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<ヴィジュアル版>ディープ・ニッポン
日本人は自国を狭いと考えがちだが、日本列島は総面積で見るとイギリスの1.6倍もの広さ。定番観光地の「奥」や「裏」には、豊かな自然と文化が残され、いまもなお、ひっそりと物語を紡いでいる。半世紀以上にわたり日本を見つめてきたアメリカ生まれの東洋文化研究者が、北海道から九州まで、奥深い魅力にあふれ、インバウンドが押し寄せない、心静かな六つの聖地へ読者を誘う。文章と写真の美しさが呼応する日本秘境紀行――「私たち日本人が忘れかけているものが、この旅の中でひっそり息をしている」(作家・今村翔吾さん) -
機械ぎらい 機械音痴のテクノロジー史
モバイルオーダー、オンライン予約、セルフレジ、最新の家電やアプリ・・・・・・効率化のために導入されているはずの最新技術が、操作のしにくさによって人々の効率を悪くしている。なぜ新しい機械やシステムは使いづらいのか? それは、最新技術が「機械が苦手な人たち」=「機械音痴」の存在を念頭においていないからである。メディアの変化に並走してきたライター、ポッドキャスターが、機械音痴たちの歴史をたどり、真に「便利な」技術と社会のあり方を考える。 -
公教育をあきらめるな!
校則や定期テスト、宿題などを廃止して、東京都世田谷区立桜丘中学校を改革した伝説の校長・西郷孝彦。その存在を知った大阪の元公立中学校教師・宝上真弓は、すぐさま西郷を訪ねる。生徒・学校との関係、先生としてのあり方、そして子育てに苦悩した経験があったからだ。生徒を縛りつける理不尽な校則、点数や数字で評価される新自由主義化が進む学校、意義を見いだせない勉強、その息苦しさからのいじめ・不登校、格差・分断の進む教育の現状・・・。厳しさを増す公教育の現場での宝上の悩みは、現代の教師・親の多くが感じているものと共通する。この二人の師弟問答を通して、今必要な公教育のあり方を探る。 -
狼は呪われ少女の涙を拭う
帝都に屋敷を構える華族・帯刀家の邸宅に暮らす少女・宇潮は、頭に小さな角と異能の力を持つが故に、「呪われ者」として家族からも虐げられ隠れるように暮らす毎日を送ってきた。そんなある日、町で暴走する自動車を、小さな両手で「受け止めた」宇潮は、その様子を見ていた軍人の天狼院要にその力を見初められる。要は宇潮を妻として貰い受け、宇潮の力を発揮するために軍に所属させることになるのだが、「呪われ者」を憎む勢力は、それを苦々しく感じていて・・・。妻として、部下として共に暮らすことで、冷徹な要の不器用な優しさに触れていく宇潮は、徐々に彼に惹かれていき、生まれて初めて穏やかな幸せを感じ始める。しかし、そんな日々も永くは続かず・・・・・・。 -
家で整う
家事、仕事、家族のケア、自分の健康管理・・・・・・やるべきこと、やりたいことであふれる毎日を滞りなく巡らせて、住まいも自分も整うには――? 縁側のある古い一軒家での暮らしを、Voicyやnoteで発信する著者が、家で整うための時間の使い方を綴ります。朝起きてから夜寝るまで、一日の習慣や過ごし方を時間軸に沿って紹介。写真豊富な一冊です。(写真/安彦幸枝) -
タンパク質とは何か(インターナショナル新書)
私たちの身体をつくる重要な栄養素、タンパク質。髪や皮膚、筋肉など身体の約20%を占め、健康維持に欠かせないが、その実態をご存じだろうか。 本書では、そのはたらきや役割に加え、歴史、最先端の研究、さらに効果的な摂取法までを多角的に紹介。タンパク質の驚くべき多様性とそのメカニズムに迫る。 図版も多数掲載し、奥深い世界をわかりやすく解説する。 -
【単話売】スキだと言いたいだけなのに Second
待望の続編スタート! 会えば喧嘩ばかりしていた美澄と那緒。ひょんなことからセフレの関係になるが、以前から那緒のことが好きだった美澄から告白し付き合うことに。しかし二人の関係が変わっても上手く自分の気持ちを口に出せない美澄は、このままではダメだと思い…。 ※本電子書籍は「メロキス-mellow kiss- 2025年7月号(第46号)」に収録の「スキだと言いたいだけなのに Second 第1話」と同内容です。 -
シマウマはワンワンと鳴く
小さな頃の不思議な体験から動物の声が聞こえるようになったマホ。そのことが原因でいじめられて以来、人づきあいが苦手。だけど大学のクラスメイトの萌と出会い、マホはありのままの自分を出せるようになり…。ありそうでなかったアニマル・コメディー第1巻!! -
聖女聖戦 ―大罪勇者と思い出の魔女―
――選ばれし、聖女は十三人 ――生き残れるのは一人だけ 凄惨な自死の後、倉敷斗真は勇者として異世界転生させられる。だが、召喚主の誘いを蹴り、魔女として追われる聖女、アデル・ユーストフォリアの手を取った。彼女から彼は聞かされる。この世界では、十三人の聖女が一人になるまで殺し合う『聖女聖戦』が行われているのだと。現状の一強は、真の聖女を名乗る、純白の乙女――斗真の召喚主でもある、ミーシア。しかし、斗真は神より授けられた【十三人殺し】の異能で、戦況を大きく揺るがすことに――!? 大罪人として死んだ少年と、魔女と呼ばれ生きる少女。二人の、神へも背く、壮大な戦いが始まる。 -
異世界ラクラク無人島ライフ ~クラス転移でクラフト能力を選んだ俺だけが、美少女たちとスローライフを送れるっぽい~
『無人島に何か一つ持っていくなら?』 どこにでもいる普通の男子・工野創助は、真っ白な空間にそんな一文の書かれた黒板がある、奇妙な夢を見た。スマホにお菓子、ナイフなど、クラスメイトたちが次々と無人島あるあるの回答をしていく中、創助は――「俺が持っていくのは、クラフト能力だ!」 すると次の瞬間、創助たちは突如謎の光に包まれた。そして目を覚ますと……異世界無人島にクラス転移していた!? しかし、創助は与えられたクラフト能力を駆使して、幼馴染のクーデレ巨乳美少女・千癒と一緒に異世界無人島をラクラク攻略していく。そして始まる、オタクに優しいギャルや清楚系美少女、真面目委員長たちに囲まれる日々――。快適&快感! 巨乳美少女たちとのえっちなハーレムスローライフ、開幕――!! -
早都子と夢乃 大正鎌倉ノスタルヂア
時は大正。鎌倉にある寄宿制の女学校において、地味で目立たない文学少女の早都子は、美しい転入生の夢乃とルームメイトになった。母の情人『セイさん』の援助で入学したが、良家の子女ばかりの中で孤立していた早都子と違い、財閥令嬢の夢乃は苦労知らずの我儘娘。ひそかに書いていた小説を勝手に読まれ、いきなり大喧嘩をしてしまう。だが、小説の存在が教師に知られ、同級生たちの前で窮地に立たされた早都子を救ってくれたのは夢乃だった。実は夢乃の転入には事情があり、彼女もまた孤独や苦悩を抱えていた。次第にお互いを理解するようになった二人は、息苦しい家庭から離れた場所で夢を語り、友情を育んでいく。しかし、運命は少女たちに残酷な試練をもたらし――果たして、早都子と夢乃の友情の行方は・・・? -
梟の一族
梟の一族――。誰ともなくそう呼びならわされた限界集落で身を隠すように生活している住民たちには秘密があった。彼らは眠らないことに加えて、生まれつき常人離れした身体能力を保有しているのだ。それゆえに歴史の影で大きな役割を果たしてきた。榊史奈は一族の末裔中、唯一の十代として期待を一身に背負いながら平和に暮らしていた。集落が何者かにより襲撃され、一名が死亡し、その他全員が彼女を残して消えてしまうまでは……。敵の目的とは一体何なのか? 単身で逃亡生活に追いやられた史奈は一族の生存を信じて、また己のルーツに関する真実を知るため、戦い続ける。サイエンス×忍者エンターテインメント。 -
寂しさへの処方箋 芸術は社会的孤立を救うか
今、日本は他国とは違う独特の「寂しさ」「いらつき」「不安」に覆われている。終わりの見えない不況、アジア唯一の先進国からの転落と国力の衰退、そして戦前と同じく、産業構造の変革にともなう「精神(マインド)の構造改革」がうまくいっていないことなどがその背景にある。著者は2001年刊行の『芸術立国論』で「日本再生のカギは芸術文化立国をめざすところにある!」と提案した。本書はその試みを現代に合わせてさらに進化させ、モノが飽和しコトの消費が求められる時代に芸術と観光が果たせる役割、社会的孤立を救うための文化による社会包摂の動き、教育や地方が実現可能な少子化対策など、日本の衰退をくい止める新しい処方箋を再提案する。 -
ふたりは仮友
友達スキル ともにゼロ! ゆるさMAXフレンドコメディ 小学生の頃に友達づくりを諦め、マイワールドに浸りながら孤高のクールビューティーとして学校生活を送っていた涼木千笑。彼女の目下の懸念は、眉目秀麗・成績優秀ながら無表情で孤高を貫く「氷の王子」こと佐東とのキャラ被り。正直邪魔くさい――なんて思っていたら、ある日佐東から「友達になってくれませんか」とお願いをされる事態に! 佐東の素顔は、うまく周りに馴染めず友達を作ることができないだけのピュアボーイだったのだ! “友達”をするには特殊能力が必要と思いこんでいる涼木は当初佐東の願いを聞き入れなかったが、「わからない者同士、【仮】で友達をやってみるのはどうかな!?」と提案されて…? -
かしこい男は恋しかしない
「使われてる…! 他人の青春のダシに使われてる…!」 日本トップクラスの中高一貫男子校・開帝高校に通う正直、シグマ、樹太郎の3人は、今日も近所の共学カップルに心をかき乱される! 偏差値は高くても、東大合格者数は多くても、俺たちの高校生活には何かが欠けている…!? 彼らの青春を、恋を探して――学歴×ラブの男子校コメディが今、始まる!! 雑誌掲載時大反響の名門男子校生インタビュー(武蔵、聖光、暁星、浅野、筑駒)収録&巻末には外山薫氏による書き下ろしスピンオフ小説も♪ 【デジタル版限定!「別冊マーガレット」掲載時のカラーページを完全収録!!】 -
裸の大地
『極夜行』後、再び旅する一人と一匹に、いったい何が起こったか? 四十三歳の落とし穴とは? GPSのない暗黒世界の探検で、日本のノンフィクション界に衝撃を与えた著者の新たなる挑戦! 未来により現在が決められるのではなく、現在によって未来がつくられていく。今現在の自分自身の知覚、感応、直感、判断、行動の結果によって、それぞれ別の未来ができあがっていく。そこにこそ登山や冒険でなければ経験できない生のダイナミズムがあるはずだ! 未来予測のない世界を通じ、人間性の始原に迫る新シリーズの第一作!! -
森永卓郎の戦争と平和講座
がん闘病の末、2025年に亡くなった経済アナリストの森永卓郎。「モリタク」の愛称で親しまれた彼が2023年までの18年にわたってウェブ週刊誌「マガジン9」に寄稿した連載コラムより、時の政権に切り込み、経済理論に裏打ちされた国家と政治のありようや平和で平等な社会の実現について提言した、38タイトルを厳選。民主党政権の失敗と安倍政権の復活、対米追従と日本の右傾化、新自由主義・グローバル経済の弊害、集団的自衛権、消費税増税と日本経済の衰退などを森永はリアルタイムでどう考え、いかに対峙したのか。その軌跡には、これからの日本を生きるためのヒントが詰まっている。解説・古賀茂明。 -
【合本版】後宮の密やかな戯れ ~溺愛しすぎのお兄様~
淵国の後宮で暮らしている・瑛洛(えいらく)には、四つ上の兄・脩晟(ゆうせい)がいる。彼は若くして帝位に就き、大胆な改革を行って人心を集めたものの政敵は多い。そして瑛洛に執着し、溺愛している。汪貴太妃の宴で瑛洛に縁談が持ち上がった夜、不機嫌になった脩晟と二人きりになると口づけされてしまい!? しかし、兄の想いに心揺れる瑛洛には、誰にも言えない秘密があって…? 兄と妹のアブナイ関係を、小説イラストを手掛けた獅童ありすがコミカライズ!! ※『後宮の密やかな戯れ ~溺愛しすぎのお兄様~』1~6巻をまとめて収録したものです。重複購入にご注意ください。 -
領民ゼロ領主の勘違いハーレム。 ―エロいことがしたかっただけなのに、世界征服することになってたんですけど―
魔族は人類の敵――という世間の暗黙のルールを知らないアッシュは、ただエロいからという理由で彼女とその一族を保護する事に。おバカな内面とは裏腹にアッシュの見た目は賢そうで、実力も世界最強――人類の敵を受け入れた男がそんな人物だったこともあり、ユーリカはアッシュが種族を超えて、世界征服をしようとしていると勘違い!? すっかりアッシュの虜になったユーリカと欲望の赴くまま・・・・・・アッシュの世界征服が始まった!! -
5月のお茶会
【5月に鳴るチャイムの正体】小5から中3まで同じクラスだった羽柴(はしば)くんのことがずっと気になっていた川島(かわしま)さん。別々の高校になってしまい、彼とのつながりは彼から借りっぱなしの1冊の本のみ…。ある日、彼がバイトしている喫茶店で再会し、本を返すチャンスができたけど…? 【同時収録】心にそっとささやいて/坂道は夢を…/風をみつけた/夏草にのせて… -
オレンジ革命
いつも元気で明るい夏はクラスの人気者。ある日、夏は彼女のいる杉本くんに思わず告白をしてしまう。しかも、それを同じクラスの坂口に聞かれてしまって…!? 【同時収録】オレンジ革命 2004/オレンジ革命~2004★夏~/ひまわりカーニバル -
争族なんて聞いてない! 新米税理士、初仕事は女たちの戦場で
辻本陽菜の税理士としての初出勤日。所長の藤村が急に倒れ、代わりに相続を担当することになってしまう。神経の細い陽菜は、震えながらも遺族に説明を進めるが、長男の気迫に押されピンチに。その時、「何か」が陽菜の体に入り、その場を収めていた。その正体は、エリート税理士(イケメン)の幽霊で!? その幽霊――飯田の助けを借りながら、相続手続きを進めていく陽菜。だが、ふたつの遺言書が見つかったり、愛人が現れたり、借金の連帯保証が発覚したり・・・次々と壁が立ちはだかる。「依頼人に入れ込みすぎるな」と言う飯田に対し、陽菜は? 著書に『残念な相続』<令和新版>(日経プレミアシリーズ)などがある、ベテラン税理士の内藤克氏による原案・監修。読めばハラハラドキドキ、相続の勉強にもなる痛快お仕事小説。 -
好かれる先輩 嫌われる先輩
“ボス”や、“リーダー”という考え方はもう古い。上下ではなく、信頼でつながる“先輩”には、人も情報も自然と集まり、成果や評価も高まる。あなたも“好かれる先輩”になって、人生を大きく好転させませんか? 本書では「コミュニケーション術」「セルフコントロール術」「マネジメント術」の3つの視点から「やっていいこと」「悪いこと」を具体的に伝えます。これを知れば自然と人も情報も集まり、仕事も人生もスムーズに回り出す! ベストセラー作家が教える50の意識で働く毎日は変わる!! -
したたか令嬢は溺愛される ~論破しますが、こんな私でも良いですか?~
ある日突然、婚約者である王太子から婚約破棄を告げられた公爵令嬢の私、アンジェリカ。もともと王命で、致し方なくした婚約だから婚約解消は全然オッケー、大歓迎!! でも、婚約破棄の理由を私の過失にされたことだけは唯一気に入らない――。自分の無実を証明したくて動き出した矢先に、今度は隣国のイケメン王子からプロポーズされちゃった…!? 恋愛経験がない私に、ようやく春がやって来た…!と思うのに、生来の負けん気の強い性質と、厳しいお妃教育の賜物である硬直した態度が彼に「好き」と言わせてくれなくて…。それでも、私のことを気に入った彼は、私にグイグイ迫ってきて、結局、私はこの人に振り回されることに……。どうしてあなたは私のことこんなに好きなの――!? -
災悪のアヴァロン~ゲーム最弱の悪役デブに転移したけど、俺だけ“やせれば強くてニューゲーム”な世界だったので、最速レベルアップ&破滅フラグ回避で影の英雄を目指します~
廃人ゲーマーの会社員“俺”は、やり込んだVRMMO「ダンエク」の世界に転移した。しかし転移先は悪役のデブキャラで!? ハードモードな転移生活スタート!! -
いわさきちひろ(学習まんが 世界の伝記NEXT)
『ゆきのひのたんじょうび』『あめのひのおるすばん』『おふろでちゃぷちゃぷ』など、やわらかな色彩で、美しい花、かわいい動物、愛らしい子どものしぐさや日常を描いた絵本画家、いわさきちひろ。戦争の悲しみ、苦しみを経験したちひろは、世界中の子どもたちが愛され、幸せであることを願って子どもたちの未来を明るく照らす絵を描き続けます。そんな彼女の生涯をまんがでわかりやすく描いています。 第一次世界大戦終戦直後に生まれたいわさきちひろは、幼いころから絵をかくことが大好きな子でした。 もっと絵を学びたいと思ったちひろは美術の専門学校に行こうと考えます。 しかし、岩崎家の長女で家を継ぐ役目があったため、一度は絵の道に進むことをあきらめます。 その後、悲惨な戦争を経験したちひろは、「もう二度と戦争をしてはいけない」という思いを伝えるために自分にできることを考えます。そして、絵を描くことを通じて平和の尊さを訴えようと決意します。 やさしいタッチで描かれたちひろの絵には、子どもたちの幸せと平和への願いがこめられています。 -
沈黙をあなたに
ノーベル賞作家でありラテンアメリカ文学を牽引した巨匠による、 喜劇と悲劇、そして音楽と本と祖国への愛に満ちた人間賛歌。 クリオーリョ音楽の研究者トーニョが出会った、世界で最も美しいギターの音色。そしてその奏者であるラロ青年の夭折。それはリマ近郊でつつましく暮らすトーニョの人生をすっかり変えてしまった。彼について、そしてこの国の音楽について本を書かなくては! 使命感に燃えるトーニョだが、その熱意は様々な人を巻き込んでいき・・・・・・。 2025年4月に逝去したペルーの巨匠、その最後の小説。 【著者プロフィール】 マリオ・バルガス=リョサ Mario Vargas Llosa 1936年、ペルーのアレキパに生まれる。20世紀後半の文学を代表する作家のひとり。 1959年に短篇集『ボスたち』でデビュー。初の長篇『都会と犬ども』で注目を浴び、生涯にわたってセルバンテス賞など数々の受賞歴を誇る。2010年にはノーベル文学賞を受賞した。 著書に『緑の家』『ラ・カテドラルでの対話』『フリアとシナリオライター』『世界終末戦争』『密林の語り部』『チボの狂宴』『楽園への道』『ケルト人の夢』『激動の時代』など多数。 2025年4月13日に逝去。本書は著者が生前に刊行した最後の小説となった。 【訳者プロフィール】 柳原孝敦(やなぎはら・たかあつ) 1963年鹿児島県名瀬市(現・奄美市)生まれ。東京外国語大学大学院博士後期課程満期退学。東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書に『ラテンアメリカ主義のレトリック』、(エディマン/新宿書房)、『テクストとしての都市 メキシコDF』(東京外国語大学出版会)。訳書にアレホ・カルペンティエール『春の祭典』(国書刊行会)、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』(共訳、白水社)、セサル・アイラ『文学会議』(新潮社)、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』(松籟社)など。 【原題】 Le dedico mi silencio -
I
二編から成る物語。読む順番は自由。 あなたの選択で、結末が変わる。 「一冊の本」の概念を壊す道尾秀介、2年ぶりの新作。 35万部突破『N』を凌ぐ衝撃。 ホームレスの野宮と知り合った田釜は、元刑事だという野宮が語る幾つかの話に耳を傾ける。田釜も、野宮も、何かを抱えていた。(「ゲオスミン」) 硝子職人の律子と暮らす高校生の夕歌は、世間を騒がせた一家殺害事件の生き残りだった。彼女には誰にも言えない秘密があり・・・・・・。(「ペトリコール」) 「本作は二つの章から成る物語です。読む順番は自由ですが、その選択により、結末は大きく変わります。どちらかの順番で読むと、二人の主人公を含め、多くの人が命を失います。別の順番で読むと、彼ら(彼女たち)は生き残ります。殺すか、救うか。あなたの選択が、人の生死を決定します。後戻りはできません。/著者より」 【著者プロフィール】 道尾秀介(みちお・しゅうすけ) 1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞を、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、同年『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞。その他の著書に『向日葵の咲かない夏』『鏡の花』『いけない』『N』『きこえる』など多数。 -
人生100年時代 人は何歳まで走れるのか?
何歳になっても楽しく走り続けたいけど、中高年ランナーなら誰でも気になる「加齢とRUNの関係」。本書では、高橋尚子、茂木健一郎、101歳現役ランナーなど、多彩な顔ぶれの現役ランナー15名に「不安なく一生RUNを楽しむヒント」を聞く。靴選びからストレッチ・テーピング法、“旅ラン”の楽しみ方など多角的に紹介。レース愛好家、ファンランナー、これから走りたいビギナー、すべての中高年ランナーの背中を押す! 必要な情報がぎゅっと詰まったランニング教本!! -
左遷された【無能】宮廷魔法使い、実は魔法がなくても最強
「魔法使いなのに魔法も使えない【無能】…この町から出て行ってくれ」 宮廷魔法使いとして辺境の町を守護するジーグは魔法が使えず「王都から左遷された【無能】」だと蔑まれているが実は素手で凶悪な魔獣の討伐を繰り返していた。討伐の事実を町長たちに伝えても聞く耳を持たず、町からも追放されてしまう。しかし、これは町の崩壊の始まりで――。行く当てもなく雨の降る森を歩くジーグだが、そこでルルナと名乗る不思議な美少女と出会い、人生が一変することに――! 【無能】こそ最強――!! 辺境で仲間と共に無双する――。痛快成り上がりファンタジー、いざ開幕!!!! -
グールが世界を救ったことを私だけが知っている
「俺は勇者なんかじゃない。怪物を喰らう、怪物だ」 はじめての「迷宮」探索で、犬人(コボルト)の大群に襲われた新米冒険者・アリス。彼女の命を救った者こそ、魔物(グール)の身体を持ちながらヒトの心を有する、三代目《救世》の勇者・レオンだった。「あなたは、世界を救える、ただ一人の勇者です」 なぜか勇者(レオン)を慕う彼女に弟子入りを志願され――。 魔物を殺し続ける哀しき“魔物(グール)”、世界から捨てられた勇者と少女のダークファンタジー!! -
後継者不足時代の事業承継 当事者の視点で考える
人口減少や産業構造の変化にともなう「後継者不足」に直面する日本の企業。経営者や後継者を対象とした講演やセミナーを行い、自身も事業承継の当事者であった著者は、とりわけファミリー企業に携わる当事者が抱く葛藤や不安、孤独感を実感したという。どうすれば事業を円滑に継承できるのか。事業の継続のために大切なこと、必要なことは何なのか。2009~20年まで「大塚家具」の社長を務めた著者が、実体験も交えながら解決の糸口を提案する。 -
【合本版】消えた花嫁は男装の王
亡くなった双子の弟・アンリにすり替わり、王の座についた少女・リリアーヌ。今の立場では、許嫁だった宗主国の皇帝・クロードを想うことも、彼女にとってはただ苦しいだけ…。その気持ちに追い討ちをかけるように、事情を知らないクロードからは、舞踏会でのエスコート候補の女性を紹介され、それを断れば、護衛官と男同士の禁断恋愛をしていると噂が立ってしまうのだった…。一方、クロードもリリアーヌを忘れられず、リリアーヌによく似ているアンリを見て、想いを抑えられなくなり…? 皇帝×男装の王、元許嫁同士のもどかしいすれ違いラブ ※『消えた花嫁は男装の王』1~7巻をまとめて収録したものです。重複購入にご注意ください。 -
【合本版】3年ごしの初夜、完遂いたします! 限界糖度のジレ甘婚
【溺愛×焦れったさMAX夫婦の初夜の行方は…!?】伯爵家令嬢リアナは、海軍に所属する第七王子レナードとの初恋を実らせて結婚。けれど、緊張のあまり初夜を失敗してしまう。しかも、海賊討伐を命じられたレナードが、結婚翌日から単身赴任することに! 3年経ってレナードが戻るも、彼への免疫を失ったリアナは異常にドキドキして、触れることさえままならない。改めて慣れるべく、スキンシップを再開したふたりの行為は、甘く淫らにエスカレートする…! ※『3年ごしの初夜、完遂いたします! 限界糖度のジレ甘婚』1~5巻をまとめて収録したものです。重複購入にご注意ください。 -
【単話売】よすがのひかり
プロのピアニストを目指す大学院生・八乙女 蓮(やおとめ れん)は、ある雪の降る夜、自宅近くでうずくまる男・木虎 洸人(きとら ひろと)を発見し介抱する。ところが劇団俳優だという洸人はなかなか帰ろうとせず、それ以来、蓮の家に住みつくように…。心優しい性格から追い出せずにいた蓮だったが、演劇に真摯に取り組む洸人を見て次第に共感を覚えていき――? ミステリアスな舞台俳優×生真面目なピアニストが織りなすドラマチックラブ。 ※本電子書籍は「メロキス-mellow kiss- 2025年3月号(第44号)」に収録の「よすがのひかり 第1話」と同内容です。 -
男性解放批評序説 フェミニズム・トランスジェンダー・メンズリブ
男性特権にいかに向き合うか、「弱者男性」論は差別的か、自らの「痛み」を消さない男性学はあるか――。 著者が近年さまざまな媒体で発表した、フェミニズムやトランスジェンダー、そしてメンズリブなどジェンダーに関わる重要な考察を一冊にまとめた、著者初の男性学批評集。 加害と疎外が複雑に絡み合う「男性問題」のジレンマを、丁寧に解きほぐす一冊。 -
ナモナキ生活はつづく
世界のどこかで今日も洗濯機をまわしながら野菜を刻み、鍋で煮込むあいだにあわただしく掃除機をかけ、自分や家族の生活を整えているあなたへ贈るエッセイ集。 「エネルギッシュ敏子」――やる気が出ない時に召喚するイマジナリー家政婦さんの活躍。 「かなしいポイ活」――心にたまる負の感情(=負ポイント)の解消法を考える。 「とれたてのピチピチ」――お酒を飲まない生活を続けてみたら、意外な発見があって・・・・・・。 「わしゃ気にせんよ」――忙しい毎日と片付かない部屋を解決した、ある方法とは? 「みちみち」――なにも得られない。気づきも学びもない。そんな時間の大切さについて。 ほか多数収録。 時にじんわり、時に愉快に心を解きほぐしてくれる、大人気小説家初のエッセイ集誕生! ◆著者プロフィール 寺地はるな(てらち・はるな) 1977年佐賀県生まれ、大阪府在住。2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2021年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞。2023年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9位入賞。2024年『ほたるいしマジカルランド』で大阪ほんま本大賞受賞。『こまどりたちが歌うなら』『いつか月夜』『雫』『そういえば最近』『リボンちゃん』など著書多数。 -
十三夜の焔
天明四年五月の十三夜。御先手弓組番方・幣原喬十郎は男女の惨殺体を発見する。傍らには匕首を手に涙を流す若い男が一人。喬十郎は咄嗟に問い質すが、隙をつかれて取り逃がす。その男は闇社会で名を轟かせる大盗一味の千吉だと判明。殺害された男の周辺を洗う中、再び遭遇するも、千吉は殺害を否定し、再び姿を眩ませる。十年後、喬十郎は、銭相場トラブルで一家を殺害された塩問屋の事件を追う過程で、両替商となった千吉(利兵衛)に出合う。火付盗賊改長官・長谷川平蔵に助言を仰ぐも、突然の裏切りに遭い、左遷されてしまう。悪事に立ち向かう喬十郎と、江戸の闇社会に生きる千吉。宿命的な敵対関係を描き出す、血湧き肉躍る時代小説。 -
かくも甘き果実
“ここではないどこか”を求めつづけ世界を放浪し、最後には日本で「明治の文豪・小泉八雲」となった男ラフカディオ・ハーン。彼の人生に深く関わった3人の女性が、胸に秘めた長年の思いを語りだす。生みの母ローザ・アントニア・カシマチは1854年、故郷への帰路の途中アイリッシュ海を渡る船上で、あとに残してきた我が子の未来を思いながら。最初の妻アリシア・フォーリーは、新聞記者の夫との別離を乗り越えたのち、1906年のシンシナティでジャーナリストの取材を受けながら。2番目の妻小泉セツは永遠の別れのあと、1909年の東京で、亡き夫に呼びかけながら。――ジョン・ドス・パソス賞受賞の注目作家が、女性たちの胸の内を繊細かつ鮮やかに描いた話題作。 -
悪女と聖女が手を組めば
バブル世代のアラ還OLが事故に遭い、目を覚ますと乙女ゲームの悪役令嬢・エレノアに転生していた!? 皇太子に婚約破棄されても、十代の少年を恋愛対象として見れないのでノーダメージ。しかもライバル聖女・ルミエラも転生者(元オタク女子大生)と発覚し、世代を超えて意気投合! 恋愛経験ゼロのルミエラを、長年の社会人スキルとバブル時代にブイブイ言わせた経験でサポートするうち、悪女のはずがイケメンキャラ達になぜか次々と好かれていくエレノア。世界滅亡バッドエンドを回避するためには魔王を含めた全キャラ攻略が必須だと判明し・・・・・・!? 昭和ネタ満載の新感覚異世界(代)シスターフッドコメディ!! -
宮殿の古代史 飛鳥から藤原、平城、平安へ
国の威信や天皇の権威・権力を象徴した日本の古代宮殿。東アジアで国際的緊張が高まる中、唐と日本伝統の手法を組み合わせながら、独自性の高い宮殿を造り上げた飛鳥宮・藤原宮・平城宮・難波宮・平安宮など各宮殿の空間構成は、どのような意図で造られたのか。宮殿から見えてくる天皇の強い意志や当時の社会情勢とは何だったのか。本書では、現存する建築物・文献史料・発掘遺構などの最新の研究成果をもとに、中央・地方の豪族・民衆を掌握し、全国を統治する装置を兼ねた古代宮殿の実態を解き明かす。古代史に新たな光を当てる、渾身の一冊! -
名著でひらく男性学 〈男〉のこれからを考える
日本では1990年代にいったん注目を集めた男性学が、近年再び盛り上がりを見せている。家父長制による男性優位の社会構造を明らかにするフェミニズムに対し、その理解が進む一方で、アンチフェミニズム的な声も目立つ。また一枚岩的に男性を「強者」として把握できない実像もある。構造の理解と実存の不安、加害と疎外のねじれの中で、男たちはどう生きていけばいいのか。本書は、批評家、研究者、実践者など4人が集まり、それぞれの視点から男性学の「名著」を持ち寄り内容を紹介・解説した後、存分に語り合う。多様で魅力的な男性学の世界にようこそ。 -
『SPY×FAMILY』超家族論 ――大人を育てる「子どもの力」
遠藤達哉の大人気コミック『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』を、教育学者の齋藤孝が「家族」をキーワードに読み解く! どんな任務でも鮮やかに遂行する敏腕スパイ・黄昏(たそがれ)の新たなミッションは「とある目的のために家族を作る」こと。他人同士の父・母・娘(+犬)が集まり、疑似家族・フォージャー家としての生活がスタートしたが、予測不能な子ども(アーニャ)との暮らしは、これまでのいかなる任務よりも難解なものだった・・・・・・! 『SPY×FAMILY』を通して「家族とは何か」「子どもが子どもらしく生きることとは」を考える一冊。子育てに悩む人、親との関係を憂う人必読! 遠藤達哉×齋藤孝の対談も収録。 “子どもを知る”と、世界はきっと平和になる! 【目次】 ◆第1章「子どもを知る」と、家族が平和に――『SPY×FAMILY』から、親と子の関係を考える 〈「子育て」は「親育て」/人を生涯支えるのは「愛されたという記憶」/「親の都合」なのに子どものためと思っていないか/マイナスのスタートになる「条件つきの愛情」/「子どもを知る」と子どもが伸びる/子どもは「家庭の空気」に敏感/子どもは親を「信じている」/「普通の家族」とは何か?/家族の中に「秘密」があること/子どもは「演技する」〉 ◆第2章「子どもが泣かない世界」を支える人たち――子どもを育てるのは親だけではない 〈「大局観」を持つヘンダーソン先生/「見守る」マーサ/子どもを「否定しない」グリーン先生/「友達」が子どもの成長に必要な理由/子どもが育つ「社会」の健全さ〉 ◆第3章「子どもが子どもらしく」生きられる世界――『SPY×FAMILY』に描かれる現代社会の縮図 〈ヨルは「ヤングケアラー」?/「親ガチャ」を憂う人たちへのヒント/「血縁」と家族/「戦争」と子どもたち/守りたいのは家族との「他愛ない暮らし」〉 ◆第4章 遠藤達哉×齋藤孝 対談 十五年の蓄積があって、アーニャが生まれた? ――「家族」ものを描いているつもりは、実はないんです -
ホウセンカ
無期懲役囚の老人・阿久津が独房で孤独な死を迎えようとしている。枕元には、一輪のホウセンカ・・・・・・。阿久津は、ホウセンカの声を聴く。「お前たちが来た日のこと、よく覚えてるぜ」1987年の夏から、大逆転の物語は始まった――。大好評だったTVアニメ『オッドタクシー』の監督・木下麦×脚本・此元和津也のコンビでおくる劇場版アニメ、完全小説化!! 本編のサイドストーリーも特別収録、木下監督の描きおろしイラストも!! -
ONE PIECE magazine
※電子版には付録「ONE PIECEカードゲーム」は収録されません。 “週刊少年ジャンプとONE PIECE”の関係を大特集! ●尾田栄一郎ロングインタビュー 尾田栄一郎が「ジャンプ」を語る! どんなジャンプ漫画を読み、どうやってジャンプ作家になったのか赤裸々に語る13ページ! ●ジャンプとワンピの基礎知識 なんでジャンプの紙には色がついている? 編集部ってどういう仕組み? 漫画のセリフの書体ってどう決めるの?etc…ジャンプとONE PIECEそれぞれにまつわるさまざまな秘密やその歴史を大公開! ●描き下ろし漫画『実録! アシスタントが見た尾田栄一郎』 『あかね噺』の馬上鷹将が描く、知られざる尾田栄一郎のエピソード! ●『コミックス未収録! J合併号番外編マンガ集』 ジャンプに掲載されたおまけ漫画を収録! -
侵略日記
「2022年2月24日は、ほとんど何も書けなかった。キーウに響き渡ったロシアのミサイルの爆発音で目覚めた私は、自宅アパートメントの窓辺に一時間ほど立ち尽くして人気のない街路を眺めやり、戦争が始まったと気づいたが、この新たな現実をまだ受け止められなかった。続く数日間もやはり何も書けなかった。車でまずはリヴィウに、それからカルパチア山脈をめざした移動は、果てしない渋滞で想像を絶する長旅になった。国内の他のあらゆる地域からの車の波が、西へ続く道という狭い漏斗めがけて押し寄せていた。誰もが戦争の暴力から家族を守るために逃げようとしていた」――まえがきより -
アニメ聖地移住(インターナショナル新書)
2016年にヒットした映画『君の名は。』以降、アニメの舞台になった場所を巡るアニメ“聖地巡礼”は社会に広く知られるようになり、“聖地巡礼”はファンによる活動の一ジャンルとして定着した。さらに近年、巡礼にとどまらず、その土地の魅力に惹かれて移住する人が増えている。この“聖地移住”が、現代人のライフスタイルや地域再生においてどのような意味をもつのか、その実態に迫る。 -
赤い天使
【真面目カメラマンと小悪魔系女子の恋】カメラマンの助手をしているマモルは、ある日の撮影で、気まぐれな赤髪のモデル・ミオと出会う。17歳の若さで夜遊びを繰り返し、男たちの誘いに怯えることもないミオの自由奔放さに振り回されるマモル。しかし、ミオのダンス姿を見た日から彼女を撮影したいという気持ちが強まり――。 【同時収録】ひそやかに秋は沈黙する/だから今夜はスローダンス -
居酒屋のんの 今夜のおすすめ
新米イラストレーターの漣は、同期の個展の帰り道、居酒屋「のんの」に入った。いつの間にかついた同期との差を埋めるため、何かを変えなくちゃ! そんな焦りから抜け出すためだったが、そこには地酒と新潟県粟島の郷土料理、常連さんの笑顔があって・・・・・・。正解のイラストに迷ったり、気持ちがわからなくて悩んだり、一歩を踏み出すのが怖かったりしても、居酒屋「のんの」のおすすめで今夜も乾杯。優しく見守り安心感を与えてくれる常連客の嶺さんの隣が、いつしか世界で一番居心地のいい場所になっていく――。今日が美味しく終われば、明日もきっと大丈夫。「こんなお店に行きたい」が詰まった絶品郷土グルメ小説! -
水曜日は<ベイベリー>で 森のカフェでいただきます
とある別荘地の森にひっそりたたずむカフェ〈ベイベリー〉。ごく普通のカフェだが、水曜日は店主から招待状を受け取った特別な客のためだけに営業し、『願いの叶うランチ』が提供される。ただし店については口外禁止、願いを叶える対価として必ずなにかをひとつ失う。視力、寿命、若さ――人によってさまざまで選択はできない。萌衣は、一年ほど前から住み込みでこの店のホールスタッフとして働いている。しかも、事情があって彼の婚約者のふりをする仕事も引き受けている。そんな萌衣には、どうしても思い出せない記憶があって・・・・・・? -
百番様の花嫁御寮 神在片恋祈譚
梅の花咲き誇る頃。とある少女が百番目の神を有する「百生」一族の当主のもとに嫁いだ。彼女の名前は紗恵。生家で虐げられ、表情を失くし、まるでお人形のようだった。しかも唯一、彼女を気にかけてくれた異母兄は亡くなったばかりで…。嫁ぎ先の当主・成実はそんな兄の親友だった。しかし、兄のことを「俺が殺した」と言い!?――切なすぎる両片想い×和風シンデレラ・ストーリー。大人気『十番様の縁結び』シリーズと同世界観! 東堂燦、注目の最新作!! -
オードリー・タンの母が語る「自主学習のすすめ」
台湾の前デジタル大臣オードリー・タン、弟の唐宗浩には不登校の過去がある。母親として二人を支えた経験から、学びの内容を子ども自身が決める「自主学習」を行う《種の親子実験小学校》を創立し、台湾のオルタナティブ教育の先駆者となったのが、本書の著者・李雅卿だ。本書は李と同校元校長の朱佳仁、同校卒業生で自主学習実践者の唐宗浩の三名で記した自主学習の指南書で、不登校に悩む子どもたち、保護者、教育者に向けて、わかりやすく、かつ実践的なノウハウと温かな励ましのメッセージがふんだんに盛り込まれた一冊。 -
産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく
妊娠・出産したいか、したくないか。いつ産むか、何人産むか――。そのほか、中絶、避妊、月経、更年期に伴う心身の負担など、生殖関連の出来事全般に関し、当事者がどのような選択をしても不利益なく生きることのできる権利を「リプロの権利」という。1990年代、女性にとって特に重要な権利として国際的に定義・周知されたこの人権について、日本でほぼ知られていないのはなぜなのか。中絶問題研究の第一人者が国内外での議論の軌跡をたどり解説する。少子化対策と称し「出産すること」への圧力が強まる今、必読の書! -
空を駆ける
今もなお愛され続ける名作児童文学『小公子』。この物語を日本で初めて翻訳した明治の女性文学者、若松賤子(しずこ)は、江戸末期、会津藩士の父のもとに生まれた。戊辰戦争で九死に一生を得るが、のちに母を亡くし、横浜の生糸問屋へ養子に出されて孤独な少女時代を過ごすカシ(のちの賤子)は明治八年、養家を離れ、十一歳で女子寄宿学校フェリス・セミナリーへ入学。そこはカシにとって、会津を離れて以来、初めての心安らぐ「ホーム」となる。女性の自立と子どもの幸福こそがこの国の未来を照らすと信じ、命を燃やすカシ。一人の女性として、妻として、三人の子の母として激動の明治を懸命に生ききった生涯に新たな光をあてる渾身の長編! -
最恐見聞録 海の怪
<リング>シリーズは、「貞子」の名とともに、世界中に日本ホラーの底深さを知らしめた。「心地よい恐怖に浸るうちに怪異な闇に呑み込まれてゆく極上のミステリーに酔い痴れました」と稲川淳二氏が絶賛する本書は、25年に及ぶ自身の航海経験を中心に、海の仲間や知人友人から聞いたもの。遠洋漁業に出たマグロ漁船。荒くれ者たちが集まる船内で、ある船員が胸を刺されて死亡。船長は、無人島で遺体を火葬して隠蔽するが!?(「漂流する足首」)船の運航会社を経営する男性は、中古の豪華クルーザーの代行保守を任される。だが、船内で次々と怪異が起こり!?(「船の事故物件」)など、本当にあった海の怖い話。 -
グッド・バイ
女優をめざす綾子とサッカー選手をめざす慶太は中学生。2人はいつもお互いの夢を語り合い、3年後に再会する約束をした。そして今、その日がやってきたのだが…。 【同時収録】さくら恋々きみのこと/チェリッシュ!/いとしのキャリー -
1,000円のしあわせ
1,000円で感じるおいしい幸せ!/家計のやりくりを考えてタイムセールに挑む、アラフォー主婦・ちとせ。買い物を終えて帰宅すると、夫から「急だけど得意先と会食になった。」の連絡が…。イライラを抑えるべく外に飛び出し、偶然見つけたのは―!? イケメン店主が作る絶品おつまみと、それを引き立てる日本酒。計1,000円也! 笑顔がこぼれる、ほっこり安ウマグルメ物語、第1集!! -
あなたの呪い、肩代わりします。
黒い子供達が現れる“聞き耳”という呪いを検証していたブロガーで配信者の“杏”が失踪した。SNSに「子供が」というひと言を残して。他人の呪いを自分へと移し替えて代わりに“羽織る”ことを生業とする夏目天寿のもとに、成島優子という配信者がやってきた。彼女は杏の友人で、自分も子供を見てしまったので呪いを解いてほしいと言うが、その言動は不信感と猜疑心にあふれた攻撃的なものだった。最終的には依頼を引き受けた天寿だったが、なぜか羽織ることに失敗してしまう。成島優子の呪いは消えていなかった。第8回ジャンプホラー小説大賞銀賞受賞作! -
いろはに狼 猫と鬼と勝烏
時は大正十一年、五月。かつて闇に紛れて暮らしていた妖怪が人の世にも広く周知されて久しい。人の世に迎合し、人と並び立とうとする妖怪がいる反面、大昔と変わらず人を餌と認識し、襲う妖怪も後を絶たない。祖父と暮らす鬼籠野いろはは、名門女学校の生徒とは別のもうひとつの顔があった。帝都を騒がせる妖怪を捕縛する組織“勝烏”の一員なのだ。相棒である人狼ロウと仕事の報告に本部を訪れると、老舗仏具店店主の屋敷で起きている怪異を解決するよう命じられた。しかし店主の満倉倫史はいろはを頭ごなしに怒鳴りつけ、怪異の詳細を説明してくれない。息子の享史も様子がおかしくて・・・? 期待の新鋭が贈る、大正あやかし退魔帖! -
世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史
戦後の住宅インフラを支えてきた団地。日本においても、戦後すぐは先進的な生活の象徴として、現代では20世紀へのノスタルジーの対象として、70年以上にわたってあらゆる世代の人びとがこの集合住宅に想いを託してきた。そうした時代の流れは団地が登場するフィクション=「団地作品」にも反映されている。 本書では15年にわたって団地作品について語るイベントを50回開催してきた集団=「団地団」が、団地作品の歴史を通覧。社会、風俗、家族、ジェンダー、創作などさまざまな観点から、戦後社会の変遷とフィクションの役割を考える。 【著者略歴】 団地団(だんちだん) 団地トークユニット。2010年結成。ライター・編集者の稲田豊史、写真家の大山顕、脚本家の佐藤大、漫画家の妹尾朝子(うめ)、ライター・編集者の速水健朗、小説家の山内マリコが中心メンバー。著書に『団地団 ベランダから見渡す映画論』(キネマ旬報社)。2025年3月12日から8月24日にかけて高島屋史料館TOKYO 4階展示室で「団地と映画――世界は団地でできている」を開催。 -
銀の翼が羽ばたくとき
世界は滅びた。聖なる天樹が支えるラノートの地を除いて。山上の宮殿に住むノート人の青年・アスカは、魔術により天樹を守護する大祭司候補に選ばれた矢先、何者かに襲撃される。落ち延びた死の大地で出逢ったのは、先住民族・ユーリィ。ノート人に棲家を奪われて三百年、不当に搾取され続けていた彼らが、今まさに反撃の狼煙を上げようとしていることを知り・・・・・・。紛争、格差社会、大地の崩落・・・・・・。絶望にまみれた「最後の楽園」に、光はあるのか? 滅びの国の冒険ファンタジー。第1回北上次郎オリジナル文庫大賞受賞第1作! -
ウクライナ戦争後の世界秩序(集英社インターナショナル)
2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、すでに3年以上続く戦争となった。2025年1月に誕生したアメリカのドナルド・トランプ政権は停戦へ向けた交渉を進めるが、その先行きは依然として不透明である。なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? なぜ国際社会は、戦争を防ぐことができなかったのか? この戦争の本質を理解するには、ロシアが置かれている軍事的・経済的な状況だけではなく、多くのロシア人がもつ宗教観・民族観、さらには「グローバルサウスの台頭」や「パクス・アメリカーナの終焉」の影響を知る必要がある。ロシア研究の第一人者が、ウクライナ戦争後の世界秩序のゆくえと、新たな「文明の衝突」の核心に迫る。 -
天気予報はなぜ当たるようになったのか(インターナショナル新書)
私たちの生活に欠かせない「天気予報」はどのように作られているのか? 気象の予測技術開発、国際協力業務、「線状降水帯」の情報発表に取り組んできた元気象庁長官の著者が、その裏側をわかりやすく解説する。予報の精度が上がっている理由は? 防災気象情報に込めた思いとは? 猛暑は地球温暖化のせいなのか? 「AI予報」で気象庁はどうなる? 身近だけれど、実は知らないことだらけの「天気予報」のしくみがわかる! -
ロールバック・愛【電子限定描き下ろし付き】
【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】会社員の美佳は高校生の頃から10年間、同級生の結城に片思いしている。高校時代は人気者の結城に近づくことすらできなかった美佳だが、社会人になってから同窓会で再会し、それからは友達付き合いを続けていた。そんなある夜、一緒に飲んだ帰り道で、突然現れた謎のウサギ(?)に「過去に戻れるキーホルダー」を売りつけられた2人は、高校時代にタイムスリップしてしまう! 慌てる美佳だったが、青春をやり直せると前向きな結城の隣で過ごすうち、2度目の高校生活を楽しむように。しかし結城との距離が縮まっていくほど、抱えてきた恋心を隠し続けるのは難しくなって…!? 超ポジティブイケメン×一途なピュア男子が繰り広げる、青春リベンジ!? ラブストーリー! -
ラーメンと瞑想
「都市にはラーメンを食べて死ぬ自由があり、瞑想するための場所がある。」 ラーメンとは獣の世界との接続である。 そこには欲望を直接的に満たすために存在する事物との具体的なコミュニケーションだけが存在する。 瞑想とは神の世界との接続である。 それは精神を研ぎ澄まし、抽象的なレベルで認識をアップデートする神聖な時間となる。 そしてこの二つの世界を往復することで、僕たちは人間を超える・・・・・・。 ラーメン富士丸、しんぱち食堂、PARIYA AOYAMA、武蔵野アブラ學会、大船軒、CHATTY CHATTY、はま寿司、ひまわり、とん太、松石、野方ホープ――作者の愛する飲食店での食と思索の日々を描いた12の記録。笑えて、考えさせられて、そしてお腹が空く。小説のような、エッセイのような、そして批評のような一冊。 -
劇場版 鬼滅の刃 無限城編
劇場版を最速小説化!! 《鬼殺隊》の本部である産屋敷邸に現れた鬼舞辻無惨。お館様の危機に駆けつけた《柱》たちと炭治郎であったが、無惨の手によって謎の空間へと落とされてしまう。炭治郎たちが落下した先、それは鬼の根城≪無限城≫―。“鬼殺隊”と“鬼”の最終決戦の火蓋が切って落とされる。 -
野良犬イギー【新装版】
書き下ろしエピソード「ボストンテリアと下水道のワニ」を加えた新装版!! ジョン・F・ケネディ空港から見えたNYは黄砂に覆われている。私―モハメド・アヴドゥル―の目的は、マンハッタン島にひそむという、一匹の野良犬を捕獲することだった。ある“恐ろしい男”より先に。野良犬は、珈琲味のチューインガムが好物らしく、不思議な力で盗みとる。犬種はボストンテリア。その犬の名は『イギー』・・・・・・。間違いなくスタンド使いだ。 『ジョジョの奇妙な冒険』第3部の前日譚を乙一が小説化!! イギーとアヴドゥルの出会いが描かれる!!/「ボストンテリアと下水道のワニ」マンハッタン島の下水道には、ひそかにワニが暮らしていた。ワニは野良犬、そして人間を、スタンドで下水道に誘いこんで食べていた。ある日、一匹のボストンテリアが下水道を訪れる。ワニは知ることになる、こいつはこれまで食べてきた犬とは違う・・・・・・。NYの地下で、犬とワニとのスタンドバトルがはじまろうとしている――。 -
亡き王女のオペラシオン
18世紀末、フランス。乳飲み子を抱いた王妃マリー・アントワネットに女占い師はこう告げる。「その御子をお育てになってはなりません」と。そしてこうも言う。「王家は破滅する。陛下の御子で生き残るのはお一人だけ」と・・・! 出自を隠し、タンプル塔の「暖炉係」として育ったソフィーは、塔に住む「高貴なご家族」に可愛いがられていた。大好きな5人のため、ソフィーは歌った。皆ソフィーの歌にうっとりして聴き入り、奥さまなどは「とても上手よ、可愛いボーシャン」と言って微笑んでくれる。しかしある時から、ご家族が一人ずつ消えていき・・・!? 残酷な運命から、ソフィーはいかにして市井に逃れ、生き延びたか? フランス革命に翻弄された少女の、知られざる一代記が始まる――! ※2023年12月に発売された集英社eコバルト文庫『【電子オリジナル】亡き王女のオペラシオン』を底本にしています。重複購入にご注意ください -
エレベーターのボタンを全部押さないでください
いつも広い世界を見せてくれるノンフィクション作家・川内有緒、初のエッセイ集。 『パリでメシを食う。』でデビューし、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』で「Yahoo!News|本屋大賞ノンフィクション本大賞」を受賞した川内有緒が、連載していた日経新聞、雑誌「ひととき」など、さまざまな媒体に寄稿したエッセイをセレクトして収録。メキシコの走る民族、飼っていた2匹の個性的な猫、大反響を巻き起こした「荒れた海で愛を叫ぶ」・・・・・・。海外での驚くべき旅や出会い、日常に潜む冒険、死生観などを綴り、読者を新しい場所へ誘う。ユーモラスで味わい深い文章に、温かな感情が湧き上がる。なぜか一歩を踏み出したくなる川内有緒ならではの一冊。 川内さんは丸腰で荒海に飛び込んでいって、宝物のような出会いをつかみ取ってくる。この本そのものが、冒険で、旅なのだ。――岸本佐知子(翻訳家) 並外れた行動力と筆致。見たことない球をぶんぶん投げてくる。――こだま(作家・エッセイスト) -
そこに工場があるかぎり
作家小川洋子氏による、おとなの工場見学エッセイ。あのベストセラー『科学の扉をノックする』の工場版ともいえる本です。精密な穴開け加工を行う工場、お菓子の製造過程を見せる施設、競技用ボートを手作業で作り上げる造船所、多人数用ベビーカーや介護用品を自社一貫生産する企業、ガラス管の加工を手掛ける工房、そして鉛筆の製造における工夫と精神を紹介。幼いころから変わらぬ小川さんの好奇心と工場愛がじわじわ心にしみて、今、日本のものづくりに携わる人々と、繊細で正確な数々の製品のこと、あなたもきっと、とても愛おしく思うようになるでしょう! -
えみゅらんぷ
ちょっぴり夢見がちな女の子・絵美は、ひょんなことから「魔法のランプ」の主人になることに。すると、突然ランプが動きだし絵美にキス! ランプから出てきたのは、イケメンだけどイタズラ好きで性悪な魔法使いのキュート。人間界での修行のため、絵美の「一番の願い」が叶うまで二人は一緒にいることに。でもキュートがランプから出るには絵美とキスしないといけなくて!? 藤田まぐろの元気でキュートな物語☆ ※フェアベルから過去に発行されていた同名作品と同様の内容です。重複購入にご注意ください。ただし、一部、欄外コメントやイラストについてはりぼんマスコットコミックス版のものを再収録しています。 -
ねりんぐプロジェクト
「人間の女の子ならよかったのに」その男の子の言葉に、人形の“ねね”は、「人間になりたいなあ」と心から思ったのです。そして、奇跡が起こりました…。ある朝、瞬太が目を覚ますと、人形の“ねね”にそっくりな女の子がいました。転んだ拍子にぽろりと取れた足はすぐ元通り。彼女はまぎれもなく、ねんどでできた人形の“ねね”だったのです! 元気な“ねね”がお届けするときめきストーリー☆ 短編『恋するコイン』も収録。 ※フェアベルから過去に発行されていた同名作品と同様の内容です。重複購入にご注意ください。ただし、一部、欄外コメントやイラストについてはりぼんマスコットコミックス版のものを再収録しています。 -
死神くんのお仕事
「どーでもいいじゃん人間のことなんて。」 死を知らない死神・レンマと、どうしても生き返りたいあかり。レンマのセクハラ攻撃に思わず反応しちゃうけど、私には大切な約束があるから…。表題作他、『めざましANGEL』『ハッピィ・ファーマシー』『森が唄う日』を収録した藤田まぐろワールドを堪能できる短編集! ※フェアベルから過去に発行されていた同名作品と同様の内容です。重複購入にご注意ください。ただし、一部、欄外コメントやイラストについてはりぼんマスコットコミックス版のものを再収録しています。 -
ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方
学ぶことに目的はいらない。『嫌われる勇気』の著者がおくる、幸福に生きる「学び」のヒント! 勉強がつらくて、やりたくない、長続きしない・・・・・・。多くの人は受験や資格を取るために勉強し、悩み苦しんでいる。しかし本来の学びというのは、効率よく目的を達成するためにあるわけではない。ギリシア哲学、アドラー心理学の知見、自らの読書や外国語学習の体験をもとに、学びの意義、楽しみ方のコツを紹介。今、学んでいるその時が喜びであると感じられる一冊。 -
空をこえて七星のかなた
「南の島へ行くぞ」突然のパパの言葉で石垣島へ旅することに。正直言って、あんまり気は進まない。家族旅行といえばママも一緒だったのだ、去年までは――(「南の十字に会いに行く」)。小学四年生の九月のこと、同級生の過失で私の右目は取り返しのつかない怪我を負った。世界はぼやけて頼りない姿に変わり果ててしまった。星降る夜に大事な友達と交わした約束も――(「星は、すばる」)他5編。7つの物語が星座のようにつながる、宇宙を巡る感動のミステリー! 読み終えたら世界が変わる! 〈日常の謎〉の名手が贈る、驚きと爽快な余韻に満ちた一冊。 -
テクノ専制とコモンへの道 民主主義の未来をひらく多元技術PLURALITYとは?
世界は支配する側とされる側に分かれつつある。その武器はインターネットとAIだ。シリコンバレーはAIによる大失業の恐怖を煽り、ベーシックインカムを救済策と称するが背後に支配拡大の意図が潜む。人は専制的ディストピアを受け入れるしかないのか? しかし、オードリー・タンやE・グレン・ワイルらが提唱する多元技術PLURALITY(プルラリティ)とそこから導き出されるデジタル民主主義は、市民が協働してコモンを築く未来を選ぶための希望かもしれない。人間の労働には今も確かな価値がある。あなたは無価値ではない。テクノロジーによる支配ではなく、健全な懐疑心を保ち、多元性にひらかれた社会への道を示す一冊。
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