恒川光太郎のレビュー一覧

  • 南の子供が夜いくところ

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    神秘や怪異がすぐ隣に「ただ、ある」ような。足元を少し掘れば残酷な歴史がすぐそこに現れるような。
    夢と現実がゆるやかに溶け合うような島の、連作短編集。

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    2023年02月21日
  • 夜市

    匿名

    購入済み

    ジャンルとしてはホラーだがそこまで怖くないので、初めてのホラーにオススメ!
    そして、世界観が幻想的で美しい。
    ノスタルジックで少し切なくなるような作品が好きな読者に読んでいただきたい。

    #切ない

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    2023年02月14日
  • 竜が最後に帰る場所

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    夜市に続く2冊目の短編集。5つの短編が収録されていて、1つ1つは本当にすぐ読み終わる短さ。
    読んでいて、不思議な感じのする世界観に引き込まれてどんどん先を読みたくなるものの、最後は「あれ?結局どう言う話だったの?」という感じで終わるものが多かった印象。
    ただ、読んだ後の、このちょっと取り残された感はある意味癖になりそうな、この作者の短編作品における特徴なのかなと思った。
    ただ、最後のゴロンドのドキュメンタリーのような話は本当に何だったのだろう…?笑 とても不思議だった。

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    2023年01月05日
  • 南の子供が夜いくところ

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    ネタバレ

    ”ユナ”という呪術師が全部の話に絡んでくるが、一つ一つは独立している短編。
    どれも不思議なお話。一家離散した家族は結局また一つになることはなく、でも父と息子は会えたかもしれない。敵に襲われた島の若者が長い間かけて竜の一族?を見つけ技術を受けて敵に勝とうと思うが、途中で「そうなったらもっと人が死ぬ」ことに気づく。海賊だった男が長い年月かけて菩提樹になった。島に流れ着いた西洋人は便利な知恵をたくさんもっていたが彼が善意で教えてくれるものも、後に人の欲をかきたて秩序を乱すものになりかねない。

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    2022年12月30日
  • 白昼夢の森の少女

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    表題作がとても好きだけど、他の作品もとても面白くまんまと恒川ワールドに引き込まれ、のめり込んでしまいました。

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    2022年12月20日
  • 雷の季節の終わりに

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    前回は「夜市」を読み、もうひとつ読んでみようかと思いこれを手に取った。そして面白かった。

    何がどうと説明は出来ないけど、出だしのプロローグがとてもいい。すぐに引き込まれていった。

    もう少ししたら、他の作品も読まずにいられない。

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    2022年11月07日
  • 雷の季節の終わりに

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    序盤は世界観に引き込まれながらも、これどう展開していくんだろうと言う感じが結構続いた。
    終盤のハラハラ感ある急展開、並行して進んでいた別々の視点からの話が繋がる感じが面白かった。

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    2022年11月01日
  • 無貌の神

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    不気味な雰囲気に完全に呑まれながら読んだ。
    恒川さんの物語はすごく自然に異世界へと誘う。それと気付かないほどさりげなく。

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    2022年10月15日
  • ヘブンメイカー

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    ネタバレ

    力を持って異世界に行っても、何もかもが上手くいくということはないし、やることは一緒なんだよなぁと思った。社会を築かなくては人は生きていけない。人間関係はうまくやっていかなくてはいけないし、何を間違えば一瞬で崩れ去る。せっかく異世界に来ても逃げ道はない。
    真っ新からのスタートほど怖いものはない気がする。
    天国を作った男の話だけど、当の本人は全てを忘れる苦痛を抱えて元の世界に戻る。好き勝手に作り、生き返らせ、殺し、騙してきた報いかもしれないが、当人がその天国にいないことがとっても切なくて、手元に何も残らなかったのが良かった。
    ヘブンでみんなで幸せに暮らしました、とはならないところがサージイッキらし

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    2022年10月07日
  • スタープレイヤー

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    あんまりファンタジーはすすんで読まないけど、これは面白かった。読んでいて疲れないしとても読みやすい。久しぶりにワクワク出来た。星5に近い。
    他の作品も読んでみたい。

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    2022年09月27日
  • 白昼夢の森の少女

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    作者独特の夢みてるようなフワフワ感が味わえる短編集。恒川作品を読んでる人にはBonus Trackみたいな本…かな?テーマが統一されてる訳では無いのでバラエティパックみたいな?私は楽しめました。

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    2022年09月18日
  • 南の子供が夜いくところ

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     文章は軽妙で読みやすくスルスル読めていく。悪霊やら不思議な存在が関わる話したちはなかなかに楽しい。短編集なものの、島々の今や過去を舞台にした話なので歴史やよく出てくる不思議なキャラの背景がわかり先に進むほど、不思議な世界に入り込める。
     続きがあるならもっと読みたいところだ

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    2022年09月06日
  • 夜市

    購入済み

    夜市、お勧めです。

    夜市を人から勧められて、久しぶりに本を読もうと思って本屋に行ったら、取り寄せと言われたので、ブックライブで購入して読みました。サクサク読めて、面白さに引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。ミステリーではあるんでしょうが、童話ぽっいような、人間味溢れる所もあり不思議な世界の話しで、今どきの異世界漫画のような情景が読みとれて凄く面白かったです。
    また、同じ作家の他の作品を読んでみたいと思いました。

    #深い #ダーク

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    2022年09月02日
  • 竜が最後に帰る場所

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    恒川光太郎氏の書く本を読めば読むほどにはまっていく。
    5編からなる短編集だが、後半の作品にいくにつれてどんどんと引き込まれていった。

    夜行の冬、鸚鵡幻想曲、ゴロンドの3編は特に面白かった。

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    2022年08月28日
  • 白昼夢の森の少女

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    恒川光太郎さんらしい、夢の中にいるような不思議な感覚をもたらしてくれる作品集。

    ファンタジーにも関わらず、どの物語も誰かの体験談を聞いているようで、リアリティがあるのが流石だと思った。短編とは思えないくらい満足感のある一冊。

    「焼け野原コンティニュー」「銀の船」が特に好き。

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    2022年08月26日
  • 南の子供が夜いくところ

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    ネタバレ

    今回も面白かった。
    最初の短編が結論なく終わったから不完全燃焼と思っていたが、全ての話においてタカシが絡んでおり、彼の島での生活が垣間見れる。
    オンも出てきて、他の作品と繋がった。
    それぞれの短編で主人公となる人物が決まっており、読みやすかった。
    情景描写も鮮やかで行ったことのない島の暮らしが目に浮かぶ。


    ・南の子供が夜いくところ
    一家心中寸前のところユナに手助けされ、南の島にやってきたタカシ。
    父親とも母親とも別々の島に暮らすことになる。
    結論が出るわけではないけど、タカシは生き延び日本に戻ってきたのかな、と思われる描写が冒頭にある。
    母親の勝手で振り回された子供が許さない気持ちわかる。

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    2022年08月06日
  • 竜が最後に帰る場所

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    久々に読んだ恒川さんの本。
    最近途中挫折することが多いので、絶対面白くて読み切れるもの、と思い選んだ。
    間違いなし!
    やっぱり面白い。1話目は普通目だけど、2話目からは恒川さんワールド。

    先が読めないし、人の心の描き方が絶妙!
    少し怖くてどこか妖しく美しい感じ。
    ダークなファンタジーにハマってしまう。
    オルネラは心の動きや展開が面白くて、鸚鵡の話はよくこんな事思いつくなぁーという面白さ。

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    2022年07月19日
  • 無貌の神

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    素晴らしかった。一気に駆け抜けた
    全部良かったけど
    "死神と旅する少女"は震えた
    不思議な高揚感に包まれた。

    高揚感を感じた自分に対して
    ちょっと背徳感もあったが
    それは正義と信念によって
    許してもらえるだろうか。

    "廃墟団地の風人"これも
    良かった
    目に見えない風は
    嬉しい時、悲しい時
    いろんな場面で吹くもの
    その時の思いは上手く言葉に出来ないものだけれど
    その想いを恒川さんはいつも
    表現してくださる

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    2022年07月05日
  • 無貌の神

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    どの話もさすが恒川さんといった感じ。
    私が1番印象に残った話は青天狗の乱。恒川作品の中で初めて時代小説を読んだ。見届物を届ける仕事、島流しにあった人の末路、江戸から明治への開花など時代小説として楽しめるだけでなく、不思議な面をめぐるある男の話の、結末がはっきりとわからないからこそ色々と想像を巡らせる楽しみがあった。私の推測は青天狗は島の住民の誰かで、とみせの放火もロショウが青天狗役の住民に託したんじゃないかと思った。根拠としては街中で遭遇したそっくりさんの反応が本当に人違いな感じな印象を受けたのと、青天狗の殺陣シーンがあまりにもプロだったこと、語り手にもとみせの女将の殺人を依頼するくらいだから

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    2022年06月30日
  • 白昼夢の森の少女

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    これぞ恒川さん!という作品と、うーんという作品と織り混ざってる一冊。
    私が好きなのは古入道きたりて、白昼夢の森の少女、銀の船、夕闇地蔵、ある春の目隠し

    ある春の目隠しについては状況がドラマのように目に浮かぶしなんとも言えない読後感を感じた。
    共通して言えるのはこの世界観と発想とその緻密な設定、さすがすぎます。これだからやめられない

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    2022年06月19日