恒川光太郎のレビュー一覧

  • ジャガー・ワールド

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    分厚いので読んでも読んでも終わりが見えない。
    読み終わったときの感想は内容とか面白かったよりも

    おわったー!!

    だった。

    アステカ文明とかあの辺が好きなら読んで損はない。
    面白いくらいしか特もない。
    本当に読み進めていけてるのか自信もなくなる。

    群像劇ではあるので間が空くと分からなくなると思うので二、三日で読んだ方がいい。
    無理。

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    2026年08月15日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    不思議なファンタジー短編集でした。
    色々な世界(時代?)で進むストーリーが、他の作品にもずっと繋がっていて、作者はどうやってこんなイメージを創り上げるのか…
    SF的な側面もわかりやすい表現で書かれていて、恒川光太郎さんのすごいところだと思いました。

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    2026年08月10日
  • 金色機械

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    江戸時代を舞台にした、相手の殺意やはかりごとを察知する能力を持つ男熊悟朗、手をかざすと人を殺すことができる女性遥香、そして月から来たとされてますが、出所不明の謎のロボット金色様の数奇な運命を辿っていくお話。
    主人公は、遥香と金色様とになるのかな?熊悟朗は狂言回し的なポジションかも。

    江戸時代にロボット?という内容で、これまたぶっ飛んだ設定だなと思いましたが、普通に時代小説としてすんなり読めて、読後改めてすごいなぁと思いました。
    何でしたら、上記の登場人物のSFチックな設定なしでも十分話としては成立すると思うし(多少の修正は必要ですが)、面白い話になったと思います。
    短編が時系列ばらばらで続

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    2026年08月10日
  • 夜市

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    ホラー作品と言われたら疑問符を浮かべる人も
    いるかもしれない。
    でも、個人的にはこういう不思議な物語好き。

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    2026年08月09日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    ネタバレ

    おおきさのことな小さな環がいくつも散らばっている読後感。エマノンや火の鳥のように時代を超えて環は、重なり離れるを繰り返す。不思議な世界観に嵌る気持ちがわかる。

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    2026年08月08日
  • それはそれはよく燃えた

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    読後感の詰め合わせのような1冊。
    多くの作家によるショートショートのため、1本1本が短く読みやすいのはもちろん、普段読まないジャンルにも出会える。ひとつ読み終わったときに爽快な気分になるものもあれば、ザワッとしたり、苦く残ったりもするのが良い。
    そして短いからこそ、好きな気分も苦手な気分もサラッと通り過ぎていくのがまた良い。

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    2026年08月08日
  • 夜市

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    面白かった。
    大好きな漫画家キューライスさんとのコラボカバーがきっかけで購入。

    人間の世界とは別の世界。
    ごく稀に、人間が足を踏み込んでしまう。
    そんな世界の物語。

    ホラーではあるものの、ファンタジー要素もあり、サクッと読めるけど、どっぷり余韻が残る。

    「風の古道」の最後の一節が良かった。

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    2026年08月08日
  • 月夜の島渡り

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    南の島が地元です。『化物園』でもちょろっと琉球の話は出てきたけど、これは全部が沖縄・琉球の話でなんか嬉しかった!方言とか会話のイントネーションとか言葉のニュアンスがリアルで、おお〜沖縄だ…となんかしみじみしてしまった。そんな郷愁を文章から感じつつも、簡単に『異界』の姿も想像できるところが面白い。日本もアメリカも琉球もごちゃ混ぜになっているあの土地ならではの異文化というか独特の不思議さに、ホラーというか不気味さというか奇妙さを織り交ぜて見せてくれるみたいな。確かにホラーとの親和性は高いのかもしれないな〜

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    2026年08月08日
  • 夜市

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    これはホラーなのでしょうか?
    私には、ノスタルジックな美しい物語に思えます。
    表題作の「夜市」も「風の古道」も、気付いたら異世界に迷い込んでいるというお話。
    『となりのトトロ』や『バケモノの子』のような、子どもの時にだけ出会える不思議な世界。
    もしかしたら、そういう入り口はどこかにあるのかもという気になってきます。
    子どもの頃に、「そんなことあるわけないじゃん」てことを、よく言っていたあの子の言動‥‥ホントのことだったりするのかもしれない、なんて思ったり。
    大人になったら皆、忘れてしまうけれど、夜祭のあの屋台の向こう、神社のあの林の向こう、何があるのかな?でもちょっと怖いな、けど覗いてみたいな

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    2026年08月07日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    SF?ファンタジー?な短編集。
    恒川さんの作品を読むのは4作目なのですが、読むたびに「すごい」が更新される作家さん。
    発想と展開が本当に面白い。
    正直、物語のはじまりはいつも少し読みにくいのですが…(どこに連れていかれるのか全然予想がつかず、なんの話なんだろう…と思ってしまう)、いつしか物語に引き込まれ、心地よく物語に酔えるんですよね。この読み心地の気持ち良さはなんなんだろう…まるで魔法のようだなぁと思いながら読んでいました。

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    2026年07月31日
  • 夜市

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    ネタバレ

    現代では、「神隠し」は、口減らしや犯罪を覆い隠すための共同体の語りとして機能していた、という解釈を耳にする。それでも、神隠しが確かに存在すると、心のどこかで感じる人は多いのではないだろうか。
    現実の中にも時折、「ここは通らないほうがいい」と感じる場所が現れるように。

    そうした感覚にぬるりと入り込んでくるのが、この本だと思う。
    だからこそ不思議と懐かしく、「私もその世界を知っている」と思いながら読み進めた。

    「夜市」に登場する女友達は、突如現れた不可思議な空間に対する恐怖や驚きがあまり描かれておらず、やや違和感があった。「風の古道」の登場人物たちからは、人の世界と神の世界との狭間を漂う、現実

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    2026年07月24日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    服部まゆみ「雛」目当てで読み始めたけど全部じっとりとした怖さのある良いホラーだった。
    「骨」はちゃんと死に行くための儀式的なものなのかな。
    「正月女」田舎の嫌な男女関係が見えて気持ち悪い。ホラー展開でよかった。
    「或はぐれ者の死」他人は薄情。ここまでならなきゃ見つけてもらえない者がいるのか。
    「雛」執着と人形のじっとりとした話。期待したよりも不気味で嬉しかった。

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    2026年07月22日
  • 夜市

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    お話は2話収録。両方とも面白かったけど個人的には2話目が好みでした。夜市も好きですが。
    両作品とも、どこかノスタルジーで、日本のホラー的な世界観は少しじめっとした感じがしますが、読後はモヤモヤ残らずスッキリしました。

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    2026年07月18日
  • ヘブンメイカー

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    最近流行りのなろう系ではあるけれども、異世界の中に測りしれないスケールが存在する事を実感した。SFでもファンタジーでも、異世界の中の世界の果てのなさを感じる作品は良作と感じる。この感じを個人的に旅のラゴス感と言っているのだけど、この本は世界の広さだけではなく、時間感覚にも何だか旅のラゴス感があった。

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    2026年07月18日
  • 夜市

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    ホラーはホラーなんだろうけど、子供の頃見た河童の映画みたいな、ファンタジーに近い感覚だった。「異世界との間の夜市」「異世界に通じる道」等、全世界にありそうなファンタジーではあるけれども、世界観に日本のエッセンスが溢れていて読んでいてとてもワクワクした。

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    2026年07月11日
  • 幽民奇聞

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    この国にはかつて 「キ」と呼ばれる妖の様な集団が存在した。
    「キ」とはいったい何者なのか?
    歴史の陰でひっそりと生き続けてきた「キ」について、民俗学者の鶯谷玄也が その痕跡をたどる連作短編の物語。

    ✎︎____________

    昔版、都市伝説のような感じ?
    文明開化と共に滅びてしまった「キ」という謎の集団。
    「キ」について書かれた日記や、時代を遡って「キ」であった人物の語る話など、章ごとに徐々に「キ」の正体にせまる。
    そして最後は巡り巡ってそうくるのか〜な展開。
    恒川さん独特の もの哀しさ漂う感じがたまらなく好き◎
    面白かった〜!



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    2026年07月09日
  • 夜市

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    ほんのりホラーの不思議な話。初めて読むタイプの本でした。
    すごくよかったから色んな人にオススメしたいのに、この本の魅力を伝える語彙力が私にはない…
    まぁ読んでもらわないと分からないので、とりあえずみんな読んで!!

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    2026年07月09日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    一つの世界…というよりは幾つもの世界なんだけど、ストーリーとして大きな枠組みの中の連作短編集。
    日常から異世界に迷い込む様は好きな恒川節なのだ。
    1話めが1番好きだったけど、
    思い返してみればどの話も世界は一緒なのに時代も人も違えば関わるものや人で随分違う物語が展開されていくのは人生にも近しいかもね。

    解説読んで知ったけど先生はプログレ好きなんだ。
    どうりで好みが合うはずだわ。

    本作読み終わるのに3ヶ月かかった。
    転職したてで忙しかったからやっと読み切れて良かった。
    もっと本読みて〜

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    2026年07月09日
  • 夜市

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     収録作の「夜市」と「風の古道」は、前後はわからないが、どちらかがどちらかの焼き直しのようで、期待外れに思った。しかし、解説にもあったように、平易であることにより無駄のない洗練された筆致は読者をやる気にさせるものに感じた。

    結構ファンタジー強めで、ホラーが薄いのでホラーということで読むのをためらうのはもったいないと思います。

    内容というよりも、文章の書き方からくる雰囲気がなんだかじわじわきて良い。

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    2026年07月08日
  • 夜市

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    ホラーというより幻想小説に近いな、幻想小説はちょっと苦手かもと思ったけど、読み進めていくうちに払拭されるぐらい幻想とホラーと現実が交互に出てくる。とにかく文章が巧みで、情緒的でノスタルジックなんだけど、過度にディテールを書き込まないので想像に委ねられてる部分が幻想小説までいかない部分なのかも?とおもった

    これは成長の物語ではない。
    何も終わりはしないし、変化も、克服もしない。

    この文が本当に良かった

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    2026年07月05日