恒川光太郎のレビュー一覧

  • 月夜の島渡り

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    沖縄を舞台にしたホラー小説。

    じめっとして暑い雰囲気があります。

    恒川氏の小説は夜市が代表作として挙げられることが多いですが、ホラーの雰囲気としてはこの本の方が好きです。

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    2020年02月20日
  • 金色機械

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    ネタバレ

    読むのに時間がかかった、物語の流れが緩やかだとつい雑念が入り込んでしまう、それはそれでいいのだが。
    柔らかい美しい文体で野生的な盗賊たちの生活が描かれているが「金色様」は何か異界の夢物語めいていた。

    恒川さんの、現実から幻想的な世界に滑り込んでいく物語が好きで読んでいるが、長編は初めてで少し勝手が違った。
    時系列どおりに進むのではなくて登場人物が現れるごとに、それが生きてきた過去から話が進む。時間の往来があってから、現在に合流する。

    全編を通して恒川ワールドの雰囲気が続いていく。
    はみ出し物の盗賊たちは殺しもやれば子どもの誘拐もする、情け容赦のない場面もあるが、それも全て絵物語のようで、続

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    2020年01月20日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    ハズレなし作家、恒川光太郎の「金色の獣、彼方に向かう」を読んだ。黄金の鼬を中心にした短編集。やはり、面白く、ザワザワとする怖さがあった。次がすぐに読みたくなる希少な作家だ。

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    2020年01月20日
  • ヘブンメイカー

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    欲の無い人間はいない。
    それが本能的なものなのか、自分の中にあるものなのか、外にあるものなのか。
    それぞれ意図は違えど欲には変わりない。
    欲は強い。
    個人が願う細やかな欲でもバタフライ効果が起こるのだから、よっぽど慎重であるべきだ。
    が、欲は暴走しがちだ。
    誰もが全員満足する願いは無い。
    だからこそ、協力や努力という過程が必要。
    結果を得たければ、面倒事は避けて通れない。
    改めて考えるきっかけをもらえた。
    面白かった。

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    2019年12月14日
  • 異神千夜

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    ネタバレ

     4つのお話からなる物語。
     ある場所において言い伝えられている伝説や伝承といった類のものは、もしかしたら本当に昔は存在していた何かから起こったものなのかもしれないというような感覚。
     内容は全く違うが、米澤穂信著「リカーシブル」を思い出した。
     不穏なだけでも神秘的なだけでもない、歴史においてごく当たり前に存在していた金色の獣の話。面白かった。

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    2019年06月30日
  • 雷の季節の終わりに

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    筆者の得意な別世界と現実の話。
    ホラー感は薄いが不思議なファンタジーで、読みやすく面白い。
    最近立て続けに筆者の小説を読んだがはずれはなかった。

    賢也はこれからどんな日常を送るのだろうか…

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    2019年04月23日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    久々に読んだ恒川作品は、やはり面白かった。ホラーという枠内に収まらない爽やかさや切なさ。でも怖くもある。そしてそれが両立するものだと思い知らされる。

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    2019年03月16日
  • ヘブンメイカー

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    ネタバレ

     あらすじだけを見ると、いかにも使い古された陳腐なこの設定を、ここまで込み入って深い話に昇華出来るのが流石の一言。ただの冒険とは違う、「開拓」ファンタジーというワクワクした要素も持ちつつ、要所要所では恒川さんらしい、幻想ホラーのうすら寒いような怖さが滲みます。
     「スタープレイヤー」視点に一貫していた第一作目とは違い、今回は「呼び出された人」や「最初からこの世界にいる人」の視線でも話が展開され、それらが終盤にはきっちりと一つの話に集約されていくので、それがまた新鮮でした。
     このシリーズの楽しみの一つが、「何でもできる」登場人物たちが願いを叶える時のアイデアや工夫。今回ならば願いの保険や条件付

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    2018年12月21日
  • 月夜の島渡り

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    今回は全て沖縄でのお話し。
    沖縄も京都とは違う異世界への入口がそこかしこに
    さりげなく口を開けてるって感じがしてます
    その期待を十分すぎる程に淡々と時に優しく
    時に不気味に 時に理不尽に異界へと誘います。
    これが好きなんですよぉ~
    7つの不思議なお話です。
    「クームン」と「私はフーイー」がお気に入りです。

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    2018年11月03日
  • 異神千夜

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    異世界続きw
    短編4つ。

    最後のだけ読んだことあった・・・と思ってたら、『金色の獣、彼方に向かう』の改題だった・・・ってことは再読じゃん!?

    覚えてないワタシってどうよ?大丈夫か?(^_^;)

    以前読んだ時の感想は・・・期待外れだったらしいw
    今回はそうでもなかったな。
    やっぱ、夏と異世界は合うのかも?w

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    2018年07月22日
  • 猫ミス!

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    猫が出てくるアンソロジー。どれも良かった。全部猫目線かと思ったらほとんどが人間目線。「オッドアイ」の少年二人が爽やかでよかった。死んだ猫の目の色を確かめるのがお話のポイントだけど、白猫のオッドアイの確率は高いと思うのでどうなんだろ。

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    2018年04月16日
  • ヘブンメイカー

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    スタープレイヤーの続編を期待して読んだら時間を遡っていた。スタープレイヤーよりも昔の話。一瞬だけ期待外れの感じがあったような気がしたかと思えば、一作目同様すぐにお話の中に引き込まれた。前回も今回も、導入はあんまり盛り上がらないけど、最終的には、あぁ面白かった、という読後感になるのが不思議。まだまだ続くと良いのだけれど。
    180217

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    2018年02月19日
  • 猫ミス!

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    猫が絡んだミステリー集。小松エメルの「一心同体」が面白かったかな。秋吉理香子の「呪い」はオチが予想できるけど、それでもじわりと来るイヤミス。さすがですね。

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    2017年11月29日
  • 猫ミス!

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    猫とミステリーの相性がいいのはその内面が謎に満ちている(何考えてるかわからん)からではないでしょうか。
    アンソロジーなのでどれもミステリーとしては薄味ですが、ストーリーに猫である必然性が(ある程度は)あるので、猫小説としては全然ありでしょう。
    でも恒川氏の『猫どろぼう猫』はホラーです。すげー浮いてる。怖い。
    あと、表紙がダサい。

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    2017年10月21日
  • 走る?

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    14人の新進気鋭の作家たちが、Number Doに寄稿した「走ること」に関する短編集。走る気になる作と、ならない作があるが、作家さんたちがランナーという訳ではないので仕方ない。でも、その著者なりの「走る」ということの考え方がなんとなくわかり面白かった。

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    2017年09月17日
  • 月夜の島渡り

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    ネタバレ

    冬に買ったが、夏向きなので、ねかせておいた本。
    「弥勒節」「クームン」と「私はフーイー」が面白かった。
    首刈り男は、ハワイに移民したので米兵となって殺しにくるかと思ったが、そんな事はなかった。
    胡弓の音楽を聴きたくなった。
    沖縄行ってみたいなぁ。

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    2016年07月21日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    金色機械、スタープレイヤーと恒川ワールドが薄れてきてご無沙汰でしたが、久しぶりに堪能させてもらいました。やはりこの人の作風はこうでないとなぁ。

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    2016年06月14日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    4篇の連作短編集。「異神千夜」が一番面白かった。蒙古襲来がモチーフというと、「アンゴルモア」が浮かぶが、それともまた違って、不思議で怖い話だった。金の獣つながりの短編集かと思ったが、どちらかというと樹海も深くつながっているような気がする。「風天孔参り」に出てくる風天孔に私も入ってみたい気がした。

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    2016年05月24日
  • 南の子供が夜いくところ

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    南国の架空の島を舞台とする連作短編集。民話や神話を読んでいるような雰囲気の異国情緒に溢れたファンタジー。
    時代も登場人物もばらばらだけどどこか少しずつ繋がっている。夜逃げして一人息子だけで島に預けられたタカシや、120歳を超えても若々しい姿の呪術師ユナといった、ところどころに顔や名前の出る人物たちも魅力的。
    後半になるほど面白くなってきて、特に最後の三編「蛸漁師」「まどろみのティユルさん」「夜の果樹園」が好き。

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    2015年12月28日
  • 金色の獣、彼方に向かう

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    鼬 イタチ にまつわる
    不思議なお話し
    短編4話

    恒川さんらしいストーリー❗️
    不思議なだけじゃなくて
    伝えたい事がしっかり存在するところが
    私は好きです
    読み出すと止まらないのが
    この人の作品だ。。。

    この人の本は、全部読みたいです。

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    2015年09月21日