恒川光太郎のレビュー一覧
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匿名
購入済みジャンルとしてはホラーだがそこまで怖くないので、初めてのホラーにオススメ!
そして、世界観が幻想的で美しい。
ノスタルジックで少し切なくなるような作品が好きな読者に読んでいただきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ力を持って異世界に行っても、何もかもが上手くいくということはないし、やることは一緒なんだよなぁと思った。社会を築かなくては人は生きていけない。人間関係はうまくやっていかなくてはいけないし、何を間違えば一瞬で崩れ去る。せっかく異世界に来ても逃げ道はない。
真っ新からのスタートほど怖いものはない気がする。
天国を作った男の話だけど、当の本人は全てを忘れる苦痛を抱えて元の世界に戻る。好き勝手に作り、生き返らせ、殺し、騙してきた報いかもしれないが、当人がその天国にいないことがとっても切なくて、手元に何も残らなかったのが良かった。
ヘブンでみんなで幸せに暮らしました、とはならないところがサージイッキらし -
購入済み
夜市、お勧めです。
夜市を人から勧められて、久しぶりに本を読もうと思って本屋に行ったら、取り寄せと言われたので、ブックライブで購入して読みました。サクサク読めて、面白さに引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。ミステリーではあるんでしょうが、童話ぽっいような、人間味溢れる所もあり不思議な世界の話しで、今どきの異世界漫画のような情景が読みとれて凄く面白かったです。
また、同じ作家の他の作品を読んでみたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回も面白かった。
最初の短編が結論なく終わったから不完全燃焼と思っていたが、全ての話においてタカシが絡んでおり、彼の島での生活が垣間見れる。
オンも出てきて、他の作品と繋がった。
それぞれの短編で主人公となる人物が決まっており、読みやすかった。
情景描写も鮮やかで行ったことのない島の暮らしが目に浮かぶ。
・南の子供が夜いくところ
一家心中寸前のところユナに手助けされ、南の島にやってきたタカシ。
父親とも母親とも別々の島に暮らすことになる。
結論が出るわけではないけど、タカシは生き延び日本に戻ってきたのかな、と思われる描写が冒頭にある。
母親の勝手で振り回された子供が許さない気持ちわかる。 -
Posted by ブクログ
どの話もさすが恒川さんといった感じ。
私が1番印象に残った話は青天狗の乱。恒川作品の中で初めて時代小説を読んだ。見届物を届ける仕事、島流しにあった人の末路、江戸から明治への開花など時代小説として楽しめるだけでなく、不思議な面をめぐるある男の話の、結末がはっきりとわからないからこそ色々と想像を巡らせる楽しみがあった。私の推測は青天狗は島の住民の誰かで、とみせの放火もロショウが青天狗役の住民に託したんじゃないかと思った。根拠としては街中で遭遇したそっくりさんの反応が本当に人違いな感じな印象を受けたのと、青天狗の殺陣シーンがあまりにもプロだったこと、語り手にもとみせの女将の殺人を依頼するくらいだから