    2025年12月26日
  • 秋の牢獄

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    面白かった。「神家没落」が人気だが、「幻は夜に成長する」が私は一番好き。冒頭比喩のようであったものが、何一つ比喩でないと気付かされた時の戦慄、結末の圧倒的カタルシス!やっちまえ!!!という気分になる。

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    2025年12月19日
  • 夜市

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    自分も異世界に入りこんでしまった不思議な感覚。ここから出れなかったら…というドキドキしながら読む。幻想的な雰囲気で面白かった。

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    2025年12月18日
  • ジャガー・ワールド

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    久しぶりにファンタジー小説を読みました。
    分厚くてずっしりと重い鈍器本なので、覚悟を決めて読み始めましたが、余白が多くて1ページ当たりの文字数が少ないので思ったより読みやすいです。

    エルテカ国という巨大な国家が衰退して滅びるまでの物語です。マヤ文明とアステカ文明を下敷きにしていて、祭壇に生贄を捧げる文化があり、人間が殺されて生贄にされたり食人の風習があるのですが、描き方が淡々としていて残酷さはあまり感じません。
    多くの登場人物たちの行動は、分かると思うところと分からないと思うところがあり…そういうところに人間らしさを感じました。こういう話は、愚かで残虐な現王と心優しく賢い新勢力の戦い…という

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    2025年12月12日
  • 夜市

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    異界ファンタジーホラーと言うとしっくり来るかもしれません。
    世界観は個人的に好きです。
    最近のゴリゴリのホラーと言うよりはスッキリとしたホラーだと感じました。

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    2025年12月10日