白水社の検索結果

  • いま自然をどうみるか
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    いま自然をどうみるか

    人と自然との新たな関係を描く名著 本書は、反原発運動を率いた「市民科学者」高木仁三郎が1986年に世に問うた自然哲学の名著。ギリシア神話の自然征服志向から、コペルニクス的転換、近代科学の「機械としての自然」像、民衆の自然観の蘇生、労働論まで、人間が自然を支配・操作の対象とみなしてきた歩みをたどり、科学の眼と感性の眼とに引き裂かれた現代人に、自由と解放の自然観への転換を促す。文明批判にとどまらぬ射程の広さゆえ、四〇年を経てなお読み継がれ、増補新版(1998年刊)で加わったチェルノブイリ以降の展望も含め、骨格は揺るがない。 3.11以降、脱原発の機運は高まったが、近年は再稼働や老朽炉の“建て替え”が語られ、賛否は再び揺れている。人間中心主義的な自然観が臨界点に達しつつあるいま、本書の根源的な問いは重みを増す。次の世代にも、自然との向き合い方を考える糸口となる一冊。解説=山口幸夫(原子力資料情報室共同代表) [目次] 序章 いまなぜ自然か  ある早朝に  科学的な自然像  二つの自然  核テクノロジーの意味するもの  第二の自然  孤独な征服者  自然観の見なおし  エコロジー  エコロジズムは解放の思想たりうるか  本書の構成 第一部 人は自然をどうみてきたか 第一章 ゼウスとプロメテウス 1 プロメテウス神話  『プロタゴラス』のプロメテウス  遅れてやってきた人間  プロメテウス讃歌  縛られたプロメテウス  ゼウスの正義 2 ヘシオドスの世界  ヘシオドスのプロメテウス  『仕事と日』  ヘシオドスの正義と自然  正義の都市  自然と人間 第二章 ロゴスとなった自然 1 宇宙大の動物  万物は水なり  宇宙大の動物  ロゴスとなった自然 2 アリストテレスの宇宙  アリストテレスの宇宙構造  自然論としてのアリストテレス宇宙  「神」の投入  宇宙の中の人間  中世キリスト教社会とアリストテレス 第三章 機械としての自然 1 解放の時代  革命と保守化  コペルニクス  宇宙観の解放  ジョルダーノ・ブルーノ  自然に内在する原理 2 近代的自然観へ  機械としての自然  精神と肉体  数学の導入 3 ニュートンのもたらしたもの  りんごと月  最初に法則があった  「私は仮説をつくらない」  自然は単純を喜ぶ  キリスト教と科学  職業としての科学 第四章 宇宙は解けたか 1 数学的宇宙  数学的自然  上からの数学  相対性という絶対主義  物理的意味は後からやってくる  宇宙原理  完全宇宙原理  ビッグバン宇宙論  力の統一 2 宇宙と人間  宇宙と神  ビッグバン理論は「我々の現在」を説明できるか?  ニューサイエンス  ニューサイエンス批判  自然観の転換 第二部 いま自然をどうみるか 第五章 エコロジー的地球像 1 「宇宙船地球号」モデル  かけがえのない地球  人間自身についての認識  「宇宙船地球号」の限界 2 開放定常系のモデル  生きている系  天動説の復活? 3 ガイアのモデル  生きものとしての地球  ひな菊の世界モデル  共生の意味 4 生物と文化  生物の文化  プロメテウスの末裔  生命の文化 第六章 民衆の自然 1 先住の世界から  土着の自然  非核太平洋  ロンとの会話  バッファローのこと  伝承の説得力 2 近代を超える精神  石牟礼道子の世界  近代をつきぬける生命感  人と自然とのかけ合い  遊びとおかしみ  野遊びの歌  たたかい 第七章 自然と労働 1 自由の国・必然の国  ネイチャー・ショック 子供じみた態度?  自由の国 有用性としての労働  自然との闘い 2 労働と生活  労働の意味  現代の労働  労働時間について  生活と自然  生きた社会  人間の主体性としての労働 終章 自然に生きる  内なる自然性  金芝河のエピソード  偏見からの解放  狩する人  フェミニズムと自然観  反差別と自然性  自然主義  ナチュラルな社会  運動について  結び 増補 そしていま、自然をどうみるか 1 激動の時代の中で  十二年がたつ  チェルノブイリ原発事故  情報の公開  地球環境問題 2 根源的転換に向けて  「地球環境」について  転換  共生  未来を取り戻す  転換期における科学  引用文献・参考文献  あとがき  増補新版へのあとがき  解説 「オルターナティブな科学」をめざして(山口幸夫)
  • ホロコースト 新しい歴史(上)
    続巻入荷

    ホロコースト 新しい歴史

    ビジネス・実用
    -
    1~2巻3,168~3,267円 (税込)
    「証言のもつ感情的な力」を体感できる通史の決定版 本書は最新研究を踏まえ、ナチ体制とホロコーストの全体像を概説する画期的な通史。著者とそのチームが二五年間にわたって取材・収集した膨大な証言が随所に引かれ、生存者の証言はもちろん、加害側に立った人びとの告白、迫害を目撃した傍観者の声も多数採用されている。本書はそれら「証言のもつ感情的な力」と、ナチ国家の政策形成や権力政治に関する分析の双方を結びつけた、他に類を見ない歴史書と言える。 著者は歴史家であり、BBC歴史番組で多数の受賞歴を誇る映像制作者でもあった。本書の記述の要所要所には、取材・収集した多様な証言が効果的に織り込まれ、まるで優れた映像作品を彷彿とさせる作りとなっている。あたかも証言者が目の前で語っているかのような視覚的、聴覚的なイメージが立ち上がってくるのだ。読者は、証言を通じてナチ犯罪の凄惨さを生々しく体感し、証言者の体験に心を揺さぶられる。それと同時に、証言からは証言者がナチ体制崩壊後に歩んだ道をうかがい知ることができ、それもまた時として読者に深い衝撃を与え、思索に向かわせる。 アントニー・ビーヴァー、イアン・カーショー推薦の書。 [目次] プロローグ 第1章 憎悪の起源 第2章 ナチの誕生  一九一九-一九二三年 第3章 革命から投票箱へ  一九二四-一九三三年 第4章 権力の強化  一九三三-一九三四年 第5章 ニュルンベルク法  一九三四-一九三五年 第6章 教育と帝国の建設  一九三五-一九三八年 第7章 急進化  一九三八-一九三九年 第8章 人種戦争の始まり 一九三九-一九四〇年 第9章 西欧における迫害 一九四〇-一九四一年 原注 口絵写真一覧
  • 龍彦親王航海記:澁澤龍彦伝
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    龍彦親王航海記:澁澤龍彦伝

    小説・文芸
    4.3
    1巻3,960円 (税込)
    【第71回読売文学賞(評論・伝記賞)受賞】 没後なお人気の高まる不世出の異才の生涯 作家の最晩年に編集者として謦咳に接した著者による初の伝記。未公開資料と知られざる逸話を交えながら、不世出の異才の生涯を辿る。 「伊達の薄着」の美学 2019年は澁澤龍彥の生誕91年目にあたる。生前に残した膨大な作品群は根強い人気を誇り、今なお若い読者を惹きつけてやまない。本書は、澁澤と交流をもった最後の世代の編集者であり、2006年に『書物の宇宙誌 澁澤龍彥蔵書目録』を編纂した著者が、知られざる逸話を交えながら不世出の異才の歩みを明らかにする初の試みである。 生い立ちと幼少年期、多感な青年時代。同時代を生きた盟友、出口裕弘や松山俊太郎、種村季弘、三島由紀夫、多田智満子、生田耕作、加納光於、野中ユリ、土方巽、稲垣足穂、加藤郁乎、池田満寿夫、巖谷國士、唐十郎、高橋睦郎、金子國義、四谷シモンらとの出会い。澁澤が彼らと交わした書簡や関係者の証言など未公開資料を盛り込みつつ、若き日の雑誌社でのアルバイト、岩波書店の校正室で知り合った最初の妻・矢川澄子、サド裁判、1960年代から80年代にかけて時代を映す出版物を次々と刊行した版元との関わり、雑誌「血と薔薇」編集長としての仕事、二度目の妻・龍子との出会い、晩年の生活にも触れられる。 戦後の日本で、フランス文学の紹介者として、翻訳家、小説家、エッセイスト、アンソロジストとして、日本文学史上に唯一無二の足跡を残した澁澤の文学と人生を一望する1冊。 [目次] 第Ⅰ章 狐のだんぶくろ(一九二八―一九四五) 1 生誕 2 先祖/両親と親族 3 幼少年期 4 幼少年期の読書/南洋一郎 5 旧制中学時代 6 東京大空襲/敗戦 第Ⅱ章 大胯びらき(一九四六―一九五四) 1 旧制浦和高校/野沢協、出口裕弘との出会い/シュルレアリスム/コクトー発見 2 浪人時代/姫田嘉男/吉行淳之介/久生十蘭 3 東大時代/サド発見 4 「新人評論」/恋愛/小笠原豊樹 5 デビュー前夜/小牧近江 第Ⅲ章 神聖受胎(一九五四―一九五九) 1 『大胯びらき』とコクトー 2 岩波書店の外校正/矢川澄子/松山俊太郎/父の死 3 昭和三十一年/「未定」/マルキ・ド・サド選集/三島由紀夫/多田智満子 4 昭和三十二年/生田耕作と片山正樹/コクトーの手紙 5 昭和三十三年/大江健三郎論/石井恭二/花田清輝 6 昭和三十四年/結婚/加納光於と野中ユリ/「聲」/『サド復活』/瀧口修造 第Ⅳ章 サド復活(一九六〇―一九六二) 1 サド裁判 2 昭和三十五年/『黒魔術の手帖』/矢貴昇司/日夏耿之介/土方巽/稲垣足穂/推理小説月旦 3 昭和三十六年/『わが生涯』の共訳/政治 4 昭和三十七年/『神聖受胎』/『犬狼都市』/『さかしま』/加藤郁乎/小町の家 第Ⅴ章 妖人奇人館(一九六三―一九六七) 1 酒宴の日々/池田満寿夫/巖谷國士 2 昭和三十八年/「世界悪女物語」/サド裁判控訴審判決 3 昭和三十九年/中井英夫と塚本邦雄/『夢の宇宙誌』/矢川澄子の役目/種村季弘/『サド侯爵の生涯』 4 昭和四十年/三島の年賀/『快楽主義の哲学』/高橋睦郎/金子國義/《サド侯爵夫人》 5 昭和四十一年/皿屋敷事件と暴風雨の一夜/「異端の肖像」/唐十郎/世界異端の文学/古典文庫/ 北鎌倉の新居/高橋たか子 6 昭和四十二年/四谷シモン/林達夫/喧嘩 第Ⅵ章 ホモ・エロティクス(一九六八―一九七〇) 1 矢川澄子との離婚 2 昭和四十三年/日本文学へのアプローチ/『美神の館』/アスベスト館 3 「血と薔薇」 4 昭和四十四年/美学校/『怪奇小説傑作集4』/サド裁判最高裁判決/再婚/薔薇十字社 5 昭和四十五年/澁澤龍彥集成/初のヨーロッパ旅行/三島の死 第Ⅶ章 胡桃の中の世界(一九七一―一九七五) 1 前川龍子/昭和四十六年/三島事件の余韻/『暗黒のメルへン』/『黄金時代』/石川淳/アラブ旅行 2 昭和四十七年/鷲巣繁男/『偏愛的作家論』/『悪魔のいる文学史』 3 昭和四十八年/青土社/別冊新評「澁澤龍彥の世界」 4 昭和四十九年/イタリア旅行/『胡桃の中の世界』/吉田健一 5 昭和五十年/ユリイカ特集号 第Ⅷ章 記憶の遠近法(一九七六―一九七九) 1 昭和五十一年/怪人松山俊太郎/音楽 2 昭和五十二年/『思考の紋章学』/フランス・スペイン旅行/世界文学集成 3 昭和五十三年/「玩物草紙」/『記憶の遠近法』/蔵書/日本の古典 4 昭和五十四年/時評/『悪魔の中世』/ビブリオテカ澁澤龍彥/著述の分量 第Ⅸ章 魔法のランプ(一九八〇―一九八六) 1 澁澤の日常/昭和五十五年 2 昭和五十六年/オスカル/ギリシア・イタリア旅行/澁澤の旅/『唐草物語』と泉鏡花賞 3 昭和五十七年/翻訳/反核アンケート/河出文庫 4 昭和五十八年/晩年の土方巽/『三島由紀夫おぼえがき』/ウチャ 5 澁澤龍彥批判 6 昭和五十九年/バルチュス展/澁澤龍彥コレクション/ボルヘス/サイン会 7 昭和六十年/「私のプリニウス」/富士川義之/幻想文学新人賞 第Ⅹ章 太陽王と月の王(一九八六―一九八七) 1 素顔 2 昭和六十一年/土方巽の葬儀/『うつろ舟』 3 入院、手術、死 4 葬儀   あとがき/詳細目次/主要参考文献
  • フラ語入門、わかりやすいにもホドがある![決定版](音声DL付)
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    フラ語入門、わかりやすいにもホドがある![決定版](音声DL付)

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「わかりやすさ」に磨きがかかった全面改訂版 2003年の刊行以来、「フラ語」のムズカシさに心折れそうな多くの学習者たちの支持を集め、「伝説の参考書」とささやかれる『フラ語入門』も、気づけば累計19万部。その間も、悩める学習者たちの疑問や嘆きを教室で受けとめ続けた著者は、その経験すべてを注ぎ込み、さらなる「わかりやすさ」に挑みました。その成果が、この「決定版」! 「ムズカシイこと抜きに」「楽しくなければフラ語じゃない」を合言葉に、さあ、あなたも、フラ語ワールドの最良の見取り図を手に入れましょう。
  • 鼻持ちならないガウチョ
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    鼻持ちならないガウチョ

    カフカやボルヘスへのオマージュを込めた五つの短篇、文学についての驚くべき知性とユーモアが発揮された二つの講演原稿を収録。没年に刊行された、ボラーニョ最後の短篇集。解説:青山南
  • 権力者を訴追する:戦争犯罪と国際法廷の闘い
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    権力者を訴追する:戦争犯罪と国際法廷の闘い

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻3,564円 (税込)
    サヘル・ローズさん推薦! 希望と限界、正義の重さを紡いだ作品 プーチンやネタニヤフがハーグの国際刑事裁判所の法廷に立つ日はくるのだろうか? 〈ヒューマン・ライツ・ウォッチ〉〈アムネスティ・インターナショナル〉などで指導的役割を務めた人権活動家、ジャーナリストが、現場取材で数多の関係者の声に耳を傾けて執筆した、渾身のノンフィクション。 ジュネーヴ条約採択、ニュルンベルク裁判、東京裁判、冷戦期の衛星諸国や旧植民地における「戦争犯罪」「人道に対する罪」「ジェノサイド」の歴史を辿りながら、プーチンやネタニヤフがウクライナ戦争やガザ侵攻で国際刑事裁判所の訴追対象になっている現在までを網羅する。 プーチンやネタニヤフに対する起訴は、広い変化の時流の一環だ。20世紀のほぼ全体を通じて、戦争犯罪に対する刑事免責は当たり前のことだった。ニュルンベルク裁判はその原則の例外だった。しかしいまや「彼をハーグへ送れ!」という声は、権力を握る指導者は責任を問われるべきだと考える、世界各地の人びとから発せられている。 赤根智子氏が国際刑事裁判所所長、岩澤雄司氏が国際司法裁判所所長を務めるなど、今後日本が国際司法の場で果たす責務も問われている。 [目次] 序章 第1章 「これはまったく矛盾している」  ジュネーヴ、ルヴフ、ニュルンベルク、パリ(一八六三~一九四八) 第2章 「罪はひそかに犯さねば」  ケニア、アルジェリア、ヴェトナム、フランクフルト(一九五二~七五)  カンボジア、チリ、ハラブジャ(一九七三~九〇) 第3章 「万事段取りどおりに」  ユーゴスラヴィア、ルワンダ(一九九一~二〇〇一) 第4章 「時節到来の構想」  国際刑事裁判所、ピノチェト、チャールズ・テーラー、イッセン・ハブレ(一九九八~二〇一六) 第5章 「ゲームのルールは変わりつつある」  グアンタナモ、イラク、アフガンスタン(二〇〇一~)  北アイルランド(一九七二~二〇一〇) 第6章 「だまされるのが嬉しい」  プーチンとアサド:チェチェン、ジョージア、ウクライナ(一九九九~二〇一四)  シリア、オープンソース調査、コブレンツ(二〇一一~二二) 第7章 「今でなければ、いつ?」  ウクライナ(二〇二二~) 第8章 「アマレクを思い起こせ」  イスラエル/パレスチナ(二〇二三~) 第9章 「正義の気配がする」 第10章 正義の天秤を公平に 終章 「諸国政府を悩ませ続ける」  謝辞  訳者あとがき  原注
  • 第三の波:二〇世紀後半の民主化
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    第三の波:二〇世紀後半の民主化

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻3,564円 (税込)
    『文明の衝突』と並ぶ主著 近年、民主主義を問い直す動きが急速に進んでいる。20世紀後半に進んだ民主化は、民主主義が標準的な政治体制となり、世界の隅々に行きわたることを期待させた。 しかし、21世紀を迎えてから、民主化したと見えた国が実は権威主義的な要素を多分に持っていることが明らかになったり、徐々に民主主義が侵食される事例が注目されるなど、民主主義の行方に暗雲が立ち込めている。 こうした状況のなかで、そもそも20世紀後半にもたらされた民主主義とは何だったのか、そして、その起点となる一連の民主化はどのようなものだったのかは関心の的となる。 20世紀後半の民主化の流れを「第三の波」と類型化し、体系的な分析をおこなったサミュエル・ハンティントンの本書は、出版から30年を経てもなお頻繁に引用される政治学の古典であり、民主主義をめぐる議論の出発点として、世界中で繰り返し人々が立ち返る参照点となっている。 しかし、残念なことに日本語での本書へのアクセスは長く制限されてきた。『文明の衝突』と並ぶ、ハンティントンの記念碑的著作を新訳で刊行!
  • グローバリスト:帝国の終焉とネオリベラリズムの誕生
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    グローバリスト:帝国の終焉とネオリベラリズムの誕生

    ビジネス・実用
    -
    1巻4,752円 (税込)
    ハプスブルク帝国の灰塵から 本書は、1920年代から現在に至るまで百年にわたる国際政治経済史を背景に据えながら、この40年、散々語り尽くされてきたように思われるネオリベラリズムの起源と発展に関して、理論的にも歴史的にも新たな光を当てる試みである。 ネオリベラリズムというとき、その焦点はアメリカのシカゴ学派に置かれるが、本書は、ジュネーヴ学派という、これまで顧みられなかった思想家群像に注目している。 とりわけ重要なのは、ネオリベラル理論の核心が制度設計に置かれていたということである。それは、ハプスブルク帝国の灰塵を揺籃とした、その出自に刻印されていた。すなわち、帝国後の世界にふたたび秩序をもたらすことが目的の思想運動だったのである。その際、脱植民地化と民主化の波といかに対峙するかがこの運動には重要だった。 本書が提示するのは、1920年代ウィーンのミーゼス・サークルに始まり、1980年代にWTOの創設で絶頂を迎える、三世代にまたがる思想家たちの物語である。国民国家(インぺリウム)と世界経済(ドミニウム)を融合させる連邦を夢見た者たちの勝利ではなく、敗北の軌跡。
  • フランス知と戦後日本:対比思想史の試み
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    フランス知と戦後日本:対比思想史の試み

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻2,673円 (税込)
    なぜ、あれほど読まれたのか? 誰しも人生を変えた一冊があるはずだ。困難や逆境にあるとき、思わぬ力を与え、生きていく糧となった本。あるいは進むべき道を示してくれた本…… 本書は、「戦後日本」におけるそんな一冊を探し求める試みである。 敗戦を受け、「近代化」や「民主主義」を求めた戦後日本は、いわゆる知識人が活躍した時代であり、数多くの名著が生み出された。 とりわけ、「フランス知」が果たした役割は大きかった。 フランス文学からフランス革命史学まで、あるいは哲学・思想から社会・文化論まで、これらの知識人たちの著作は、フランスを対象にしながら、その根底に日本社会への強い問題意識がはっきりとみられた。 このフランスと戦後日本をつなぐ回路はいかなるものだったのか? そこには果たして必然性があったのか? こうした問いが本書の最大の焦点になる。 個々人の関心が多様化し、学問も細分化したと言われる。読書という経験も大きく変容している。だからこそ、社会全体がかなりの熱量をもって集約的に本を読んだ戦後の記憶は貴重である。戦後思想を読む異色のブックガイド!
  • 神のゴーストライター:聖書を作った古代ローマの奴隷たち
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    神のゴーストライター:聖書を作った古代ローマの奴隷たち

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,762円 (税込)
    聖書の文章を「書いた」のは誰だったのか 古代ローマ時代、文書・文芸作品を「創作」するのはしかるべき立場の人間だったが、それを「筆記」するのはもっぱら、秘書・書記・写字生職の奴隷や解放奴隷であった。それはローマ時代に成立した新約聖書も例外ではなく、「書いた」人物の名前まで記されている箇所がある。考古学上の理由から「書いた」のが使徒本人ではないと考えられる手紙もある。当時の口述筆記に、いったん速記記号に圧縮して書き取り後から文章にふくらませる方法が使われていたことを考えると、そこには「書いた」人物の編集能力や、解釈すら含まれている可能性もあるかもしれない。 では、古代ローマ社会の奴隷の目に、イエスはどういう存在に映ったか。福音書に書かれているイエス像は、当時の社会から見てどういう存在なのか。有力者が改宗すると、しばしばその家――ファミリアに属する大勢の奴隷たちもまとめて改宗となった時代、そうした奴隷たちにとって宗教とは、キリスト教とは何だったのか。 古代ローマに生きたさまざまな立場の奴隷たちの世界を見わたしながら、ローマ社会とくに奴隷制度という角度から、新約聖書について考察する。 [目次]  地図  著者からの注記 はじめに I 目に見えない手 第1章 エッセンシャル・ワーカー 第2章 パウロとその秘書たち 第3章 イエスの物語を読み直す II メッセンジャーと職人 第4章 神のメッセンジャー 第5章 言葉のキュレーター 第6章 福音書の顔 III 遺産 第7章 忠実なキリスト教徒 第8章 不従順な者への罰 エピローグ  謝辞  訳者あとがき  図版一覧  注  略語と著者による引用の翻訳についての注記
  • ハンガリー語の入門[改訂版]
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    ハンガリー語の入門[改訂版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,762円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 しっかり学べる25課、音源は音声アプリで 基礎から実践まで、この一冊で確実な力を! ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に対応。基礎から実践まで、この一冊で確実に力がつきます。本格的学習書の決定版! 定評あるロングセラーが、さらに使いやすくなりました。ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に対応し、音源は音声アプリからダウンロードできます。ハンガリー語は、後ろにさまざまな接続詞をつけて、文法的な関係を表わします。人称変化も多く、難しいと思われがちな言語ですが、どうぞご心配なく。全25課は、丁寧な説明、豊富な練習問題、実践的な会話や楽しい読みもので構成されていますので、初歩から中級まで、一歩一歩、確実に学習できます。 ★音声アプリ無料ダウンロード
  • 世界の書店を旅する[増補新版]
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    世界の書店を旅する[増補新版]

    小説・文芸
    -
    1巻3,762円 (税込)
    すべての書店は羅針盤である 本と出会い、仲間と集い、ときに抵抗する場として……かつてあった/いまも続く書店と書店主、そこを訪れ、支えた人びと。幾多のエピソードに光を当て、書店の未来に寄りそう紀行エッセイ。 目次には「世界最古の書店」「政治的であるべく運命づけられた書店」「世界の果ての本と書店」など興味深いテーマが並び、読者を書店への旅にいざなう。書店の歴史をひもとき、図書館との違いを考察し、日々足を運ぶ本屋、あるいは旅先で訪れた書店での体験を通じて、書店が果たしてきた歴史的、社会的な役割について思いを馳せる。 本書のもうひとつのテーマは「旅」である。本書に登場する書店の数は三百軒を超え、著者が訪れた国は五大陸に渡る。 読書人口が減り、町の書店が消えていくという現象は日本だけの話ではない。「書店」という存在のみが果たしうる有機的な役割について、本書が訴えかけるものは大きい。スペインで2025年に刊行された増補新版に基づき、各章の前後にエピグラフを付し、新たなエピローグ、ロジェ・シャルチエによる解説、著者が訪れた世界各地の書店の写真を集めたページ(「パノラマ」)を追加。各章に図版多数。 [目次] はしがき――シュテファン・ツヴァイクの古い短編小説から出発して 1 旅はいつも 2 アテネ 最初の一歩 3 世界最古の書店 4 〈シェイクスピア・アンド・カンパニー〉 5 政治的であるべく運命づけられた書店 6 東方世界(オリエント)の書店 7 北米――東から西へ 8 中南米――北から南へ 9 脱神話化されたパリ 10 書店チェーン 11 世界の果ての本と書店 12 ショー・マスト・ゴー・オン 13 日々の本屋 14 バーチャル書店 エピローグ――すべての始まりの終わり 世界の書店を旅する――パノラマ 解説――旅へのいざない  ロジェ・シャルチエ 訳者あとがき ウェブサイト一覧 映像作品一覧 参考文献
  • 赤のホテル スターリンの偽情報戦
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    赤のホテル スターリンの偽情報戦

    ビジネス・実用
    -
    1巻4,455円 (税込)
    独ソ戦の最中、「メトロポール・ホテル」の劇的な人間模様 スターリンはチャーチルの要請によって英米の報道陣をモスクワに受け入れ、独ソ戦の東部戦線を取材させた。しかしスターリンは、これら外国特派員をクレムリンの「広報係」へと変貌させるため、徹底した検閲、前線取材の禁止、一般市民との接触禁止を課した。特派員は滞在する「メトロポール・ホテル」で、通訳兼助手の若い女性を当局から手配された。その女性通訳の中には、特派員を籠絡してクレムリンの偽情報を鵜呑みにさせた者もいれば、ソ連の現実を密かに耳打ちし、その結果、収容所へ送られた者もいた。通訳であり諜報の凄腕、もしくは抵抗者でもあった女性たちの類まれな活躍が初めて描かれる。 『ニューヨーク・タイムズ』は本書を「陰謀と弾圧の物語。…特派員たちはメトロポール・ホテルに滞在し、歓待され、監視され、クレムリンのプロパガンダを絶え間なく与えられた」と評価し、『ワシントン・ポスト』は2023年度の注目すべき書籍に選出した。作家はロイター通信および『デイリー・テレグラフ』紙のモスクワ特派員、英国王立問題研究所の外交専門誌の編集長を歴任したジャーナリスト。口絵写真多数収録。 [目次]  はじめに 序章 一九一九年四月 オデッサ 第1章 一九四一年六月 思いがけなく戦争特派員に 第2章 一九四一年七月~九月 戦時にふさわしい仕事 第3章 一九四一年八月 英国革命の母 第4章 メトロポール・ホテル 第5章 一九一七年 若き革命家の誕生 第6章 一九四一年九月 記者のご機嫌を取る 第7章 一九四一年一〇月 記者たちとの軋轢 第8章 一九四一年一〇月 慌てふためくモスクワ 第9章 一九四一年一一月 悲しみの中で 第10章 一九四一年―~四二年冬 飢饉の中の大宴会
  • アイスランド語文法ハンドブック
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    アイスランド語文法ハンドブック

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻4,752円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北欧の小国の言葉の醍醐味をこの一冊で ヴァイキングの言語の痕跡を色濃く残したアイスランド語は、語形変化が複雑なことで知られる言語です。本書は語形変化に関する説明に加え、より語法に重点をおいた内容となっています。本格的に習得するためには、それらが実際にどう用いられるのかについても学ぶことが必要だからです。全26章を通して、しっかり学んでいきます。随所に設けたコラム「プラスワン」も学びを効果的にアシストします。巻末には本書を学ぶ上で必要な約2300語の単語リストもあり便利です。
  • フランス語っぽい日々 リターンズ

    フランス語っぽい日々 リターンズ

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 爆笑社会派エンターテインメント 待望のシリーズ第二弾! 日本人の夫は漫画家、妻はフランス人ジャーナリスト。そんな日仏夫婦が漫画とコラムで日常をつづった前作から早6年、ついに第二弾が登場! 異文化・外国語学習・子育ての悲喜こもごもから、コロナ禍、オリンピック、大統領選、生成AI、死刑制度など時事・社会問題まで、「言語」をキーワードに、それぞれの視点から観察し、考察し、鋭く描いていく。もちろん、常にユーモア全開で! 外国語を愛し、外国語に苦しむすべての人に贈る、爆笑社会派エンターテインメント。 [目次] 第85~96話 「コロナで変わったこと、変わらなかったこと」 2020年4月~2021年3月 第97~108話 「こんな東京五輪になるなんて」 2021年4月~2022年3月 第109~120話 「わが家はいつも政治家の話」 2022年4月~2023年3月 第121~132話 「4年ぶり、家族でフランスへ」 2023年4月~2024年3月 第133~144話 「言いたいことは、言っていこう」 2024年4月~2025年3月 第145~156話 「フランス政治、大丈夫?」 2025年4月~2026年3月 第157~162話 [巻末インタビュー] ジャーナリスト 西村カリンさんに聞く ひで子さんが教えてくれたこと
  • 売女の人殺し

    売女の人殺し

    恐怖と悪夢、その背後にある笑いと底知れぬ悲哀。ボラーニョの分身とされるおなじみ〈B〉やアルトゥーロ・ベラーノらがふたたび登場する13篇。貴重な自伝的エピソードも含む、生前最後の短篇集。 「女ってのは売女の人殺しよ、マックス、立ち枯れた木の上から地平線を見つめている凍えた猿、闇のなかで泣きながら、決して口にすることのできない言葉を求めながらあなたを探しているお姫さまなの。わたしたちは誤解のなかに生き、人生のサイクルをつくり上げているのよ」(「売女の人殺し」より) インドから帰還した同性愛者のカメラマンの秘められた記憶、Bと父がアカプルコで過ごした奇妙な夏休み、元サッカー選手が語る、謎のチームメートとの思い出……恐怖と悪夢、その背後にある笑いと底知れぬ悲哀。ボラーニョの分身とされるおなじみ〈B〉やアルトゥーロ・ベラーノらが再び登場する13篇。貴重な自伝的エピソードも含む、生前最後の短篇集。 [解説]若島正
  • 半自伝 このままでいいのか、いけないのか[新装版]

    半自伝 このままでいいのか、いけないのか[新装版]

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    巻末に、小田島創志の追悼エッセイ収録 シェイクスピア戯曲の個人完訳は、どんな人生からもたらされたのか? 生きた日本語による名翻訳が誕生するまでを綴る自伝エッセイ。
  • ニューエクスプレスプラス 上海語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス 上海語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,564円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上海人同士の会話に欠かせない話しことば あたかも近未来都市のような、超モダンなビルが立ち並ぶ浦東、レトロな洋館が続く外灘、大勢の人でにぎわう南京路。上海にはいくつもの顔があり、北京とはまるで違った雰囲気が味わえます。標準中国語(普通話)も通じますが、上海人同士のコミュニケーションはやっぱり上海語。発音は標準中国語とまったく異なり、5つの声調と連続する音の変調によって独特なメロディとなります。現地に行かない限りなかなか聴くことのできないその響きを、付属の音声で堪能してください。
  • 倒壊する巨塔:アルカイダと「9.11」への道 上

    倒壊する巨塔:アルカイダと「9.11」への道

    ビジネス・実用
    -
    1~2巻3,564円 (税込)
    ビンラディン、ザワヒリなどアルカイダの軌跡を丹念に追いかけて、その等身大の姿を描く傑作ノンフィクション。ピュリツァー賞受賞
  • ニューエクスプレスプラス アラビア語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス アラビア語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,475円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! 独特な文字も、書き方からゆっくり解説する入門書。奥深いアラブ文化、イスラーム文化への第一歩を踏みだしませんか。 ★音声アプリ無料ダウンロード
  • 講義 戦後史を歩く 1945-2000:この国の軌跡

    講義 戦後史を歩く 1945-2000:この国の軌跡

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,980円 (税込)
    代ゼミで10万人が聴いた伝説の講義 誰しも心に残る授業があるはずだ。人生においてもっとも多感な時期に受けた講義は生き方を変え、心の糧になっていく。 大学受験の予備校がそうした経験の場になった時代があった。受験という枠組みを超えて、悩める若者の背中を押し、社会へと送り出した珠玉の授業がたくさんあった。 本書は1980年代から30年以上にわたり代々木ゼミナールで日本史を教えてきた著者による戦後史講義だ。毎年、受験直前の冬に語られた戦後の事績は、これから大人になる受験生に大きな感動を与えた。 焼け跡、復興、冷戦、高度成長、バブル、失われた30年。戦後史の明暗を通じて浮き彫りになるのは、上滑りに滑ってきた日本近代の姿である(夏目漱石『現代日本の開化』)。歴史を語る意味、歴史を学ぶ意味を熱く語った伝説の授業を白水Uブックス〈人文知への扉〉でもう一度! [目次] I 敗戦後の日本と占領政策――一九四五年から四八年までの動き1 占領政策の展開/降伏文書の調印/五大改革指令の実行指令/婦人の解放/労働組合の奨励/教育の自由主義化/圧政的諸制度の撤廃/経済の民主化 II 日本国憲法の成立と戦後の経済混乱――一九四五年から四八年までの動き2 日本国憲法の成立/政党の再建と保守政党の再編/戦後インフレ/金融緊急措置令と傾斜生産方式/昭和電工事件の顚末/悪性インフレの発生 III 占領政策の転換――一九四八年から五〇年ころまでの動き 東西冷戦構造の深まり/朝鮮戦争の勃発/日本経済の自立/安定恐慌と朝鮮特需/下山・三鷹・松川三大怪事件/特需景気とIMF体制 IV 講和条約の締結と国内の状況――一九五〇年から五三年までの動き サンフランシスコ講和条約の調印/戦時賠償を考える/日米安全保障条約の影響/再軍備の動きと逆コース V 吉田茂内閣の退陣から石橋湛山内閣の成立まで――一九五三年から五七年までの動き 「臣茂」の辞任と昭和天皇の退任問題/吉田対鳩山の確執と造船疑獄問題/鳩山内閣の成立と保守合同/日ソ共同宣言と国連加盟問題/第三諸国の台頭と「雪解け」/特需景気以降、神武景気までの経済/石橋湛山内閣の残したもの VI 安保騒動と所得倍増政策――一九五七年から六四年までの動き 岸信介内閣成立と反共政策/新安保条約の締結とその狙い/反安保闘争と岸内閣の退陣/池田勇人内閣と所得倍増計画/LT貿易と日中関係の改善/「家族の時代」と六〇年代前半の社会/農業基本法制定とその後の日本農業 VII 高度経済成長の終焉――一九六四年から七四年までの動き 佐藤栄作内閣の登場と「いざなぎ景気」/朝鮮半島との関係と日韓基本条約の締結/被爆国日本と「非核三原則」/沖縄返還協定とベトナム戦争の動き/高度経経済成長の終焉と「公害大国」日本/田中角栄内閣の成立とその挫折 VIII 現在の日本と二一世紀へのメッセージ――一九七四年から「明日」という時代まで 三木武夫内閣から、ロッキード事件、鈴木善幸内閣までの動き/中曽根康弘内閣と財政問題/レーガノミックスと日米貿易摩擦/チェルノブイリ原発事故とエネルギー問題/その後十年あまりの政治状況/バブル経済の実態とその後の日本経済/「明日」という時代へのメッセージ 旧版あとがき   参考文献及び資料 白水Uブックス版あとがき
  • 胡椒 暴虐の世界史

    胡椒 暴虐の世界史

    一粒の香辛料に惑わされた人類の歴史 本書は、16~19世紀にかけて、ヨーロッパ人(のちにアメリカ人)が胡椒取引の莫大な利益を求めてアジアへと進出し、「植民地主義と帝国主義という2本の邪悪な枝をからみ合わせて」いく過程を描いた歴史読み物である。当時の船乗りが残した航海記録をはじめ、旅行者や貿易商たちの日記やレポートなどを多数引用しながら、欲にかられた商人や命知らずの冒険者、野心満々の宣教師や残忍な植民地主義者たちの行状を具体的に描き出す。ポルトガルの交易独占、暗躍する海賊、英蘭両東インド会社を交えた南インドやマラッカ、ジャワでのすさまじい収奪合戦、知られざる人物の逸話までも描き出す「ブラッド・ダイヤモンド」の胡椒版。 人びとはなぜ、血眼になって胡椒を求め、命を賭してまで危険な航海に出たのか? 血で赤く染まった胡椒の歴史を、数々のエピソードを積み重ねる手法で描いた傑作。『砂糖の世界史』の著者、川北稔氏推薦! [目次] はじめに 第一章 コショウ属 第二章 スパイスの王 第三章 スパイスと魂 第四章 黄金の象 第五章 イギリスの進出 第六章 オランダの脅威 第七章 アメリカの胡椒王 第八章 無数のアザラシ 第九章 胡椒の薬効 エピローグ コラム  ヴァスコ・ダ・ガマとプレスター・ジョン伝説  胡椒とイエズス会士  流れの中の饗宴  世界最大の花  アンボンの虐殺  熱帯の美しさ 謝辞 訳者あとがき Uブックス版への訳者あとがき 参考文献 原注
  • しあわせのみつけかた:人生を選び直すための《越境》

    しあわせのみつけかた:人生を選び直すための《越境》

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,881円 (税込)
    《旅立つ、それぞれの理由》 しあわせの定義が揺らいでいる。かつての良い学校、良い就職、良い結婚といった型どおりの幸福像が魅力を失ってすでに久しく、私たちは自分たちなりのしあわせを模索している。一方、日本社会には閉塞感や停滞感が漂い、生きづらさを感じている人も多い。日本を離れる人々が増えてきた。 海外移住を指南する本も増えた。とりわけマレーシアを中心に東南アジアへの移住者が増えている。著者もその一人ということになる。本書は、そうした潮流を《越境》という言葉でとらえ直し、移住者の考え方や生き方に迫ろうとしたものだ。 そこで浮かび上がってくるのは、単純な成功譚ではなく、もちろん勝ち組の話でもない。そうではなく、個々人が、より良い生き方を求めて、直視してこなかった自分の願いや本音に気づき、自己を解放し、周りを巻き込み、試行錯誤しながら、ひとつひとつの境界線を越えてゆく過程の物語だ。 それは、いわゆる「就職氷河期世代」の人生行路とも重なる。ミッドライフクライシスから子育てまで、様々な理由で日本を離れる人々。それぞれのしあわせのカタチを追いかけた異色のルポ! [目次] 序章 越境の先に見えたもの 越境というキーワード/個人のストーリーからひも解く/著者の視点/しあわせを求めて I 自己探求の先にあるもの 第1章 初代の気概でマレーシアへ 出会い/初めてのイギリス留学――苦労しつつもアジアの友人と心を通わせる/就職、創業社長を身近に学べる会社へ/実家の家業に就職/初代の気概でマレーシアへ/「ソーシャルメディアは、出会う入り口」/なぜマレーシアか?/浅草でインバウンド観光客向けのハラルお土産屋さんを開業/子育ての悩み/迷いの連続を糧に、これから 第2章 企業とNPOの越境キャリア    高校中退という選択から見えた社会/アジアとの距離を詰めた大学時代/経済発展は正義か――MBAへ/線路に乗ろうとすれば弾かれる――国連での経験/企業のファイナンスから「ソーシャル・ファイナンス」へ/「世の中のためになるビジネス」を創る仕事/「自分のありたい形を自分で作る」ことが幸福につながる/インターナショナル・バカロレア(IB)の魅力/マレーシアの良さ、多様性と協調の視点を育む/教育移住は、自分への越境の挑戦でもある/「普通」がない世界で「自分の生き方」を決める 第3章 牛に乗りながら馬を探す 腕白ジャイアンと、できすぎくんの掛け合わせから、工学研究へ/「とにかく一番になりたい」/姉の影響で海外へ/工学からベンチャー事業化への興味――研究室から猛烈な実社会へ/鬼軍曹の下で修業/MBAで英語の壁/行ったことのない新しい国に住みたい ――マレーシアを選択/結果が出なければクビの背水の陣/これから――海外に住み続けたい、日本はいい国だけれど/牛に乗りながら、馬を探す/子育てについて――選択肢を広く、世界を広く II 育つ、育てるための越境 第4章 ワクワクを大事に、生き方を自ら創る   大学中退、起業、そして別れ――次の居場所を海外に/いま、歴史の転換期という認識/生い立ちと、大学中退まで/就職氷河期を超えて/二十代、社長として社会人生活をスタート/結婚、出産、仕事/マレーシアでの子育て、多様性/これから/ノアの箱舟? 第5章 出過ぎた杭になってほしい――打開策は許しあうこと   再会、四人の子育てと海外起業/生い立ちからタイ留学まで/帰国、新興ITスタートアップへ「ゼロ期入社」/いよいよ仕事でタイへ――日本農産物、日本食/子育て環境について――「出過ぎた杭になってほしい」/海外生活は、家族で支え合ってサバイブすることが必須/閉塞感の打開のヒントは、柔軟さと、許しあうこと 第6章 より強い精子と卵子を育てたい    ありのままで/生い立ちと、両親の人生観への違和感/芸術と関係なく就職、結婚――義実家に同居/「ありのままで」――義実家から核家族化/さらに、海外マレーシアへ――同世代のエルサたち/マレーシアの良いもの――集団とは、異質な個人の集まり/より強い精子と卵子を育てたい/見本がないから私たちらしく III 就職氷河期世代も、ミッドライフクライシスも、越えてゆく 第7章 仕事一辺倒から、新たな生き方を探す 出会い/歯科医師という仕事――日本、女性、働くということ/仕事中心への疑問符/仕事を一度、手放す/夫婦共同で決断/夫婦で得意な言語を担当/手放した仕事、手に入れた生き方 第8章 センス・オブ・ワンダーを大事に 出会い/感性を育みながらの小学校受験/高校留学――ミネソタ州の田舎暮らしと九・一一/大学――人類の課題としての難民/《Being》/震災を経て、人生を再設計する/再び国連へ/マレーシアとの接点、転職から起業へ/なぜマレーシアか/結婚、パートナーシップ/レジリエンスを大事に――ミッドキャリアクライシスを超えて 第9章 寄り添いながら住まう 心の琴線に触れたマレーシア――暮らし方を感化されて/「我が強い子 」/受験上の理由と、英語で、国際教養科へ――小さな扉/高校二年の夏、マレーシアで過ごし世界が反転した/大阪外大で広がった世界/マレーシア留学――「暮らし」が始まる/大学卒業後もアルバイトでつなぐ/初めての会社員生活――限られた機会から、インドネシアへ/インドネシアでの仕事/ついに仕事でマレーシアへ/今の仕事は/日本の人たちに伝えられたら 終章 越境は、日常の中に いまの暮らしと、越境/よりよい生き方の実験として――CHANGEマイクログラント/CHANGEのはじまり/小さな選択が、暮らしを変える/広く、長く続けるということ/次の世代と向き合う試みとして/人種と、ワークライフバランスと/人種を意識せざるをえない場で/肌の色と、働きやすさの差/まとめ――越境の先で あとがき
  • 台湾海峡一九四九

    台湾海峡一九四九

    台湾・香港の記録的ロングセラー 1949年、国共内戦に敗れた国民党政府軍と戦乱を逃れた民間人とが大挙して台湾へ押し寄せた。その数ざっと200万。一方、50年にわたる日本の統治期を経て、「外省人」という新たな勢力の大波にのみ込まれた台湾人(本省人)。互いに痛みを抱えながらこの小さな島に暮らしてきた外省人と台湾人の「原点」を見つめ直す。 抗日戦終了後、休む間もなく国共内戦に投入され、最後は国民党軍の撤退とともに台湾へ逃れてきた軍人とその家族たち。南洋にあった日本軍の捕虜収容所で監視員を務め、戦後、戦犯として裁かれた台湾人。たまたま隣の島へ荷物を届けて、海域を封鎖された漁師――。 あらがえない時代の流れのなか、限られた運命の選択肢に自らを賭し、必死で生き延びてきた人びとの姿を丹念に描いた記録文学の金字塔。 [目次]  Uブックス版への序文 光の可能性  プロローグ 私たちを守ってきた街路樹 第1章 手を離したきり二度と……──父と母の漂泊人生  1 母、故郷との別れ/2 ちょっと雨宿りするだけ/3 流れ着いた埠頭で/4 母、五十年ぶりの帰郷/5 ダムに沈んだ故郷/6 汽車を追いかける女性/7 三十歳の父が広州に残した足跡/8 汽車を追いかける少年/9 いたって普通の一年/10 鍬を担いで、毛沢東の演説を聞きに/11 母がくれた作りかけの靴/12 十八歳の父が南京で受けた心の傷/13 老いた父が愛した芝居「四郎探母」 第2章 弟よ、ここで袂を分かとう──少年たちの決断  14 夏には帰ってくるから/15 端午の節句/16 別れ際、母についた噓/17 小さな駅での決断、兄と別れて南へ/18 疎開学生、志願兵になる/19 台湾なら肉が食える/20 この険峻な山を越えれば/21 ベトナム捕虜収容所での三年半/22 悪魔山に押し込められた難民たち/23 山険しく海深し 第3章 私たちはこの縮図の上で大きくなった──名前に刻み込まれた歴史  24 「台生」という名前/25 〝吉林〞までひと歩き/26 アメリカ兵がくれたチョコレート/27 小さな町で演じられた惨劇/28 六歳でも兵隊になれる 第4章 軍服を脱げば善良な国民──包囲戦という日常  29 レニングラード包囲戦/30 ソビエト軍による解放の陰で/31 長春無血解放/32 死んでも君を待つ/33 捕虜は恥か/34 お碗に落ちた戦友の肉片/35 弾よけになった民間人/36 北京から逃げる、上海から逃げる 第5章 われわれは草鞋で行軍した──一九四五年、台湾人が出迎えた祖国軍  37 八月十一日、上海の朝/38 九月二日、ミズーリ号上空は晴れて/39 八月十五日、上海の夜景がよみがえる/40 九月二十日、中秋の名月と揚陸艦LST-847/41 「日本人じゃありません」/42 LST-847が運んだもの/43 九月十六日、国民党軍第七〇軍、寧波へ/44 十月十七日、第七〇軍が来た/45 五十年ぶりの中国軍/46 台湾海峡の水葬/47 草鞋/48 歴史的瞬間だ、乗り遅れるな/49 線香を一本手向けて 第6章 フォルモサの少年たち──捕虜収容所にいた台湾人日本兵  50 歴史の奔流にのみ込まれた水滴がふた粒/51 高雄から戦地に向かって船が出る/52 死体から染み出た水をすすり/53 一九四二年、台湾の少年たちが歌う君が代/54 台湾人志願兵/55 捕虜収容所の台湾人監視員たち/56 トウモロコシ農場で出会った元米軍兵捕虜/57 自らの手は汚さずに/58 ビルが描いたサンダカンのスケッチ/59 監視兵が戦犯になり/60 「これは天が殺すんだ。私が殺すんじゃない」/61 日々是好日 第7章 田村という日本兵──ニューギニアに残された日記、生き残った国民党軍兵士  62 底辺の竹きれ/63 台湾人監視員が赤ちゃんにあげた卵/64 抗日の英雄たちのその後/65 上海からラバウルへ/66 墓標なき死者たち/67 地獄船に乗って/68 田村という若き日本兵/69 ニューギニアで食うこと、死ぬこと/70 十九歳の決断 第8章 じくじくと痛む傷──一九四九年の後遺症  71 二十カイリに四十年/72 モクマオウの木の下で/73 二人の男の子  エピローグ 尋ね人  あとがき 私の洞窟、私のろうそく/民国百年増訂版 序 わき出ずるもの/原注/訳注/謝辞  訳者あとがき
  • アメリカン・ポップス大全:ドーナッツ盤に恋をして

    アメリカン・ポップス大全:ドーナッツ盤に恋をして

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,376円 (税込)
    佐野元春、推薦! 大瀧詠一との対談も収録 45回転で、世界が変わった! SP・LP・EP、ラジオ……音楽産業の進化をたどり、シティポップ前史がわかるサブカルチャー論。
  • レーニンの墓:ソ連帝国最期の日々 上

    レーニンの墓:ソ連帝国最期の日々

    ピュリツァー賞受賞作品 1991年にソ連が崩壊して20年、ゴルバチョフら当時の政治指導者、反体制派の人物多数に取材を重ね、帝国落日に至るまでの知られざる真実に迫った、傑作ノンフィクション!
  • 都市三十六景 江戸の残像

    都市三十六景 江戸の残像

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,376円 (税込)
    歴史が足もとにきちんとあるという感覚 鈴木博之は『東京の地霊』(一九九〇年)で土地に堆積していく諸要素を「ゲニウス・ロキ」(地霊)と呼び、「都市の歴史は土地の歴史である」と看破した。 また、前田愛の『都市空間のなかの文学』(一九八二年)のように、「都市空間の解読から逆照射するという試み」も文学研究にはあった。 土地や空間を支えるものは、人にほかならない。そこに生き、支える人は、これら地霊の渦を作り、かつまたそのイメージに巻き込まれていく。そうした土台の上に、文学テクストや絵画が存在する。 ときには、残り香さえとどめない土地や空間もある。なにしろ、徳川時代が終わって百六十年近く。数々の自然災害、アメリカ軍による爆撃、再開発の数々を閲している。 現代とどこが連続しているのか。断絶しているなら、どこで断絶したのか。徳川時代という前近代を見据え、それらに考えをめぐらせるという作業は、近現代そのものの姿をも立ち現れさせてくれるのではないか。 貴重な図版とともに失われた空間を恢復する試み。 [目次]  前口上   第一章 古層の鳥瞰  一  麻布市兵衛町    二  高輪    三  上野    四  四天王寺    五  湯島    六  木挽町   第二章 水の江戸/東京  七  深川  八  柳橋  九  浅草  十  吉原  十一 江戸城/宮城/皇居     十二 両国・本所  十三 隅田川 第三章 混沌の上方  十四 大川(旧淀川)  十五 北新地    十六 長町裏    十七 ミナミ  十八 山崎    十九 鴨川  二十 三条大橋   第四章 都市の断層  二十一 蒲田・鈴ヶ森    二十二 日本橋    二十三 銀座    二十四 神保町    二十五 番町・九段    二十六 台南  二十七 目黒  二十八 祇園・東山   第五章 我々は何処へ行くのか  二十九 船場  三十  神楽坂    三十一 早稲田  三十二 本郷  三十三 下京    三十四 天満    三十五 青山・外苑前    満目青山は心にあり  参考文献
  • ベルリン 20世紀を象徴する都市の物語

    ベルリン 20世紀を象徴する都市の物語

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻4,752円 (税込)
    ベルリンを理解せずして20世紀を理解することはできない ヴァイマル時代から第二次世界大戦と敗戦、占領と冷戦、壁の崩壊まで、ベルリン市民の生活の息づかいが聞こえるように綴る、傑作ノンフィクション! 「1945年のベルリン陥落は、まさに歴史のなかに立つ灯台のような瞬間の一つである。その灯りは回転し、過去と未来を鋭く照らし出す」。本書はドイツ敗戦に伴う徹底的な破壊と凄まじい暴力にさらされた人びとの経験が叙述の中心である。しかし「機知に富むベルリン市民は、決して戦争の悪夢によってのみ規定される存在ではない。いま改めて彼らの生活と歴史を探求するならば、彼らの物語がベルリンの卓越した文化的背景を包含していることを認めなければならないだろう」。それぞれの時代のベルリンを生き抜いた人びとの経験を、世代、ジェンダー、居住地域、職業、社会階層を横断し往還しながら、臨場感溢れる筆致で描き出す。 著者はヨーロッパ現代史をテーマとする優れた歴史ノンフィクションを多数刊行している英国の評論家。『ドレスデン爆撃1945:空襲の廃墟から都市の再生まで』(白水社)など、第二次世界大戦を日常史から描く著作が高く評価されている。口絵写真24頁収録。 [目次]   凡例  序 「すべての都市には歴史がある――しかしベルリンは多すぎる!」 第I部 崩壊  第1章 暗闇の生活  第2章 子どもたちの犠牲  第3章 革命闘争  第4章 流血と陶酔  第5章 闇へと続く道  第6章 夢の投影  第7章 ウラン協会  第8章 肉体の予言  第9章 宮殿の跡 第II部 ネクロポリス  第10章 明けない夜  第11章 叫び声を上げる空  第12章 すべての母たちの涙  第13章 血に染まる街  第14章 破滅  第15章 「心に落ちた影」 第III部 占領  第16章 共犯者  第17章 「故郷とはどこのことだったでしょうか?」  第18章 孤島の人びと  第19章 「集まった大勢の人びとは、怒りの声を上げはじめました」  第20章 広がりゆく亀裂  第21章 ここではないところにある、もう一つの世界  あとがき  謝辞  訳者あとがき   原注/主要参考文献/地図
  • 「ふらんす」100年の回想:1925-2025

    「ふらんす」100年の回想:1925-2025

    ビジネス・実用
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    1巻2,376円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わたしたちは、フランスに何を見てきたのか 当初は『ラ・スムーズ』(種まく女)の誌名で1925年に誕生した『ふらんす』は2025年に創刊100周年を迎えた。本書は、創刊号から近年までの記事を精選し、この雑誌の足跡をたどろうと試みたものである。日本とフランスとの関わりを知るうえで貴重な資料であり、また読み物としての魅力にもあふれている。 創刊号には当時の駐日大使クローデルから、近年ではノーベル賞作家のル・クレジオからメッセージを送られるなど、「フランス語学習とフランス語圏文化に関する日本で唯一の月刊誌」は今もなお、文化交流の場でありつづけている。10年ごとの章立てとし、編著者による詳細な解説を章ごとに付した。 「たゆたえども沈むことのなかった『ふらんす』の航跡を示す本書が、広大なバックナンバーの海へと、またさらに次の100年に向かって出航した本誌へと読者を導くものともなれば幸いである」(編著者まえがき)
  • ニューエクスプレスプラス アイヌ語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス アイヌ語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! アイヌ語とアイヌ文化に関心を持つ全ての人へ アイヌ語は北海道を中心に、樺太、千島、古くは東北地方北部でも話されていた日本の先住民族アイヌの言葉です。言語系統は異なりながらも長年隣接していたため、「トナカイ」「ラッコ」「シシャモ」「コンブ」など、日本語にも様々な語彙が流入しました。母語話者は減少しましたが、近年は復興運動も盛んになっています。本書ではアイヌ民族の伝統的な文化や生活に関する知識も豊富に掲載しています。ますます使用される機会が増えつつあるアイヌ語をこの1冊で始めてみませんか。
  • ヨーロッパ綺想庭園めぐり:歴史の中の庭を歩く

    ヨーロッパ綺想庭園めぐり:歴史の中の庭を歩く

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,168円 (税込)
    庭は歴史のもうひとりの主人公かもしれない 庭・庭園といえば、庶民にとってはまずは癒しの空間だが、古来より権力者にとっては、しばしば領土の縮図としての主張であり、最先端の知識や技術・美的感性の誇示披露であった。  十六世紀初頭、ヨーロッパ屈指の富豪の邸宅ヴィッラ・キージには、ラッファエッロ工房による見事な天井画や壁画が描かれていた。そこにちりばめられたリアルな植物の絵のなかには、コロンブスが南米から持ち帰って日の浅いトウモロコシやズッキーニが混じっており、とてつもなく高価なそれらの野菜が庭に存在したことがわかる。神話や「古代の七不思議」は、十七世紀にまで庭園のインスピレーション源となった。ヴェルサイユ宮殿とその庭園の設計は、宇宙の秩序と王の絶対権力を象徴していたが、その一角に作られた小トリアノンは、新たな時代の最先端モードであった。そしてその新しい流れに乗って、庭はジェイン・オースティン『高慢と偏見』で物語のターニングポイントを演出するのである。 神々が遊ぶ聖苑から、政治・科学・文学の重要な舞台としての緑地、「お皿に盛られた」庭や、楽園の雛形としての鉢植え文化まで、庭園を軸に楽しく読める西欧文化史。 【目次】 序文 第一部 神話の世界から古代、中世へ 第一章 四季の庭 第二章 神話の世界から古代ギリシアへ 第三章 共和政ローマから内戦へ 第四章 帝政ローマ 第五章 長き中世 第六章 初期ルネサンス 第七章 盛期ルネサンスのはじまり 第二部 盛期ルネサンスからバロックへ 第八章 ヴィッラ・マダーマ幻想――文人、建築家、エクフラシス 第九章 天翔ける苑――オルティ・ファルネジアーニの尚古・博物学的庭園 第十章 パナケイアの饗庭――P. A. マッティオーリ『ディオスコリデス薬物誌注解』の世界 第十一章 ローマのヴィッラ・メディチ――ある偉大なコレクションの記憶 第十二章 カプラローラのパラッツォ・ファルネーゼ――堅牢な軍事要塞から宇宙誌としてのヴィッラ庭園へ 第十三章 ヴィッラ庭園という文学空間――人文主義者ピエトロ・ベンボの言の葉の苑 第十四章 花樹は剣よりも強し──雄弁の人エラスムスが望んだ平和の庭 第十五章 お皿に盛られた楽園──ベルナール・パリシーの「田園風」陶器と理想庭園 第十六章 星を継ぐ建築家──ダニエーレ・バルバロの宇宙誌的ヴィッラ庭園 第十七章 天上/天井の悦ばしき花綱――ウェヌスが言祝ぐ愛と豊穣の苑 第十八章 架空庭園憧憬──バビロンの空中庭園から湖上に浮かぶバロックの懸垂苑まで 第十九章 ヘスペリデスの苑を探して――黄金の果実が燃える南の楽園 第三部 近代ヨーロッパの庭へ 第二十章 イングランドのルネサンス庭園 第二十一章 フランスのバロック庭園 第二十二章 英国風景式庭園 むすび─庭の破壊と再生の希望 あとがき 図版出典/主要参考文献
  • ニューエクスプレスプラス ブルガリア語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス ブルガリア語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,564円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! 多くの国と接し、歴史も豊か キリル文字を生んだ地のことば 東方正教会、オスマン帝国など、さまざまな国と言語に囲まれたブルガリア。ロシア語に使われるキリル文字を生んだことでも知られています。豊かな文化を育んだブルガリアのことばをはじめてみませんか。 文字、発音から始めて会話文をもとに文法を解説、練習問題を重ねて最後は短い読み物に挑戦します。挨拶やスピーチで使える表現も収録。 【本書の構成】 ◆ブルガリア語ってどんなことば?:最初にことばの特徴や話されている地域などをご紹介します。 ◆文字と発音:文字の読みかたや発音のコツをやさしく解説。 ◆本文:全20課で、見開き2ページに会話・和訳・単語、次の2ページに文法説明があります。 ◆練習問題:2課ごとに2ページ、解答は同じ見開きですぐに確認できます。 ◆単語力アップ・表現力アップ:テーマ別の単語と表現のコーナーで会話もバッチリ。 ◆単語リスト:出てきた単語が載っているので、辞書なしでも始められます。 【ここがプラス!】 ◆簡単なスピーチ・メッセージの表現:人前で話すときに便利な表現や、カードに書けるメッセージを取り上げます。 ◆文法チェック:学んだ文法を短い作文問題で総復習。 ◆読んでみよう:少し長めの文章を読んでみます。「日本について」はシリーズ共通。 ◆音声ダウンロード:音声はダウンロードしてお聴きいただけます。
  • ドイツ=ロシアの世紀 1900-2022(上)

    ドイツ=ロシアの世紀 1900-2022

    ビジネス・実用
    4.0
    1~2巻4,455~4,653円 (税込)
    独露関係史の第一人者による「新しい世界史」 本書は二〇~二一世紀の世界史を、百年以上にわたるドイツ=ロシア(ソ連)の関係を中心に論じた歴史書。一般的に二〇世紀は「アメリカの世紀」として評価される。しかし、二〇世紀の国際政治はドイツとロシア(ソ連)の関係からも大きな影響を受けてきた。本書は、二〇世紀を規定した革命や暴力やテロル、独裁と民主主義の経験、社会変動や国際協調の進展(ないしその失敗)をドイツ=ロシアの関係史として論じ、二〇世紀を「ドイツ=ロシアの世紀」として描き出す。まさに二〇世紀の「新しい世界史」と呼べる内容だ。 本書の特徴は、ウクライナ戦争に起因するアクチュアリティと叙述の魅力にもある。現在ロシアが深刻な脅威となり、この問題で独特の存在感を有しているのがドイツなのだ。       世紀にまたがる革命と戦争、隔絶と交流の歴史。最新の研究成果と物語性を兼ね備え、現代の喫緊の諸課題にも示唆に富んだ歴史書。NDR(北ドイツ放送)が選ぶノンフィクション書籍賞最終候補作品。 著者はロストック大学正教授。ドイツとロシア・東欧・近現代史専攻。戦後ドイツ外交史研究を牽引する歴史家。]
  • 火山の下

    火山の下

    小説・文芸
    -
    1巻3,762円 (税込)
    世界の作家たちが愛読した幻の傑作 ポポカテペトルとイスタクシワトル。二つの火山を臨むメキシコ、クアウナワクの町で、妻に捨てられ、酒浸りの日々を送る元英国領事ジェフリー・ファーミン。1938年11月の〈死者の日〉の朝、最愛の妻イヴォンヌが突然彼のもとに舞い戻ってくる。ぎこちなく再会した二人は、領事の腹違いの弟ヒューを伴って闘牛見物に出かけることに。かつての恋敵ラリュエルも登場し、領事は心の底で妻を許せないまま、ドン・キホーテさながらに破滅へと向かって突き進んでいく。 ガルシア゠マルケス、大江健三郎ら世界の作家たちが愛読した20世紀文学の傑作、待望の復刊!
  • 西洋中世写本を愉しむために:写本・初期印刷本の歴史と鑑賞

    西洋中世写本を愉しむために:写本・初期印刷本の歴史と鑑賞

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,861円 (税込)
    一冊でわかる、美しく奥深い世界への手引き 本書は、西洋中世の彩飾写本および初期印刷本を読者が自らの興味に沿って鑑賞する助けとして作られた手引きである。展覧会の作品説明にも登場する用語や見どころが実例とともに解説され、写本やそれを構成する要素、聖書や時禱書といった主要なジャンルの、地域ごと・時代ごとの特徴と変化もコンパクトに読めるようになっている。 扱うのはおもに、近代以前の書物文化の活況をよく反映している12世紀から16世紀半ばにかけて制作された本。活版印刷の黎明期も対象としたのは、少なくとも15世紀には印刷本であっても手書きで装飾されることが多く、円熟した写本技術との共同作業であり、一冊ごとに個性があったからである。 第一部では鑑賞に有益な書物史・美術史の基本的な知識を提供している。第二部では、鑑賞する際の注目点を具体的に解説する。写字生や彩飾画家が描いた挿絵やイニシャル、欄外装飾、書体など、印刷本なら活字書体のデザイン、そして印刷本の顔ともいえる扉。第三部では、鑑賞のデモンストレーションとして、著名な作品を選んで解説した。展覧会のギャラリー・トークに参加した気分で本のページを味わってほしい。 [目次] はじめに ――書物を鑑賞するということ I 中世写本・初期印刷本の制作と歴史 1 羊皮紙から書物へ 2 彩飾写本の歴史 3 初期印刷本の世界 4 写本と印刷本の共存と競合 5 蒐集と零葉 II 鑑賞のポイント 文字と本のかたち 1 本のかたちとレイアウト 2 写本の書体 3 活字書体 4 余白 5 装丁 挿絵と装飾 6 写本の彩飾 ―― 挿絵 7 写本の彩飾 ―― イニシャル 8 余白/空白を埋める装飾 ―― ライン・フィラーとボーダー 9 印刷本の手描き装飾、イニシャル 10 印刷本の扉 11 色と色材 代表的なジャンル 12 聖書 13 時禱書 14 暦 ―― 月暦図の愉しみ III ギャラリー・トーク 一冊の本を前にして 1 書体と来歴がひらく世界 「聖マルティヌス伝」写本断簡(セント・オールバンズ、十二世紀中葉) 2 カスタマイズされた彩飾写本が語りかけるもの 「ボープレの聖務日課聖歌集」(エノー地方、一二九〇年) 3 西洋初期印刷本の金字塔を味わう 「グーテンベルク聖書」(マインツ[ヨハン・グーテンベルク]、一四五五年頃印行) 4 挿絵を読むということ ダヴィッド・オーベール翻案、シモン・マルミオン挿絵『騎士トンダルの幻視』(ヘント、一四七五年) 用語解説 編者あとがき   図版出典   文献案内   注   執筆者紹介
  • 名前を言わない戦争:終わらないコンゴ紛争

    名前を言わない戦争:終わらないコンゴ紛争

    新たな紛争理論の提示  ジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』(一八九九年発表、一九〇二年刊)の舞台となった現コンゴ民主共和国は、一八八五年にベルギーの国王レオポルト二世の私有地とされ、一九〇八年に植民地ベルギー領コンゴとなり、一九六〇年に「コンゴ共和国」として独立を果たした。  その後、「コンゴ動乱」を経て誕生したモブツ政権のもとで独裁体制が築かれたが、その後、モブツ体制は打倒された。  コンゴでは一九九六年以来紛争状態が続いており、膨大な数の犠牲者、避難民そして人権侵害を生み続けている。出口の見えない紛争が続いているにもかかわらず、その実態が報道されることはまれである。  本書は、この地域の状況を長く現地で観察してきた著者が、コンゴ東部紛争の展開を整理し、その理論的含意を検討したものである。  その人的被害の深刻さはもとより、百を超える武装勢力や紛争鉱物の存在など、コンゴ東部紛争は「新しい戦争」の特徴を数多く備えており、くわえて国連平和維持部隊が長年活動を継続している。 紛争のダイナミクスをもとに交戦当事者の利益と社会構造に着目した新たな紛争理論の提示!
  • 人生について:日記抄

    人生について:日記抄

    「こんなひとりごとにはどんな意味があるのだろう?」 トルストイをして「生命、知恵、教訓、慰安」にみちた「最上の書物のひとつ」と言わしめ、ペソアをはじめ後年の作家たちにも深い影響を与えた『アミエルの日記』。日本でも戦前から広範な読者を得ていたことがよく知られている。凡庸な哲学教師の日記は、なぜこれほどの共感を呼びえたのか。その精髄を贈る。 ベルリン滞在時にはシェリングの教えを受け、ジュネーヴ大学で哲学を講じたアミエルは、詩や評論の著作はあったものの生前に名声を獲得することはなかった。彼の名が注目されるようになったのはその死後、ノート174冊、16900ページにおよぶ日記の抜粋が、女友達の尽力で刊行されたことによる。近代的自意識の詳細な記録ともいうべきその筆致は、思索のための日記だったのか、はたまた日記のための思索だったのか——内省の実践の最果てへとわれわれをいざなう。解説=小倉孝誠「日記文学の極北」
  • ニューエクスプレスプラス トルコ語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス トルコ語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,475円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! 日本語母語話者にとって学びやすい言葉 古くから東西文明の十字路であるトルコで話されるトルコ語は、中央アジアに広く分布する「チュルク諸語」のひとつです。オスマン帝国の時代にはアラビア文字で表記されていましたが、20世紀の西欧化政策の結果、29文字のラテン文字が導入されました。発音は比較的簡単、文法に関しては「てにをは」に相当する語尾があることや、語順の点で日本語にも似ているため学びやすいと言われます。歴史・文化・自然・人……魅力あふれるトルコ語の世界へ、この1冊と踏み入れてみませんか?
  • ほら話とほんとうの話、ほんの十ほど[新装版]

    ほら話とほんとうの話、ほんの十ほど[新装版]

    小説・文芸
    -
    1巻2,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鬼才の魅力を多彩な短篇で 『ラナーク』『哀れなるものたち』で知られるスコットランドの伝説的鬼才の短篇集が、待望の復刊! ファンタジーとリアリズム、笑いと哀しみ、アイロニーとウィットが混淆する饒舌な語りに思わず舌を巻くが、目に飛び込んでくる異彩を放つイラストも、作家自身の手になるもの。アリ・スミスをして「現代のウィリアム・ブレイク」と言わしめたグレイの多彩な魅力が存分に詰め込まれているのが本書なのだ。 学校を牢獄のように感じる〈わたし〉が、外へ出る想像上の〈ドア〉を恩師から授かる「ミスター・ミークル」。窒息するような現実から逃れようとする夢や欲望が、本書では多様なジャンルを横断しながら変奏される。コンピュータが導入された会社内でのちぐはぐぶりを皮肉った「内部メモ」。軟派で洒落者の鼻持ちならないイングランド人の男を揶揄した「あなた」。おしゃべりな歯医者に治療される不安と恐怖が迫る「トレンデレンブルク・ポジション」。なぜ靴下にガムがくっついているのか、その原因を綿密に理論化して可笑しい「時間旅行」。囲い込まれた世界に嫌気がさした男が、夢のような新しい移住先で体験する破滅の寓話「新世界」など──粒ぞろい短篇をほんの十ほど。
  • 対訳 フランス語で読む「星の王子さま」(音声DL付)

    対訳 フランス語で読む「星の王子さま」(音声DL付)

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻2,376円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Le Petit Princeの名場面を、目と耳で味わう 心に残る名句の宝庫である『星の王子さま』は、子供から大人まで世界中で広く愛されています。20以上の邦訳が存在するほど多様な解釈が可能なこの作品から、特に印象的な53 の名場面を選りすぐりました。編者による丁寧な注、「読解のポイント」、また日本語訳を参考にしながら、原文の一語一語をじっくり味わいましょう。付属の音声は、53の名場面(約62分)に加え、さらに全文読破にチャレンジしたい学習者のために、作品全文(約105分)も収録。8ページのカラー挿絵付。
  • 熊:人類との「共存」の歴史[新版]

    熊:人類との「共存」の歴史[新版]

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻2,475円 (税込)
    駆除でもなく、保護でもない。 慈愛と畏敬を持って接すべき大切な隣人でありながら、人の生命を脅かす害獣としても扱われる。 二分法では永遠に解くことのできない熊と人間との深い関係性を、豊富な知見から徹底的に引き出した名著。 いま読まれるべき本だと、ぼくは思う。 石川直樹 有史以来、人間は熊と他の動物とは異なる特別な関係を結んできた。原初の人類にとって、熊は「狩る/狩られる」の関係にあり、自然崇拝の象徴でもあった。ところが、時代が下るにつれて家畜を襲う害獣として疎まれるようになっていく。ヨーロッパやアフリカのように絶滅に追いやられた地域もある。 他方、『三びきのくま』、『くまのプーさん』、『ジャングル・ブック』のように、熊ほど人間に愛され、その想像力に訴えかけてきた動物もいない。狩猟家として名を馳せたアメリカ大統領セオドア・ルーズヴェルトの愛称を冠した可愛らしいテディベアに象徴されるように、熊はなぜ人間にとってこれほど矛盾に満ちた存在なのだろうか。 本書では、熊と人が辿ってきた長い歴史を読み解きながら、熊という存在について16の切り口から考察する。幅広い文献を渉猟し、熊にまつわる伝説や言い伝え、さまざまな時代の証言や観察記録、(ときに奇抜な)学説が紹介され、時代ごとに人が熊をどのように見てきたかを概観することができる。 文化史と自然史の交わるところに焦点を当て、今後われわれは熊といかに関係を築いていくべきかを本書は問いかける。 [目次]  序文 第1章 熊の辿ってきた道 第2章 変異 第3章 ドウクツグマの謎 第4章 誤解 第5章 異国での発見 第6章 熊の個性 第7章 音、感覚、合図 第8章 ペットとしての熊 第9章 東シベリアでの観察者 第10章 対峙する 第11章 狩る者と狩られる者 第12章 イヌイットとホッキョクグマ 第13章 もっと、もっと近くに 第14章 熊のショー 第15章 熊の代役 第16章 熊恐怖症  エピローグ  謝辞/参考文献に関して  訳者あとがき  図版クレジット/参考文献
  • 新版 イヴァナ・チャバックの演技術:俳優力で勝つための12のステップ

    新版 イヴァナ・チャバックの演技術:俳優力で勝つための12のステップ

    人生で成功するためのテクニックをあなたに ブラッド・ピットやハル・ベリーをはじめ、ハリウッド俳優が大絶賛! 人生で成功するための演技術。世界的ベストセラーの増補新版。
  • アイヌ語広文典

    アイヌ語広文典

    ビジネス・実用
    -
    1巻8,415円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! アイヌ語は長く日本語と隣接し語彙の一部に相互に影響はありながらも系統は全く異なる言語。沙流方言を中心にアイヌ語の基礎を学ぶ。
  • 台北特派員秘録:若菜正義と「白色テロ」の時代

    台北特派員秘録:若菜正義と「白色テロ」の時代

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,673円 (税込)
    台湾に寄り添い続けた記者の半生記 日本統治の終焉から民主化前夜まで、長く歴史の陰に隠れてきた戦後台湾。本書は、その激動の現場を歩き続けた毎日新聞記者・若菜正義(1915~2002)の知られざる軌跡を追ったノンフィクションである。 戦中は中国を取材し、戦後は台北特派員として台湾社会を見つめた若菜は、蔣介石政権関係者とも反体制派の活動家とも分け隔てなく向き合い、イデオロギーではなく記者としての信念に従って取材を重ねた。また、退職後は資料集『台湾総覧』を一人で発行し続けながら、台湾社会の動向を長年にわたり記録した。 台湾では近年、歴史資料の公開が進み、これまで埋もれていた戦後日台関係の実像が少しずつ明らかになってきている。こうした一次資料や関係者の証言、遺族所蔵の資料などをもとに、著者は4年にわたる現地調査とインタビューを通じて、若菜の足跡を丹念にたどる。 一人の記者の歩みを軸に、台湾現代史の空白を埋めるとともに、抑圧と抵抗の「白色テロ」の時代を生きた人びとの姿と、これまで見落とされてきた日本と台湾の接点を鮮やかに浮かび上がらせる渾身の力作。
  • 実存と人生[新装版]

    実存と人生[新装版]

    小説・文芸
    3.0
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カフカ、没後100年 カフカの世界、それは名状しがたい不安の告白であり、日常生活における〈ある闘い〉の記録である。深い実存の寓意は、あらゆる解釈を受け入れると同時に鋭く拒否する。それは一面では、難解さを表わすものかもしれないが、汲めどもつきぬ豊かさ、魅惑の証でもある。 本書はブロート版全集の『田舎の婚礼準備』と『日記』の巻から、アフォリズムのすべてと、比喩、そして生活表明に関する文章を訳者によるオリジナル編集でおくる。カフカのテクストは、長いものにせよ短いものにせよそれぞれが独自の振幅と強度を有すると同時に、それらすべてに「カフカ的」としか言いようのない何かが通底している。本書に収められた小さなことばの群れもまた、そうした「カフカ的」なものの結晶である。生きることと書くこととが相即不離のカフカにとって、本書はいわば、「彼自身によるカフカ」であり、その箴言と比喩の迷宮へとわたしたちをいざなう。 一六 籠が鳥をさがしに出かけた 二二 おまえはやらなければならない宿題そのものなのだ。あたりにはどこにも生徒はいない。(本文より)
  • 写本に描かれた本たち:西洋中世からルネサンスにみる本の象徴性と実用性

    写本に描かれた本たち:西洋中世からルネサンスにみる本の象徴性と実用性

    写本挿絵が語る書物文化の構造、性質、存在意義 本書は、大英図書館所蔵の五~十六世紀末の貴重な写本を中心とする図版九十点あまりを土台に、いわば写本挿絵自身が語る書物の社会的、霊的役割の分析を、目で見ながら味わうものである。 序論では、書物の物理的な形式、書物の象徴性と実用性、古代からルネサンスにいたる書物のイメージの変遷、ヨーロッパ文化圏を超えた広域な書物文化についての考察がなされ、本書で扱うテーマ全体が整理されている。続く第I・II部では、キリスト教信仰における聖なる象徴としての「神の言葉」や「命の書」といった概念の視覚化、世俗写本に関しては「記憶の宝庫」や「法の重み」を代弁する本の姿が登場し、それらを知の伝統、芸術、信仰の交差する場として読み解いている。受胎告知の場面で描かれる聖母マリアの読書、文字を書く人の足元に置かれた巻物の意味……。描かれた本のページ上の微細な文字は、文字様の線にすぎない場合もあれば、聖書の一節や、天使のお告げに対するマリアの返答が記されていることすらある。 「書物」を描いた写本作品をテーマ別に展開する本書は「書物」の図像学研究の基礎となるだろう。 【目次】 I 象徴としての本 第1章 神の言葉 第2章 主の律法 第3章 聖母マリアの読書 第4章 美徳と悪徳の人生と書物 第5章 書物自身 II 実用品としての本 第1章 写字生と著者 第2章 教師 第3章 読者 第4章 本の贈呈 第5章 典礼用と世俗用の書物 第6章 書物の救出と破壊  用語集/監修者あとがき/精選文献目録
  • 社会契約論

    社会契約論

    名訳で読む民主主義の聖典 「政治について書くからには、お前は君主なのか、それとも立法者なのかと、人は尋ねるだろう。私は答える。いや、違う、そしてそうでないからこそ政治について書くのだ」 こうした視角で書きだされる本書は、「最初の社会」から論じ始め、正しい統治のあり方を導出する。それは「民主主義の聖典」としての狭義の政治論にとどまらず、人類史の起源を措定して文明社会をトータルに批判する視座をも提供してくれる。 ただ「スパルタやローマでさえ滅びた」以上、その行論は明るさをもちえない。「人間に法を与える神々」である立法者や、祖国愛を強要する「市民宗教」に言及するなど、人民主権の実現には数多の困難が伴うことも鋭く指摘した。作田氏の名訳に川出良枝・東大名誉教授、髙山裕二・明大教授の解説を付した決定版。
  • グローバリゼーション・パラドクス:世界経済の未来を決める三つの道

    グローバリゼーション・パラドクス:世界経済の未来を決める三つの道

    究極の三択と資本主義の過去・現在・未来 タイ・バーツの暴落から始まったアジア通貨危機や過剰な資金が米住宅市場になだれ込んだサブプライム危機、そしてギリシャの債務不履行問題に端を発した欧州財政危機に象徴されるように、世界経済はここ30年、危機が常態化している。 本書は、ノーベル賞受賞者を多数輩出してきた世界的研究機関、プリンストン高等研究所の教授による異色のグローバリズム論で、ブレトンウッズ体制に始まる戦後経済史を下敷きに、現代の危機とその処方箋を極めて穏当な形で提示したものだ。とりわけ近年、経済論壇でも広く受け入れられた「政治的トリレンマ」を用いた分析はユニークである。 ロドリック教授によると、現今の世界情勢は、グローバリゼーションと国家主権、そして民主主義を同時に追求することを許さず、どれか一つを犠牲にするトリレンマを強いている。教授はこうした基本認識に立ちながら、国家主権と民主主義を擁護するとともに、無規制なハイパーグローバル化に網を掛けることを提言する。 こうした処方箋は、バブルとクラッシュを繰り返す資本主義メカニズムを的確にあぶり出すだけでなく、グローバリゼーションと民主主義が両立できると素朴に考える日本の世論に冷水を浴びせかけるのは間違いない。 経済論壇をリードする柴山桂太氏が翻訳! 話題沸騰必至の一冊。 [目次] 序章 グローバリゼーションの物語を練り直す 第一章 市場と国家について——歴史からみたグローバリゼーション 第二章 第一次グローバリゼーションの興隆と衰退 第三章 なぜ自由貿易論は理解されないのか? 第四章 ブレトンウッズ体制、GATT、そしてWTO——政治の世界における貿易問題 第五章 金融のグローバリゼーションという愚行 第六章 金融の森のハリネズミと狐 第七章 豊かな世界の貧しい国々 第八章 熱帯地域の貿易原理主義 第九章 世界経済の政治的トリレンマ 第十章 グローバル・ガバナンスは実現できるのか? 望ましいのか? 第十一章 資本主義3.0をデザインする 第十二章 健全なグローバリゼーション 終章 大人たちへのお休み前のおとぎ話  謝辞/訳者あとがき/Uブックス版解説/註
  • クワイエットルームにようこそ The Musical

    クワイエットルームにようこそ The Musical

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,178円 (税込)
    「あきらめきれなさ」の物語 〈「快」と「不快」の不均衡にあきらめきれない、というある種の生真面目さが、人間を進歩させてきたのではないかとは思う。/あきらめきれないから病むのだとも。/この戯曲は、あきらめきれなさの物語でもある。/わたしはずいぶんあきらめずにやって来た。数々の「不快」をねじ伏せてきた。その自覚はなかったが、振り返ってみればそんな人生であった。/でも、そろそろその戦いから自由になりたい。〉(本書「あとがき」より) 駆け出しのフリーライターの明日香は、ある日、目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。そこは、「クワイエットルーム」と呼び馴らわされる、精神病院の女子専用の閉鎖病棟だった。仕事のストレスの捌け口として大量摂取した睡眠薬が原因で、意識を失い、オーバードーズ。救急搬送後、自殺志願者として拘束監禁されてしまったのだ。パートナーでバラエティ番組の放送作家という鉄雄をはじめ、ナース・少女・元AV女優……クセがつよすぎる患者たちとの「日常」が描かれてゆく。 芥川賞ノミネート作品を原作に舞台化!  「ショーアップするしかない悲惨」を歌い上げる、異色のミュージカル台本。
  • ダーク・ダーク

    ダーク・ダーク

    小説・文芸
    3.0
    1巻2,673円 (税込)
    性と生殖への渇望が孤独と狂気を生む 13人の少女の妊娠騒動に揺れる高校と、夜の海で災難に遭う沿岸警備隊員を描く「総員」。夜ごと鹿に変身してしまうことを夫にどう打ち明けたものか悩む妻は……「獣」。爆弾魔の逮捕に執念を燃やし、爆弾ロボットを丹精こめて開発した男がたどる運命は……「愛の機械」。母親という自身の立場になじめず、周囲のなにもかもが不確かで、暗闇になにかが潜んでいるのではないかと恐怖に駆られる女性を描く傑作「ラブストーリー」。不妊の悩みを抱えるノーマが同じ名前を持つ“ダーティノーマ”と出会い、苛立ちを募らせていく「ストーリー・オブ」と、同じ主人公、ほぼ同じ場面から始まりながら、少しずつストーリーがいびつにずれていく連作短篇「ストーリー・オブ・オブ」。 暗く切実な感情が渦巻く出来事を、凝った構成、不気味な筆致で描き出す。一見落ち着いた日々のなか、満たされない思い、人生に対する葛藤や社会への諦念を抱く人々の孤独と狂気がリアルに迫る、ダークでシュールな十篇。 作家は米国出身、本短篇集はペン/フォークナー賞最終候補、NPR年間最優秀図書に選出され、高く評価されている。 [目次] ストーリー・オブ 総員 獣 黄色 殺戮者コルテス 家が傾きはじめた 愛の機械 ラブストーリー ウォンパム ストーリー・オブ・オブ  謝辞  訳者あとがき
  • ニューエクスプレスプラス ドイツ語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス ドイツ語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! どの分野でも存在感を放つ、ドイツ語圏の世界へ! EU内で最大級の母語話者数を擁し、ゲーテの文学からモーツァルトの音楽まで、豊かな文化を育んできたドイツ語圏。過去の文化面だけでなく、現代の国際政治・経済・学問・産業のどの分野においても、大きな存在感を放ち続けています。そんなドイツ語圏の魅力に、ことばから直に迫ってみませんか。格変化や人称変化などの一見難しそうな文法も、本書では実際に使える・言いたくなる会話表現をもとに、聴いて話して楽しく学ぶことができます。音声はダウンロードでお聴きいただけます。
  • ビールと古本のプラハ[新版]

    ビールと古本のプラハ[新版]

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古本、ビール、集まる人びと、生まれる文化 「ビール好き、本好き、歴史好きなら、この本で多幸感に浸れること、間違いなし!」──恩田陸 古都プラハは、多くの作家、詩人、音楽家などを輩出した芸術の都としても知られ、ビアホール、カフェ、そして古本屋の文化が花開いた。かつてこの町に学び、暮し、町と人を知悉し愛する著者は、今もしばしばこの町を訪れる、常に三つの目的を持って。一つは様々だが、あとの二つ──おいしいビールを飲むこと、古本屋を巡ること──はたえず変らない。「自分の好きな本と、自分の好きなビールについて、自分の好きなプラハの町を舞台に書かれている。その意味で[…]拙著『プラハの古本屋』に続くものといえないものでもない」(「あとがき」より)。稀代のスラヴィストで言語学の大家である著者が、プラハの町とそこに息づく人びとを機知と温かなまなざしで描きだす珠玉のエッセイ集。解説=大平陽一 [目次] プラハの江戸っ子屋 ビールヘのこだわり チャペックとビールのチェコ プラハのコーヒー店 激動チェコの出版事情をみる プラハ今昔 変貌するプラハ古本屋マップ プラハ古本屋巡り一筆書き チェコ紋章学散策 紅葉のプラハ 愁いに沈む人間クンデラ プラハで見つけたペンギンの話 二つの動物園  あとがき  解説 長い長い古本屋さんの話 大平陽一
  • ステップアップ トルコ語

    ステップアップ トルコ語

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,762円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 トルコ語の入門を終えたら次はこれ! 豊富な例文と練習問題で、実践力が身につく トルコ語の入門の次の段階を目指す学習書。全20課の会話、文法解説、練習問題で読む、書く、聞く、話す力を総合的に身につけます。 トルコ語の入門の次の段階を目指す学習書。『ニューエクスプレスプラス トルコ語』の続編にあたります。全20課。各課は実用的な会話、詳しく例文が豊富な文法解説、バリエーションに富んだ練習問題で構成しています。補遺、語尾・付属語・接尾辞索引付き。 全例文の音声がアプリで聞けます。 読む、書く、聞く、話す力を総合的に身につけ、確実に中級へステップアップ!
  • ミハイル・バフチン論:「ロゴス圏」探求のために

    ミハイル・バフチン論:「ロゴス圏」探求のために

    ビジネス・実用
    -
    1巻6,435円 (税込)
    文化史と普遍史を往還しバフチン思想を象る その思想の根本問題を出来事、言語、身体と見定め、徹底的に読み解く未曾有のバフチン論。多孔的で未完結の全体像がここに生成する。
  • 時間と自由

    時間と自由

    ノーベル文学賞受賞者の代表作 時間は、時計のような区切られた点の集まりではなく、持続するもの――メロディーを構成する音のように、先行する状態と現在の状態が浸透し合いながら変化していくものである。時計の上で時間が流れたと感じられるのは、持続している意識が記憶しているからであって、真の時間は時計の上ではなく意識の中にある、とベルクソンは説明し、科学の法則における因果律を人間の意識にあてはめることはできないとした。 時間のとらえ方において哲学者カントを批判し、プルーストら文学者に大きな影響を与えた。戦後の実存主義哲学の時代の後にも高く再評価され、サルトルは18歳のときの本書との出会いが、文学から哲学へ向かう決定的契機となった。夏目漱石、サルトル、ドゥルーズほかの英才たちに、哲学と文学との言説の接点の意味を自覚させる役割を果たした一冊。
  • 脱成長がもたらす働き方の改革

    脱成長がもたらす働き方の改革

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ブルシット・ジョブから脱却するために! 「〈脱成長〉の核心にあるのは働き方の変革だ。過労と雇用不安が同居する日本社会への最良の処方箋となる一冊。」広井良典(京都大学教授) 資本主義的な賃労働体制からの解放と、自由時間の増加を、脱成長はめざしている。DXが推進されるいま、我々が知っておくべきは──ブルシット・ジョブからの脱却に必要なのは、「より少なく働くか、働き方を変えるか、あるいはまったく働かない」こと。 本書は、労働をめぐる問題について、現代社会のさまざまな事例をもとにしつつ考察する。コロナ禍下において急拡大したテレワークが、フレキシブルな働き方を可能とする一方、新たな「シャドウ・ワーク」を生み出し、同時にエネルギー消費の増加を要求する状況のなかで、食生活のローカリゼーションやインフォーマル経済の重要性を説いてゆく。 マルクス、ゴルツ、イリイチ……社会思想家たちの歴史的な文脈はもちろん、ベーシック・インカムの政策論争がすすんでいる欧州の最新研究を踏まえ、気候変動やパンデミックの時代の「働き方改革」を唱え、労働の在り方を問う。
  • かんがえる国際法

    かんがえる国際法

    国際法はどこから来るのか? ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻は第二次世界大戦後の国際連合を中心とした国際秩序、ひいては国際法を根本から覆すものとなっている。 また、中東におけるガザ危機も収束の見通しが立たず、国際的枠組みの脆弱性をさらけ出す結果となっている。 とはいえ、慣習国際法から、各種条約、国際連盟や国際連合にいたるまで、世界は数世紀を重ねながら、確固としたルールを築いてきた。 しかし、急ぎ、基本概念を俯瞰しようとしても、この国際法の分野では手軽な入門書は存在しない。 もちろん、すでに多くの国際法学者が国際法の入門書を刊行してはいる。しかし、どの本も法学部生を対象としており、法学部以外の学生や初学者ではなかなか読むのが難しい。 本書は、主権、自決、平和、戦争、制裁をはじめ、国家関係の基本に立ち返り、国際法をゼロから学び直すことを狙いとしている。 国際法はどこから来るのか? その歴史、そして未来とは? 複雑きわまりない国際法の世界をコンパクトな入門書でアプローチ!
  • 私の女の実

    私の女の実

    ノーベル文学賞受賞作家が二十代後半に発表した短篇小説集 解説:桜庭一樹 ノーベル文学賞作家ハン・ガンの初期から近年に至るまで、未邦訳の小説を斎藤真理子個人訳で贈る《ハン・ガン コレクション》第1巻。 『菜食主義者』の前身である表題作をはじめ、変化していく社会の中で個人が抱える闇と傷を凝視した、生命力みなぎる初期の短篇8篇。 「私の女の実」:高層マンションの13階に妻と暮らす夫は、妻の体に痣があることに気づく。結婚後4年に及ぶ生活の中で妻が心を削られてきたからなのだが、夫はそのことに気づかず、妻はしだいに言葉を失っていった。ある日、ベランダに出ていた妻の体の一部が植物になっているのを見つけた夫は、大きな植木鉢を買ってきて妻を植えるが… 「日暮れ時に犬たちはどんな気持ちだろう」:貧困と父親の暴力に耐えかねて母親は出て行き、酒飲みの父と暮らすことになった少女テリョン。学校に行くこともできない少女は空腹を抱えつつ、母との思い出を拠り所に、父や周囲のことにじっと目を凝らす。 「赤ちゃん仏」:人気のニュースキャスターで完璧主義者の夫と暮らすイラストレーターの「私」は、普段から化粧もしない地味な女性。だが、自分だけが知る夫の秘密がある。彼の体には子供の頃に負ったやけどの跡が全身にひろがっている… 「ある日彼は」:体一つで上京した彼は、新聞・雑誌社に本を配達する仕事をしている。ソウルの埃と煤煙がひどいため、彼は配達中に何度も顔を洗う。冬のある日、ミンファと出会ったのも顔を洗った直後だった。彼から本を受け取るとき、ミンファは悲鳴をあげた。彼の頬が裂けて血が出ていたのだ。再度配達に行った際、ミンファに「横顔、すてきですね」と言われた彼は彼女をデートに誘う… 【目次】 日本の読者の皆さまへ  ハン・ガン 私の女の実 日暮れ時に犬たちはどんな気持ちだろう 赤ちゃん仏 ある日彼は 赤い花の中で 九つの物語 白い花 線路を流れる川 あとがき ハン・ガン 解説 声なき人の代わりに 桜庭一樹 訳者あとがき 斎藤真理子
  • 言葉から社会を考える:この時代に〈他者〉とどう向き合うか

    言葉から社会を考える:この時代に〈他者〉とどう向き合うか

    言葉を通して「もう一人の自分」に出会う あらゆるものが国境を越えて移動する今日、未知なるもの、異質なものとの遭遇は避けられない。それは時に幸せな出会いとなり、時に恐ろしい衝突や摩擦を生んできた。言語を取り巻く視線は、どこに立脚しているのか? 英語や地域共通語と母語の狭間で、日常の言葉はどう語られるのか? 社会的優位性をもたない言語をいかに保持するのか? 本書では明治以来、日本における外国語教育をリードし、27言語を擁する東京外国語大学の全面協力のもと、文化や社会の成り立ちを「言葉」から考えなおす。その試みは、言葉を礎にしてグローバリズムの偏重にあらがう第一歩であると同時に、世界諸地域の言語・文化・社会を自在に横断する旅への誘いでもある。 異なる言葉を話す人々を知り、理解し、受け止めることを通して、自己を相対化していく27言語の旅。その先には、新たな価値観や柔軟な発想をもった「もう一人の自分」との出会いが待っている。 [目次] はじめに 立石博高(東京外国語大学第12代学長) 1 その眼差しは誰のものなのか?  小さいわりには複雑 金指久美子(チェコ語)  バンドゥン今昔、そして…… 降幡正志(インドネシア語)  ローザかローサか? 花本知子(イタリア語)  移民と若者言葉 成田節(ドイツ語)  人と世界 水野善文(ヒンディー語)  日々の想いをうたう 上田広美(カンボジア語)  シベリアで見つけた痕跡 森田耕司(ポーランド語)  映画に見る方言の復権 宇戸清治(タイ語)  時間と自然の彼方に 中澤英彦(ロシア語) 座談会 言語と文化の多様性を生きる 前篇 2 わたしの声はわたしのものなのか?  識字率から考える 長渡陽一(アラビア語)  〈帝国〉という幻想 野村恵造(英語)  聞く、話す、そしてその先へ 五十嵐孔一(朝鮮語)  多様性がもたらす豊かさ 秋廣尚恵(フランス語)  英語格差を生きる 野元裕樹(マレーシア語)  ベトナムの「存在」論 野平宗弘(ベトナム語)  語彙は歴史を物語る 丹羽京子(ベンガル語)  殉教者たちの橋 菅原睦(トルコ語)  世界は見えるか 川上茂信(スペイン語) 座談会 言語と文化の多様性を生きる 後篇   3 いかに彼らと生きるのか?  越境する 長屋尚典(フィリピン語)  多極化・多元化するルゾフォニア 黒澤直俊(ポルトガル語)  やさしい日本語 荒川洋平(日本語)  『君の記憶』の記憶 萬宮健策(ウルドゥー語)  同じ世界の異なる見方 加藤晴子(中国語)  変わるものと変わらないもの 鈴木玲子(ラオス語)  受容する伝統 岡野賢二(ビルマ語)  母語の誉れ、そのわけは…… 吉枝聡子(ペルシア語)  民族文字の復興 温品廉三(モンゴル語) おわりに(旧版) 武田千香(同大学理事・副学長) 白水Uブックス版へのあとがき 三宅登之(同大学言語文化学部長) 執筆者一覧
  • 昭和登山への道案内:ベストセラー「日本登山大系」を旅する

    昭和登山への道案内:ベストセラー「日本登山大系」を旅する

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,178円 (税込)
    近代登山の輝きと同志的連帯の記憶 『日本登山大系』は長く「山ヤのバイブル」として知られてきた。累計は11万部を超える。 もともと中級以上の登山者のための実用書であるが、歳月の経過のなかでその実用性は失われつつある。 では、実用性のない『登山大系』に価値がないのかというと、そんなことはない。歴史性を帯びることで新たな意味が付与されつつある。本書はその案内として刊行される。 昭和の登山ブームは1956年の日本隊のマナルス初登頂から始まったとされるが、やがて1960年代になると、山ヤのあいだで「登山の行き詰まり」が語られるようになる。 集団就職で東京に出た若者たちが自らの思いをぶつけたのが谷川岳をはじめとする日本各地の山々だった。 毎週土曜、谷川岳に向かう上野発22時12分の上越線鈍行長岡行きはぎゅうぎゅう詰めの超満員だった。 そうした青春の登山がゲレンデ化の波に覆われつつある1980年代、『日本登山大系』は編纂された。 ひたむきに仲間たちと希望を抱きながら登ったあの頃。そして、いまはなき、あの場所……かつての仲間たちに捧げる。 [目次] 巻頭エセー  夢の作業(柏瀨祐之)  登山大系あれやこれや(岩崎元郎)  『日本登山大系』を振り返る(小泉弘) 第Ⅰ章 日本の山々    一 北海道・東北の山  二 南会津・越後の山  三 谷川岳  四 東京近郊の山  五 剣岳・黒部・立山  六 後立山・明星山・海谷・戸隠  七 槍ヶ岳・穂高岳  八 八ヶ岳・奥秩父・中央アルプス  九 南アルプス  十 関西・中国・四国・九州の山 第Ⅱ章 同志的連帯の記憶  一 芦別岳回想  二 南会津へ  三 回想・私の谷川岳  四 仲間・想い出・希望  五 池ノ谷の雪崩  六 白馬——初めての冬山  七 穂高岳のころ  八 原点の山・八ヶ岳  九 南アルプスに想う  十 三倉岳のこと 第Ⅲ章 登山大系を読む  一 知床半島の山  二 日高山脈  三 一ノ倉沢  四 前穂高岳東面  五 北穂高岳滝谷  六 八ヶ岳概説 巻末エセー  読書と登山——僕にとっての襟裳岬(野村良太)
  • 冷戦と台湾海峡危機 一九五四~六五年

    冷戦と台湾海峡危機 一九五四~六五年

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,168円 (税込)
    分断か、統一か、それとも併存か? 1949年まで続いた国共内戦の末、毛沢東率いる共産党が北京に政権を樹立し、敗北した蔣介石の中華民国国民党政府は台湾に逃れた。互いに正統性を主張しあう中国と台湾の間で、台湾海峡は政治的にも軍事的にも今日まで対立の火種になってきた。 戦後から現在まで数度の「台湾海峡危機」が生じたが、とりわけ1950年代に二度にわたって起きた危機は、中国と台湾の間の軍事的な緊張状態にまでいたった。その主な舞台となったのが、国府が保有していた金門・馬祖島などの大陸沿岸諸島である。 だが、冷戦のさなかにあっても、これらの危機が、中国と台湾の間はもとより、アメリカと中国の間、さらにはアメリカとソ連の間で、直接的な軍事衝突などへ発展することはなかった。 当時、米ソの冷戦構造が本格化するなかで、「一つの中国」をめぐる対立の起源はどこに求められるのか? また台湾海峡の現状維持という固定化のプロセスはいかに形成されてきたのか? 本書は、米国側史料はもとより新たに公開された台湾側史料を多数用いて、アメリカと台湾(米華)の関係を主軸に台湾海峡を挟んで中国と台湾の対立と分断が固定化されていく過程を描き、今日まで続く中国と台湾の対立の構図を明らかにする。 [目次]  はじめに 序章 歴史としての台湾海峡危機 第1章 冷戦と台湾  一 冷戦の拡大  二 アメリカの援蔣政策をめぐる紆余曲折  三 朝鮮戦争とアメリカの台湾政策の転換 第2章 台湾海峡の中立化解除――「解き放し」政策の虚実  一 アジアにおける多国間安全保障同盟の形成  二 米国政府による台湾海峡の中立化解除  三 アメリカと大陸沿岸諸島の防衛問題 第3章 第一次台湾海峡危機 一九五四~五五年――米華相互防衛条約の形成  一 米華相互防衛条約の起源  二 第一次台湾海峡危機の発生  三 米華相互防衛条約をめぐる協議  四 米華相互防衛条約の成立 第4章 大陳島からの撤退――表面化するアメリカと台湾の矛盾  一 大陳島撤退問題をめぐる米台間の亀裂  二 強まる蔣介石の対米不信感  三 第一次台湾海峡危機の終息 第5章 第二次台湾海峡危機 一九五八年――金門島再砲撃  一 中国による金門島への再砲撃  二 米台による危機への対応  三 危機の収束へ向けた動き 第6章 第二次台湾海峡危機の変容――中ソ関係の悪化  一 戦況の変化――海上封鎖の突破  二 「ダレス・蔣介石共同コミュニケ」の波紋  三 蔣介石の大陸反攻をめぐる変化 第7章 失われた戦機――未完の台湾海峡危機 一九六二~六五年  一 揺れる正統性――国連での代表権問題の浮上  二 蔣介石による大陸反攻計画の立案  三 先送りされた大陸反攻計画  四 三度目の緊張の高まり  五 幻の台湾海峡危機 終章 台湾海峡における現状維持の形成  注記  参考文献  あとがき
  • ニューエクスプレスプラス リトアニア語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス リトアニア語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,564円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代のヨーロッパで最も古風な言語 バルト海沿岸にある北海道ほどの大きさの美しい国、リトアニア。街は中世の面影を残し、4年に一度の「歌と踊りの祭典」は、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。この国で話されるリトアニア語は、現代のヨーロッパの諸言語の中でも最も古風な言語とされ、印欧祖語に最も近い形をした現代語とも言われます。リトアニアへ行きたい方も、言語学的に興味のある方も、会話と文法が一冊で学べるこの本でリトアニア語に触れてみませんか。音声はダウンロードでお聴きいただけます。
  • ブルックリン

    ブルックリン

    コスタ小説賞受賞作品 アイルランドの田舎から大都会ブルックリンへ移民した少女の感動と成長の物語。 舞台はアイルランドのエニスコーシーとニューヨークのブルックリン、時代は1951年ごろから2年間あまり。主人公アイリーシュはエニスコーシーに母と姉と共に暮らす若い娘。女学校を出て、才気はあるが、地元ではろくな職もないので、神父のあっせんでブルックリンに移民する。そしてアイリッシュ・コミュニティの若い娘たちが住む下宿屋に暮らし、デパートの店員となるが、ホームシックに悩む。やがて簿記の資格を取るため夜学に通うようになり、週末にはダンスホールへ行く。そこでイタリア移民の若者トニーと恋に落ちるが、思わぬ事情でアイルランドに帰国する。彼女はブルックリンへ戻るつもりでいたが、地元でハンサムなジムと再会する……。 当時の社会と文化の細部を鮮やかに再現し、巧みな会話と心理描写が冴えわたる。船出、奮闘、恋愛、そして思わぬ事件と結末が……。ジョイス、マクガハン、トレヴァーの系譜を継ぐ、アイルランド文学の至宝!
  • ロングアイランド

    ロングアイランド

    『ブルックリン』の続編、終わらない愛の物語 物語のはじまりは1976年のロングアイランド。アイリーシュは夫のトニー、十代の娘、息子とともに新興住宅地で暮らしている。 ある日のこと、見知らぬ男が彼女を訪ねてきて、平穏な日々に激震をもたらす。トニーがその男の妻を妊娠させたので、赤ん坊が生まれたら連れてくるというのだ。「留守なら、玄関先に置いて帰るからそう思え」と。 赤ん坊の姿を絶対に見たくない、と夫に宣言したアイリーシュは、その夏80歳の誕生日を迎える母親に会うために、アイルランドへの帰郷を決める。姉が急逝したあの夏以来、じつに25年ぶりの帰郷である。 舞台はエニスコーシーの町へ移り、アイリーシュは懐かしい顔と再会する。幼なじみのナンシーは夫のジョージに先立たれ、苦労の末に今はフィッシュ・アンド・チップスの店をほぼひとりで切り盛りしている。そして、あの夏アイリーシュと恋に落ちて捨てられたジムは、親からパブを引き継ぎ、いまだに独り身でいる。 心に隙間を抱えた大人の男女3人が四半世紀の時を経て再会し、互いに本音を隠しながら、新たな物語を繰り広げていく……。
  • ニューエクスプレスプラス ベトナム語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス ベトナム語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻2,673円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! 活気と伝統が響き合う魅力溢れるベトナム さあ、メコン下りに出かけよう! 近年、日本に暮らすベトナムの人が増え、ベトナム語に触れる機会も増えています。これを機にベトナム語を学んでみませんか。 最初は文字、発音から。会話文をもとに文法を解説、練習問題を重ねて、最後は短い読み物に挑戦します。単語リスト付なので、まずは辞書なしで大丈夫。ホテルや買い物で使う表現を収録した「表現力アップ」は、旅行会話にも役立ちます。 【本書の構成】 ◆ベトナム語ってどんなことば?:最初にことばの特徴や話されている地域などをご紹介します。 ◆文字と発音:文字の読みかたや発音のコツをやさしく解説。 ◆本文:全20課で、見開き2ページに会話・和訳・単語、次の2ページに文法説明があります。 ◆練習問題:2課ごとに2ページ、解答は同じ見開きですぐに確認できます。 ◆単語力アップ・表現力アップ:テーマ別の単語と表現のコーナーで会話もバッチリ。 ◆単語リスト:出てきた単語が載っているので、辞書なしでも始められます。 【ここがプラス!】 ◆簡単なスピーチ・メッセージの表現:人前で話すときに便利な表現や、カードに書けるメッセージを取り上げます。 ◆文法チェック:学んだ文法を短い作文問題で総復習。 ◆読んでみよう:少し長めの文章を読んでみます。「日本について」はシリーズ共通。 ◆音声ダウンロード:音声はダウンロードしてお聴きいただけます。
  • ニューエクスプレスプラス ウズベク語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス ウズベク語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,762円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シルクロードの要衝の豊かな歴史を内包する言語 中央アジア最大の人口を有し、近年はビジネス面でも注目のウズベキスタン。首都タシケントや青の都サマルカンドなどの魅力あふれる都市は、古来からシルクロードの要衝として栄え、様々な言語が行き交ってきました。トルコ語などと同じチュルク諸語に属し、アラビア語・ペルシア語・ロシア語からの語彙も多く内包するウズベク語を学んで、この地域の持つ重層性と豊かな歴史の一端に触れてみませんか。本書ではラテン文字の正書法で学習。音声はダウンロードでお聴きいただけます。
  • ドストエフスキーの世界観

    ドストエフスキーの世界観

    ドストエフスキーと「ロシア的精神」の要諦 「いつも私は人間を、ドストエフスキーの人間と、彼の精神に無縁な人間とに分けた」とベルジャーエフは序文で記している。この感覚は、ドストエフスキーの作品で提示される人類に普遍的な諸問題――たとえば、自由と幸福の二律背反、神なき世界で罪は存在するのか、善とは、悪とはなにか等々――を引き受けてしまった人間にとって馴染みのあるものではなかろうか。 本書は、青年期はマルクス主義者であったが、その後、キリスト者へと転向を果たし、共産主義を強く批判することになるベルジャーエフが、ドストエフスキー作品とがっぷり四つに組み、作品の登場人物たちが宣い、吐露する思想に伴走しながら、ドストエフスキーの「世界観」を明らかにするまごうことなき「古典」であり、日本におけるドストエフスキー理解にも大きな影響を与えた。同時にそれは、「ロシア的精神」に関する一個の思想書でもある。解説=堀江広行 [目次]  序文 一 ドストエフスキーの精神像 二 人間 三 自由 四 悪 五 愛 六 革命――社会主義 七 ロシア 八 大審問官――神人と人神 九 ドストエフスキーとわれわれ  解題  解説 ベルジャーエフとその『ドストエフスキーの世界観』堀江広行
  • 東大の経済学:激流の150年史

    東大の経済学:激流の150年史

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻2,574円 (税込)
    社会政策学からマル経・近経、そしてゲーム理論へ 東京大学に経済学部が誕生したのは1919年であるが、東大が1877年に発足して以来、経済学は講座の一角を占めてきた。 本書では、東大の発足後、現在に至るまでの150年の間に、どんな経済学を研究や教育の対象にしてきたのか検証する。 なぜ東大なのか? 東大経済学部は日本の経済学界をリードする存在であり、研究や教育のスタイルは他の大学にも大きな影響を及ぼしてきたからだ。東大経済学部の歴史は、日本の経済学界の歴史そのものだと言える。 明治の大学創設後、社会政策学に始まり、森戸事件や平賀粛学で学部に激震が走り、戦後はマルクス経済学と近代経済学が二大潮流を形成したが、1980年代以降、近経への一極集中が進んだ。その後は国立大学法人化の波に洗われ、資金調達に注力する姿が浮かび上がる。 そこで浮き彫りになるのは、近現代の学術の変遷である。本書では、日本の経済学、ひいては学問が抱える課題を明らかにし、研究や教育の行方を占う。 『経済学の壁』(日本経済新聞年間ベスト経済書2位)で話題になった著者の渾身の書き下ろし! [目次]  はじめに 序章 並び立つ理論と実学——フェノロサ、渋沢栄一が教壇に  文学部の履修科目だった経済学/せめぎ合う「国家の統制」と「学問の自由」/東大の源流、蕃書調所設立を主導した勝海舟/漢学者より洋学者を求めた明治政府/理財学が学科の名称に/古典派経済学を講じたフェノロサの真意/大蔵官僚が財政学を担当/実務経験を伝授した渋沢栄一/「官学」の色彩を強めた経済学/帝国大学が発足、理財学は政治学科の科目に/独立性が高い講座制発足/ドイツ歴史学派の影響が強まる/後進国・ドイツが打ち出した保護関税/新歴史学派が社会政策学会を創設/日本にも社会政策学会が誕生/自由放任にも社会主義にも反対/工場法制定を唱えた金井延/法科大学に経済学科が誕生/急ごしらえの商業学科/東京高商の昇格に反対した文部省/新渡戸稲造が植民政策を担当/ゼミナール拡充を求めたヴェンティヒ/経済学部独立への布石に/「エンゲル文庫」を購入/第3世代の教員が登場/盛り上がる大正デモクラシー運動/社会主義・マルクス主義を研究対象に/経済界から人材を求める声 第I章 新生・経済学部の苦闘——「森戸事件」で揺らぐ学問の自由  幻の「商科大学」独立案/大学令公布で急展開/7番目の学部となった経済学部/学部独立の功労者、高野岩三郎の辞職/新渡戸稲造は国連に転出/森戸論文が攻撃対象に/山県有朋、上杉慎吉からの圧力/「森戸を守れ」の声が広がる/関東大震災で建物や図書が焼失/官庁や民間から人材を登用/シュンペーターに白羽の矢/マルクス経済学研究が大きな柱に/禍根を残した「資本論テキスト事件」/限界理論から独自の配分理論へ/自由主義を基調とする社会政策を提唱/マルクス価値論を巡る論争が勃発/3グループが演じた派閥抗争/治安維持法の足音/初の適用対象となった京都学連事件/強まるマル経への逆風 第II章 「左傾教授」を相次ぎ追放——思想統制下の「日本資本主義論争」  コミンテルンに加盟した日本共産党/全国の高校・大学に社研が発足/普通選挙で存在感を示した共産党/1600人を逮捕・拘留した三・一五事件/東大新人会に解散命令/左傾教授の処分を求める/枢密院、貴族院で強硬論/大学の自治より国家の意思/河上肇の辞職に反対しなかった教授会/左翼運動を咎められた大森義太郎/大学の凋落を憂慮した森戸論文/山田盛太郎を追い詰めた共産党シンパ事件/急速に進む右傾化、相次ぐテロ事件/血盟団事件に関与した帝大生/思想弾圧に拍車をかけた蓑田胸喜/「帝大法学部は諸悪の根源」と主張/発禁となった瀧川幸辰の刑法解説書/文官分限令で休職処分に/議会で天皇機関説をやり玉に/辞職に追い込まれた美濃部達吉/労農派のライバル、講座派が誕生/逆風の中の日本資本主義論争/7年間人事が停滞した経済学部/近代経済学でも研究成果 第III章 内部抗争の果てに——平賀粛学」で人事刷新  右傾化の流れに乗った平泉澄/二・二六事件で敗北した皇道派/講座派学者を一斉に検挙/潰えた河合栄治郎の野望/「国体の本義」を全国の学校に配布/国家主義を唱える「革新派」が始動/学生の明治神宮参拝に同道/教授会で矢内原論文を問題視/経済学部は時局に寄与すべきか/大学のファッショ化を懸念した矢内原/反ファシズム統一戦線を提唱したコミンテルン/第2次人民戦線事件で大内、有沢、脇村が検挙/評議会は大内らの起訴前処分に反対/革新派が立ち上げた「戦時経済研究会」/荒木文相が大学人事に直接介入/大学自治の意義を説いた田中耕太郎/軍部批判を続けた河合栄治郎の孤軍奮闘/新総長となった「造船の神様」/河合、土方に辞職勧告/14人の教員が辞職願を提出/若手教員の残留を説得/法学部長の辞任に発展/「平賀粛学」をどう評価するか/山崎覚次郎が顧問に就任/再開した昇任人事/時局に積極対応する方針を訓示/マルクス関連書の処分を指示/土屋喬雄を休職処分に/大内らの復帰を拒んだ経済学部/学生を相次ぎ戦争に投入/戦時下で授業が困難に/山梨に疎開したアダム・スミス文庫/戦時体制下の経済学研究 第IV章 甦った学問の自由——復興に貢献したマルクス経済学者  大内、矢内原ら7人が復帰/日本経済の再建、有沢の提言/傾斜生産方式の原点に/南原総長主導で社研が発足/厳しい食糧・住宅事情/中央審査委員会は土屋喬雄を不適格に/「教育の憲法」教育基本法が施行/4長老が学部運営の中心に/助教授にも人事権を付与/マル経が復活、近経の新風も/新制大学に移行、教養学部創設で独自色/「社会科学部」創設構想が浮上/新制大学院に社会科学研究科を設置/生活苦が続く教職員と学生/授業料値上げに反対、全学連を結成/経済学部に学生自治会が発足/押し寄せるレッド・パージの荒波/全学連、全面講和運動を展開/注目集めた「曲学阿世事件」/学生の自重を求める大学当局/警察官を拘束した「ポポロ事件」/助手・特研生の待遇改善を要求/「矢内原3原則」を明記 第V章 崩れ落ちた大学の権威——東大紛争の教訓  1960年代に加速した教員の世代交代/文部省が学生と講座の増加を計画/戦後20年で教員数が倍増/経済学科主導の学部運営/「経営学科」への呼称変更で浮揚狙う/縦割り組織に回帰した新制大学院/赤門付近の新館に移転/「安保闘争」が東大でも活発に/政治に苦言を呈した総長声明/大学管理法問題が浮上/「東大パンフ」に学生自治会が反論/東大紛争の発端となった医学部インターン問題/学内に機動隊を導入、占拠学生を排除/安田講堂をバリケード封鎖、東大全共闘が発足/大河内総長の告示への反発広がる/入試中止に追い込まれる/秩父宮ラグビー場で全学集会/全国放送された安田講堂攻防戦/収束に向かった全国の大学紛争/10年近く続いた「経院紛争」/世界で同時に広がった学生運動/マル経の演習を選ぶ学生は減少傾向に 第VI章 激動期の経済学者たち——静かに進んだ近経への一極集中  教員と学生が学部再建を議論/マル経と近経の教員が討論/「理論の作り手ではなく使い手」~小宮隆太郎/八幡・富士製鉄の合併反対運動を主導/リフレ論争の原点に/アメリカ経済学界の頂点に~宇沢弘文/「社会的共通資本」に軸足を移す/華々しい学界デビューを飾る~根岸隆/「知の創造」に専念した学者人生/宇沢の指導を受けた石川、岩井、奥野/新古典派を攻撃したラディカルズ/分配の公正に焦点を絞る~石川経夫/「不均衡動学」で新古典派に挑戦~岩井克人/ニュー・アカデミズムの風/法学に失望し、経済学を志望~奥野正寛/ゲーム理論を日本に持ち込む/「ウォーキング・エコノミスト」に転身~伊藤元重/経済財政諮問会議の初代民間議員に~吉川洋/日銀総裁として異次元緩和を解除~植田和男/日銀副総裁として危機に対峙~西村清彦/大蔵省副財務官として国際交渉に臨む~伊藤隆敏/新分野「確率進化ゲーム」を開拓~神取道宏/大講座制への移行で教員人事が柔軟に 第VII章 「法人化」で変質する学問——研究の軸足をアメリカの学界に  「大学院生倍増」の目標を堅持/修士・博士の区分制度を復活/学生の成績低下を懸念/ゼミの代わりに「少人数講義」/「大学院重点化」に対応する3つの腹案/公共政策大学院が発足~政策のプロ養成を目指す/計量経済学を根付かせた市村英彦/法人化の方向を示した「遠山プラン」/強まった総長の権限/「外部資金」獲得に奔走/事務作業に追われる教職員たち/「金融学科」を設置、3学科制に/リーマン・ショックで寄付講座が廃止に/「進級振り分け制度」改革で成績が向上/修士課程の中国人留学生が急増/急減する経済学科の卒業生/加速する公務員離れの背景/附属センター設立の狙い/「ものづくり経営学」を構築した藤本隆宏/小島武仁らを海外からスカウト/文系学部廃止問題の衝撃/「日本を置き去り」にする研究者たち/一般均衡理論を土台にしたマクロ経済学が主流に/「統計的因果推論」が実証分析の発展を促す/学界での評価と世間の認知度にずれ/一進一退の世界ランキング  付記  東京大学経済学部略年譜  参考文献
  • ニューエクスプレスプラス カザフ語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス カザフ語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,564円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 騎馬遊牧民の口承文芸を支えた言葉 中央アジア最大の面積を持ち、石油や鉱物などの資源が豊富で、ユーラシア大陸の東西を結ぶ中央回廊でも注目されるカザフスタン。居住地を定めず広大な草原を季節ごとに移動する騎馬遊牧の社会では、文字はほとんど使われず、かわりに豊かな口承文芸が発達しました。その文化を支えてきたカザフ語は主語・目的語・述語の語順や「てにをは」のような格助詞など日本語と似たところがあり、日本人には学びやすい言語といえます。会話と文法をいっしょに学べるこの本で始めてみませんか。★音声アプリ無料ダウンロード
  • 真珠の耳飾りの少女[新版]

    真珠の耳飾りの少女[新版]

    フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展、開催記念! 画家フェルメールに淡い思いを寄せ、名画のモデルになった少女フリートの運命は? 17世紀オランダ・デルフトを舞台に、神秘に包まれた巨匠の光と影に迫る。
  • よだれ観覧車

    よだれ観覧車

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,782円 (税込)
    痛いのに笑える、世界の傷をえぐる文学 わたしはわたしを見たい。ぐるぐるほとばしる独白が、きれいごとの光景を暴く! ラッキーガールの認知戦を語る『家系図』も併録。【第70回岸田國士戯曲賞受賞作品】 第70回岸田國士戯曲賞の選評を公開いたしました。 https://www.hakusuisha.co.jp/news/n63989.html
  • ロマンス

    ロマンス

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,782円 (税込)
    ダウ90000蓮見の「読む演劇」 数年前の四日間だけ一緒にいた2人。同じ時間を違う理由で大切にしていて、その違いは他者に伝えようとした時に現れて、生活から生まれた創作がまた生活を変えていく。漫画とドラマと現実が交錯するコメディ作品。【第70回岸田國士戯曲賞受賞作品】 第70回岸田國士戯曲賞の選評を公開いたしました。 https://www.hakusuisha.co.jp/news/n63989.html
  • 小説の技巧

    小説の技巧

    小説愛好家・作家志望者のためのバイブル! 小説を考察する50の方法 小説愛好家・作家志望者なら必読の名著、待望の普及版。ユリシーズをはじめ、ジェイン・オースティン、シャーロット・ブロンテ、ヴァージニア・ウルフ、フィッツジェラルド、サリンジャー、ヴォネガット、オースター、ミュリエル・スパーク、ジャネット・ウィンターソン、カズオ・イシグロの作品まで、古今の傑作小説を素材に、使える技法を伝授。 「書き出し」から始まり、「視点」「意識の流れ」「内的独白」「異化」「時間の移動」「間テクスト性」「実験小説」「マジック・リアリズム」「信用できない語り手」「メタフィクション」……50のキーワードを、「コミック・ノベル」の第一人者であるデイヴィッド・ロッジが徹底解説! テキストを味読・考察し、小説がどのように書かれているかについても明快に言語化してくれる。英米文学科学生にとっても座右の書。 これ1冊で、ストーリーテリングの秘訣がわかる。 [目次]  序 1 書き出し(ジェイン・オースティン/フォード・マドックス・フォード) 2 作者の介入(ジョージ・エリオット/E・M・フォースター) 3 サスペンス(トマス・ハーディ) 4 ティーンエイジ・スカース(J・D・サリンジャー) 5 書簡体小説(マイケル・フレイン) 6 視点(ヘンリー・ジェイムズ) 7 ミステリー(ラドヤード・キプリング) 8 名前(デイヴィッド・ロッジ/ポール・オースター) 9 意識の流れ(ヴァージニア・ウルフ) 10 内的独白(ジェイムズ・ジョイス) 11 異化(シャーロット・ブロンテ) 12 場の感覚(マーティン・エイミス) 13 リスト(F・スコット・フィッツジェラルド) 14 人物紹介(クリストファー・イシャウッド) 15 驚き(ウィリアム・メイクピース・サッカレイ) 16 時間の移動(ミュリエル・スパーク) 17 テクストの中の読者(ロレンス・スターン) 18 天気(ジェイン・オースティン/チャールズ・ディケンズ) 19 反復(アーネスト・ヘミングウェイ) 20 凝った文章(ウラジーミル・ナボコフ) 21 間テクスト性(ジョゼフ・コンラッド) 22 実験小説(ヘンリー・グリーン) 23 コミック・ノベル(キングズリー・エイミス) 24 マジック・リアリズム(ミラン・クンデラ) 25 表層にとどまる(マルカム・ブラドベリ) 26 描写と語り(ヘンリー・フィールディング) 27 複数の声で語る(フェイ・ウェルドン) 28 過去の感覚(ジョン・ファウルズ) 29 未来を想像する(ジョージ・オーウェル) 30 象徴性(D・H・ロレンス) 31 寓話(サミュエル・バトラー) 32 エピファニー(ジョン・アップダイク) 33 偶然(ヘンリー・ジェイムズ) 34 信用できない語り手(カズオ・イシグロ) 35 異国性(グレアム・グリーン) 36 章分け、その他(トバイアス・スモレット/ロレンス・スターン/サー・ウォルター・スコット/ジョージ・エリオット/ジェイムズ・ジョイス) 37 電話(イーヴリン・ウォー) 38 シュルレアリスム(リオノーラ・キャリントン) 39 アイロニー(アーノルド・ベネット) 40 動機づけ(ジョージ・エリオット) 41 持続感(ドナルド・バーセルミ) 42 言外の意味(ウィリアム・クーパー) 43 題名(ジョージ・ギッシング) 44 思想(アントニー・バージェス) 45 ノンフィクション小説(トマス・カーライル) 46 メタフィクション(ジョン・バース) 47 怪奇(エドガー・アラン・ポー) 48 物語構造(レナード・マイケルズ) 49 アポリア(サミュエル・ベケット) 50 結末(ジェイン・オースティン/ウィリアム・ゴールディング)  訳者あとがき  Uブックス版に寄せて  翻訳書一覧
  • パチンコ(上)

    パチンコ(上)

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,178円 (税込)
    極上のヒップホップ演劇! ボーナストラックも充実 リアルに過ごすただの毎日が、ギリシャ神話でシェイクスピア! パチンコ屋を家業とする在日コリアン三世、その人生をつむぐ極上のヒップホップ演劇。 同時収録作品に、妻に捧げるオートフィクション「ユキコ」。また、BONUS TRACKSとして『A―②活動の継続・再開のための公演』全歌詞も収録。    ◎ 「独自のドラマ作りを尊重したい」……岩松了 「知的であって俗っぽい。政治的であってふざけきってる。端倪すべからざるアティチュード」……岡田利規 「やり切れなくなってしまいそうな深刻さを、ラップの形式によって見事にかわしている」……ケラリーノ・サンドロヴィッチ 「他人をディスる「形」だけでなく、自分を笑い続ける「形」。まったくタイプの違う「つかこうへいの再来」」……野田秀樹 「強者と弱者の両義性が意識され、マイノリティとマジョリティがフェアに描かれている」……本谷有希子 「「これが戯曲なのか?」という壁を軽やかに飛び越え、今回の候補作のなかでは圧倒的」……矢内原美邦(選評より) [カラー口絵1ページ]
  • ドードーが落下する/綿子はもつれる

    ドードーが落下する/綿子はもつれる

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,178円 (税込)
    くるおしいほどリアルな青春失踪劇&受賞第一作 「セリフが決して言葉の意味通りではないというところに達している」……岩松了 「とんでもなく耳がよくてすごい。今の日本語を山盛り掬い取って舞台上にどさっとばらまいてそれをぴちぴち跳ねさせている」……岡田利規 「テキトウさが可笑しく、リアルさが痛い」……ケラリーノ・サンドロヴィッチ 「現代の「狂」ないし「妄」を描き切っている。そのことで作品に「力」が感じられた。そのくせ、書きっぷりは、肩の力が抜けている」……野田秀樹 「売れない芸人が少しずつ精神に異常をきたしていく描写が秀逸」……本谷有希子 「その構成力、物語の構築力は質が高く、エンターテイメントとしても読みごたえのある作品」……矢内原美邦(選評より)    * なんか、くるおしい。──心のバランスを崩した友人に寄りそう若者たちの「青春失踪劇」が、第67回岸田國士戯曲賞受賞作品。 怖いほどに、巧み。──もつれた夫婦関係のタイムラインをたぐりよせる「受賞第一作」を同時収録。
  • ケインズ:不確実性に挑んだ知の巨人

    ケインズ:不確実性に挑んだ知の巨人

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,277円 (税込)
    没後80年、不確実性の世界へ リーマンショック以降、ケインズ経済学の再評価の流れは変わらない。本書は、単なるケインズの伝記や『一般理論』の解説の次元を超えた古典と言えるものだ。 本書は、多年にわたりケインズや経済学のあり方を研究してきた碩学、ロバート・スキデルスキーが到達した結論をもとに一般向けに解説したものである。 具体的には、ケインズの時代の社会思潮、政治潮流、経済動向の解説から始まり、貨幣論、『一般理論』、官僚としての資質と国際通貨基金設立への貢献に及ぶ。 とりわけ、リーマンショックを意識した終章「二〇一〇年からの考察」では、「不確実性」の意味について新たな観点から語られるだけでなく、「流動性選好」を人類史的視角から語っているのが印象的だ。 古代以来の〈貴金属を保蔵する東洋〉と〈金不足の西洋〉という構図が、中国の台頭をはじめとした現代の「世界的不均衡」に影を投げ掛けているという指摘は興味深い。 本書によれば「不確実性」の概念は、大英帝国の没落、世界恐慌の発生、両世界大戦をはじめ暗い時代に見出された。ケインズ没後80年を迎える2026年、混迷する世界に読みたい一冊。 [目次] 序章 人として経済学者として 第一章 生涯 第二章 ケインズの実践の経済学 第三章 貨幣改革論者 第四章 『一般理論』 第五章 経済政策におけるケインズの指導力 第六章 ケインズの遺産 終章 二〇一〇年からの考察  訳者あとがき  註/文献
  • サーミランドの宮沢賢治

    サーミランドの宮沢賢治

    小説・文芸
    3.5
    1巻2,277円 (税込)
    『銀河鉄道の夜』起筆100年記念出版! エスペラント語で書かれて梵字の捺されたパスポート(旅券)をこの二人は携えている。 地球人がいま銀河系人になる。 ――古川日出男 宮沢賢治の〈北〉とフィンランドの〈北〉が、旅なんて可能なのか、と思える時代にあって可能な限り誠実な旅の中でしなやかにつながり、みんなの〈北〉になっていく。 ――柴田元幸 『銀河鉄道の夜』起筆100年となる昨年2月、朗読劇『銀河鉄道の夜』の活動を東日本大震災後から続けてきた著者は、「北」へ憧れていた賢治の魂と言葉を、最北の地であるサーミランドに連れて行く旅を決行した。真冬には零下30度にもなる北極圏だ。本書は賢治の詩想を追い求めてきた二人が、北の果てで賢治と向き合った旅の記録である。 先住民のサーミの人々が住み、「サーミランド」と呼ぶ地は、「ラップランド」のことだが、サーミ人は「ラップランド」とは決して言わない。現地の目を通して初めて見えてくる差別意識は、賢治が抱いていた劣等感をも浮かび上がらせる。二人は、サンタクロースの町ロヴァニエミから北へ向かい、フィンランド最北の村に住むサーミの詩人イマさんの自宅を訪ねた。トナカイの肉をごちそうになりながら、生活や思想、文化を直接体験し、さらにサーミの聖地である湖の上で賢治の詩を朗読し、その声を土地に響かせた。近代文明に浸かって無意識的に生きている自らに批判的な眼差しを向け、自然観を大きく揺さぶられながら、生と死、〝ほんとうの幸い〟の意味を北の果てで問い続けた旅の終わりに最大の気づきと感動が読者を待ち受けている。 『銀河鉄道の夜』を次の100年に向けて走らせる渾身の書き下ろし!
  • ハートランド/養生

    ハートランド/養生

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,277円 (税込)
    マルチバース時代のモキュメンタリー群像劇 よるべない心に光を灯す、マルチバース時代のモキュメンタリー群像劇(岸田賞受賞)。美大生の夢を養う労働が問われる「養生」を併録。
  • 傷ついた身体と都市:「大祖国戦争」の経験と記憶

    傷ついた身体と都市:「大祖国戦争」の経験と記憶

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,772円 (税込)
    黙する史料に声を与える 「大祖国戦争」と称される第二次大戦時の独ソ戦は、現代ロシアのナショナル・アイデンティティを構成するきわめて大きな要素だ。露宇戦争においても開戦時、プーチン大統領がゼレンスキー政権を「ネオナチ」と名指したのは、その「特別軍事作戦」の正当性を国民の「大祖国戦争」の神話に訴えかけるためであった。「大祖国戦争」の(大文字の)記憶=神話は、戦時からすでに形成されていったものではあるが、しかし、個々人の戦争の経験と記憶は一枚岩のイデオロギーに回収しつくされるものではなく、そもそもそのイデオロギーが形成される過程にもさまざまな政治的・文化的背景があったのは言うまでもない。 本書は、戦中に870日以上の「包囲」を経験したレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)を主たる舞台とし、この街の労働者の身体、レニングラード防衛博物館、そして都市の祝典をとりあげながら、国家の公的な「歴史」からは取りこぼされてしまう人々の「大祖国戦争」に対する「応答」の痕跡を掬いとる試みである。過去に生きた人々の営為に対して歴史研究は何ができるのか─傷ついた都市と傷ついた住民と、その復興=回復の「歴史」。 [目次]  序論 「大祖国戦争」と都市=身体としてのレニングラード 第一部 傷ついた都市、語られない言葉  第一章 戦争による身体の痛みと傷―レニングラード包囲下と戦後の女性労働者   一 レニングラードにおける女性の状況   二 出産をめぐる状況と疾患   三 工場労働と女性の身体   小括  第二章 政治抑圧下での都市の傷と記念―レニングラード防衛博物館と「レニングラード事件」   一 レニングラード防衛博物館の開館――包囲解放後の文化事業   二 展示事業の組織――来館者に着目して   三 「レニングラード事件」と防衛博物館   四 レニングラード防衛博物館における記念の展開   小括  第三章 「親愛なる」首都における市民の動員―モスクワ創建八〇〇周年記念祭   一 記念祭の開催をめぐる決定   二 祝祭空間の形成   三 歴史に関する文化事業   小括 第二部 眼差しを受ける都市、労働する身体  第四章 遠くから都市をおもう―レニングラードの都市創建二五〇周年記念祭における来賓と祝電   一 記念祭の概要   二 招待状の返答   三 友好協会からの祝電   四 戦後の建設と発展   小括   補論 ウラジーミル・プーチンのレニングラード包囲に関する語り―家族史から見る政治指導者のマスキュリニティ  第五章 革命と工業化の理念におけるマスキュリニティ―レニングラードの都市創建二五〇周年記念祭と中ソ関係   一 一九五〇年代のソ連社会におけるマスキュリニティ   二 一九五〇年代の中ソ関係   三 北京市副市長馮基平による記念祭への出席   四 工場労働者   小括  結論 戦後のレニングラードにおける日常   あとがき   史料・参考文献/註
  • ニューエクスプレスプラス ウクライナ語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス ウクライナ語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,366円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! 魅力・誇り・7つの格あり ウクライナのことば ルーシ以来の豊かな歴史を背景に持ち、ヨーロッパの「パン籠」と言われた穀倉地帯ウクライナの国家語。東スラヴ語群に属するこの言語は、名詞と形容詞が7つの格によって変化し、動詞にも複雑な活用があります。スキットを通してウクライナ語特有の美しい響きを味わいながら、少しずつ文法に慣れていきましょう。本書は必ずしも近隣のスラヴ諸語の知識がなくても学べるように構成されているので、キリル文字の読み方からはじめて、会話や文法の確かな基礎を身につけることができます。 ★音声アプリ無料ダウンロード
  • 廊下に植えた林檎の木

    廊下に植えた林檎の木

    世界文学の極北〈残雪コレクション〉開幕! ぼくの家族はみな他人にはいえない秘密をもっていた。変わり者で、リュックを背負い、甲羅をつけた昆虫を思わせる父親。夜は姿を消し箱の中で眠るという母親は、皮膚に針を刺して水を絞りだす。喘息を治すためミミズを食べる妹は横暴で、ぼくを馬鹿にしきっている。二階の住人で妹の婚約者は医者にも探偵にもなり、天井に貼りつき床を這いまわる。廊下に住む檳榔(びんろう)売りの女は実は叔母で、かつて父と密通していたらしい。異形の家族の奇妙な日々と、鳴りわたるような孤独を超現実的手法で描き、作者が「難解ではあるが、とりわけ好きな作品」と語る表題中篇。夜、草地の外れに建つ家にたどりついた〝わたし〟が陥るカフカ的な不条理状況を綴った「帰り道」。ある日、母親がたらいの水に溶けてしまう「汚水の上の石鹼の泡」ほか全五篇。付録として「残雪との対談」、近藤直子「夜の涯の家――「帰り道」を読む」を併録。
  • ロシア共産主義の歴史と意味

    ロシア共産主義の歴史と意味

    ロシア正教の倫理と共産主義の精神 ロシアの共産主義はナショナルな特徴に根ざす現象であり、マルクス主義的な見地からのみでは決して説明しえない──ベルジャーエフは、ロシアにおけるボリシェヴィズムの必然性を、キエフ・ルーシから連綿と続くキリスト教精神と、インテリゲンツィアによって編まれる歴史・思想史のなかに探っていく。「ロシア本国において一九九〇年代から、ベルジャーエフも含めて、一九世紀末から二〇世紀初頭に登場したあまたのロシアの宗教哲学者たちが、西欧とは異なるロシア独自の精神的価値として、高く評価されるようになった。しかし、今日では、こうした見かたもまた一面的なものとして克服を迫られている。ベルジャーエフによる「ロシア的理念」にたいする批判的分析は、ベルジャーエフ自身も含めたロシア思想を新たな視点から再検討するうえでも重要な示唆を含んでいる」(本書解説[佐藤正則・九州大学教授]より)
  • 税 起源・歴史・現在:なぜ払うのか? 誰の負担が重いのか?

    税 起源・歴史・現在:なぜ払うのか? 誰の負担が重いのか?

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻2,178円 (税込)
    一番重い負担を背負うのは誰か? 私たちの身の回りには、さまざまな税があり、生活費の支出のかなりの部分が税金だ。しかし、税がいつからはじまり、どのような試行錯誤と歴史的経緯を踏まえて、今日に至っているのかは知られていない。 所得税はナポレオン戦争下のイギリス、消費税は一九五〇年代フランスで始まったなど、本書には豆知識が満載だ! また関税や酒税、たばこ税への依存は発展途上国の特徴であり、国が豊かになればその比重が落ちるという指摘も、トランプ関税が世の中を席捲している現状を踏まえると興味深い。もしかしたら時代は逆戻りしているのかもしれない。 こうした歴史の小ネタだけでなく、税の経済効果についても本書は踏み込む。本書によれば、昨今話題の食料品の消費減税は実は効果はないという。そして、税負担は最終的に誰にのしかかってくるのか。この重い問いに本書では経済分析に基づいて回答を与えている。 近代国家は物品税から直接税へ、直接税から間接税へと展開してきた。環境問題や貿易不均衡が大きな課題になるなか、税の未来には果たして何が待っているのか? 世界的権威が語り切った一冊! [目次] 第一章 なぜ税金があるのだろう? 第二章 税制の仕組み 第三章 税金を負担するのは誰か? 第四章 税制と経済 第五章 脱税と対抗策 第六章 税制の問題
  • ラストアイランド 北センチネル島:なぜ外界との接触を拒み続けるのか

    ラストアイランド 北センチネル島:なぜ外界との接触を拒み続けるのか

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻2,376円 (税込)
    「最果ての島」からの問い インド洋東部、インド領アンダマン諸島の孤島・北センチネル島。世田谷区ほどの広さのこの小島に暮らす人びとは長年、外界との接触を拒み続けてきた。しかし2018年、若いアメリカ人宣教師が上陸を試みて島民に殺害される事件が発生。国際的に報道されたことで、現代にも「未知」が存在することに世界は驚愕したのだった。 本書は、事件の20年前に偶然この島の存在を知った著者が、これまで可視化されることのなかった島民の実態に迫ろうと、長期にわたり取材・調査し続けてきた記録である。現地訪問の体験や、限定的とはいえ島民と接触した人類学者の証言、周辺諸島の事例を手がかりに、接近と拒絶の歴史を丹念にたどる。 「つながる」ことが是とされる現代社会において、彼らが「つながらない」ことを今日まで続けられたのはなぜなのか。そして、外部の人間は「文明」の名のもとに彼らをどうとらえてきたのか。北センチネル島とそこに暮らす人びとの姿から浮かび上がるのは、結局のところ、人間とはどのような存在なのかという根源的な問いである。 「最果ての島」から、文明と人間の在り方を見つめ直す傑作ノンフィクション。 [目次] 第I部 祝福されし島々 第II部 一回目の旅 一九九八年 第III部 二回目の旅 一八五七─一九〇〇年 第IV部 三回目の旅 二〇二〇年  情報源と補遺/謝辞/訳者あとがき/写真・図版クレジット
  • ニューエクスプレスプラス ラテン語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス ラテン語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代ローマの日常会話で学ぶラテン語 人類史上初の国際語であり、現代においても西洋の文化の礎となっているラテン語。フランス語・イタリア語・スペイン語などはここから派生し、英語にも多大な影響を与えています。少し難しそうな印象もある言語ですが、日常的な会話文からラテン語の文法を学べる本書は、最初の一歩を踏み出すのに最適です。市場で買い物をしたり、公衆浴場に誘ったり、凱旋式や闘技場のイベントに行ったり、古代ローマの情景が音声付で蘇ります。キケローやウェルギリウスなどのラテン名言集も収録。
  • ヘーゲル読解入門(上):『精神現象学』を読む

    ヘーゲル読解入門:『精神現象学』を読む

    人間の歴史は、〈欲望〉の歴史である。 1933年――ドイツでヒトラーが首相として就任した年――パリの高等研究院でアレクサンドル・コジェーヴによるヘーゲル講義がはじまった。本講義にはジョルジュ・バタイユ、ジャック・ラカン、ロジェ・カイヨワ、アンドレ・ブルトン、メルロ=ポンティなど、フランス哲学・文学の中心となる人物たちが多く参加している。 「歴史が何であるかを知るためには、この歴史を実現する人間が何であるかを知らねばならぬ」――コジェーヴは『精神現象学』を精読しながら、プラトンからヘーゲルへといたる哲学と、キリストからナポレオンへといたる歴史とを重ね、動物から人間がいかに生まれ、自然から歴史がどのように発生したかを辿っていく。 フランス現代思想を知る上で避けて通ることのできない記念碑的講義録を、訳者によるあらたなあとがきを加えて、Uブックスで待望の復刊。 【目次】 出版者の覚書 第一章 序に代えて 第二章 『精神現象学』の最初の六章の要約     ──一九三七-一九三八年度、最初の三回の講義の全記録 第三章 『精神現象学』第七章の一般的導入部の解釈     ──一九三七-一九三八年度、第四回及び第五回講義の全記録 第四章 一九三七―一九三八年度講義要約     ──高等研究院・宗教学科の一九三八-一九三九年度年報からの抜粋録 第五章 哲学と知恵     ──一九三八―一九三九年度、最初の二回の講義の全記録 第六章 永遠・時間・概念についての覚書     ──一九三八-一九三九年度、第六回講義より第八回講義までの全記録 第七章 『精神現象学』第八章第三部(結論)の解釈     ──一九三八-一九三九年度、第一二回講義の全記録 訳注 『ヘーゲル読解入門』への後書き
  • ケアする心

    ケアする心

    小説・文芸
    4.5
    1巻2,178円 (税込)
    本邦初訳、韓国発の衝撃の短篇小説集! 純度100%のケア文学 韓国社会と向き合った優れた作品に贈られるシン・ドンヨプ文学賞を受賞している女性作家による注目の短篇小説集。祖母の看病をする長男の嫁、育休中の母親、同い年の子をもつママ友、認知症の父を施設に預けている専業主婦の女性など、収録する10篇の主人公はすべて女性。ワンオペ育児や介護など、家族のケアに時間と労力を捧げる人々がケアされない日常の中で、不安、孤独、嫌悪感、愛着と憎しみにまみれながら静かに奮闘し、どんでん返しが待ち受ける――。 ケアする人が抱える不安や、繊細な感情の揺れを掬い上げ、ケアそのものを取り巻く社会の構造的な問題や矛盾も浮き彫りにする本作は日本の多くの読者に共感と衝撃を持って受け止められるだろう。 「ヨンジュの半分」:かつて同期だったヨンジュは息子を3歳で亡くしていた。「私」は育休中に子どもと出かけた公園で偶然ヨンジュと再会する。頻繁に会うようになったヨンジュの存在がワンオペ育児の唯一の息抜きになっていたが、ある日、ヨンジュが子どもの面倒を見てくれていた時に、死んだ子の名前で子どもを呼んでいる場面に出くわす……。 「ケアする心」:八か月の娘を抱えたミヨンは、職場復帰を前にベビーシッターを探すが、信頼できそうな人はなかなか見つからない。そんな時、同じ団地に夫婦で暮らす高齢女性、ナムヒが名乗りを上げ、自宅で子どもを預かりたいと言う。ミヨンは監視カメラを設置する条件で子どもの世話を頼むが、ある日、映らない場所の秘密を偶然目撃してしまう……。 [目次] 第一部 ナツメ   安 ギョンジャ   第二部 ヨンジュの半分   ケアセンター天国   ケアする心   私の隣人との距離   第三部 入所   特別災難地域   台風注意報   作家のことば   推薦のことば   訳者あとがき
  • 経済学の余白

    経済学の余白

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻2,178円 (税込)
    データサイエンス化の潮流で失われるものとは? 経済学は、テクニカルに洗練された学問といえる。サムエルソンの『経済学』以来、入門から修士課程までの教科書が整備され、体系的かつ網羅的に学習を進めることができる。しかし、学問のこうした「制度化」は、「硬直化」の歴史でもある。とりわけ、近年、急速に進んだデータサイエンス化の潮流は、経済学の〈余白〉を洗い流してしまってはいないだろうか──。 本書は経済に限らず、文化・歴史・音楽など、経済思想史家の折々の所感が静かに綴られている。 本書はこう問いかける。経済学を学ぶ者は、経済学以外の幅広い分野に関心を持ち、みずからの教養を高める努力をすべきではないか。数学や統計学しか扱わない経済学に果たして未来はあるのか。 清水幾太郎との出会い、師事した菱山泉・伊東光晴のことなど、本書ではさまざまな情景が浮かび上がる。一方、高校に導入された「歴史総合」や大学で相次いで廃止される第二外国語についての著者の思いが語られる。 めまぐるしく進んでいく時代に失ってはならないものとはなにか。経済学の〈余白〉を恢復する試み。著者による連載、日本経済新聞夕刊「あすへの話題」の書籍化。 [目次]  はしがき I 経済学者の歳時記  春の訪れ/桜/むごい運命/オンライン授業/大河ドラマ/独立の気概/名前の読み方/福沢諭吉とミル/ジャズと即興/ケインズ伝/イノベーション/学問とゆとり/祇園祭/夏目漱石の講義/秋月鶴山と上杉鷹山/ウルトラセブンと音楽/歴史総合/江戸の文人/真夏のワーグナー/送り火/経済思想史家の悩み/経済学者と映画/朗読を聴く楽しみ/クラシックの教訓/向学心/読書/深まる思い出/アントレプレナー/名刀「義元左文字」/語学は役に立たない?/「貴公子」の真の姿/宮澤賢治とクラシック/紅葉と歴史/哲学者の茶目っ気/カレンダー/ゆたかな社会とは/松の廊下/左手のピアニスト/卒業論文 II 過去と未来のあいだ  シュンペーターの「予言」、資本主義の盛と衰/英オックスフォード、理論家ヒックスが学んだもの/資本主義、グレートリセットは困難/ケインズ政策の本質、政府の規模ではない/米経済思想、自由放任だけが「専売特許」ではない/「科学」偏重に抗す、経済理論家ハイエクの哲学/異端派ガルブレイス、名文が伝える米国の「貧しさ」/アダム・スミス、自由放任と異なる「自由主義者」/インフレの是非、イノベーション要因に着目/マーシャルの「経済騎士道」、財界トップが実践/企業家論、「シュンペーター絶対主義」に注意/人文学と経済学、「知識の発展は飛躍的に生ずる」/米国標準を日本に、有言実行の経済学者・小宮氏/シカゴ学派、巨頭ナイトは複眼の持ち主/偉大な経済理論家ワルラス、条件の平等を重視/経済学の泰斗高田保馬、思想の原点は社会学/パレート、経済理論家とは違うもう一つの顔/生誕百四十年に思う「ケインズもシュンペーターも」/マーシャルが説く企業家の資質、没後百年で再考/ロバート・ソローをしのぶ、成長理論でノーベル賞  あとがき
  • アフリカの国家建設:自分たちの国をつくる

    アフリカの国家建設:自分たちの国をつくる

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,673円 (税込)
    脱植民地化の現段階 国家は、現代アフリカ研究の中心課題である。今日のアフリカが直面する問題検討すれば、必ず国家に突きあたる。従来、アフリカが抱える問題として、汚職、独裁といったネガティブな国家像が強調されてきた。 アフリカ国家の原型は、欧米列強の征服と植民地化によって、いわば「他者」によって創られた。「自分たちの国をつくる」ことは簡単ではない。いかに他者が決めた領域を統治するか、一筋縄ではいかない課題である。先進国で当然とされる統治が通用せず、紛争が勃発することもある。本書はこうした国家建設のプロセスに注目してアフリカの経験を考える。 本書では、「他者」によって基盤を創られた国家を領民自らが統治する過程としてアフリカの国家建設をとらえ、その性格や特徴を考える。アフリカ諸国の国家建設の経験は、先進国とは大きく異なるが、その様態はさまざまな気づきを与えてくれる。さらに、「他者」によって国家を創られたアフリカの経験は、世界的にみれば決して少数ではない。植民地状況を経験したグローバルサウスの国々は、多かれ少なかれ似た経験をしているからだ。 [目次]  はしがき  序章 アフリカの国家と国家建設(武内進一) 第I部 領域統治  第1章 領域統治の実態(阪本拓人・松原優華)  第2章 領域統治の制度的基盤(中尾世治)  第3章 首長制と国家建設の逆説(友松夕香)  第4章 牧畜民からみた国家建設(楠和樹) 第II部 社会契約  第5章 近代国家とイスラーム(阿毛香絵)  第6章 政党政治と抗議運動(網中昭世)  第7章 社会的保護政策から国家・社会関係(佐川徹) 第III部 国際関係  第8章 ソマリアの国家性の現在(遠藤貢)  第9章 外向の論理と国家統治(網中昭世)  第10章 アフリカにおける難民と国家(佐藤千鶴子)  終章 アフリカ国家建設の現段階(武内進一)  あとがき
  • 続ドイツ史1866-1918(上):民主主義を前にした権力国家

    続ドイツ史1866-1918:民主主義を前にした権力国家

    ビジネス・実用
    -
    1~2巻8,415円 (税込)
    「十九世紀ドイツ史三部作」完結 前巻の『ドイツ史1866-1918 労働世界と市民精神 (上・下)』が、ドイツ帝国の社会・経済史と宗教を含む文化史とに充てられているのに対して、本書は政治史を扱い、政治に関わる様々な分野の「状態史」=「構造史」と「出来事史」=「事件史」を詳述する。 1871年の帝国建国から、その諸構造と諸勢力、ビスマルク時代までを扱う「上巻」では、普仏戦争、憲法、行政、財政と税制、法と司法、軍、国民国家、反ユダヤ主義などのテーマを分析し、考察する。 1890年以降の構造的諸問題から、ヴィルヘルム時代、第一次世界大戦までを扱う「下巻」では、国家と憲法体制、政党、対外政策、帝国主義、戦争の展開、革命、終戦などのテーマを分析し、考察する。 単に出来事を叙述するというだけではなくて、息の長い考察が随所で展開されている。独特な語りの文体で著わされた歴史書であるが、物語るような叙述というよりも分析と考察のほうに遙かに大きな比重が置かれている。ニッパーダイは、物語る歴史家であるよりも考える歴史家なのであり、そして自らの考えを十分な根拠に基づいて説こうとする歴史家なのである。
  • 方法叙説

    方法叙説

    「私は考えている、だから私は有る」 デカルトは久しく近代思想の父とよばれてきた。それは中世のコスモスが崩れるなか、徹底的な懐疑の果てに、考える自我の直観から主体性を確立し、近代文明に道を開いたからである。 近代のあけぼのに「いかなる人生の道に従い行くべきか」を思い迷いながら、「ひとりで、しかも暗闇のなかを歩いて行く」旅する人の遍歴と、その旅先の一夜の啓示と決断とを、〈私〉の精神の歴史としてここに語る。すなわち、〈方法〉とは「道に迷う、道に従う」ことである。 数多の学問を修めながら、やがてそれらの真理性を徹底して疑い、しかしそれらについて思考している自分は何かでなければならないと気づき、「私は考えている、だから私は有る」という有名な第一原理に到達するまでを語った近代哲学の名著の清新な翻訳。養老孟司解説。 [目次]  訳者まえがき 第一部 第二部 第三部 第四部 第五部 第六部  解説 脳の機能のきわめて明晰な表現 養老孟司  解題 三宅徳嘉
  • 孤独な散歩者の夢想

    孤独な散歩者の夢想

    ルソーの「幸福論」 「この地上では、すべてが絶えざる流転のうちにある。そこではなにひとつとして一定不変の固定した形を持ち続けるものはない。だから、この世で得られるのは、せいぜいすぐに消え去る喜びでしかない。永続する幸福などといったものを、この世で味わう人がいるとは思えない」 迫害のなかで「地上に一人きりになってしまった」ルソーは、もはや人間や社会の変革に希望を託すことはない。湖の岸辺に腰を下ろして、寄せては返す波の絶え間ない単調なリズムに、自身の存在=運命を感じ、また幸福を見出す…… こうした自己の存在のほかいかなる幸福も感じない徹底的な自己充足の境地は、「絆」の素晴しさが自明視される今日、新たな意味をもって迫ってくる。『マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙』を収録。訳者と川出良枝東大名誉教授の解説を付す。 【目次】 孤独な散歩者の夢想 第一の散歩 第二の散歩 第三の散歩 第四の散歩 第五の散歩 第六の散歩 第七の散歩  八  九  十 マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙 第一の手紙 第二の手紙 第三の手紙 第四の手紙 訳者解説 孤独な散歩者の夢(佐々木康之) 訳者解説 マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙(佐々木康之) 解説 ジュネーヴ市民から孤独な散歩者へ(川出良枝)
  • 〈帝国〉と身体:ジェンダー史からの問い

    〈帝国〉と身体:ジェンダー史からの問い

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,673円 (税込)
    憧れと搾取の連続体 力による支配や専横、そして分断……。現代社会では、覇権主義や権威主義が頭をもたげ、消えていったはずの〈帝国〉がふたたび世界に影を広げている。 そうしたなかで、本書が注目するのは、帝国が「望ましい身体」を創出しようとしてきたその作用だ。帝国はトランスナショナルな移動を促し、多様な人間どうしが出会う接触の場を増殖させてきた。「他者」との対峙や葛藤のなかで、身体は創出され、序列化され、作り直され、また搾取されていったのだ。 とくに「望ましい身体」創出の強い契機となったのは、優生学、宗教、セクシュアリティといった要素である。これらを通じて帝国は人びとに「夢」や「憧れ」を提示し、しばしばジェンダー規範を揺るがした。だが、それらは同時に抑圧や搾取とも深く絡み合うものだった。 本書は歴史学、社会学、文学、国際関係論、法哲学、社会政策、スポーツ教育など、異なるディシプリンから健康や出産、スポーツやダンス、衣服や性愛など具体性を分析する。これにより、権力と欲望の交差のなかで重層的に身体が構築されていく生政治の過程を読み解き、近現代における公式・非公式の帝国をジェンダーの視点から再考する。 [目次]  はじめに 山口 みどり・周東 美材 第1章 帝国、混血、白人男性性 生駒久美  マーク・トウェインの作品を通じて  はじめに  一 ハワイ王国と若きトウェインの性的な視線  二 混血の通訳者ビル・ラグズデイル  三 インジャン・ジョーとラグズデイル  四 ハンク・モーガンの社会改革と男性性  おわりに 第2章 海を越える衣服の政治学 山口みどり  イギリス国教会女性宣教師の「帝国」建設  はじめに  一 女性たちの宣教活動  二 「文明化」と衣服のポリティクス  三 ミッションボックスがつなぐ世界  おわりに 第3章 健康的であることは美しいか 春日芳美  近代日本の美人観と女子体育振興方策の関係  はじめに  一 近代教育における体育  二 価値観にみる女子体育普及の阻害要因  三 「健康」と「美人」  おわりに 第4章 植民統治下台湾における学校女子体育 金湘斌  纏足、天然足から皇国民錬成まで  はじめに  一 纏足・解纏足下の女子体育(一八九五~一九一四年)  二 天然足世代下の女子体育(一九一五~一九三五年)  三 「皇国民錬成下の女子体育(一九一五~一九三五年)  おわりに 第5章 優生学と大正デモクラシー期の家族観 吉永圭  穂積重遠は「病める身体」をいかに論じたか  はじめに  一 穂積と結婚制限論  二 穂積と精神病離婚  三 大正デモクラシー期の家族  おわりに 第6章 歴史のなかのジャニーズ性加害問題 周東美材  「アメリカ」の夢と暴力  はじめに  一 夢の「アメリカ」  二 暴力のアメリカ  三 見えなくなる暴力、前景化する夢――性暴力の連続体  おわりに 第7章 フェミニストの夢、土地、そして植民地の権力 ルーシー・デラップ  はじめに  一 「私たちは他人の土地を欲しがったりしない」  二 深いつながりと両性具有  三 驚異の証人に  四 「女性ならではのもの」  おわりに 第8章 植民地後東ティモールの文化と女性 井上浩子  客体化される身体  はじめに  一 DVと「東ティモール文化」  二 堕胎と「東ティモール文化」  三 二〇〇九年刑法におけるDVと堕胎  おわりに
  • わたしはこうして執事になった

    わたしはこうして執事になった

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻2,376円 (税込)
    華麗なる時代の最後の輝きの日々 登場するのは、『日の名残り』の主人公のモデルといわれる「クリヴデンのリー卿」ことアスター子爵家のエドウィン・リーをはじめとする五人。彼らはみな、十九世紀後半~第二次大戦前のイギリスで、地方の労働者階級の家に生まれて十代前半から働きはじめる。執事になってからの、大邸宅の日常や豪華な大イベントを取り仕切る仕事。チャーチル首相や王家の人々との関わり。そして、二十世紀社会の激変に翻弄されながら、華麗な貴族の時代の終わりを目の当たりにする哀しみ……。華やかなまま引退する者もいれば、悲運に見舞われた雇用主一家にあくまで忠義を尽くす者、〝旧時代の雇い主〟の要求と〝新時代の部下〟という現実の板ばさみになって苦しむ者など、その結末はさまざまだ。  五人それぞれが一人称で語る人生の物語は、楽しい読み物であると同時に、二十世紀イギリス史の貴重な記録である。 【目次】 まえがき 1 プロローグ 2 ゴードン・グリメット   ランプボーイの話   ゴードンの回想についてひとこと   3  エドウィン・リー ページボーイの話 リー氏の回想についてひとこと   4 チャールズ・ディーン   ブーツボーイの話   チャールズの回想についてひとこと   5 ジョージ・ワシントン ホールボーイの話   ジョージの回想についてひとこと   6 ピーター・ホワイトリー   雑用係の話   ピーターの回想についてひとこと   7 エピローグ   解説   訳者あとがき
  • 中級フランス語 あらわす文法[新装版]

    中級フランス語 あらわす文法[新装版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,376円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 無味乾燥に見える文法の中には、実はコトバの働きを支える「しくみ」が潜んでいます。その「しくみ」を掘り起こし、意識することで、フランス語らしい表現ができるようになります。
  • ニューエクスプレスプラス ポーランド語[音声DL版]

    ニューエクスプレスプラス ポーランド語[音声DL版]

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! ショパンを生んだ東欧の国 ことばを知れば、出会いが広がる ポーランド語の世界へようこそ! つづり字の読み方と発音から始め、スキットと練習問題で〈会話+文法〉を同時に学びましょう。 ポーランド語はスラヴ語派のひとつで、話し手が、自分自身の性はもちろん、聞き手や第三者の性を常に意識しながら、動詞や名詞・形容詞の語尾を区別する言語です。難しく感じられるかもしれませんが、この特徴こそがポーランド語のおもしろさであり、学習の醍醐味です。文字と発音から始め、スキットと練習問題で〈会話+文法〉を同時に学んでいきましょう。パーティやカードに使える簡単な挨拶も用意しました。最後には少し長めの文も読んでみましょう。 【本書の構成】 ◆ポーランド語ってどんなことば?:最初にことばの特徴や話されている地域などをご紹介します。 ◆文字と発音:文字の読みかたや発音のコツをやさしく解説。 ◆本文:全20課で、見開き2ページに会話・和訳・単語、次の2ページに文法説明があります。 ◆練習問題:2課ごとに2ページ、解答は同じ見開きですぐに確認できます。 ◆単語力アップ・表現力アップ:テーマ別の単語と表現のコーナーで会話もバッチリ。 ◆単語リスト:出てきた単語が載っているので、辞書なしでも始められます。 【ここがプラス!】 ◆簡単なスピーチ・メッセージの表現:人前で話すときに便利な表現や、カードに書けるメッセージを取り上げます。 ◆文法チェック:学んだ文法を短い作文問題で総復習。 ◆読んでみよう:少し長めの文章を読んでみます。「日本について」はシリーズ共通。 ◆音声ダウンロード:音声はダウンロードしてお聴きいただけます。
  • 宛名のない手紙:チェルヌイシェフスキー哲学的論戦珠玉

    宛名のない手紙:チェルヌイシェフスキー哲学的論戦珠玉

    「言葉をもって空気をふるわす」 専制体制下のロシアにおいて生涯をかけて、社会体制の変革と民衆=人民の解放に向けた言論活動を行なったチェルヌイシェフスキー。ここに集められた諸論攷の多くは一八六一年の農奴解放令に関連するものである。自由主義的な貴族や知識人からは「大改革」と称讃されたが、そこにはいくつか問題があった。農奴解放によって「農奴」は人格的自由を得たものの、同時に、分与された土地に対して膨大な額の支払い義務を負わされたことや、農村共同体の位置づけなどである。「土地つき解放」を求める彼の争点はここにあった。この「リベラルな」改革は真の意味での「農奴解放」とはいえず、圧倒的に不十分だったのだ。つまり、彼の闘争の矛先は、専制体制のみならず、不徹底なリベラリズムにも向けられている。 これらの論攷は、検閲を避けるべく意図的に晦渋な文章で紡がれることも相俟って、かなりわかりづらい。だが、彼の活動がナロードニキ運動やレーニンに影響を与えるように、われわれが今そこから汲み取るべきは、偽りの「解放」を摑まされることなく、真の解放を求め、言論活動によってそれを具現化せんとするそのあくなき魂である。
  • ジョヴァンニの部屋

    ジョヴァンニの部屋

    ボールドウィン生誕100年 代表作を記念復刊! LGBTQ文学の傑作 アメリカで再注目されている黒人文学作家であり、マルコムX、キング牧師らとともに60年代公民権運動の中心的役割を担った思想家でもあるボールドウィンの生誕100年を記念し、代表作を復刊する。 小説の舞台は50年代のパリ。パリに遊学中のアメリカ人青年デイヴィッドは、婚約者ヘラが長期旅行で不在の間に、バーで知り合ったイタリア人男性ジョヴァンニと恋愛関係になり、ジョヴァンニの部屋で二人は同棲生活を送るうちに、デイヴィッドは封印してきた過去がよみがえり、苦しみを募らせる。婚約者ヘラが戻ってくると、デイヴィッドは自分の気持ちを押し殺そうとするが……。 「内なる自分と出会ったときの恐怖、罪悪感、喪失感をこんなにも激しく魅力的に描くことのできる作家がほかにいるだろうか。――いま、われわれの作品として大きく呼吸を始める」(金原瑞人「解説」より)
  • 悲劇の誕生:あるいはギリシア精神と悲観論

    悲劇の誕生:あるいはギリシア精神と悲観論

    失われたディオニュソス的なものを求めて 「ディオニュソス的とは何か? それが問題なのだ。その答えがここにある。」 悲劇を死に導いたソクラテス以降の理性的、アポロン的なものへと傾いていくヨーロッパを鋭く批判する、ニーチェ哲学の起原。それは、彼の処女作にして「最大の問題作」の一つであった。古代ギリシアから当時のドイツにいたるまで、音楽や宗教に関する様々な論の飛躍を繰り返すその筆致は、論理よりもパトスにまかせて書き上げられた、ある種の迷宮のように思われる。ニーチェはそこに「アポロン的なるものとディオニュソス的なるものとの相剋」という迷宮脱出の糸口を読者に提示し、古代ギリシア悲劇に、理性と恍惚の融合として芸術の極致を見出すのだった。一九七九年刊『ニーチェ全集』より、新たに納富信留(東京大学大学院教授)の解説を加えた、「白水社のニーチェ・コレクション」第二弾。
  • 景色のよい観光地

    景色のよい観光地

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻2,178円 (税込)
    食べてみよう、毒。 今となっては遠い思い出話ですが、天下の嶮と呼ばれた山道の麓、湯煙立ち上る名湯の街で、男たちが小さなお茶屋を営んでいました──。 このお話は、観光地にある、現代的な茶屋が舞台です。健介と隆治という、ふたりの男性が共同経営しています。健介は、お茶やお菓子をおもに担当しています。隆治は、鍼灸師という顔も持ちながら、経営や運営の全般を管理しています。隆治は、「毒のあるものを調理する」という健介の趣味に、惚れ込んでいます。ある日のこと、近くの温泉旅館で働く女性・前野と、オーガニックレストランを経営する宮口が店を訪れて、健介の食にまつわる趣味を知ることとなります。彼らは、その趣味を沢山の人にシェアし、ビジネスとして展開するようにと説得を試みるのですが、台湾から楊という女子大学生も訪れて……。 観光地の、おいしい日本茶と鍼治療をふるまうモダンな茶屋の物語。そこに集う者たちが、「毒のある料理」に魅了されてゆく。五感をゆさぶる旨味絶佳のブラックコメディ。 巻末には、「あとがき・演出ノート」を特別付録。 装画・葛西由香、装丁・緒方修一。

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